若作りかもと思った服|衣替えで出した去年の服を、着る場所で分けて残す

**衣替えで出した去年の服に「これ、若作りかも」と感じたら、手放す前に、その服を着ていく場所を1つ決めてください。**1つ決まれば、その場所専用として残します。1つも浮かばなければ、保留の箱に入れます。
若作りに見えるかどうかの不安は、服そのものより、着ていく場所と、そのとき頭に浮かんだ人で大きく変わります。同じ服でも、家の近所では平気で、職場では落ち着かない。それは服が悪いのではなく、場所と服の組み合わせの話です。
光沢・丈・彩度の釣り合いで若作りに見えるかを判定する方法は「若作り」と言われるかにあります。この記事は、衣替えの日に手が止まった服をどう扱うかの話です。
結論:手放す前に、着る場所を1つ決める
| 服を出したときの感じ | 決めること | 扱い |
|---|---|---|
| 着る場所がすぐ1つ浮かぶ | その場所を決める | その場所専用として残す |
| 誰かの顔が浮かんで落ち着かない | その人と会う場所を外す | ほかの場所で着る |
| 表面が傷んで古く見える | 傷みか年齢かを見分ける | 傷みなら服の寿命として扱う |
| どこも浮かばない | 決めない | 保留の箱に入れる |
すぐ捨てるかどうかを決めなくていいのが、この順番のいいところです。衣替えの日は、仕分けることだけに集中してください。
若作りの不安は、誰かの顔が浮かんだときに来る
服をハンガーから外した瞬間には、何も感じなかったはずです。「若作りかも」と感じるのは、その服を着た自分を、誰かの前に立たせたときです。
職場の同僚、子どもの学校で会う親たち、久しぶりに会う友人、家族。頭に浮かんだのが誰だったかを、一度思い出してみてください。
浮かんだ人が1人に決まれば、その人と会う場所でだけ、その服を外せば十分です。ほかの場所で着るのをやめる理由にはなりません。
衣替えの日は、手が止まった服を別の山にするだけ
衣替えの途中で1枚ずつ考え込むと、その日のうちに衣替えが終わりません。手が止まった服は、その場で決めずに、床の上の別の山に置いてください。
衣替えそのものを先に終わらせて、クローゼットに服が戻ってから、別の山の服だけを1枚ずつ手に取ります。この順番にすると、クローゼットに戻した服と並べて考えられるので、「この服がなくても、同じ場所に着ていける服がある」「この服しか、友人と会う日に着たい服がない」といったことが見えてきます。
別の山が10枚を超えたら、その日は3枚だけ決めて、残りは保留の箱に入れて構いません。
3つの問いで、どこに引っかかったかを分ける
手が止まった服を1枚ずつ持って、3つの問いに答えてください。
- 去年この服を着たとき、誰かに何か言われたか
- この服で行く場所が、1つでも思い浮かぶか
- 着て鏡の前に立ったとき、落ち着かないのは服か、行き先か
1で「言われた」なら、その一言の扱いの問題です。2で「浮かぶ」なら、残せます。3で「行き先」なら、場所を変えれば着られます。3つとも服そのものの問題ではないことが、意外と多くあります。
場所で分ける|近所・友人・職場・行事
着ていく場所を、4つに分けてみてください。
| 場所 | 服に求められること |
|---|---|
| 家の近所・1人の休日 | 自分が心地よいこと |
| 気心の知れた友人と会う日 | 自分らしさが出ていること |
| 職場 | 周りと並んで落ち着くこと |
| 子どもの学校・親族の行事 | その場の決まりに合うこと |
上の段ほど、自分の好みで選べます。下の段ほど、周りに合わせる度合いが大きくなります。若作りかもと感じた服でも、上の2段なら着られることがほとんどです。
服を1枚ずつ持って、どの段まで着ていけるかを決めてください。「友人と会う日まで」と決まれば、その服は友人と会う日の服として残します。
言われた一言が残っているとき
去年、誰かに「若いね」「それ、若い子の服じゃない?」と言われた一言が残っていることがあります。そうした一言は、言った人の好みと、その場の空気が混ざったものです。
言われた場所と相手を思い出してください。その人と会う日、その場所でだけ、その服を外せば十分です。言った人が毎日顔を合わせる家族の場合は、家族と出かける日だけ外し、1人で出かける日には着る、と分けてください。
一言が残っている服ほど、実は気に入って買った服であることが多いものです。好きで選んだ理由まで、一言で消さなくていいと考えてください。
1年で変わったのは、服の側かもしれない
去年は平気だった服が、今年は似合わない気がする。そう感じたら、先に服の表面を見てください。
明るい窓際で、服を斜めから見ます。毛玉、色あせ、生地の薄くなったところ、襟や裾の伸び。**こうした傷みがあると、服全体が古びて見えます。**それを自分の年齢のせいだと感じやすいのですが、傷みが見つかれば、年齢ではなく服の寿命の話です。
傷みが原因なら、同じ形・同じ色の新しい1着にすれば、去年と同じように着られることがあります。形が好きなら、形は変えずに1着を入れ替えてください。
合わせるものを1つ替えて、着てみる
場所を決めても、まだ落ち着かない服があります。そのときは、服は替えずに、合わせるものを1つだけ替えて着てみてください。
靴、羽織り、鞄のうち1つです。明るい色のカーディガンなら、下を濃い色にして、靴を落ち着いたものにする。1か所替えて鏡の前で落ち着けば、その組み合わせで残します。
どこを替えると釣り合うかの見方は、「若作り」と言われるかの3つの要素がそのまま使えます。
保留の箱|ひと季節だけ置いておく
どの場所も浮かばなかった服は、すぐには捨てずに、保留の箱に入れてください。箱はクローゼットの手の届く場所に置き、ひと季節のあいだそのままにします。
秋の衣替えで入れた箱なら、冬の終わりまでが目安です。そのあいだに一度でも取り出して着た服は、クローゼットに戻します。一度も取り出さなかった服は、そのとき手放すかを決めます。
箱に入れた日付を、箱の外に書いておいてください。いつまで置くかが見えていると、決めるのを先延ばしにしすぎずに済みます。
好きな気持ちが強い服は、場所を選んで着続ける
手が止まった服の中に、どうしても手放したくない1枚があることがあります。その服は、場所を選んで着続ける服として残してください。
家の近所や1人の休日だけでも、着る日があれば、その服はクローゼットの中で働いています。「誰にも見せないなら意味がない」と考える必要はありません。自分が心地よい日のための服も、立派な1枚です。
どちらとも取れるとき①|家族に「若いね」と言われた
家族の「若いね」は、ほめ言葉のことも、少し引っかかる言い方のこともあります。どちらか判断がつかないときは、言われた日の自分が、その服でどう過ごせたかを思い出してください。
その日を楽しく過ごせたなら、ほめ言葉として受け取って構いません。その日ずっと落ち着かなかったなら、家族と出かける日だけ外します。
どちらとも取れるとき②|職場の服装が変わった
部署の異動や転職で、職場の服装の空気が変わることがあります。去年の職場では普通だった服が、今年の職場では浮いて見える。これも、服ではなく場所が変わった話です。
職場では着ない服として、友人と会う日や休日に回してください。職場用に着られる服が足りなくなったと感じたら、そのとき足りない分だけを足します。
どちらとも取れるとき③|同じ年代の人が着ていて、素敵だと思った
同じ年代の人が似た服を着ていて、素敵だと感じたことがあるなら、その服はあなたの年代でも着られる服です。
違いがあるとすれば、合わせているものか、着ている場所です。その人がどんな靴や羽織りと合わせていたか、どこで見かけたかを思い出して、同じ場所で、同じくらいの合わせ方で着てみてください。
よくある行き違い
**「若作りかもと思ったら、すぐ手放すべき」。**不安の多くは、服ではなく場所と相手に向いています。着る場所を1つ決めれば、残せる服はたくさんあります。
**「年齢に合わせて、服を全部入れ替えなければいけない」。**1年で変わったのが服の傷みなら、入れ替えるのは傷んだ1着だけです。形や色の好みまで変える必要はありません。
**「人に見せない服には意味がない」。**家の近所や1人の休日のための服も、着る日があれば十分に働いています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 去年の服を出したら、急に若作りに見えます。捨てたほうがいいですか
- 捨てる前に、その服を着ていく場所を1つ思い浮かべてください。家の近所、気心の知れた友人と会う日、職場、子どもの学校や親族の行事。この4つのうち1つでも「ここなら着られる」と思える場所があれば、その場所専用として残して構いません。1つも浮かばない服は、すぐ捨てずに保留の箱に入れます。ひと季節のあいだに一度も取り出さなかったら、そのとき手放すかを決めます。
- Q. 若作りと言われたことが気になって、好きな服が着られません
- 言われた一言は、その人の好みと、その場の空気が混ざったものです。まず、誰に、どこで言われたかを思い出してください。その人と会う日、その場所でだけ、その服を外せば十分なことがほとんどです。ほかの場所で着るのをやめる理由にはなりません。言った人が毎日顔を合わせる家族の場合は、家族と一緒に出かける日だけ外し、1人で出かける日には着る、と分けるのが一つの方法です。
- Q. 若作りかどうか、自分では判断できません
- 若作りに見えるかどうかを、服だけで判断しようとすると決まりません。判断できるのは、どこで着るかのほうです。服を着て鏡の前に立ったら、その服で行く場所を1つ思い浮かべてください。その場所で、隣に誰が立っているかを想像します。落ち着かないと感じたら、服ではなく、その場所と服が合っていないのかもしれません。別の場所を思い浮かべて落ち着くなら、その服はその場所で着られます。
- Q. 去年は平気だったのに、今年は同じ服が似合わない気がします
- 1年で変わったのは、服の側のこともあります。明るい窓際で、服の表面を斜めから見てください。毛玉、色あせ、生地の薄くなったところ、襟や裾の伸び。こうした傷みがあると、服全体が古びて見え、それを自分の年齢のせいだと感じやすくなります。傷みが見つかれば、年齢の話ではなく、その服の寿命の話です。同じ形の新しい1着なら、去年と同じように着られることがあります。
— メグラシ編集部





