メグラシ
自分を知る

ネックレスの長さの目安|表記のcmを、鎖骨から何cm下に落ちるかに置き換える

メグラシ編集部//読了 11分
ネックレスの全長と、鎖骨のくぼみから下に落ちている長さをメジャーで測り比べているところ

40cm、45cm、50cm。この数字は輪の一周の長さであって、胸のどこに落ちるかを表していません。

輪の一部は首の付け根を回るのに使われます。残りが前に垂れます。だから、同じ45cmでも首の付け根の周囲が違えば、落ちる位置は違います。

置き換える式は1本だけです。

落ちる位置 =(表記のcm − 首の付け根の周囲)÷ 2

まず、首の付け根の周囲を測る

測るのは首の細いところではありません。肩に移る手前の、いちばん太いところです。

メジャーを、首の後ろでいちばん出っ張っている骨と、前の鎖骨の付け根のくぼみを通る位置に一周させます。締めずに、指1本が入る余裕で読みます。

メジャーがなければ、細い紐を同じ位置に一周させて印を付け、定規に当てれば同じです。多くの場合32cmから38cmのあいだに入ります。

この1つの数字を覚えておくと、店頭の表記をその場で自分の位置に換算できます。

表記から、落ちる位置を出す

首の付け根の周囲をC、表記の長さをLとすると、鎖骨のくぼみから下に落ちる距離は (L − C) ÷ 2 です。

表記C=32cmC=34cmC=36cmC=38cm
40cm4.0cm3.0cm2.0cm1.0cm
45cm6.5cm5.5cm4.5cm3.5cm
50cm9.0cm8.0cm7.0cm6.0cm
55cm11.5cm10.5cm9.5cm8.5cm
60cm14.0cm13.0cm12.0cm11.0cm

いちばん右と左を見比べてください。同じ45cmで、落ちる位置は3cm違います。 3cmは、あとで出てくる帯の1つ分にあたります。同じ表記を買い直しても直らないのは、このためです。

狙う位置から、必要な長さを逆算する

式をひっくり返すだけです。

必要な長さ = 落としたいcm × 2 + 首の付け根の周囲

鎖骨のくぼみから5cm下に落としたい、首の付け根が34cm。5×2+34で44cm。表記45cmを選べば、ほぼ狙った位置に来ます。

手持ちの1本を直したいときも同じです。2cm上げたいなら4cm短いもの、3cm下げたいなら6cm長いもの。 動かしたい距離の2倍が、表記の差になります。

落ちる位置の4つの帯

位置が出たら、帯に当てはめます。境目は鎖骨のくぼみからの距離です。

落ちる位置起きること
① 首に沿う0〜2cm首の付け根の線とほぼ重なる。首の形がそのまま出る
② 鎖骨の下3〜6cm鎖骨と胸の間の空いた面に乗る。いちばん位置が安定する
③ 胸の上7〜10cm布の上に乗る。服の面の状態に左右される
④ 胸の中央から下11cm以上動くたびに揺れる。縦の線として読まれる

帯をまたぐと別のものになります。 同じ帯の中の1cmの違いは、着てしまえばほとんど分かりません。だから、狙うのは数字ではなく帯です。

帯①|0〜2cm|首に沿う

首の付け根の線と重なる位置です。ネックレス自体が首の輪郭を1本なぞる形になります。

この帯で気をつけるのは、服の襟の縁と2cm以内で並ばないことです。2本の線が近いと、どちらが服でどちらが飾りか読めなくなります。襟の縁から3cm以上離すか、いっそ重ねてしまうかのどちらかにしてください。

帯②|3〜6cm|鎖骨の下

鎖骨と胸の始まりの間にある、平らな面に乗ります。4つの帯でいちばん位置が保たれる帯です。

理由は、この面が動きにくいことです。上を向いても下を向いても、鎖骨の下の面は角度がほとんど変わりません。だから、朝に決めた位置が夕方まで同じところにあります。

1本しか持たないなら、この帯に入る長さを選んでおくと外しにくくなります。首の付け根が34cmなら40〜46cm、38cmなら44〜50cmが該当します。

帯③|7〜10cm|胸の上

ここから先は、肌ではなく服の面の上に乗ります。だから、服の側の条件が効き始めます。

面が張っていれば位置が保たれ、面が緩んでいればネックレスがその上を滑ります。滑ると左右に寄ります。乗せる面をどれにするかは別の判定なので、何枚目の面に乗せるかのほうにまとめてあります。

帯④|11cm以上|胸の中央から下

この帯は、位置というより縦の線として読まれます。歩くと揺れ、座ると体に乗ります。

長さを選ぶときに見るのは落ちる位置よりも、下端が体のどこで終わるかです。みぞおちより下で終わると、視線がそこまで下がります。上げたいなら、6cm短いものに替えると1つ上の帯に戻ります。

計算とずれる原因は、重さと太さ

計算は目安です。実物は1〜2cmずれます。原因は3つです。

重いトップが付いている。 首の後ろのチェーンが前へ引かれ、全体が下がります。1〜2cm下と見ておいてください。

チェーンが太い。 輪が首に沿わず前へ張り出すので、計算より下に見えます。

チェーンが細くて軽い。 首の後ろで持ち上がるので、計算より浅く落ちます。

確かめ方は簡単です。留め具を留めた状態で首に掛け、鎖骨のくぼみから最下点までを指で測る。人差し指の幅がおよそ1.5cm、握りこぶしの縦がおよそ8cmです。計算は、その場に実物が無いときのための道具です。

アジャスターで動かせるのは、伸ばせる長さの半分

アジャスターは輪の全長を伸ばす部品です。伸ばしたcmがそのまま落ちる位置に足されるわけではありません。

5cmのアジャスターで動かせる幅は2.5cm。 帯の1つ分に足りないことが多いので、帯をまたいで使い回すには足りません。同じ帯の中で微調整する部品と考えるのが正確です。

帯をまたぎたいなら、2本持つほうが早く決まります。帯②に1本、帯④に1本。この2本で、たいていの日をまかなえます。

座ったときと立ったときで、位置は変わる

立っているときに帯②に入っていても、座って前かがみになると胸の面の角度が変わり、下端が1〜2cm前に出ます。

人と向かい合って座る時間が長い日は、座った姿勢で確かめてください。 立ち姿で決めた位置は、その日いちばん長く見られる姿勢と違うことがあります。

逆に、立って動く時間が長い日は立ち姿で構いません。その日いちばん長い姿勢で測る、が判断の順番です。

どちらとも取れるとき①|帯の境目にちょうど乗った

計算が6cmや10cmのように、帯の境目に来ることがあります。この場合は下の帯として扱ってください。

重さで1〜2cm下がるほうが、上がるより起きやすいからです。境目に乗ったものは、着ると下の帯の顔をします。

どちらとも取れるとき②|数字が分からない

**首の付け根の周囲が測れない。**一人でメジャーを一周させるのが難しいときは、手持ちのネックレスから逆算できます。いちばんよく着ける1本の表記がLで、鎖骨のくぼみから最下点までが実測でDなら、C = L − 2D です。表記45cmで実測5cmなら、35cm。この数字を次から使えます。

**表記が書かれていない。**留め具を留めて、輪をまっすぐ引き伸ばし、端から端までを測って2倍すれば全長が出ます。二つ折りの状態を測って2倍する、という数え方です。引き伸ばすときに力を入れないでください。伸びるチェーンは、引くと1cm以上長く出ます。

選ぶときの手順

  1. 首の付け根の周囲を測る(一度測れば、次からは使い回せる)
  2. 狙う帯を決める。1本しか持たないなら帯②
  3. 必要な長さ = 落としたいcm × 2 + 首の付け根の周囲 を計算する
  4. 重いトップが付くものは、計算より2cm短いほうを選ぶ
  5. 手元にあるなら、留め具を留めて首に掛け、鎖骨のくぼみから最下点を指で測る
  6. その日いちばん長い姿勢(立つか、座るか)で確かめる

服の襟ぐりとの関係で決めたい日は、襟ぐりの深さとの差で決める手順のほうが直接的です。

まとめ

表記のcmは輪の一周です。自分の体での位置は (表記 − 首の付け根の周囲) ÷ 2 で出ます。

狙う位置から選ぶなら 落としたいcm × 2 + 首の付け根の周囲。手持ちを直すなら、動かしたい距離の2倍だけ表記を変える

首の付け根の周囲を一度測るだけで、店頭の数字が全部、自分の位置に翻訳できます。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 40cmや45cmという表記は、どこの長さのことですか
輪の一周の長さです。留め具を留めた状態で、輪をまっすぐ引き伸ばしたときの全長を指します。だから、その数字そのものは「胸のどこに落ちるか」を表していません。首の付け根の周囲がその輪の一部を使ってしまうので、残りが前に垂れます。落ちる位置は、表記のcmから首の付け根の周囲を引いて、2で割るとほぼ出ます。表記が同じでも、首の付け根の周囲が違えば落ちる位置は違います。ここを飛ばすと、何度買っても同じところで外れます。
Q. 首の付け根の周囲は、どうやって測ればいいですか
メジャーを、首の後ろのいちばん出っ張っている骨と、前の鎖骨の付け根のくぼみを通る位置に一周させます。首の細いところではなく、肩に移る手前の太いところです。メジャーがなければ、細い紐を同じ位置に一周させて印を付け、定規で測ってください。力を入れて締めず、指1本が入るくらいの余裕で構いません。多くの場合32cmから38cmのあいだに入ります。この数字が分かれば、店頭の表記をその場で自分の位置に換算できます。
Q. 狙う位置が決まっているとき、何cmを選べばいいですか
必要な長さ=落としたいcm×2+首の付け根の周囲、で出ます。たとえば鎖骨のくぼみから5cm下に落としたくて、首の付け根が34cmなら、5×2+34で44cmです。表記が45cmのものを選べば、ほぼ狙った位置に来ます。逆に、手持ちの1本が思ったより下に落ちるなら、差の2倍だけ表記の短いものに替えると合います。2cm上げたいなら4cm短いもの、という数え方です。
Q. 計算より下に落ちるのはなぜですか
重さです。石やペンダントトップが重いものは、首の後ろのチェーンが前へ引かれ、その分だけ全体が下がります。目安は1cmから2cmです。チェーンが太いものも、輪が首に沿わず前へ張り出すぶん、計算より下に見えます。逆に、細くて軽いチェーンは首の後ろで持ち上がるので、計算より浅くなることがあります。買う前に確かめるなら、留め具を留めた状態で首に掛け、鎖骨のくぼみから最下点までを指で測ってください。計算はその場に無いときの目安です。
Q. 一本で複数の位置に使えますか
アジャスターが付いていれば使えます。アジャスターは輪の全長を伸ばす部品なので、伸ばせるcmの半分だけ落ちる位置が下がります。5cmのアジャスターなら、動かせる幅は2.5cmです。これは4つの帯のうち1つ分に足りないことが多いので、帯をまたいで使い回すには足りません。もうひとつの方法は、留め具を前に回して長さを調整することですが、留め具が前に見えるので、見せたくない日には向きません。帯をまたぎたいなら、2本持つほうが早く決まります。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
秋の装いで、帽子を平らな場所に置いて縁から天井までの高さを測っているところPick

自分を知る

帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

ハンチング・キャスケット・ワークキャップ・ベレーと、名前で探しても当たり外れが続くのは、名前が保証している範囲を超えて期待しているからです。名前が決めているのはつばの向き、つまり水平から何度下がって出るかと、それが前だけか全周か。ここはほぼぶれません。一方で山の高さは、同じ名前の中で2〜4cm揺れます。13の形を2つの座標に翻訳した表と、名前が保証しない3つ、試着で確かめる2か所、売り場で名前が食い違うときの扱いまで、実物を測る手順に落としました。

続きを読む
細いチェーンの腕時計を着けた手首を返して、文字盤の向きと読める距離を確かめている場面

自分を知る

ブレスレットウォッチは、1日に時刻を何回見るかで選ぶ|10回以上なら飾りの形では足りない

ブレスレットウォッチを買ったのに使わなくなるのは、形の好みではなく、時刻を見る回数と文字盤の作りが合っていないためです。回数の数え方、3回未満・4〜9回・10回以上の3段階、文字盤が手首の上を向いている時間の割合、チェーンの形で決まる向き、腕を伸ばして読める距離まで、確かめる順に並べました。

続きを読む

Try the Diagnosis

文章で読んだら、次は 自分で試してみる。

骨格・パーソナルカラー・セルフイメージを組み合わせた、装い直結の無料診断へ。

無料で診断してみる

無料 / 10分程度 / airClosetサイト

あわせて読みたい

帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

自分を知る

帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

ハンチング・キャスケット・ワークキャップ・ベレーと、名前で探しても当たり外れが続くのは、名前が保証している範囲を超えて期待しているからです。名前が決めているのはつばの向き、つまり水平から何度下がって出るかと、それが前だけか全周か。ここはほぼぶれません。一方で山の高さは、同じ名前の中で2〜4cm揺れます。13の形を2つの座標に翻訳した表と、名前が保証しない3つ、試着で確かめる2か所、売り場で名前が食い違うときの扱いまで、実物を測る手順に落としました。

メグラシ編集部読了 12分
ブレスレットウォッチは、1日に時刻を何回見るかで選ぶ|10回以上なら飾りの形では足りない

自分を知る

ブレスレットウォッチは、1日に時刻を何回見るかで選ぶ|10回以上なら飾りの形では足りない

ブレスレットウォッチを買ったのに使わなくなるのは、形の好みではなく、時刻を見る回数と文字盤の作りが合っていないためです。回数の数え方、3回未満・4〜9回・10回以上の3段階、文字盤が手首の上を向いている時間の割合、チェーンの形で決まる向き、腕を伸ばして読める距離まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分
電波ソーラーの腕時計は、1日に文字盤へ光が当たる分数で決まる|袖の下は0分と数える

自分を知る

電波ソーラーの腕時計は、1日に文字盤へ光が当たる分数で決まる|袖の下は0分と数える

電波ソーラーの腕時計が止まる、時刻が合わないのは、時計の性能ではなく光と電波の当たり方です。文字盤に光が当たる分数の数え方、30分未満・1〜2時間・半日以上の3段階、室内と屋外で同じ分数でも別物になる理由、夜に窓から1m以内へ置く受信の作り方、秋冬に袖で分数が半分になる条件まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分
秋冬のネックレスは、何枚目の面に乗せるかで決まる|肌・ニットの上・コートの上

自分を知る

秋冬のネックレスは、何枚目の面に乗せるかで決まる|肌・ニットの上・コートの上

秋冬に重ね着をするとネックレスが消える、または浮く。原因は長さではなく、何枚目の服の面に乗せているかです。枚数の数え方、1枚目・2枚目・3枚目それぞれで起きること、乗せる面と重ねる面の見分け方、面が途中で変わる日の決め方まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分
ジムウェアの選び方|両腕を真上に上げて、裾が3cm以上動く一枚は替える

自分を知る

ジムウェアの選び方|両腕を真上に上げて、裾が3cm以上動く一枚は替える

ジムの服は好みではなく、動いたときに何cm動くかで決まります。判定は4つ。両腕を真上に上げて裾が何cm上がるか、肩の縫い目の作りが脇をどれだけ引っぱるか、しゃがんだときにウエストが何cm下がるか、生地をつまんで離したときに何秒で戻るか。測り方と通る数値、上下の丈の決め方、靴下の丈、行き帰りに重ねる一枚、週に何回通うなら何組要るか、更衣室で着替える順番まで。判定が割れたときにどちらへ倒すかも置きました。

メグラシ編集部読了 12分
女性の腕時計は、1日に何時間手首に乗っているかで選ぶものが変わる|3時間・8時間・起きている間ずっと

自分を知る

女性の腕時計は、1日に何時間手首に乗っているかで選ぶものが変わる|3時間・8時間・起きている間ずっと

腕時計を買ったのに着けなくなるのは、形の好みが外れたからではなく、1日に手首へ乗っている時間と時計の作りが合っていないためです。時間の数え方、3時間・8時間・終日の3段階、時間が長いほど下がる重さの上限、着け外しの回数で決まる留め具の形、秋冬に袖の下へ入る時間まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込