骨格ストレートの似合うパンツ|3原則と選ぶべきシルエット【2026年版】


「骨格ストレートはテーラードパンツ一択」と思っていませんか?
骨格ストレートのパンツ選び、こんな経験はありませんか。
骨格ストレート / パンツ選び
ストレートのパンツは素材・シルエット・サイズで決まる
「太って見える」の原因は、素材・シルエット・サイズの3点です。ハリのある素材ですとんと落とし、ヒップ基準で選べば解決します。
素材は「しっかり芯がある」ものを
体のハリに負けない生地を選びます。ポリエステル混、厚みのあるウール、しっかりしたコットン。とろんとしたレーヨンや薄手のとろみ素材は、ヒップともものラインを拾います。
シルエットは「すとんと落ちる線」
腰回りに適度なゆとりがあり、膝から裾までまっすぐ落ちる形。タックワイドは腰の張りを空間で吸収し、タックの縦線が縦長に見せます。絞りすぎるテーパードは逆効果です。
サイズは「ヒップ」で選ぶ
ウエストで選ぶとヒップともも周りが窮屈になり、引っ張りじわでパツパツに見えます。ヒップに合わせて選び、余ったウエストはベルトで調整します。窮屈さは後から直せません。
丈はフルレングス、次点で9分丈
靴を履いて裾が甲にわずかに触れる長さが最もきれいです。6〜7分丈はふくらはぎの一番太い位置で切れるため、脚が短く幅が出て見えます。ウエストは浅めのハイウエストに。
形と丈の早見表
- ◎ これを選ぶ
- センタープレス、ストレート、タックワイド
- △ 調整が要る
- フレア・ブーツカット、カーゴ・サルエル
- ◎ これを選ぶ
- 裾幅20〜24cm前後、ももに手のひら一枚分のゆとり
- △ 調整が要る
- ヒップの下に横じわが出るサイズ
- ◎ これを選ぶ
- 裾幅17〜20cm程度のゆるやかなもの
- △ 調整が要る
- 裾幅15cmを下回る強い絞り
- ◎ これを選ぶ
- ハリのある素材、まっすぐ落ちる、甲にかかる丈
- △ 調整が要る
- とろみ素材、腰だけ膨らむ提灯型
- ◎ これを選ぶ
- フルレングス(床から1〜2cm)、9分丈
- △ 調整が要る
- 6〜7分丈、ガウチョ・クロップドワイド
- ◎ これを選ぶ
- おへその下から少し隠れる浅めのハイウエスト
- △ 調整が要る
- 極端なハイウエスト、ローウエスト
| 項目 | ◎ これを選ぶ | △ 調整が要る |
|---|---|---|
| 基本の形迷ったとき | センタープレス、ストレート、タックワイド | フレア・ブーツカット、カーゴ・サルエル |
| ストレート基準になる一本 | 裾幅20〜24cm前後、ももに手のひら一枚分のゆとり | ヒップの下に横じわが出るサイズ |
| テーパード絞り方が分かれ目 | 裾幅17〜20cm程度のゆるやかなもの | 裾幅15cmを下回る強い絞り |
| ワイド3条件 | ハリのある素材、まっすぐ落ちる、甲にかかる丈 | とろみ素材、腰だけ膨らむ提灯型 |
| 丈 | フルレングス(床から1〜2cm)、9分丈 | 6〜7分丈、ガウチョ・クロップドワイド |
| ウエスト位置 | おへその下から少し隠れる浅めのハイウエスト | 極端なハイウエスト、ローウエスト |
これは避けたい
- ×とろみ素材のワイド × オーバーサイズニット
- ×スキニー × チュニック丈トップス
- ×ウエストに合わせたサイズ選び
- ×総ゴムの柔らかいパンツ(体の厚みを拾います)
- ×裏起毛・太畝コーデュロイ(生地の量が厚みに足し算されます)
まとめ
- ✓素材は体のハリに負けない芯のあるもの
- ✓タックワイドなら腰の張りを空間で吸収できる
- ✓ヒップで選び、ウエストはベルトで調整
- ✓色はネイビー・ブラック・チャコールが合わせやすい
- ✓靴は甲が見えるポインテッドトゥ、トップスはジャスト
テーラードパンツだけが正解ではありません。airClosetなら、骨格と好みを伝えるだけで、この条件を踏まえた一本をスタイリストが選んで届けます。
airCloset「ワイドパンツを履いたら、下半身が大きく見えた。」 「薄手の素材を選んだら、体のラインを拾いすぎた。」 「結局、テーラードパンツしか合わないのかな。」
骨格ストレートは上半身に厚みがあり、体全体にメリハリのあるハリ感を持つタイプ。この「ハリ」は本来、服を美しく見せる大きなアドバンテージです。
でも、パンツの選び方を間違えると、そのハリが「太って見える原因」になる。
テーラードパンツだけが正解ではありません。素材・シルエット・サイズの3つの原則を押さえれば、ワイドパンツでも、骨格ストレートの体を美しく見せられます。
airClosetのスタイリストが累計100万件以上のスタイリングで見てきた、骨格ストレートのパンツ選びの原則をお伝えします。
なぜ、ストレートはパンツで太って見えるのか
「太って見える」の正体を分解すると、2つの原因が見えてきます。
原因1:体のハリが、柔らかい素材に負ける
骨格ストレートの体には筋肉質なハリがあります。このハリは「体が服を押し返す力」でもある。
柔らかい素材——テロンとしたレーヨン、薄手のポリエステル、とろみ系——を選ぶと、体のハリが素材に勝ってしまい、ボディラインがそのまま表面に出ます。
特にヒップやもも周りのラインが顕著。素材が柔らかいほど、体のボリュームを「拾う」。結果、実際より幅が出て見えます。
原因2:腰張りが強調されるシルエット
骨格ストレートは、腰の位置が高く、腰回りにハリがあるのが特徴。ここに、腰回りにゆとりがないパンツ(スキニー、タイトストレート)を合わせると、腰のラインが強調される。
逆に、腰回りがゆるすぎるパンツ(オーバーサイズのワイド)を合わせると、布の広がりが体のボリュームと合算されて、全体が大きく見える。
つまり、タイトすぎてもルーズすぎてもダメ。骨格ストレートのパンツ選びは、このバランスが肝です。
3つの原則——これで「太って見える」を卒業する
原則1:素材は「しっかり芯がある」ものを選ぶ
| ◎ 合う素材 | × 避けたい素材 |
|---|---|
| ポリエステル混(ハリと落ち感の両立) | テロンとしたレーヨン100% |
| ウール(厚みのある秋冬) | 薄手のとろみ素材 |
| しっかりしたコットン | 柔らかすぎるジャージ素材 |
| ストレッチ入り(適度な) | ネップ・起毛でボリュームが出るもの |
骨格ストレートの体のハリに「負けない」素材を選ぶのが第一条件。
Fit Me PANTSの素材はポリエステル96%/ポリウレタン4%。ポリエステルのしっかりとした芯感と、ポリウレタンの適度なストレッチを組み合わせた素材です。体のハリに負けずに、すとんと落ちるラインを作ります。
裏地付きなので、素材が体に張り付くこともありません。ストレートにとって、裏地の有無は想像以上に大事です。
原則2:シルエットは「すとんと落ちるライン」を選ぶ
骨格ストレートに合うパンツシルエットの条件は:
- 腰回りに適度なゆとりがある(タイトすぎない)
- 膝から裾にかけて、まっすぐ or やや広がりながら落ちる(テーパードで絞りすぎない)
- 縦のラインが出る(センタープレス、タック、ピンストライプなど)
この条件を最も自然に満たすのが、タックワイドパンツ。
タックが入ることで得られる3つの効果:
- 腰回りに空間ができ、腰のハリが強調されない
- タックの縦線がセンタープレス的な効果を生み、縦長に見える
- すとんと落ちるシルエットが、体のラインを拾わない
「ワイドパンツ=太って見える」のは、素材が柔らかいワイドを選んだ場合。しっかりした素材のタックワイドなら、ストレートの体を最もすっきり見せるシルエットの一つです。
原則3:サイズは「ヒップ」で選び、ウエストはベルトで調整
骨格ストレートのサイズ選びでありがちな失敗は、ウエストに合わせてサイズを選ぶこと。
骨格ストレートは腰回りにハリがあるため、ウエストサイズだけで選ぶと、ヒップ・もも周りが窮屈になりがち。窮屈さは布が引っ張られるしわを生み、「パンツがパツパツ」に見えます。
ヒップに合わせてサイズを選び、ウエストはベルトで調整する。このアプローチなら、ヒップからももにかけてのラインが自然に落ち、腰回りのハリが目立ちません。
骨格ストレート × Fit Me PANTS の相性分析
ベルト付きタックワイドパンツ
| サイズ | ウエスト | ヒップ | 着丈 | 股下 |
|---|---|---|---|---|
| XS | 60cm | 92cm | 92.5cm | 64cm |
| S | 62cm | 94cm | 95.5cm | 65cm |
| M | 66cm | 95cm | 96.5cm | 66cm |
| L | 70cm | 96cm | 97.5cm | 66.5cm |
| 2L | 76cm | 99cm | 98cm | 66.5cm |
| 3L | 81cm | 103cm | 98.5cm | 66.5cm |
骨格ストレートにタックワイドが合う理由:
- タックの立体感で腰のハリをカバー
- ベルト付きなのでウエスト調整が容易
- ポリエステル96%のハリ感が体に負けない
- 裏地ありで張り付かない
ベーシックワイドパンツ
| サイズ | ウエスト | ヒップ | 着丈 | 股下 |
|---|---|---|---|---|
| XS | 61cm | 96cm | 96cm | 63.5cm |
| S | 64cm | 101cm | 97.5cm | 64.3cm |
| M | 69cm | 104cm | 99cm | 64cm |
| L | 75cm | 98cm | 98.5cm | 65.5cm |
| 2L | 77cm | 100cm | 100cm | 65.5cm |
| 3L | 81cm | 104cm | 100cm | 65.5cm |
ベーシックワイドもハリ感のある素材で悪くはありませんが、タックの縦線がない分、腰回りのカバー力ではタックワイドに一歩譲ります。ストレートの方にはタックワイドを第一候補としておすすめします。
OKコーデ / NGコーデの対比
NG:体のラインを拾ってしまうスタイリング
とろみ素材のワイドパンツ × ゆるいオーバーサイズニット × ぺたんこ靴
- とろみ素材が体のハリに負けてラインを拾う
- オーバーサイズトップスで上半身のボリュームが倍増
- 全体がぼやけて「大きく見える」
OK:体のハリを味方につけるスタイリング
タックワイドパンツ(ネイビー) × ジャストサイズのシャツ(ホワイト) × ポインテッドトゥパンプス
- ハリ素材×タックで体のラインを拾わない
- ジャストサイズのシャツで上半身のラインを活かす
- ポインテッドトゥで足元をシャープに
NG:腰のハリが強調されるスタイリング
スキニーパンツ × チュニック丈トップス × スニーカー
- スキニーが腰〜ヒップのラインを拾いすぎる
- チュニック丈が、一番目立たせたくない腰回りに視線を集める
- 全体的に重心が下がる
OK:腰のハリをカバーするスタイリング
タックワイドパンツ(ブラック) × Vネックのブラウス(ベージュ) × レザーベルト
- タックの空間が腰回りをカバー
- Vネックで視線を上に持ち上げる
- ベルトでウエスト位置を明確にし、メリハリを出す
形で選ぶ|骨格ストレートに似合うパンツの種類・早見表
「結局どの形を買えばいいの?」という声が多く聞かれます。店頭で迷わないよう、代表的なパンツの形を相性順に整理しました。
| パンツの形 | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| センタープレスパンツ | ◎ | 縦の折り目が脚のラインを一本の線にまとめ、もも周りの厚みを目立たせない |
| ストレートパンツ | ◎ | 腰から裾まで幅が変わらず、体の直線的なシルエットとそのまま重なる |
| タックワイドパンツ | ◎ | タックの空間が腰張りを吸収し、縦の落ち感が出る |
| センタープレス入りスラックス | ◎ | ハリ素材と縦線の組み合わせで、最も失敗が少ない |
| ゆるめのテーパードパンツ | ○ | 足首だけ細くなる程度なら、重心が上がって脚長効果 |
| 硬めのストレートデニム | ○ | 厚地でハリのあるデニムはラインを拾わず、きれいめにも寄せられる |
| チノパン(太めストレート) | ○ | コットンの張りが味方になる。細身のチノは腰が目立ちやすい |
| ハイウエストのワイドパンツ | ○ | ウエスト位置が上がるぶん脚が長く見える。丈は床すれすれで |
| きつめのテーパードパンツ | △ | 膝下を絞りすぎると、太ももとのコントラストで脚が幅が出て見える |
| スキニーパンツ | △ | 腰・もも・ふくらはぎのラインをすべて拾う。丈と靴で調整が必要 |
| ガウチョ・クロップドワイド | △ | 6〜7分丈でふくらはぎの一番太い位置が出て、脚が短く見えやすい |
| フレア・ブーツカット | △ | 裾の広がりが強いほど、腰との対比で下半身が大きく見える |
| カーゴパンツ・サルエル | △ | ポケットやドレープの立体感が、体の厚みに足し算されてしまう |
| ジョガー・スウェットパンツ | △ | 柔らかい素材と裾の絞りで、全体が丸く見えやすい |
△の形が「絶対に履けない」わけではありません。素材を硬めに、丈を長めに、トップスをコンパクトにする——この3点を守れば、多くの形は着こなせます。
3強シルエットの使い分け|ストレート・テーパード・ワイド
◎がついた形の中でも、目的によって選び分けると失敗が減ります。
ストレートパンツ|迷ったときの基準になる一本
腰から裾までの幅がほぼ変わらないストレートは、骨格ストレートにとっての基準線です。体の厚みを隠すのではなく、まっすぐな面としてそのまま見せる。だから無理がありません。
選ぶときの目安は、ももに手のひら一枚分のゆとりがあり、ヒップの下に横じわが出ないこと。裾幅は20〜24cm前後が、多くの方にとってバランスの取りやすい範囲です。ハリのあるウール混やコットンツイルなら、洗濯を重ねても線が崩れにくくなります。
テーパードパンツ|きれいめに寄せたいとき
腰回りにゆとりがあり、足首に向かってゆるやかに細くなるテーパードは、重心を上げてくれる形です。骨格ストレートの厚みは上半身にあるため、足元が軽くなると全体のバランスが整います。
ただし「絞り方」が分かれ目。裾幅が15cmを下回るような強いテーパードは、太ももの幅との差が大きくなり、かえって脚の太さが際立ちます。裾幅17〜20cm程度の、ゆるやかに細くなるタイプを選んでください。センタープレスが入っていれば、絞りが弱くてもきれいに見えます。
ワイドパンツ|太って見えないための3条件
「ワイドパンツは骨格ストレートに似合わない」と言われがちですが、編集部では条件付きで似合う形だと考えています。条件は次の3つです。
- 素材にハリがあること(とろみ・レーヨン100%・薄手ポリエステルは避ける)
- 腰から裾までがまっすぐ落ちること(腰だけ膨らむ提灯型は不向き)
- 丈が足の甲にかかる長さであること(短いと横幅だけが残る)
この3つが揃えば、ワイドパンツは腰張りとももの厚みを同時に隠せる、むしろ得意な形になります。逆に3つのうち1つでも欠けると「大きく見える」に転びやすい。ワイドで失敗した経験がある方は、この3条件のどこが外れていたかを振り返ってみてください。
ウエスト位置と丈|数センチで印象が変わる
パンツの形が合っていても、ウエスト位置と丈がずれていると印象が重く見えます。ここは試着で必ず確認したいポイントです。
ハイウエストは「浅め」が合う
骨格ストレートは腰の位置が高く、ウエストがくびれすぎていないことが多いタイプ。極端なハイウエスト(おへそがしっかり隠れる位置)だと、胴が短く詰まって見えることがあります。
おすすめは、おへそのすぐ下からおへそが少し隠れる程度の「浅めのハイウエスト」。ここにウエスト位置を置くと、脚が長く見えつつ、上半身の厚みも詰まって見えません。ローウエストは腰張りの位置と重なるため、避けたほうが無難です。
丈はフルレングス、次点で9分丈
床から1〜2cm上、靴を履いて裾が甲にわずかに触れる長さが最もきれいです。9分丈(くるぶしが見える長さ)も足首の細さが出て似合います。
避けたいのは6〜7分丈。ふくらはぎの一番太い位置で切れるため、脚が短く幅が出て見えます。どうしてもこの丈を履くなら、ヒールのある靴で足首から下を伸ばすと補正できます。
| 丈の種類 | 目安 | 骨格ストレートとの相性 |
|---|---|---|
| フルレングス | 床から1〜2cm | 最も似合う。縦のラインが途切れない |
| 9分丈 | くるぶしが見える | 似合う。足首の細さが引き立つ |
| 8分丈 | くるぶしの上 | 靴次第。ポインテッドトゥなら成立 |
| 7分丈 | ふくらはぎ下部 | ふくらはぎの太い位置で切れやすい |
| 6分丈以下 | 膝下〜ひざ丈 | 重心が下がり、脚が短く見えやすい |
季節別|春夏秋冬のパンツ選び
春|薄手に流れすぎない
気温が上がると軽い素材に手が伸びますが、骨格ストレートは薄さより「張り」で涼しさを出すほうがきれいに見えます。コットンツイル、リネン混(リネン100%よりも混紡)、薄手のギャバジンあたりが扱いやすい素材です。色は白やライトベージュも、裏地付きで透けなければ問題ありません。
夏|「骨格ストレート 夏 パンツ」の答えは素材にある
夏のパンツ選びで多いお悩みが「涼しい素材はとろみ系ばかりで、履くと太って見える」というもの。ここは素材の選び方で解決できます。
- 高密度コットン(ブロード・タイプライター)……薄いのに張りがあり、汗でも張り付かない
- 麻混のパンツ……シャリ感が体との間に空気の層を作る
- 接触冷感でもハリのあるポリエステル混……裏地やペチコート付きだと安心
- ワッシャー加工よりも、平らな織りのもの……しわの立体感が体の厚みに足し算されない
トップスは半袖のシャツやコンパクトなカットソーを、パンツにインするかフロントだけ入れる。この着方で縦のラインが出て、夏でも重く見えません。サンダルはストラップの細いもの、または甲が見えるタイプが軽やかです。
秋|ウール混が最も得意な季節
厚みと落ち感を両立できるウール混は、骨格ストレートが最もきれいに見える素材です。センタープレスの入ったウールパンツを一本持っておくと、通勤にも食事の場にも対応できます。チェック柄を選ぶなら、大柄より細かめのグレンチェックのほうが体を大きく見せません。
冬|厚地でも「もこもこ」させない
裏起毛やコーデュロイの太畝は、生地自体にボリュームがあるため、体の厚みと合算されて重く見えがちです。冬に暖かさが欲しいときは、細畝のコーデュロイ、厚手のウール、裏地付きの二重仕立てを選び、インナーで防寒するほうがすっきりまとまります。
身長別|同じ骨格でも最適解は変わる
155cm以下の方
ワイドパンツを選ぶなら、ハイウエスト+裾幅を欲張らないタイプを。裾幅が広すぎると布の面積が身長を上回り、着られている印象になります。丈はお直し前提で選び、床すれすれに合わせるだけで見え方が変わります。トップスは短めか、必ずウエストインを。
165cm以上の方
縦の長さがあるぶん、ワイドもストレートも余裕を持って着こなせます。むしろ丈が短くなりすぎないよう注意したいところ。9分丈のつもりが8分丈になっていた、というケースが起きやすいので、股下66cm以上の設定があるかを確認してください。
年代別|同じ形でも「見せ方」を変える
20代
デニムやチノなどカジュアルな素材でも、硬めの生地を選べば十分似合います。トップスをコンパクトにまとめ、足首を見せるだけできれいめに寄ります。
30代
仕事にも私服にも使えるセンタープレス入りのストレートやテーパードが、最も稼働率の高い一本になります。色はネイビー・ブラック・グレージュの3色を軸にすると着回しが利きます。
40代
素材の質感が印象を左右する年代です。同じ黒のパンツでも、ハリのある上質な生地を選ぶだけで清潔感が出ます。ゆとりが欲しくなる時期でもありますが、サイズを一つ上げるより、タック入りで空間を作るほうがすっきり見えます。
50代
体型の変化でウエストがゆるいものに流れがちですが、総ゴムの柔らかいパンツは体の厚みを拾います。後ろだけゴム・脇ゴムでウエストは楽に、前面はフラットで縦の線が出るタイプが理想です。
骨格タイプ別|パンツ選びの違いを表で確認
「自分はストレートで合っているのか」と迷ったときの参考に、3タイプの違いを並べました。
| 項目 | ストレート | ウェーブ | ナチュラル |
|---|---|---|---|
| 体の特徴 | 上半身に厚みがある | 上半身が薄く下重心 | 骨と関節が目立つ |
| 得意な素材 | ハリのあるウール・コットン混 | 柔らかいとろみ素材 | 麻・厚手コットンなど風合いのあるもの |
| 得意な形 | ストレート・センタープレス | ハイウエストのフレア・タイト | ワイド・バギー・カーゴ |
| ウエスト位置 | 浅めのハイウエスト | しっかりハイウエスト | 位置は問わない |
| 苦手になりやすい形 | ボリュームの出るカーゴ・ガウチョ | ハリの強い太めパンツ | 体に沿う細身のパンツ |
| 丈の目安 | フルレングス | ヒールと合わせて長め | くるぶし〜フルレングス |
同じワイドパンツでも、ナチュラルは風合いのある素材でゆったり、ストレートはハリのある素材でまっすぐ落とす。素材の選び方が正反対になる点が、最も分かりやすい違いです。
ストレートとナチュラルで迷う方は、鎖骨と手首を見てください。鎖骨が細く目立たず、手首が丸みのある楕円ならストレート寄り。鎖骨がくっきり出て、手首が平たく骨のでっぱりが目立つならナチュラル寄りです。
試着室での5つのチェックポイント
サイズ表だけでは分からない部分があります。試着したら、この5点を順番に確認してみてください。
- ヒップの下に横じわが出ていないか(出ていればワンサイズ上へ)
- もも周りに手のひら一枚分のゆとりがあるか
- 腰の一番張っている位置で、生地が持ち上がっていないか
- 座ったとき、ウエストが食い込まないか
- 前から見て、センタープレスや縦の折り目がまっすぐ落ちているか
ウエストが余るのは問題ありません。ベルトやウエスト詰めのお直しで解決できます。逆に、ヒップやももの窮屈さは後から直せません。判断に迷ったら、ヒップとももを基準に大きいほうを選んでください。
手持ちのパンツを活かす|靴とトップスの合わせ方
パンツを買い替えなくても、合わせるものを変えるだけで見え方は変わります。
靴は、足の甲が見える面積が広いほど脚が長く見えます。ポインテッドトゥのパンプス、細めのストラップサンダル、シャープなラインのローファーが好相性。スニーカーを合わせるなら、厚底や丸みの強いものより、ソールの薄いレザースニーカーのほうがパンツの縦線を邪魔しません。
トップスは、ジャストサイズが基本です。オーバーサイズを着たいときは、前だけウエストインしてパンツのウエスト位置を見せる。首元はVネックやシャツの第一ボタンを開けた抜き衿にすると、縦の空間ができて上半身が軽く見えます。
小物では、細めのレザーベルトが効きます。ウエスト位置が明確になるだけで、上半身と下半身の境界がはっきりし、全体のバランスが整います。
よくあるご質問
Q. 骨格ストレートですが、ワイドパンツを履くと太って見えます。対策はありますか? A. 素材を見直してみてください。とろみ系やレーヨンなど柔らかい素材のワイドパンツは、骨格ストレートの体のハリに負けてラインを拾います。ポリエステル混など、しっかり芯のある素材のワイドを選ぶと、すとんと落ちるラインが出て幅が出て見えません。タックが入ったタイプなら、さらに腰回りがカバーされます。
Q. 骨格ストレートに、テーパードパンツは合いますか? A. 合います。ただし、膝下を絞りすぎるテーパードは、もも周りとのコントラストが出すぎて、太ももが目立つことも。ゆるめのテーパードか、タックワイドのように膝下もゆとりのあるシルエットの方が、骨格ストレートのバランスは整いやすいです。
Q. パンツを選ぶとき、ウエストとヒップ、どちらを優先すべきですか? A. ヒップを優先してください。骨格ストレートは腰回りにハリがあるため、ウエストだけで選ぶとヒップ〜もも周りが窮屈になり、引っ張りじわが出て「パツパツ」に見えます。ヒップに合わせてサイズを選び、ウエストの余りはベルトで調整するのが正解です。
Q. 骨格ストレートに似合うパンツの色は? A. ネイビー・ブラック・チャコールグレーなど、引き締まって見える濃い色が最も合わせやすいです。白やベージュなど膨張色を選ぶ場合は、裏地付きで透けないもの、かつハリのある素材を選べば問題ありません。全体をIラインにまとめると、ストレートの体幹の厚みがスタイリッシュに見えます。
この記事のまとめ
骨格ストレートのパンツ選びは、3つの原則で「太って見える」を卒業できます。
- 素材は「しっかり芯がある」ものを — 体のハリに負けない素材で、ラインを拾わない
- シルエットは「すとんと落ちるライン」を — タックワイドの縦線で縦長効果
- サイズは「ヒップ」で選ぶ — ウエストはベルトで調整。窮屈さをゼロに
骨格ストレートの体のハリは、正しい素材と出会えば「堂々としたスタイル」に変わります。テーラードパンツだけが正解ではない。そう気づくだけで、パンツ選びの選択肢は一気に広がります。
原則に合ったパンツを、実際に見てみる
Fit Me PANTSは、XS〜3Lの6サイズ × 2シルエット × 6色。骨格ストレートの方には、ベルト付きタックワイドパンツがおすすめです。
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Note
本記事は、骨格・パーソナルカラー・顔タイプに関する一般的な傾向の整理であり、プロのアナリストによる対面診断や医療・専門的な判断を保証するものではありません。自己診断のヒント、装いを楽しむための入口としてご活用ください。詳しくはご利用にあたってをご覧ください。
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