メガネフレームの色とパーソナルカラー|髪と瞳の濃さで分ける

**メガネのフレームの色は、季節の色みで方向を決めて、髪と眉の濃さで深さを決めてください。**イエベなら茶や金の系統、ブルベなら黒やグレー、銀の系統が方向です。深さは、眉と髪のあいだの濃さに収めると、顔になじみます。
診断の色で選んだのに浮く、という人は、色みではなく濃さがずれています。フレームは目のすぐそばに引かれる線なので、眉より濃いと顔より先にメガネが目に入り、髪や眉と同じ濃さだと境目がなくなってぼやけます。
髪を明るく染めている人、眉を描いている人、白髪が増えてきた人は、季節が同じでも選ぶ深さが変わります。どちらか決められない人は、後半の2本比べで決めてください。
結論:色みは季節、深さは眉と髪で決める
| 季節 | 色みの方向 | 髪・眉が濃い人 | 髪・眉が明るい人 |
|---|---|---|---|
| イエベ春 | 明るい茶・つやのある金・ベージュの透明 | 赤みのある中間の茶 | 明るいはちみつ色・淡い金 |
| イエベ秋 | 濃い茶・べっ甲柄・つや消しの金 | こげ茶・濃いべっ甲 | 中間のべっ甲・カーキがかった茶 |
| ブルベ夏 | グレー・青みの透明・細い銀 | チャコールグレー | 明るいグレー・淡い青みの透明 |
| ブルベ冬 | 黒・濃紺・つやのある銀 | 黒 | 濃紺・チャコール |
同じ季節でも、右の2列で深さが変わります。服の色選びと違うのは、この深さの列のほうが印象に強く効く点です。
なぜメガネは、服より濃さの差が効くのか
服の色は、顔から少し離れた面として見えます。メガネのフレームは、目と眉のあいだに引かれる線です。顔の中でいちばん人の視線が集まる場所に、はっきりした線が足されることになります。
線は、まわりとの濃さの差で目立ち方が決まります。フレームと眉の濃さが近ければ、フレームは眉の延長のように顔になじみます。フレームが眉よりずっと濃いと、線だけが浮いて、顔よりメガネが先に見えます。
色みが季節と合っているかどうかは、肌の見え方に効きます。濃さの差は、メガネが顔の一部に見えるか、顔に乗った道具に見えるかに効きます。両方を順に決めるのが、この記事の方法です。
髪と眉の濃さを測る
窓から自然光が入る昼の時間に、白い紙を1枚用意してください。次の3つを紙の上で比べます。
- 髪:毛先から10cmくらいの所を少し取って、紙の上に置く
- 眉:鏡で、眉のいちばん濃い所の色を見る。描いているなら、描いた後の色で見る
- 瞳:鏡に近づいて、黒目の外側の色を見る
紙の上で、髪・眉・瞳のどれがいちばん濃いかを並べてください。フレームは、眉の濃さ以上、髪の濃さ以下に収めるのが目安です。眉より髪のほうが明るい人は、眉と同じか少し明るいくらいにします。
| 並び方 | フレームの深さ |
|---|---|
| 髪がいちばん濃い | 眉と髪のあいだ |
| 眉がいちばん濃い | 眉と同じか少し明るく |
| 瞳がいちばん濃く、髪も眉も明るい | 瞳より明るく、眉に近い濃さ |
イエベ春:明るさを残し、髪が暗い人だけ深くする
イエベ春の人は、明るくつやのある色が肌をきれいに見せます。フレームも、明るい茶、はちみつ色、つやのある金が方向です。
髪が明るい人は、そのまま明るい色を選んでください。淡い金属や、黄みのある透明なフレームは、顔の明るさとつながって軽く見えます。
髪を暗くしている人は、明るいフレームだけが顔の中で浮くことがあります。この場合は、赤みのある中間の茶まで深くしてください。黒は、イエベ春の明るさとの差が大きすぎて、目元が重くなりやすい色です。
イエベ秋:深い茶が基本、明るい髪なら柄で軽くする
イエベ秋の人は、深くて落ち着いた色が合います。こげ茶、濃いべっ甲柄、つや消しの金が方向です。
髪が暗く濃い人は、こげ茶や濃いべっ甲がそのまま合います。眉が濃い人は、フレームが眉と同じ濃さになってぼやけることがあるので、べっ甲柄のように濃淡のある柄を選ぶと、輪郭が出ます。
髪を明るく染めている人は、濃いこげ茶だけが目立ちます。中間の濃さのべっ甲や、カーキがかった茶に一段軽くしてください。
ブルベ夏:グレーと細い銀、黒は線を細くする
ブルベ夏の人は、青みがあってやわらかい色が合います。グレー、青みの透明、細い銀が方向です。
髪が暗い人は、チャコールグレーまで深くしてかまいません。黒を選ぶなら、フレームの太さを眉の太さの半分くらいまでの細いものにしてください。太い黒は、ブルベ夏のやわらかさに対して線が強すぎます。
髪が明るい人や白髪が増えてきた人は、明るいグレーや淡い青みの透明が合います。ふちのない、または下半分だけふちのあるフレームも、線が軽くなるので向いています。
ブルベ冬:黒が基本、明るい髪なら濃紺に下げる
ブルベ冬の人は、はっきりした色と強い明暗が合います。黒、濃紺、つやのある銀が方向です。
髪と眉が黒く濃い人は、黒がいちばん合います。太めのフレームでも、顔の明暗の強さと釣り合うので浮きません。
髪を明るく染めている人は、黒いフレームだけが顔の中で浮きます。濃紺やチャコールに一段軽くしてください。銀の金属フレームも、黒より軽くはっきりした線になるので使いやすいです。
季節そのものに迷っている人は、イエベかブルベか分からないときの見分け方を先に見てください。
金属のフレーム:金か銀かは色み、つやは肌で決める
金属のフレームは、プラスチックより線が細く、色の濃さより光り方が目立ちます。金か銀かは、イエベなら金、ブルベなら銀を基準にします。
つやは、肌の表面で決めます。頬に光が当たったとき、光がつるっと反射する人はつやのある金属、光がやわらかく広がる人はつや消しの金属が合いやすいです。
金と銀のどちらでもない、ピンクがかった金や、くすんだ銀もあります。季節が中間の人や、診断の結果が2つに割れた人は、こうした中間の金属から試すと失敗が少なくなります。
髪色を変えた・白髪が増えた人は、深さだけ見直す
髪を明るく染めた、暗く戻した、白髪が増えてきた。こうした変化があったときは、季節はそのままで、深さだけ見直してください。
髪が明るくなったら、フレームを一段明るくします。髪が暗くなったら、一段深くします。白髪が増えてきた人は、髪の全体の明るさが上がっているので、以前より一段明るいフレームが合うようになっていることが多いです。
髪色と季節の合わせ方は、ブルベの暗い髪色の選び方でも扱っています。
どちらとも取れる人:同じ形の色違い2本をかけ比べる
季節も深さも決めきれない人は、売り場で、同じ形の色違いを2本選んでかけ比べてください。黒と濃い茶、グレーとべっ甲、金と銀のように、色みが分かれる2本にします。
かけ比べるときは、次の順で見ます。
- 窓際など、自然光の入る場所に立つ
- 1本をかけて、鏡から2m離れて顔を見る
- 最初に目に入ったのが、メガネか目かを覚えておく
- もう1本でも同じことをする
メガネが先に目に入ったほうを外してください。両方とも目が先に入るなら、肌の色がきれいに見えたほうを選びます。両方とも同じに見えるなら、どちらを選んでも大きくは外れません。そのときは、服の色と合わせやすいほうを選んでください。
売り場の照明は明るく白いことが多く、実際より肌が明るく見えます。可能なら、店の入口近くの、外の光が入る場所でもう一度見てください。
形と色は、どちらを先に決めるか
フレームの形と色の両方に迷っている人は、形を先に決めてください。形は顔の輪郭とパーツで決まり、色は形が決まってから深さを調整するほうが絞りやすいからです。
形の選び方は、顔タイプ別のメガネの選び方にまとめています。顔の丸さが強い人は、タヌキ顔に似合うメガネも参考になります。
レンズが厚い人は、フレームを少し深くする
度数が強くてレンズが厚い人は、レンズのふちが白っぽく光って、フレームの線が実際より明るく見えます。そのぶん、フレームを一段深くすると、見た目の濃さが目安どおりに収まります。
反対に、度数が強く目が小さく見えるレンズの人は、フレームが濃すぎると目との差がさらに開きます。フレームの太さを細めにして、濃さを保つか、濃さを一段軽くするかのどちらかで釣り合わせてください。
まとめ:方向は季節、深さは眉と髪
- 色みの方向は季節で決める。イエベは茶と金、ブルベは黒・グレーと銀
- 深さは、眉の濃さ以上、髪の濃さ以下に収める
- 髪色が変わったら、季節はそのままで深さだけ見直す
- 迷ったら同じ形の2本をかけ比べ、2m離れて先に目に入ったほうを外す
診断の色で選んで浮いたときは、色みではなく濃さを疑ってください。メガネは目のそばの線なので、眉と髪との差を合わせるだけで、顔の一部に見えるようになります。
よくある問い
- Q. ブルベ冬なら、黒いフレームを選べば間違いないですか
- 髪と眉が黒く濃いなら、黒は合いやすい色です。ただ、髪を明るく染めている、眉を明るく描いている場合は、黒いフレームだけが顔の中で浮きます。その場合は、濃い紺やチャコールグレーのように、黒より一段軽い色にしてください。
- Q. イエベなのに、茶色いフレームがぼやけて見えます
- 茶色の濃さが、髪や眉と同じくらいになっていることが多いです。フレームと眉が同じ濃さだと、境目がなくなってぼやけます。眉より少し濃い茶か、べっ甲柄のように濃淡のあるものにすると、輪郭が出ます。
- Q. 金属のフレームは、金と銀のどちらを選べばいいですか
- まず黄みと青みで、イエベなら金、ブルベなら銀を基準にしてください。そのうえで、肌につやがあって明るい人はつやのある金属、肌の表面がマットで落ち着いた人はつや消しの金属が合いやすいです。どちらか迷うときは、ピンクがかった金やくすんだ銀のように、中間の色を選ぶ方法もあります。
- Q. パーソナルカラー診断を受けていません。何色を選べばいいですか
- 季節が分からなくても、髪と眉の濃さだけで深さは決められます。眉と髪のあいだの濃さのフレームを選べば、顔から浮きにくいです。色みについては、窓際で黒と濃い茶を1本ずつかけ比べ、肌の色がきれいに見えたほうの系統を選んでください。
— メグラシ編集部





