七五三の母親の服を骨格と顔タイプで選ぶ|抱っこと写真の日の1着

**七五三の母親の服は、形を骨格で、顔のまわりを顔タイプで決めてください。**シルエット・丈・素材の張りは体に沿う部分なので骨格。襟の形・飾り・アクセサリーの大きさは顔のすぐ下に来るので顔タイプ。2つの診断に同じ場所を決めさせなければ、答えがぶつかる人でも1着に絞れます。
丈だけは、立ち姿ではなく、しゃがんだ姿で測ります。当日は子の帯や草履を直す、目線を合わせて写真を撮る、と何度もしゃがむからです。しゃがんだときに膝が布の外に出ない丈が、どの骨格でも当日の下限になります。
その1着を着ていいかどうか、デニムやニットは可か、といった可否の判定は七五三の親の服装は「着ていいか」で決まるに、家族写真の色の数は七五三の家族写真は、並んだときの色数で決まるにあります。この記事は、可と決まった服の中から、骨格と顔タイプで1着に絞るところだけを扱います。
結論:1着を「体に沿う部分」と「顔のまわり」に分ける
七五三の母親の服を部分に分けて、どちらの診断に任せるかを先に決めます。
| 服の部分 | 任せる診断 | 理由 |
|---|---|---|
| シルエット(Iライン・Aライン・ストン) | 骨格 | 胴まわりの厚みと重心に沿う |
| ウエストの位置と切り替え | 骨格 | 腰の位置と脚の見え方に関わる |
| 丈 | 骨格(下限は当日の動き) | 重心と、しゃがんだときの膝に関わる |
| 素材の厚みと張り | 骨格 | 体の厚みと質感に釣り合わせる |
| 肩線と袖の形 | 骨格 | 肩の骨組みに沿う |
| 襟の形と開き | 顔タイプ | 顔の線と隣り合う |
| 飾り(リボン・フリル・ボタン) | 顔タイプ | 胸元で顔と同じ視界に入る |
| アクセサリーの大きさ | 顔タイプ | 顔のパーツの大きさと並ぶ |
| 柄の大きさ | 顔タイプ | 顔と柄の大きさが比べられる |
| 色 | 子の衣装とパーソナルカラー | 家族写真の並びで決める(この記事では扱わない) |
表の上半分は骨格、下半分は顔タイプです。「このワンピースは似合うか」と1着ごとに聞くと、2つの診断が同時に答えようとして話がぶつかります。「このワンピースのシルエットは合うか」「このワンピースの襟は合うか」と分けて聞けば、それぞれ1つの診断が答えてくれます。
七五三の母親の服で、2つの診断がぶつかる場所
骨格だけ、顔タイプだけで選ぶと、七五三の服ではどこかで引っかかる人が出てきます。
| 選び方 | うまくいく人 | 引っかかるところ |
|---|---|---|
| 骨格だけで選ぶ | 骨格と顔の印象が近い人 | 写真で、顔より襟や飾りが先に目に入る |
| 顔タイプだけで選ぶ | 骨格と顔の印象が近い人 | 抱っこや移動で着膨れし、服に着られた印象になる |
| 部分ごとに分けて選ぶ | ほとんどの人 | 当てはまる1着を探す手間が少し増える |
七五三の服は、普段着と違って、年に何度も着るものではありません。だからこそ、試着室で迷った末に「どちらの記事にも少しずつ合っている1着」を選びがちです。ところがその1着は、形も襟も中途半端になり、写真で見返したときにどちらの良さも出ていないことがあります。
七五三でとくに迷いやすいのは、写真に写る範囲が日によって違うからです。スタジオでは全身が写り、神社では子と並んで上半身だけが写ることが多くなります。全身が写る日は骨格の答えが、上半身だけの日は顔タイプの答えが、写真の印象を大きく左右します。
だから、どちらか一方の診断で選ぶと、どちらかの写真で違和感が出ます。部分に分けておけば、全身でも上半身でも、外れる部分がなくなります。
当日の動きを先に数える|抱っこ・しゃがむ・歩く・立つ
七五三の当日は、式典というより、子の世話をしながら移動する1日です。服を選ぶ前に、当日の動きを数えておきます。
| 当日の動き | 何回くらいあるか | 服で確かめること |
|---|---|---|
| しゃがむ | 帯や草履を直す・目線を合わせる。10回前後 | 膝が布から出ない丈か |
| 抱っこ | 3歳なら何度も。5歳・7歳でも疲れたときに | 腕を上げても脇や背中が突っ張らないか |
| 砂利道や石段を歩く | 参道・境内で長く | 裾が足にまとわりつかないか |
| 屋外で立って待つ | 祈祷の受付・写真の順番待ち | 10〜11月の気温に合う羽織りがあるか |
| 椅子や座敷に座る | 祈祷・食事会 | 座ったときに丈が上がりすぎないか |
この5つを、試着の段階で一度ずつやってみてください。とくにしゃがむ動きと、腕を前に伸ばす抱っこの動きは、立って鏡を見ているだけでは分かりません。
3歳の子がいる日は、抱っこの回数が多くなります。腕を前に伸ばしたときに、背中の布が引っ張られて肩が上がるなら、その服は当日の途中でずっと気になります。7歳の子の日は抱っこは減りますが、着物の帯や髪飾りを直す場面が増えるので、しゃがむ動きと腕を上げる動きの両方を確かめてください。
骨格で決める①|シルエットとウエストの位置
シルエットとウエストの位置は、骨格の答えをそのまま使います。
| 骨格 | 合うシルエット | ウエストの位置 |
|---|---|---|
| ストレート | Iライン。上下がまっすぐつながる形 | 本来の位置か、切り替えなし |
| ウェーブ | Aライン・フィット&フレア。上がすっきりした形 | 本来の位置より少し高め |
| ナチュラル | ストン・ゆとりのある直線的な形 | 低め、または切り替えなし |
七五三の服は、ワンピース1枚で通すか、ジャケットを羽織るかで、シルエットの見え方が変わります。ジャケットを羽織る日は、ジャケットの丈と前の開け閉めで、外から見えるシルエットが決まります。
骨格ウェーブの人は、ジャケットの丈が腰より長いと、ウエストの位置が見えなくなります。短めのジャケットか、前を開けてワンピースの切り替えが見える着方にすると、骨格の答えがそのまま生きます。
骨格で決める②|丈は、しゃがんだ姿で測る
丈は、骨格ごとの目安と、当日の動きの下限の両方で決めます。下限のほうが優先です。
| 骨格 | 立ったときの目安 | しゃがんだときの下限 |
|---|---|---|
| ストレート | 膝がちょうど隠れる丈 | 膝が布から出ないこと |
| ウェーブ | 膝下から、ふくらはぎの中ほどまで | 膝が布から出ないこと |
| ナチュラル | ふくらはぎの下から、くるぶし近くまで | 長い丈は砂利で裾が汚れないか |
試着室では、鏡の前でしゃがんで、膝が布の外に出ないかを見てください。膝丈のワンピースは、立ったときにちょうどよくても、しゃがむと膝が出ることがよくあります。その場合は、立ったときに膝下5cmほどの丈を選ぶと、しゃがんでも膝が出ません。
長い丈は、骨格ナチュラルの人によく合いますが、砂利の参道や石段では裾が汚れやすくなります。くるぶし近くまでの丈を選ぶなら、裾が地面から指3本ぶん以上離れているかを確かめてください。
骨格で決める③|素材の厚みと張り
素材は、指でつまんだ厚みと、手を離したときの戻り方で見ます。
| 骨格 | 合う素材 | 指でつまんだ目安 |
|---|---|---|
| ストレート | 張りがあり、表面のなめらかな素材 | 1〜2mm。手を離すとすぐ平らに戻る |
| ウェーブ | 薄手でやわらかく、落ち感のある素材 | 1mm前後。手を離すとゆっくり落ちる |
| ナチュラル | 厚みや凹凸のある素材 | 2mm以上。表面に織りや編みの凹凸がある |
10〜11月の七五三は、日なたでは暖かく、日陰や朝夕は冷えます。素材の季節感は、骨格の答えの範囲で、少し厚めに寄せておくと屋外で困りません。骨格ウェーブの人は、薄手の素材の上に、ショート丈の羽織りを1枚重ねると、素材のやわらかさを残したまま寒さに備えられます。
顔タイプで決める①|襟の形と開き
襟は、顔のすぐ下に来るので、顔タイプの答えを使います。顔タイプは、子供顔か大人顔か、顔の線が曲線か直線かで8つに分かれます。
| 顔タイプ | 顔の特徴 | 合う襟 |
|---|---|---|
| キュート | 子供顔×曲線 | 丸い襟、小さめのリボンタイ |
| アクティブキュート | 子供顔×曲線。キュートより活発な印象 | 小さめの丸い襟、短いスタンドカラー |
| フレッシュ | 子供顔×直線と曲線のミックス | 小さめのシャツ襟、浅いVの開き |
| クールカジュアル | 子供顔×直線 | 小さめのシャツ襟、ノーカラーの直線的な開き |
| フェミニン | 大人顔×曲線 | 大きめの丸い襟、やわらかいボウタイ |
| ソフトエレガント | 大人顔×直線と曲線のミックス。パーツは小さめ〜普通 | 浅めのVやUの開き、細いボウタイ |
| エレガント | 大人顔×直線と曲線のミックス。パーツは大きめ | 深めのVの開き、大きめのテーラード襟 |
| クール | 大人顔×直線 | シャープなテーラード襟、深いVの開き |
襟の大きさは、子供顔の人は小さめ、大人顔の人は大きめが基本です。襟の形は、顔の線が曲線の人は丸み、直線の人は角のあるものが合います。
七五三の写真では、母親の襟元が子の頭のすぐ横に来ることが多くあります。襟が顔より強く見えると、写真の中で母親の襟が子の顔と並んで目立ちます。顔タイプに合った襟は、顔と服がひとつながりに見えるので、写真の中で子より前に出ません。
顔タイプで決める②|飾りとアクセサリーの大きさ
胸元の飾りと、耳元や首元のアクセサリーも、顔タイプで決めます。
| 顔の印象 | 飾り | アクセサリー |
|---|---|---|
| 子供顔×曲線(キュート・アクティブキュート) | 小さなリボン、丸いくるみボタン | 小粒のパール、小さな丸い耳飾り |
| 子供顔×直線を含む(フレッシュ・クールカジュアル) | 飾りは少なく、細いパイピング程度 | 細い金属のネックレス、小さな直線的な耳飾り |
| 大人顔×曲線(フェミニン) | やわらかいフリル、大きめのリボン | 中くらいのパール、揺れる耳飾り |
| 大人顔×ミックス(ソフトエレガント・エレガント) | 控えめなドレープ、細いボウタイ | ソフトエレガントは小ぶり、エレガントは大ぶりのパール |
| 大人顔×直線(クール) | 飾りはほとんどなし | 直線的な金属、大きめのフープ |
飾りとアクセサリーの大きさは、顔のパーツの大きさに合わせるのが基本です。子供顔の人が大きな飾りを付けると、飾りが顔より先に目に入ります。大人顔の人が小さすぎる飾りだけだと、胸元がさびしく、顔の存在感と釣り合いません。
抱っこの多い日は、胸元の飾りが子の顔や着物に当たることがあります。大きなブローチや尖った飾りは避け、平らな飾りか、耳元のアクセサリーで顔タイプの印象を足してください。
早見表|骨格3×顔の印象
骨格と顔の印象を組み合わせて、1着の方向を並べます。
| 骨格 | 子供顔×曲線 | 子供顔×直線を含む | 大人顔×曲線 | 大人顔×直線・ミックス |
|---|---|---|---|---|
| ストレート | Iラインのワンピースに丸い小さな襟 | Iラインのワンピースに小さなシャツ襟 | Iラインに大きめの丸い襟かボウタイ | Iラインのセットアップにテーラード襟 |
| ウェーブ | 高めのウエストのフレアに丸い襟とリボン | 高めのウエストのフレアに浅いVの開き | 高めのウエストのフレアにフリルの襟 | 高めのウエストのフレアにVの開きと細い金属 |
| ナチュラル | ゆとりのある直線的な形に丸い襟 | ゆとりのある形にシャツ襟 | ゆとりのある形にドレープの襟 | ゆとりのある長めのセットアップにテーラード襟 |
表の左上と右下は、骨格と顔の印象が近い組み合わせで、迷いにくい場所です。迷いやすいのは、骨格ストレートで子供顔×曲線、骨格ウェーブで大人顔×直線、骨格ナチュラルで大人顔×曲線のように、2つの印象が離れている組み合わせです。その場合も、表のとおり、形は骨格の行、襟と飾りは顔の列から取れば1着に収まります。
形別の向き|ワンピース・セットアップ・パンツスーツ
七五三の母親の服でよく選ばれる形ごとに、骨格別の選び方を並べます。
| 形 | ストレート | ウェーブ | ナチュラル |
|---|---|---|---|
| ワンピース1枚 | 張りのある素材で、Iライン | ウエスト切り替えのあるフレア | ゆとりのある長めの丈 |
| ワンピース+ジャケット | 腰丈のジャケット | 短い丈のジャケット | 長めのジャケットやノーカラーの羽織り |
| スカートのセットアップ | タイトかセミタイトのスカート | フレアかプリーツのスカート | 長めのフレアか、ゆとりのあるタイト |
| パンツのセットアップ | センターに折り目のあるまっすぐなパンツ | 細身でくるぶし丈のパンツ | 幅のあるまっすぐなパンツ |
抱っこやしゃがむ動きが多い日は、パンツのセットアップも選べます。膝の心配がなく、砂利道でも裾を気にせず歩けます。七五三でパンツが可かどうかは、子の衣装と家族の装いとの釣り合いで決まります。その判定は七五三の親の服装は「着ていいか」で決まるで確かめてください。
和装の子の隣に立つとき
子が着物の日は、写真の中で着物の華やかさと並びます。母親が洋装でも、格の釣り合いを取っておくと写真がまとまります。
| 確かめること | 決め方 |
|---|---|
| 素材の光沢 | 着物の光沢に合わせ、表面がなめらかに光を返す素材を |
| 襟元の改まり方 | 顔タイプに合う範囲で、開きの浅い改まった襟を |
| 柄 | 着物の柄と競わないよう、無地か細かい柄に |
| 飾り | 着物の飾りと重ならないよう、胸元より耳元で |
着物の子は、帯や袖に大きな柄と飾りがあります。母親の服に大きな柄や胸元の大きな飾りがあると、写真の中で柄と柄が隣り合い、どちらが主役か分からなくなります。顔タイプで飾りの多さが合う人でも、和装の子の隣では、飾りの場所を胸元から耳元に移すと釣り合います。
骨格の側では、素材の光沢が大事になります。骨格ストレートの人は張りのあるなめらかな素材、ウェーブの人はやわらかく光を返す素材、ナチュラルの人は織りに凹凸がありながら表面がほどよく光る素材を選ぶと、着物の絹の光沢と並んでも見劣りしません。光沢のない綿や麻のような素材は、骨格に合っていても、着物の隣では普段着に見えやすくなります。
洋装の子の隣に立つとき
子が洋装のスーツやワンピースの日は、着物の日より、家族全体が洋装の改まった装いになります。
| 確かめること | 決め方 |
|---|---|
| 襟の形 | 子の襟と同じ形を避けると、親子でそろいすぎない |
| 丈 | 子のワンピースより長めにすると、写真で親子の区別がつく |
| 飾り | 子にリボンやフリルがあるなら、母親は控えめに |
| 素材 | 子よりわずかに落ち着いた表面に |
子と母親の襟の形が同じだと、写真の中で親子の装いがそろいすぎて、どちらも子どもっぽく見えたり、どちらも大人っぽく見えたりします。顔タイプに合う襟の候補の中から、子の襟と違う形を選んでください。
写真の日|スタジオと神社で、写る範囲が変わる
七五三の写真は、スタジオで撮る日と、神社で撮る日で、写る範囲が大きく違います。どちらの比重が大きいかで、骨格と顔タイプのどちらを重く見るかを変えます。
| 撮る場所 | 主に写る範囲 | 重く見る診断 |
|---|---|---|
| スタジオの全身写真 | 頭から足先まで | 骨格(シルエットと丈) |
| スタジオの家族写真(座り) | 胸から上と膝 | 顔タイプと丈 |
| 神社での並び写真 | 腰から上 | 顔タイプ |
| 家族が撮る普段の写真 | 子と並んだ上半身 | 顔タイプ |
前撮りをスタジオで済ませ、当日は神社で家族が写真を撮る、という日程なら、当日の服は顔タイプの比重を高くして構いません。前撮りと当日で同じ服を着るなら、全身写真に合わせて骨格の答えを優先し、襟元を顔タイプで整えます。
スタジオの座り写真では、椅子に浅く腰かけた姿で、膝から上がひとつの面として写ります。このとき丈が短いと膝が写り込み、長いと裾が床に広がります。スタジオで座る予定があるなら、試着室で椅子に座って、膝が布の中に収まり、裾が床に着かない丈かを確かめておくと安心です。神社の並び写真では、母親は子の後ろか横に立つことが多く、腰から上だけが写ります。襟とアクセサリーが、そのまま写真の印象になります。
10〜11月の気温と羽織り|形は骨格、襟元は顔
七五三の時期は、朝夕と日中の気温差が大きく、屋外で長く待つこともあります。羽織りも、骨格と顔タイプで分けて選びます。
| 羽織り | 骨格で見ること | 顔タイプで見ること |
|---|---|---|
| ジャケット | 丈と肩線 | 襟の形と大きさ |
| ノーカラーの羽織り | 丈とゆとり | 開きの深さ |
| ショート丈のコート | 丈が中の服より短いか | 襟の形 |
| ストール | 厚みと長さ | 柄の大きさと巻き方 |
羽織りは、中の服より短い丈を選ぶと、中のワンピースのシルエットが見えて、骨格の答えが生きます。長い羽織りを選ぶなら、前を開けて中の服が縦に見えるように着てください。
ストールは、抱っこの多い日にいちばん扱いやすい羽織りです。肩に掛けるだけで寒さを防げて、子を抱くときに外しやすく、顔タイプに合う柄を顔のすぐ下に足せます。
11月の朝の神社は、日陰に入ると思った以上に冷えます。祈祷の待ち時間に建物の外で並ぶこともあるので、羽織りは写真のときに脱げるものを1枚持っていく前提で選んでください。脱いだあとに中の服の形が崩れないよう、羽織りの下は骨格に合ったシルエットの1着にしておくと、写真の直前に慌てずに済みます。
下の子を抱っこひもで連れていく日
七五三の主役の上に、赤ちゃんや小さな下の子がいる家族も多くあります。抱っこひもを使う日は、ひものベルトと肩紐が、服のいちばん大事な場所に重なります。
| 抱っこひもで変わること | 骨格で見ること | 顔タイプで見ること |
|---|---|---|
| 腰のベルトがウエストの位置に来る | 切り替えの位置がベルトの上か下か | なし |
| 肩紐が襟元の両脇を通る | 肩線が肩紐に押されてずれないか | 襟が肩紐の内側に収まるか |
| 胸の前に子が来る | 胸元の素材がしわになりにくいか | 胸元の飾りが子に当たらないか |
| 写真のときだけ外す | 外したあとシルエットが戻るか | 外したあとの襟元が整っているか |
骨格ウェーブの人は、ワンピースの切り替えが抱っこひものベルトの下に入ると、見せたいウエストの位置が見えなくなります。切り替えがベルトより上に来る、高めのウエストの1着を選んでください。骨格ストレートとナチュラルの人は、切り替えのない形を選ぶと、ベルトの位置を気にせずに済みます。
顔タイプの側で気をつけたいのは襟の幅です。大きく広がる襟は、肩紐に押されて形が崩れます。抱っこひもの日は、肩紐の内側に収まる幅の襟か、ノーカラーの開きにして、顔タイプの印象はアクセサリーで足してください。
足元とバッグ|砂利道と抱っこの日
足元とバッグは、顔から遠く、骨格の重心と当日の動きで決めます。
| 小物 | 骨格で見ること | 当日の動きで見ること |
|---|---|---|
| 靴 | 甲の見え方と、ヒールの太さ | 砂利道で沈まない太めのヒールか、低い靴 |
| ストッキング | 素材の透け方 | しゃがんだときに膝が伝線しにくいか |
| バッグ | 大きさと形の直線・曲線 | 片手が空く持ち方ができるか |
| サブバッグ | 服の素材と釣り合うか | 子の着替えや草履が入るか |
靴の可否や高さの目安は七五三の母親の足元に詳しくあります。骨格で見るのは、甲の見え方とヒールの太さだけです。骨格ストレートはシンプルなプレーンな形、ウェーブは甲が浅く華奢な形、ナチュラルはやや太めのヒールや甲の深い形が、服の形とつながります。
手持ちの1着を寄せる|骨格か顔か、片方が合わないとき
新しく買わずに、手持ちの1着で七五三に出たい人もいます。骨格と顔タイプのどちらかが合わない1着は、合わない側だけを寄せてください。
| 合わない部分 | 寄せ方 |
|---|---|
| 襟が顔より強い | 襟を寝かせて、上にストールを掛ける |
| 襟が顔に対してさびしい | 顔タイプに合う大きさのアクセサリーを耳元に |
| シルエットが骨格と違う | ベルトか羽織りの丈でウエストの位置を見せる |
| 丈がしゃがむと短い | 当日だけ膝下までのスカートかパンツに替える |
顔のまわりは、アクセサリーとストールで後から寄せやすい部分です。シルエットと丈は、服そのものを替えないと寄せにくい部分です。手持ちの1着を使うなら、シルエットと丈が骨格に合っているものを選び、顔のまわりを小物で寄せるのがいちばん手間がかかりません。
骨格と顔の印象が離れている組み合わせ
骨格と顔の印象が離れている人ほど、1着の中での割り振りが効きます。よくある組み合わせごとに、何をどちらで決めるかを並べます。
| 組み合わせ | 形(骨格) | 顔のまわり(顔タイプ) |
|---|---|---|
| ストレート×キュート | 張りのあるIラインのワンピース | 小さな丸い襟、小粒のパール |
| ストレート×フェミニン | 張りのあるIラインのワンピース | やわらかいボウタイ、揺れる耳飾り |
| ウェーブ×クール | 高めのウエストのフレアワンピース | 細いスタンドカラーかV、直線的な金属 |
| ウェーブ×エレガント | 高めのウエストのフレアワンピース | 深めのVの開き、大ぶりのパール |
| ナチュラル×キュート | ゆとりのある長めのワンピース | 丸い襟、小さなリボン |
| ナチュラル×フェミニン | ゆとりのある長めのワンピース | ドレープの襟、中くらいのパール |
どの組み合わせでも、形と顔のまわりを別々に満たしています。2つの答えを混ぜて、どちらにも少しずつ寄せた中途半端な1着を探すより、1着の中で場所を分けるほうが、写真に写ったときにどちらの答えも生きます。
前日に一度着て、3分で確かめる
服が決まったら、前日に一度、当日の動きをしながら確かめてください。
- 鏡の前でしゃがみ、膝が布の外に出ないかを見る
- 腕を前に伸ばして、抱っこの姿勢で背中が突っ張らないかを見る
- 鏡から1m離れて、服と顔のどちらに先に目が行くかを見る
- 子の衣装の隣に服を並べて、柄や飾りがぶつからないかを見る
- 羽織りを着たときと脱いだときで、シルエットが崩れないかを見る
3で服に先に目が行くなら、顔のまわりの飾りを1つ減らしてください。顔に先に目が行くなら、そのままで構いません。4で柄や飾りがぶつかるなら、母親の側の飾りを耳元に移します。
どちらとも取れるとき①|骨格か顔タイプがまだ分からない
骨格診断も顔タイプ診断も受けたことがない、またはどちらか一方しか分からない人は、分かっている側だけを使い、分からない側は中間の条件で選んでください。
骨格だけ分かっているなら、形は骨格の答えで選び、襟は角も丸みも強すぎない浅めの開き、アクセサリーは小ぶりのパール1つにします。顔タイプだけ分かっているなら、襟と飾りは顔タイプで選び、形はウエストに軽い切り替えのある膝下丈、素材はつまんで1〜2mmのなめらかなものにします。
どちらも分からないときは、両方を中間にした1着を選び、試着室で鏡から1m離れて見る3の手順だけで決めて構いません。七五三までに時間があるなら、骨格か顔タイプのどちらか一方だけでも先に確かめておくと、次の行事の服選びにもそのまま使えます。
どちらとも取れるとき②|骨格の答えと顔の答えが真逆に見える
骨格ストレートでキュート、骨格ウェーブでクールのように、2つの答えが真逆に見えることがあります。真逆に見えるのは、骨格の答えと顔の答えを、どちらも「全身の印象」として読んでいるからです。
骨格の答えは体に沿う部分の話、顔の答えは顔のまわりの話です。場所が違うので、本当は真逆ではありません。骨格ストレートのIラインのワンピースに、キュートに合う小さな丸い襟は、1着の中で問題なく同居します。早見表のとおり、形の行と顔の列を別々に読めば、ぶつかる場所はなくなります。
どちらとも取れるとき③|診断が中間・2つのタイプにまたがる
骨格がストレートとウェーブの中間、顔タイプがフェミニンとソフトエレガントの間のように、診断が2つのタイプにまたがる人もいます。
骨格が中間なら、当日の動きを優先してください。抱っこやしゃがむ動きが多い日は、伸びのある素材や動きやすい形を選べる側の答えを取ります。顔タイプが中間なら、写真に写る範囲を優先します。上半身の写真が多い日は、襟を2つのタイプの中間の大きさにし、アクセサリーで片方に寄せると、写真の中で顔と服がつながります。
どちらとも取れるとき④|着物にするか洋服にするか迷う
母親が着物を着るかどうか迷う人もいます。着物の形は骨格に左右されにくく、帯の位置や着付けの補整で整えるため、骨格の答えはあまり関わりません。
着物を選ぶ場合、顔タイプが関わるのは、半襟の見せ方、帯揚げの色の面積、髪飾りの大きさです。子供顔の人は半襟を細めに、髪飾りを小さめに。大人顔の人は半襟をやや広めに、髪飾りを中くらいに。洋服か着物かは、抱っこの回数と、移動の距離で決めるのが現実的です。3歳の子を何度も抱く日は、洋服のほうが動きやすく、写真の日だけ着物にする家族もあります。
よくある行き違い
| よくある考え方 | 実際に起きること |
|---|---|
| 骨格と顔タイプのどちらか一方に合わせればよい | 全身写真か上半身写真のどちらかで違和感が出る |
| 七五三はワンピースなら何でも同じ | 丈としゃがむ動きで、当日の着心地が大きく変わる |
| 膝丈なら改まって見える | しゃがむと膝が出て、当日は扱いにくい |
| 和装の子の隣は母親も華やかにするほどよい | 柄や飾りがぶつかると、主役が分からなくなる |
| 飾りは多いほどお祝いらしい | 顔タイプに合わない大きさだと、写真で飾りが先に目に入る |
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よくある問い
- Q. 骨格ウェーブでクールと出ました。七五三ではどんな服を選べばいいですか
- 形はウェーブ、顔のまわりはクールに分けてください。形は、ウエストの位置が高めで、上半身がすっきりしたワンピースかセットアップ。素材は、薄手でやわらかく、張りの強すぎないものが合います。そのうえで、襟は丸い襟やフリルより、細いスタンドカラーやVの開き、角のある襟を選び、アクセサリーは細い線の金属や小ぶりのパールにします。形のやわらかさと、顔のまわりのすっきりした線が、1着の中で両立します。
- Q. 七五三のワンピースの丈は、膝丈と膝下丈のどちらがいいですか
- 立った姿ではなく、しゃがんだ姿で決めてください。七五三の当日は、子の帯や草履を直す、写真のために目線を合わせる、といった場面でしゃがむことが何度もあります。しゃがんだときに膝が布の外に出ない丈が、当日の下限です。そのうえで、骨格ストレートは膝がちょうど隠れる丈、ウェーブは膝下から長めでも重くなりにくい丈、ナチュラルはくるぶし近くまでの長い丈も合います。
- Q. 子が着物なので、母親も着物を着たほうがいいですか
- 母親が洋装でも問題ありません。子が着物でも、母親はワンピースやセットアップ、スーツで並ぶ家族が多くあります。気をつけたいのは格の釣り合いで、子の着物が華やかな日は、母親も光沢のある素材や、改まった襟の形を選ぶと写真の中で釣り合います。着物を着る場合は、着物の形そのものは骨格に左右されにくいので、帯の位置や半襟の見せ方、髪飾りの大きさで顔タイプに寄せてください。
- Q. 骨格も顔タイプもまだ分かりません。何を基準に選べばいいですか
- 中間の条件から選ぶと大きく外れにくくなります。シルエットはウエストに軽い切り替えのあるもの、丈はしゃがんでも膝が出ない程度、素材はつまんで1〜2mmのなめらかなもの、襟は角も丸みも強すぎないもの。この条件のワンピースかセットアップを選び、試着室で鏡から1m離れて、服と顔のどちらに先に目が行くかを見てください。服に先に目が行くなら飾りを減らし、顔に先に目が行くならそのままで構いません。
— メグラシ編集部





