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自分を知るウィンター

ウィンターのパーソナルカラーで黒が強い人|白と鮮やかさの上限で分ける

メグラシ編集部//読了 11分
黒いニットの上に真っ白なシャツと生成りのシャツが重ねて置かれ、窓からの横光で白の違いが見えている机

**ウィンターと診断されたのに黒を着ると服のほうが目立つ人は、まず鏡から1m離れて、黒いトップスを着た自分を見てください。**顔に先に目が行くなら黒は顔の近くに置けます。黒に先に目が行くなら、あなたはウィンターの中で「黒を顔から離す側」です。診断が外れているのではありません。

ウィンターは「黒が似合う人」の集まりではなく、「青みと濃さに耐える人」の集まりです。その中に、髪と肌の明暗差が大きくて黒を顔のそばに置ける人と、明暗差が小さくて黒が顔に勝つ人が混ざっています。後者はウィンター全体の3割ほどいて、黒を首から10cm以上離し、間に白か濃い青を挟むだけで、ウィンターの色をそのまま着られます。

この記事では、真っ白と生成りの当て比べ、鮮やかさの上限、髪と肌の明暗差の3つで、あなたがウィンターのどこに立っているかを決め、黒・白・鮮やかな色をどこに置くかまで答えます。4タイプの境目や、ウィンターに含まれない色の一覧はブルベ冬に似合う色・似合わない色にあります。ここでは「ウィンターと出たあと、黒が強すぎると感じている人」だけを相手にします。

結論:ウィンターは黒の置き方で3つに分かれる

黒の扱いが分かれるのは、ウィンターの内側に3つの立ち位置があるからです。名前は覚えなくてよいので、自分がどこにいるかだけを決めてください。

立ち位置髪と肌の明暗差白の当て比べ鮮やかさの上限黒の置き方
はっきり側大きい真っ白で顔の線が立つ高い(原色が肌を澄ませる)顔のすぐ下に置ける。全面黒もよい
深い側中くらい真っ白で顔が浮く・やや灰の白が合う低め(深い色のほうがなじむ)黒は濃紺・ワインと並べる。全面黒は避ける
澄んだ側小さい真っ白は合うが面積は小さく中くらい(明るく澄んだ色が合う)黒は腰より下。首元は白か淡い青み

表は軸を示すためのもので、ここで答えを決めないでください。次の3つの見方を順に試し、2つ以上が指す側をあなたの立ち位置とします。

見方①:真っ白と生成りを首の下に当て、顔の線が立つほうを見る

白いコピー用紙と、生成りの紙(なければ茶封筒の裏の薄い部分)を用意し、昼の窓際で鏡の前に立ちます。首の下にそれぞれ15秒ずつ当て、見るのは色の好みではなく、顔の輪郭です。

真っ白を当てたときに、あごの線がくっきりし、目の白い部分が明るく見え、生成りに替えると顔全体が一段ぼんやりするなら、あなたは真っ白が働く側です。ウィンターの大多数がここに入ります。

逆に真っ白を当てると、顔の中心(鼻と口の周り)だけが浮いて見え、頬が青白く、生成りに替えても大きく崩れないなら、鮮やかさの上限が低い側です。白はごく薄く灰色を混ぜたものか、青みを帯びた白を選びます。この人は黒も「強い色の一つ」なので、顔の近くでは面積を減らします。

見方②:鮮やかなロイヤルブルーと深いワインで、肌が澄むほうを見る

次に、鮮やかな青(信号の青のような、濁りのない強い青)と、深いワイン色(赤ワインを布に落としたような、暗くて濃い赤紫)の布か紙を当てます。手元になければ、鮮やかな青のファイルと、ワイン色のマフラーで十分です。

鮮やかな青で肌が明るく澄み、色むらが消え、ワインで肌が少し重く見えるなら、鮮やかさの上限が高い側です。黒も原色も顔の近くに置けます。

ワインで肌の色むらが消えて落ち着き、鮮やかな青で逆に肌がくすんで見えるなら、深い側です。この人は「ウィンターなのに鮮やかな色が苦手」と感じていた人で、診断は外れていません。深く暗い色が主役で、黒はその中の一つとして濃紺や深緑と並べて使います。黒だけを全面に使うと、深い色の中でも黒だけが「色がない」ので、顔の血色が吸われます。

両方とも悪くない、どちらも「まあ合う」と感じたら、見方③で決めます。

見方③:髪と肌の明暗差を、白黒写真で測る

スマートフォンで、昼の窓際で顔を正面から撮り、編集で彩度をゼロにして白黒にします。見るのは、髪の色と頬の色の差です。

髪が黒に近く、頬が明るい灰色に見え、差が大きいなら、黒を顔の近くに置けます。黒は髪と同じ明るさなので、顔を上下から挟んで輪郭を立てます。

髪を明るく染めていて、白黒にすると髪と頬が似た灰色に見えるなら、黒を顔のすぐ下に置くと、黒だけが写真の中で濃く浮きます。これが「黒を着ると服が目立つ」の正体です。この場合、黒は腰より下か、首から10cm以上離した位置に下げます。

地毛が黒くても、肌が黄みを帯びていて白黒で頬が中くらいの灰色になる人は、中間です。黒は着られますが、首元に白か淡い青みを幅5cm以上挟むと、顔が黒に負けません。

3つの見方が同じ側を指したら、そのまま置く

3つが全部「はっきり側」なら、黒は顔のすぐ下でよく、黒いタートルネックも全面黒のワンピースも働きます。白は真っ白、色は原色の青・赤・紫・緑を迷わず顔の近くに置けます。秋冬は黒いコートに真っ白なインナー、という王道の組み合わせがそのまま答えです。

3つが全部「深い側」なら、黒は濃紺・ワイン・深緑・濃いグレーの仲間として扱います。コートは黒より濃紺かチャコールのほうが顔が落ち着きます。黒を着るなら、首元に濃い色を重ねて、黒と肌が直接触れる面積を小さくします。白は真っ白より少し灰色がかった白です。

3つが全部「澄んだ側」なら、黒は腰より下に置き、トップスは白・淡い青み・明るい青・澄んだピンクにします。黒いスカートやパンツに白いトップス、という上下の分け方が定位置です。コートは黒でなく、グレーか明るいネイビーのほうが顔が明るく出ます。

どちらとも取れる人のほうが多い。そのときは「黒を顔から何cm離すか」だけを決める

実際には、見方①では「はっきり側」、見方③では「澄んだ側」というように、答えがばらける人のほうが多いです。ここが診断結果だけでは答えが出ない部分で、自分の服の配置で解決します。

考え方は一つで、黒を顔からどれだけ離すかです。黒そのものを捨てる必要はありません。3つの見方のうち「はっきり側」が多ければ離す距離は短く、「澄んだ側」が多ければ長くします。

  • 3つとも「はっきり側」: 0cm。黒が顔に触れてよい
  • 2つが「はっきり側」: 5cm。黒いトップスなら、首元に白か明るい色を幅5cm挟む(ネックレスでは足りません。布の幅で5cm)
  • 1つだけ「はっきり側」: 10cm。黒いトップスは首の開きが深いものにして、間に白のインナーかストールを見せる
  • 0個: 20cm以上。黒は胸より下、できれば腰より下

cmで決める理由は、黒は顔との距離で見え方が変わる色だからです。首の真下に黒があると、黒は顔の影として働きます。距離が10cmあれば、黒は「服の色」になり、顔とは別の場所で見えます。鏡の前で、黒いトップスの首元にタオルを挟んで幅を変えると、どこで顔が明るく戻るかが分かります。

「黒を顔から離す」をどの服でやるか

離す距離が決まったら、秋冬の服のどこにそれを置くかです。首の開きが深い黒いトップスなら、間に白いインナーを見せます。見せる幅が決めた距離です。黒いタートルネックは0cmの人以外は顔に近すぎるので、首元に細いストールを足すか、顔から離れたボトムに回します。

黒いコートは、襟を立てずに開け、中に白か明るい色のトップスを見せます。コートの前を閉めるときは、首元に明るい色のストールを巻きます。巻く幅が決めた距離です。深い側の人は、ここで真っ白ではなく濃紺やワインのストールを使うと、黒とつながって一つの深い色になります。

黒いスカートやパンツは、どの立ち位置でも使えます。顔から50cm以上離れているので、黒の強さは顔に届きません。黒を捨てられない人は、まず黒をボトムに集めて、トップスを白と色に替えるところから始めると、クローゼットを買い替えずに済みます。

白の選び方も同じ3つで決まる

ウィンターは「白が似合う」と言われますが、どの白かは分かれます。見方①で真っ白が働いた人は、真っ白を顔のすぐ下に置けます。白いシャツの襟、白いタートルネック、白いニットが顔を明るくします。

真っ白で顔が浮いた人は、少し灰色が入った白か、青みがかった白にします。売り場では、真っ白のシャツと並べたときに「わずかに暗いが黄みはない白」です。生成りやアイボリーは黄みが入るので、ウィンターのどの立ち位置でも顔が黄ばみます。

迷ったら、白の面積で調整します。真っ白が少し強いと感じる人は、真っ白を首元の幅5cm程度のインナーだけにして、トップス本体は色にします。白を減らすのではなく、顔に近い場所だけ白を細くする、という方法です。

鮮やかな色の「上限」をどこに置くか

見方②で「鮮やかな青が肌を澄ませた」人は、原色の青・赤・紫・緑を顔の近くに置けます。秋冬のニットは、くすんだ色よりも鮮やかな色のほうが顔が立ちます。

「深いワインがなじんだ」人は、鮮やかさの上限を一段下げます。原色は小物(バッグ・手袋・靴)に回し、顔の近くは深い色にします。この人が原色のニットを着ると、顔よりニットが目立ち、「黒が強い」と同じ現象が色でも起きます。

両方悪くなかった人は、鮮やかな色を「面積の小さい場所」から試します。ストール、袖口から見えるインナー、スカートの一部。顔から離れた場所で原色が合えば、次に顔の近くに上げます。

髪を染めると、答えが動く

見方③は髪の色で変わります。地毛が黒い人が明るく染めると、髪と肌の明暗差が小さくなり、黒を顔の近くに置けなくなります。ウィンターと診断された頃は黒髪で、いまは明るく染めている人は、「以前は黒が似合ったのに最近似合わない」と感じます。診断が変わったのではなく、見方③の答えが変わっただけです。

この場合、髪を戻すか、黒の距離を10cm伸ばすかの二択です。髪を戻す必要はありません。黒を顔から離すほうが簡単で、ウィンターの色はそのまま着られます。

逆に、白髪が増えて髪の明るさが上がった人も同じです。黒を顔のそばに置くと、髪の白と黒の服で顔が挟まれ、顔の血色が目立たなくなります。黒を腰より下に下げ、首元に濃い青か深い紫を置くと、白髪が黒の服より明るいことが生きます。

黒以外で「黒の役」をする色

黒を顔から離すと決めた人には、顔の近くで黒の役をする色が必要です。ウィンターで黒の代わりになるのは、濃いネイビー、チャコールグレー、深いワイン、深緑です。

濃いネイビーは、どの立ち位置でも顔の近くに置けます。黒より一段だけ柔らかく、黒と同じ締まりが出ます。黒いコートに迷っている人は、濃いネイビーのコートにすると、黒の距離問題がほぼ消えます。

チャコールグレーは、澄んだ側の人に向きます。黒より明るいので、髪と肌の明暗差が小さい人でも、顔より目立ちません。深いワインと深緑は、深い側の人の主役です。黒と並べると黒が沈み、この2色が顔を支えます。

自分で測るときの3つの条件

当て比べの答えは、光と鏡の条件で変わります。3つの見方は、全部同じ条件でやってください。

  • 光は昼の窓際。白熱灯の下では全部の色が黄ばみ、生成りが合って見えます。白い蛍光灯の下では全部が青白く、真っ白が合って見えます
  • 顔は素顔か、色のない日焼け止めだけ。口紅と頬紅は色の答えを変えます
  • 鏡から50cmで当て比べをし、1mに離れて黒いトップスを見る。50cmは色の変化を見る距離、1mは「顔と服のどちらが先に目に入るか」を見る距離

3つの見方は、15分あれば一度に終わります。1回で結論を出し、迷ったら「黒を顔から何cm離すか」だけを決めて、それで2週間過ごしてください。黒が顔に乗らなくなった感覚があれば、その距離が答えです。

まとめ:ウィンターのまま、黒の距離だけを変える

ウィンターと出て黒が強い人は、診断をやり直す前に、黒の置き場所を変えます。真っ白と生成りで顔の線が立つほう、鮮やかな青と深いワインで肌が澄むほう、白黒写真で髪と頬の明暗差、この3つで自分の立ち位置を決め、黒を顔から0cm・5cm・10cm・20cmのどこに置くかを選びます。

黒を離しても、ウィンターの白・濃紺・原色はそのまま使えます。黒いボトムは全員が使えて、黒いコートは首元の幅で直せます。黒を捨てる話ではなく、黒を顔から下げる話です。

4タイプのどこに属するかを自分で確かめたい人はパーソナルカラーを自分で決める手順を、16タイプの考え方は16タイプの分け方を見てください。この記事の3つの見方は、16タイプの名前を知らなくても使えるように作っています。

よくある問い

Q. ウィンターと言われたのに黒を着ると疲れて見えます。診断が間違っていますか
すぐに誤診と決めなくてよいです。ウィンターは「黒が似合う人」ではなく「青みと濃さに耐える人」の集まりで、その中には黒を顔のすぐそばに置くと強すぎる人が3割ほど含まれます。まず髪と肌の明暗差を見てください。地毛が黒く肌が白めなら黒は顔の近くで働きますが、髪を明るく染めている、または肌がやや黄みを帯びて黒髪との差が小さい場合、黒は顔より目立ちます。この場合は黒を首から10cm以上離し、間に白か濃い青を挟むと、ウィンターのまま黒を着られます。
Q. ウィンターで似合う白は、真っ白でよいですか
真っ白か、青みを含んだ白かで分かれます。真っ白の紙と生成りの紙を首の下に当て、真っ白で顔の輪郭がはっきりし、生成りで顔がぼんやりするなら、真っ白が合う側です。逆に真っ白で肌が青白く見え、顔の中心だけが浮くなら、鮮やかさの上限が低い側なので、少し灰色がかった白か、ごく淡い青みの白にします。
Q. 鮮やかな色が苦手なのにウィンターと出ました。ありえますか
あります。ウィンターの中には、鮮やかな原色よりも深く暗い色のほうが肌になじむ側があります。濃いワイン色と鮮やかなロイヤルブルーを当て比べ、ワインで肌の色むらが消え、ロイヤルブルーで肌がくすむなら深い側です。この人は黒を「深い色の一つ」として扱い、全面黒ではなく濃紺や深緑と並べると、黒の強さが消えます。
Q. 秋冬のコートは黒を買ってよいですか
黒を顔の近くに置けるかどうかで決めてください。髪と肌の明暗差が大きく、真っ白で顔の線が立つ人は黒コートをそのまま着られます。それ以外の人は、黒コートでも首元に白か青みの明るい色を幅10cm以上挟むか、襟のない形にして顔と黒の距離を作ると、黒の重さが顔に乗りません。

— メグラシ編集部

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