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パーソナルカラー12分割の自己診断|16分割との違いは割る向き。1本の軸を3段階で採る手順

メグラシ編集部//読了 9分
白い紙の上に、明るさの段階が異なる布を三枚並べて窓からの光に当てている手元

パーソナルカラーの診断を調べていると、4シーズン、8分割、12分割、16分割と、数字だけが違うものが並んで出てきます。どれも同じものを細かくしたように見えるので、自然と「数が多いほうが正確なのだろう」と思えてきます。

ところが自己診断をやってみると、12分割だけ手順の感じが違って戸惑う方が多いようです。16分割の説明を読んで身につけた見方が、そのまま使えないからです。

理由ははっきりしています。12分割と16分割は、細かさではなく割る向きが違います。

結論:12は1本の軸を3段階、16は4本の軸から1本を採る

先にこの一行を持って帰ってください。

12分割は、4つのシーズンそれぞれを3つに切ります。切り方は1本の軸で、明るい側・中間・深い側のように、同じ一つの物差しの上を三つに区切ります。だから自己診断でやることは一つだけです。自分がその三区間のどこに立っているかを決める。

16分割は、4つのシーズンそれぞれを4つに切りますが、切り方が違います。明度・彩度・清濁・冷暖という4本の物差しを並べ、自分にいちばん強く出た1本を選んで、その名前を採ります。だから自己診断は4本ぶんの採点になります。

同じ「細分化」という言葉で呼ばれていても、やる作業は別物です。

12分割16分割
割り方1本の軸を3区間に切る4本の軸から1本を選ぶ
自己診断でやること自分がどの区間かを決める4本を採点して最大を採る
結果の形同じ軸の上の位置軸の名前
向く使い道手持ちが濃すぎるか薄すぎるかの判断買い足す色の系統決め
つまずきやすい所真ん中に入ったとき2本が同点のとき

用意するもの|紙一枚と、口紅二本

自己診断に特別な道具はいりません。

コピー用紙を一枚。顔の下に当てて、基準の白として使います。次に口紅を二本。自分のシーズンの中で、明るいほうと深いほうを一本ずつです。持っていなければ、色の濃さがはっきり違う手持ちの布を二枚でも代わりになります。

測る条件は先に固定してください。窓から一メートル以内、日中、照明は消す。化粧は落とすか、していない状態に揃える。上半身は白か薄いグレーのものに着替える。この四つを守らないと、結果は毎回変わります。

手順①|先にシーズンを確定させる

12分割はシーズンを三つに割るものなので、**シーズンが決まっていない段階では始められません。**ここが最初のつまずきどころです。

春夏秋冬のどこに入るかが曖昧なまま12分割の手順に入ると、三区間のどこを見ても「そこそこ合う」ように見えます。これは診断が当たらないのではなく、割る前の段階が済んでいないだけです。

シーズンが決まっていない方は、先にそちらを終えてから戻ってきてください。

手順②|3区間のどこに立つかを決める

シーズンが決まったら、その中で1本の軸を三つに区切ります。

顔の下にコピー用紙を当てた状態から始めます。まず明るいほうの口紅を唇に乗せて、三秒だけ鏡を見ます。見るのは唇ではありません。目の下と、口の横の影がどう動いたかです。

影が薄くなって顔の輪郭が起きてくるなら、明るい側に反応しています。影がそのままで、唇の色だけが先に目に入るなら、反応していません。

いったん落として、深いほうの口紅で同じことをします。同じ三秒、同じ場所を見ます。

  • 明るいほうで影が薄くなり、深いほうで顔が沈む → 明るい側
  • 深いほうで輪郭が締まり、明るいほうでぼやける → 深い側
  • どちらも影が動くが、どちらも決め手に欠ける → 中間

この三択がそのまま、12分割の三区間です。

手順③|二回目で確かめる

一度で決めないでください。同じ条件でもう一度、順番だけを逆にしてやります。深いほうから先に試して、明るいほうを後にします。

順番を変えても同じ結果が出れば、そこで確定です。順番によって結果が動くなら、あなたは区間の境目にいます。これは珍しいことではなく、むしろよくあります。

真ん中に入ったときの進め方

三区間の真ん中に入ると、「はっきりしなかった」と受け取る方が多いのですが、結果としてはむしろ扱いやすい側です。

両端に入った方は、寄せる方向がはっきりする代わりに、反対側の色が使いにくくなります。真ん中に入った方は、明るい側も深い側もある程度こなせます。持っている服のうち使える範囲が広い、ということです。

決め方は一つ。顔から遠い場所で両側を試してください。靴、鞄、ボトムスのように、顔から三十センチ以上離れている場所なら、どちらを置いても顔への影響は小さくなります。そこで一週間ずつ試して、どちらの日が鏡を見る回数が少なかったかを思い出してください。直したくならなかったほうが、あなたの側です。

16分割の結果と食い違ったら

12分割と16分割を両方受けて、名前が合わないという相談は多く届きます。

割る向きが違うので、名前どうしを直接つき合わせても一致しません。比べるのは名前ではなく方向です。12分割で深い側に出て、16分割でも深さを示す軸が採られていれば、向きは一致しています。名前が違っても矛盾ではありません。

向き自体が逆に出たときだけ、話が変わります。その場合に疑うのは12でも16でもなく、その手前のシーズンのほうです。シーズンが一つずれていると、そこから割った結果は両方とも別の場所を指します。

二回やって結果が変わるときの切り分け

順番を変えても同じ、条件も揃えた。それでも一回目と二回目で違う区間に出る。この状態になったとき、どちらを採るかには順番があります。

まず、二回のあいだで変わったものを書き出してください。よくあるのは次の六つです。

  1. 時間帯(午前と午後では窓から入る光の色が違う)
  2. 窓からの距離(一メートル離れるごとに影の濃さが変わる)
  3. 照明(消したつもりで別の部屋の光が回っていることがある)
  4. 化粧の有無(下地だけでも唇と頬の基準が動く)
  5. 上半身の服の色(白と薄いグレーでも反射量が違う)
  6. 前日の睡眠と体調(目の下の影の濃さがそのまま出る)

六つとも同じだったなら、あなたは区間の境目にいます。その場合、**片方に決めないほうが使える色が増えます。**境目にいる方が一つに固定すると、実際には着られる色を自分で外すことになるためです。

どうしても一つ選ぶ必要があるときは、顔から近い場所で試した結果を採ってください。襟元やスカーフのように顔に接する場所での反応のほうが、鞄や靴での反応より強く出ます。近い場所で決め、遠い場所は両方使う。これがいちばん損の少ない分け方です。

12分割の呼び名は、資料によって揺れる

もう一つ、自己診断でつまずきやすいのが名前です。12分割の三区間の呼び方は、資料によって違います。明るい側・中間・深い側という言い方もあれば、別の言葉を当てているものもあります。

名前を探すと混乱するので、自己診断の段階では**三区間を番号で持っておくのがいちばん安全です。**自分は真ん中、あるいは深い側の端、というように位置で覚えておけば、どの資料を読んでも読み替えられます。

名前が必要になるのは、人に伝えるときだけです。そのときも「深い側」と言えば通じます。

よくある行き違い

「分割数が多いほど精度が高い」は、構造を見ると成り立ちません。 16は4本の軸を採点する代わりに、そのうち3本の情報を捨てて1本の名前にします。12は1本の軸しか見ない代わりに、その1本を三段階で細かく読みます。どちらも情報を落としている場所が違うだけです。

「自己診断では12分割は決められない」という説明も見かけますが、三区間のどれかを決めるところまでは紙と口紅で届きます。届かないのは、区間の中をさらに細かく言い当てる部分です。そこまでは自己診断の役割ではありません。

「結果が毎回変わるから信用できない」という声もよく聞きます。変わっているのは結果ではなく条件のほうです。時間帯、窓からの距離、照明、化粧の有無、服の色、前日の睡眠。この六つを書き出してから二回目をやると、ほとんどの場合そろいます。

受けたあとに、必ずやること

結果の名前を覚えるより先に、持っている服を三枚だけ選び分けてください。よく着る一枚、あまり着ない一枚、買ったけれど一度も外に着ていかなかった一枚です。

その三枚を、自分の出た区間の側から見ます。着ていない一枚が反対側の区間にあるなら、理由はそこにあった可能性があります。逆に、よく着ている一枚が反対側にあるなら、その一枚は顔から遠い場所で使っているか、面積が小さいはずです。

こうして手持ちに当ててみるところまでやって、初めて診断が道具になります。名前だけ持ち帰っても、翌朝の服選びは変わりません。

装いに活かすなら

12分割の結果がいちばん効くのは、買うときよりも「これは濃すぎるか、薄すぎるか」を判断する瞬間です。同じ色名でも、濃度の段が一つ違うだけで顔の影の出方は変わります。

顧客プロフィールと在庫情報を踏まえて選定する形のサービスでも、伝えるべきは名前ではなく「明るい側と深い側のどちらに寄せてほしいか」です。そのほうが、届いた一枚と手持ちの相性が近くなります。

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よくある問い

Q. パーソナルカラー12分割と16分割は、どちらを受ければいいですか
細かいほうが正確、という関係ではないので、使い道で選んでください。12分割は各シーズンを明るい側・中間・深い側のように1本の軸で3段階に切ります。手持ちの服が濃すぎるか薄すぎるかを判断したいときに、そのまま使えます。16分割は4本の軸のうち自分に強く出た1本から名前が付くので、買い足す色の系統を決めたいときに向きます。先に12で幅を掴み、必要になってから16へ進む順番でも困りません。
Q. 12分割の自己診断で、3段階の真ん中に入りました。やり直したほうがいいですか
やり直す必要はありません。真ん中は判定の失敗ではなく、そのシーズンの中で扱える幅が広いという結果です。両端に入った方は寄せる方向がはっきりする代わりに、反対側の色が使いにくくなります。真ん中に入った方は、明るい側も深い側もある程度こなせます。決め方は、顔から遠い場所で両側を試して、どちらの日が疲れにくいかを一週間見てください。
Q. 自己診断を2回やったら、結果が変わりました。どちらを採ればいいですか
先に条件のほうを見てください。時間帯、窓からの距離、照明の種類、化粧の有無、服の色、前日の睡眠。この6つのうち1つでも違えば、結果は動きます。条件を揃えた上でもう一度やって、それでも割れるなら、あなたは境目にいます。その場合は片方に決めず、両方を幅として持ってください。境目にいる方が1つに固定すると、使える色をわざわざ減らすことになります。
Q. 12分割の結果と、以前受けた16分割の結果が合いません
割っている向きが違うので、名前どうしを直接つき合わせても一致しません。比べるなら、どちらの結果でも共通して出ている方向を探してください。たとえば12分割で深い側、16分割でも深さを示す軸が採られていれば、その方向は一致しています。名前が違っても向きが同じなら矛盾ではありません。向き自体が逆に出たときだけ、シーズンそのものを見直す合図になります。

— メグラシ編集部

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