ブルベ冬の服装|白黒と濃色をはっきり組む、まず揃える3枚

ブルベ冬の服装は、白・黒・濃い色をはっきり組むと顔が締まります。真っ白と真っ黒の差が大きいほど、肌の透明感と目元の強さが引き立つのがブルベ冬の服の特徴で、色を一色だけ足すなら濃い青・深い赤・紫みのピンクのように、青みがあって澄んだ鮮やかな色を選ぶと外しません。
反対に、灰色が混ざったくすんだ中間色や、黄みの強い茶・キャメル・オレンジ寄りのベージュを顔のすぐ下に置くと、肌が黄ばんで見えたり、顔の輪郭がぼやけたりしやすくなります。ブルベ冬の人が「地味に見える」「疲れて見えると言われる」と感じるとき、原因は服の形より、顔まわりの色の明暗差が足りないことのほうが多いです。
まず揃える3枚は、真っ白のトップス、黒のボトム、濃い青か深い赤の羽織りです。この3枚があれば、手持ちのどの服と合わせても明暗の差を作れます。この記事では、ニットからバッグまでアイテム別の似合う色と避けたい色、コントラストの組み方、季節・場面・年代別の考え方、骨格・顔タイプとの掛け合わせ、苦手な色を着たいときの直し方までを、メグラシのブルベ冬の個別記事への道案内とあわせて整理します。
ブルベ冬の服装で考えてよいかの見分け方
この記事は、パーソナルカラーがブルベ冬(ウィンター)と分かっている人、またはその可能性が高い人に向けて書いています。まだ自分のタイプがはっきりしない場合は、先にメグラシの無料パーソナルカラー診断で傾向をつかんでおくと、この先の表が自分ごととして読めます。
診断の前に手持ちの服で確かめたいときは、次の2枚を使います。真っ白のTシャツかシャツと、生成りやアイボリーのような黄みのある白です。自然光の入る窓際で、鏡から50cmほど離れて、1枚ずつ顔の下に当てます。
| 確かめる点 | ブルベ冬の傾向 | 他のタイプの傾向 |
|---|---|---|
| 真っ白を当てたとき | 顔が明るく締まり、目元がくっきりする | 白が浮いて顔だけが沈んで見える |
| 黄みのある白を当てたとき | 肌がくすみ、口元の影が濃くなる | 肌に温かみが出てなじむ |
| 黒を当てたとき | 顔が小さく見え、髪と一体になる | あご下に影が落ちて重く見える |
| 灰色が混ざった淡い色を当てたとき | 輪郭がぼやけ、ぼんやりした印象になる | やわらかくなじむ |
4つのうち3つ以上がブルベ冬の傾向に当てはまれば、この記事の組み方をそのまま試してかまいません。2つずつに分かれた人は、ブルベ夏やイエベ秋との境目にいる可能性があります。その場合は、この記事の「どちらとも取れる色の決め方」の節を先に読んでください。
まず揃える3枚|白のトップス・黒のボトム・濃い色の羽織り
ブルベ冬の服装を一から整えたいとき、最初に揃えるのは次の3枚です。数を増やすより、この3枚の色を正確にそろえることを優先します。
| 揃える服 | 色の条件 | 役割 |
|---|---|---|
| 白のトップス | 黄みのない真っ白。生成り・オフホワイトは避ける | 顔の真下に光を集めて、肌の透明感を出す |
| 黒のボトム | 茶みや灰色みのない黒。パンツでもスカートでもよい | 全身の明暗の差を最大にし、下半身を引き締める |
| 濃い色の羽織り | 濃紺・ロイヤルブルー・深い赤・ボルドーのいずれか | 白と黒の間に一色だけ鮮やかさを足す |
白のトップスは、首まわりがやや開いたものを選ぶと、顔と白の間に肌が見え、明暗の差がさらにはっきりします。黒のボトムは、素材に少し光沢があるものを選ぶと、黒の深さが際立ちます。羽織りは、カーディガン・ジャケット・コートのどれでもかまいません。顔に近い位置に来る分、この1枚の色が印象を大きく決めます。
この3枚がそろうと、手持ちのくすんだ色の服も「白か黒のどちらかと組む」だけで着られるようになります。全部を買い替える必要はありません。
服の色選びで外さない3つの物差し
ブルベ冬に似合う服の色は、次の3つの物差しで判断できます。色の名前を覚えるより、この3つを見るほうが店頭や手持ちの服で迷いにくくなります。
1つ目は青みか黄みかです。同じ赤でも、青に寄った深紅やワインは似合い、オレンジに寄った朱色は肌が黄ばんで見えやすくなります。同じピンクでも、紫に寄ったものは顔が明るくなり、サーモンに寄ったものは顔がぼやけます。
2つ目は濃いか淡いかです。ブルベ冬は、濃い色か、白に近いごく淡い色のどちらか、つまり両端が得意です。その間にある中くらいの明るさの色は、顔の明暗に負けてぼんやり見えやすくなります。
3つ目は澄んでいるか濁っているかです。灰色を混ぜたようなくすみ色は、ブルベ冬の肌の透明感を消してしまいます。同じ紺でも、澄んだ濃紺は似合い、灰色がかった紺は顔が沈みます。
| 物差し | 似合う側 | 避けたい側 | 店頭での見方 |
|---|---|---|---|
| 青みか黄みか | 青み寄り | 黄み寄り | 白い紙の上に置き、紙が黄色っぽく見えたら黄み寄り |
| 濃いか淡いか | 濃い、またはごく淡い | 中くらいの明るさ | 目を細めて見て、灰色に溶けたら中くらい |
| 澄みか濁りか | 澄んでいる | 灰色が混ざっている | 黒い服の横に置き、くっきり分かれれば澄んでいる |
3つのうち2つ以上が似合う側に入っていれば、顔の近くに着てもまず問題はありません。1つしか入らない色は、ボトムや小物に回すと安心です。
アイテム別の似合う色と避けたい色
ここからは、服のアイテムごとに似合う色と避けたい色を整理します。顔からの距離が近いアイテムほど色の影響が大きく、遠いアイテムほど自由に選べます。
| アイテム | 似合う色 | 避けたい色 | 顔からの距離 |
|---|---|---|---|
| ニット | 真っ白・黒・濃紺・ワイン・紫みのピンク | キャメル・からし色・くすみベージュ | 近い |
| シャツ・ブラウス | 真っ白・薄い青みのグレー・黒 | 生成り・黄みのクリーム | 近い |
| コート | 黒・濃紺・チャコール・深い赤 | キャメル・明るいベージュ | 近い |
| パンツ | 黒・濃紺・濃いグレー・白 | 黄みの強いベージュ・カーキ | 遠い |
| スカート | 黒・濃紺・ボルドー・白 | オレンジ寄りの茶・くすみピンク | 遠い |
| ワンピース | 黒・濃紺・ロイヤルブルー・深い緑 | 灰色が混ざった中間色の無地 | 近い |
| 靴 | 黒・白・濃紺・銀 | 明るい茶 | 遠い |
| バッグ | 黒・白・濃いグレー・ワイン | キャメル・黄みのベージュ | 遠い |
表の「避けたい色」は、着てはいけない色という意味ではありません。顔のすぐ下に置くと影響が出やすい色、という意味です。遠い位置のアイテムなら、避けたい色も組み合わせ次第で取り入れられます。
ニットの選び方|顔の真下に来る分、色をいちばん厳しく選ぶ
ニットは首元に直接触れるので、服のなかで顔映りへの影響がいちばん大きいアイテムです。まず白か黒のニットを1枚、次に濃紺かワインを1枚、という順で揃えると失敗しにくくなります。
ブルベ冬の人がつまずきやすいのは、ざっくりした編み地の生成りや、温かみのあるベージュのニットです。編み目の凹凸が影を作り、黄みが肌に移るので、顔がぼやけやすくなります。生成りのニットがどうしても好きなときは、首元から真っ白のシャツの襟を出すか、黒のタートルを下に重ねると直ります。
編み地の目安は、細かい編み目でなめらかな表面のものです。表面に光沢があるほど、ブルベ冬の肌の透明感が引き立ちます。普段着のニットの色と編み地の選び方は、ブルベ冬の普段着ニットでさらに詳しく整理しています。
シャツ・ブラウスの選び方|白の種類で差がつく
シャツとブラウスは、白の種類で顔映りが大きく変わるアイテムです。ブルベ冬に合うのは、青みを感じるほどの真っ白です。生成り・アイボリー・クリームは、ブルベ冬の肌の横に置くと黄みが目立ち、口元や目の下の影が濃く見えやすくなります。
白以外では、ごく淡い青みのグレーや、氷のような淡い水色が使えます。どちらも白に近い明るさなので、ブルベ冬の「ごく淡い色は得意」に入ります。水色を着るときの見分け方は、ブルベ冬の水色で手持ちの一枚が合うかどうかを確かめられます。
柄のシャツなら、白地に黒や濃紺のストライプのように、地と柄の明暗差が大きいものを選びます。細かい花柄や、地と柄の色が近いチェックは、柄がぼやけて顔までぼやけた印象になりやすいので、選ぶなら柄の線が太く、色の差がはっきりしたものにします。
コートの選び方|面積が大きい分、黒か濃紺から
コートは冬の装いで最も面積が大きく、顔のそばまで来るアイテムです。ブルベ冬の最初の1着は、黒か濃紺をおすすめします。どちらも肌の白さと対比がつき、中に何を着ても組み合わせが崩れません。
2着目を選ぶなら、チャコールグレー、深い赤、ボルドー、深い緑が候補です。キャメルや明るいベージュのコートは定番ですが、ブルベ冬が着ると顔まわりの明暗差が弱まり、顔が沈みやすくなります。キャメルを着たいときは、首元に黒か白のマフラーを巻き、コートの色と顔の間に一段はっきりした色を挟みます。
マフラーやストールの色は、コートよりもさらに顔に近いので、黒を首に置けるかどうかは髪色と首の長さで変わります。詳しくはブルベ冬のマフラーの色で、髪の黒さと首元の見え方から決める手順をまとめています。
パンツとスカートの選び方|ボトムは逃がし場所にもなる
パンツとスカートは顔から遠いので、色の自由度が上がります。基本は黒・濃紺・濃いグレー・白で、トップスとの明暗差が大きくなるものを選びます。白のトップスには黒のボトム、黒のトップスには白か淡いグレーのボトム、というように、上下で明るさを反対にするのが組み方の基本です。
ボトムは、顔の近くでは避けたい色の逃がし場所にもなります。ベージュのパンツや、カーキのスカートを持っている人は、トップスを真っ白か黒にすれば、全身として違和感なく着られます。ボトムに明るいベージュを持ってくるときは、靴を黒にすると足元が締まり、全身の明暗のバランスが取れます。
デニムを選ぶなら、濃いインディゴか、ブラックデニムが合わせやすい色です。色落ちした淡いブルーのデニムは、白のトップスと合わせると全体がぼやけやすいので、トップスを黒や濃紺にして明暗差を確保してください。
ワンピースの選び方|一枚で顔まで届く色を選ぶ
ワンピースは、一枚で顔の真下から足元まで同じ色になるため、色選びがそのまま全身の印象になります。無地なら、黒・濃紺・ロイヤルブルー・深い緑・ワインのように、濃くて澄んだ色を選ぶと失敗しません。
灰色が混ざったくすみピンクや、ベージュの無地のワンピースは、顔から足元まで中間色になり、明暗差を作れる場所がなくなります。着たいときは、黒のジャケットやカーディガンを羽織り、顔のそばに黒を置いて差を作ります。
柄のワンピースは、地の色を基準に選びます。黒地や濃紺地に白の柄が入ったものは、ブルベ冬の得意な明暗差をそのまま着られるので、一枚でも顔が締まります。
靴とバッグの選び方|黒と白を軸に、ひと色を足す
靴とバッグは顔から遠いので、服ほど厳しく選ぶ必要はありません。ただし、全身の明暗のまとまりを左右するので、黒か白を軸にしておくと組み合わせが楽になります。
靴は、黒を1足目に、白か銀を2足目にするのが使いやすい順番です。明るい茶の靴は、黒や濃紺の服と合わせると足元だけ浮いて見えやすいので、茶を選ぶなら黒に近い濃い焦げ茶にします。
バッグは、黒・白・濃いグレー・ワインのいずれかを基本に、服がモノトーンの日だけ鮮やかな色のバッグを差し色にするのが組み方の一例です。金具の色は、金より銀のほうがブルベ冬の肌になじみやすい傾向です。アクセサリーの金属の色や大きさの選び方は、ブルベ冬の夏アクセサリーに季節をまたいで使える考え方をまとめています。
組み方の基本|コントラストの作り方
ブルベ冬の服装でいちばん大切なのは、一枚ずつの色より、組み合わせたときの明暗の差です。同じ服でも、組む相手によって顔映りが変わります。
| 組み方 | 例 | 明暗の差 | 向く日 |
|---|---|---|---|
| 白×黒 | 白のニット×黒のパンツ | 最大 | どの日にも使える基本 |
| 白×濃い色 | 白のシャツ×濃紺のスカート | 大 | 仕事・学校行事 |
| 黒×鮮やかな色 | 黒のワンピース×ロイヤルブルーの羽織り | 大 | 食事会・式典 |
| 濃い色×濃い色 | 濃紺のニット×ワインのスカート | 中 | 落ち着いた休日 |
| 中間色×白か黒 | グレーのニット×黒のパンツ | 中 | 手持ちのくすみ色を使う日 |
| 中間色×中間色 | ベージュ×くすみピンク | 小 | 避けたい組み方 |
目安は、上下のどちらかに白か黒が入っていることです。白も黒も入らない日は、顔に近い位置に白か黒の小物を置き、差を足します。
もう一つの目安は、使う色を3色までにすることです。ブルベ冬は鮮やかな色が得意ですが、鮮やかな色を2色以上同時に使うと、色同士がぶつかって顔より服に目が行きやすくなります。鮮やかな色は1色だけにし、残りは白・黒・濃紺のような無彩色に近い色で支えると、まとまります。
顔まわり30cmの決め方|ここだけは色を厳しくする
服の色を選ぶとき、全身を同じ厳しさで考える必要はありません。顔の影響を強く受けるのは、あごの下からおよそ30cm、ちょうどみぞおちのあたりまでです。この範囲に入る色だけを厳しく選び、その下は自由にする、と分けると、手持ちの服の多くが使えるようになります。
| 範囲 | 入るもの | 色の選び方 |
|---|---|---|
| あご下から15cm | 襟元・ネックライン・マフラー | 白・黒・青みの鮮やかな色だけ |
| 15cmから30cm | トップスの胸元・羽織りの前身頃 | 3つの物差しの2つ以上を満たす色 |
| 30cmより下 | ボトム・靴・バッグ | 自由。ただし白か黒を全身のどこかに入れる |
この分け方を使うと、たとえばキャメルのコートも、前を開けて中に白のニットを着れば、あご下15cmは白になり、顔映りは崩れません。前を閉じて着るなら、首元に黒か白のマフラーを巻いて、15cmの範囲を守ります。
どちらとも取れる色の決め方
ブルベ冬の服装で一番迷うのは、似合うとも似合わないとも言い切れない色です。ここでは迷いやすい色ごとに、手持ちの服で決める方法を置きます。
決め方の基本は、自然光の窓際で、鏡から50cm離れ、服を顔の横に当てて5秒見ることです。見るのは服ではなく、あごの下と目の下の影です。影が浅く見えるなら似合う側、影が濃く見えるなら避けたい側と判断します。5秒以上見ると目が慣れて違いが分からなくなるので、2枚を交互に当てて比べるのが確実です。
| 迷いやすい色 | 似合う側に入る条件 | 避けたい側に入る条件 | 迷ったときの決め方 |
|---|---|---|---|
| ネイビーと黒 | 髪が明るめならネイビー | 髪が真っ黒なら黒のほうが映える | 髪色に近いほうを顔のそばに |
| グレー | 青みがあり、濃いか淡い | 黄みがあり、中くらいの明るさ | 白か黒と組んで顔から離す |
| ベージュ | 灰色みのグレージュで淡い | 黄みが強く、中くらいの明るさ | ボトムに回す |
| 茶 | 黒に近い焦げ茶 | 明るい茶・キャメル | 靴やバッグに回す |
| ピンク | 紫に寄った鮮やかなピンク | サーモン寄り・くすみピンク | 顔の横で影が浅いほう |
| 緑 | 青みの深い緑 | 黄みのオリーブ・カーキ | ボトムに回す |
ピンクは同じブルベ冬でも、鮮やかなものが合う人と、白に近い淡いものが合う人に分かれます。どちらが合うかは髪と肌の明暗差で決まるので、ブルベ冬のピンクで自分の側を確かめてください。
5秒当てても違いが分からないときは、その色はどちらに転んでも大きな差がない色です。その場合は顔から30cmより下に回せば、迷う必要はなくなります。
手持ちの服で1週間を組む
新しく買い足す前に、いま持っている服でブルベ冬らしい1週間が組めるかを確かめておくと、足りない一枚がはっきりします。用意するのは、まず揃える3枚と、手持ちのくすみ色の服を2〜3枚です。
| 曜日の例 | 顔のそば | ボトム | 足した一点 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 白のトップス | 黒のボトム | なし。基本の形を鏡で確かめる |
| 2日目 | 濃い色の羽織り×白 | 黒のボトム | 銀のアクセサリー |
| 3日目 | 手持ちのグレーのニット | 黒のボトム | 首元に白の襟 |
| 4日目 | 白のトップス | 手持ちのベージュのパンツ | 黒の靴とバッグ |
| 5日目 | 濃い色の羽織り×手持ちの中間色 | 黒のボトム | 青みのリップ |
5日を通して、顔のそばか全身のどこかに白か黒が必ず入っていることがポイントです。くすみ色の服は、毎回この2色のどちらかと組むことで、手放さずに使い続けられます。
1週間組んでみて、同じ服ばかり使う日が続いたら、そこが足りない一枚です。白のトップスばかり着ているなら白をもう一枚、黒のボトムに頼っているなら濃紺のボトムを一枚、というように、使った回数の多い色から増やすと、買い物で迷いにくくなります。反対に、1週間で一度も手に取らなかった服は、顔のそばに置きにくい色であることが多いので、ボトムや小物として使えないかを次の週に試してください。
季節別|秋の服装は濃い色を早めに入れる
秋はブルベ冬の服装が整えやすい季節です。店頭に濃い色の服が増え、重ね着で白と黒を顔のそばに置く機会も増えます。
一方で、秋は黄みの強い色が流行りやすい季節でもあります。からし色・テラコッタ・キャメル・オリーブなどは、秋らしい色として目に入りやすいのですが、ブルベ冬には顔がぼやける側の色です。秋らしさを出したいときは、色を黄み寄りにするのではなく、ボルドー・深い緑・濃紺のように、濃さで季節感を出すのが合っています。
| 秋の時期 | 気温の目安 | ブルベ冬の組み方 |
|---|---|---|
| 初秋 | 日中25度前後 | 白か黒の半袖に、濃紺の薄手シャツを羽織る |
| 中秋 | 日中20度前後 | 濃い色のニット一枚に、黒のボトム |
| 晩秋 | 日中15度前後 | 白のニットに黒のジャケット、ボルドーの小物 |
素材は、表面がなめらかで光を返すものが合います。起毛した素材を選ぶなら、毛足が短く、色がはっきりしたものを選びます。秋のアイテムと色の組み方は、ブルベ冬の秋ファッションでコーデの例とともにまとめています。
季節別|冬の服装はブルベ冬がいちばん映える季節
冬はブルベ冬の名前のとおり、手持ちの服がいちばん生きる季節です。黒のコート、白のニット、濃紺のマフラーといった冬の定番色が、そのままブルベ冬の得意な色と重なります。
冬の服装で注意したいのは、重ね着で色が増えすぎることです。コート・マフラー・ニット・シャツと重ねると、顔のまわりに4色以上が集まることがあります。顔から15cmの範囲に見える色は2色までにし、白か黒をそのうちの1色にすると、重ね着でも顔がぼやけません。
| 冬の重ね方 | 顔から見える色 | 印象 |
|---|---|---|
| 黒のコート×白のタートル | 黒・白 | 最も締まる |
| 濃紺のコート×ワインのマフラー | 濃紺・ワイン | 華やかで落ち着く |
| チャコールのコート×白のマフラー | チャコール・白 | やわらかく明るい |
| キャメルのコート×ベージュのニット | キャメル・ベージュ | 顔が沈みやすい |
冬の素材は、ウールのなめらかな表面、光沢のある革、つやのある化学繊維が、ブルベ冬の肌の透明感と相性がよい素材です。冬の装いの全体像はブルベ冬の冬ファッションで、アウターから小物まで詳しく紹介しています。
季節別|春と夏は白の使い方で決まる
春と夏は、薄着になる分、服の色が顔に与える影響が大きくなります。ブルベ冬の春夏は、白を主役にし、そこに黒か濃い色を一点だけ足すのが基本です。
春によく見かける淡いパステルや、灰色を混ぜたくすみカラーは、ブルベ冬には顔がぼやけやすい色です。春らしさを出したいときは、白に近いごく淡い水色や、氷のような淡い紫を選ぶと、ブルベ冬の得意な「ごく淡い色」に入ります。
夏は、白のトップスに黒か濃紺のボトムが最も整えやすい組み合わせです。リネンのように黄みが出やすい天然素材は、白でも生成り寄りのことが多いので、選ぶときは真っ白かどうかを確かめます。夏の色と素材の組み方は、ブルベ冬の夏ファッションで暑い季節向けにまとめています。
場面別|仕事の服装は濃紺と白を軸に
仕事の場面では、黒より濃紺のほうが印象がやわらかく、日々の装いに取り入れやすい色です。白のシャツに濃紺のパンツ、またはグレーのニットに黒のスカートといった、無彩色に近い組み合わせを軸にします。
ブルベ冬の人は、仕事の服で無難さを優先してベージュやくすみカラーを選ぶと、顔の印象が弱くなり、話している相手に表情が伝わりにくくなることがあります。落ち着いた印象を保ちながら顔を引き締めたいときは、首元だけを白にするのが効果的です。
| 仕事の場面 | 組み方の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 毎日の出勤 | 白のブラウス×濃紺のパンツ | 明暗差で表情が伝わる |
| 会議・発表 | 黒のジャケット×白のインナー | 顔に目が集まる |
| 社外の打ち合わせ | 濃紺のワンピース×黒の靴 | 一枚で信頼感が出る |
| 内勤の日 | グレーのニット×黒のスカート | 中間色は黒と組む |
30代の仕事の服装を具体的なコーデで見たい人は、ブルベ冬の30代オフィスコーデで、通勤から会議までの組み方を紹介しています。
場面別|休日の服装は鮮やかな色を一色だけ
休日は、仕事の日より鮮やかな色を使いやすい場面です。ブルベ冬の得意なロイヤルブルー・紫みのピンク・深い赤・青みの緑を、トップスか羽織りに一色だけ入れると、顔が明るく見えます。
休日の服で迷いやすいのは、楽な服を選ぶと色がくすみやすいことです。スウェットやパーカーのような楽な服は、グレーやベージュの中間色が多く、ブルベ冬の顔をぼやけさせがちです。楽な服を選ぶ日こそ、黒か白、または濃い色の一枚を選ぶと、手を抜いた印象になりにくくなります。
カジュアルな装いでは、白のTシャツに濃いインディゴのデニム、黒のスニーカーという組み合わせが、ブルベ冬の休日の基本形です。ここにロイヤルブルーのカーディガンや、紫みのピンクのバッグを足すと、色の一点がそのまま顔の明るさにつながります。
場面別|式典の服装は黒と濃紺に光沢を足す
結婚式・入園式・卒業式のような式典は、ブルベ冬の得意な黒と濃紺がそのまま正装の色になる場面です。ほかのタイプが「黒は重く見える」と悩む場面で、ブルベ冬は黒を最も美しく着こなせます。
式典で黒を着るときは、光沢のある素材を選ぶか、真っ白のパールや銀のアクセサリーを顔のそばに置くと、黒が重くならずに華やかになります。結婚式のゲストとして黒を避けたい場合は、濃紺・ロイヤルブルー・深い赤・深い緑が、ブルベ冬らしい華やかさを保てる色です。
| 式典の種類 | 似合う色 | 顔まわりの足し方 |
|---|---|---|
| 結婚式・披露宴 | ロイヤルブルー・深い赤・濃紺 | 銀のアクセサリーで光を足す |
| 入園式・入学式 | 濃紺・白・淡いグレー | 白の襟元か白のコサージュ |
| 卒園式・卒業式 | 黒・濃紺 | 白のパールで明るさを足す |
| 法事 | 黒 | 光沢を抑え、肌の白さで十分に映える |
結婚式のゲストの装いを詳しく見たい人はブルベ冬の結婚式ゲストドレスを、学校行事の装いは卒入学式ママのブルベ冬の装いを参考にしてください。
年代別|年齢とともに変えるのは色ではなく分量
ブルベ冬の似合う色は、年齢を重ねても大きくは変わりません。変わるのは、肌や髪の明るさの変化に合わせた、色の分量と素材の選び方です。
| 年代 | 色の考え方 | 分量と素材の目安 |
|---|---|---|
| 20代 | 鮮やかな色を大きな面積で使える | 原色のトップスも一枚で着られる |
| 30代 | 鮮やかな色と黒を半分ずつ | 仕事の服に濃紺、休日に鮮やかな色 |
| 40代 | 黒と濃紺を軸に、鮮やかな色は顔まわりに | 光沢のある素材で明るさを足す |
| 50代以降 | 白を顔のそばに多めに置く | 真っ白のブラウスやストールで明るさを足す |
年代が上がるにつれて、髪に白髪が増えたり、肌の明るさが変わったりすると、黒の分量が多い装いが強く感じられることがあります。その場合は黒をやめるのではなく、顔のそばに白を一枚足し、黒は顔から離れた場所に回すと、ブルベ冬らしい明暗差を保ったまま、やわらかく整います。
同じ黒でも、つやのある素材を選ぶと光を返すので、年代を問わず黒が重くなりにくくなります。40代の装いを場面ごとに見たい人は、同窓会40代のブルベ冬の服装で、久しぶりに会う場面の組み方を紹介しています。
黒が強すぎると感じたときの直し方
ブルベ冬は黒が似合うタイプですが、それでも「黒を着ると顔がきつく見える」と感じる人がいます。原因の多くは、黒の分量が多すぎるか、顔のそばに黒しかないことです。
直し方は3つあります。1つ目は、顔のそばだけ白か淡い色にすることです。黒のワンピースでも、白の襟や白のインナーを見せるだけで、黒の強さがやわらぎます。2つ目は、黒をチャコールや濃紺に置き換えることです。明暗の差はほぼ保ったまま、印象がやわらかくなります。3つ目は、光沢のある黒を選ぶことです。光を返すので、黒が顔に影を落としにくくなります。
黒が強いと感じる理由と、白を足す最適な分量は、ウィンターで黒が強い人の白の足し方で、髪色や肌の明るさ別に整理しています。
苦手な色を着たいときの直し方
ブルベ冬にとって苦手な色でも、好きな色や、すでに持っている服をあきらめる必要はありません。直し方の基本は、苦手な色と顔の間に、白か黒、または青みの鮮やかな色を一段挟むことです。
| 着たい苦手な色 | 直し方 | 挟む色 |
|---|---|---|
| キャメルのコート | 首元にマフラーを巻く | 黒か白 |
| ベージュのニット | 襟付きのシャツを重ねる | 真っ白 |
| くすみピンクのブラウス | 黒のカーディガンを羽織る | 黒 |
| からし色のスカート | トップスを白か黒にする | 白か黒 |
| オリーブのパンツ | 靴とバッグを黒にそろえる | 黒 |
もう一つの直し方は、髪とメイクで顔の明暗差を補うことです。リップを青みの鮮やかな色にすると、苦手な色の服を着ていても、顔の中心に強い色が入り、ぼやけにくくなります。
苦手な色の一覧と、色ごとの着こなし方はブルベ冬に似合わない色にまとめています。手持ちの服を活かしたいときに、色ごとに確かめてください。
骨格タイプとの掛け合わせの入口
服の色はパーソナルカラーで、服の形と素材は骨格タイプで決まります。ブルベ冬の色の考え方に、骨格タイプの形の考え方を重ねると、似合う服がより具体的になります。
| 骨格タイプ | 形と素材の傾向 | ブルベ冬の色との重ね方 |
|---|---|---|
| ストレート | 直線的な形、張りのある素材 | 黒や濃紺のシンプルな形で、色の強さを生かす |
| ウェーブ | やわらかな曲線、軽い素材 | 白や淡い色を上に、黒を下にして重心を整える |
| ナチュラル | ゆとりのある形、ざっくりした素材 | 濃い色の大きな面積で、素材感に負けない色を選ぶ |
ストレートの人は、ブルベ冬×骨格ストレートで、張りのある素材と黒の組み方を確かめてください。ウェーブの人はブルベ冬×骨格ウェーブ、ナチュラルの人はブルベ冬×骨格ナチュラルで、形と色の重ね方をまとめています。
色と素材の選び方が食い違ったときの決め方は、パーソナルカラーと骨格で素材が食い違う冬の服で、どちらを優先するかの判断基準を置いています。
顔タイプとの掛け合わせの入口
顔タイプは、顔の印象の強さと、直線か曲線かで装いの雰囲気を決めます。ブルベ冬は色の印象が強いタイプなので、顔タイプによって、その強さを前に出すか、やわらげるかが変わります。
| 顔タイプの方向 | ブルベ冬の色の使い方 |
|---|---|
| 大人っぽく直線的な顔 | 黒・濃紺を大きく使い、色の強さをそのまま出す |
| 大人っぽく曲線的な顔 | 深い赤や紫を、なめらかな素材で使う |
| 子どもっぽく直線的な顔 | 白と黒の明暗差を、小さな面積で使う |
| 子どもっぽく曲線的な顔 | 白を多めにし、鮮やかな色は小物に回す |
クールな印象の顔タイプの人はブルベ冬×顔タイプクールを、やわらかな印象の顔タイプの人はブルベ冬×顔タイプフェミニンを参考にしてください。パーソナルカラー・骨格・顔タイプの3つを掛け合わせた装いは、ブルベ冬×骨格ストレート×顔タイプクールのように、組み合わせごとの記事で紹介しています。
髪色・メイクと服の色をそろえる
ブルベ冬の服装は、髪色とメイクの色とそろえると、全身のまとまりがさらに強くなります。服で白と黒の明暗差を作っても、髪が黄みの明るい茶だと、顔のまわりで色がぶつかることがあります。
髪色は、黒・ブルーブラック・暗めのアッシュのように、青みがあって暗めの色が服の色と最もそろいます。明るくしたいときに成立する条件は、ブルベ冬の髪色で整理しています。
リップは、服の差し色と同じ系統にすると全体がまとまります。ロイヤルブルーの服には青みの赤、ワインの服には深いベリー、紫みのピンクの服には同じピンクのリップ、というそろえ方です。リップの色の選び方はブルベ冬のリップにまとめています。
色の総合記事との使い分け
メグラシには、ブルベ冬の色そのものを扱う総合記事がいくつかあります。この記事は「服のアイテムと組み方」の入口で、色の総合記事は「どの色が似合うか」の入口です。目的に合わせて使い分けてください。
| 知りたいこと | 読む記事 |
|---|---|
| 服のアイテム・組み方・場面別の装い | この記事 |
| 似合う色の早見表 | ブルベ冬の似合う色の総合記事 |
| 似合う色と苦手な色、夏・秋との違い | ブルベ冬の色のガイド |
| 色の細かな分類とパレット | クリスタル&シャープパレット |
似合う色の早見表はブルベ冬の似合う色の総合記事、夏・秋との違いを含めた色のガイドはブルベ冬の似合う色と苦手な色、色をさらに細かく分けたパレットはブルベ冬のクリスタル&シャープパレットで見られます。
まとめ|白と黒の間に何を置くかを決める
ブルベ冬の服装は、白・黒・濃い色をはっきり組んで、明暗の差を作るのが答えです。くすんだ中間色と黄みの強い茶は、顔から30cmより下に回せば、手持ちの服としてそのまま使えます。
まず揃えるのは、真っ白のトップス、黒のボトム、濃い青か深い赤の羽織りの3枚です。この3枚を軸に、季節・場面・年代に合わせて分量と素材を変えていけば、ブルベ冬の肌の透明感と目元の強さが、どの装いでも引き立ちます。
迷う色に出会ったら、自然光の窓際で顔の横に当て、5秒であごの下の影を見てください。影が浅ければ顔のそば、影が濃ければボトムや小物へ。この一つの決め方で、ブルベ冬の服選びはほとんど迷わなくなります。
よくある問い
- Q. ブルベ冬の服装で、いちばん最初に揃えるべき服は何ですか?
- 真っ白のトップス、黒のボトム、濃い青か深い赤の羽織りの3枚です。この3枚で白と黒の強い明暗と、ひと色の鮮やかさが作れるので、手持ちの服と合わせても顔まわりが締まります。
- Q. ブルベ冬はベージュやブラウンの服を着てはいけませんか?
- 着てかまいません。黄みの強い明るいベージュは顔から離し、ボトムや靴に回すのが基本です。トップスで着たいときは、顔のすぐ下に白か黒の襟元を挟むと、顔がぼやけにくくなります。
- Q. ブルベ冬はネイビーと黒のどちらを選べばよいですか?
- 髪と瞳が真っ黒に近い人は黒、髪が明るめで瞳が茶寄りの人はネイビーが馴染みやすい傾向です。迷ったら顔の横に当てて、あご下の影が浅く見えるほうを選んでください。
- Q. ブルベ冬はパステルカラーの服が似合いませんか?
- 白に近いごく淡い色なら着こなせます。中途半端に灰色が混ざったパステルは顔がぼやけやすいので、着るときは黒か濃紺を近くに置いて、明暗の差を足すのが直し方です。
— メグラシ編集部





