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骨格ストレートの似合うパンツ|3原則と選ぶべきシルエット【2026年版】

メグラシ編集部//読了 17分
骨格ストレートのパンツ選びのイメージ画像
骨格3タイプの世界
骨格3タイプそれぞれのシルエットと素材

「骨格ストレートはテーラードパンツ一択」と思っていませんか?

骨格ストレートのパンツ選び、こんな経験はありませんか。

骨格ストレート / パンツ選び

ストレートのパンツは素材・シルエット・サイズで決まる

「太って見える」の原因は、素材・シルエット・サイズの3点です。ハリのある素材ですとんと落とし、ヒップ基準で選べば解決します。

1

素材は「しっかり芯がある」ものを

体のハリに負けない生地を選びます。ポリエステル混、厚みのあるウール、しっかりしたコットン。とろんとしたレーヨンや薄手のとろみ素材は、ヒップともものラインを拾います。

ポリエステル混ウール裏地あり
2

シルエットは「すとんと落ちる線」

腰回りに適度なゆとりがあり、膝から裾までまっすぐ落ちる形。タックワイドは腰の張りを空間で吸収し、タックの縦線が縦長に見せます。絞りすぎるテーパードは逆効果です。

タックワイドセンタープレス縦の線
3

サイズは「ヒップ」で選ぶ

ウエストで選ぶとヒップともも周りが窮屈になり、引っ張りじわでパツパツに見えます。ヒップに合わせて選び、余ったウエストはベルトで調整します。窮屈さは後から直せません。

ヒップ基準ベルトで調整もも周りも確認
4

丈はフルレングス、次点で9分丈

靴を履いて裾が甲にわずかに触れる長さが最もきれいです。6〜7分丈はふくらはぎの一番太い位置で切れるため、脚が短く幅が出て見えます。ウエストは浅めのハイウエストに。

床から1〜2cm9分丈浅めのハイウエスト

形と丈の早見表

基本の形迷ったとき
◎ これを選ぶ
センタープレス、ストレート、タックワイド
△ 調整が要る
フレア・ブーツカット、カーゴ・サルエル
ストレート基準になる一本
◎ これを選ぶ
裾幅20〜24cm前後、ももに手のひら一枚分のゆとり
△ 調整が要る
ヒップの下に横じわが出るサイズ
テーパード絞り方が分かれ目
◎ これを選ぶ
裾幅17〜20cm程度のゆるやかなもの
△ 調整が要る
裾幅15cmを下回る強い絞り
ワイド3条件
◎ これを選ぶ
ハリのある素材、まっすぐ落ちる、甲にかかる丈
△ 調整が要る
とろみ素材、腰だけ膨らむ提灯型
◎ これを選ぶ
フルレングス(床から1〜2cm)、9分丈
△ 調整が要る
6〜7分丈、ガウチョ・クロップドワイド
ウエスト位置
◎ これを選ぶ
おへその下から少し隠れる浅めのハイウエスト
△ 調整が要る
極端なハイウエスト、ローウエスト

これは避けたい

  • ×とろみ素材のワイド × オーバーサイズニット
  • ×スキニー × チュニック丈トップス
  • ×ウエストに合わせたサイズ選び
  • ×総ゴムの柔らかいパンツ(体の厚みを拾います)
  • ×裏起毛・太畝コーデュロイ(生地の量が厚みに足し算されます)

まとめ

  • 素材は体のハリに負けない芯のあるもの
  • タックワイドなら腰の張りを空間で吸収できる
  • ヒップで選び、ウエストはベルトで調整
  • 色はネイビー・ブラック・チャコールが合わせやすい
  • 靴は甲が見えるポインテッドトゥ、トップスはジャスト

テーラードパンツだけが正解ではありません。airClosetなら、骨格と好みを伝えるだけで、この条件を踏まえた一本をスタイリストが選んで届けます。

airCloset

「ワイドパンツを履いたら、下半身が大きく見えた。」 「薄手の素材を選んだら、体のラインを拾いすぎた。」 「結局、テーラードパンツしか合わないのかな。」

骨格ストレートは上半身に厚みがあり、体全体にメリハリのあるハリ感を持つタイプ。この「ハリ」は本来、服を美しく見せる大きなアドバンテージです。

でも、パンツの選び方を間違えると、そのハリが「太って見える原因」になる。

テーラードパンツだけが正解ではありません。素材・シルエット・サイズの3つの原則を押さえれば、ワイドパンツでも、骨格ストレートの体を美しく見せられます。

airClosetのスタイリストが累計100万件以上のスタイリングで見てきた、骨格ストレートのパンツ選びの原則をお伝えします。

なぜ、ストレートはパンツで太って見えるのか

「太って見える」の正体を分解すると、2つの原因が見えてきます。

原因1:体のハリが、柔らかい素材に負ける

骨格ストレートの体には筋肉質なハリがあります。このハリは「体が服を押し返す力」でもある。

柔らかい素材——テロンとしたレーヨン、薄手のポリエステル、とろみ系——を選ぶと、体のハリが素材に勝ってしまい、ボディラインがそのまま表面に出ます。

特にヒップやもも周りのラインが顕著。素材が柔らかいほど、体のボリュームを「拾う」。結果、実際より幅が出て見えます。

原因2:腰張りが強調されるシルエット

骨格ストレートは、腰の位置が高く、腰回りにハリがあるのが特徴。ここに、腰回りにゆとりがないパンツ(スキニー、タイトストレート)を合わせると、腰のラインが強調される。

逆に、腰回りがゆるすぎるパンツ(オーバーサイズのワイド)を合わせると、布の広がりが体のボリュームと合算されて、全体が大きく見える。

つまり、タイトすぎてもルーズすぎてもダメ。骨格ストレートのパンツ選びは、このバランスが肝です。

3つの原則——これで「太って見える」を卒業する

原則1:素材は「しっかり芯がある」ものを選ぶ

◎ 合う素材× 避けたい素材
ポリエステル混(ハリと落ち感の両立)テロンとしたレーヨン100%
ウール(厚みのある秋冬)薄手のとろみ素材
しっかりしたコットン柔らかすぎるジャージ素材
ストレッチ入り(適度な)ネップ・起毛でボリュームが出るもの

骨格ストレートの体のハリに「負けない」素材を選ぶのが第一条件。

Fit Me PANTSの素材はポリエステル96%/ポリウレタン4%。ポリエステルのしっかりとした芯感と、ポリウレタンの適度なストレッチを組み合わせた素材です。体のハリに負けずに、すとんと落ちるラインを作ります。

裏地付きなので、素材が体に張り付くこともありません。ストレートにとって、裏地の有無は想像以上に大事です。

原則2:シルエットは「すとんと落ちるライン」を選ぶ

骨格ストレートに合うパンツシルエットの条件は:

  • 腰回りに適度なゆとりがある(タイトすぎない)
  • 膝から裾にかけて、まっすぐ or やや広がりながら落ちる(テーパードで絞りすぎない)
  • 縦のラインが出る(センタープレス、タック、ピンストライプなど)

この条件を最も自然に満たすのが、タックワイドパンツ

タックが入ることで得られる3つの効果:

  1. 腰回りに空間ができ、腰のハリが強調されない
  2. タックの縦線がセンタープレス的な効果を生み、縦長に見える
  3. すとんと落ちるシルエットが、体のラインを拾わない

「ワイドパンツ=太って見える」のは、素材が柔らかいワイドを選んだ場合。しっかりした素材のタックワイドなら、ストレートの体を最もすっきり見せるシルエットの一つです。

原則3:サイズは「ヒップ」で選び、ウエストはベルトで調整

骨格ストレートのサイズ選びでありがちな失敗は、ウエストに合わせてサイズを選ぶこと。

骨格ストレートは腰回りにハリがあるため、ウエストサイズだけで選ぶと、ヒップ・もも周りが窮屈になりがち。窮屈さは布が引っ張られるしわを生み、「パンツがパツパツ」に見えます。

ヒップに合わせてサイズを選び、ウエストはベルトで調整する。このアプローチなら、ヒップからももにかけてのラインが自然に落ち、腰回りのハリが目立ちません。

骨格ストレート × Fit Me PANTS の相性分析

ベルト付きタックワイドパンツ

サイズウエストヒップ着丈股下
XS60cm92cm92.5cm64cm
S62cm94cm95.5cm65cm
M66cm95cm96.5cm66cm
L70cm96cm97.5cm66.5cm
2L76cm99cm98cm66.5cm
3L81cm103cm98.5cm66.5cm

骨格ストレートにタックワイドが合う理由:

  • タックの立体感で腰のハリをカバー
  • ベルト付きなのでウエスト調整が容易
  • ポリエステル96%のハリ感が体に負けない
  • 裏地ありで張り付かない

ベーシックワイドパンツ

サイズウエストヒップ着丈股下
XS61cm96cm96cm63.5cm
S64cm101cm97.5cm64.3cm
M69cm104cm99cm64cm
L75cm98cm98.5cm65.5cm
2L77cm100cm100cm65.5cm
3L81cm104cm100cm65.5cm

ベーシックワイドもハリ感のある素材で悪くはありませんが、タックの縦線がない分、腰回りのカバー力ではタックワイドに一歩譲ります。ストレートの方にはタックワイドを第一候補としておすすめします。

OKコーデ / NGコーデの対比

NG:体のラインを拾ってしまうスタイリング

とろみ素材のワイドパンツ × ゆるいオーバーサイズニット × ぺたんこ靴

  • とろみ素材が体のハリに負けてラインを拾う
  • オーバーサイズトップスで上半身のボリュームが倍増
  • 全体がぼやけて「大きく見える」

OK:体のハリを味方につけるスタイリング

タックワイドパンツ(ネイビー) × ジャストサイズのシャツ(ホワイト) × ポインテッドトゥパンプス

  • ハリ素材×タックで体のラインを拾わない
  • ジャストサイズのシャツで上半身のラインを活かす
  • ポインテッドトゥで足元をシャープに

NG:腰のハリが強調されるスタイリング

スキニーパンツ × チュニック丈トップス × スニーカー

  • スキニーが腰〜ヒップのラインを拾いすぎる
  • チュニック丈が、一番目立たせたくない腰回りに視線を集める
  • 全体的に重心が下がる

OK:腰のハリをカバーするスタイリング

タックワイドパンツ(ブラック) × Vネックのブラウス(ベージュ) × レザーベルト

  • タックの空間が腰回りをカバー
  • Vネックで視線を上に持ち上げる
  • ベルトでウエスト位置を明確にし、メリハリを出す

形で選ぶ|骨格ストレートに似合うパンツの種類・早見表

「結局どの形を買えばいいの?」という声が多く聞かれます。店頭で迷わないよう、代表的なパンツの形を相性順に整理しました。

パンツの形相性理由
センタープレスパンツ縦の折り目が脚のラインを一本の線にまとめ、もも周りの厚みを目立たせない
ストレートパンツ腰から裾まで幅が変わらず、体の直線的なシルエットとそのまま重なる
タックワイドパンツタックの空間が腰張りを吸収し、縦の落ち感が出る
センタープレス入りスラックスハリ素材と縦線の組み合わせで、最も失敗が少ない
ゆるめのテーパードパンツ足首だけ細くなる程度なら、重心が上がって脚長効果
硬めのストレートデニム厚地でハリのあるデニムはラインを拾わず、きれいめにも寄せられる
チノパン(太めストレート)コットンの張りが味方になる。細身のチノは腰が目立ちやすい
ハイウエストのワイドパンツウエスト位置が上がるぶん脚が長く見える。丈は床すれすれで
きつめのテーパードパンツ膝下を絞りすぎると、太ももとのコントラストで脚が幅が出て見える
スキニーパンツ腰・もも・ふくらはぎのラインをすべて拾う。丈と靴で調整が必要
ガウチョ・クロップドワイド6〜7分丈でふくらはぎの一番太い位置が出て、脚が短く見えやすい
フレア・ブーツカット裾の広がりが強いほど、腰との対比で下半身が大きく見える
カーゴパンツ・サルエルポケットやドレープの立体感が、体の厚みに足し算されてしまう
ジョガー・スウェットパンツ柔らかい素材と裾の絞りで、全体が丸く見えやすい

△の形が「絶対に履けない」わけではありません。素材を硬めに、丈を長めに、トップスをコンパクトにする——この3点を守れば、多くの形は着こなせます。

3強シルエットの使い分け|ストレート・テーパード・ワイド

◎がついた形の中でも、目的によって選び分けると失敗が減ります。

左からストレート・テーパード・ワイド。丈と落ち感が変わると、同じ骨格でも印象が変わる

ストレートパンツ|迷ったときの基準になる一本

腰から裾までの幅がほぼ変わらないストレートは、骨格ストレートにとっての基準線です。体の厚みを隠すのではなく、まっすぐな面としてそのまま見せる。だから無理がありません。

選ぶときの目安は、ももに手のひら一枚分のゆとりがあり、ヒップの下に横じわが出ないこと。裾幅は20〜24cm前後が、多くの方にとってバランスの取りやすい範囲です。ハリのあるウール混やコットンツイルなら、洗濯を重ねても線が崩れにくくなります。

テーパードパンツ|きれいめに寄せたいとき

腰回りにゆとりがあり、足首に向かってゆるやかに細くなるテーパードは、重心を上げてくれる形です。骨格ストレートの厚みは上半身にあるため、足元が軽くなると全体のバランスが整います。

ただし「絞り方」が分かれ目。裾幅が15cmを下回るような強いテーパードは、太ももの幅との差が大きくなり、かえって脚の太さが際立ちます。裾幅17〜20cm程度の、ゆるやかに細くなるタイプを選んでください。センタープレスが入っていれば、絞りが弱くてもきれいに見えます。

ワイドパンツ|太って見えないための3条件

「ワイドパンツは骨格ストレートに似合わない」と言われがちですが、編集部では条件付きで似合う形だと考えています。条件は次の3つです。

  1. 素材にハリがあること(とろみ・レーヨン100%・薄手ポリエステルは避ける)
  2. 腰から裾までがまっすぐ落ちること(腰だけ膨らむ提灯型は不向き)
  3. 丈が足の甲にかかる長さであること(短いと横幅だけが残る)

この3つが揃えば、ワイドパンツは腰張りとももの厚みを同時に隠せる、むしろ得意な形になります。逆に3つのうち1つでも欠けると「大きく見える」に転びやすい。ワイドで失敗した経験がある方は、この3条件のどこが外れていたかを振り返ってみてください。

ウエスト位置と丈|数センチで印象が変わる

パンツの形が合っていても、ウエスト位置と丈がずれていると印象が重く見えます。ここは試着で必ず確認したいポイントです。

ハイウエストは「浅め」が合う

骨格ストレートは腰の位置が高く、ウエストがくびれすぎていないことが多いタイプ。極端なハイウエスト(おへそがしっかり隠れる位置)だと、胴が短く詰まって見えることがあります。

おすすめは、おへそのすぐ下からおへそが少し隠れる程度の「浅めのハイウエスト」。ここにウエスト位置を置くと、脚が長く見えつつ、上半身の厚みも詰まって見えません。ローウエストは腰張りの位置と重なるため、避けたほうが無難です。

丈はフルレングス、次点で9分丈

床から1〜2cm上、靴を履いて裾が甲にわずかに触れる長さが最もきれいです。9分丈(くるぶしが見える長さ)も足首の細さが出て似合います。

避けたいのは6〜7分丈。ふくらはぎの一番太い位置で切れるため、脚が短く幅が出て見えます。どうしてもこの丈を履くなら、ヒールのある靴で足首から下を伸ばすと補正できます。

丈の種類目安骨格ストレートとの相性
フルレングス床から1〜2cm最も似合う。縦のラインが途切れない
9分丈くるぶしが見える似合う。足首の細さが引き立つ
8分丈くるぶしの上靴次第。ポインテッドトゥなら成立
7分丈ふくらはぎ下部ふくらはぎの太い位置で切れやすい
6分丈以下膝下〜ひざ丈重心が下がり、脚が短く見えやすい

季節別|春夏秋冬のパンツ選び

春|薄手に流れすぎない

気温が上がると軽い素材に手が伸びますが、骨格ストレートは薄さより「張り」で涼しさを出すほうがきれいに見えます。コットンツイル、リネン混(リネン100%よりも混紡)、薄手のギャバジンあたりが扱いやすい素材です。色は白やライトベージュも、裏地付きで透けなければ問題ありません。

夏|「骨格ストレート 夏 パンツ」の答えは素材にある

夏のパンツ選びで多いお悩みが「涼しい素材はとろみ系ばかりで、履くと太って見える」というもの。ここは素材の選び方で解決できます。

  • 高密度コットン(ブロード・タイプライター)……薄いのに張りがあり、汗でも張り付かない
  • 麻混のパンツ……シャリ感が体との間に空気の層を作る
  • 接触冷感でもハリのあるポリエステル混……裏地やペチコート付きだと安心
  • ワッシャー加工よりも、平らな織りのもの……しわの立体感が体の厚みに足し算されない

トップスは半袖のシャツやコンパクトなカットソーを、パンツにインするかフロントだけ入れる。この着方で縦のラインが出て、夏でも重く見えません。サンダルはストラップの細いもの、または甲が見えるタイプが軽やかです。

秋|ウール混が最も得意な季節

厚みと落ち感を両立できるウール混は、骨格ストレートが最もきれいに見える素材です。センタープレスの入ったウールパンツを一本持っておくと、通勤にも食事の場にも対応できます。チェック柄を選ぶなら、大柄より細かめのグレンチェックのほうが体を大きく見せません。

冬|厚地でも「もこもこ」させない

裏起毛やコーデュロイの太畝は、生地自体にボリュームがあるため、体の厚みと合算されて重く見えがちです。冬に暖かさが欲しいときは、細畝のコーデュロイ、厚手のウール、裏地付きの二重仕立てを選び、インナーで防寒するほうがすっきりまとまります。

身長別|同じ骨格でも最適解は変わる

155cm以下の方

ワイドパンツを選ぶなら、ハイウエスト+裾幅を欲張らないタイプを。裾幅が広すぎると布の面積が身長を上回り、着られている印象になります。丈はお直し前提で選び、床すれすれに合わせるだけで見え方が変わります。トップスは短めか、必ずウエストインを。

165cm以上の方

縦の長さがあるぶん、ワイドもストレートも余裕を持って着こなせます。むしろ丈が短くなりすぎないよう注意したいところ。9分丈のつもりが8分丈になっていた、というケースが起きやすいので、股下66cm以上の設定があるかを確認してください。

年代別|同じ形でも「見せ方」を変える

20代

デニムやチノなどカジュアルな素材でも、硬めの生地を選べば十分似合います。トップスをコンパクトにまとめ、足首を見せるだけできれいめに寄ります。

30代

仕事にも私服にも使えるセンタープレス入りのストレートやテーパードが、最も稼働率の高い一本になります。色はネイビー・ブラック・グレージュの3色を軸にすると着回しが利きます。

40代

素材の質感が印象を左右する年代です。同じ黒のパンツでも、ハリのある上質な生地を選ぶだけで清潔感が出ます。ゆとりが欲しくなる時期でもありますが、サイズを一つ上げるより、タック入りで空間を作るほうがすっきり見えます。

50代

体型の変化でウエストがゆるいものに流れがちですが、総ゴムの柔らかいパンツは体の厚みを拾います。後ろだけゴム・脇ゴムでウエストは楽に、前面はフラットで縦の線が出るタイプが理想です。

骨格タイプ別|パンツ選びの違いを表で確認

「自分はストレートで合っているのか」と迷ったときの参考に、3タイプの違いを並べました。

項目ストレートウェーブナチュラル
体の特徴上半身に厚みがある上半身が薄く下重心骨と関節が目立つ
得意な素材ハリのあるウール・コットン混柔らかいとろみ素材麻・厚手コットンなど風合いのあるもの
得意な形ストレート・センタープレスハイウエストのフレア・タイトワイド・バギー・カーゴ
ウエスト位置浅めのハイウエストしっかりハイウエスト位置は問わない
苦手になりやすい形ボリュームの出るカーゴ・ガウチョハリの強い太めパンツ体に沿う細身のパンツ
丈の目安フルレングスヒールと合わせて長めくるぶし〜フルレングス

同じワイドパンツでも、ナチュラルは風合いのある素材でゆったり、ストレートはハリのある素材でまっすぐ落とす。素材の選び方が正反対になる点が、最も分かりやすい違いです。

ストレートとナチュラルで迷う方は、鎖骨と手首を見てください。鎖骨が細く目立たず、手首が丸みのある楕円ならストレート寄り。鎖骨がくっきり出て、手首が平たく骨のでっぱりが目立つならナチュラル寄りです。

試着室での5つのチェックポイント

サイズ表だけでは分からない部分があります。試着したら、この5点を順番に確認してみてください。

  1. ヒップの下に横じわが出ていないか(出ていればワンサイズ上へ)
  2. もも周りに手のひら一枚分のゆとりがあるか
  3. 腰の一番張っている位置で、生地が持ち上がっていないか
  4. 座ったとき、ウエストが食い込まないか
  5. 前から見て、センタープレスや縦の折り目がまっすぐ落ちているか

ウエストが余るのは問題ありません。ベルトやウエスト詰めのお直しで解決できます。逆に、ヒップやももの窮屈さは後から直せません。判断に迷ったら、ヒップとももを基準に大きいほうを選んでください。

手持ちのパンツを活かす|靴とトップスの合わせ方

パンツを買い替えなくても、合わせるものを変えるだけで見え方は変わります。

靴は、足の甲が見える面積が広いほど脚が長く見えます。ポインテッドトゥのパンプス、細めのストラップサンダル、シャープなラインのローファーが好相性。スニーカーを合わせるなら、厚底や丸みの強いものより、ソールの薄いレザースニーカーのほうがパンツの縦線を邪魔しません。

トップスは、ジャストサイズが基本です。オーバーサイズを着たいときは、前だけウエストインしてパンツのウエスト位置を見せる。首元はVネックやシャツの第一ボタンを開けた抜き衿にすると、縦の空間ができて上半身が軽く見えます。

小物では、細めのレザーベルトが効きます。ウエスト位置が明確になるだけで、上半身と下半身の境界がはっきりし、全体のバランスが整います。

よくあるご質問

Q. 骨格ストレートですが、ワイドパンツを履くと太って見えます。対策はありますか? A. 素材を見直してみてください。とろみ系やレーヨンなど柔らかい素材のワイドパンツは、骨格ストレートの体のハリに負けてラインを拾います。ポリエステル混など、しっかり芯のある素材のワイドを選ぶと、すとんと落ちるラインが出て幅が出て見えません。タックが入ったタイプなら、さらに腰回りがカバーされます。

Q. 骨格ストレートに、テーパードパンツは合いますか? A. 合います。ただし、膝下を絞りすぎるテーパードは、もも周りとのコントラストが出すぎて、太ももが目立つことも。ゆるめのテーパードか、タックワイドのように膝下もゆとりのあるシルエットの方が、骨格ストレートのバランスは整いやすいです。

Q. パンツを選ぶとき、ウエストとヒップ、どちらを優先すべきですか? A. ヒップを優先してください。骨格ストレートは腰回りにハリがあるため、ウエストだけで選ぶとヒップ〜もも周りが窮屈になり、引っ張りじわが出て「パツパツ」に見えます。ヒップに合わせてサイズを選び、ウエストの余りはベルトで調整するのが正解です。

Q. 骨格ストレートに似合うパンツの色は? A. ネイビー・ブラック・チャコールグレーなど、引き締まって見える濃い色が最も合わせやすいです。白やベージュなど膨張色を選ぶ場合は、裏地付きで透けないもの、かつハリのある素材を選べば問題ありません。全体をIラインにまとめると、ストレートの体幹の厚みがスタイリッシュに見えます。

この記事のまとめ

骨格ストレートのパンツ選びは、3つの原則で「太って見える」を卒業できます。

  1. 素材は「しっかり芯がある」ものを — 体のハリに負けない素材で、ラインを拾わない
  2. シルエットは「すとんと落ちるライン」を — タックワイドの縦線で縦長効果
  3. サイズは「ヒップ」で選ぶ — ウエストはベルトで調整。窮屈さをゼロに

骨格ストレートの体のハリは、正しい素材と出会えば「堂々としたスタイル」に変わります。テーラードパンツだけが正解ではない。そう気づくだけで、パンツ選びの選択肢は一気に広がります。

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Note

本記事は、骨格・パーソナルカラー・顔タイプに関する一般的な傾向の整理であり、プロのアナリストによる対面診断や医療・専門的な判断を保証するものではありません。自己診断のヒント、装いを楽しむための入口としてご活用ください。詳しくはご利用にあたってをご覧ください。

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