ブルベ冬×骨格ストレートの似合う服|色×シルエットの掛け合わせのはじめ方【2026年最新】

結論:ブルベ冬×骨格ストレートは「強い色をどこに1か所置くか」から決める
この掛け合わせは、はっきりが二重にかかります。
ブルベ冬(ウィンター)は青みがあって明暗の差がくっきりした色域を得意とし、骨格ストレートは厚みのある上半身をハリのある生地とジャストサイズで扱います。どちらも輪郭を強く出す方向なので、両方をそのまま強めると、着ている人より装いのほうが先に目に入ります。
決める順番は色が先です。骨格ストレートの形の答えは枝分かれしません。肩線を肩の端に、身幅は詰めすぎず、縦の線を1本通す。しかもブルベ冬の色が乗っている服はもともと張りのある生地に多いので、形は自然と揃います。難所は色の側です。 黒もピュアホワイトも、1点なら美しいのに、面積を取った瞬間に「色」ではなく「面」として主張しはじめます。
だから先に強さを立てる場所を1か所だけ決める。残りは同系でつなぎ、形はジャストとハリの2点で固定する。それだけで失敗の大半は起きなくなります。
「似合わない気がする」ときに、色と形のどちらが外れているのかを見分ける
鏡の前の違和感は、たいてい「色が強すぎたかな」で片づけられます。けれどこの掛け合わせの不調は、遠くから見えるものと、近づかないと見えないものに割れます。手順は2段階。まず鏡から3歩下がって全身を見る。そこで違和感が残るなら形の問題。 全身では気にならないのに、顔が大きく映る距離まで近づくと気になるなら色の問題です。形の失敗は輪郭と量に出るので遠くから見え、色の失敗は顔色に出るので近くでしか見えません。
鏡に見えている現象から逆引きしてください。
| 鏡で見えている現象 | 原因が色のとき | 原因が形のとき | 両方が外れているとき |
|---|---|---|---|
| 近寄りがたく見える | 黒と濃色だけで全身を組んだ | 直線的な形が上下でそろっている | 黒の光沢セットアップ |
| 装いだけが先に目に入る | 強い色を2か所以上に置いた | 面積の大きい服が体に勝っている | 原色のオーバーサイズ |
| 顔がくすんで見える | 黄みのベージュが顔まわりにある | 襟が詰まって首が隠れている | 黄みベージュのハイネック |
| 上半身がたくましく見える | 明るい色を胸元に大きく置いた | 身幅にゆとりを取りすぎている | 白のざっくりニット |
| 首が短く見える | 顔のすぐ下に黒がある | 襟の開きが浅く鎖骨が出ない | 黒のタートルネック |
| 実年齢より上に見える | 暗い色を上下に重ねている | 丈が長く生地が厚い | 濃色ロング丈に厚手ニット |
| 脚が短く見える | 靴と裾の明度が離れている | 丈がふくらはぎの太い位置 | 白い靴に中途半端な丈 |
| 太って見える | 膨張する明るい色が上にある | 体と生地の間に空洞がある | 白の大きなスウェット |
先に現象を言葉にしてから原因の列を読むのがコツです。「なんとなく違う」を「近寄りがたく見える」まで言えれば、直す場所は黒の面積か襟の開きに絞れます。
色の軸:ブルベ冬の似合う色を「面積」と「位置」で使う
大事なのは色名よりどの高さに、どれだけ置くかです。同じロイヤルブルーでも、顔のすぐ下に小さく置けば白目が澄んで見え、腰から下に広く置けば全身が締まります。
| 色 | 顔まわりに置いたとき | 腰から下に置いたとき | ずれたときに起きること |
|---|---|---|---|
| ピュアホワイト | 顔の明るさが一段上がる | 下半身が広がって見える | 生成りに寄ると顔だけ黄ばんで見える |
| アイシーグレー | 影が澄んで穏やかになる | どの色ともつながる土台になる | 面積が過ぎると全身が薄く霞む |
| ロイヤルブルー | 白目が澄んで見える | 縦の線が通って締まる | 光沢が乗ると主張が強く出すぎる |
| ブラック | 目鼻立ちがはっきり出る | 脚の線がまっすぐ通る | 顔のすぐ下に広げると首が短い |
| ピュアレッド | 唇の色が生きる | 腰まわりに視線が集まる | 上下で使うと過剰に強くなる |
| フューシャ | 頬に血色が返る | 存在感が強く落ち着かない | 顔から遠いほど扱いが難しい |
| ワインレッド | 顔立ちに深みが出る | 締め色として静かに効く | 起毛が乗ると重さだけ残る |
| 黄みベージュ・キャメル | 顔がくすんで疲れて見える | 影響は小さいが締まらない | 顔まわりに置くと即座に老けて見える |
| くすんだ中間色 | 輪郭が消えてぼやける | 全身がのっぺりつながる | 上下でそろえると色が死ぬ |
明暗の差は顔まわりで、面としての強さは腰から下に。 上半身に厚みがあるぶん、強い色で顔の下を塞がないことが最優先です。
色の軸②:黒とピュアホワイトをどこまで使えるか
ブルベ冬の色は1色ずつなら外しません。崩れるのは足しすぎたときです。上限を持つと迷いません。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 黒の面積 | 上下のどちらか一方まで | 全身黒で装いだけが硬く残る |
| ピュアホワイトの面積 | 上半身か、差し込む一枚まで | 下半身に広げると横幅が出る |
| 上下の明度差 | 段差をはっきり2段以上つける | 差が無いと全身が塊に見える |
| 強い色の数 | 全身で1か所だけ | 2か所以上で視線が散る |
| 黒の質感 | 同じ黒でも艶とマットを分ける | 同質の黒だけだと面が平らに沈む |
| 柄の輪郭 | 境界のはっきりした大きめの柄 | ぼかし柄は色の切れを鈍らせる |
「強すぎる」と感じたときに回す4つのつまみ
硬い、近寄りがたい。そう感じたときに戻すのは色ではありません。強さを保ったまま角を落とすつまみが4つあります。
| つまみ | 回す方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 襟の開き | 鎖骨のくぼみが見えるまで開ける | 詰めると硬さが顔の高さに残る |
| 黒の割り方 | 質感の違う黒を2種類重ねる | 一枚の面だと表情が出ない |
| 肌の面積 | 首・手首のどちらかを出す | どちらも隠すと装いだけが立つ |
| 差し色の大きさ | 手のひら1枚分までに抑える | 大きくすると強さが二重になる |
形の軸:骨格ストレートの重心・厚み・素材の落ち方
骨格ストレートは、鎖骨から胸に立体が出やすく、腰の位置が高く、肌に弾力があって、ウエストからヒップが直線でつながる体です。
方針は生地に自立させることと縦の線を1本通すことの2つ。柔らかい生地は厚みをそのまま拾いますが、張りのある生地は体から少し離れて形を保つので、厚みが立体感に変わります。
| 素材 | 落ち方 | ストレートとの相性 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|---|
| 張りのある上質コットン | 体から離れて形を保つ | 最も向く | 硬すぎると動きが死ぬ |
| 目の詰まったウール | 縦に落ちて面が平らに保たれる | 向く | 打ち込みが甘いと表面が波打つ |
| なめらかなサテン | 重さで縦に流れる | 向く | 光沢が強いと色まで強く出る |
| ハイゲージのニット | 沿いながら編み地が形を支える | 向く | 目が粗くなるほど輪郭が甘くなる |
| なめらかなレザー | 重く落ちて縦に伸びる | 条件つきで向く | 型押しが強いと体が板に見える |
| ローゲージのざっくりニット | 自重で肩から横に流れる | 向かない | 肩から胸が一枚の面としてふくらむ |
| 薄手のとろみ生地 | 体の丸みをなぞって落ちる | 向かない | バストの位置と厚みがそのまま出る |
| 起毛・モヘア | 輪郭の外に毛足が出る | 向かない | 色の切れも輪郭も同時に鈍る |
トップスの選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
面積が大きいのでトップスは形が先。そのうえで色の強さを調整します。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 着丈 | 腰骨に裾がかかる58〜62cm | 短いと胸の位置が上がって厚みが立つ |
| 襟元 | 鎖骨のくぼみが見えるVか深めの丸首 | 詰まると首が短く顔が大きく見える |
| 袖丈 | 手首の骨に触れる長さ | 七分丈は腕の一番太い位置で切れる |
| 肩の縫い目 | 肩の端の骨にぴたりと乗せる | 外に落ちると首から肩が板に見える |
| 脇のゆとり | 指1〜2本が入る程度で止める | 手のひらが入る空洞は厚みに加算される |
| 生地 | 体から離れて自分で立つ張り | 沿って落ちると胸の丸みを写す |
| 色 | ピュアホワイト・アイシーグレー | 黒を顔の下に広げると首が短い |
裾は全部入れると胴の面が広く出ます。前だけ入れて腰骨のところに横の切れ目を1本作ると、上半身の面が短く区切られます。
ボトムスの選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
ボトムスも形が優先。色は明度を下げ、上半身との段差を作る役に回します。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 腰で留める高さ | 骨盤の上のいちばん細い位置 | 下げるともともとの脚の長さが消える |
| 膝までの線 | ヒップから膝へ一直線に落とす | 腿で張ると腰の横に量が乗る |
| スカートの止め位置 | 膝が隠れるか膝下5cmまで | ふくらはぎの最太部で止めると脚が短い |
| パンツの止め位置 | くるぶしを出すか甲に触れるまで | すねの途中で切ると縦線が二分される |
| 厚み | 張りのある中厚で自立するもの | 薄手は下着とヒップの線を写す |
| 前面の線 | センタープレスを1本だけ通す | 細かいギャザーは腰に布の量を足す |
| 色 | ブラック・ネイビー・ロイヤルブルー | 白を大きく置くと下半身が広がる |
ワンピースの選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
1枚で縦の線が作れるぶん、この掛け合わせでは最短距離のアイテムです。強い色は上下に割らず、1面にまとめるほうが静かに収まります。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 外側の輪郭 | 肩幅のまま裾まで下ろすI型 | 裾が開くと重心が足元に散る |
| 切り替えの高さ | 実際のウエスト位置か、切り替え無し | 胸下の切り替えは厚みを上へ押し出す |
| 身頃 | 沿わせるが張りで支える生地 | 柔らかいと立体をそのまま写し取る |
| 襟元 | 縦に開くVまたは四角い開き | 詰まると顔まわりが窮屈になる |
| 生地の格 | 目の詰まった織りかなめらかな面 | 全面の透けや刺繍は輪郭を溶かす |
| 色 | ブラック・ロイヤルブルー・ワインレッド | 全身が明るいと横幅が出る |
| ベルトの幅 | 3cm以上を実ウエストの高さで | 細い紐は体格に負けて存在が消える |
アウターの選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
全身を覆うぶん、外したときの損失も最大です。アウターだけは形を先に確定させてください。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 裾の位置 | ヒップを覆いきるか、膝より下 | 腰骨で切れると胴だけが短く映る |
| 肩の作り | 肩の端で合うテーラードの肩 | 落ち肩の設計は全身を四角い箱にする |
| 表地 | 目の詰まった織りで表面が平ら | 起毛や中綿は厚みを二重に重ねる |
| 前の開き方 | 開けたまま縦の隙間を見せられる | 前で丸く閉じる形は体を大きく写す |
| 襟の骨 | 立ち上がる襟で顔の下に角を作る | 襟が無いと首から胸が間延びする |
| 色 | ブラック・ネイビー・ピュアホワイト | 明るい色の大きな面は膨らんで見える |
| 中に着るもの | 顔の下に明るい色を一枚見せる | 中まで黒だと全身が沈む |
靴の選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
足元は縦の線を最後まで通せるかを決めます。ここで切れると、上を整えても全身が途中で止まります。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 先の形 | 先の細いポインテッド | 丸く広い先は足元だけ横に広がる |
| ヒール | 太めで5〜7cm | 細すぎるヒールは体格に負ける |
| 色 | 裾の色と同系か一段暗い色 | 明るい靴は脚の縦線を途中で切る |
| 素材 | なめらかな革やエナメル | 起毛は輪郭がぼやけて格が下がる |
| ブーツの高さ | ふくらはぎの細い位置で止める | 一番太い位置で止めると脚が太い |
| スニーカー | 装飾のない細身で色を裾に寄せる | 白の厚底は全身の重心を崩す |
バッグの選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
バッグは形の影響が小さく、色の切れを効かせられる場所です。強い色を1か所置くなら、ここが最も安全です。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 大きさ | 体の厚みに見合う中〜大 | 小さすぎると手だけ浮いて見える |
| 形 | 角のあるしっかりした型 | くたっとした形は装いの格を下げる |
| 素材 | なめらかな革や目の詰まった布 | 編みや起毛は輪郭がぼやける |
| 色 | ピュアレッド・ロイヤルブルー | 黄みの茶は顔まわりまでくすませる |
| 金具 | 白っぽい銀で小さめ | 大きな金色は色の系統を割る |
| 持つ位置 | 肘から手にかけて縦に落ちる | 脇で横に張ると身幅が増して見える |
| 靴との関係 | 明度をそろえて上下をつなぐ | 片方だけ明るいと視線が分断される |
アクセサリーと小物の選び方:ブルベ冬×骨格ストレート
ブルベ冬の肌には白っぽい銀やクリアな石がなじみます。その輝きを大きめに、少なく、縦に落として使うのが型です。
| 対象 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 素材 | 白っぽい銀、透明感のある石 | くすんだ金は肌の青みと衝突する |
| ネックレスの落ちる位置 | 45〜50cmで鎖骨より下に来る | 首に沿う長さは首を詰まって見せる |
| ひと粒の大きさ | 存在の分かる大きさをひとつ | 小粒の重ねづけは体格に埋もれる |
| 動き | 歩いても位置が変わらないもの | 細く揺れると装いだけ頼りなく見える |
| 耳もとの形 | 縦方向に落ちる直線的な形 | 横に広がる形は顔の幅を足す |
| つける箇所 | 首・耳・手首のうち2か所まで | 3か所を超えると視線がまとまらない |
| ストール | 縦に垂らして線を作る | 首に巻きつけると首が短く見える |

季節別:冬服・秋冬・夏服でどこを変えるか
季節が変わっても色の系統と形の答えは動きません。動くのは厚みと明度差の付け方だけです。
| 季節 | 変えるところ | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 春 | 明度を上げる。ピュアホワイトを上半身に | 黄みのパステルに寄ると顔がくすむ |
| 夏 | 薄くても張りのある生地に替える | 落ち感の強い薄手で厚みを拾う |
| 秋 | 濃度を上げつつ、起毛に逃げない | 毛足の出る素材で色の切れが鈍る |
| 冬 | 枚数ではなく密度で暖を取る | 厚手を重ねて上半身が二重に膨らむ |
冬服がいちばん難しいのは、アウターとニットで厚みが二重になるからです。ニットはハイゲージ、アウターは薄手で保温性のあるものを。丈はヒップが隠れるか膝下に。マフラーは巻きつけず縦に垂らし、タイツとブーツの明度をそろえると脚の線が切れません。
季節ごとの重ね方をもう一段詰めたい方は骨格ストレートの秋服|厚みで太って見える原因を鏡で確かめるへ。ここでは色の系統だけ持ち帰ってください。
シーン別:通勤
通勤はこの掛け合わせが最も強い場面です。きちんと感を出す服はもともと張りのある直線的な形で、得意な方向と一致します。
気をつけるのは1点だけ。黒のスーツに黒のインナーまで揃えると、きちんとを通り越して近寄りがたくなります。顔の下にピュアホワイトかアイシーグレーを一枚挟むだけで、印象の硬さが抜けて、色の切れは残ります。
シーン別:休日
休日はスウェットやパーカーが増えます。柔らかくて大きい方向にそろうので、上半身の厚みがそのまま面として出ます。
解き方は下をカジュアルにして、上をきちんと保つこと。デニムは張りのある濃色、上はハイゲージのニットか張りのあるシャツに。上下ともゆるいと、体の立体が生地に埋もれて全身が大きく見えます。休日こそ強い色を入れられる場面なので、差し色は顔の見える高さに。
シーン別:きれいめの場
食事会や式では、つい装飾で格を上げようとします。けれどレースもフリルも、骨格ストレートでは布の量として体に足されます。
正解は装飾ではなく素材の格で品を作ることです。なめらかなサテン、目の詰まったウール、上質な革。色はブラックかワインレッドで深さを出し、白っぽい銀をひとつだけ。黒を選ぶなら襟元を深く開けて肌の面積を確保します。強い色と直線と閉じた襟が三つ揃うと、写真で硬さだけが残ります。
シーン別:動く日
荷物が多い日、長く歩く日は、機能を優先すると弱点が出ます。
- スニーカーは装飾のない細身で、色は裾と同系に寄せる
- リュックは角の立った型で、背負っても潰れず形が残るもの
- パンツは中厚の張りのある生地で、腿で張らずに落ちるもの
- 上は身幅を広げず、涼しさや動きやすさは襟の開きと袖丈で取る
機能を取る日でも脇のゆとりと靴の明度だけは譲らない。この2つが残れば線は保てます。
年代別:20代・30代・40代・50代
| 年代 | 向く方向 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|
| 20代 | フューシャやピュアレッドを顔の高さに使える | 黒を重ねると一気に落ち着きすぎる |
| 30代 | ネイビーとブラックを軸に、素材の格で差をつける | きちんとを重ねすぎて制服のように見える |
| 40代 | 強い色を1か所に絞り、顔まわりに明るさを残す | 上下とも暗いと実年齢より上に見える |
| 50代 | ピュアホワイトを顔の下に置き、下半身で締める | 全身を暗くすると顔の影だけが濃く出る |
どの年代でも効くのは顔の下に明るさを1枚残すことです。上半身に厚みがあるぶん、顔の下が暗いと胸元に影が広く落ちます。
買うときに見る寸法・数値
身長160cm前後を基準にした、試着室で確かめる数値です。
| 部位 | 見る数値 | 目安 | ずれたときに起きること |
|---|---|---|---|
| トップス着丈 | 肩から裾まで | 58〜62cm | 55cm以下は胸の厚みが立って見える |
| トップス身幅 | 脇下の幅 | 実寸+2〜4cm | +8cm以上は肩から胸が箱に見える |
| 肩幅 | 縫い目の位置 | 実寸±1cm | +3cm以上で装いだけが大きく映る |
| 袖丈 | 手首まで | 骨に触れる長さ | 短いと腕の最も太い所で線が切れる |
| 襟の開き | 首の付け根から下の深さ | 8〜12cm | 5cm以下は硬さが顔の高さに残る |
| パンツ股上 | 前股上 | 28〜31cm | 25cm以下は腰の高さの利点が消える |
| パンツ裾幅 | 裾の一周 | 36〜42cm | 細すぎると腰との落差だけが目に付く |
| アウター着丈 | 肩から裾まで | 66〜72cm、または95cm以上 | 55〜62cmは胴だけが短く映る |
| ヒール高 | 靴の踵 | 5〜7cm | 0〜2cmは縦の線が足首で止まる |
数字で言えるようになると、返品も買い直しも減ります。
色と形がぶつかったときにどちらを優先するか
「色は完璧だけど身幅が大きい」「形はぴったりだが黄みに寄っている」。買い物では必ずこの衝突が起きます。判断基準は面積です。
| 場面 | 優先するもの | 理由 |
|---|---|---|
| トップスで衝突した | 形 | 身幅と肩の外れは3歩下がっても見える |
| ボトムスで衝突した | 形 | 落ち方が崩れると縦の線が下で消える |
| ワンピースで衝突した | 形 | 全身を1枚で決めるので後から直せない |
| アウターで衝突した | 形 | 他を全部覆うので中身の正解が消える |
| 靴で衝突した | 形 | 先の形とヒールが縦線の終点になる |
| バッグで衝突した | 色 | 形の影響が小さく、色は上下をつなげる |
| アクセサリー・ストールで衝突した | 色 | 顔に接するので色の影響が直接出る |
色の失敗は「顔色がくすむ」で止まりますが、形の失敗は「ひとまわり大きく見える」まで広がります。迷ったら形を守るのが安全側です。
メイク・髪型の方向性
- リップはピュアレッドかフューシャ。輪郭をぼかさずに置くと、服のコントラストと歩調が合う
- ベースは青みを残したまま、艶を一点だけ。全面の艶は光沢の重複になる
- 髪はすっきりしたストレートかシャープなボブ。骨格ストレートの直線と重心にそのまま乗る
- 明るすぎる茶に染めると、服の色の切れだけが浮いて顔から離れます
よくある誤解
誤解1:相性が良い掛け合わせだから、何を着ても様になる
衝突しないのは事実です。けれど衝突しないことと親しみやすく見えることは別で、失敗はほぼすべて「硬い」「近寄りがたい」に出ます。
誤解2:ブルベ冬だから黒を着ておけば間違いない
黒が似合うのと、黒を全身に広げていいのは別の話です。骨格ストレートは面積が大きいので、黒は上下のどちらか一方まで。顔の下に明るさが1枚あるかどうかで印象が変わります。
誤解3:体型が気になるからオーバーサイズで隠す
隠すほど大きく見えます。体と生地のあいだにできた空洞が、そのまま体の厚みとして読まれるからです。
誤解4:似合わない原因は、たいてい色にある
実際に多いのは脇のゆとりと丈の外れです。3歩下がって違和感が残るなら、色をいじっても戻りません。
まとめ:強さを1か所に置いて、形をジャストで固定する
順番さえ守れば、迷う場面はほとんど残りません。
- 強い色を全身で1か所だけ決める。残りは同系の明度差でつなぐ
- 黒は上下のどちらか一方まで。顔の下には明るさを1枚残す
- 形を固定する。肩線はジャスト、身幅は指1〜2本、生地は張りのあるもの
- 衝突したら面積で決める。大きいものは形、顔に触れるものは色
似合わないと感じた日は、まず鏡から3歩下がる。そこで違和感が残るなら、触るのは色ではなく形です。
装いに活かすなら
airCloset なら、タイプを伝えるだけで、それを踏まえた装いが月3着届きます。自分では選ばない強さの色に出会えるのも、他人の目を借りる価値です。
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よくある問い
- Q. ブルベ冬×骨格ストレートで「似合わない」と感じたら、まず何を疑えばいいですか?
- 鏡から3歩下がって全身を見てください。そこで違和感が残るなら形の問題、全身では気にならないのに顔が大きく映る距離まで近づくと気になるなら色の問題です。ブルベ冬×骨格ストレートでは、色も形も外していないのに黒の面積が大きすぎて、装いだけが硬く近寄りがたく見えているパターンが最も多く見られます。
- Q. ブルベ冬×骨格ストレートの似合う色は?
- ピュアホワイト、ブラック、ロイヤルブルー、アイシーグレー、フューシャ、ピュアレッド、ワインレッド、エメラルドグリーンのように、青みがあって彩度が高いか明度差のはっきりした色が軸になります。ただし骨格ストレートは面積が大きいので、強い色を上下に広げると色ではなく面が主張します。強さは全身で1か所に絞ってください。
- Q. ブルベ冬×骨格ストレートで、黒はどこまで着ていいですか?
- 黒は顔の下に大きく置くほど、輪郭と骨格の直線が同時に強調されます。上下のどちらか一方までにとどめ、顔まわりにはピュアホワイトかアイシーグレーを一枚挟むと、色の切れを保ったまま硬さだけが抜けます。全身黒でまとめるなら、襟元の開きを深く取るか、質感の違う黒を2種類使って面を割ってください。
- Q. ブルベ冬×骨格ストレートの冬服はどう選びますか?
- 厚みを足さずに暖かくするのが冬服の全部です。ニットはハイゲージ、アウターは薄手で保温性のあるものを選び、丈はヒップが隠れるか膝下に。マフラーは大判を巻きつけず縦に垂らします。色はブラックとピュアホワイトの2色を上下に分け、差し色はフューシャかピュアレッドを一点だけ。詳しくは骨格ストレートの秋服の記事にも整理しています。
- Q. 骨格ストレートが避けたほうがいいアイテムは?
- 身幅に余裕の大きいオーバーサイズ、ローゲージのざっくりニット、体から浮く薄手のとろみ生地、ふくらはぎの一番太い位置で止まる丈。いずれも上半身の厚みを強調するか、縦の線を途中で切ります。色が正しくても、この4つのどれかが入っているとバランスが崩れます。
- Q. 色と形のどちらを優先すべきか迷ったときは?
- 面積の大きいものは形を優先し、顔に触れる小さいものは色を優先してください。トップス・ボトムス・ワンピース・アウターは骨格ストレートの形を守り、アクセサリー・スカーフ・バッグでブルベ冬の色の切れを効かせる。この線引きにすると、試着室で迷う場面がほとんどなくなります。
— メグラシ編集部





