パーソナルカラー自己診断が難しい人の服選び|決まった所までで色を絞る

**パーソナルカラーの自己診断が途中で止まっていても、服は選べます。**決まったところまでで色を絞り、決まっていない軸は真ん中を取ってください。青みか黄みかが決まっていなければ、明るさも鮮やかさも中くらいの色から選ぶのが、いちばん外れにくい選び方です。
自己診断は、光や時刻、比べる色によって結果が揺れやすく、何度やっても答えが1つにまとまらないことがあります。それでも、秋冬の服を買う時期は待ってくれません。自己診断が難しいと感じている人ほど、「答えが出るまで買えない」と止まりがちですが、途中まで出た答えも、服選びには十分使えます。
自己診断のやり方はパーソナルカラーの自己診断が難しい理由に、秋冬にいつやるかはパーソナルカラー自己診断が難しい|秋冬は、やる日と時刻を先に決めるにまとめてあります。この記事は、答えが出きる前に、服を選ぶための話です。
結論:決まった軸で絞り、決まっていない軸は真ん中を取る
パーソナルカラーは、主に3つの軸で決まります。自己診断が難しいと感じる人は、この3つのうち、いくつかが決まっていない状態です。
| 軸 | 片方の端 | もう片方の端 | 決まっていないときに取る色 |
|---|---|---|---|
| 色み | 青み | 黄み | どちらにも寄りすぎない色 |
| 明るさ | 明るい | 深い | 中くらいの明るさ |
| 鮮やかさ | 澄んで鮮やか | 灰を含んでやわらか | 中くらいの鮮やかさ |
**決まった軸は、決まった側で選ぶ。決まっていない軸は、真ん中を取る。**この2つだけで、買ってよい色の帯ができます。端の色は、その軸が決まってから買えば間に合います。
真ん中を取る、というのは、地味な色を選ぶという意味ではありません。明るさが中くらいで、鮮やかさも中くらいの色の中にも、赤も緑も青もあります。ローズ、ティール、中くらいの紺、オリーブ。どれも色としての存在感はありながら、どちらかの端に強く寄っていないので、答えがどちらに出ても大きくは外れません。秋冬の服を選ぶ時期に、色を我慢する必要はないということです。
自己診断の「どこまで決まったか」を4つの段で見る
まず、自分の自己診断が今どこまで進んでいるかを、4つの段で確かめます。
| 段 | 決まっていること | よくある状態 |
|---|---|---|
| 段0 | どの軸も決まっていない | 青みと黄みのどちらを当てても違いがわからない |
| 段1 | 色み(青みか黄みか)だけ | ブルベかイエベかはわかるが、季節までは決まらない |
| 段2 | 色みと、明るさか鮮やかさのどちらか | ブルベで明るい側、イエベで深い側、などまで |
| 段3 | 候補が2つのシーズンまで絞れた | 夏か冬か、春か秋か、で止まっている |
段3まで来ていれば、4つのシーズンのうち2つにまで絞れています。段0でも、服を選べないわけではありません。段ごとに、買ってよい色の帯の広さが変わるだけです。
段は、行ったり来たりすることがあります。夏に段1まで進んだのに、秋になってもう一度やったら色みがわからなくなった、ということも起きます。その場合は、新しい結果のほうの段を今の段として使ってください。季節が変わって光や肌の見え方が変わると、自己診断の結果も揺れやすくなります。段が戻ったことを失敗と考えず、そのときの段に合わせて服を選べば十分です。
自分の段を確かめる|3つの質問
自分がどの段にいるかは、次の3つの質問で確かめます。過去の自己診断の記録があれば、それを見ながら答えてください。
| 質問 | 「はい」なら | 「いいえ」なら |
|---|---|---|
| 青みの布と黄みの布を顔の下に当てて、2回以上同じ側がよく見えたか | 色みが決まっている | 段0 |
| 明るい色と深い色、または鮮やかな色とやわらかい色で、2回以上同じ側がよく見えたか | 段2まで進んでいる | 段1 |
| 4つのシーズンのうち、2つ以外は明らかに合わないと感じたか | 段3まで進んでいる | 段2 |
答えは「2回以上同じだったか」で判断してください。1回だけの結果は、その日の光や体調で揺れている可能性があります。2回同じなら、その軸はおおむね決まったと考えて、服選びに使って構いません。
記録が残っていない人は、この3つの質問に答えるために、まず1回だけ自己診断をやってみてください。そのときの結果を書き留め、日を変えてもう1回。2回目で同じ結果が出た軸だけを「決まった」とします。最初から全部の軸を決めようとせず、1つの軸が2回そろえば、それで1段進んだと考えます。
段0|何も決まっていないときに選ぶ色
どの軸も決まっていないときは、3つの軸すべてで真ん中を取ります。
| 色の系統 | 段0で選びやすい色 | 後回しにする色 |
|---|---|---|
| 白 | 真っ白と生成りの間のやわらかい白 | 真っ白、黄みの強い生成り |
| 黒・灰 | 中くらいの灰、チャコールグレー | 真っ黒、ごく明るい灰 |
| 紺 | 中くらいの明るさの紺 | ごく深い濃紺、明るいマリンブルー |
| 茶・ベージュ | 灰を少し含んだベージュ、トープ | 黄みの強いキャメル、赤茶 |
| 赤・ピンク | 青みにも黄みにも寄りすぎないローズ | ショッキングピンク、朱赤 |
| 緑 | 青みと黄みの間の深い緑 | ミントグリーン、からしに近いオリーブ |
この帯の色は、どのシーズンの人が着ても、極端に外れることが少ない色です。逆に言えば、どのシーズンの人にとっても「いちばん似合う色」ではありません。答えが出るまでの間をつなぐ色として選び、答えが出たら、端の色を少しずつ足していってください。
段0の帯から選ぶときは、手持ちの服と並べてみるのも役に立ちます。手持ちの中で、何年も着ていて、人からも褒められることが多い服があれば、その色の明るさと鮮やかさを見てください。その服が中くらいの明るさなら、中間の帯の中でも、その服に近い色から選ぶと外れにくくなります。
段0の人が、秋冬に買ってよい服
段0のまま秋冬の服を買うなら、面積の大きい服ほど中間の帯から選び、面積の小さい服で冒険します。
| 服 | 面積 | 段0での選び方 |
|---|---|---|
| コート | 大きい | 中くらいの灰、中くらいの紺、トープのどれか |
| ニット | 顔の近くで中くらい | やわらかい白か、中くらいの灰 |
| ボトムス | 顔から遠く、中くらい | 黒やキャメルなど、端の色も試してよい |
| マフラー | 顔のすぐ下で小さい | 中くらいの灰か紺。答えが出たら替える |
| 靴・バッグ | 顔から遠く、小さい | 好きな色でよい |
顔から遠い場所の服は、パーソナルカラーの影響が小さいので、段0でも好きな色を選んで構いません。顔のすぐ下に来るコートの襟元、ニット、マフラーだけは、中間の帯から選んでください。
段0の人がよく迷うのが、黒の扱いです。黒は秋冬の定番で、手持ちにも多い色ですが、似合う人とそうでない人がはっきり分かれる色でもあります。段0のうちは、黒はボトムスや靴、バッグなど顔から遠い場所で使い、顔のすぐ下はチャコールグレーや深い紺で代わりにすると、答えがどちらに出ても大きくは外れません。
段1|青みか黄みかだけ決まったとき
色みだけが決まったら、決まった側の中で、明るさと鮮やかさの真ん中を取ります。
| 決まった側 | 真ん中に当たるシーズンの組 | 選ぶ色の性格 |
|---|---|---|
| 青み(ブルベ) | 夏と冬の間 | 青みがあり、明るさも鮮やかさも中くらい |
| 黄み(イエベ) | 春と秋の間 | 黄みがあり、明るさも鮮やかさも中くらい |
ブルベなら、夏の明るくやわらかい色と、冬の深く鮮やかな色の、ちょうど間にある色です。イエベなら、春の明るく澄んだ色と、秋の深くやわらかい色の間にある色です。色みが決まっただけでも、選べる色はかなり絞れます。
段1になると、売り場で手に取る服を半分に減らせます。ブルベなら、黄みの強いキャメルやからし、オレンジの棚は素通りし、青みのある色の棚から見ていく。イエベなら、その反対です。売り場を回る時間が短くなるだけでも、自己診断が途中まで進んだ意味はあります。
段1・ブルベ側で買ってよい色
ブルベで、季節までは決まっていないときの色の帯です。
| 色の系統 | 選びやすい色 | 後回しにする色 |
|---|---|---|
| 白 | 青みのある白、ややグレーがかった白 | 黄みの生成り |
| 黒・灰 | チャコール、ブルーグレー | 真っ黒、ごく明るい灰 |
| 紺 | 中くらいの明るさの青みの紺 | ごく深い濃紺 |
| 赤・ピンク | ローズピンク、ラズベリー | ショッキングピンク、くすんだピンク |
| 紫 | 中くらいのラベンダー、プラム | ごく淡いラベンダー、鮮やかな紫 |
| 緑・青 | ティール、中くらいの青 | ミント、鮮やかなロイヤルブルー |
夏と冬で迷っている人は、真っ黒と、ごく淡いパステルの両方を後回しにしてください。どちらも、片方のシーズンにはとてもよく合い、もう片方のシーズンには強く外れやすい色です。
秋冬のブルベの売り場で手に取りやすいのは、チャコールのニットや、ローズのカーディガン、青みの紺のコートです。どれも夏と冬の間に入りやすい色なので、段1のうちに買っても、季節が決まったあとで使い道がなくなることは少ないでしょう。
段1・イエベ側で買ってよい色
イエベで、季節までは決まっていないときの色の帯です。
| 色の系統 | 選びやすい色 | 後回しにする色 |
|---|---|---|
| 白 | アイボリー、やわらかい生成り | 真っ白、黄みの強いクリーム |
| 茶・ベージュ | 中くらいのキャメル、ミルクティー色 | 明るいライトベージュ、深いこげ茶 |
| 紺 | 黄みのある中くらいの紺 | ごく深い濃紺 |
| 赤・オレンジ | サーモン、中くらいのコーラル | 鮮やかな朱赤、深いレンガ |
| 緑 | 中くらいのオリーブ、黄みの緑 | 明るい黄緑、深いカーキ |
| 黄 | 中くらいの黄、やわらかいからし | レモンイエロー、深いマスタード |
春と秋で迷っている人は、明るく澄んだ色と、深くやわらかい色の両方を後回しにします。秋冬は売り場に深い色が増えるので、イエベで段1の人は、深すぎる色に手が伸びやすい季節です。迷ったら、1段明るいほうを選んでください。
イエベの段1で迷いやすいのは、キャメルの明るさです。キャメルは明るいものから深いものまで幅が広く、明るいほうは春、深いほうは秋に寄ります。2枚並べて、ちょうど真ん中くらいに見えるものを選ぶと、答えがどちらに出ても使えます。
段2|明るさか鮮やかさが決まったとき
色みに加えて、明るさか鮮やかさのどちらかが決まったら、帯はさらに狭まります。
| 決まったこと | 選ぶ色 | まだ決まっていない軸 |
|---|---|---|
| ブルベ・明るい側 | 明るく、青みのある中くらいの鮮やかさ | 鮮やかさ。真ん中を取る |
| ブルベ・深い側 | 深く、青みのある中くらいの鮮やかさ | 鮮やかさ。真ん中を取る |
| イエベ・明るい側 | 明るく、黄みのある中くらいの鮮やかさ | 鮮やかさ。真ん中を取る |
| イエベ・深い側 | 深く、黄みのある中くらいの鮮やかさ | 鮮やかさ。真ん中を取る |
| ブルベ・やわらかい側 | 灰を含んだ青みの色 | 明るさ。真ん中を取る |
| イエベ・鮮やかな側 | 澄んだ黄みの色 | 明るさ。真ん中を取る |
段2まで来ると、4つのシーズンのうち、どれか1つにかなり近づいています。
段2で決まった軸は、服の選び方の言葉にもしやすくなります。「青みで明るい色」「黄みで深い色」と言えるようになれば、売り場の人に相談するときにも、探している色の方向をはっきり伝えられます。自分の段を言葉にしておくと、迷ったときに戻る場所ができます。たとえばブルベで明るい側に決まったなら、夏に近い位置です。それでも、鮮やかさが決まっていないうちは、パステルのようなごくやわらかい色は後回しにしてください。
段2では、決まっていない軸が1つだけになります。売り場で迷ったときは、その1つの軸だけを見てください。たとえば明るさが決まっていて鮮やかさが決まっていないなら、同じ明るさの中で、鮮やかすぎず、灰を含みすぎない色を探す。見る軸が1つに減るだけで、選ぶ時間はずっと短くなります。
段3|2つのシーズンまで絞れたとき
2つのシーズンまで絞れたら、その2つの共通の色を探します。
| 迷っている2つ | 共通しやすい色の性格 | 例 |
|---|---|---|
| 夏と冬 | 青みがあり、中くらいの明るさ | ローズ、ブルーグレー、中くらいの紺 |
| 春と秋 | 黄みがあり、中くらいの明るさ | キャメル、サーモン、オリーブ |
| 夏と秋 | 灰を含んだやわらかい色 | グレージュ、くすんだローズ、モスグリーン |
| 春と冬 | 澄んだ鮮やかな色 | 鮮やかな青緑、明るい赤 |
夏と秋、春と冬のように、色みが違う2つで迷うこともあります。この場合は、色みではなく鮮やかさの軸が決まっていると考えて、その鮮やかさの側で、青みにも黄みにも寄りすぎない色を探してください。春と秋の間の選び方はイエベ春か秋か決まらないまま服を選ぶにも詳しくあります。
顔からの距離で、決まっていない色を置く
決まっていない軸の端の色を着たいときは、顔から離れた場所に置きます。
| 置き場所 | あごの先からの距離 | 決まっていない色を置けるか |
|---|---|---|
| 首元・襟元 | 0〜20cm | 置かない。決まった段の中間色に |
| 胸からみぞおち | 20〜40cm | 小さい面積なら置ける |
| ウエストから下 | 40cmより下 | 置ける |
| 足元・手元 | もっとも遠い | 自由に置ける |
顔のすぐ下の20cmは、服の色が顔の色に映り込みやすい場所です。ここだけを決まった段の中間色にしておけば、ほかの場所に端の色を置いても、顔の見え方は大きく崩れません。気になる端の色の服を買うときは、ボトムスや靴から試してください。
顔からの距離で置き場所を分けると、決まっていない色を着ることそのものが、自己診断の材料にもなります。たとえば、答えが出ていない側の色のスカートをはいた日に、上は決まった段の中間色を着る。その日の写真を撮っておき、同じスカートをもっと顔に近いトップスの色に替えた日と比べる。こうした比較を重ねると、どの色をどこまで顔に近づけられるかが、少しずつ見えてきます。
素材と柄で、色の外れを小さくする
決まっていない軸の色を着るときは、素材と柄でも外れを小さくできます。
| 工夫 | 起きること | 向く場面 |
|---|---|---|
| 細かい柄にする | 離れると色が混ざり、中間色に近く見える | 気になる端の色を顔の近くで試したいとき |
| 表面に凹凸のある素材 | 色の強さがやわらぐ | 鮮やかさが決まっていないとき |
| なめらかで艶のある素材 | 色がはっきり出る | 鮮やかな側に決まっているとき |
| 2色の切り替え | 片方の色が外れても、もう片方で補える | 2つのシーズンで迷っているとき |
細かい柄は、近くで見ると複数の色が見えますが、離れると混ざって1色に見えます。たとえば青みと黄みの両方を含んだ細かいチェックは、離れると中間の色に見えるので、色みが決まっていない人でも顔の近くに置きやすい柄です。
反対に、大きな柄や、1色の面積が広い柄は、近くで見ても離れて見ても、それぞれの色がそのまま見えます。決まっていない軸の端の色が大きく入った柄は、無地と同じように扱って、顔から離れた場所に置いてください。
手持ちの服を、決まった段で仕分ける
自己診断の途中でも、手持ちの服を今の段で仕分けておくと、新しく買う服の色が決めやすくなります。
| 仕分け先 | 入る服 | 使い方 |
|---|---|---|
| 首元に使える | 決まった段の帯に入る色 | 毎日の顔まわりに |
| 下に使える | 決まっていない軸の端の色 | ボトムス、羽織りの前を開けて |
| 保留 | 決まった側と反対の色 | 次の自己診断で比べる材料に |
保留に入れた服は、手放さずに取っておいてください。次の自己診断のときに、顔の下に当てて比べる材料になります。自己診断の2択に、手持ちの服を使うと、布を用意するより手軽に回数を重ねられます。
仕分けは、一度で完璧にする必要はありません。段が進むたびに、保留の服をもう一度見直してください。段1で保留にした服が、段2になって首元に使える側に移ることもあります。保留の服の数が減っていくことが、自己診断が進んでいる目印にもなります。
秋冬の大物の買い方|コートとニット
秋冬は、コートやニットのように、面積が大きく、長く着る服を買う季節です。大物ほど、決まった段の真ん中の色を選びます。
| 段 | コートで選ぶ色 | ニットで選ぶ色 |
|---|---|---|
| 段0 | 中くらいの灰、中くらいの紺 | やわらかい白、中くらいの灰 |
| 段1・ブルベ | チャコール、青みの紺 | ローズ、ブルーグレー |
| 段1・イエベ | 中くらいのキャメル、黄みの紺 | アイボリー、サーモン |
| 段2・段3 | 決まった側の中間色 | 迷っている2つの共通の色 |
コートは、前を閉じると顔のすぐ下まで色が来ます。段0や段1の人がコートを選ぶなら、迷ったときは1段落ち着いた色のほうを選び、首元はマフラーで調整できるようにしておくと、答えが出たあとも使い続けられます。
コートを選ぶときは、色だけでなく、首元の形も見ておきます。襟が大きく顔のすぐ下まで来る形は、コートの色が顔に映りやすく、襟の小さい形や、前を開けて着やすい形は、中に着るものやマフラーで顔の下の色を替えやすくなります。段が決まっていないうちは、顔の下の色を自分で替えられる形のほうが安心です。
試着室で、決まっていない軸を1つだけ比べる
服を試着するときは、決まっていない軸を1つだけ選んで、2色を比べます。試着室は、自己診断の続きをする場所にもなります。
| 決まっていない軸 | 試着で比べる2色の例 |
|---|---|
| 色み | 同じ形の、青みの灰と黄みのベージュ |
| 明るさ | 同じ色の、明るいものと深いもの |
| 鮮やかさ | 同じ色の、澄んだものと灰を含んだもの |
比べるときは、2色の形と素材をそろえてください。形や素材が違うと、色以外の違いに目が行きます。試着室の明かりは黄みに寄っていることが多いので、ここでの結果は「参考の1回」として記録し、家の窓際での自己診断と合わせて判断します。
比べるのは1回の試着で1つの軸だけにしてください。色みと明るさを同時に比べようとして、青みで明るい服と黄みで深い服を並べると、どちらの違いでよく見えたのかがわからなくなります。軸を1つに絞れば、試着室の1回が、そのまま次の段への手がかりになります。
買い物のたびに、段を1つ進める
服を買うたびに、比べた結果を記録しておくと、自己診断が少しずつ進みます。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| 日付と場所 | 10月の週末、売り場の窓際 |
| 比べた2色 | 青みの灰と黄みのベージュ |
| よく見えた側 | 青みの灰 |
| 迷った点 | ベージュのほうが頬は明るいが、目元が重い |
同じ軸で、自宅での自己診断と買い物での比較の結果が2回そろえば、その軸は決まったと考えて構いません。答えが出るのを待つのではなく、服を選ぶたびに少しずつ答えに近づいていく、という進め方です。
記録は、スマートフォンのメモでも紙でも構いません。大切なのは、自宅での自己診断の記録と、買い物での比較の記録を、同じ場所に並べておくことです。並べておけば、同じ軸の結果が何回そろったかが一目でわかります。
診断を受ける前に、買うもの・待つもの
自己診断がどうしても進まず、いずれ診断を受けるつもりがある人は、それまでに買うものと待つものを分けておくと安心です。
| 区分 | 服の例 | 理由 |
|---|---|---|
| 今買ってよい | ボトムス、靴、バッグ | 顔から遠く、色の影響が小さい |
| 中間色なら買ってよい | コート、ニット | 季節に必要。答えが出ても使える色を |
| 待ったほうがよい | 顔のすぐ下に来る鮮やかな色の服 | 答えによって大きく外れることがある |
| 待ったほうがよい | メイクの色 | 顔に直接のるので影響が大きい |
待つものは、答えが出たあとの楽しみとして取っておいてください。答えが出たときに、何を最初に足すかを決めておくと、診断の結果をすぐに使えます。
診断を受けるときには、自分の段と、これまでの記録を持っていってください。どの軸が決まっていて、どの軸で迷っているかを伝えられると、診断の時間を迷っている軸の確認に多く使えます。自分で進めた段は、診断を受けるときにも無駄になりません。
どちらとも取れるとき①|青みと黄みが、日によって入れ替わる
自己診断のたびに、青みと黄みの結果が入れ替わる人もいます。この場合は、色みの軸が自分にとって決め手になっていない可能性があります。
色みで迷い続けるときは、明るさか鮮やかさの軸を先に決めてみてください。明るい色と深い色を比べたほうが、違いがはっきり見えることがあります。明るさが決まれば、色みは決まっていなくても、明るさの側で真ん中の色を選べます。色みが決め手にならない人にとっては、明るさや鮮やかさのほうが服選びの手がかりになります。
色みが日によって入れ替わる人は、光の条件がそろっていない可能性もあります。窓の向き、時刻、天気、着ていた服を記録に残して、条件がそろった日同士で結果を比べてみてください。条件をそろえても入れ替わるなら、そのときは明るさの軸から決める方法に切り替えます。
どちらとも取れるとき②|段1で決まったのに、合わない服がある
ブルベと決まったのに、青みの服でも合わないものがある、ということもあります。この場合は、合わない服がどの軸で外れているかを見ます。
| 合わない服の性格 | 外れている軸 | 次にすること |
|---|---|---|
| 青みだが、ごく明るい | 明るさ | 深い側かもしれない。深い青みの色を試す |
| 青みだが、ごく深い | 明るさ | 明るい側かもしれない。明るい青みの色を試す |
| 青みだが、鮮やか | 鮮やかさ | やわらかい側かもしれない |
| 青みだが、灰を含む | 鮮やかさ | 鮮やかな側かもしれない |
合わない服は、次の段に進むための材料です。何が合わなかったかを記録しておけば、段2への手がかりになります。
同じ「合わない」でも、顔が沈んで見えるのか、服だけが浮いて見えるのかで、外れている軸の見当が変わります。沈んで見えるなら、その服は自分より深いか、灰を含みすぎている可能性があり、浮いて見えるなら、明るすぎるか、鮮やかすぎる可能性があります。鏡の前で、どちらの感じに近いかを一言書き残しておくと、次の比較の2色を選びやすくなります。
どちらとも取れるとき③|人に言われた色と、自分の結果が違う
自己診断ではブルベなのに、家族や友人からはキャメルやオレンジが似合うと言われる、ということもあります。
この場合は、言われた色を、3つの軸のどこに当たるかで見直してください。キャメルは黄みで、明るさは中くらい、鮮やかさは中くらいからやわらかめの色です。もし自己診断で「明るさは中くらい」「鮮やかさはやわらかめ」が合っているなら、言われた色は、色み以外の軸で合っている可能性があります。人に言われた色も、自己診断の2択の材料に加えて、窓際で同じ条件で比べてみてください。
人に言われた色は、言われた場面も一緒に記録しておくと役に立ちます。明るい屋外で言われたのか、夜の室内で言われたのか、写真を見て言われたのか。場面によって色の見え方は変わるので、同じ色でも、言われた場面が自己診断の条件と近いほど、手がかりとしての重みが増します。
職場の服を選ぶ|黒・紺・灰の中で段を使う
職場の服は、黒・紺・灰のように色が限られていることが多いものです。その中でも、段ごとに選び方を変えられます。
| 段 | 黒・紺・灰の中で選ぶ色 | 首元に足す色 |
|---|---|---|
| 段0 | チャコールグレー、中くらいの紺 | やわらかい白 |
| 段1・ブルベ | 青みのチャコール、青みの紺 | 青みのある白、ローズ |
| 段1・イエベ | 茶みのチャコール、黄みの紺 | アイボリー、サーモン |
| 段2・段3 | 決まった側の明るさの紺か灰 | 決まった側の中間色 |
黒・紺・灰は、どれも似た色に見えますが、並べると青みや黄み、明るさの違いがあります。職場の服を買い足すときは、手持ちの同じ色と並べて、自分の段の側に寄っているものを選んでください。
1週間の服で確かめる
段に合わせて選んだ服が、本当に外れていないかは、1週間着てみると確かめられます。
| 日 | 着るもの | 見ること |
|---|---|---|
| 1日目 | 段の中間色を首元に | 朝と夕方の鏡で、顔の見え方 |
| 2日目 | 決まった側の端に近い色を首元に | 1日目との違い |
| 3日目 | 決まっていない軸の端の色を下に | 顔の見え方が変わらないか |
| 4日目 | 1日目と同じ | 1日目と同じに見えるか |
| 5日目 | いちばんよく見えた日の組み合わせ | 人からの声があったか |
1週間のうち、顔の見え方がいちばんよかった日の首元の色を記録しておくと、次の自己診断の2択の候補になります。
よくある行き違い
| よくある思い込み | 実際はこう |
|---|---|
| 自己診断が終わるまで服は買えない | 決まった段までで色を絞れば選べる |
| 中間の色は誰にも似合わない | 誰にとっても極端に外れにくい色。答えが出るまでの間をつなぐ |
| 黒と白はどの人にも合う | 真っ黒と真っ白は、合う人と外れやすい人がはっきり分かれる |
| 決まっていない色は着てはいけない | 顔から20cmより下なら置ける |
| 試着室の結果で決めてよい | 試着室の明かりは偏りやすい。参考の1回として記録する |
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 自己診断で何も決まっていません。服は何色を買えばいいですか
- 青みにも黄みにも寄りすぎない、明るさも鮮やかさも中くらいの色を選んでください。たとえば、中くらいの紺、中くらいの灰、真っ白と生成りの間くらいのやわらかい白などです。黒や真っ白、からしやショッキングピンクのように、どちらかに強く寄った色は、答えが出るまで後回しにします。秋冬の大物を買うなら、まずはこの中間の帯から選ぶと、あとで答えが出ても外れにくくなります。
- Q. ブルベかイエベかだけはわかりました。それ以上は決まりません
- それだけでも、色の候補は半分ほどに絞れます。ブルベなら青みのある色、イエベなら黄みのある色の中から、明るさと鮮やかさが中くらいのものを選んでください。ブルベなら夏と冬の間、イエベなら春と秋の間の色です。明るすぎる色と深すぎる色、鮮やかすぎる色とやわらかすぎる色は、次の段が決まるまで待ちます。
- Q. 答えが出るまで、服を買うのを待ったほうがいいですか
- 待たなくて構いません。ただ、秋冬のコートのように面積が大きく、長く着る服は、決まった段の中でも真ん中の色を選んでください。ニットやブラウスのように顔の近くに来る小さい服は、決まっていない軸を比べる材料にもなります。2色で迷ったら両方を試着して、鏡で比べた結果を記録しておくと、次の自己診断の手がかりになります。
- Q. 自己診断の結果と、人から似合うと言われる色が違います
- どちらか一方を正しいと決める前に、言われた色が、どの段のどの軸に当たるかを見てください。たとえば自己診断でブルベと出たのに、人からキャメルを褒められるなら、明るさや鮮やかさの軸で合っている可能性があります。言われた色を記録して、自己診断の2択の材料に加えると、答えが出るまでの近道になります。
— メグラシ編集部





