メグラシ
自分を知る

七五三の母親の服を骨格と顔タイプで選ぶ|抱っこと写真の日の1着

メグラシ編集部//読了 14分
紅葉の色づいた神社の参道で、紺のジャケットの襟元から白い小さな丸襟をのぞかせた母親が、着物姿の子の帯を直すためにしゃがんでいる

**七五三の母親の服は、形を骨格で、顔のまわりを顔タイプで決めてください。**シルエット・丈・素材の張りは体に沿う部分なので骨格。襟の形・飾り・アクセサリーの大きさは顔のすぐ下に来るので顔タイプ。2つの診断に同じ場所を決めさせなければ、答えがぶつかる人でも1着に絞れます。

丈だけは、立ち姿ではなく、しゃがんだ姿で測ります。当日は子の帯や草履を直す、目線を合わせて写真を撮る、と何度もしゃがむからです。しゃがんだときに膝が布の外に出ない丈が、どの骨格でも当日の下限になります。

その1着を着ていいかどうか、デニムやニットは可か、といった可否の判定は七五三の親の服装は「着ていいか」で決まるに、家族写真の色の数は七五三の家族写真は、並んだときの色数で決まるにあります。この記事は、可と決まった服の中から、骨格と顔タイプで1着に絞るところだけを扱います。

結論:1着を「体に沿う部分」と「顔のまわり」に分ける

七五三の母親の服を部分に分けて、どちらの診断に任せるかを先に決めます。

服の部分任せる診断理由
シルエット(Iライン・Aライン・ストン)骨格胴まわりの厚みと重心に沿う
ウエストの位置と切り替え骨格腰の位置と脚の見え方に関わる
丈骨格(下限は当日の動き)重心と、しゃがんだときの膝に関わる
素材の厚みと張り骨格体の厚みと質感に釣り合わせる
肩線と袖の形骨格肩の骨組みに沿う
襟の形と開き顔タイプ顔の線と隣り合う
飾り(リボン・フリル・ボタン)顔タイプ胸元で顔と同じ視界に入る
アクセサリーの大きさ顔タイプ顔のパーツの大きさと並ぶ
柄の大きさ顔タイプ顔と柄の大きさが比べられる
色子の衣装とパーソナルカラー家族写真の並びで決める(この記事では扱わない)

表の上半分は骨格、下半分は顔タイプです。「このワンピースは似合うか」と1着ごとに聞くと、2つの診断が同時に答えようとして話がぶつかります。「このワンピースのシルエットは合うか」「このワンピースの襟は合うか」と分けて聞けば、それぞれ1つの診断が答えてくれます。

七五三の母親の服で、2つの診断がぶつかる場所

骨格だけ、顔タイプだけで選ぶと、七五三の服ではどこかで引っかかる人が出てきます。

選び方うまくいく人引っかかるところ
骨格だけで選ぶ骨格と顔の印象が近い人写真で、顔より襟や飾りが先に目に入る
顔タイプだけで選ぶ骨格と顔の印象が近い人抱っこや移動で着膨れし、服に着られた印象になる
部分ごとに分けて選ぶほとんどの人当てはまる1着を探す手間が少し増える

七五三の服は、普段着と違って、年に何度も着るものではありません。だからこそ、試着室で迷った末に「どちらの記事にも少しずつ合っている1着」を選びがちです。ところがその1着は、形も襟も中途半端になり、写真で見返したときにどちらの良さも出ていないことがあります。

七五三でとくに迷いやすいのは、写真に写る範囲が日によって違うからです。スタジオでは全身が写り、神社では子と並んで上半身だけが写ることが多くなります。全身が写る日は骨格の答えが、上半身だけの日は顔タイプの答えが、写真の印象を大きく左右します。

だから、どちらか一方の診断で選ぶと、どちらかの写真で違和感が出ます。部分に分けておけば、全身でも上半身でも、外れる部分がなくなります。

当日の動きを先に数える|抱っこ・しゃがむ・歩く・立つ

七五三の当日は、式典というより、子の世話をしながら移動する1日です。服を選ぶ前に、当日の動きを数えておきます。

当日の動き何回くらいあるか服で確かめること
しゃがむ帯や草履を直す・目線を合わせる。10回前後膝が布から出ない丈か
抱っこ3歳なら何度も。5歳・7歳でも疲れたときに腕を上げても脇や背中が突っ張らないか
砂利道や石段を歩く参道・境内で長く裾が足にまとわりつかないか
屋外で立って待つ祈祷の受付・写真の順番待ち10〜11月の気温に合う羽織りがあるか
椅子や座敷に座る祈祷・食事会座ったときに丈が上がりすぎないか

この5つを、試着の段階で一度ずつやってみてください。とくにしゃがむ動きと、腕を前に伸ばす抱っこの動きは、立って鏡を見ているだけでは分かりません。

3歳の子がいる日は、抱っこの回数が多くなります。腕を前に伸ばしたときに、背中の布が引っ張られて肩が上がるなら、その服は当日の途中でずっと気になります。7歳の子の日は抱っこは減りますが、着物の帯や髪飾りを直す場面が増えるので、しゃがむ動きと腕を上げる動きの両方を確かめてください。

骨格で決める①|シルエットとウエストの位置

シルエットとウエストの位置は、骨格の答えをそのまま使います。

骨格合うシルエットウエストの位置
ストレートIライン。上下がまっすぐつながる形本来の位置か、切り替えなし
ウェーブAライン・フィット&フレア。上がすっきりした形本来の位置より少し高め
ナチュラルストン・ゆとりのある直線的な形低め、または切り替えなし

七五三の服は、ワンピース1枚で通すか、ジャケットを羽織るかで、シルエットの見え方が変わります。ジャケットを羽織る日は、ジャケットの丈と前の開け閉めで、外から見えるシルエットが決まります。

骨格ウェーブの人は、ジャケットの丈が腰より長いと、ウエストの位置が見えなくなります。短めのジャケットか、前を開けてワンピースの切り替えが見える着方にすると、骨格の答えがそのまま生きます。

骨格で決める②|丈は、しゃがんだ姿で測る

丈は、骨格ごとの目安と、当日の動きの下限の両方で決めます。下限のほうが優先です。

骨格立ったときの目安しゃがんだときの下限
ストレート膝がちょうど隠れる丈膝が布から出ないこと
ウェーブ膝下から、ふくらはぎの中ほどまで膝が布から出ないこと
ナチュラルふくらはぎの下から、くるぶし近くまで長い丈は砂利で裾が汚れないか

試着室では、鏡の前でしゃがんで、膝が布の外に出ないかを見てください。膝丈のワンピースは、立ったときにちょうどよくても、しゃがむと膝が出ることがよくあります。その場合は、立ったときに膝下5cmほどの丈を選ぶと、しゃがんでも膝が出ません。

長い丈は、骨格ナチュラルの人によく合いますが、砂利の参道や石段では裾が汚れやすくなります。くるぶし近くまでの丈を選ぶなら、裾が地面から指3本ぶん以上離れているかを確かめてください。

骨格で決める③|素材の厚みと張り

素材は、指でつまんだ厚みと、手を離したときの戻り方で見ます。

骨格合う素材指でつまんだ目安
ストレート張りがあり、表面のなめらかな素材1〜2mm。手を離すとすぐ平らに戻る
ウェーブ薄手でやわらかく、落ち感のある素材1mm前後。手を離すとゆっくり落ちる
ナチュラル厚みや凹凸のある素材2mm以上。表面に織りや編みの凹凸がある

10〜11月の七五三は、日なたでは暖かく、日陰や朝夕は冷えます。素材の季節感は、骨格の答えの範囲で、少し厚めに寄せておくと屋外で困りません。骨格ウェーブの人は、薄手の素材の上に、ショート丈の羽織りを1枚重ねると、素材のやわらかさを残したまま寒さに備えられます。

顔タイプで決める①|襟の形と開き

襟は、顔のすぐ下に来るので、顔タイプの答えを使います。顔タイプは、子供顔か大人顔か、顔の線が曲線か直線かで8つに分かれます。

顔タイプ顔の特徴合う襟
キュート子供顔×曲線丸い襟、小さめのリボンタイ
アクティブキュート子供顔×曲線。キュートより活発な印象小さめの丸い襟、短いスタンドカラー
フレッシュ子供顔×直線と曲線のミックス小さめのシャツ襟、浅いVの開き
クールカジュアル子供顔×直線小さめのシャツ襟、ノーカラーの直線的な開き
フェミニン大人顔×曲線大きめの丸い襟、やわらかいボウタイ
ソフトエレガント大人顔×直線と曲線のミックス。パーツは小さめ〜普通浅めのVやUの開き、細いボウタイ
エレガント大人顔×直線と曲線のミックス。パーツは大きめ深めのVの開き、大きめのテーラード襟
クール大人顔×直線シャープなテーラード襟、深いVの開き

襟の大きさは、子供顔の人は小さめ、大人顔の人は大きめが基本です。襟の形は、顔の線が曲線の人は丸み、直線の人は角のあるものが合います。

七五三の写真では、母親の襟元が子の頭のすぐ横に来ることが多くあります。襟が顔より強く見えると、写真の中で母親の襟が子の顔と並んで目立ちます。顔タイプに合った襟は、顔と服がひとつながりに見えるので、写真の中で子より前に出ません。

顔タイプで決める②|飾りとアクセサリーの大きさ

胸元の飾りと、耳元や首元のアクセサリーも、顔タイプで決めます。

顔の印象飾りアクセサリー
子供顔×曲線(キュート・アクティブキュート)小さなリボン、丸いくるみボタン小粒のパール、小さな丸い耳飾り
子供顔×直線を含む(フレッシュ・クールカジュアル)飾りは少なく、細いパイピング程度細い金属のネックレス、小さな直線的な耳飾り
大人顔×曲線(フェミニン)やわらかいフリル、大きめのリボン中くらいのパール、揺れる耳飾り
大人顔×ミックス(ソフトエレガント・エレガント)控えめなドレープ、細いボウタイソフトエレガントは小ぶり、エレガントは大ぶりのパール
大人顔×直線(クール)飾りはほとんどなし直線的な金属、大きめのフープ

飾りとアクセサリーの大きさは、顔のパーツの大きさに合わせるのが基本です。子供顔の人が大きな飾りを付けると、飾りが顔より先に目に入ります。大人顔の人が小さすぎる飾りだけだと、胸元がさびしく、顔の存在感と釣り合いません。

抱っこの多い日は、胸元の飾りが子の顔や着物に当たることがあります。大きなブローチや尖った飾りは避け、平らな飾りか、耳元のアクセサリーで顔タイプの印象を足してください。

早見表|骨格3×顔の印象

骨格と顔の印象を組み合わせて、1着の方向を並べます。

骨格子供顔×曲線子供顔×直線を含む大人顔×曲線大人顔×直線・ミックス
ストレートIラインのワンピースに丸い小さな襟Iラインのワンピースに小さなシャツ襟Iラインに大きめの丸い襟かボウタイIラインのセットアップにテーラード襟
ウェーブ高めのウエストのフレアに丸い襟とリボン高めのウエストのフレアに浅いVの開き高めのウエストのフレアにフリルの襟高めのウエストのフレアにVの開きと細い金属
ナチュラルゆとりのある直線的な形に丸い襟ゆとりのある形にシャツ襟ゆとりのある形にドレープの襟ゆとりのある長めのセットアップにテーラード襟

表の左上と右下は、骨格と顔の印象が近い組み合わせで、迷いにくい場所です。迷いやすいのは、骨格ストレートで子供顔×曲線、骨格ウェーブで大人顔×直線、骨格ナチュラルで大人顔×曲線のように、2つの印象が離れている組み合わせです。その場合も、表のとおり、形は骨格の行、襟と飾りは顔の列から取れば1着に収まります。

形別の向き|ワンピース・セットアップ・パンツスーツ

七五三の母親の服でよく選ばれる形ごとに、骨格別の選び方を並べます。

形ストレートウェーブナチュラル
ワンピース1枚張りのある素材で、Iラインウエスト切り替えのあるフレアゆとりのある長めの丈
ワンピース+ジャケット腰丈のジャケット短い丈のジャケット長めのジャケットやノーカラーの羽織り
スカートのセットアップタイトかセミタイトのスカートフレアかプリーツのスカート長めのフレアか、ゆとりのあるタイト
パンツのセットアップセンターに折り目のあるまっすぐなパンツ細身でくるぶし丈のパンツ幅のあるまっすぐなパンツ

抱っこやしゃがむ動きが多い日は、パンツのセットアップも選べます。膝の心配がなく、砂利道でも裾を気にせず歩けます。七五三でパンツが可かどうかは、子の衣装と家族の装いとの釣り合いで決まります。その判定は七五三の親の服装は「着ていいか」で決まるで確かめてください。

和装の子の隣に立つとき

子が着物の日は、写真の中で着物の華やかさと並びます。母親が洋装でも、格の釣り合いを取っておくと写真がまとまります。

確かめること決め方
素材の光沢着物の光沢に合わせ、表面がなめらかに光を返す素材を
襟元の改まり方顔タイプに合う範囲で、開きの浅い改まった襟を
柄着物の柄と競わないよう、無地か細かい柄に
飾り着物の飾りと重ならないよう、胸元より耳元で

着物の子は、帯や袖に大きな柄と飾りがあります。母親の服に大きな柄や胸元の大きな飾りがあると、写真の中で柄と柄が隣り合い、どちらが主役か分からなくなります。顔タイプで飾りの多さが合う人でも、和装の子の隣では、飾りの場所を胸元から耳元に移すと釣り合います。

骨格の側では、素材の光沢が大事になります。骨格ストレートの人は張りのあるなめらかな素材、ウェーブの人はやわらかく光を返す素材、ナチュラルの人は織りに凹凸がありながら表面がほどよく光る素材を選ぶと、着物の絹の光沢と並んでも見劣りしません。光沢のない綿や麻のような素材は、骨格に合っていても、着物の隣では普段着に見えやすくなります。

洋装の子の隣に立つとき

子が洋装のスーツやワンピースの日は、着物の日より、家族全体が洋装の改まった装いになります。

確かめること決め方
襟の形子の襟と同じ形を避けると、親子でそろいすぎない
丈子のワンピースより長めにすると、写真で親子の区別がつく
飾り子にリボンやフリルがあるなら、母親は控えめに
素材子よりわずかに落ち着いた表面に

子と母親の襟の形が同じだと、写真の中で親子の装いがそろいすぎて、どちらも子どもっぽく見えたり、どちらも大人っぽく見えたりします。顔タイプに合う襟の候補の中から、子の襟と違う形を選んでください。

写真の日|スタジオと神社で、写る範囲が変わる

七五三の写真は、スタジオで撮る日と、神社で撮る日で、写る範囲が大きく違います。どちらの比重が大きいかで、骨格と顔タイプのどちらを重く見るかを変えます。

撮る場所主に写る範囲重く見る診断
スタジオの全身写真頭から足先まで骨格(シルエットと丈)
スタジオの家族写真(座り)胸から上と膝顔タイプと丈
神社での並び写真腰から上顔タイプ
家族が撮る普段の写真子と並んだ上半身顔タイプ

前撮りをスタジオで済ませ、当日は神社で家族が写真を撮る、という日程なら、当日の服は顔タイプの比重を高くして構いません。前撮りと当日で同じ服を着るなら、全身写真に合わせて骨格の答えを優先し、襟元を顔タイプで整えます。

スタジオの座り写真では、椅子に浅く腰かけた姿で、膝から上がひとつの面として写ります。このとき丈が短いと膝が写り込み、長いと裾が床に広がります。スタジオで座る予定があるなら、試着室で椅子に座って、膝が布の中に収まり、裾が床に着かない丈かを確かめておくと安心です。神社の並び写真では、母親は子の後ろか横に立つことが多く、腰から上だけが写ります。襟とアクセサリーが、そのまま写真の印象になります。

10〜11月の気温と羽織り|形は骨格、襟元は顔

七五三の時期は、朝夕と日中の気温差が大きく、屋外で長く待つこともあります。羽織りも、骨格と顔タイプで分けて選びます。

羽織り骨格で見ること顔タイプで見ること
ジャケット丈と肩線襟の形と大きさ
ノーカラーの羽織り丈とゆとり開きの深さ
ショート丈のコート丈が中の服より短いか襟の形
ストール厚みと長さ柄の大きさと巻き方

羽織りは、中の服より短い丈を選ぶと、中のワンピースのシルエットが見えて、骨格の答えが生きます。長い羽織りを選ぶなら、前を開けて中の服が縦に見えるように着てください。

ストールは、抱っこの多い日にいちばん扱いやすい羽織りです。肩に掛けるだけで寒さを防げて、子を抱くときに外しやすく、顔タイプに合う柄を顔のすぐ下に足せます。

11月の朝の神社は、日陰に入ると思った以上に冷えます。祈祷の待ち時間に建物の外で並ぶこともあるので、羽織りは写真のときに脱げるものを1枚持っていく前提で選んでください。脱いだあとに中の服の形が崩れないよう、羽織りの下は骨格に合ったシルエットの1着にしておくと、写真の直前に慌てずに済みます。

下の子を抱っこひもで連れていく日

七五三の主役の上に、赤ちゃんや小さな下の子がいる家族も多くあります。抱っこひもを使う日は、ひものベルトと肩紐が、服のいちばん大事な場所に重なります。

抱っこひもで変わること骨格で見ること顔タイプで見ること
腰のベルトがウエストの位置に来る切り替えの位置がベルトの上か下かなし
肩紐が襟元の両脇を通る肩線が肩紐に押されてずれないか襟が肩紐の内側に収まるか
胸の前に子が来る胸元の素材がしわになりにくいか胸元の飾りが子に当たらないか
写真のときだけ外す外したあとシルエットが戻るか外したあとの襟元が整っているか

骨格ウェーブの人は、ワンピースの切り替えが抱っこひものベルトの下に入ると、見せたいウエストの位置が見えなくなります。切り替えがベルトより上に来る、高めのウエストの1着を選んでください。骨格ストレートとナチュラルの人は、切り替えのない形を選ぶと、ベルトの位置を気にせずに済みます。

顔タイプの側で気をつけたいのは襟の幅です。大きく広がる襟は、肩紐に押されて形が崩れます。抱っこひもの日は、肩紐の内側に収まる幅の襟か、ノーカラーの開きにして、顔タイプの印象はアクセサリーで足してください。

足元とバッグ|砂利道と抱っこの日

足元とバッグは、顔から遠く、骨格の重心と当日の動きで決めます。

小物骨格で見ること当日の動きで見ること
靴甲の見え方と、ヒールの太さ砂利道で沈まない太めのヒールか、低い靴
ストッキング素材の透け方しゃがんだときに膝が伝線しにくいか
バッグ大きさと形の直線・曲線片手が空く持ち方ができるか
サブバッグ服の素材と釣り合うか子の着替えや草履が入るか

靴の可否や高さの目安は七五三の母親の足元に詳しくあります。骨格で見るのは、甲の見え方とヒールの太さだけです。骨格ストレートはシンプルなプレーンな形、ウェーブは甲が浅く華奢な形、ナチュラルはやや太めのヒールや甲の深い形が、服の形とつながります。

手持ちの1着を寄せる|骨格か顔か、片方が合わないとき

新しく買わずに、手持ちの1着で七五三に出たい人もいます。骨格と顔タイプのどちらかが合わない1着は、合わない側だけを寄せてください。

合わない部分寄せ方
襟が顔より強い襟を寝かせて、上にストールを掛ける
襟が顔に対してさびしい顔タイプに合う大きさのアクセサリーを耳元に
シルエットが骨格と違うベルトか羽織りの丈でウエストの位置を見せる
丈がしゃがむと短い当日だけ膝下までのスカートかパンツに替える

顔のまわりは、アクセサリーとストールで後から寄せやすい部分です。シルエットと丈は、服そのものを替えないと寄せにくい部分です。手持ちの1着を使うなら、シルエットと丈が骨格に合っているものを選び、顔のまわりを小物で寄せるのがいちばん手間がかかりません。

骨格と顔の印象が離れている組み合わせ

骨格と顔の印象が離れている人ほど、1着の中での割り振りが効きます。よくある組み合わせごとに、何をどちらで決めるかを並べます。

組み合わせ形(骨格)顔のまわり(顔タイプ)
ストレート×キュート張りのあるIラインのワンピース小さな丸い襟、小粒のパール
ストレート×フェミニン張りのあるIラインのワンピースやわらかいボウタイ、揺れる耳飾り
ウェーブ×クール高めのウエストのフレアワンピース細いスタンドカラーかV、直線的な金属
ウェーブ×エレガント高めのウエストのフレアワンピース深めのVの開き、大ぶりのパール
ナチュラル×キュートゆとりのある長めのワンピース丸い襟、小さなリボン
ナチュラル×フェミニンゆとりのある長めのワンピースドレープの襟、中くらいのパール

どの組み合わせでも、形と顔のまわりを別々に満たしています。2つの答えを混ぜて、どちらにも少しずつ寄せた中途半端な1着を探すより、1着の中で場所を分けるほうが、写真に写ったときにどちらの答えも生きます。

前日に一度着て、3分で確かめる

服が決まったら、前日に一度、当日の動きをしながら確かめてください。

  1. 鏡の前でしゃがみ、膝が布の外に出ないかを見る
  2. 腕を前に伸ばして、抱っこの姿勢で背中が突っ張らないかを見る
  3. 鏡から1m離れて、服と顔のどちらに先に目が行くかを見る
  4. 子の衣装の隣に服を並べて、柄や飾りがぶつからないかを見る
  5. 羽織りを着たときと脱いだときで、シルエットが崩れないかを見る

3で服に先に目が行くなら、顔のまわりの飾りを1つ減らしてください。顔に先に目が行くなら、そのままで構いません。4で柄や飾りがぶつかるなら、母親の側の飾りを耳元に移します。

どちらとも取れるとき①|骨格か顔タイプがまだ分からない

骨格診断も顔タイプ診断も受けたことがない、またはどちらか一方しか分からない人は、分かっている側だけを使い、分からない側は中間の条件で選んでください。

骨格だけ分かっているなら、形は骨格の答えで選び、襟は角も丸みも強すぎない浅めの開き、アクセサリーは小ぶりのパール1つにします。顔タイプだけ分かっているなら、襟と飾りは顔タイプで選び、形はウエストに軽い切り替えのある膝下丈、素材はつまんで1〜2mmのなめらかなものにします。

どちらも分からないときは、両方を中間にした1着を選び、試着室で鏡から1m離れて見る3の手順だけで決めて構いません。七五三までに時間があるなら、骨格か顔タイプのどちらか一方だけでも先に確かめておくと、次の行事の服選びにもそのまま使えます。

どちらとも取れるとき②|骨格の答えと顔の答えが真逆に見える

骨格ストレートでキュート、骨格ウェーブでクールのように、2つの答えが真逆に見えることがあります。真逆に見えるのは、骨格の答えと顔の答えを、どちらも「全身の印象」として読んでいるからです。

骨格の答えは体に沿う部分の話、顔の答えは顔のまわりの話です。場所が違うので、本当は真逆ではありません。骨格ストレートのIラインのワンピースに、キュートに合う小さな丸い襟は、1着の中で問題なく同居します。早見表のとおり、形の行と顔の列を別々に読めば、ぶつかる場所はなくなります。

どちらとも取れるとき③|診断が中間・2つのタイプにまたがる

骨格がストレートとウェーブの中間、顔タイプがフェミニンとソフトエレガントの間のように、診断が2つのタイプにまたがる人もいます。

骨格が中間なら、当日の動きを優先してください。抱っこやしゃがむ動きが多い日は、伸びのある素材や動きやすい形を選べる側の答えを取ります。顔タイプが中間なら、写真に写る範囲を優先します。上半身の写真が多い日は、襟を2つのタイプの中間の大きさにし、アクセサリーで片方に寄せると、写真の中で顔と服がつながります。

どちらとも取れるとき④|着物にするか洋服にするか迷う

母親が着物を着るかどうか迷う人もいます。着物の形は骨格に左右されにくく、帯の位置や着付けの補整で整えるため、骨格の答えはあまり関わりません。

着物を選ぶ場合、顔タイプが関わるのは、半襟の見せ方、帯揚げの色の面積、髪飾りの大きさです。子供顔の人は半襟を細めに、髪飾りを小さめに。大人顔の人は半襟をやや広めに、髪飾りを中くらいに。洋服か着物かは、抱っこの回数と、移動の距離で決めるのが現実的です。3歳の子を何度も抱く日は、洋服のほうが動きやすく、写真の日だけ着物にする家族もあります。

よくある行き違い

よくある考え方実際に起きること
骨格と顔タイプのどちらか一方に合わせればよい全身写真か上半身写真のどちらかで違和感が出る
七五三はワンピースなら何でも同じ丈としゃがむ動きで、当日の着心地が大きく変わる
膝丈なら改まって見えるしゃがむと膝が出て、当日は扱いにくい
和装の子の隣は母親も華やかにするほどよい柄や飾りがぶつかると、主役が分からなくなる
飾りは多いほどお祝いらしい顔タイプに合わない大きさだと、写真で飾りが先に目に入る

関連記事

よくある問い

Q. 骨格ウェーブでクールと出ました。七五三ではどんな服を選べばいいですか
形はウェーブ、顔のまわりはクールに分けてください。形は、ウエストの位置が高めで、上半身がすっきりしたワンピースかセットアップ。素材は、薄手でやわらかく、張りの強すぎないものが合います。そのうえで、襟は丸い襟やフリルより、細いスタンドカラーやVの開き、角のある襟を選び、アクセサリーは細い線の金属や小ぶりのパールにします。形のやわらかさと、顔のまわりのすっきりした線が、1着の中で両立します。
Q. 七五三のワンピースの丈は、膝丈と膝下丈のどちらがいいですか
立った姿ではなく、しゃがんだ姿で決めてください。七五三の当日は、子の帯や草履を直す、写真のために目線を合わせる、といった場面でしゃがむことが何度もあります。しゃがんだときに膝が布の外に出ない丈が、当日の下限です。そのうえで、骨格ストレートは膝がちょうど隠れる丈、ウェーブは膝下から長めでも重くなりにくい丈、ナチュラルはくるぶし近くまでの長い丈も合います。
Q. 子が着物なので、母親も着物を着たほうがいいですか
母親が洋装でも問題ありません。子が着物でも、母親はワンピースやセットアップ、スーツで並ぶ家族が多くあります。気をつけたいのは格の釣り合いで、子の着物が華やかな日は、母親も光沢のある素材や、改まった襟の形を選ぶと写真の中で釣り合います。着物を着る場合は、着物の形そのものは骨格に左右されにくいので、帯の位置や半襟の見せ方、髪飾りの大きさで顔タイプに寄せてください。
Q. 骨格も顔タイプもまだ分かりません。何を基準に選べばいいですか
中間の条件から選ぶと大きく外れにくくなります。シルエットはウエストに軽い切り替えのあるもの、丈はしゃがんでも膝が出ない程度、素材はつまんで1〜2mmのなめらかなもの、襟は角も丸みも強すぎないもの。この条件のワンピースかセットアップを選び、試着室で鏡から1m離れて、服と顔のどちらに先に目が行くかを見てください。服に先に目が行くなら飾りを減らし、顔に先に目が行くならそのままで構いません。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
銀杏の葉が落ちた秋の商店街を、オートミール色のニットをウエストに入れ、小さな水玉の紺のフレアスカートに濃い灰のタイツを合わせて歩く女性Pick

自分を知る

秋冬のスカートを骨格と顔タイプで選ぶ|丈と形は骨格、柄と飾りは顔

スカートは、体に沿う部分と目に入る表情の部分で、見るべき診断が分かれます。丈・ウエストの位置・シルエット・生地の厚みは骨格で、柄の大きさと形・ボタンやフリルなどの飾り・素材の表情は顔タイプで決める。この2つに分けると、骨格ストレートで子供顔、骨格ウェーブで大人顔×直線のように、2つの答えがぶつかる人でも1枚に絞れます。膝からの距離で丈を測る目安、骨格3×顔の6区分の早見表、タイト・台形・フレア・プリーツ・ナローの向き、ニット丈とタイツで釣り合いを取る方法、手持ちのスカートを寄せる手順まで。

続きを読む
畳の上で開いたスーツケースに、グレーのコート、グレーとラベンダーのニット、紺のカーディガンとパンツ、ストールが詰めてあり、窓の外に紅葉が見える

自分を知る

秋冬の旅行の服を骨格とパーソナルカラーで選ぶ|2泊3日を5枚で回す

秋冬の旅行で服が増えるのは、1枚ずつ「これで合うか」を考えて足していくからです。骨格診断で全部の服の線を1つにそろえ、パーソナルカラーで色を3つにそろえると、どの上とどの下を組んでも外れないので、2泊3日がアウター1枚と服4枚で回ります。骨格3タイプとパーソナルカラー4シーズンの組み合わせごとの5枚の選び方、寺社めぐり、温泉旅館、街歩きと夜の食事、冬休みの帰省、雪の旅での入れ替え方、写真に残る1枚の置き場所、荷造り前の10分の確認までまとめました。

続きを読む
落ち葉の散る秋の駅前広場を、ベージュのロングコートの前を開け、こげ茶のニットとパンツで歩く女性

自分を知る

秋冬コートを骨格と顔タイプで選ぶ|形は骨格、襟とボタンは顔で決める

コートは、体に沿う部分と顔のまわりの部分で、見るべき診断が分かれます。肩線・着丈・シルエット・生地の厚みは骨格で、襟の形と大きさ・ボタン・柄の大きさは顔タイプで決める。この2つに分けると、骨格ストレートでキュート、骨格ウェーブでクール、骨格ナチュラルでフェミニンのように、2つの診断の答えがぶつかる人でも1着に絞れます。肩先から縫い目までの距離、膝からの丈、ラペルの幅を指で測る目安、骨格3×顔4の早見表、チェスター・ステンカラー・トレンチ・ノーカラー・ダッフルの向き、手持ちのコートを襟元とボタンで寄せる方法まで。

続きを読む

あわせて読みたい

秋冬のスカートを骨格と顔タイプで選ぶ|丈と形は骨格、柄と飾りは顔

自分を知る

秋冬のスカートを骨格と顔タイプで選ぶ|丈と形は骨格、柄と飾りは顔

スカートは、体に沿う部分と目に入る表情の部分で、見るべき診断が分かれます。丈・ウエストの位置・シルエット・生地の厚みは骨格で、柄の大きさと形・ボタンやフリルなどの飾り・素材の表情は顔タイプで決める。この2つに分けると、骨格ストレートで子供顔、骨格ウェーブで大人顔×直線のように、2つの答えがぶつかる人でも1枚に絞れます。膝からの距離で丈を測る目安、骨格3×顔の6区分の早見表、タイト・台形・フレア・プリーツ・ナローの向き、ニット丈とタイツで釣り合いを取る方法、手持ちのスカートを寄せる手順まで。

メグラシ編集部/読了 13分
秋冬の旅行の服を骨格とパーソナルカラーで選ぶ|2泊3日を5枚で回す

自分を知る

秋冬の旅行の服を骨格とパーソナルカラーで選ぶ|2泊3日を5枚で回す

秋冬の旅行で服が増えるのは、1枚ずつ「これで合うか」を考えて足していくからです。骨格診断で全部の服の線を1つにそろえ、パーソナルカラーで色を3つにそろえると、どの上とどの下を組んでも外れないので、2泊3日がアウター1枚と服4枚で回ります。骨格3タイプとパーソナルカラー4シーズンの組み合わせごとの5枚の選び方、寺社めぐり、温泉旅館、街歩きと夜の食事、冬休みの帰省、雪の旅での入れ替え方、写真に残る1枚の置き場所、荷造り前の10分の確認までまとめました。

メグラシ編集部/読了 14分
秋冬コートを骨格と顔タイプで選ぶ|形は骨格、襟とボタンは顔で決める

自分を知る

秋冬コートを骨格と顔タイプで選ぶ|形は骨格、襟とボタンは顔で決める

コートは、体に沿う部分と顔のまわりの部分で、見るべき診断が分かれます。肩線・着丈・シルエット・生地の厚みは骨格で、襟の形と大きさ・ボタン・柄の大きさは顔タイプで決める。この2つに分けると、骨格ストレートでキュート、骨格ウェーブでクール、骨格ナチュラルでフェミニンのように、2つの診断の答えがぶつかる人でも1着に絞れます。肩先から縫い目までの距離、膝からの丈、ラペルの幅を指で測る目安、骨格3×顔4の早見表、チェスター・ステンカラー・トレンチ・ノーカラー・ダッフルの向き、手持ちのコートを襟元とボタンで寄せる方法まで。

メグラシ編集部/読了 13分
ジャケットを骨格・顔タイプ・PCで選ぶ|肩と丈・襟・色の順に決める

自分を知る

ジャケットを骨格・顔タイプ・PCで選ぶ|肩と丈・襟・色の順に決める

秋のジャケットを1つの診断だけで選ぶと、肩は合うのに襟が顔に負ける、色は合うのに形が浮く、ということが起きます。肩線と着丈と生地の厚みは骨格、ラペルの幅と形とボタンは顔タイプ、色と生地の表面はパーソナルカラー。3つの診断に1か所ずつ任せ、試着では直せない順に、肩と丈、襟、色と見ていきます。ラペルの幅の測り方、骨格と顔タイプがぶつかる組み合わせの選び方、シャツの上からニットの上へ移る時期の重ね方、手持ちのジャケットの見直し方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 13分
骨格ストレート×顔タイプクールカジュアルの似合う服|コーデ・NG・素材選びを見つける【2026年最新】

自分を知る

骨格ストレート×顔タイプクールカジュアルの似合う服|コーデ・NG・素材選びを見つける【2026年最新】

骨格ストレートで顔タイプクールカジュアルの方の似合う服を完全ガイド。骨格ストレート クールカジュアルの『立体感×ボーイッシュ』を活かす、きれいめスポーティの素材・色・シルエット、NGアイテム、シーン別コーデまで網羅。

メグラシ編集部/読了 8分
七五三のママ服を骨格タイプで選ぶ|しゃがむ・座る・抱く場面で見る

自分を知る

七五三のママ服を骨格タイプで選ぶ|しゃがむ・座る・抱く場面で見る

七五三の日のママ服は、鏡の前で立っている姿では決まりません。崩れるのは、子どもの目線までしゃがむとき、写真館や会食で座るとき、3歳の子を抱き上げるときの3つの動きです。骨格ストレートは胸から腰の前、ウェーブは腰から下、ナチュラルは肩と背中と、崩れる場所がタイプごとに違います。タイプ別に一着を決める寸法、試着室でやる5つの動き、お参りの時期で変わる上着、手持ちのワンピースで行けるかの見分け方、タイプが2つにまたがるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込