イエベ秋 白髪が目立たない髪色|ぼかすなら量で筋の太さを分ける

**分け目を指で1cm開いて、根元の10本のうち何本が白いかを数えてください。**イエベ秋の人が白髪をぼかすなら、筋を入れるかどうかも、筋の太さも、その数で決まります。
1本未満なら筋は入れません。暗めの濁った茶で全体を染めるほうが目立たないからです。1〜3本なら幅2〜3mmの細い筋を、地の髪より2段明るい黄みのベージュで入れます。4本を超えたら筋を5mm以上に太くして、髪全体を白髪の側へ寄せていきます。
イエベ秋は、顔のそばの色が明るすぎても、灰みが強すぎてもくすみます。だから筋の色は「白髪に近づける」より「肌に合わせる」を先にして、明るさは白髪の量に合わせて少しずつ上げます。生えぎわか分け目かで考える方法は白髪の場所で明るさを分ける記事に、染め直しの間隔は染め直す間隔で深さを選ぶ記事に書きました。ここでは、染めきらずにぼかす人の決め方だけを扱います。
結論:白髪の量で、筋の太さと明るさを一緒に決める
| 10本中の白髪 | 筋の太さ | 筋の明るさ | 地の髪 |
|---|---|---|---|
| 1本未満 | 入れない | ― | 暗めの濁った茶 |
| 1〜3本 | 2〜3mmの細い筋 | 地より2段明るい | 中くらいより少し暗い茶 |
| 4〜6本 | 5mm前後を増やす | 地より3段明るい | 中くらいの黄みの茶 |
| 7本以上 | 筋ではなく明るい側を地にする | 白髪に近い明るさ | 暗い筋を少し残す |
表は軸を示すためのものです。境目の数で迷った人は、下の「境目の人」の章を先に読んでください。
数え方|分け目を1cm開いて、10本の中の白を数える
昼の窓ぎわで、手鏡を持って合わせ鏡にします。いつもの分け目を指で左右に1cm開き、根元から1cmのところを見てください。そこに並ぶ毛を、手前から10本だけ数えます。
場所は3か所です。いつもの分け目、こめかみの生えぎわ、耳の上。3か所で数が違うのは普通です。いちばん多い場所の数を「あなたの量」とし、筋を入れる範囲を決めるときに残りの2か所を使います。
染めている人は、根元が5mm以上伸びたころに数えてください。染めたばかりだと、白髪が隠れて少なく数えてしまいます。
10本中1本未満|筋は入れず、暗い濁り茶で全体を染める
この量で筋を入れると、白髪より筋のほうが目立ちます。白髪は散った点なので、点のまま暗く沈めたほうが早いのです。
色は、地の髪と同じか1段だけ明るい、濁りのある茶にします。黄みが強い明るい茶は、白髪の部分だけが染まりやすく、オレンジの点になって浮きます。イエベ秋の人は肌に黄みがあるので、髪の黄みを抑えても顔は沈みません。
気にするのは、根元が伸びたときの線だけです。地の髪と染めた色の差が小さいほど、線はぼやけます。
10本中1〜3本|幅2〜3mmの細い筋で、白髪を筋の仲間にする
ここが白髪ぼかしのいちばん効く量です。幅2〜3mmの細い筋を、地の髪より2段明るい黄みのベージュで入れます。白髪が伸びてきても、その横に明るい筋があるので「明るい毛の1本」に見えます。
筋の間隔は、指1本ぶん(約1.5cm)を目安にします。これより詰めると全体が明るくなりすぎて、イエベ秋の顔が髪に負けます。広げすぎると、筋が白髪のある場所まで届きません。
地の髪は、中くらいより少し暗い茶にしてください。地が明るすぎると筋との差が消えて、ぼかしたはずの白髪がまた点で見えます。
10本中4〜6本|5mmの筋を増やして、白髪側へ寄せる
白髪が半分近くあると、細い筋では追いつきません。暗く染め戻すほど、2週間後の根元に白い線がはっきり出ます。ここからは考え方を逆にして、髪全体を白髪の明るさへ寄せていきます。
筋は幅5mm前後にして、本数を増やします。明るさは地の髪より3段明るいところまで。地の髪は、黄みのある中くらいの茶にしておきます。地を暗いまま残すと、筋と地の差が大きすぎて縞に見えます。
一度で寄せきらず、2回か3回に分けて筋を足していくと、顔の印象が急に変わりません。
10本中7本以上|筋ではなく、明るい側を地にする
この量になると、白髪のほうが地の髪です。筋で白髪を隠すのではなく、白髪の明るさを地にして、暗い筋を少しだけ残すほうが自然に見えます。
暗い筋は幅3mmほどで、顔まわりより後ろに置いてください。顔のすぐ横に暗い筋があると、そこに目が行きます。
髪全体が明るくなると、イエベ秋の人は顔の輪郭がぼけたように感じることがあります。その場合は髪を暗くするのではなく、眉を地の髪の暗さに合わせて少し濃くし、顔の側に線を足してください。
イエベ秋の筋の色|黄みのベージュに、濁りを量に合わせて足す
筋の色の基本は、黄みのあるベージュです。灰みの強いベージュや、青みの残るアッシュは、顔のそばでイエベ秋の肌を黄ぐすみさせます。
白髪が増えるほど、濁りを足してください。1〜3本のときは澄んだ黄みのベージュでかまいませんが、4本を超えたら少し灰を混ぜた黄みのベージュにします。白髪そのものが灰に見えやすいので、筋も少し灰に寄せたほうが、白髪と筋が同じ仲間に見えます。
ただし、灰の量は「黄みが残っているとわかる」までです。明るい場所で見て、筋が銀色に見えたら行き過ぎです。
白髪が灰色に浮くとき|筋の色ではなく、地の濁りが足りない
ぼかしを入れたのに、白髪だけが灰色に浮いて見えることがあります。これは筋の色ではなく、地の髪が澄みすぎているせいです。
地の髪が澄んだ赤みの茶だと、隣の白髪は相対的に青く見えます。地の髪に少し濁りを足すと、白髪との温度差が小さくなり、灰色の浮きが消えます。
服でも直せます。首元にからし色やオリーブ、焦げ茶を置くと、白髪が灰ではなく明るい茶の仲間に見えます。逆に、首元が青みのある白やグレーだと、白髪の灰色が強調されます。
髪が細い人と太い人|同じ量でも、筋の幅を1段変える
髪の太さで、同じ筋でも見え方が変わります。指先で1本つまんで、糸のように細く感じるか、少し硬く感じるかで分けてください。
細い髪の人は、筋が溶けやすいので、表の幅より1段太くします。1〜3本の人なら3〜4mmです。太い髪の人は、筋がくっきり出やすいので、1段細くして、明るさも1段控えます。
髪の量が多い人は、表面だけに筋を入れて内側は地のままにすると、白髪のある表面だけが均一にぼけます。
場所で量が違うとき|いちばん多い場所で太さ、範囲は場所ごと
顔まわりは4本、分け目は2本、耳の上は1本。こういう人がいちばん多いはずです。全体を同じ太さにそろえると、白髪の少ない場所に筋だけが浮きます。
決め方は2段です。**筋の太さは、いちばん多い場所の数で決めます。**そのうえで、筋を入れる範囲を場所ごとに変えます。上の例なら、顔まわりには5mmの筋、分け目には3mmの筋、耳の上は筋なしにします。
顔まわりにだけ白髪が多い人は、顔に近い筋ほどイエベ秋の肌の色を左右します。顔まわりの筋だけ明るさを1段控えると、白髪は隠れたまま顔が明るく保てます。
境目の人|1本か2本か、3本か4本かで迷ったら
数えるたびに1本と2本で揺れる人は、筋なしから始めてください。筋は足すのは簡単ですが、抜くのは時間がかかります。全体染めで1か月過ごし、根元が伸びたときに白い点が気になったら、次の回で細い筋を足します。
3本と4本で揺れる人は、根元の線がいつ気になるかで決めます。染めてから2週間で根元の白が線に見えるなら4本側、3週間以上気にならないなら3本側です。4本側の人は、5mmの筋を顔まわりから先に入れて、ほかの場所は次の回に回します。
迷う人ほど、一度に変えないことが大事です。1回の変化を小さくしておけば、合わなかったときも次で戻せます。
ぼかしたあとの服|首元の色で、髪の明るさを顔に戻す
筋を入れると、髪全体が少し明るく、少し軽く見えるようになります。イエベ秋の人は、それで顔の輪郭がぼけたと感じることがあります。
そのときは、首元に深い色を1つ置いてください。焦げ茶、深い緑、えんじのどれかです。髪が明るくなったぶん、首元に深さがあると顔の位置が定まります。
白髪が7本以上の人は、首元を白やグレーにすると髪と服が同じ明るさになり、顔だけが浮きます。首元は、髪より2段以上深い色を選んでください。
美容室での伝え方|量の数字と、筋の幅だけを言う
「白髪ぼかしをお願いします」だけでは、筋の太さは担当者の感覚で決まります。伝えるのは2つだけです。
1つは量です。「分け目の10本のうち3本くらいが白です」と数字で伝えます。もう1つは幅です。「筋は2〜3mmで、地より2段明るいくらい」と言えば、多くの場合そのまま通じます。
イエベ秋であることを伝えるなら、「灰より黄みに寄せたい」と添えてください。色の名前より、方向を言うほうが伝わります。
3週間後の答え合わせ
染めた日の鏡は当てになりません。3週間後、昼の窓から1m離れて、正面と分け目の2か所を見てください。
正面で白髪が点に見えるなら、筋が細すぎます。次は1段太く。分け目で縞に見えるなら、筋と地の差が大きすぎます。次は地を1段明るく。どちらも気にならないなら、その組み合わせがあなたの答えです。
白髪は半年ほどで量が変わります。半年ごとに10本を数え直して、表の段を1つずつ下っていけば、急に印象が変わる日は来ません。
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よくある問い
- Q. イエベ秋ですが、白髪ぼかしのハイライトを入れたら顔がくすみました。なぜですか
- 筋の色が明るすぎるか、灰みが強すぎることが多いです。イエベ秋の肌は、顔のそばに青みのある明るい色が来ると黄ぐすみして見えます。筋は地の髪より2段明るいまでにとどめ、色みは灰ではなく黄みのベージュにしてください。それでもくすむなら、顔まわりの筋だけ外して、耳より後ろに寄せます。
- Q. 白髪が10本中1本くらいです。ハイライトを入れたほうがいいですか
- この量なら入れなくてかまいません。筋を入れると、白髪より筋のほうが目立つ時期が続きます。暗めの濁った茶で全体を染め、根元が伸びたときの線だけ気にしてください。2〜3本に増えてきたら、そこで細い筋を考えれば間に合います。
- Q. 白髪が半分くらいあります。もう染めないほうがいいのでしょうか
- 10本中4〜6本の人は、染めるかやめるかの二択にしなくて大丈夫です。幅5mm前後の筋を増やして、髪全体を白髪の明るさへ少しずつ近づけると、伸びても線が出にくくなります。筋の間に残る地の髪は、黄みのある中くらいの茶にしておくと、イエベ秋の肌が沈みません。
- Q. 顔まわりだけ白髪が多く、頭頂はほとんどありません。どこで数えればいいですか
- 筋の太さは、白髪がいちばん多い場所の数で決め、筋を入れる範囲はその場所に限ってください。顔まわりが10本中4本で頭頂が1本なら、顔まわりにだけ5mmの筋を入れ、頭頂は細い筋か筋なしにします。全体を同じ太さにそろえると、少ない場所に筋だけが浮きます。
— メグラシ編集部





