メグラシ
自分を知る

秋冬のネックレスは、何枚目の面に乗せるかで決まる|肌・ニットの上・コートの上

メグラシ編集部//読了 12分
ニットの上にネックレスを乗せた状態と、襟の内側に入れた状態を並べて見比べているところ

秋冬に重ね着をすると、ネックレスが見えなくなるか、逆に浮いて動きます。 長さを変えても直らないのは、原因が長さではなく、乗せている面の枚数だからです。

数えるのは、ネックレスが触れている服が外から何枚目か。それだけです。

見るのは、何枚目の面に乗っているか

夏は肌の上に1本置くだけでした。秋冬は、首から胸にかけて服が2〜3枚重なります。

ネックレスは、そのうちどれか1枚の面に乗ります。 何枚目に乗るかで、見えるかどうか、位置が保たれるかどうかが変わります。

判定の軸は1つです。ネックレスが触れている服が、外から数えて何枚目か。

枚数の数え方

外に着ているものをすべて着た状態で、鏡の前に立ちます。

ネックレスが触れているものを確かめてください。肌に直接触れているなら、その外側にある服の枚数に1を足した数が枚数です。ニットの上に乗っていて、その外に上着を着ているなら2枚目。上着の上に出しているなら3枚目です。

前を開けて着る上着は、枚数には数えますが面としては数えません。前が開いている部分に服がないためです。上着の前を留める日と開ける日で、同じ組み合わせでも枚数が変わります。

肌に触れているかどうかは、着けたまま指を鎖と体の間に入れると分かります。指が布に当たれば服の上、肌に当たれば1枚目です。首の後ろ側ではなく、胸の中央で確かめてください。首の後ろは服の襟が高く、どの服でも布に当たります。

枚数3段階

枚数起きることその日の手
1枚目(肌の上)上の服の襟に隠れ、外から読めない1枚外へ出す
2枚目(ニット・シャツの上)面に沿って落ち、位置が保たれるそのままでよい
3枚目(上着の上)面が動き、左右に寄る・裏返る前を留めるか、重さのあるものへ

数えるのは、触れている面です。長さではありません。

1枚目のとき、何が起きるか

肌の上に直接着ける形です。夏はこれで問題ありません。

秋冬は、上に着る服の襟が首を覆います。ネックレスはその内側に入り、外からは鎖の一部が襟の脇からのぞく程度になります。着けているのに、着けていることが伝わらない状態です。

首の詰まったニットの日はさらに進んで、まったく見えなくなります。肌に触れる感触だけが残るので、着けていることを自分だけが知っている、という形になります。

見せたいなら、1枚外へ出すのが最短です。長さを変える必要はありません。

2枚目のとき、何が起きるか

ニットやシャツの外側に乗せる形です。

これらの服は体に沿っていて、腕を上げても胸の面はほとんど動きません。ネックレスはその面に沿って落ち、同じ位置に留まります。

上着の前を開ければ見え、閉じれば隠れます。屋内と屋外で見え方が切り替わるので、上着を脱ぎ着する日でも位置を直す手間がありません。

秋冬に1本で通すなら、この段が扱いやすい範囲です。

もうひとつの利点は、生地の色が背景になることです。肌の上だと、鎖の色と肌の色が近い場合に線が溶けます。服の面に乗せれば、その服の色との差で線が出ます。濃い色のニットに明るい金属、明るい色のニットに濃い金属、という並べ方をすると、同じ1本でもはっきり読めます。

3枚目のとき、何が起きるか

上着やカーディガンの外側へ出す形です。

上着は前が開いていることが多く、歩くたびに左右の面が別々に動きます。ネックレスはその上を滑るので、片側へ寄ったり、鎖がねじれて裏返ったりします。

出すなら条件が2つあります。前を留めて面を1枚につなげること。もう1つは、鎖が細くて軽いものではなく、ある程度の重さがあるものを選ぶことです。重さがあると面の動きに引きずられにくくなります。

乗せる面と、重ねる面の見分け方

面が乗せられるかどうかは、生地の張りで決まります。

胸の前を手のひらで軽く押してください。押しても形が戻る張りのある面なら、ネックレスは乗ります。押すと沈んだまま戻らない柔らかい面は、鎖が沈んで見えなくなります。

編み目の粗い服は、鎖が目の間に落ちることがあります。この場合は、鎖の太さが編み目より太いものを選ぶか、面の張りのある服に替えてください。

毛足の長い面も、乗せる面には向きません。毛が鎖の上に重なって、線が途切れ途切れに見えます。乗せたいなら、飾りの部分が大きくて面積のあるものにしてください。細い鎖より、面のあるほうが毛の中でも残ります。

首の詰まった服での測り方

首が詰まった服では、襟の下端がどこで終わるかを先に見ます。

その位置より、ネックレスの最下点が3cm以上下にあれば、面の上に乗って読めます。3cm未満だと襟の縁と重なり、どちらが襟でどちらが鎖かが分かりにくくなります。

襟の下端は、鎖骨のくぼみから何cm下かで測ると、服が変わっても比べられます。首の詰まった服なら0〜3cm、開いた服なら5〜10cmに入ることが多くなります。

首の詰まった服では、鎖の上半分も面の上に乗ります。首に沿って上がる部分が布の上を通るので、鎖の太さがそのまま線として出ます。細い鎖は襟の編み目に沈むことがあるので、首の詰まった服の日は、鎖が編み目より太いものを選んでください。

面が途中で変わる日と、2本重ねる日

上着を脱ぐ場面がある日は、枚数が途中で変わります。

上着を着ている時間が長いなら、着ている状態で2枚目になるよう乗せます。脱いでいる時間が長いなら、脱いだ状態で2枚目になるようにします。

どちらも同じくらいなら、脱いだ状態を基準にしてください。脱ぐ場面は屋内で、人と近い距離にいることが多いためです。

脱いだときに枚数が減って1枚目になる組み合わせは、避けておくと迷いません。上着の上に出していると、脱いだ瞬間に手に持つものが増えます。ニットの上に乗せておけば、上着を脱いでも面は変わらず、ネックレスは同じ位置に残ります。

2本重ねる場合も、両方を同じ面に乗せます。

片方を1枚目、もう片方を2枚目に分けると、間に生地が1枚はさまるので、2本の距離が実際より離れて見えます。同じ面に乗せて、最下点の差を3cm以上あければ、2本という情報がそのまま伝わります。

秋冬の素材別|面の動きやすさ

同じ2枚目でも、素材で面の動き方が変わります。

編み目が詰まって張りのあるニットは、面がほとんど動きません。目の粗いもの、毛足の長いものは、動くうえに鎖が沈みます。表面が滑らかなシャツやブラウスは面は動きませんが、鎖が滑って左右へ寄ることがあります。

滑る面に乗せる日は、留め具が背中の中心に来ているかを一度直してください。 留め具が横に来ていると、その重さで鎖全体が回ります。

どちらとも取れるとき|前を開けた上着の上に出したい

前を開けたまま3枚目に出すなら、鎖の長さを短くします。

最下点が上着の前の縁より内側に収まる長さなら、面がずれても鎖は上着の上に留まります。長いと、歩いたときに前の縁を越えて外へ出ます。

どちらとも取れるとき|ニットの首が広い

首の開いた服では、2枚目に乗せても鎖の上半分が肌の上に来ます。

この場合、面に乗っているのは下半分だけです。位置は保たれますが、上半分は肌の上で動きます。気になるなら、鎖が細く軽いものより、少し重さのあるものを選んでください。重さがあると、肌の上の部分も落ち着きます。

どちらとも取れるとき|1枚目と2枚目で長さが変わる

同じネックレスでも、1枚目と2枚目では最下点の位置が1〜2cm変わります。服の厚みのぶん、外側に乗るほど胸から離れて落ちるためです。

長さを測るときは、実際に乗せる面の上で測ってください。裸の首で測った数字は、秋冬にはそのまま使えません。

よくある失敗と、その直し方

よくある失敗起きること直し方
夏と同じく肌の上に着ける襟の内側に入って読めない1枚外へ出す
前を開けた上着の上に長いものを出す歩くと前の縁を越えて外へ出る縁の内側に収まる長さへ
柔らかく沈む面に乗せる鎖が沈んで見えなくなる張りのある面へ替える
2本を別々の枚数に分ける生地1枚ぶん距離が開いて見える同じ面に乗せる
裸の首で測った長さを使う秋冬は1〜2cm下に落ちる乗せる面の上で測る

まとめ|2枚目に乗せて、面の張りを確かめる

  1. 数えるのは、ネックレスが触れている服が外から何枚目か
  2. 1枚目は襟に隠れ、3枚目は面が動いて位置が定まらない
  3. 2枚目(ニット・シャツの上)が、秋冬に位置が保たれる
  4. 面は手のひらで押して、形が戻る張りがあるかを確かめる
  5. 首の詰まった服では、襟の下端から3cm以上下に最下点を置く

秋冬にネックレスが決まらないのは、長さを間違えたからではありません。 置く面が1枚内側にあるだけです。

外へ1枚出すだけで、同じ1本が見えるようになります。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 秋冬にネックレスが見えなくなるのはなぜですか
1枚目、つまり肌の上に着けているためです。夏は肌が出ているので1枚目でも見えますが、秋冬は上に着る服の襟が首を覆うので、ネックレスがその内側に入ります。見せたいなら、ニットやシャツの外側、つまり2枚目の面に乗せてください。長さを変えなくても、乗せる面を1枚外へ出すだけで位置が変わります。
Q. 何枚目かは、どうやって数えるのですか
ネックレスが触れている服が、外から数えて何枚目かを見ます。肌に直接触れていれば、その外側にある服の枚数+1が答えです。ニットの上に乗っていて、その外に上着を着ているなら2枚目です。上着の上に出しているなら3枚目になります。判定は、外に着ているものをすべて着た状態で行ってください。
Q. 上着の上に出すのはよくないのですか
位置が定まりにくくなります。上着は前が開いていることが多く、動くたびに面がずれます。ネックレスはその面の上を滑るので、左右へ寄ったり裏返ったりします。上着の上に出すなら、前を留めて面を固定するか、鎖が細くて軽いものではなく、ある程度重さのあるものを選んでください。
Q. 2枚目がよいのはなぜですか
ニットやシャツは体に沿っていて、動いても面がずれにくいためです。ネックレスはその面に沿って落ち、同じ位置に留まります。上に着た上着の前を開ければ見え、閉じれば隠れるので、屋内と屋外で見え方を切り替えられるのも扱いやすいところです。
Q. 首の詰まった服のときはどうすればいいですか
2枚目に乗せる前提で長さを見てください。首が詰まった服は、襟の下端がどこで終わるかを測ります。その位置よりネックレスの最下点が3cm以上下にあれば、面の上に乗って読めます。3cm未満だと襟の縁と重なり、どちらの線かが分かりにくくなります。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
ネックレスの全長と、鎖骨のくぼみから下に落ちている長さをメジャーで測り比べているところPick

自分を知る

ネックレスの長さの目安|表記のcmを、鎖骨から何cm下に落ちるかに置き換える

40cm・45cm・50cmという表記は、輪の一周の長さです。自分の体でどこに落ちるかは、首の付け根の周囲を引いて半分にすると出ます。同じ45cmでも、首の付け根が32cmの人と38cmの人では、落ちる位置が3cm違います。首の付け根の測り方、表記から落ちる位置を出す計算、狙う位置から必要な長さを逆算する式、鎖骨の下0〜2cm・3〜6cm・7〜10cm・11cm以上の4つの帯で何が変わるか、重いトップやアジャスターでどれだけ動くかまで、手元のメジャー1本で決められる形にしました。

続きを読む
秋の装いで、帽子を平らな場所に置いて縁から天井までの高さを測っているところ

自分を知る

帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

ハンチング・キャスケット・ワークキャップ・ベレーと、名前で探しても当たり外れが続くのは、名前が保証している範囲を超えて期待しているからです。名前が決めているのはつばの向き、つまり水平から何度下がって出るかと、それが前だけか全周か。ここはほぼぶれません。一方で山の高さは、同じ名前の中で2〜4cm揺れます。13の形を2つの座標に翻訳した表と、名前が保証しない3つ、試着で確かめる2か所、売り場で名前が食い違うときの扱いまで、実物を測る手順に落としました。

続きを読む

Try the Diagnosis

文章で読んだら、次は 自分で試してみる。

骨格・パーソナルカラー・セルフイメージを組み合わせた、装い直結の無料診断へ。

無料で診断してみる

無料 / 10分程度 / airClosetサイト

あわせて読みたい

ネックレスの長さの目安|表記のcmを、鎖骨から何cm下に落ちるかに置き換える

自分を知る

ネックレスの長さの目安|表記のcmを、鎖骨から何cm下に落ちるかに置き換える

40cm・45cm・50cmという表記は、輪の一周の長さです。自分の体でどこに落ちるかは、首の付け根の周囲を引いて半分にすると出ます。同じ45cmでも、首の付け根が32cmの人と38cmの人では、落ちる位置が3cm違います。首の付け根の測り方、表記から落ちる位置を出す計算、狙う位置から必要な長さを逆算する式、鎖骨の下0〜2cm・3〜6cm・7〜10cm・11cm以上の4つの帯で何が変わるか、重いトップやアジャスターでどれだけ動くかまで、手元のメジャー1本で決められる形にしました。

メグラシ編集部読了 11分
帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

自分を知る

帽子の形の名前は、つばの向きを決めていて、山の高さは決めていない

ハンチング・キャスケット・ワークキャップ・ベレーと、名前で探しても当たり外れが続くのは、名前が保証している範囲を超えて期待しているからです。名前が決めているのはつばの向き、つまり水平から何度下がって出るかと、それが前だけか全周か。ここはほぼぶれません。一方で山の高さは、同じ名前の中で2〜4cm揺れます。13の形を2つの座標に翻訳した表と、名前が保証しない3つ、試着で確かめる2か所、売り場で名前が食い違うときの扱いまで、実物を測る手順に落としました。

メグラシ編集部読了 12分
茶色に寒色を合わせる|黄寄りの茶は上、赤寄りの茶は下に置くと境目が濁らない

自分を知る

茶色に寒色を合わせる|黄寄りの茶は上、赤寄りの茶は下に置くと境目が濁らない

茶とネイビー、茶とブルー、茶と青みのピンク。この組み合わせが決まるか濁るかを分けているのは、明るさでも面積でもなく、その茶が黄に寄っているか赤に寄っているかです。赤寄りの茶は青と隣り合うと境目に紫のにじみが出ます。だから顔から遠い側へ置きます。黄寄りの茶は境目が澄むので上に置けます。白い紙の上で2色を1cm重ねて境目から3cmを見る判定、寒色が暗いか明るいかで変わる触れてよい長さ、青みか黄みかでピンクの扱いが入れ替わる理由、小物での回収の仕方まで置きました。

メグラシ編集部読了 11分
ベルトは帯の幅とループの内幅の差3〜8mmで選ぶ|差が足りないとループが浮く

自分を知る

ベルトは帯の幅とループの内幅の差3〜8mmで選ぶ|差が足りないとループが浮く

ベルトを通すとループが浮く、帯がねじれる、腰の位置で回ってしまう。原因は締め方ではなく、ベルトの帯の幅とパンツのベルトループの内幅の差です。両方の測り方、差3段階、差0〜2mmと9mm以上で起きること、秋冬に厚い生地のパンツで内幅が縮む条件、手持ちを1本で通す幅の決め方まで並べました。

メグラシ編集部読了 12分
ピアスは耳たぶの下端から何cm垂れるかで3つに分かれる|0cm・1〜2cm・3cm以上

自分を知る

ピアスは耳たぶの下端から何cm垂れるかで3つに分かれる|0cm・1〜2cm・3cm以上

ピアスを替えても顔まわりの見え方が変わらない、または変わりすぎる。決めているのは形やモチーフではなく、耳たぶの下端から飾りの下端まで何cm垂れているかです。垂れ長さの測り方、0cm・1〜2cm・3cm以上で起きること、秋冬に襟が高い日の上限、左右で長さが違うときの直し方まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分
揺れるピアスは、首を振って何mm動くかで選ぶ|0mm・5〜15mm・20mm以上

自分を知る

揺れるピアスは、首を振って何mm動くかで選ぶ|0mm・5〜15mm・20mm以上

同じ長さのピアスでも、動く日と動かない日で顔まわりの見え方が変わります。決めているのは揺れ幅、つまり首を振ったときに飾りの下端が何mm横へ動くかです。揺れ幅の測り方、0mm・5〜15mm・20mm以上で起きること、重さと支点の関係、秋冬に襟や布に当たる日の抑え方まで、確かめる順に並べました。

メグラシ編集部読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込