服の系統診断 10代|保存した写真20枚を2つの軸で振り分ける

**あなたの服の系統は、スマホに保存してある服の写真がもう知っています。**質問に答えていく系統診断は、答えるたびに「どっちかな」と迷い、迷った答えのまま結果が出てしまいます。保存した写真は、迷う前のあなたが、何も考えずに「いい」と思って残したものです。
このページでは、その写真を20枚選んで、2つの軸で振り分けます。1つは服の線がまっすぐか、まるいか。もう1つは色と飾りを足しているか、引いているかです。どちらも、写真を見て数えれば答えが出ます。
20枚のうち14枚が同じ場所に入れば、それがあなたの系統です。11〜13枚なら「寄り」、10対10に割れたら、2つの系統を持っている人です。最後に、好きな系統と、顔の近くに置いてよい形を分けて測る方法を書きます。10代の系統の悩みは、名前が決まらないことより、好きと似合うがずれていることのほうが多いからです。
流行をどの予定にどれだけ入れるかは10代の流行ファッションにまとめています。このページは、その手前の「自分はどこから流行を見ればいいのか」を決める回です。
結論:系統は「保存した写真」で決めて、寄せ方は「鏡」で決める
先に全体の流れを書きます。
- 保存してある服の写真から、秋冬の服が写っている20枚を選ぶ
- 1枚ずつ、線が「まっすぐ」か「まるい」かを決める
- 1枚ずつ、見えている色と飾りの数を数えて「引く」か「足す」かを決める
- 2つの組み合わせで、4つの部屋のどこかに入れる
- いちばん多い部屋の枚数で、決まり・寄り・2つ持ちを判定する
- 手持ちの服2枚を鏡の前で顔の下に当てて、顔の近くに置いてよい線を確かめる
1〜5で出るのが好きな系統、6で出るのが顔の近くの寄せ方です。この2つは同じになることもあれば、反対になることもあります。反対でも困りません。顔から遠い場所で好きな系統を着ればいいからです。その分け方は後半で詳しく書きます。
かかる時間は、写真選びに15分、振り分けに15分、鏡に5分です。部屋が暗い夜より、窓のある部屋で昼にやるほうが鏡の段がやりやすくなります。
用意するのは、保存した写真20枚とメモ1枚
使うのは、スマホのアルバムやアプリの保存フォルダに入っている、服が写っている写真です。人が着ている写真でも、服だけが置いてある写真でもかまいません。
メモは紙でもスマホのメモでもいいので、20行の表を作ります。左から「番号」「線」「数」「部屋」の4列です。線の列には「ま」(まっすぐ)か「る」(まるい)、数の列には数えた数字、部屋の列には最後に1〜4の数字を書きます。
写真は、できれば印刷するか、画面を横に並べて見比べられる形にしてください。1枚ずつ開いて閉じると、前の写真の判断と基準がずれていきます。20枚を一度に見渡せると、「これはさっきのより、まっすぐ」という比べ方ができて、迷いが減ります。
20枚の選び方|同じ人の写真は3枚まで
ここでいちばん大事なのは、写真の選び方です。選び方がずれると、振り分けをどれだけ丁寧にやっても結果がずれます。
同じ人・同じアカウントの写真は3枚までにしてください。好きな人の写真をたくさん保存していると、その人の系統がそのまま結果になります。それは「その人が好き」という結果で、「その系統の服が好き」とは限りません。3枚までにすると、別の人の写真で同じ形が選ばれているかどうかがわかります。
秋冬の服が写っているものを選ぶのも大事です。夏の写真は、半袖1枚に短いボトムのような、重ねていない服が多くなります。重ねていない服は線も飾りも少なく見えて、ほとんどが「引く」に入ってしまいます。いまの季節に着る服で測るほうが、次に買う1点の判断にそのまま使えます。
顔が大きく写っている写真は、指で顔を隠して見るようにしてください。顔立ちや髪型が好きで保存した写真は、服の判定を引っぱります。顔を隠しても「この服いい」と思える写真だけを残すと、20枚が服の好みに近づきます。
20枚に足りないときは、10枚からでも始められます。その場合は、判定の14枚を7枚、11枚を6枚に読み替えてください。足りない分を慌てて検索して集めるのはやめておきましょう。検索して上から保存した写真は、自分の好みより、その日の検索結果の傾向が強く出ます。
軸1|線は「まっすぐ」か「まるい」か
1枚目の写真を見て、服の輪郭とその中の線を見ます。見る場所は3つだけです。
- 襟まわり:シャツの襟、Vの開き、四角い開きはまっすぐ。丸い襟、フリルの襟、首に沿う丸い開きはまるい
- 肩から袖:肩の位置で布が角を作っているのはまっすぐ。肩が落ちて丸く袖につながる、袖がふくらんでいるのはまるい
- 裾:裾が床と平行に切れている、プリーツが縦に落ちているのはまっすぐ。裾が波打つ、ふわっと広がる、丸く内側に入るのはまるい
3か所のうち2か所以上がまっすぐなら「ま」、2か所以上がまるいなら「る」を書きます。3か所のうち見えない場所があるときは、見える2か所で決めます。2か所が割れたら、その写真をいちばん小さく縮めて見たときの印象で決めてください。縮めると細かい飾りが消えて、輪郭だけが残ります。
ニットのように、形がやわらかいのに裾がまっすぐ切れている服は迷いやすい代表です。迷ったら襟まわりを優先してください。人が服を見るとき、最初に目が行くのは顔のすぐ下だからです。
軸2|色と飾りを数えて、「足す」か「引く」か
次に、同じ写真で数を数えます。数えるのは2種類です。
見えている色の数。白・黒・グレー・ベージュ・紺のような、どの服とも合わせやすい色も1つとして数えます。同じ色の濃い・薄いは1つにまとめます。
飾りの数。柄(チェック、ボーダー、花柄、ロゴなど)、リボン、レース、フリル、チェーン、ワッペン、目立つボタン、ベルト、帽子、目立つアクセサリーを、1つずつ数えます。同じ柄が上下に使われていても、1つとします。
色の数と飾りの数を足した数字を、メモの「数」の列に書きます。
- 3以下:引く
- 5以上:足す
- 4:境目
境目の4が出た写真は、その写真を見たときに最初に目に入ったものが、色か飾りか、それとも服の形かで決めます。形が先に目に入ったなら引く、色か飾りが先なら足すです。見た瞬間の順番は、数よりも正直です。
数えてみると、「引いているつもりだったのに、5を超える写真が多い」ということがよくあります。黒い服ばかり保存していても、小物の飾りが多いと足す側に入ります。それで正しいのです。系統は、全体の色の暗さより、目に入るものの数のほうに出ます。
2つの軸で、4つの部屋に振り分ける
線と数の2つがそろったら、4つの部屋のどこかに入れます。部屋の名前は、いま売り場や投稿でよく使われる系統の呼び方に近いものを当てていますが、名前より部屋の番号で覚えてください。名前は流行で入れ替わっても、部屋の場所は変わらないからです。
| 部屋 | 線 | 数 | 近い系統の呼び方 |
|---|---|---|---|
| 1 | まっすぐ | 引く | きれいめ、シンプル、モード寄り |
| 2 | まっすぐ | 足す | ストリート、古着ミックス、スポーティ |
| 3 | まるい | 引く | ナチュラル、大人っぽいガーリー、フレンチ寄り |
| 4 | まるい | 足す | ガーリー、甘め、量産型寄り |
表の右の列は、あくまで近い呼び方です。同じ「韓国系」と呼ばれる服でも、まっすぐで引いているものは部屋1、まるくて足しているものは部屋4に入ります。呼び方ではなく、写真の中身で振り分けてください。
境目の4が多い人や、線の判定で迷った写真が多い人は、その写真を「境目」として部屋を決めずに残しておいてかまいません。境目の写真は、次の判定のあとで使います。
14枚で決まり、11〜13枚で寄り、10対10なら2つ持ち
20枚を振り分けたら、部屋ごとの枚数を数えます。判定は次の3つです。
いちばん多い部屋が14枚以上なら、その部屋があなたの系統です。7割が同じ場所に集まるのは、たまたまでは起きません。次に服を買うときは、迷わずその部屋の中から選んでください。
いちばん多い部屋が11〜13枚なら、その部屋に「寄り」です。残りの写真がどこに集まっているかを見てください。2番目の部屋が隣(線か数のどちらか1つだけが違う部屋)なら、あなたは2つの部屋のあいだに立っている人です。たとえば部屋1に12枚、部屋3に6枚なら、「引くのは決まっていて、線はまっすぐ寄りだが、まるいものも入る」人です。
いちばん多い部屋が10枚以下なら、2つの部屋に割れているか、全体に散らばっています。割れているなら2つの系統を持つ人、散らばっているなら写真の選び方をもう一度見直してください。同じ人の写真が多すぎる、夏の写真が混ざっている、のどちらかであることが多いです。
境目として残した写真は、ここで使います。いちばん多い部屋が決まったら、境目の写真をその部屋に入れてみて、違和感がないか見てください。違和感がなければ、その部屋の幅の中に入る写真です。違和感があるなら、その写真は「たまに着たくなる別の顔」として、メモの端に残しておきましょう。
好きな系統と、顔の近くに置いてよい線は別に測る
ここまでで出たのは、好きな系統です。次は、鏡の前で、顔の近くに置いてよい線を確かめます。
用意するのは、手持ちの上の服を2枚。1枚は襟まわりがまっすぐなもの(シャツの襟、Vの開き、四角い開き)、もう1枚は襟まわりがまるいもの(丸い襟、首に沿う丸い開き、フリル)です。色はできるだけ近いものを選んでください。色が違うと、線ではなく色の判定になってしまいます。
窓のある部屋で、鏡の前に立ち、1枚目をハンガーのまま顔の下に当てます。3秒だけ見て、すぐ2枚目に替えて、また3秒。これを2回くり返します。長く見るほど、自分の顔に慣れてわからなくなるので、3秒で切るのがコツです。
見るのは、顔そのものではなく、鏡を見た瞬間に目が服と顔のどちらに行ったかです。顔に目が行った服が、顔の近くに置いてよい線です。服に目が行った服は、悪いわけではなく、顔の近く以外で着たほうがいい線です。
2回とも同じ側に目が行ったら、それが答えです。1回ずつ割れたら、どちらの線も顔の近くに置ける人です。その場合は、好きな系統の線をそのまま顔の近くに置いてかまいません。
どちらとも取れるとき① 好きな系統と、顔の近くの線が反対だった
いちばん多いのが、このずれです。写真では部屋4(まるい・足す)に14枚入ったのに、鏡ではまっすぐな襟のほうで顔に目が行った、というような場合です。
**このときは、顔からの距離で分けてください。**顔のすぐ下、つまり襟まわりから胸の上あたりまでは鏡で出た線を使い、それより下と小物で好きな系統を着ます。
部屋4が好きで、顔の近くはまっすぐが合う人なら、たとえば次のような分け方になります。
- 上:襟付きのシャツか、Vの開きのニット。色は1〜2色
- 下:裾が広がるスカートや、フリルの入ったボトム
- 小物:リボンのついたバッグ、丸いつま先の靴、髪の飾り
これで、写真20枚の好みは崩さずに、顔の近くは鏡の答えに合わせられます。数(色と飾り)は、下と小物で足せば、部屋4の「足す」も守れます。
反対に、部屋1(まっすぐ・引く)が好きで、顔の近くはまるいが合う人は、上を丸い開きのニットにして、下と靴と鞄をまっすぐで引いたものにします。丸い開きの上でも、色を1色にしておけば、全体は部屋1の印象に収まります。
この分け方で大事なのは、ずれは線のほうだけで起きることが多い、という点です。色と飾りの数は、顔の近くでも下でも、好きな数にしてかまいません。数まで反対にすると、写真20枚とまったく違う服になって、着る楽しみが消えてしまいます。
どちらとも取れるとき② 写真が2つの部屋に割れた
10対10や、9対8のように割れた人は、2つの系統を持っています。困ることではありません。2つを1日のなかで混ぜるか、日によって分けるかを決めればいいだけです。
隣の部屋どうしに割れた人(線か数のどちらか1つだけが違う)は、混ぜやすい組み合わせです。たとえば部屋1と部屋2なら、線はまっすぐで共通しているので、上を引いて下や小物で足す、という混ぜ方ができます。部屋3と部屋4なら、まるい線を共通にして、数だけを日によって増減させます。
斜めの部屋どうしに割れた人(線も数も両方違う。部屋1と部屋4、部屋2と部屋3)は、1日のなかで混ぜると、どちらの系統にも見えにくくなります。この場合は、日によって分けるほうが楽です。学校帰りに寄る日や、友達と街に行く日は片方、家族と出かける日はもう片方、のように、予定で分けておくと朝に迷いません。
斜めに割れた人が1日のなかで混ぜたいときは、共通点を1つだけ作ってください。いちばん簡単なのは色を3つまでにそろえることです。線の違う2つの系統でも、色の数がそろっていると、1人の人が選んだ服に見えます。
どちらとも取れるとき③ 友達や家族に言われた系統と違う
「あなたは〇〇系っぽいよね」と言われた系統と、写真の結果が違うこともよくあります。
周りの人が言う系統は、いまあなたが着ている服から出ています。いま着ている服は、家族が選んだもの、お下がり、セールで残っていたものが混ざっています。だから周りの人の言う系統は、「あなたが好きな系統」ではなく、「あなたが持っている服の平均」であることが多いのです。
写真20枚の結果と、言われた系統が隣の部屋なら、気にしなくて大丈夫です。持っている服が、好きな部屋の隣にたまたま寄っているだけです。次に買う1点から、好きな部屋の側に寄せていけば、半年ほどで周りの言う系統も変わります。
斜めの部屋だった場合は、一度、言われた系統の部屋の写真を自分の20枚のなかから探してください。1枚も無いなら、言われた系統は、あなたの好みとは関係ありません。家族と服の好みが合わないときの話し合い方は、診断結果と家族の意見が違うときにまとめています。
10代は、系統を小物から始める
系統が決まったら、すぐに全部の服をその部屋に入れ替えたくなるかもしれません。でも10代のうちは、最初の1点は小物にするのがおすすめです。
理由は2つあります。1つは、体のサイズが変わっても使い続けられることです。上着やボトムは、1年で丈や肩幅が合わなくなることがあります。鞄、帽子、髪の飾り、靴下、ベルトは、サイズの変化をほとんど受けません。
もう1つは、半年後に系統が動いても、無駄になりにくいことです。小物は、部屋の隣どうしならそのまま使い回せます。部屋1と部屋2の両方で使える黒い鞄、部屋3と部屋4の両方で使える丸いつま先の靴、のように、隣の部屋と共有できる小物から選ぶと、系統が少し動いても困りません。
お小遣いの範囲で考えるなら、次の順番で1点ずつ足していくと、手持ちの服を活かしながら系統に寄せられます。
- 髪の飾り・靴下(顔の近くと足元の、小さな面積)
- 鞄(毎日持つので、系統の印象をいちばん長く出せる)
- 靴(足元の線が、全身のまっすぐ・まるいを決める)
- 上着(秋冬はいちばん長く見られる服。半年後の測り直しで同じ部屋が出てから)
上着を最後にしているのは、秋冬のあいだ、人から見えるあなたの服のほとんどが上着になるからです。いちばん目立つ1枚は、系統が2回続けて同じ部屋に出てから選んでも遅くありません。
制服の日が多い人は、私服の日数で考える
中学生・高校生で、平日は制服という人は、私服を着る日が週に1〜2日のこともあります。その場合、系統を決めても、着る回数が少なくて「本当に合っているのかわからない」まま半年がたちます。
私服の日が週2日以下の人は、1回の外出に1つだけ、系統の部屋のものを入れるようにしてください。全身を系統でそろえようとすると、手持ちの服が足りなくて、毎回同じ組み合わせになります。1つだけなら、手持ちの服と組み合わせても成り立ちます。
文化祭の私服日や、修学旅行の私服、校外学習のように、写真に残る日は特別です。その日だけは、系統の部屋を全身でそろえたくなりますが、写真に残る日ほど、動きやすさと気温を先に決めてから系統を足すほうが失敗しません。修学旅行で朝と昼の気温差がある日の考え方は、別の記事で扱っています。
制服の日にできることもあります。通学鞄につける小物、髪の結び方、靴下の色は、学校の決まりの範囲で系統を出せる場所です。決まりが厳しい学校なら、休みの日の鞄と靴だけで十分です。
写真が全部同じ部屋に入ったとき
20枚全部が同じ部屋に入る人もいます。好みがはっきりしている、迷いの少ない人です。
ただ、全部が同じ部屋だと、秋冬の重ね着で行きづまることがあります。部屋1(まっすぐ・引く)だけで秋冬を組むと、コートもニットもボトムも「まっすぐで引いた」ものばかりになり、全身が同じ硬さになって、写真では平たく見えがちです。
このときは、隣の部屋から1つだけ借りてください。部屋1の人なら、部屋3からまるい線を1か所(丸い開きのニット、丸いつま先の靴など)、または部屋2から飾りを1つ(目立つベルト、柄のマフラーなど)。借りるのは1か所だけにしておけば、系統は崩れません。
秋冬は、上着1枚で系統の半分が決まる
秋冬は、外にいるあいだ、人から見えるあなたの服のほとんどが上着です。上着の下にどれだけ系統をそろえても、上着を着ているあいだは、上着の線と数がそのまま系統として見られます。
だから秋冬の外出では、上着の線を、自分の部屋の線に合わせるだけで、系統の半分が伝わります。部屋1と部屋2の人なら、肩に角がある、前がまっすぐ閉まる上着。部屋3と部屋4の人なら、肩が丸く落ちる、襟が丸い、裾が広がる上着です。
数(色と飾り)は、上着ではなく、上着から出る場所で調整します。首元のマフラー、手に持つ鞄、足元の靴と靴下です。足す側の人はここで色と飾りを足し、引く側の人はここを1色にそろえます。手持ちの上着が自分の部屋の線と違っていても、すぐに買い替える必要はありません。マフラーと鞄と靴で数を合わせておけば、上着の線が違っても、系統の残り半分は伝わります。
鏡の判定がまったくわからないとき
鏡の前で3秒ずつ見ても、どちらの服でも同じに見える人もいます。
その場合は、写真を撮って比べる方法に切り替えてください。スマホを顔の高さに置き、2枚の服を順番に当てて、それぞれ1枚ずつ撮ります。撮った2枚を並べて、白黒にして見比べます。白黒にすると、色の差が消えて、服の線と顔の明るさだけが残ります。顔が明るく見えるほうが、顔の近くに置いてよい線です。
それでも差がないなら、あなたはどちらの線も顔の近くに置ける人です。好きな系統の線をそのまま着てかまいません。自分で判断しづらいときに、無料の診断ツールを使うかどうかの決め方は無料の服診断の選び方に書いています。
半年後にもう一度、同じ20枚で測る
10代は、保存する写真が半年で大きく入れ替わります。去年の自分の保存フォルダを見て、「これ、なんで保存したんだろう」と思ったことがある人も多いはずです。それは好みが変わったからで、悪いことではありません。
**半年に一度、同じやり方で20枚を数え直してください。**秋冬に1回、春に1回の、年2回がちょうどいい間隔です。春の測り直しでも、夏の写真は混ぜず、春に着る服の写真で数えます。
2回続けて同じ部屋が出たら、その系統はしばらく続くと考えていい合図です。上着や靴のように、長く使って、値段も高めになりがちなものにお金をかけるのは、この合図が出てからにしましょう。1回目と2回目で部屋が動いたら、動いた先の部屋と、元の部屋の隣どうしで共有できる小物を足していきます。
測り直しのときは、前回のメモを見ないでやってください。前回の結果を見てから数えると、同じ結果に寄せようとして判定が甘くなります。数え終わってから、前回のメモと並べて比べます。
例|20枚を数えた2人の結果
数え方のイメージがつかみやすいように、2人の例を書きます。どちらも、秋冬の服の写真だけを、同じ人の写真は3枚までにして20枚選んだ例です。
**1人目:部屋1に15枚、部屋3に3枚、部屋2に2枚。**線は、20枚のうち17枚が「まっすぐ」でした。数は、16枚が3以下の「引く」、2枚が境目の4、2枚が5以上の「足す」でした。境目の2枚は、どちらも最初に服の形が目に入ったので「引く」に入れています。
判定は、部屋1に15枚で「決まり」です。この人が次に買う1点は、部屋1の小物、たとえば四角い形の鞄や、つま先の細い靴から選びます。
鏡の段では、まっすぐな襟のシャツと、丸い開きのニットを当てました。2回とも、丸い開きのニットのほうで顔に目が行きました。好きな系統はまっすぐ、顔の近くはまるい、というずれです。この人は、上だけ丸い開きのニットにして、色を1色に絞り、下と靴と鞄をまっすぐで引いたものにします。全体は部屋1の印象のまま、顔の近くだけがやわらかくなります。
**2人目:部屋4に9枚、部屋2に8枚、部屋3に3枚。**線は「まるい」が12枚、「まっすぐ」が8枚。数は、17枚が5以上の「足す」でした。足すことは決まっていて、線だけが割れている人です。
いちばん多い部屋が9枚なので「2つ持ち」です。部屋4と部屋2は、数(足す)が共通している隣の部屋なので、混ぜやすい組み合わせです。この人は、色と飾りの数は毎日5以上にしてかまいません。そのうえで、学校帰りに友達と出かける日は部屋2寄り(まっすぐな上着と、柄の小物)、家族と出かける日や文化祭の私服日は部屋4寄り(まるい襟と、リボンの小物)のように、線だけを予定で切り替えます。
鏡の段では、どちらの襟でも差が出ませんでした。この人は、どちらの線も顔の近くに置ける人なので、好きな2つの部屋をそのまま着ていけます。最初の1点は、部屋2と部屋4の両方で使える小物にします。足す側の2つの部屋で共通するのは「飾りの多さ」なので、柄のある靴下や、飾りの多い髪留めのように、線を問わない小物が向いています。
2人とも、系統の名前より先に、次に何を1点買うかまで決まっています。系統の診断は、名前を知ることではなく、次の1点を迷わずに選べるようになることがいちばんの目的です。
よくあるつまずき
**つまずき1:線の判定で全部「まるい」になった。**ニットやスウェットを多く保存していると、生地のやわらかさで「まるい」に寄ります。生地のやわらかさではなく、襟・肩・裾の3か所の形で見直してください。編んだ服でも、Vの開きで裾がまっすぐなら「まっすぐ」です。
**つまずき2:数が全部「引く」になった。**写真が暗い、または小さい場合、飾りが見えずに数が少なく出ます。写真を拡大して、鞄や靴、髪の飾りまで数え直してください。それでも全部3以下なら、あなたは引く側の人です。
**つまずき3:部屋の名前が気に入らない。**表の右の列の呼び方は、目安にすぎません。名前が好きになれなければ、部屋の番号で覚えておけば十分です。服を選ぶときに必要なのは、名前ではなく「まっすぐか、まるいか」「足すか、引くか」の2つだけです。
**つまずき4:結果を見てから、写真を入れ替えたくなった。**入れ替えたい写真があるなら、それは結果を見る前のあなたが、本当には好きでなかった写真かもしれません。入れ替えるなら、1週間おいてから、新しく目に留まった写真で入れ替えてください。結果を見た直後の入れ替えは、結果を自分の思う方向に寄せるだけになります。
**つまずき5:好きな系統の服が、自分には大人っぽすぎる気がする。**大人っぽく見えるかどうかは、系統より、色の暗さと丈の長さで決まることが多いです。部屋1や部屋3で大人っぽく見えすぎるなら、色を1つだけ明るくするか、ボトムの丈を少し上げてみてください。系統の部屋はそのままで、見える年齢だけが動きます。
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よくある問い
- Q. 保存している服の写真が20枚もありません
- 10枚からでも始められます。その場合は、14枚を7枚、11枚を6枚に読み替えてください。足りない分を集めるときは、検索して上から順に保存するのではなく、1週間のあいだに目に留まって「これいい」と思った写真だけを足してください。探しに行って集めた写真は、好みより検索結果の傾向が強く出ます。
- Q. 診断の結果が、いま持っている服とまったく違いました
- 珍しくありません。持っている服は、家族が選んだものや、セールで残っていたものが混ざっているからです。持っている服を全部入れ替える必要はありません。次に1点買うときに、結果の部屋にある小物から選んでください。小物は体のサイズが変わっても使い続けられるので、10代の最初の1点に向いています。
- Q. 友達と同じ系統にしたいのですが、結果は違いました
- 並んで歩く日だけ、2人の共通点を1つ決めて合わせる方法があります。たとえば色の数を3つまでにそろえる、靴を同じ形にする、などです。系統そのものを相手に合わせると、自分の写真20枚との差が毎回気になって、服を選ぶたびに迷いが増えます。
- Q. 何歳くらいで系統は決まりますか
- 決まる年齢はありません。10代は保存する写真が半年で大きく入れ替わるので、半年に一度、同じやり方で20枚を数え直してください。2回続けて同じ部屋が出たら、その系統はしばらく続く可能性が高いと考えて、上着や靴のような長く使うものにお金をかけてよい合図です。
— メグラシ編集部





