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胸が大きい人の太って見えない服|秋冬のお呼ばれと式典のワンピース

メグラシ編集部//読了 12分
Vネックでウエストに切り替えのある深い緑のやわらかいワンピースに、灰色のジャケットを前を開けて羽織り、小さなバッグを体の横で持って式場のロビーを歩く女性の首元から膝までの着姿

胸が大きい人がお呼ばれや式典のワンピースを選ぶときは、胸の頂点で持ち上がった布がどこへ行くかを、4か所で決めてください。

襟ぐり、切り替え、布の落ち方、羽織りの丈。このうちどこを優先するかは、その日の予定で変わります。**座る披露宴なら切り替えと布の落ち方、写真なら襟ぐり、羽織る時間が長い日なら羽織りの丈。**予定から先に決めると、売り場で見る場所が2つに絞れます。

ふだんのニットは胸が大きくても太って見えないニット、コートは胸が大きくても太って見えないコートにあります。この記事は、秋冬のお呼ばれと式典のワンピースの話です。

結論:4か所で、頂点から下の布の行き先を決める

胸が大きいと、布は胸の頂点でいちばん前に押し出されます。そこから下の布が体に戻るか、そのまま前に落ちるかで、太って見えるかどうかが決まります。

見る場所目安外れると起きること
①襟ぐりの底胸の頂点の8〜12cm上首から頂点まで1枚の広い面になる
②切り替えの位置頂点の10cm以上下頂点から下の布がテントのように前に張る
③横から見た前の浮きウエストの高さで3cm以内胸からお腹までが前に1つの面で出る
④羽織りの前端頂点から15cm以上下まで届く羽織りの裾が頂点を横切り、胸の幅が強調される

**4か所のうち3か所がそろえば、どの予定でも大きくは外れません。**2か所しかそろわない服でも、その予定で優先する2か所に当たっていれば着て行けます。

ここでいう太って見えるというのは、体の大きさのことではありません。胸の頂点から下の布が、体の線から離れて前に出ている、その布の量が全身の印象を大きくしているということです。布の行き先は、選び方と着方で決められます。

なぜお呼ばれのワンピースで太って見えやすいのか

ふだんの服より、お呼ばれのワンピースのほうが太って見えやすいのには、形の理由があります。

お呼ばれのワンピースによくある形胸が大きい人に起きること
胸のすぐ下で切り替えるハイウエスト頂点から下の布が前に張り、テントのように落ちる
首の詰まった丸い襟ぐり首から頂点まで広い面が続く
肩幅に合わせた細身の身頃胸の前で布が引かれ、横じわが出る
丈の短いボレロ裾の横線が頂点を横切る
張りの強い布頂点から下に布がまっすぐ落ちて戻らない

**お呼ばれのワンピースは、胸の頂点から下に布を広げる形が多い服です。**ふだんの服で選び方が決まっている人ほど、この違いに戸惑います。

ふだんの服は、ニットやブラウスとボトムを上下で分けて着るので、ボトムのウエストが自然に切り替えの役をしています。ワンピースは上下がつながっているぶん、どこで区切るかを服の側が決めています。その区切りの位置が自分の頂点と合っているかを見るのが、この記事の4か所です。

測る前に|胸の頂点の位置を決める

4か所はすべて胸の頂点からの距離で見ます。最初に、自分の頂点の位置を確かめておきます。

確かめることやり方目安
頂点の高さ腕を下ろして、肩先と肘のあいだのどこにあるか肩先と肘のちょうど中間あたり
鎖骨のくぼみからの距離首の付け根のくぼみから頂点まで、まっすぐ下へ人によって18〜25cm前後
ウエストの細いところまで頂点から、ウエストのいちばん細いところまで人によって12〜18cm前後

**測るのは、お呼ばれの日に着る下着をつけた状態です。**下着によって頂点の高さが2〜3cm動くことがあるので、ふだんの下着で測ると、当日に襟ぐりや切り替えの位置がずれます。

測った数字はメモしておいてください。売り場で服を当てたとき、鎖骨のくぼみから何cm下に襟ぐりの底があるか、切り替えがあるかを見れば、頂点との距離が計算できます。

①襟ぐり|底が頂点の8〜12cm上にあるか

襟ぐりの底が胸の頂点に近いほど、首から頂点までに縦の帯ができます。遠いほど、広い面になります。

襟ぐり底の位置見え方
首の詰まった丸首鎖骨のくぼみの上首から頂点まで広い面が続く
ゆるい丸首、ボートネック鎖骨のくぼみの下3〜5cm横に広い面が残る
Vネック、スクエアネック頂点の8〜12cm上縦の帯ができる
深いV頂点の5cm以内お呼ばれの場では開きすぎることが多い

**底を頂点の8〜12cm上に置くと、肌の見える面が縦長になり、胸の上に広い面が残りません。**お呼ばれの場で開きすぎないのも、この範囲です。

丸首しかない服を着る日は、首元に縦に長い飾りを足してください。頂点の上10cm前後まで下がる長さのネックレスか、縦に垂らす細いストールが、襟ぐりの代わりに縦の帯をつくります。

スクエアネックは、底の横線が胸の上を横切るので、底の位置がとくに大事です。頂点の8〜12cm上にあれば、横線は鎖骨の下に収まって胸の幅とは重なりません。底が頂点に近いスクエアは、横線が胸のいちばん広いところに近づくので避けてください。

②切り替え|頂点の10cm以上下にあるか

切り替えは、ワンピースの上下をつなぐ縫い目です。胸の頂点のすぐ下にあると、頂点で前に出た布が、切り替えから下へテントのように落ちます。

切り替えの位置見え方
頂点の下5cm以内(ハイウエスト)頂点から下の布が前に張り、胸からお腹までが1つの面に見える
頂点の下5〜10cm胸の下に布の段差ができやすい
頂点の下10cm以上、ウエストの細いところ布がいったん体に戻り、くびれの位置で区切られる
切り替えなし(ストンと落ちる)布の落ち方で決まる(③を見る)

**切り替えを頂点の10cm以上下に置くと、頂点とウエストのあいだで布が体に戻る余地ができます。**座ったときにも、お腹の前に布がたまりません。

ハイウエストのワンピースが好きな人は、切り替えから下の布がやわらかく、体に沿って落ちるものを選んでください。張りのある布のハイウエストは、胸の大きい人にとっていちばん布が前に張る組み合わせです。

切り替えの位置は、売り場では服を体に当てて確かめます。ハンガーにかかったまま見ると、切り替えは実際より低く見えます。体に当てて、自分の頂点から指を何本下に切り替えが来るかを数えてください。指の幅1本は約2cmなので、指5本ぶん下にあれば10cmです。

③布の落ち方|横から見た前の浮きが3cm以内か

正面だけでなく、横から見たときの布の浮きを測ります。お呼ばれでは、隣の席や立食の会場で、横から見られる時間も長いからです。

横から見た、ウエストの高さでの前の浮き見え方
0〜3cm布が体に沿って戻り、横から見ても厚みが出ない
3〜6cm胸からお腹まで前に出て見える
6cm以上胸から裾までが1枚の板のように前に出る

浮きは、鏡の横に立ち、ウエストの高さで体と布のあいだに指を入れて測ります。指1本半くらいまでが3cmの目安です。

**浮きを決めるのは布のやわらかさです。**とろみのある布、ジョーゼット、やわらかいニットは体に戻りやすく、張りのあるタフタや厚手のツイードは戻りにくい布です。張りのある布を選ぶ日は、切り替えをウエストの細いところに置いた形にして、浮きの出る範囲を胸の下だけに抑えてください。

④羽織りの丈|前端が頂点で止まっていないか

秋冬のお呼ばれは、羽織りを着ている時間が長くなります。羽織りの裾の横線がどこを通るかが、ワンピースそのものより目に入ることもあります。会場の中は暖かくても、受付の前やロビー、写真を撮る庭では羽織りを着たまま過ごすことが多いからです。

羽織り前端の位置見え方
丈の短いボレロ頂点の高さで止まる裾の横線が頂点を横切り、胸の幅が強調される
ウエスト丈のジャケット頂点の12〜18cm下前を開ければ縦の線が胸の外側を通る
ロングカーディガン、ロングジレ腰より下前を開けると縦の長い線が2本できる
肩から垂らすストール肩から頂点の外側を通って下へ縦の帯が頂点の外側にできる

**羽織りは、前を開けて着るのが基本です。**前端の2本の縦線が胸の外側を通ると、内側のワンピースが縦の帯として見えます。前を閉めると、羽織りの前端が胸の頂点で引っぱられ、横じわが出ます。

羽織りの色は、ワンピースと同じか、1段暗い色にしてください。明るい羽織りは肩から胸の外側に明るい面をつくり、横幅を広く見せます。ワンピースより暗い羽織りなら、前を開けたときに内側のワンピースが縦の帯として浮かび上がります。

秋冬の素材|厚みと艶で浮きが変わる

秋冬のお呼ばれは、素材が厚く、艶のあるものが増えます。素材によって、③の浮きと、胸の前の光り方が変わります。

素材浮き胸の前の光り方選び方
ジョーゼット、とろみのある化繊戻りやすい控えめいちばん選びやすい
ベロア戻りやすい頂点で光が集まる色を深くして光を抑える
サテンやや戻る頂点で強く光る胸の前は艶のない羽織りで覆う
タフタ、張りのある化繊戻りにくい光が面で返る切り替えをウエストに
ツイード、厚手のウール戻りにくい艶はない厚みを足すので羽織りは薄手に
やわらかいニット戻りやすい艶はない身幅にゆとりのあるものを

**艶のある布は、胸の頂点にいちばん光が集まります。**頂点が光ると、そこが顔より先に目に入ります。サテンやベロアを選ぶ日は、色を1段深くするか、羽織りで胸の前を覆ってください。

10月の結婚式はまだ薄手のジョーゼットやとろみのある化繊で十分な日が多く、11月の終わりからベロアやツイードの出番が増えます。厚い素材は浮きが戻りにくいので、冬のお呼ばれほど、切り替えの位置と羽織りの丈で布の行き先を決めることが大事になります。

予定①|秋の結婚式の披露宴(座る)

披露宴は2〜3時間、ほとんど座って過ごします。座ると、切り替えより下の布がお腹の前で折れて、たまりやすくなります。

優先する場所目安
②切り替え頂点の10cm以上下
③前の浮き座った姿勢で、お腹の前の布のたまりが少ない
①襟ぐり写真のために、底を頂点の8〜12cm上
④羽織り披露宴中は脱ぐか、肩にかけるストール

座ったときに、切り替えから下の布がお腹の前に何重にも折れないかを、試着室の椅子で確かめてください。切り替えがウエストの細いところにあり、やわらかい布なら、折れても1回で済みます。

隣の席の人とは、横から顔を合わせて話します。そのとき目に入るのは、③の横から見た浮きです。正面だけで選ばず、横から見た姿も鏡で確かめておきます。

披露宴の席では、ナプキンを膝に広げます。ナプキンの上端がお腹の前に横線をつくるので、切り替えがその少し上、ウエストの細いところにあると、2本の横線が近づいて1本にまとまります。切り替えが頂点のすぐ下にあると、胸の下とナプキンの上の2か所に横線ができて、そのあいだの布の面が広く見えます。

予定②|二次会・立食のパーティー

立食は、ずっと立って、横や斜めから見られる予定です。座る披露宴とは見られる角度が違います。

優先する場所目安
③前の浮き横から見て3cm以内
④羽織り前を開けて、縦の線を2本
①襟ぐり底を頂点の8〜12cm上
丈膝下。立った姿で全身の縦を長く見せる

**立食では、グラスや皿を胸の前で持つ時間が長くなります。**手と腕が胸の前に来ると、そこに横の線ができるので、羽織りの前を開けて縦の線を足しておくと釣り合います。

グラスは、胸の前ではなく、ウエストの高さで持つ癖をつけておくと、話しているあいだの姿が整います。バッグは小さいものを手首にかけて、片手を空けておくと、取り分けのときにも腕が胸の前を横切りません。

予定③|七五三・お宮参りの付き添い(抱く・しゃがむ)

七五三やお宮参りは、子どもを抱いたり、しゃがんだりする予定です。抱くと胸の前の布が腕で押され、しゃがむと切り替えより下の布が前に出ます。

優先する場所目安
③前の浮きしゃがんでも前に大きく出ない、やわらかい布
②切り替えウエストの細いところ、または切り替えなし
④羽織り抱いても前端が頂点を横切らない、ウエスト丈以下
布の伸び腕を前に伸ばしても背中がつっぱらない

**子どもを抱くと、羽織りの前端が腕で押されて胸の前に寄ります。**丈の短い羽織りだと、寄った前端がちょうど頂点の高さに横線をつくります。お宮参りで赤ちゃんを抱く時間が長い人は、羽織りを肩から垂らすストールにしておくと、抱いた腕の外側を縦に落ちます。

七五三の神社では、境内の砂利道を歩き、写真のためにしゃがんで子どもの着物を直す場面もあります。しゃがむと切り替えより下の布が太ももの前に寄るので、布がやわらかく、裾が膝下まであるワンピースだと、しゃがんだ姿も写真に残しやすくなります。

予定④|両家の顔合わせ・食事会(座敷)

顔合わせは、相手の家族と向かい合って座る予定です。料亭のような座敷なら、正座から立ち上がる動きもあります。

優先する場所目安
①襟ぐり開きすぎない範囲で、底を頂点の10〜12cm上
②切り替えウエストの細いところ
丈正座したときに膝が隠れる、膝下10cm以上
④羽織りジャケットを着るなら前を開けて

**正座すると、切り替えより下の布が太ももの上に広がります。**切り替えがウエストにあると、広がりがお腹の前ではなく膝の上に出ます。テーブル席の店なら正座はありませんが、向かい合う距離が近く、胸から上がずっと相手の目に入ります。その場合は①の襟ぐりを先に見て、開きすぎない範囲で縦の帯をつくってください。顔合わせの服装の格は顔合わせの服装で決め方を書いています。

予定⑤|同窓会・ホテルの忘年会

同窓会やホテルでの忘年会は、立ったり座ったりをくり返し、写真も撮る予定です。

優先する場所目安
①襟ぐり写真のために、底を頂点の8〜12cm上
③前の浮き3cm以内
素材艶のある布は、色を深く
④羽織り会場では脱ぐ前提で、脱いだ姿で選ぶ

**写真は胸から上だけ写ることが多いので、襟ぐりがいちばん効きます。**集合写真では、体を正面から少し斜めに向けて立つと、胸の前の面が細く写ります。

同窓会は、久しぶりに会う人に見られる予定です。華やかさを出そうとしてサテンやベロアを選ぶ人も多いのですが、その日は艶の素材を胸から遠い場所に置くのも一つの方法です。艶のあるスカートと艶のない上半身なら、華やかさを保ったまま、胸の前に光が集まりません。

予定⑥|法事・一周忌の喪の席

喪の席のワンピースは、首の詰まった襟ぐりが多く、色も黒一色です。①の襟ぐりは変えにくいので、残りの3か所で整えます。

優先する場所目安
②切り替え頂点の10cm以上下、ウエストの細いところ
③前の浮き3cm以内。張りの強い布は避ける
④羽織り黒のジャケットの前端が頂点の下まで届く
着方ジャケットの前を開けて、縦の線を2本

**黒一色は、面の広さがそのまま見える色です。**だからこそ、ジャケットの前端の縦線が効きます。お辞儀をするときは、襟ぐりの詰まったワンピースでも胸元の布が前に引かれるので、焼香の前に一度、ジャケットの前端が胸の外側にあるかを手で整えてください。喪の席の服装の目安は13回忌の服装に、法事の格の考え方を書いています。

予定⑦|子どもの発表会・音楽会

発表会は、客席に座り、子どもを見る側の予定です。改まった服を着ても、見られる時間は短めです。

優先する場所目安
②切り替え座っても布がたまらない位置
④羽織り前を開けたジャケットかカーディガン
素材艶のない布で、客席で目立たない

**会場が暗く、写真も子どもが中心です。**ここでは4か所すべてをそろえなくても、切り替えと羽織りの2か所で十分です。

客席の椅子は、披露宴の椅子より座面が低く、背もたれに寄りかかる姿勢になりがちです。寄りかかると胸の前の布が上に引かれ、切り替えの位置が上がって見えます。座るときは背もたれから少し離れて、ジャケットの前を開けておくと、暗い客席でも姿勢が崩れて見えません。

予定ごとの早見表

予定ごとに、優先する2か所をまとめます。売り場では、この2か所から先に見てください。

予定優先1優先2主な動き
結婚式の披露宴②切り替え③前の浮き座る
二次会・立食③前の浮き④羽織り立つ・横から見られる
七五三・お宮参り③前の浮き④羽織り抱く・しゃがむ
両家の顔合わせ①襟ぐり②切り替え正座する
同窓会・ホテルの忘年会①襟ぐり③前の浮き写る
法事・一周忌②切り替え④羽織り座る・お辞儀する
発表会・音楽会②切り替え④羽織り座る

コートを着る時間|会場の外の姿

秋冬のお呼ばれは、会場までの道と、受付の前でコートを着ています。会場の外では、ワンピースではなくコートの形で見られます。

見るところ目安
コートの丈ワンピースの裾より長いか、同じ
前の開け閉め会場の前では開けて、縦の線を見せる
襟襟の開きが、中のワンピースの襟ぐりと重ならない

**コートの裾からワンピースの裾が5cm以上出ると、横の段が2本並びます。**受付でコートを預けるまでの短い時間ですが、写真を撮るのはこの時間であることも多いので、コートとワンピースの丈の関係は前の晩に確かめておいてください。コートの前を閉める日と開ける日の選び方は胸が大きくても太って見えないコートで詳しく見られます。

写真に写る姿|立ち位置と角度

お呼ばれの日は、写真に写る回数が多くなります。写真では、正面の面の幅がそのまま写ります。

写り方やること
集合写真体を正面から15〜30度ほど斜めに向ける
2〜3人の写真羽織りの前を開けて、縦の線を写す
座った写真背もたれから少し離れて、背筋を伸ばす
手の置き場胸の前ではなく、体の横かお腹の下で組む

**手を胸の前で組むと、腕の横線が頂点の近くを通ります。**手はウエストより下で軽く組むか、バッグを体の横で持つと、写真で胸の前に横線ができません。

集合写真の列では、背の低い人が前、高い人が後ろに並ぶことが多くなります。前の列に立つときは、後ろの人の体が自分の肩の横に重なるので、羽織りの前を開けて縦の線を見せておくと、自分の輪郭が後ろの人と混ざりません。

下着で頂点の位置を決める

4か所の距離は、胸の頂点の位置で決まります。お呼ばれの日の下着は、頂点の位置を安定させるものを選んでください。

下着頂点の位置お呼ばれの日の向き不向き
いつも着けているもの測った位置のまま4か所の距離がそのまま使える
頂点を高い位置で保つもの2〜3cm上がる切り替えとの距離が広がる
ゆるいもの、締めつけの少ないもの下がりやすい長時間の座りで位置がずれる

**新しい下着を当日に初めて着けるのはやめてください。**頂点の位置が変わると、測った数字がずれます。お呼ばれ用に新しく用意するなら、試着の日にも同じ下着を着けていき、ワンピースと一緒に確かめておくと安心です。サイズの測り方は胸のサイズの測り方にあります。

どちらとも取れるとき①|肩に合わせると胸がきつい

ワンピースは肩と胸の両方に合わせる服です。肩に合わせると胸がきつく、胸に合わせると肩が落ちる、ということが起きます。

状態選び方
肩に合わせて胸がきつい胸に合わせて、肩の落ちは羽織りで覆う
胸に合わせて肩が2cm以内で落ちるそのまま着てよい
胸に合わせて肩が3cm以上落ちる前がファスナーやボタンで調整できる形を選ぶ

**胸の前に横じわが出るワンピースは、選び直しの候補です。**横じわは、布が頂点で引かれているしるしで、正面から見ると胸の幅を強調します。

前にボタンが並ぶシャツワンピースは、ボタンとボタンのあいだが頂点で引かれて開きやすい形です。お呼ばれで着るなら、頂点の高さにボタンがあるか、ボタンの間隔が7cm以内かを確かめてください。頂点のちょうど上下にボタンが来ていれば、あいだが引かれにくくなります。

どちらとも取れるとき②|ワンピースでなくてもいい日

お呼ばれでも、パンツのセットアップやスカートとブラウスで出られる日もあります。その場合も、4か所の考え方はそのまま使えます。

服置き換えて見る場所
パンツのセットアップ②切り替えをブラウスの裾の位置に、④をジャケットの前端に
ブラウスとスカート②をスカートのウエストの位置に、ブラウスの裾は前だけ入れる
オールインワンワンピースと同じ4か所で見る

**上下が分かれる服は、上の裾の位置が②の切り替えの役をします。**ブラウスの裾が頂点のすぐ下で終わると、ハイウエストのワンピースと同じことが起きます。

パンツのセットアップは、座る予定や子どもを抱く予定の多い日に向いています。ジャケットの前端が頂点の15cm以上下まで届き、中のブラウスがやわらかく体に沿うものなら、4か所のうち3か所がそろいます。

どちらとも取れるとき③|骨格タイプで向きが違う

骨格タイプによって、合う切り替えの位置や布の張りが少し違います。4か所の目安はそのままで、選ぶ布と形を調整します。

骨格タイプ4か所のうち寄せるところ
ストレート切り替えはウエストの細いところ、布は張りのある薄手
ウェーブ切り替えは頂点の10〜12cm下、布はやわらかいもの
ナチュラル切り替えなしのストンと落ちる形、布は落ち感のあるもの

骨格タイプ別のドレスの選び方は、骨格ストレートのドレスと骨格ウェーブのドレスで詳しく見られます。

どちらとも取れるとき④|手持ちのワンピースで行けるか

新しく買う前に、手持ちのワンピースで行けるかを4か所で見てください。

そろった数判断
4か所そのまま行ける
3か所そのまま行ける。外れた1か所を羽織りか小物で補う
2か所その予定で優先する2か所に当たっていれば行ける
1か所以下選び直しの候補

外れた場所が①の襟ぐりなら縦に長いネックレス、④の羽織りなら丈の長いものに替える、のように、補える場所は小物で補います。②の切り替えと③の浮きは、着方で補いにくい場所です。

ただ、切り替えがない、または低いワンピースなら、細いベルトをウエストのいちばん細いところに締めて、切り替えの代わりにする方法があります。ベルトは服と同じ色か1段暗い色を選ぶと、横線が強く出すぎず、頂点から下の布がベルトの位置で体に戻ります。

試着室で3分でやること

試着は、正面に立って見るだけでは足りません。予定の動きを1つずつやってみます。

  1. 正面に立ち、襟ぐりの底が頂点の何cm上にあるかを見る
  2. 横を向いて、ウエストの高さで前の浮きに指を入れる
  3. 試着室の椅子に座り、切り替えから下の布がお腹の前に何重に折れるかを見る
  4. 腕を前に伸ばして、子どもを抱く形をとり、背中と胸の前の布を見る
  5. 持参した羽織りを着て、前を開け、前端が頂点の下まで届くかを見る

**自分の予定に関係のある動きだけでも必ずやってください。**披露宴なら3、七五三なら4、羽織る時間の長い日なら5が要ります。

試着室に羽織りを持っていけないときは、ふだんのカーディガンを着ていくだけでも構いません。前端が頂点からどこまで下に届くかが分かれば、当日の羽織りの丈を決める手がかりになります。

10月から1月の予定表

時期入りやすい予定優先する場所
10月秋の結婚式、顔合わせ切り替えと浮き、襟ぐり
11月七五三、お宮参り、発表会浮きと羽織り
12月同窓会、ホテルの忘年会、二次会襟ぐりと浮き
1月新年会、法事切り替えと羽織り

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
ハイウエストなら胸の下がすっきりする頂点のすぐ下の切り替えは、布を前に張らせます。頂点の10cm以上下に置きます
首の詰まった服なら上品に見える首から頂点まで広い面になります。縦に長い飾りを足します
ボレロで胸元を落ち着かせる裾の横線が頂点を横切ります。丈の長い羽織りを前を開けて着ます
張りのある布ならきちんと見える頂点から下が戻らず、前に面が出ます。切り替えをウエストに置きます
大きめのサイズを選べば楽前の浮きが大きくなります。胸に合わせて、肩は羽織りで覆います

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 胸が大きいと、結婚式のワンピースで太って見えます。どこを見て選べばいいですか
披露宴はほとんど座って過ごすので、切り替えの位置と、横から見た前の浮きを先に見てください。切り替えが胸の頂点から5cm以内にあると、座ったときに頂点から下の布が前に張り出し、胸からお腹までが1つの面に見えます。切り替えが頂点の10cm以上下、できればウエストのいちばん細いところにあり、横から見て前の布の浮きが3cm以内なら、座っても布が体に沿って戻ります。そのうえで、襟ぐりの底が頂点の8〜12cm上にあるものを選ぶと、正面の写真でも縦の帯ができます。
Q. ボレロを羽織ると、胸が大きく見える気がします
ボレロの前端が胸の頂点の高さで止まっているからです。丈の短い羽織りは、裾の横線がちょうど胸のいちばん高いところを横切るので、胸の幅がそのまま強調されます。羽織りは、前端が頂点から15cm以上下まで届く丈のジャケットか、前を開けたときに縦にまっすぐ落ちるロングのカーディガン、または肩から縦に垂らすストールにしてください。前端の縦の線が胸の外側を通ると、内側に縦の帯ができます。
Q. 法事の黒いワンピースが、首が詰まっていて胸が広く見えます
喪の席のワンピースは襟ぐりが詰まった形が多く、首の下から胸の頂点まで黒い面が続くため、面の広さがそのまま見えます。襟ぐりの形は変えにくいので、ほかの3か所で整えてください。切り替えが頂点の10cm以上下にあるもの、前の布が体に沿って落ちるもの、上に重ねる黒のジャケットが頂点より下まで届くもの。ジャケットの前を開けて着ると、前端の2本の縦線が胸の外側を通り、詰まった襟ぐりでも縦の帯ができます。
Q. 手持ちのワンピースで秋冬のお呼ばれに行けるか、どう見分ければいいですか
鏡の前で4か所を順に見てください。襟ぐりの底が頂点の8〜12cm上にあるか、切り替えが頂点の10cm以上下にあるか、横から見て前の浮きが3cm以内か、合わせる羽織りの前端が頂点より下まで届くか。4つのうち3つがそろえば、そのまま行けます。2つ以下なら、羽織りとストールで足りない場所を補えるかを見て、補えないなら選び直しの候補です。

— メグラシ編集部

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痩せて見える色の組み合わせ|秋冬は羽織り・中・下の3色で縦の帯を作る

秋冬に痩せて見える色の組み合わせは、1色ずつの濃さより、羽織り・中・下の3枚をどう並べるかで決まります。中に着るものと下に着るものの明るさの差を0〜1段にそろえ、前を開けた羽織りとの差を2〜4段つけると、体の前に1本の縦の帯ができます。色を明るさの10段階に置き換える方法、濃い羽織り・明るい羽織り・明るい上下の日の組み合わせ表、靴とマフラーとバッグで帯をつなぐ方法、前を閉める日とコートを脱いだあとの組み合わせ、背が低い・上半身に厚みがある・明るい色が好き・濃い色が顔の近くで沈むときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分
胸が大きくても太って見えないコート|前を閉める日と開ける日の選び方

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胸が大きくても太って見えないコート|前を閉める日と開ける日の選び方

胸に厚みのある人がコートを着て太って見えると感じるとき、見直すのはコートの形の名前より、前を閉めたときのボタンの間の引きと、前を開けたときに内側に見える縦の帯の幅の2つです。寒い朝や屋外の行事で前を閉める日と、電車や屋内で前を開ける日では、合うコートの条件が変わります。身幅のゆとりの出し方、ボタンの位置と胸の頂点、襟の形、着丈、ベルトの高さ、素材の厚み、場面ごとに閉めるか開けるかの決め方、肩に合わせると胸が閉まらないとき、試着で3分でやることまで。

メグラシ編集部/読了 12分
胸が大きくても太って見えないニット|身幅のゆとりと裾の浮きで選ぶ

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胸が大きくても太って見えないニット|身幅のゆとりと裾の浮きで選ぶ

胸に厚みのある人がニットを着て「太って見える」と感じるとき、原因はニットの形の名前ではなく、身幅のゆとり、横から見た前裾の浮き、編み地の厚みの3つです。平置きの身幅から出すゆとりは6〜12cm、前裾の浮きは3cm以内、つまんだ厚さは5mm以下が目安。縦の畝がまっすぐ通るかで分かる見分け方、浮きを戻す3つの着方、Vネックとハイネックの首元、肩に合わせると胸がきついとき・ゆったり着たいとき・カーディガンとして前を開けるときの決め方、秋口と冬の違い、試着室で2分でやることまで。

メグラシ編集部/読了 10分
手が大きい人に似合う秋冬の袖|袖口が手の甲にかかる長さと幅で選ぶ

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手が大きい人に似合う秋冬の袖|袖口が手の甲にかかる長さと幅で選ぶ

長袖に戻る秋、手が大きく見えるのが気になり始める人がいます。手の見え方を決めているのは手そのものより、すぐ隣にある袖口です。見るのは2つ。袖口を平置きした幅が、手の甲のいちばん広いところより広いか。袖口が手首の骨からどこで止まるか。手元を控えめに見せたい日は袖口を手の甲に2〜3cmかけ、手の長さを活かしたい日は手首を5cm以上見せます。秋ニットのリブ袖口の扱い、コートと手袋の重ね方、手を使う仕事の日・袖口の広い服が苦手なとき・時計をつける日の決め方まで。

メグラシ編集部/読了 10分

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