ブルベ冬 髪色 明るめ|顔がぼやける人と黄ばむ人で上げ方を分ける

**眉と瞳が黒に近いブルベ冬は、髪全体を明るくしないでください。**明るさは内側と毛先に置き、顔まわりと根元の2〜3cmは暗いまま残します。全体を上げると、顔の中で目と眉だけが黒く残り、髪との差で輪郭がぼやけます。
地毛の赤みが出やすい人は、明るさを中くらいで止めます。明るさを上げるほど、色が抜けたあとに黄色からオレンジの下地が出て、ブルベ冬の澄んだ肌が黄ばんで見えます。明るく見せる分は、青みか紫みの色味で出してください。
眉と瞳がやわらかい焦げ茶で、地毛に赤みが出にくい人は、明るめがいちばん成立しやすい人です。全体を上げて構いません。ただし灰がかったベージュでぼかすと、ブルベ冬の強さが消えます。寒色の澄みと艶を残す明るさを選んでください。
結論:明るめで困るのは「差」と「下地」の2つだけ
ブルベ冬が髪を明るくしたときに起きる困りごとは、ほとんどが2つのどちらかです。1つは、髪と顔の中の暗い所との差が開きすぎて、顔がぼやけること。もう1つは、色が抜けたあとに地毛の黄みが出て、肌まで黄ばんで見えることです。
この2つは、原因が違うので直し方も逆になります。差で困る人は「どこを明るくするか」を変えます。下地で困る人は「どれだけ明るくするか」を下げ、色味で補います。
| 眉と瞳 × 地毛の赤み | 明るさの上げ方 | 色味 | 先に直す所 |
|---|---|---|---|
| 黒に近い × 出にくい | 内側と毛先だけ上げる | 寒色を薄く | 顔まわりを暗く残す |
| 黒に近い × 出やすい | 中くらいで止め、内側だけ | 青み・紫みを濃く | 明るさの位置と量の両方 |
| 焦げ茶 × 出にくい | 全体を上げてよい | 寒色・艶を残す | ぼかさないこと |
| 焦げ茶 × 出やすい | 中くらいで止める | 青み・紫みを濃く | 染め直しの間隔 |
表は軸を示すためのものです。自分の行は、次の2つを測ってから決めてください。ブルベ冬の髪色全体の考え方はブルベ冬の髪色にまとめています。
先に測る①|眉と瞳は、黒い紙と並べて差があるか
窓から1mの昼の光で、黒い紙か黒い服を顔の横に当て、鏡で眉と瞳を見てください。眉は描かない状態で見ます。
眉と瞳が黒い紙とほとんど同じ暗さに見えたら「黒に近い」側です。瞳の縁と白目の境目がくっきりしていて、黒目が大きく見える人もこちらに入ります。
黒い紙より明らかに明るく、茶色が見えたら「焦げ茶」側です。光が当たると瞳の中に明るい輪が見える人もこちらです。
この測り方で見ているのは、顔の中でいちばん暗い所がどれだけ暗いかです。髪を明るくすると、この「いちばん暗い所」と髪の差が開きます。暗い所が黒に近いほど、開き方が大きくなります。
先に測る②|地毛の赤みは、色が抜けたときにどう出るか
前に髪を染めたことがあるなら、染めてから3週間目の毛先を思い出してください。白い紙の上に毛先をのせて、日なたで見るのがいちばん確かです。
毛先が赤茶からオレンジに見えた、または染めたときより黄色く感じたなら「出やすい」側です。染めたときの色味が薄くなっただけで、黄みもオレンジも足されていないなら「出にくい」側です。
染めたことが無い人は、地毛の毛先を日なたで白い紙にのせて見てください。黒の中に赤茶の光が混じる人は出やすい側、黒か青みの黒にしか見えない人は出にくい側に入ることが多いです。
この軸は、似合う色を見ているのではありません。色が抜けたあとに何が残るかを見ています。ブルベ冬は肌に黄みが少ないので、髪に黄みが出ると、その差で肌まで黄ばんで見えます。
眉と瞳が黒に近い × 赤みが出にくい|明るさは内側と毛先に置く
この行の人は、明るくすること自体はできます。困るのは、全体を均一に上げたときだけです。
顔のまわり、こめかみから顎までの髪と、根元から2〜3cmは、地毛に近い暗さで残してください。明るさは、耳より後ろの内側と、肩より下の毛先に置きます。動いたときに内側から明るさがのぞくので、正面から見た顔の輪郭は暗い髪で締まったまま、全体は軽く見えます。
色味は寒色を薄く入れる程度で足ります。この行の人は下地の黄みが出にくいので、色味で黄みを消す必要がありません。色味を濃くしすぎると、明るさが沈んで「明るめにした」意味が消えます。
前髪がある人は、前髪だけは暗く残してください。前髪は眉のすぐ上に来るので、ここが明るいと眉との差が最も目立ちます。
眉と瞳が黒に近い × 赤みが出やすい|位置と量の両方を下げる
この行の人は、差と下地の両方で困ります。明るさを上げる位置を内側と毛先に絞ったうえで、上げる量も中くらいで止めてください。
色味は青みか紫みを濃いめに入れます。濃く入れておくと、色が抜けていく途中で黄みが出るまでの時間が延びます。明るく見せたい分は、明るさの数字ではなく、光に当たったときの透け方で出します。日なたで内側の髪が青みに透けて見える状態が目安です。
この行の人が全体を明るくすると、染めた直後はきれいでも、3週間目あたりで顔まわりがオレンジに寄り、目と眉の黒との差がさらに開きます。**明るさの位置を絞るのと、色味を濃くするのは、どちらか1つでは足りません。**両方をそろえてください。
眉と瞳が焦げ茶 × 赤みが出にくい|全体を上げてよい
この行の人は、ブルベ冬の中で明るめがいちばん成立しやすい人です。顔の中の暗い所がやわらかいので、髪を明るくしても差が開きすぎません。下地の黄みも出にくいので、色落ちしても肌が黄ばみません。
気をつけるのは1つだけ、ぼかさないことです。灰がかったベージュや、くすんだ明るさを選ぶと、ブルベ冬の肌に必要な鮮やかさと澄みが消えて、顔全体がぼんやりします。
選ぶのは、光に当てたときに青みか紫みが透ける明るさです。艶が出る仕上げにすると、明るくても髪の面に光の帯が入り、ブルベ冬の強さが残ります。髪型の切り口で強さを足す方法はブルベ冬に似合う髪型を参考にしてください。
眉と瞳が焦げ茶 × 赤みが出やすい|明るさより間隔で決める
この行の人は、差では困りませんが、下地で困ります。明るさは中くらいで止め、色味を青みか紫みで濃く入れてください。
そのうえで、染め直しの間隔を先に決めておきます。黄みが出始めるのは、多くの人で3〜4週間目です。この時期に色味だけを入れ直すと、明るさを上げ直さずに澄んだ状態を保てます。
間隔を短くできない人は、明るさをもう1段下げてください。明るさが低いほど、抜けたときに出る下地の黄みも弱くなります。明るめに見せたい気持ちと、黄ばむまでの日数は、引き換えになっています。
どちらとも取れる人|困った言葉で行を決める
眉と瞳が黒と焦げ茶の間、赤みも出るような出ないような、という人は、前に明るくしたときに何と言われたか、何を感じたかで決めてください。
「顔がぼんやりした」「老けて見えた」「目だけ強く見えた」なら、差で困っています。眉と瞳が黒に近い側の行で決め、顔まわりと根元を暗く残します。
「顔色が悪く見えた」「肌が黄色っぽく見えた」「染めて最初はよかったのに途中から合わなくなった」なら、下地で困っています。赤みが出やすい側の行で決め、明るさを下げて色味を濃くします。
両方の言葉が出た人は、先に位置を直してください。顔まわりを暗く残すと、下地の黄みが顔のすぐ横に来なくなるので、黄ばみも目立ちにくくなります。それでも気になったら、明るさを1段下げます。
明るくしたい理由で、上げ方を変える
明るめにしたい理由が何かによっても、どこを上げるかが変わります。
軽く見せたい人は、毛先と内側を上げるだけで足ります。髪が動いたときの量感が軽くなればよいので、全体を上げる必要はありません。
白髪をぼかしたい人は、全体ではなく細い筋で明るさを散らしてください。全体を上げると白髪は目立たなくなっても、顔の輪郭がぼやけます。筋で入れると暗い髪の面が残り、白髪は筋の中に紛れます。
職場で暗すぎると言われた人は、明るさより艶を先に足してください。ブルベ冬の暗い髪が重く見えるのは、暗さよりも光を返さない面のせいであることが多いです。
明るくしたあと、服で戻す
髪を明るくしたあとは、顔の近くに置く色を少しだけ変えると、ぼやけと黄ばみの両方を抑えられます。
差で困る人は、黒を顔のすぐ下に置かないでください。明るい髪と黒い襟の間に顔が挟まると、髪と服の差で顔が浮きます。黒は胸より下に回し、顔の近くは純白かアイシーグレーにします。黒の置き方はウィンターのパーソナルカラーで黒が強い人で詳しく分けています。
下地で困る人は、顔の近くに青みの強い色を1つ置いてください。髪に少し黄みが出てきても、顔の横の青みがそれを打ち消します。ベージュやキャメルを顔の近くに置くと、髪の黄みとつながって黄ばみが広がって見えます。
染める前に、手持ちの服で確かめる
美容院に行く前に、明るめが自分のどの行に当たるかを、手持ちの物で1回確かめてください。
明るい茶色かベージュのストールやニットを頭からかぶるように顔の横に垂らし、窓から1mの昼の光で鏡を見ます。顔の輪郭が布に溶けて見えたら、差で困る人です。顔の横だけ布を外し、後ろだけに垂らした状態と見比べてください。後ろだけの方が締まって見えたなら、内側と毛先に置く上げ方が合っています。
この確かめ方は髪色そのものを再現するものではありませんが、明るさが顔の横に来たときに何が起きるかは、かなり正確に見えます。美容院では、測った2つの軸と、どの行に入ったかをそのまま伝えると、上げる位置と色味が決まりやすくなります。
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よくある問い
- Q. ブルベ冬は暗い髪しか似合わないのですか
- そうではありません。ブルベ冬で明るめが浮くのは、髪と眉・瞳の暗さの差が開きすぎたときと、色落ちで髪に黄みが出たときの2つです。眉と瞳がやわらかい焦げ茶で、地毛に赤みが出にくい人は、全体を明るくしても成立します。眉と瞳が黒に近い人も、明るさを内側と毛先に置けば明るめにできます。
- Q. 明るく染めると2〜3週間で黄色っぽくなります。どうすればいいですか
- 地毛の赤みが出やすい人です。明るさを上げるほど、色が抜けたあとに残る下地が黄色からオレンジに寄ります。明るさは中くらいで止め、青みか紫みの色味を濃いめに入れてください。明るく見せたい分は、明るさの数字ではなく、光に当たったときの透け方で出します。染め直しの間隔を短めに決めておくのも有効です。
- Q. 眉を明るく描けば、髪を明るくしても大丈夫ですか
- 眉を髪に寄せると、髪と眉の段差は小さくなります。ただしブルベ冬で目が黒く強い人は、眉を明るくすると今度は瞳だけが黒く残り、顔の中で目が浮きます。眉は髪より1段暗い所で止め、髪の明るさは顔まわり以外に置く方が、顔はまとまります。
- Q. 白髪をぼかすために明るくしたいブルベ冬です
- 白髪をぼかす目的なら、全体の明るさを上げるより、細い筋で明るさを散らす方がブルベ冬の顔に合います。全体を明るくすると、白髪は目立たなくなっても顔がぼやけます。筋で入れると、暗い髪の面が残るので、顔の輪郭は保てます。
— メグラシ編集部





