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痩せて見える色の組み合わせ|秋冬は羽織り・中・下の3色で縦の帯を作る

メグラシ編集部//読了 12分
黄葉したいちょう並木の歩道を、前を開けたチャコールグレーのロングコートに紺のニットと紺のパンツを合わせて歩く女性

**秋冬に痩せて見える色の組み合わせは、羽織り・中・下の3枚の並べ方で決まります。**中に着るものと下に着るものの明るさをそろえ、前を開けた羽織りとのあいだに差をつけてください。

目安は2つです。**中と下の明るさの差は0〜1段、羽織りとの差は2〜4段。**こうすると、体の前に1本の縦の帯ができて、目が上下に流れます。黒でなくても、紺でも、こげ茶でも、白でも作れます。

上下2色の明るさの差と分ける高さの考え方は細く見える色の置き方にあります。この記事は、秋冬に3枚になったときの組み合わせの話です。

結論:中と下をそろえ、羽織りとの差で縦の帯を作る

3枚の組み合わせで見るのは、明るさの差がどこにあるかだけです。

3枚の並べ方中と下の差羽織りとの差見え方
中と下をそろえ、羽織りと差をつける0〜1段2〜4段体の前に縦の帯が1本通る
3枚とも同じ明るさ0段0段全身が1つの面になる
中だけ明るく、羽織りと下が暗い3段以上3段以上胸に横の面ができ、帯が切れる
下だけ明るく、羽織りと中が暗い3段以上0〜1段腰に横の境目ができる
中と下をそろえ、羽織りと5段以上の差0〜1段5段以上帯が強く出すぎて、羽織りの幅が目立つ

**1段目の並べ方がいちばん縦に流れます。**3枚とも同じ明るさにそろえるのも落ち着いて見えますが、全身が1つの面になるぶん、縦の帯ほどは目が上下に動きません。

この記事でいう「痩せて見える」は、体の形を変える話ではありません。人の目が服のどこに止まり、どの向きに動くかを、色の並べ方で決めるという話です。目が横に止まる場所が少なく、縦に動く道が1本通っていると、全身はすっきりと縦に長く読まれます。

色を明るさの10段階に置き換える

色の名前のままでは差が数えられないので、明るさを10段階の数字に置き換えます。1がもっとも暗く、10がもっとも明るい状態です。

明るさ秋冬によく使う色
1黒
2チャコール、濃紺、こげ茶
3紺、ダークブラウン、深いボルドー
4ダークグレー、モスグリーン
5ミディアムグレー、カーキ、テラコッタ
6グレージュ、モカ、キャメル
7ベージュ、ライトグレー
8アイボリー、クリーム
9〜10オフホワイト、白

数字が分からないときは、手持ちの服をスマートフォンで撮って白黒に変えてください。色みが消えて明るさだけが残るので、どの2枚が同じ明るさかが一目で分かります。数え方は細く見える色の置き方と同じです。

数字は目安なので、1段の違いにこだわる必要はありません。大事なのは、3枚のうちどの2枚が近く、どの1枚が離れているかが分かることです。手持ちのよく着る服だけでも、一度数字を書き出しておくと、朝の組み合わせが早く決まります。

なぜ3枚の組み合わせで見るのか

夏は上下2枚で過ごす日が多いので、上と下の明るさの差だけで組み合わせが決まりました。秋冬は羽織りが加わって、前を開けて着ると、正面から見える色が3つになります。

正面から見ると、羽織りは体の両脇に縦の面として残り、その間に中と下が見えます。中と下の明るさがそろっていると、その間の部分は首元から足元まで1本の帯としてつながります。羽織りとの差があると、帯の両側にくっきりした境目ができて、目は帯に沿って上下に動きます。

反対に、中と下の明るさがずれていると、帯は腰のあたりで切れます。中だけ明るいと、胸の前に横長の明るい面が浮かびます。3枚のうち、どの2枚をそろえるかで、同じ色でも見え方が変わるのはこのためです。

前を開けた羽織りの縁は、体の両脇を縦に走る2本の線になります。この2本の線と帯の境目が重なるので、羽織りとの差があるほど、縦の線がはっきり3本並んで見えます。秋冬は、夏には無かったこの縦の線を、羽織り1枚で手に入れられる季節です。

縦の帯の幅|前の開きは8〜14cm

縦の帯の幅は、羽織りの前をどれだけ開けるかで決まります。鏡の前で、胸のいちばん高いところで、羽織りの左右の縁のあいだを測ってください。

前の開きの幅帯の見え方合わせ方
5cm以下帯が細く、ほとんど見えない前を閉めた日と同じ組み方にする
6〜7cm帯が細い線に見える中と下の差を0段にそろえる
8〜14cm帯がはっきり1本通るいちばん縦に流れる
15〜20cm帯が太く、面に見え始める羽織りとの差を2段までに抑える
21cm以上中と下が正面の大部分を占める羽織りは脇の縦線として見る

8〜14cmが、帯がいちばん縦に流れる幅です。前の開きと枚数の関係はぽっちゃりの着痩せコーデで詳しく扱っています。

開きの幅は、羽織りのボタンの位置と布の重さでも変わります。軽い布の羽織りは歩くと前が大きく開き、重い布の羽織りは開いたまま落ち着きます。歩く時間の長い日は、鏡の前で測った幅より3〜4cm広がると見込んで、中と下の差を0段に近づけておくと、帯が太くなっても境目がぼやけません。

中と下の差は0〜1段にそろえる

帯を1本につなげるには、中と下の明るさの差を0〜1段に収めます。同じ色である必要はありません。

中下明るさの差帯のつながり
紺(3)紺(3)0段完全につながる
紺(3)チャコール(2)1段つながる
こげ茶(2)黒(1)1段つながる
ダークグレー(4)紺(3)1段つながる
アイボリー(8)白(10)2段腰でわずかに分かれる
ベージュ(7)こげ茶(2)5段腰で切れる

**2段以上ずれると、帯は腰のあたりで切れて見えます。**中と下を違う色にしたい日は、明るさが同じで色みだけ違うもの、たとえば紺とダークブラウンのような組み合わせを選んでください。

トップスの裾をボトムに入れるか出すかでも、帯のつながり方は変わります。中と下の差が0段なら、裾を出しても入れても帯はつながります。差が1段あるときは、裾を前だけ入れると、明るさの境目が腰の高さで細い線になり、帯がほとんど切れずに済みます。

羽織りとの差は2〜4段つける

中と下がそろったら、羽織りとの差を見ます。差が小さすぎると帯の境目がぼやけ、大きすぎると羽織りの幅が強く目に入ります。

羽織りと帯の差境目の見え方合う場面
0〜1段境目がほとんど見えない全身を1つの面に見せたい日
2〜3段境目がやわらかく見えるいちばん扱いやすい
4段境目がはっきり見える縦をはっきり見せたい日
5〜6段境目が強く、羽織りの幅が目立つ前の開きを14cm以上にして帯を太く
7段以上白と黒のように分かれる羽織りの丈を長くして縦の線を延ばす

羽織りとの差が大きいほど、羽織りの縁の線ははっきりします。縁の線は縦に通っているので、それ自体は縦の流れを助けます。ただ5段を超えると、羽織りが体の両脇に大きな面として残り、羽織りの幅のほうが目に入りやすくなります。その日は前を広めに開けて、帯の幅を14cm以上にすると、面と帯の釣り合いが戻ります。

組み合わせ表①|濃い羽織りの日

秋冬にいちばん手持ちの多い、濃い色の羽織りの日の組み合わせです。濃い羽織りの日は、帯を羽織りより2〜4段明るくします。

羽織り中と下(帯)差一言
黒のコート(1)ダークグレーの上下(4)3段黒の中にやわらかい帯
黒のコート(1)紺の上下(3)2段落ち着いた帯
チャコールのコート(2)グレーの上下(5)3段同じ色みで濃淡だけ変える
濃紺のコート(2)モカの上下(6)4段帯がはっきり出る
こげ茶のコート(2)キャメルの上下(6)4段茶系で濃淡をつける
紺のジャケット(3)ライトグレーの上下(7)4段仕事の日に向く

濃い羽織りに、さらに濃い帯を合わせる組み方もあります。黒のコートに黒の上下、のような0段の組み合わせは、全身が1つの面になります。縦の帯ほどは上下に流れませんが、輪郭が1本にまとまります。

濃い羽織りの日に帯を明るくすると、顔のすぐ下も明るくなるので、秋冬の重い色の中でも顔まわりが沈みにくくなります。黒やチャコールのコートが多い人ほど、帯の明るさを4〜5の中くらいに置く組み方を一度試してみてください。

組み合わせ表②|明るい羽織りの日

キャメルやベージュ、グレーのコートの日は、帯を羽織りより2〜4段暗くします。明るい羽織りが体の両脇に縦の線として残り、間に暗い帯が通ります。

羽織り中と下(帯)差一言
キャメルのコート(6)こげ茶の上下(2)4段茶系で濃淡をつける
キャメルのコート(6)紺の上下(3)3段秋にいちばん多い組み合わせ
ベージュのコート(7)ダークグレーの上下(4)3段やわらかい帯
ライトグレーのコート(7)チャコールの上下(2)5段前を14cm以上開ける
グレージュのコート(6)黒の上下(1)5段羽織りを長い丈にする
アイボリーのコート(8)モカの上下(6)2段明るい中でやわらかく分ける

明るい羽織りは、**前を閉めて着ると明るい面が体の幅いっぱいに広がります。**この表の組み合わせは、前を開けて着る日のものです。

キャメルのコートに紺の上下は、秋の売り場でもっともよく見かける組み合わせのひとつです。明るさの差は3段で、ちょうど扱いやすい範囲に入っています。手持ちにキャメルのコートがある人は、まずこの組み合わせから試してみてください。

組み合わせ表③|中と下が明るい日

白やアイボリーの上下を着たい日も、帯は作れます。羽織りを2〜4段暗くして、帯の明るさを羽織りの間に収めます。

羽織り中と下(帯)差一言
グレーのコート(5)白の上下(10)5段前の開きを8〜10cmに抑える
グレージュのコート(6)アイボリーの上下(8)2段やわらかくつながる
キャメルのコート(6)クリームの上下(8)2段秋らしい明るい帯
ダークグレーのコート(4)ライトグレーの上下(7)3段冬の明るい組み合わせ
紺のコート(3)アイボリーの上下(8)5段前の開きを8〜10cmに抑える

明るい帯は、暗い帯より太く見えやすい性質があります。明るい帯の日は、前の開きを8〜10cmと狭めにすると、帯の太さが釣り合います。

明るい帯の日は、靴の明るさも帯に寄せると、帯が足先まで続きます。白の上下に黒い靴を合わせると、足元に暗い点ができて、帯がそこで止まります。ベージュやライトグレーの靴なら、白い帯と1〜3段の差に収まり、帯の先がやわらかく終わります。

色みのちがう2色で、中と下をそろえる

中と下を同じ色にすると、毎日同じ組み合わせになりがちです。明るさがそろっていれば、色みは違っていても帯はつながります。秋冬の手持ちで組みやすい、色みのちがう2色の組を挙げておきます。

中下明るさ一言
紺のニットこげ茶のパンツ3と2秋らしい落ち着いた帯
ボルドーのニット黒のスカート3と1〜2深い赤みが帯の中で静かに光る
モスグリーンのニットダークグレーのパンツ4と4くすんだ色同士でなじむ
グレージュのニットキャメルのパンツ6と6明るい茶系の帯
ラベンダーのニットライトグレーのパンツ7と7冬の明るい帯
テラコッタのニットカーキのスカート5と5秋の土の色でそろえる

白黒の写真で、2枚が同じグレーに見えるかだけを確かめてください。色の名前で組むより、組み合わせの数がずっと増えます。

仕事の日の組み合わせ

仕事の日は、ジャケットが羽織りの役を受け持ちます。ジャケットは前を開けて着ることが多いので、帯を作りやすい日です。

ジャケット中と下差一言
紺のジャケット(3)ライトグレーのニットとパンツ(7)4段明るい帯で顔まわりも明るい
チャコールのジャケット(2)グレーのニットとスカート(5)3段同じ色みで濃淡だけ
ベージュのジャケット(7)紺のブラウスとパンツ(3)4段来客の日にも向く
グレーのジャケット(5)黒のニットとパンツ(1〜2)3〜4段引き締まった帯
黒のジャケット(1)ダークグレーの上下(4)3段黒の強さがやわらぐ

会議などで座る時間が長い日は、正面から見えるのは胸から上の帯だけです。そういう日は、ジャケットの中に着るものと、首元に垂らすストールの明るさをそろえると、座っていても帯が首元から胸まで続きます。

休日の組み合わせ|デニムとスニーカーの日

休日にデニムを履く日も、デニムの明るさを数字にすれば、同じように帯が作れます。

デニムの色明るさ合う中合う羽織り
色落ちのない濃紺3紺、こげ茶、ダークグレーのニットキャメル、ベージュ、グレーのコート
中くらいの青5グレー、カーキのニット黒、チャコール、ベージュのコート
明るい青7ライトグレー、ベージュのニット紺、こげ茶のコート
黒のデニム1黒、チャコールのニットグレー、キャメルのコート

スニーカーは白が多いので、帯が足元で切れやすくなります。白いスニーカーの日は、羽織りを長めの丈にして、羽織りの縦の線を膝の下まで延ばすと、目が足元の白に止まる前に縦に流れます。

靴は、下の色に続けるか、羽織りに合わせる

帯は足元まで続くと、いちばん長くなります。靴の明るさを、下と同じにするか、羽織りと同じにするかを選びます。

靴の明るさ帯の見え方合う日
下と同じ(差0〜1段)帯が足先まで続く縦をいちばん長く見せたい日
羽織りと同じ羽織りの縦の線が足元まで続く羽織りの丈が長い日
下と羽織りの中間帯と羽織りがどちらも足元で終わるどちらとも決められない日
下より3段以上明るい足元に明るい点ができる下を短い丈にした日は目が下に行く
下より3段以上暗い足元で帯が止まる重い靴の日は帯が短く見える

タイツを履く日は、タイツを下と同じ明るさにすると、スカートの日でも帯が足先までつながります。スカートとタイツと靴の3つを同じ明るさにそろえると、スカートの丈がどこで終わっても、帯は切れません。

顔まわり|中の色は、顔のすぐ下に来る

中に着るものは、帯の一部であると同時に、顔のすぐ下に来る色でもあります。帯を暗くそろえた日に、顔のまわりが沈んで見えることがあります。

中の明るさ顔まわりの見え方合わせ方
1〜2(黒・濃紺)顔との差が大きい首元を開けるか、明るいインナーを首元に1cmのぞかせる
3〜4(紺・ダークグレー)落ち着いて見えるそのまま
5〜7(グレー・ベージュ)顔との差が小さいそのまま
8〜10(アイボリー・白)顔が明るく見える帯が太く見えやすいので前の開きを狭めに

首元に明るい色を少しのぞかせても、面積が小さければ帯は切れません。目安は、首元から1〜3cmまでです。白いシャツの襟をニットの首元から出すくらいの面積なら、帯はほとんど切れずに、顔のすぐ下だけが明るくなります。

マフラーとストールで帯を足す

マフラーは、帯の上の端を延ばしたり、帯を1本足したりできる小物です。

マフラーの色と巻き方帯への効き方
帯と同じ明るさを一重に掛けて垂らす帯が首元から胸まで太くつながる
羽織りと同じ明るさを一重に掛けて垂らす羽織りの縦の線が2本増える
帯と羽織りの中間の明るさを垂らす帯の両側にやわらかい境目ができる
帯より3段以上明るい色を首に巻く首元に明るい横の面ができる
大判を肩にかける羽織りの縦の線が太くなる

帯と同じ明るさのマフラーを一重に掛けて胸の前に垂らすと、首元まで帯がつながり、いちばん縦に長く見えます。マフラーを好きな明るい色にしたい日は、首に巻かずに垂らしてください。巻くと首元に横の面ができますが、垂らせば明るい色でも縦の線として働きます。

バッグの位置と色

バッグは体の横か前に来るので、帯と羽織りの境目の上に乗ります。

バッグの持ち方色の選び方
肩にかけて体の横に下げる羽織りと同じ明るさにすると、羽織りの線が切れない
斜めがけで体の前を通す紐が帯を横切るので、紐を細く、帯と同じ明るさに
手で持つ腰の高さに点ができる。靴と同じ明るさにすると目が下まで流れる
腕にかけるひじの高さに点ができる。羽織りと同じ明るさにする

バッグの色を帯や羽織りに合わせられない日は、バッグを小さめにして、点の面積を小さくしてください。手のひら2枚分くらいまでの大きさなら、明るさが違っても帯の流れを止めるほどの点にはなりません。

柄と素材は、明るさを動かす

同じ色でも、柄や素材の表面で明るさが半段から1段動きます。帯をそろえるときは、ここも数に入れてください。

表面明るさの動き方帯での扱い
つやのある布光る部分が1段明るく見える帯の中は、つやをそろえる
起毛した布半段暗く、やわらかく見える中と下の素材がちがうときは半段ずらして選ぶ
細かい柄地の色と柄の色の中間に見える平均の明るさで数える
大きい柄柄の部分が独立して見える帯の中には置かない
縦のストライプ帯の縦の線を強める帯の中に置いてよい

素材の違う2枚で帯を作るときは、白黒の写真で見るのがいちばん確かです。ニットの起毛とパンツのつやでは、同じ紺でも半段ほど明るさがずれて見えることがあります。写真で同じグレーに見えれば、素材が違っても帯はつながっています。

3枚とも同じ明るさにそろえる日

羽織り・中・下の3枚とも明るさを0〜1段にそろえる組み方は、帯は作れませんが、全身の輪郭が1本の線にまとまります。迷う日や、色を考える時間が無い朝には、いちばん外れの少ない組み方です。

この組み方で気をつけるのは、素材の違いです。明るさがそろっていても、つやのあるコートと起毛したニット、マットなパンツが並ぶと、白黒の写真では半段ずつずれて見えます。ずれが合わせて1段を超えると、全身のどこかに境目が出ます。3枚とも同じ明るさにそろえる日は、素材の表面も近いものを選ぶと、面が途中で切れません。

単調に見えるときは、首元か足元のどちらか1か所だけに、2〜3段違う明るさを小さく置いてください。面積の小さい差は境目にならず、全身の輪郭はそのままです。

前を閉める日|帯が無いときの組み合わせ

寒い日にコートの前を閉めて着ると、体の前に帯が作れません。この日は、上下2枚の考え方に切り替えます。閉めたコートが上の1枚、コートの裾から出るボトムと靴が下の1枚、と数えてください。

前を閉めたコート裾から出るボトムと靴差見え方
黒(1)黒〜チャコール(1〜2)0〜1段全身が1本の縦の線になる
紺(3)紺〜ダークグレー(3〜4)0〜1段落ち着いた縦の線
キャメル(6)モカ〜グレージュ(6)0段明るい1本の線
ベージュ(7)こげ茶(2)5段裾で横に切れる。コートの丈を長く
グレー(5)黒(1)4段裾で切れる。靴をグレーに寄せる

前を閉める日は、コートと裾から下の差を1〜2段にそろえると、全身が1本の縦の線になります。首元にマフラーを一重に掛けて垂らすと、閉じたコートの上にもう1本、帯が足せます。

コートの丈がボトムの丈より長い日は、裾から見えるのは靴とタイツだけになります。そのときはコートと靴の差を1〜2段にそろえるだけで足ります。

羽織りを脱いだあと|2枚の組み合わせに戻る

室内で羽織りを脱ぐと、見える色は中と下の2枚になります。中と下を0〜1段にそろえていれば、脱いだあとも全身が1本の縦の面になります。

脱いだあとに、もう少し縦の線がほしいときは、中の上に前開きのカーディガンを重ねてください。カーディガンが羽織りの代わりになって、3枚の組み合わせがもう一度できます。カーディガンは、帯との差を2〜3段にすると、コートより薄い分だけやわらかい境目になります。

室内では、照明が上から当たるので、屋外より上半身が明るく、足元が暗く見えます。中と下の差が1段あるときは、中を暗いほうにしておくと、室内の照明の下で差が0段近くに縮まり、帯がつながって見えます。

10月から12月で、羽織りが変わる

時期羽織り前の開き組み方
10月カーディガン、薄手のジャケット開けて着る日が多い3枚の組み合わせ
11月薄手のコート、ジャケット開けて着る3枚の組み合わせ。マフラーで帯を足す
12月厚手のコート閉める日が増える前を閉める日の組み方
室内脱ぐなし2枚の組み合わせ

12月は、1日の中で前を閉める時間と開ける時間が入れ替わります。中と下を0〜1段にそろえておけば、どちらの組み方にもそのまま移れます。

10月は羽織りが薄く、前を開けたときの開きも大きくなりがちです。カーディガンを羽織る日は、前のボタンを下から2つだけ留めると、開きの幅が8〜14cmに収まりやすくなります。

どちらとも取れるとき①|背が低い

背が低い人は、帯の長さを足元まで続けることを優先してください。靴を下と同じ明るさにして、帯が足先まで届くようにします。

羽織りは、腰からお尻のあたりまでの短めの丈にすると、羽織りの縦の線より帯のほうが長く見えます。長いコートを着る日は、羽織りと帯の差を2段までにして、羽織りと帯の両方で縦の線を作ると、丈の長さが縦の流れに加わります。

ヒールのある靴を選ぶなら、甲が見える浅い靴を、下と同じ明るさにすると、帯が甲まで続いて、さらに長くなります。タイツを合わせる日は、タイツと靴をそろえるのがいちばん手軽です。

どちらとも取れるとき②|上半身に厚みがある

胸や背中に厚みがある人は、前の開きを8〜10cmにして、帯を細めにすると、上半身の幅の中に縦の線がはっきり通ります。開きを広くしすぎると、中に着たものの面が胸の幅いっぱいに見えます。羽織りは、肩の縫い目が肩先に合っていて、前を開けたときに縁がまっすぐ下へ落ちるものを選ぶと、縦の線が途中で外へ広がりません。

帯は暗めにして、羽織りとの差を3〜4段つけてください。中に着るものは、胸の前でふくらまない薄手を選ぶと、帯の幅が首元から腰まで一定に保てます。胸の前を通る線の選び方は着痩せ 胸にあります。

どちらとも取れるとき③|明るい色が好き

明るい色が好きな人も、組み合わせ表③のように、明るい帯は作れます。帯を明るくする日は、羽織りを2〜4段暗くして、前の開きを8〜10cmに狭めてください。

羽織りまで明るい色にしたい日は、3枚とも明るさを0〜1段にそろえて、全身を1つの明るい面にします。帯ほどは上下に流れませんが、境目が無いぶん、横に分かれて見えることがありません。

明るい色の全身でそろえるときは、靴とバッグも同じ明るさにそろえると、面が途中で切れません。アイボリーのコートに白の上下なら、靴はベージュ、バッグもベージュ、というように、2段以内に収めてください。

どちらとも取れるとき④|濃い色が顔の近くで沈む

暗い帯を作ると、顔のまわりまで暗くなって沈んで見える、という人は、帯の明るさを中と下で少しずらします。中を下より1段明るくして、差は1段以内にとどめてください。帯はつながったまま、顔の下だけが少し明るくなります。

それでも沈むときは、首元に明るいインナーを1〜3cmのぞかせます。顔のすぐ下の色の選び方は老けて見える色とはと同じ考え方です。もう1つの方法は、帯を暗くするのをやめて、組み合わせ表②のように羽織りを明るくすることです。暗い色は顔から遠い帯の下のほうに残り、顔のまわりには明るい羽織りの襟が来ます。

手持ちの3枚で試す手順

  1. 手持ちの羽織り・トップス・ボトムを床に並べて、スマートフォンで撮って白黒に変える
  2. トップスとボトムで、ほぼ同じグレーに見える組を探す(中と下の候補)
  3. その組と比べて、はっきり違うグレーに見える羽織りを選ぶ
  4. 着て前を開け、胸の高さで開きが8〜14cmになっているかを測る
  5. 靴をボトムと同じ明るさにして、鏡から2m離れて全身を見る

白黒の写真で中と下がつながって見えれば、色の名前が違っても帯は1本です。

一度うまくいった3枚の組み合わせは、写真に残しておいてください。翌週からは、そのうち1枚だけを同じ明るさの別の服に入れ替えれば、帯を崩さずに組み合わせが増えていきます。

よくある行き違い

よく聞く思い込み実際はこう
痩せて見える色は黒だけ中と下をそろえて羽織りと差をつければ、紺でも茶でも白でも縦の帯ができる
全身黒がいちばんすっきり見える全身が1つの面になる。縦の帯ほどは目が上下に流れない
明るい色のコートは大きく見える前を開けて暗い帯を通せば、両脇の縦の線になる
中に明るい色を着ると顔が明るく見えてよい中だけ明るいと胸に横の面ができ、帯が切れる
靴は何色でもいい下と同じ明るさにすると帯が足先まで続く

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よくある問い

Q. 痩せて見える色は黒だけですか
黒だけではありません。秋冬に効いているのは色の濃さそのものより、羽織り・中・下の3枚の並べ方です。中に着るものと下に着るものの明るさをそろえ、前を開けた羽織りとのあいだに差をつけると、体の前に縦の帯ができて、目が上下に流れます。紺の上下にチャコールのコート、キャメルのコートにこげ茶の上下、グレーのコートに白の上下でも、同じ帯が作れます。
Q. 中と下の色を同じにするのが難しいです
まったく同じ色でなくて構いません。明るさを10段階に置き換えたとき、差が0〜1段に入っていれば、帯は1本につながって見えます。紺のニットにチャコールのパンツ、こげ茶のニットに黒のパンツは、どちらも明るさの差が1段以内です。スマートフォンで撮って白黒に変えたとき、中と下がほぼ同じグレーに見えれば十分です。
Q. 明るい色のコートを着ると、大きく見える気がします
コートの前を閉めて着ると、明るい面が体の幅いっぱいに広がるので、そう見えやすくなります。前を開けて、中と下を2〜4段暗い色でそろえてください。明るいコートが体の両脇に2本の縦の線として残り、その間に暗い帯が1本通ります。キャメルやベージュのコートは、前を開けて着たほうが縦の線が強く出る色です。
Q. 前を閉めて着る寒い日はどうすればいいですか
前を閉める日は体の前に帯が作れないので、組み方を上下2枚の考え方に切り替えます。コートと、コートの裾から出るボトムの明るさの差を1〜2段にそろえ、足元も同じ明るさに続けてください。首元はマフラーを一重に掛けて胸の前に垂らすと、閉じたコートの上にもう1本、縦の帯が足せます。

— メグラシ編集部

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Fカップで太って見える秋冬の重ね着|胸の前の枚数と外側の開きで選ぶ

Fカップのように胸に厚みがある人が、秋冬に重ね着をして太って見えると感じるとき、見直すのは1枚ずつの形より、胸の頂点で何枚の布が重なっているかと、いちばん外側の服がどれだけ開いているかの2つです。胸の頂点で重ねるのは2枚まで、厚みの合計は1cm以内、外側は前を開けて内側の縦の帯を10〜15cm見せる。シャツとニットベスト、タートルとカーディガン、ニットとジャケット、コートまでの重ね方、裾の段の置き方、寒い日に枚数を減らせないときの決め方まで。重ね着の順番を、胸の前の布の数から組み立てる記事です。

メグラシ編集部/読了 13分
手が大きい人に似合う秋冬の袖|袖口が手の甲にかかる長さと幅で選ぶ

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手が大きい人に似合う秋冬の袖|袖口が手の甲にかかる長さと幅で選ぶ

長袖に戻る秋、手が大きく見えるのが気になり始める人がいます。手の見え方を決めているのは手そのものより、すぐ隣にある袖口です。見るのは2つ。袖口を平置きした幅が、手の甲のいちばん広いところより広いか。袖口が手首の骨からどこで止まるか。手元を控えめに見せたい日は袖口を手の甲に2〜3cmかけ、手の長さを活かしたい日は手首を5cm以上見せます。秋ニットのリブ袖口の扱い、コートと手袋の重ね方、手を使う仕事の日・袖口の広い服が苦手なとき・時計をつける日の決め方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
40代ぽっちゃり着痩せコーデ|去年の秋服が重く見える日の直し方

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40代ぽっちゃり着痩せコーデ|去年の秋服が重く見える日の直し方

衣替えで出した去年の秋服を着たら、去年はすっきり見えていたのに今年はなぜか重く見える。そのとき変わったのは、服・合わせ・売り場の比率・体の寸法・鏡と光の5つのどれかです。去年の写真と今年の鏡を並べて、肩線・裾・前の横じわ・毛羽・丈のどこに出ているかで原因を見分け、直すのは体ではなく服の側だけにする手順をまとめました。黒・長め・ゆったり・厚手の着痩せの定番が重なったときに1か所だけ外す順番、手放すか残すかの判定、家では平気なのに外で重く見える日の考え方も載せています。

メグラシ編集部/読了 12分
肩幅が広い人に似合わない服|秋冬の試着で肩が張って見えたときの直し方

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肩幅が広い人に似合わない服|秋冬の試着で肩が張って見えたときの直し方

肩幅が広い人が秋冬の試着で「肩が張って見える」と感じる服は、どれも肩の高さに横の線か横の面を足している服です。ボートネック、パフスリーブ、肩パッドのジャケット、胸の高さの横縞、厚手のローゲージ、大きく肩の落ちたオーバーサイズ、詰まった丸首、肩に飾りのあるコート、ケープ、短い羽織りの10の失敗を、着方で直せる服と直せない服に分けて、首元の開け方、ストールの垂らし方、下半身の量の足し方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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