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ネックレスの長さ|ニットの襟ぐりから指何本下に落とすかで選ぶ

メグラシ編集部//読了 14分
グレーのクルーネックニットの襟ぐりから指2本ほど下に、細い金色のチェーンの小さな丸いトップが下がっている、首元から膝までの姿

ネックレスの長さで迷ったら、いちばんよく着るニットを着て、鏡の前に立ってください。**トップの下の端が、襟ぐりの縁から指2本ぶん離れる長さが、あなたの長さです。**縁に重なると、トップが襟ぐりの編み目に引っかかって、中途半端に見えます。

指2本は、だいたい3〜4cmです。襟ぐりより上の肌の上に置くなら縁の2本上、襟ぐりより下の服の上に置くなら縁の2本下。どちらに置くかを先に決めると、選ぶチェーンの長さは1つに絞れます。

チェーンの長さが同じでも、首の付け根まわりが違えば、トップの落ちる位置は変わります。だから「◯cmが正解」と人から聞いた数字は、そのままでは使えません。この記事では、自分の首と、自分の服の襟ぐりで、長さを出す方法を順番に書きます。

結論|トップを襟ぐりの縁から指2本離す長さが、あなたの長さ

ネックレスがしっくりこない原因の多くは、トップが襟ぐりの縁に近すぎることです。縁の上に乗ると、首を動かすたびにトップが服の内側に入ったり外に出たりして、落ち着きません。縁のすぐ下に落ちると、襟ぐりの線とチェーンの線が平行に並んで、どちらも目立たなくなります。

縁から指2本離すと、襟ぐりの線とネックレスの線の間に、はっきりした隙間ができます。その隙間があるから、ネックレスが服の一部ではなく、別のものとして見えます。

決める順番は3つです。

  1. いちばんよく着る服の襟ぐりを1つ選ぶ
  2. トップを、襟ぐりより上の肌に置くか、下の服の上に置くかを決める
  3. ひもで、縁から指2本離れる長さを測る

この順番で決めれば、売り場でチェーンの数字を見たときに、自分に合うかどうかがその場で分かります。

鏡で確かめる角度は3つ

長さを決めるときは、正面だけで判断しないでください。鏡の正面、斜め45度、真横の3つの角度で見ます。正面で縁から指2本離れていても、斜めから見るとチェーンの横の部分が襟ぐりの縁に重なっていることがあります。とくに襟ぐりが横に広いニットでは、チェーンの横の線と襟ぐりの線が、肩の近くで交わりやすくなります。

真横から見ると、トップが胸の前でどれくらい浮いているかが分かります。トップが体から離れて前に浮いているなら、胸の傾斜の上に乗っています。歩いたときに揺れやすい位置なので、このあとの見出しで止まる位置を選び直します。

自分の長さを出す|ひもを1本、首にかけて測る

いちばん確実なのは、ひもで測る方法です。毛糸でも、梱包用のひもでも構いません。

測り方

ひもを首の後ろから前に回して、首の付け根に沿わせます。前に来た2本の端をそろえて指でつまみ、そのまま下に引き下ろしていきます。鏡を見ながら、トップを置きたい位置、つまり襟ぐりの縁から指2本離れた位置まで下ろしたら、つまんだ場所に印を付けます。

ひもを首から外して、印から印までの長さを測ります。これがチェーンの長さの目安です。トップを付ける金具のぶん、実際には1〜2cm短いものでもちょうどよく収まります。

測るときに着る服

測るときは、そのネックレスを合わせたい服を着てください。素肌で測ると、服を着たときに襟ぐりの厚みのぶん、ひもが浮いて位置が変わります。とくに厚手のニットは、首の後ろでひもが持ち上がって、前で1〜2cm上がります。

測る姿勢

立ったまま、まっすぐ前を向いて測ります。下を向くとひもが前に引っ張られて、長めに出ます。測り終えたら、一度だけ座ってみて、トップの位置が襟ぐりの縁に近づきすぎないかを確かめると安心です。座ると背中が丸まって、トップは少し前に出ます。

印の位置を写真で残しておく

ひもで測った位置は、スマートフォンで写真を撮って残しておくと、売り場で迷いません。鏡の正面に立って、ひもを首にかけたまま、トップを置きたい位置を指で押さえて撮ります。ひもの長さの数字と一緒に、どの服を着て測ったかを書き添えておきます。

服を替えて、もう一度測っておくのもおすすめです。クルーネックで測った長さと、Vネックで測った長さが、何cm違うかが分かります。その差が5cm以内なら、アジャスター付きの1本で両方に合わせられます。5cmを超えるなら、2本に分けたほうが迷いません。

計算で当たりをつける|チェーンの長さと首まわりの差の半分

売り場でひもを持っていないときは、計算で当たりをつけます。

チェーンの長さから、首の付け根まわりを引いて、2で割ります。それが、首の付け根の前の中心から、トップが落ちる深さのおおよその目安です。実際は、チェーンが首の横で肩の傾斜に乗るぶん、計算より1〜2cm浅くなります。

たとえば首の付け根まわりが34cmで、チェーンが50cmなら、差は16cm、半分で8cm。首の付け根から6〜8cm下にトップが落ちる、と当たりがつきます。同じ50cmでも、首の付け根まわりが38cmなら差は12cm、半分で6cm、実際は4〜6cmです。

首の付け根まわりは、ひもを首の付け根に一周させて測ります。シャツの首まわりより、少し下の位置です。一度測っておけば、どの長さのチェーンを見ても、自分の体のどこに落ちるかが計算できます。

次に、いちばんよく着る服の襟ぐりが、首の付け根の前の中心から何cm下にあるかを測ります。クルーネックのニットなら、だいたい2〜5cm下です。この数字に指2本ぶんの3〜4cmを足した深さに落ちる長さが、服の上に置くときの長さです。

売り場の表示を読むときの注意

売り場でネックレスの長さを見るときは、表示の数字が何を指しているかを確かめます。多くは留め具を含めた全体の長さですが、アジャスター付きのものは「40cm+5cm」のように、いちばん短い長さと、伸ばせる長さが分けて書かれています。この場合、使える長さは40〜45cmです。

試着できるときは、合わせたい服に近い襟ぐりの服を着て行くと、その場で指2本を確かめられます。トップの重さでチェーンが下に引かれると、表示より少し深く落ちることもあるので、必ず一度首にかけて確かめてください。

肌の上に置くか、服の上に置くか

長さを決める前に、トップをどこに置くかを決めます。置き方は2つです。

肌の上に置くのは、襟ぐりの開きの中です。Vネックの谷間、シャツの開いたボタンの間、ボートネックの鎖骨のあたり。トップが肌に直接乗るので、細いチェーンや小さなトップでも見えます。

服の上に置くのは、襟ぐりより下です。クルーネックのニットの胸の上、タートルネックの前。トップが服の色の上に乗るので、服とトップの色の差が見えやすさを決めます。

襟ぐり置き方トップの位置
クルーネック服の上襟ぐりの縁より指2本下
Vネック肌の上Vの底より指2本上
Uネック・スクエア肌の上縁より指2本上
ボートネック肌の上か、服の上鎖骨のあたりか、縁より指2本下
タートル・ハイネック服の上胸の高い位置より上か、みぞおち
シャツの開き肌の上開いたボタンより指2本上

この表は、どの襟ぐりでどちらに置くかの軸を見るためのものです。実際の長さは、このあとの各見出しで、自分の襟ぐりの深さに合わせて決めてください。

クルーネックのニット|縁の下に指2本

秋冬にいちばん着るのは、丸首のクルーネックのニットという人が多いはずです。クルーネックは襟ぐりが首に近く、開きの中に置く余裕がほとんどありません。だから基本は服の上に置きます。

服の上に置くときは、トップの下の端が、襟ぐりの縁から指2本ぶん下に来る長さにします。首の付け根まわりが30cm台なら、だいたい50〜55cmが当たりです。ただし、襟ぐりがゆったり広いニットや、首の付け根から5cm以上下がっている襟ぐりなら、もう一段長い60cm前後になります。

迷いやすいのが、45cm前後のチェーンです。首の付け根まわりによっては、トップがちょうど襟ぐりの縁に重なります。縁の上に乗ったり、編み目に引っかかったりして、落ち着かない長さです。クルーネックに合わせたいなら、45cmよりは短くして縁の上の肌に収めるか、50cm以上にして縁の下に出すかのどちらかに振ってください。

縁の上の肌に収める場合は、首の付け根に沿う40cm前後になります。クルーネックの襟ぐりの内側にチェーンが入らないよう、襟ぐりの縁から指2本上、つまり首の付け根のくぼみのあたりにトップが来る長さです。この置き方は、襟ぐりの浅いニットに限られます。

編み地の厚さで変わること

ざっくりした厚手のニットは、編み目が粗いので、細いチェーンが編み目に沈んで見えにくくなります。服の上に置くなら、チェーンを少し太めにするか、トップを大きめにします。目の詰まった薄手のニットなら、細いチェーンでもはっきり見えます。

厚手のニットはまた、首の後ろでチェーンを持ち上げます。薄手のニットで測った長さを厚手のニットに合わせると、トップが1〜2cm上がって、縁に近づきます。厚手と薄手の両方に合わせたいなら、厚手で測った長さを基準にしてください。

首の付け根まわりで、同じ数字の落ち方が変わる

同じ50cmのチェーンでも、首の付け根まわりが33cmの人と37cmの人では、トップの落ちる位置が2cmほど違います。首の付け根まわりが大きめの人は、数字の目安より一段長いものを、小さめの人は一段短いものを選ぶと、指2本の位置に近づきます。

首の長さも、見え方に関わります。首の付け根から顎までが長い人は、首の付け根に沿う短いネックレスでも首元が詰まって見えにくく、短い人は、首の付け根から少し離して落とすほうが、首まわりに余白ができます。どちらがよいということではなく、指2本の位置を、首の付け根から測るか、襟ぐりの縁から測るかの違いです。迷ったら、襟ぐりの縁から測ったほうを優先してください。

Vネック・Uネック|開きの中で、底から指2本上

Vネックやスクエアネック、Uネックのように、襟ぐりが深く開いている服は、開きの中の肌の上に置きます。

Vネックなら、トップの下の端が、Vの底から指2本上に来る長さです。Vの底にトップが触れると、Vの線とトップが重なって、どちらも見えにくくなります。Vの中ほどに浮かせると、Vの形の中にトップが収まって、襟ぐりの線がそのまま生きます。

長さは、Vの深さによって変わります。Vの底が首の付け根から10cm下なら、トップは6〜7cm下に落とすので、首の付け根まわりが30cm台なら45〜50cm。底が15cm下の深いVなら、50〜55cmです。

UネックやスクエアネックはVと違って底が平らなので、トップの位置の自由度が高い襟ぐりです。縁から指2本上を守れば、鎖骨のあたりでも、もう少し下でも収まります。

開きが深すぎるとき

Vの底が首の付け根から20cm以上あるような深い開きでは、底から指2本上に置こうとすると、かなり長いチェーンになります。その場合は、開きの上のほう、鎖骨のあたりに短いネックレスを置いて、開きの残りの部分は肌を見せたままにするほうが、すっきり収まります。

Vの角度でも変わる

同じ深さのVネックでも、Vの角度が細いか広いかで、トップの置き方が変わります。角度の細いVは、開きの幅が狭いので、トップが大きいとVの両側の縁に触れます。小さめのトップを、Vの中ほどに置きます。

角度の広いVは、開きの幅があるので、トップがやや大きくても縁に触れません。そのかわり、チェーンの横の部分がVの縁と平行に並びやすくなります。正面だけでなく斜めからも見て、チェーンとVの縁の間に隙間があるかを確かめてください。

タートルネック・ハイネック|長く落として、止まる位置を選ぶ

首の詰まったタートルネックやハイネックは、襟ぐりの縁が首の上にあるので、服の上に長く落とすしかありません。長さは60〜80cmが中心になります。

このとき大切なのは、トップが止まる位置です。胸のいちばん高い位置にトップが乗ると、歩くたびに揺れて、左右に傾いたり裏返ったりします。止まる位置は、胸のいちばん高い位置より上か、それより下のみぞおちのあたりか、どちらかにします。

上に置くなら、タートルの襟の下の端から指2本下です。首の付け根まわりが30cm台なら、60cm前後。下に置くなら、みぞおちのあたりで、70〜80cmです。

どちらがよいかは、上に何を重ねるかで決めます。ジャケットやカーディガンの前を開けて羽織る日は、前の開きからトップが見えるみぞおちのあたりが使いやすく、上に何も羽織らない日は、胸の上の位置のほうが顔に近く、目に入りやすくなります。

タートルネックとネックレスの合わせ方そのものはタートルネックが似合わない骨格は?、黒のタートルを使ったコーデは黒タートルネックコーデでも扱っています。

トップの大きさと長さの釣り合い

長く落とすネックレスほど、トップが小さいと目に入りにくくなります。首の付け根から遠いぶん、顔から離れた位置にあるので、小さな粒のトップは服の柄や編み目に紛れます。60cm以上を服の上に置くなら、トップは指先ほどの大きさがあると、離れていても形が分かります。

反対に、首の付け根に近い短いネックレスで大きなトップを選ぶと、首元にトップだけが浮いて見えます。短いネックレスは小さなトップ、長いネックレスは大きめのトップ。この組み合わせを守ると、長さを変えても釣り合いが崩れません。

シャツの襟とボートネック

シャツの開き

シャツのボタンを1つか2つ開けて着るときは、開きの中の肌の上に置きます。トップの下の端が、開けた一番下のボタンより指2本上に来る長さです。1つ開けなら首の付け根に近い40〜45cm、2つ開けなら45〜50cmが当たりになります。

ボタンをすべて留めて着るシャツなら、襟の上に置くのではなく、襟の下に長く落とすか、着けないかのどちらかにします。留めた襟の上に短いネックレスを乗せると、襟の線と重なって、ネックレスが襟に埋もれます。

ボートネック

横に広く開いたボートネックは、鎖骨が見える位置に縁があります。開きの中に置くなら、鎖骨のあたりにトップが来る40〜45cm。縁の下の服の上に置くなら、縁から指2本下に来る長さです。

ボートネックは横に広いぶん、首の付け根から縁までの縦の深さは浅いことが多いので、開きの中に置くなら短めがよく収まります。

一本で何枚の服に合わせるか|アジャスターの5cmを使う

ネックレスを何本も持たず、一本でいろいろな服に合わせたいときは、アジャスターの付いたチェーンを選びます。アジャスターは、チェーンの後ろの端に輪がいくつか並んでいて、留める輪を変えることで長さを数cm動かせるものです。多くは5cm前後動きます。

選び方は、いちばんよく着る服の襟ぐりで測った長さを、アジャスターの真ん中に来るようにすることです。たとえば50cmがちょうどよいなら、45〜50cmで動くものより、47〜52cmくらいで動くもののほうが、短くも長くもできます。

5cm動けば、トップの落ちる位置は2〜3cm動きます。これで合わせられるのは、クルーネックの縁の下と、浅めのVネックの開きの中くらいまでです。タートルネックのように長く落としたい服と、首の付け根に沿わせたい服の両方を、一本でまかなうのは難しいので、その場合は長さの違うものを2本持つほうが迷いません。

手持ちの服で、いちばん多い襟ぐりを数えてみてください。クルーネックが半分以上なら、クルーネックで測った長さを基準にします。Vネックやシャツが多いなら、開きの中に置く長さを基準にします。

手持ちのネックレスを、襟ぐりごとに振り分ける

すでに何本か持っているなら、新しく買う前に、手持ちを襟ぐりごとに振り分けてみてください。1本ずつ首にかけて、クルーネック、Vネック、タートルネックの3枚の服の上で、指2本の位置に収まるかを確かめます。

収まった服の名前を、ネックレスを入れている箱や袋に書いておきます。朝、服を決めたあとに、その服の名前が書かれたネックレスを取ればいいので、鏡の前で何本も試す時間が減ります。どの服にも収まらなかったネックレスがあれば、長さを直すか、別の襟ぐりの服を足すかを考えます。

振り分けてみると、クルーネックに合うものが1本もない、ということがよくあります。秋冬はクルーネックのニットを着る日が多いので、その1本を足すのが、いちばん出番の多い買い足しになります。

どちらとも取れるとき①|ニットの下にシャツの襟を出す日

クルーネックのニットの下にシャツを着て、襟だけを外に出す日があります。このときは、ニットの襟ぐりの縁ではなく、外に出たシャツの襟の先を基準にします。

シャツの襟の先は、ニットの襟ぐりより下に来ていることが多いです。ネックレスをニットの上に置くなら、シャツの襟の先から指2本下に来る長さにします。クルーネックだけで着るときより、もう一段長くなります。

迷うなら、シャツの襟を出す日はネックレスを外す、と決めてしまうのも1つの方法です。シャツの襟とニットの襟ぐりとネックレスの3本の線が胸元に重なると、どれも目立たなくなります。襟を出す日は襟が首まわりの主役なので、ネックレスを足さなくても首元はさみしく見えません。

どちらにするかは、シャツの襟の大きさで決めます。襟の先が鎖骨より上で止まる小さな襟なら、ネックレスを長めにして重ねられます。襟の先が鎖骨より下まで届く大きな襟なら、外すほうが収まります。

どちらとも取れるとき②|カーディガンを開ける日と閉める日

カーディガンは、前を開けて羽織る日と、ボタンを留めて一枚で着る日があります。開ける日と閉める日で、襟ぐりの深さが変わります。

ボタンを留めると、カーディガンの襟ぐりはVかクルーの形になり、その縁から指2本で長さを決めます。前を開けて羽織ると、中に着た服の襟ぐりが基準になります。

一日のうちに開けたり閉めたりする日は、閉めたときの襟ぐりに合わせます。開けたときに中の服の襟ぐりと多少ずれても、カーディガンの前の開きがネックレスを囲むので、収まって見えます。逆に、開けたときに合わせて閉めると、トップが襟ぐりの縁に重なることがあります。

Vネックのカーディガンを閉めて一枚で着る日は、Vの底から指2本上に置きます。前を開けて中にクルーネックを着る日は、クルーネックの縁から指2本下。この2つが同じ長さで収まることもあれば、5cm以上違うこともあります。アジャスターで動かせる範囲かどうかを、一度ひもで確かめてください。

どちらとも取れるとき③|2本重ねたい

ネックレスを2本重ねるときは、トップ同士が5cm以上離れる長さの差にします。差が小さいと、チェーンが歩くたびにからんで、一本の太いネックレスのように見えます。

2本の置き方は、短い1本を肌の上、長い1本を服の上にすると、役割が分かれます。クルーネックのニットなら、短い1本を首の付け根に沿う40cm前後で縁の上に、長い1本を縁から指2本下の50〜55cmに。2本の間に、襟ぐりの縁の線が1本入るので、3本の線がばらけて見えます。

2本とも服の上に置くなら、短い1本を縁から指2本下、長い1本をさらに5cm以上下にします。このとき、長い1本のトップが胸のいちばん高い位置に乗らないよう、その少し上で止めるか、みぞおちまで落とすかを選びます。

迷うのは、手持ちの2本の差が3cmしかないときです。その場合は、片方のアジャスターを一番短く、もう片方を一番長くして、差を広げてみてください。それでも5cmに届かないなら、その2本は重ねずに、日によって使い分けるほうが収まります。

どちらとも取れるとき④|トップが裏返る・片側に寄る

長さは合っているのに、歩いているうちにトップが裏返ったり、片側に寄ったりすることがあります。これは長さではなく、止まる位置と、チェーンとトップの重さの釣り合いの問題です。

トップが裏返るのは、胸の傾斜の上に乗っているときです。傾斜の途中にトップがあると、歩く揺れで回転します。指2本のものさしで決めた位置が、ちょうど胸の傾斜の上に来てしまう場合は、1〜2cm短くして平らな場所に置くか、長くして傾斜を越えた場所に置くかを選びます。

片側に寄るのは、チェーンが細くて軽く、トップのほうが重いときです。首を動かしたときに、チェーンがトップの重さを支えきれずに滑ります。トップの重さに対して、チェーンを少し太いものにすると落ち着きます。

厚手のニットの上では、チェーンが編み目に引っかかって片側に寄ったまま戻らないことがあります。この場合は、目の詰まった薄手のニットの日に使うネックレスと、厚手の日に使うネックレスを分けるのも手です。

秋冬の上着とマフラーの日

秋が深まると、コートやマフラーで首元を覆う時間が長くなります。外では見えない時間のほうが長いネックレスは、室内で上着を脱いだときの見え方で選んでください。

マフラーを巻く日は、短いネックレスがマフラーの内側でこすれて、チェーンがからみやすくなります。マフラーを外したあとにトップの位置を一度直すと決めておくか、マフラーの日は服の上に長く落とすネックレスにすると、こすれる場所が離れます。

コートの襟が大きく立つ日も、短いネックレスは襟に隠れて見えません。コートを脱がずに過ごす時間が長い日は、ネックレスの代わりにコートの襟元に視線が行くので、ネックレスを省いても首元は寂しくなりません。胸の前を通る小物の線をどう選ぶかは胸の前を通る線で選ぶ小物も参考になります。

ストールを肩に掛ける日

大判のストールを肩に掛けて、前に垂らす日もあります。この日は、ストールの縁が新しい襟ぐりになります。ネックレスがストールの縁の内側に入るなら、縁から指2本上の肌の上か服の上に。ストールの外に出すなら、縁から指2本下です。

ストールを垂らすと、胸の前に縦の線が2本できます。その間にネックレスを置くと、縦の線の間に収まってまとまって見えます。ストールの縦の線とネックレスが重なりそうなら、その日は短いネックレスにして、ストールの縁の内側に収めてください。

まとめ

ネックレスの長さは、チェーンの数字ではなく、トップがどこに落ちるかで決めます。ものさしは、襟ぐりの縁から指2本です。

肌の上に置くなら縁の2本上、服の上に置くなら縁の2本下。クルーネックのニットなら服の上に置いて50〜55cm前後、Vネックなら開きの中でVの底から2本上、タートルネックなら長く落として胸の高い位置を外す。数字はいずれも首の付け根まわりで動くので、ひもを1本首にかけて、自分の長さを一度測ってください。

一本で多くの服に合わせるなら、いちばんよく着る襟ぐりで測った長さをアジャスターの真ん中にする。それで届かない服があれば、もう1本を足す。この順番で選べば、買ったネックレスが襟ぐりに重なって引き出しで眠ることはなくなります。

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よくある問い

Q. ネックレスは何cmを選べばいいですか
いちばんよく着る服の襟ぐりで決めます。クルーネックのニットの上に置くなら、トップが襟ぐりの縁より指2本ぶん下に落ちる長さです。首の付け根まわりが30cm台の人なら、50cm前後が当たりになりやすいですが、首まわりで変わるので、ひもを首にかけて落としたい位置まで引き、その長さを測るのが確実です。
Q. 40cmと45cmは、どちらが使いやすいですか
肌の上に置くか、服の上に置くかで分かれます。Vネックやシャツの開きの中に置くことが多いなら、鎖骨のあたりに収まる40〜45cmが使いやすく、アジャスター付きなら両方を行き来できます。クルーネックのニットの上に出したいなら、どちらも短すぎて襟ぐりの縁に重なりやすいので、もう一段長いものを選んでください。
Q. タートルネックに合わせるネックレスの長さは
首の詰まった服には、長く落として服の上に置きます。トップが止まる位置は、胸のいちばん高い位置より上か、それより下のみぞおちのあたりかのどちらかにします。胸のいちばん高い位置に乗ると、歩くたびに揺れて傾きやすいので、そこを外す長さを選ぶと落ち着きます。
Q. 2本重ねるとき、長さの差はどれくらいにしますか
トップ同士が5cm以上離れる差にしてください。差が小さいとチェーンがからみ、一本の太いネックレスのように見えます。短い1本を鎖骨のあたり、長い1本を襟ぐりの縁から指2本下に置くと、2本の役割が分かれて重ねた意味が出ます。

— メグラシ編集部

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