パーソナルカラー16分割の自己診断|4シーズンのあと、割る軸を1本だけ決める

4シーズンまで出ているなら、あと決めるのは軸1本だけです。
16タイプの名前は、4つの軸を全部判定して組み合わせるものではありません。明度・彩度・清濁・冷暖の4本のうち、あなたにいちばん強く出た1本の名前がそのまま付くという作りになっています。だからライトスプリングの人は「明るさで割れた春」であって、彩度や清濁まで決まっているわけではありません。
止まる理由もここにあります。4本を全部決めようとすると、2本目か3本目で必ず判断がつかなくなる。決めるのは1本だけ、と分かった時点で先へ進めます。
📋 4本の軸と、それぞれで見るもの
| 軸 | 分かれ方 | 手元で使うもの | 見る場所 |
|---|---|---|---|
| 明度 | 明るい ↔ 深い | コピー用紙と濃い色の布 | 目の下・上まぶた・あごの縁 |
| 彩度 | 鮮やか ↔ 穏やか | 発色の強い口紅と肌なじみの口紅 | 唇・頬の血色・目もと |
| 清濁 | 澄んだ ↔ 濁った | 色が残っている服と洗い込んだ服 | 肌のきめ・白目・色ムラ |
| 冷暖 | 黄み ↔ 青み | 金色のものと銀色のもの | 頬の赤み・目の下・手首 |
4本を順に試して、点差がいちばん開いた1本を採ります。残りは決めません。
結論:16タイプは「いちばん強く出た軸」の名前で呼ばれている
シーズンごとに、4本の軸の向きは決まっています。春は明るい側・鮮やか側・澄んだ側・黄み側へ、秋は深い側・穏やか側・濁った側・黄み側へ、というふうにです。
そのうえで、その人がどの軸で強く出るかによって名前が変わります。春の人が明度で強く出ればライトスプリング、彩度で強く出ればブライトスプリング、清濁ならクリアスプリング、冷暖ならウォームスプリング。夏なら順にライトサマー、ミューテッドサマー、ソフトサマー、クールサマー。秋はディープオータム、ミューテッドオータム、ソフトオータム、ウォームオータム。冬はディープウィンター、ブライトウィンター、クリアウィンター、クールウィンターです。
名前の意味と色の系統そのものは16タイプの構造と早見表にまとめてあります。ここで扱うのは、その4つのうちどれかを、自分の顔で決める手順だけです。
ただし、16分割は4シーズンの内側を割る作業なので、シーズンが仮のままだと、割った先も仮のままになります。黄みか青みかで迷いが残っている段階なら、先に春夏秋冬の見分け方へ戻ってください。所要は10分ほどです。
「春か秋か分からない」「夏と冬のあいだにいる気がする」という状態は、16分割で解けません。それはシーズンとシーズンのあいだの話なので、中間タイプの見分け方のほうが近い内容です。
用意するもの6つと、測る条件
- コピー用紙を1枚
- 濃いグレーか黒の、無地の布(着ていない服で構いません)
- 金色のものと銀色のもの(アクセサリー、なければ包み紙やアルミ箔)
- 同じ色の服を2枚 ── 買ったときの色がまだ残っているものと、何度も洗って沈んだもの
- 口紅を2本 ── 発色の強いものと、肌なじみのもの
- 手元のスマートフォン(同じ距離で3枚撮って並べます)
4番が用意しにくければ、濃い色のタオルの新旧2枚でも代わりになります。色みが同じで、彩度だけ違うペアであることが条件です。
測るときの条件は7つあります。ここが揺れると、結果もそのぶん揺れます。
- 光:北向きの窓から1m以内。晴れか薄曇りの日、午前10時から午後2時のあいだ
- 顔:ノーメイク。口紅も落とす(彩度の軸だけは口紅を使うので、その章の前に落とし直します)
- 髪:全部後ろでまとめ、耳を出す
- 服:白か生成りの無地。柄物と濃い色は着ない
- 位置:布や紙は、あご先から下へ30cmのところに水平に持つ
- 時間:見るのは3秒。それ以上見ると目が慣れて差が消えます
- 回数:1本の軸につき2回、順番を入れ替えて繰り返す
室内灯の下、夜、メイクをしたまま、色の濃い服を着たまま。この4つのどれかが混ざった時点で、判定は次の日と比べられなくなります。
採点の仕方 ── 3項目を、片側・反対側・差なしで数える
どの軸も、見る項目は3つです。1項目ごとに「こちらが良い」「反対側が良い」「差が分からない」の3択で答えます。
点数は引き算です。片側に付いた数から、反対側に付いた数を引きます。 3対0なら3点、2対0なら2点、2対1なら1点、1対1なら0点。「差が分からない」は数えません。
- 差が3 ── その軸で割れています。確定
- 差が2 ── 仮判定。翌日、同じ時刻・同じ場所でもう一度。2回とも同じ側で2以上なら確定
- 差が1以下 ── その軸では割れていません
軸①|明度 ── 明るい側と深い側で、影が減るのはどちら
コピー用紙と濃い色の布を、あご下30cmに交互に持ちます。見るのは3つです。
- 目の下:影が薄く見えるのはどちらか
- 上まぶたのくぼみ:くぼみの影が消えるのはどちらか
- あごの縁:あご先から首への境目が、1本の線としてまとまって見えるのはどちらか
紙の側に付けば明るい方向、布の側に付けば深い方向です。ここは差が出やすい軸なので、2対1に割れたときは必ず翌日もう一度やってください。前日の睡眠と、その日の顔のむくみで1項目ぶんは動きます。
軸②|彩度 ── 3秒見て、顔が起きるか、色だけが浮くか
口紅を落としてから始めます。発色の強いほうを塗り、3秒だけ鏡を見る。落として、肌なじみのほうを塗り、また3秒見る。
- 唇:唇の色だけが浮いて見えるか、顔全体が起き上がるか
- 頬:血色が残っているか、口紅に持っていかれて飛ぶか
- 目もと:目の輪郭がはっきり出るか、ぼやけるか
発色の強いほうで顔が起きて血色も残るなら鮮やか方向、肌なじみのほうで整うなら穏やか方向です。ここでよくあるのが、「好きな色のほう」に手が伸びて判定が寄る現象です。塗る順番を2回目で入れ替えると、その分がある程度打ち消せます。
軸③|清濁 ── 色が残っている服と、洗い込んだ服
同じ色の新旧2枚を、あご下30cmで交互に当てます。見るのは肌の表面です。
- きめ:肌がなめらかに見えるのはどちらか
- 白目:澄んで見えるのはどちらか
- 色ムラ:頬から口元にかけてのムラが目立たないのはどちらか
色が残っているほうに付けば澄んだ方向、洗い込んだほうに付けば濁った方向です。この軸は3つのなかでいちばん判定が細かいので、スマートフォンで2枚撮って並べると差が見えやすくなります。撮影は加工を切って、同じ距離・同じ向きで撮ってください。
軸④|冷暖 ── 金と銀を、もう一度だけ数える
シーズンを決めるときに一度使っている軸ですが、点数を出す目的でもう一度だけ数えます。
- 頬:赤みが自然に見えるのはどちらか
- 目の下:くすみが薄く見えるのはどちらか
- 手首の内側:金と銀を当てて、肌との段差が小さいのはどちらか
金に付けば黄み方向、銀に付けば青み方向です。この軸で3点が出て、しかも他の3本が1以下なら、あなたはウォーム系かクール系のタイプになります。
シーズン × 割れた軸 ── どの名前になるか
| 割れた軸 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| 明度 | ライトスプリング | ライトサマー | ディープオータム | ディープウィンター |
| 彩度 | ブライトスプリング | ミューテッドサマー | ミューテッドオータム | ブライトウィンター |
| 清濁 | クリアスプリング | ソフトサマー | ソフトオータム | クリアウィンター |
| 冷暖 | ウォームスプリング | クールサマー | ウォームオータム | クールウィンター |
表で名前が出たら、そこで終わりではありません。次の章の向きの確認までが1つの手順です。
向きがシーズンと逆に出たら、疑うのは軸ではなくシーズン
シーズンごとに、各軸のどちら側へ寄るかは決まっています。
| 軸 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|---|---|
| 明度 | 明るい側 | 明るい側 | 深い側 | 深い側 |
| 彩度 | 鮮やか側 | 穏やか側 | 穏やか側 | 鮮やか側 |
| 清濁 | 澄んだ側 | 濁った側 | 濁った側 | 澄んだ側 |
| 冷暖 | 黄み側 | 青み側 | 黄み側 | 青み側 |
例えば春と判定してある人が、明度で3点、しかも深い側に出たとします。これは「ディープスプリング」という結果ではありません。表にその席がないからです。起きているのは、4シーズンの段階で春と秋のあいだにいた、ということです。
このときは16分割の作業を止めて、シーズンの判定に戻ってください。診断結果が手元の実感と合わない理由の分類は診断が当たらないと感じるときの読み方に、1番目のシーズンと2番目のシーズンを両方使う考え方はセカンドシーズンの絞り込みにあります。
2本が同点だったときの順番
点差が並んだときは、シーズンごとの順番で決めます。
- 春と冬:彩度 → 明度 → 清濁の順
- 夏と秋:清濁 → 明度 → 彩度の順
- 冷暖:どのシーズンでも最後に置く。4シーズンを決めるときに使った軸なので、二重に数えません
春で明度と彩度が2点ずつなら彩度を採ってブライトスプリング、夏で清濁と明度が2点ずつなら清濁を採ってソフトサマーです。
3本以上が同点のとき、または4本とも1以下のときは、この順番では決めません。次の章へ進んでください。
「診断のたびに結果が違う」── まず条件6項目を書き出す
同じ手順を3回やって毎回違う軸が出る、というときに最初に確かめるのは、人ではなく条件のほうです。次の6つを毎回記録してください。
| 記録すること | 書き方 | 結果への効き方 |
|---|---|---|
| 日付と時刻 | 8/26 11:20 | 朝と夕方で影の向きが変わる |
| 光 | 北窓/南窓/室内灯/曇り | いちばん大きく動く。室内灯は毎回別の結果になる |
| メイク | なし/下地のみ/フル | 下地1枚で清濁の3項目が丸ごと反転することがある |
| 着ていた服の色 | 白/生成り/それ以外 | 濃い色を着ていると明度の判定が引きずられる |
| あご先から布までの距離 | 30cm/それ以外 | 近いほど色が強く出て、彩度が高く見える |
| 見ていた秒数 | 3秒/それ以上 | 長く見るほど差が消える |
3回ぶん並べて、変わっているのが結果だけなら本当の揺れです。**条件が1つでも違っていたなら、それは「結果が違う」ではなく「別の測定を3回やった」**ということになります。この場合は、6つをそろえてもう一度だけやってください。多くはここで1本に収束します。
条件をそろえても割れる ── 境目の3パターン
6項目をそろえて3回やっても軸が入れ替わる。これが本当の境目です。16に割ると隣り合うタイプの色域は重なるので、そこへ落ちる人は珍しくありません。出方は3つに分かれます。
パターンA|同じシーズン内で2つにまたがる。 例えば春で、明度も彩度も2点で並ぶ。ライトスプリングとブライトスプリングの境目です。どちらも「明るい」側は共通していて、鮮やかさだけが割れています。
パターンB|隣のシーズンにまたがるが、軸の名前は同じ。 夏で清濁が3点、けれど4シーズンの判定でも夏と秋が僅差だった。ソフトサマーとソフトオータムの境目です。この場合、シーズンより軸のほうが安定しています。
パターンC|4本とも1以下。 どの軸でも差が出ない。これは失敗ではなく、シーズンの中央にいるという結果です。16に割る必要がないので、4シーズンの色域をそのまま使って構いません。
境目にいる人の、あご下30cmのルール
パターンAとBの人が実際に色を選ぶときは、次の4つで足ります。
- 共通域だけそろえる:あご先から下へ30cm、つまり襟まわりと見えているインナーの部分を、2つのタイプの両方に入っている色にする。ここより下は顔映りが動かないので自由です
- 迷ったら明度を先に合わせる:彩度や清濁より、明度のほうが面積の影響を受けます。上半身の広い面は明度から決めてください
- 片方にしかない色は1点まで:上半身の3分の1以下に抑えるか、小物1点に限る
- パターンBは季節で振り分ける:軸の名前(ソフトなど)を固定したうえで、春夏は明るい側、秋冬は深い側へ寄せる
境目にいることは、選べる色域が広いということでもあります。1つの名前に決め切れないまま使っている人のほうが、色の幅は結果的に広くなります。
測り直しは3ヶ月あける
同じ月に3回測るより、条件をそろえて1回測るほうが精度が出ます。判定が動く要因は、日焼け・髪色を変えた・体調・年齢による肌の明度の変化で、どれも数日では動きません。
次の3つに当てはまる年は、1度だけ測り直す価値があります。髪色を2段階以上変えた年、日焼けの度合いが去年と明らかに違う年、そして白髪の割合が増えて根元の明るさが変わった年。それ以外の年は、出た軸をそのまま使ってください。年齢による変化の見方はパーソナルカラーは年齢で変わるのかにまとめてあります。
関連記事
- 16タイプの構造と早見表 ── 名前ごとの色の系統と苦手な色
- 春夏秋冬の見分け方 ── シーズンが決まっていない段階の手順
- 中間タイプの見分け方 ── シーズンとシーズンのあいだにいる場合
- 診断が当たらないと感じるときの読み方 ── 結果が実感と合わないときの分類
よくある問い
- Q. 4シーズンまでは出たのに、16タイプが決まりません。次に何を見ればいいですか
- 見る軸を1本に絞ってください。16タイプの名前は、明度(ライト/ディープ)・彩度(ブライト/ミューテッド)・清濁(クリア/ソフト)・冷暖(ウォーム/クール)の4本のうち、あなたにいちばん強く出た軸から付きます。4本を順に3項目ずつ採点し、いちばん点差が開いた軸を採ります。例えば春で明度がいちばん開けばライトスプリング、彩度が開けばブライトスプリング、清濁ならクリアスプリング、冷暖ならウォームスプリングです。4本を全部決めようとすると必ず途中で止まります。
- Q. 診断のたびに結果が違います。これはどう扱えばいいですか
- 先に条件のほうを記録してください。測った時刻、光(北向きの窓か・室内灯か)、メイクの有無、着ていた服の色、あご先から布までの距離、見ていた秒数。この6つのうち1つでも違えば、それは同じ測定ではないので、結果が違って当然です。6つをそろえて3回やり、それでも軸が入れ替わる場合だけが本当の揺れです。その場合は点差が2以下で並んでいるはずなので、2タイプの境目として扱います。
- Q. 明度と彩度が同じ点差になりました。どちらを採ればいいですか
- シーズンごとに順番が決まっています。春と冬は彩度→明度→清濁、夏と秋は清濁→明度→彩度の順です。冷暖はどのシーズンでも最後にします。4シーズンを決めるときにすでに使った軸なので、二重に数えないためです。春で明度と彩度が同点なら彩度を採ってブライトスプリング、夏で清濁と明度が同点なら清濁を採ってソフトサマーになります。3本以上が同点、または全部が1以下のときは、順番では決めずに境目として扱ってください。
- Q. 2つのタイプの境目にいる場合、色はどう選べばいいですか
- 面積で分けます。あご先から下へ30cmの範囲、つまり襟まわりとインナーの見えている部分だけを、2つのタイプの両方に入っている色域にそろえてください。そこより下は、どちらのタイプの色を使っても顔映りは動きません。片方のタイプにしか入っていない色は、面積を上半身の3分の1以下に抑えるか、小物1点に限ります。加えて、迷ったときは明度を先に合わせてください。彩度や清濁より、明度のほうが面積の影響を強く受けます。
- Q. 自分で出した16タイプと、以前どこかで出た結果が違いました。どちらを使いますか
- 軸の名前が一致しているかどうかで分かれます。ソフトサマーとソフトオータムのように、シーズンは違うが軸の名前が同じなら、軸のほうが安定しているので軸を採ります。色は季節で振り分け、春夏は明るい側、秋冬は深い側へ寄せてください。逆に、ライトスプリングとディープオータムのように軸も向きも違う場合は、4シーズンの段階でずれています。16に割る前に、黄みと青みの判定から測り直してください。
— メグラシ編集部





