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太って見えない服|秋冬は座る・写る・着込む予定で見る場所を変える

メグラシ編集部//読了 12分
ハイゲージの濃いグレーのニットと、まっすぐ落ちる黒のワイドパンツの女性が、秋の和食店の座敷で座布団に腰を下ろし、前身頃が平らなまま膝の上にたたまれているところの首元からひざまでの着姿

**太って見えない服は、鏡の前にまっすぐ立った姿では決まりません。**秋冬の予定では、座って前から見られる日、写真に正面から写る日、何枚も着込んで屋外にいる日、歩いて横から見られる日と、見られる角度が予定ごとに変わるからです。

決め方は、その日にいちばん長くとる姿勢をとって、1か所だけ測ることです。座る日は前身頃にたまる布、写る日は正面の面の幅と明るさ、着込む日は重ねた厚みの合計、歩く日は横から見た厚み。予定の前の晩に、その1か所だけを確かめれば足ります。

太って見える服の原因をアイテムごとに見たいときは太って見える服の特徴にまとめてあります。この記事は、秋冬の予定ごとに見る場所を決める話です。

結論:予定ごとに、見られる角度と測る場所が決まっている

9月末から1月に入りやすい予定を、見られる角度で分けました。目安の数字は、その角度で平らに見えるかどうかの境目です。

予定いちばん長い姿勢見られる角度測る場所目安
秋の結婚式のお呼ばれ座る正面、円卓の向かい前身頃にたまる布つまんで2cm以内
忘年会(座敷)床に座る正面と斜め前身頃にたまる布つまんで2cm以内
忘年会(立食)立って話す斜め45度脇から張り出す布脇から3cm以内
同窓会座る、写る正面正面の面の幅と明るさ明るい面が肩幅の半分以内
七五三・運動会立つ、着込む全身、写真重ねた厚みの合計胴まわりで15mm以内
秋の旅行歩く横から横から見た前後の厚み前後に布が2cm以上出ない
初詣・スポーツ観戦立つ、着込む全身重ねた厚みの合計胴まわりで15mm以内
仕事の面談・会議座る正面、机の上前身頃にたまる布つまんで2cm以内
年末の帰省座る、立ち働く正面と横前身頃の布と裾の広がりつまんで2cm以内
家族写真・年賀状の写真写る正面正面の面の幅と明るさ明るい面が肩幅の半分以内

**予定ごとに見るのは1か所だけです。**全部を同時に満たそうとすると、服が選べなくなります。いちばん長い姿勢の行だけ見てください。

太って見えるのは、布の量ではなく読まれ方

太って見えるかどうかは、服の布が多いか少ないかでは決まりません。布が体の前や横にたまって面になっているか、その面がどの角度から見えているかで決まります。

同じゆったりしたニットでも、立っているときは布がまっすぐ下に落ちて縦の線になります。座ると、落ちていた布がお腹の前で折りたたまれ、横に広がる面になります。写真では、正面の面がそのまま平らに写るので、明るい色の大きな面は幅として読まれます。屋外で何枚も重ねた日は、布が胴のまわりに積み重なって、横から見たときの厚みになります。

だから、服を1着ずつ「太って見える服」「見えない服」に分ける必要はありません。**その日の姿勢でどこに面ができるかを見れば、手持ちの同じ服が使えるかどうかが分かります。**体の形を変える話ではなく、服がその角度でどう読まれるかの話です。

5つの見られ方と、測る場所

秋冬の予定で見られる角度は、ほぼ5つに分けられます。自分の予定がどれに当たるかを先に決めてください。

見られ方どこに面ができるか測り方平らに見える目安
座って正面からお腹の前、腰の上座ってお腹の前の布をつまむ2cm以内
写真に正面から上半身の正面鏡の正面で明るい面の幅を見る肩幅の半分以内
着込んで全身胴まわり、袖、肩重ねた服を全部つまむ胴まわり15mm以内
歩いて横から胸の前、背中、お尻の後ろ鏡に横向きに立つ前後に2cm以上出ない
立って斜めから脇の縫い目のあたり鏡に斜め45度で立つ脇から3cm以内
しゃがんで横から腰の後ろ、太ももの前しゃがんで鏡に横向き腰の後ろに布が浮かない

測るのは、どれも鏡の前で1分ほどです。1回測れば、同じ服を同じ予定に着る限り、もう一度測る必要はありません。

座る日|前身頃にたまる布を、つまんで測る

座る時間が長い予定は、秋冬にいちばん多くあります。お呼ばれの披露宴、忘年会、同窓会、仕事の面談、帰省先での食事。どれも、テーブルか机をはさんで正面から見られます。

測り方は、その服を着て椅子に座り、お腹の前にたまった布を親指と人さし指でつまむだけです。つまんだ布の高さが2cm以内なら、座っても前身頃は平らに見えます。3cmを超えると、布が前に押し出されて面になり、正面から見たとき腰の上に横の帯ができます。

座ったときにたまる布見え方起きやすい服
2cm以内平らに見えるハイゲージのニット、落ち感のある布
2〜3cm少したまるが、目立たない普通の厚みのブラウス
3〜5cm前に面ができる裾をパンツに入れたトップス、ギャザーの多いスカート
5cm以上腰の上に横の帯ができる張りのある厚手の布を裾インした場合

座敷のように床に座る予定は、椅子より腰が深く折れるので、同じ服でも1cmほど多くたまります。床に座る予定の日は、椅子で測った数字に1cm足して考えてください。

座る日の服の選び方

前身頃に布がたまりにくい服には、共通点があります。布が腰で止まらず、座っても下へ流れていくことです。

場所座っても平らな選び方座ると布がたまりやすい選び方
トップスの裾外に出して、腰骨まで届く丈パンツやスカートに全部入れる
トップスの素材ハイゲージ、落ち感のある薄手張りのある厚手、ざっくりした編み
ウエストゴムやギャザーが少ない、平らな前前にギャザーが多く寄る
スカートまっすぐ落ちる、前に切り替えがない前にタックが何本も入る
パンツ前が平らで、センタープレス前に深いタックが重なる
ワンピースウエストの切り替えが体のいちばん細いところより上切り替えがお腹の高さにある
ベルト細いものか、なし太いベルトを高い位置に締める

裾を全部入れたい日は、前だけ少し入れて横と後ろを出すと、座ったときに前の布が下へ逃げます。前身頃の布がどこへ逃げるかを考えて選ぶと、座る予定の日に外れません。

写る日|正面の面の幅と明るさ

秋冬は写真に残る予定が続きます。お呼ばれの集合写真、七五三の家族写真、同窓会の記念写真、年賀状の写真。写真は、立体を平らな面に置き換えるので、正面から見た面の幅と明るさがそのまま幅として読まれます。

測り方は、鏡の正面に立って、上半身の中でいちばん明るい色の面が、肩幅の何割を占めているかを見ることです。明るい面が肩幅の半分以内なら、写真の中で面が細く分かれて見えます。肩幅いっぱいに明るい面が広がると、その面が1枚の大きな四角として写ります。

上半身の正面写真での見え方直し方
明るい無地が肩幅いっぱい大きな四角に写る前を開けた羽織りで縦に区切る
明るい面が肩幅の半分以内細く分かれるそのまま
濃い色の無地輪郭の中にまとまる首元に小さく明るさを足す
横縞・大きな柄柄の幅が面の幅として読まれる柄は下半身に回す
光沢の強い素材光の当たる面が膨らんで写る光沢は小物だけにする

写真は、その場で見られる時間より、あとに残る時間のほうが長いものです。写真を撮ると分かっている日は、ほかの予定の姿勢より、写る日の測り方を優先してください。

集合写真の立ち位置で、写り方が変わる

集合写真は、服とは別に、並ぶ位置で写り方が変わります。多くのカメラのレンズは、写真の端に近いものほど横に伸びて写る性質があります。

立ち位置写り方できること
列の真ん中伸びが少なく、実際に近いそのまま
列の端横に伸びて写りやすい1人ぶん内側に入る
前列でしゃがむ前身頃に布がたまる片膝をつき、上半身を起こす
後列で立つ上半身だけ写る肩を少し斜めに向ける
カメラに近い位置手前のものが大きく写る半歩下がる

**列の端に立つと大きく写ると感じる人は、服を替える前に、立ち位置を1人ぶん内側にしてみてください。**それだけで変わることがあります。体をまっすぐ正面に向けるより、肩を少し斜めに向けると、正面の面の幅が細く写ります。

着込む日|重ねた厚みの合計

七五三の境内、運動会の校庭、初詣の参道、冬のスポーツ観戦。屋外に長くいる予定の日は、何枚も重ねて着込みます。この日に太って見える原因は、1枚ずつの形ではなく、重ねた布の厚みの合計です。

測り方は、重ねる予定の服を全部着て、脇腹のあたりで全部の布をまとめてつまみ、厚みを定規で当てるだけです。体の厚みではなく、つまんだ布だけの厚みを見ます。

胴まわりの布の合計見え方目安の重ね方
10mm以内コートを着ても平ら薄手のインナー+ハイゲージ+コート
10〜15mm少し厚いが、面は平らインナー+普通のニット+コート
15〜20mm横から見て厚みが出始める厚手のニット+中綿のコート
20mm以上胴まわりが一回り大きく見える厚手を2枚以上重ねた場合

**15mm以内に収まっていれば、コートを重ねても面は平らに見えます。**超えるときは、中の2枚を薄くして、いちばん外だけを厚くしてください。

着込む日の重ね方

厚みが増えやすいのは、胴まわりより、袖と肩です。重なった布が腕のまわりに集まると、肩から腕にかけて段ができ、上半身が一回り大きく読まれます。

重ねる場所厚みが集まりやすい重ね方平らにする重ね方
袖袖の太いニットの上にコート中は袖の細いものにする
肩肩の落ちたニットの上に肩の合ったコート中とコートの肩線をそろえる
首元タートルの上にマフラーを二重タートルかマフラーのどちらか
胴厚手のニットを2枚薄手の保温インナー+ニット1枚
腰長いニットの裾がコートの中でたまるニットの裾はコートより短く
脚厚手のタイツ+裏起毛のパンツどちらか1枚を厚くする

暖かさは、枚数より素材で取ってください。肌に近い1枚を保温性の高い薄手にすると、上に重ねる枚数を減らせます。重ねる順番の考え方は着膨れしない重ね方に詳しくあります。

歩く日|横から見た前後の厚み

秋の旅行、紅葉を見に行く日、年末の買い物。歩く時間が長い予定では、並んで歩く人や、すれ違う人から、横から見られる時間が長くなります。

測り方は、鏡に対して横向きに立ち、体の前と後ろに布が何cm出ているかを見ることです。胸の前、お腹の前、お尻の後ろで、布が体から2cm以上離れて浮いていなければ、横から見ても厚みが出ません。

横から見たとき見え方起きやすい服
前後とも布が体に沿って落ちる薄く見える落ち感のあるコート、まっすぐなパンツ
胸の前で布が浮く胸から下に三角の面ができる張りのある厚手のコートを前開きで
お腹の前で布が浮く前に丸い面ができる前にタックの多いパンツ
お尻の後ろで裾が広がる後ろに厚みが出る後ろにギャザーの多いスカート
コートの裾が前後に広がる全身が台形になる裾の広がりの大きいコート

歩く日は、コートを着たままの姿がいちばん長く見られます。**コートの前を開けて歩くなら、前の端がまっすぐ下に落ちる、落ち感のある布を選んでください。**前の端に張りがあると、歩くたびに前が左右に開いて、横から見たときに三角の面ができます。

秋の旅行は、歩く時間が1日の大半を占めます。駅や観光地を歩き、並んで写真を撮り、宿で座って食事をする。いちばん長いのは歩く時間なので、横から見た厚みを測ります。

旅行の日のコートは、前を開けても前の端がまっすぐ落ちる布を選び、中は横から見て前後に布が浮かない、体に沿って落ちる形にします。宿の食事は座敷のことが多いので、トップスは裾を外に出せるものにしておくと、歩く時間と座る時間の両方に合います。

立って話す日|斜め45度の脇の張り出し

立食の忘年会、お呼ばれの歓談の時間、年末のパーティー。立って話す予定では、相手と正面ではなく、斜めに向き合う時間が長くなります。

斜め45度から見られるとき、目に入りやすいのは脇の縫い目のあたりです。鏡に斜め45度で立ち、脇の縫い目から外へ布が何cm張り出しているかを見てください。3cm以内なら、斜めから見ても体の輪郭に沿って見えます。

身幅がゆったりしたトップスは、脇の布が外へ張り出して、斜めから見たときに横幅が広く読まれます。立って話す日は、身幅のゆとりが脇に集まらず、前後に分かれて落ちる形を選ぶと、斜めからでも輪郭がまとまります。グラスや取り皿を持って立つ時間が長い日は、腕が体から離れて脇の布が見えやすくなるので、袖の付け根にゆとりが寄りすぎていないかも、腕を前に出した姿勢で確かめてください。

秋の結婚式のお呼ばれ|座る日と写る日が重なる

お呼ばれは、披露宴で2〜3時間座り、そのあと集合写真や歓談の写真に写ります。座る日と写る日の両方の見方が要る予定です。

身頃は、座ってつまんで2cm以内に収まる落ち感のある布で、ウエストの切り替えが体のいちばん細いところより上にあるワンピースが向きます。写真のために、上半身の正面は濃い色か、明るい色なら前を開けた羽織りで縦に区切ります。光沢の強い布は写真で光の面が膨らんで写るので、光沢は小物だけに置いてください。

忘年会・新年会|座敷かテーブル席か立食か

忘年会は、会場の形で測る場所が変わります。案内が届いたら、会場の形を先に確かめてください。

会場姿勢測る場所目安
座敷・掘りごたつ床に座る前身頃にたまる布椅子で測って1cm以内
テーブル席椅子に座る前身頃にたまる布2cm以内
カウンター高い椅子に座る横から見た前後の厚み前後に2cm以上出ない
立食立って話す脇から張り出す布脇から3cm以内
会議室での軽い会立つ・座るが交互前身頃の布2cm以内

座敷は椅子より腰が深く折れるので、椅子で測った数字より1cmほど多くたまります。カウンター席は横に並んで座るので、隣の人からは横顔と横からの厚みが見えます。

座敷の忘年会では、裾を外に出して腰骨まで届くトップスに、前が平らなまっすぐなパンツが、床に座っても前身頃が平らなままです。**スカートで行くなら、前にタックのない、まっすぐ落ちる形にしてください。**床に座るときに裾を膝の下に敷き込めるくらいの丈があると、座った姿も落ち着きます。上着を脱いだあとの見え方はぽっちゃりの忘年会コーデにもまとめてあります。

同窓会|正面から見られ、写真にも写る

同窓会は、久しぶりに会う人と正面から向き合って話し、最後に記念写真を撮ります。見られる時間の長さからいえば座る日、あとに残るものからいえば写る日です。

**同窓会の日は、写る日の測り方を優先してください。**上半身の明るい面を肩幅の半分以内にし、首元をVか浅い開きにして、顔の下に縦の空間を作ります。座ってつまむ布の量は、テーブルの下になる位置なので、写真ほどは気にしなくて構いません。

同窓会の形写真の撮られ方上半身の正面で見ること
ホテルの着席の会全員で集合写真明るい面の幅と、列の立ち位置
ホテルの立食の会数人ずつの上半身脇の張り出しと首元
居酒屋・レストラン席に座ったまま机の上に出る面の明るさ
学校の講堂や教室全身の集合写真コートを脱いだ全身の面

久しぶりに会う人とは、立ち上がって挨拶を交わす時間も長くなります。挨拶のときは斜めから見られるので、身幅のゆとりが脇に集まらない形を選んでおくと、写真の外の時間も落ち着きます。

七五三・運動会|屋外で着込んで、写真に写る

七五三のお参りと運動会は、屋外で長く過ごし、そのあいだに何度も写真を撮ります。着込む日と写る日が重なる予定です。

11月の境内は朝夕が冷え、日中は日差しで暖かくなります。重ねる枚数が増えやすいので、胴まわりの合計を15mm以内に収め、脱いだり着たりしやすい前開きの羽織りをいちばん外にしてください。写真を撮るときは羽織りの前を開けると、正面の面が縦に区切られます。しゃがんで子どもの目線に合わせる時間も長いので、しゃがんだ姿勢で前身頃の布がたまりすぎないかも、前の晩に確かめておくと安心です。

初詣・スポーツ観戦|着込んで長く立つ

初詣の参道に並ぶ日や、冬の屋外でスポーツを観る日は、寒さの中に長く立っています。着込む日の測り方で、胴まわりの合計を見てください。

この日は、暖かさを優先してかまいません。そのうえで、厚いものを1か所に集めず、いちばん外のコートだけを厚くすると、合計の厚みが増えにくくなります。首元はマフラーかタートルのどちらか1つに絞ると、首から肩にかけての段ができません。並ぶ時間が長い日の決め方は初詣の服装にもあります。

仕事の面談・会議|机の上に出る範囲だけ

10月の評価面談や、年末の会議は、机をはさんで座り、机より上だけを見られます。座る日の測り方で、前身頃の布を見てください。

机の天板は、お腹の高さより上に来ることが多く、前身頃にたまる布の一部は天板で見えなくなります。**机のある予定では、天板より上に出ている胸から上の面を、写る日の測り方で見るほうが効きます。**上半身は濃い色か、前を開けたジャケットで縦に区切り、首元は浅い開きにしておくと、机の上に出る面が細く分かれます。

年末の帰省|座って話し、台所に立つ

帰省先では、座って話す時間と、台所で立ち働く時間が混ざります。座る時間のほうが長いので、座る日の測り方を基本にします。

台所では、エプロンを借りることもあります。エプロンの腰紐は、ウエストの高さに横の線を作り、その上下の布をしぼって面を作ります。エプロンを着ける予定の日は、腰紐を体のいちばん細いところで結べる丈のトップスにすると、紐の上下に布がたまりにくくなります。座ったときの前身頃は、裾を外に出したトップスで2cm以内に収めてください。

帰省先での時間姿勢測る場所
到着して挨拶立つ、お辞儀斜めからの脇の張り出し
座って話す・食事座る(座卓なら床)前身頃にたまる布
台所に立つ立ち働く、エプロン腰紐の上下の布
親族で写真を撮る写る正面の面の幅と明るさ
近所への外出歩く、コート横から見た前後の厚み

1日に予定が2つ続く日

昼に七五三のお参りをして夜に会食、仕事のあとに忘年会、と1日に2つの予定が続く日があります。

組み合わせ服を合わせる予定あとで変えるもの
七五三のお参り→会食お参り(着込む・写る)会食の前に羽織りを脱ぎ、座った姿で前身頃を整える
仕事→忘年会(座敷)忘年会(座る)仕事中はジャケットで上半身を縦に区切る
旅行で歩く→宿の食事歩く食事の前に裾を外に出す
お呼ばれ→二次会(立食)お呼ばれ(座る・写る)二次会では羽織りを脱いで脇の張り出しを減らす
初詣→親族の集まり親族の集まり(座る)参道ではコートの前を閉めて合計の厚みを整える

時間の長い予定に服を合わせ、短い予定では羽織りと裾の出し入れで寄せるのが基本です。羽織りと裾の出し入れは、その場でできる調整です。

一式で見る|12月、座敷の忘年会

座敷の忘年会で、床に座る時間が2時間続く日です。測るのは、床に座った姿勢で前身頃にたまる布です。

トップスは、濃いグレーのハイゲージのニットで、裾は外に出して腰骨まで届く丈。下は、前が平らなセンタープレスの黒いワイドパンツです。床に座って、お腹の前の布をつまむと1cmほどで、前身頃は平らなままです。上着は店の入口で脱いで預けるので、中の一枚で完結させます。首元は浅いVにして、写真を撮る時間に備えます。

一式で見る|1月、初詣の参道

初詣の参道に1時間ほど並ぶ日です。測るのは、重ねた厚みの合計です。

肌に近い1枚は薄手の保温インナー、その上にハイゲージのタートルネック、いちばん外に中綿の入ったロングコート。脇腹で全部つまむと、コートを除いて8mmほどです。マフラーは使わず、首元はタートルの1つにします。コートは前を閉め、裾はまっすぐ落ちる形にして、並んで立つ全身が台形にならないようにします。暖かさはインナーとコートの2か所で取り、中のニットは薄くしています。

どちらとも取れるとき①|座る日と写る日が同じ日

お呼ばれや同窓会のように、座る時間も写真も両方ある予定では、どちらの測り方を優先するか迷います。

**あとに残るものを優先して、写る日の測り方を先にしてください。**写真は何年も残りますが、座っている時間の見え方はその日で終わります。上半身の正面の面を整えたうえで、座ってつまむ布を3cm以内に収めれば、両方とも大きくは外れません。

どちらとも取れるとき②|ゆったりした服を着たい

体に沿った服より、ゆったりした服のほうが落ち着く、という人もいます。その気持ちは大切にしてください。ゆったりした服を着るなとは言いません。

ゆったりした服で見るのは、布がどこへ落ちていくかです。肩から裾まで布がまっすぐ下に落ちる形なら、ゆとりが大きくても縦の線として読まれます。落ち感のある薄手の布で、肩線が合っていて、裾が広がりすぎないゆったりした形を選ぶと、座る日も写る日も、面ができにくくなります。張りのある厚手の布でゆったりした形は、布が落ちずに横に張るので、座ると前に、写真では横に面ができます。

どちらとも取れるとき③|上と下で厚みの出方が違う

上半身に厚みが出やすい人と、下半身に厚みが出やすい人では、同じ予定でも測る場所の優先が変わります。

上半身に厚みが出やすい人は、写る日と立って話す日の測り方を優先してください。正面の面と脇の張り出しが、上半身に集まるからです。下半身に厚みが出やすい人は、座る日と歩く日の測り方を優先します。座ったときの腰まわりの布と、横から見たお尻の後ろの布が、下半身に集まるからです。どちらの人も、優先しない側は、普段どおりの服で構いません。

手持ちの服で確かめる3分

新しく買う前に、手持ちの服で予定に合うかを確かめてください。

  1. 予定の中で、いちばん長くとる姿勢を決める(座る・写る・着込む・歩く・立って話す)
  2. その予定に着る服を、全部重ねて着る
  3. その姿勢をとって、鏡の前で1か所だけ測る
  4. 目安に収まれば、そのまま決める
  5. 収まらなければ、裾を出す・羽織りの前を開ける・中の1枚を薄くする、のどれか1つを試す

**5つめの3つの調整で足りることがほとんどです。**それでも収まらない服は、その予定には回さず、別の姿勢の予定に回してください。座る日に向かない服でも、歩く日には向くことがあります。

10月から1月の予定表

時期の目安予定測る場所前の晩に確かめること
10月運動会重ねた厚みの合計しゃがんだ姿勢での前身頃
10月仕事の面談机の上に出る正面の面上半身の明るい面の幅
10〜11月秋の結婚式前身頃の布と正面の面座ってつまむ布、写真の面
10〜11月秋の旅行横から見た前後の厚みコートの前の端が落ちるか
11月七五三重ねた厚みの合計羽織りの前を開けた姿
11月同窓会正面の面の幅と明るさ首元の開き
12月忘年会会場で変わる座敷か、立食か
12月末帰省前身頃の布エプロンの腰紐の高さ
1月初め初詣重ねた厚みの合計首元の重なり

よくある行き違い

**「太って見えない服は、体にぴったり沿った服」。**体に沿った服は、座ると布が引っぱられて横にしわが入り、そのしわが横の線として読まれます。ぴったり沿うより、布がまっすぐ下へ落ちるかを見てください。

**「黒を着れば太って見えない」。**黒は正面の面を輪郭の中にまとめますが、座ったときに前身頃にたまる布の量や、着込んだ厚みの合計は変わりません。色より先に、その日の姿勢で面ができる場所を見てください。

**「冬は着込むから、どうしても太って見える」。**着込むことそのものより、厚いものが1か所に重なることが原因です。胴まわりの合計を15mm以内にし、厚いのはいちばん外だけにすれば、冬でも面は平らに見えます。

**「鏡で確かめれば大丈夫」。**鏡の前でまっすぐ立った姿は、予定の中でいちばん短い姿勢のことがほとんどです。座る日は座って、写る日は正面で、歩く日は横向きで、その日の姿勢のまま鏡を見てください。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 太って見えない服を選ぶとき、どこを見ればいいですか
その日の予定で、いちばん長くとる姿勢で見てください。座って話す時間が長い日は、椅子に座った姿勢で、お腹の前の布をつまんで何cmたまるかを見ます。2cm以内なら平らに見えます。写真を撮る日は、正面から見た上半身の面の幅と色の明るさ、屋外で着込む日は重ねた服を全部つまんだ厚みの合計を見ます。鏡の前でまっすぐ立った姿だけで選ぶと、座ったときや写真の中で、思っていたのと違う見え方になります。
Q. 忘年会で座敷に座ると、お腹まわりが気になります
座敷は床に座るので、椅子より腰が深く折れ、前身頃に布がたまりやすくなります。ウエストにたくさんギャザーの入ったスカートや、裾をパンツに入れたトップスは、座ると布が前に押し出されてたまります。座敷の日は、裾を外に出して腰骨まで届く丈のトップスか、ウエストのギャザーが少ないまっすぐなパンツを選び、座った姿勢でつまんで2cm以内に収まるかを前の晩に確かめてください。
Q. 冬に何枚も重ねると着膨れしてしまいます
重ねた服を全部つまんだときの厚みの合計を見てください。胴まわりで15mm以内に収まっていれば、コートを重ねても面が平らに見えます。20mmを超えると、横から見たときに厚みが前後に出ます。暖かさは枚数より素材で取り、中の2枚を薄く、いちばん外だけを厚くすると、合計が増えにくくなります。とくに袖と肩は重なりが集まりやすいので、中に着るものは袖の細いものにしてください。
Q. 集合写真で自分だけ大きく写ってしまいます
列の端に立つと、カメラのレンズの性質で、写真の端のものほど横に伸びて写りやすくなります。服の問題ではないこともあるので、立ち位置を列の内側にするだけで変わることがあります。そのうえで、服では正面の面の幅と明るさを見てください。上半身に明るく大きな面があると、写真の中で幅が広く読まれます。前を開けた羽織りで縦に区切るか、上半身を濃い色にすると、正面の面が細く分かれます。

— メグラシ編集部

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着痩せする人|まねできる条件と、体で決まる条件を鏡で分ける

「着痩せするね」と言われる人に共通しているのは、体の形そのものより、服と体のあいだに起きていることです。肩先から布がどう落ちるか、横から見た厚みと正面の幅の比、服から出ている首・手首・足首。このうち体で決まる条件は3つ、服でまねできる条件は6つあります。鏡の前で自分の条件を測って、どれがもう手元にあり、どれを服で足せばいいかを分けました。どちらとも取れる体、上と下で条件が違う体、秋冬の重ね着で差が消える時期の選び方まで置いています。

メグラシ編集部/読了 11分
ぽっちゃり女子コーデ|秋服が写真でふくらんで写る日の直し方

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ぽっちゃり女子コーデ|秋服が写真でふくらんで写る日の直し方

鏡ではちょうどよかった秋服が、友達の撮った写真では一回り大きく写る。これは体のせいではなく、服の厚み・明るさ・裾の止まる位置と、撮る距離や立ち位置の組み合わせで起きます。厚手のニット、明るい色の上、腰で止まる裾、落ちた肩線、ふくらむ袖、近くで撮る自撮り、集合写真の端、座った写真。写真でふくらむ8つの場面を、つまんだ厚さや床からの高さといった測れる目安で分けて、服で直すか撮り方で直すかを決める手順にまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
運動会ママコーデ40代ぽっちゃり|係の日はビブスを重ねて選ぶ

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運動会ママコーデ40代ぽっちゃり|係の日はビブスを重ねて選ぶ

40代で、運動会の日にPTAや学年の係の当番が入っているなら、服はビブスを上から重ねた形で選びます。ビブスは誰にでも同じ大きさで配られることが多く、ぽっちゃり体型だと脇が閉じずに上の服が横から見えたり、裾が引かれて上がったりします。ビブスの寸法を先に知る方法、脇から見える幅と裾から出る長さの決め方、腕章と名札の位置、受付・誘導・用具・救護・撮影の係ごとの動き、係は保護者より早い10月の朝の集合、当番を終えて観る側に戻るときの整え方まで、前の週に家で確かめられる形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
首が短い人に似合う服|秋冬の首元は、あごから鎖骨までの長さで選ぶ

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首が短い人に似合う服|秋冬の首元は、あごから鎖骨までの長さで選ぶ

首が短いと感じる人の秋冬の服は、首元の布が、あご先から鎖骨のあいだのくぼみまでの縦を何割覆うかで決まります。指を横に並べて何本入るかでその長さを測り、Vネック・クルーネック・シャツ襟・モックネック・タートルネック・マフラー・コートの襟を、残る縦の長さで選び分ける方法です。覆うなら薄く、上の服と同じ色で首の続きに見せること。寒くて首を覆いたい日、測ると中間だった日、顔タイプや骨格の勧めと食い違う日の決め方、髪とネックレスで縦を足す場所まで。首の長さを変える話は出てきません。

メグラシ編集部/読了 10分

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