ピアスは耳たぶの下端から何cm垂れるかで3つに分かれる|0cm・1〜2cm・3cm以上

ピアスを替えたのに顔まわりの見え方が変わらない、または変わりすぎる。 決めているのはモチーフや素材ではなく、耳たぶの下端から飾りの下端まで何cm垂れているかです。
測るのは1か所だけで、10秒で終わります。
見るのは、耳たぶの下端からの垂れ長さ
顔の輪郭は、耳の下でいったん終わり、そこから首の線に切り替わります。
ピアスは、その切り替わりの位置に置かれる縦の線です。 線がどこまで伸びるかで、顔の輪郭の中に収まるか、首まで届くか、肩の側まで届くかが変わります。
判定の軸は1つです。耳たぶの下端から、飾りの下端まで何cm垂れているか。
垂れ長さの測り方
鏡の前で、髪を耳の後ろへよけます。
耳たぶのいちばん下、耳の輪郭が顔につながる手前の低い点を探してください。そこから真下へ、飾りのいちばん下までをものさしで読みます。
金具の位置から測ってはいけません。金具は耳たぶの中ほどに来るので、そこから測ると実際より1cmほど長く出ます。基準は耳たぶの下端です。
顔をまっすぐ正面に向けて測ります。うつむくと飾りが前へ出て、長さが短く出ます。
耳たぶの下端が分かりにくい場合は、指で耳たぶをつまんでください。つまんだ指の下側の縁が、そのまま下端になります。耳たぶの厚みや形には個人差があるので、cmの絶対値ではなく、自分の耳の下端を毎回同じ点として使うことが大事です。
測った数字は、飾りごとに紙かメモに残しておくと役に立ちます。手持ちが5組あれば、0cm・1〜2cm・3cm以上のどの段に何組あるかが一度で分かり、足りない段が見えてきます。
長さ3段階
| 垂れ長さ | 顔まわりでの働き | その日の相手 |
|---|---|---|
| 0cm | 耳の輪郭の中に収まる | 襟が高い服・髪を下ろす日 |
| 1〜2cm | 耳の下に短い線が1本出る | どの服にも入る |
| 3cm以上 | 線が首から肩の側へ届く | 襟が低く、髪を上げる日 |
測るのは飾りの下端です。金具からではありません。
0cmのとき、何が起きるか
飾りの下端が耳たぶの下端と同じか、それより上にある状態です。
正面から見ると、耳の一部として読まれます。顔まわりに新しい線が増えないので、髪を下ろしていても、襟が高くても、位置が競いません。
この段の役割は、線を出すことではなく、耳の位置に光る点を1つ置くことです。 点として働くので、面積の小さいものでも伝わります。
点として働かせるなら、面の向きを見てください。耳たぶは前へ少し傾いているので、平らな面の飾りは正面より斜め前へ光を返します。正面から見て光ってほしいなら、面が丸く曲がっているものか、細かい面がいくつも向いているもののほうが確実です。
秋冬にマフラーを巻く日は、この段が扱いやすくなります。巻いた布の上端が首の中ほどまで来ても、飾りはその上にあるためです。
1〜2cmのとき、何が起きるか
耳たぶの下から、首の脇にかけて短い線が1本出ます。
顔の輪郭と首の間に区切りができるので、輪郭の終わる位置が読みやすくなります。線が短いので、髪を下ろしていても毛先の中に埋もれる程度で済みます。
この段は、襟の高さがどちらに振れても収まります。襟が高い日は線の上半分だけが見え、低い日は全部が見えます。1本で通す前提なら、この段が扱いやすい範囲です。
3cm以上のとき、何が起きるか
線の下端が、首の中ほどから肩の側へ届きます。
届いた先に何があるかで見え方が決まります。何もない肌なら、線は最後まで読めます。襟や髪、マフラーがあると、そこで線が重なり、どちらの線かが分かりにくくなります。
この段を使う日は、下端が何に触れているかを先に確かめてください。 触れているものがあるなら、2cm以上離すか、段を下げます。
秋冬|襟の上端との関係
秋冬は、襟の上端が首の中ほどまで上がります。
首の詰まったニット、立ち上がる襟の上着、巻いた布。いずれも上端が耳たぶの下端から5〜8cmのところに来ます。
3cm以上垂れる飾りは、その上端に近づきます。下端と襟の上端の距離が2cm未満になると、線が重なります。測るのは、その服を着た状態で、耳たぶの下端から襟の上端までの距離です。
襟の上端は、動くと高さが変わります。首を回す、うつむく、上着を羽織る。いずれも1〜2cm上下します。判定は、いちばん高くなる姿勢で行ってください。座って前かがみになったときが、多くの場合いちばん高くなります。
巻いた布の場合は、巻いた回数で上端が変わります。1回巻きなら鎖骨の少し上、2回巻きなら首の中ほど、3回巻きならあごの下まで来ます。3回巻く日は、飾りは0cmの段に下げるほうが収まります。
髪の位置との関係
髪を下ろしている日は、耳の下が毛の中に入ります。
0cmの飾りは毛に埋もれることが多く、光る点も見えなくなります。この日は1〜2cmの段に上げるか、髪を片側だけ耳にかけてください。
髪を上げている日は、耳の下から首まで何もない状態になります。3cm以上の段でも、線が最後まで読めます。
半分だけ上げている日は、毛先がどこで終わるかを見てください。毛先が耳たぶの下端より上で終わっているなら、髪を上げた日と同じ扱いです。下で終わっているなら、下ろした日と同じ扱いにします。
髪の色でも変わります。濃い髪の中で明るい金属は残り、明るい髪の中では溶けます。0cmの段を選ぶ日は、髪と飾りの色が近くないかを一度確かめてください。
揺れる形と、揺れない形
同じ垂れ長さでも、揺れる形は測り方に注意が要ります。
止まっている状態で測った長さが、動いたときの位置とは限りません。首を左右に振ると、飾りの下端は横へ2〜3cm動きます。垂れ長さが3cmを超える形では、この動きも一緒に見てください。
揺れない形は、測った位置がそのまま保たれます。襟や髪と2cm以上離す設計をするなら、揺れない形のほうが管理しやすくなります。
顔まわりで光る点の数
垂れ長さとは別に、光る点の数も見ておきます。
耳に2つ、首に1つ、眼鏡の金具に2つ。これで5つになります。顔から胸までに光る点が3つを超えると、どこを見ればいいかが分かりにくくなります。
垂れ長さ3cm以上の飾りは、それ自体が線なので、点としては1つに数えます。細かい石が並んでいる形は、1cmあたり3つ以上光るなら、線ではなく面として数えてください。
どちらとも取れるとき|垂れ長さがちょうど2cm半
2〜3cmの間は、その日の襟で決めます。
襟の上端が耳たぶの下端から6cm以上下にあるなら、3cm以上の段として扱って問題ありません。6cm未満なら、下端と襟が2cm以内に近づくので、1〜2cmの段として扱ってください。
どちらとも取れるとき|左右で下端の高さが違う
耳たぶの下端の高さは、左右で数mm違うことがあります。
同じ飾りでも、片側だけ長く見えるのはこのためです。両方を見せるなら、0cmか1〜2cmの短い段にすると、差が目立ちにくくなります。髪を片側だけ耳にかけるなら、見えている側を基準に測ってください。
どちらとも取れるとき|2段になっている飾り
上に小さい石、下に垂れる部分がある形は、下端で測ります。
上の石は点として働き、下の部分は線として働きます。1つで点と線の両方を持っているので、他に足すものは減らしてください。首に1本足すなら、最下点を3cm以上離します。
上と下の間に隙間がある形は、その隙間の幅でも見え方が変わります。隙間が5mm未満なら1つのものとして読まれ、1cm以上あると2つのものとして読まれます。2つとして読ませたい場合は、耳元だけで情報が2つになるので、首元は空けておくほうが数が収まります。
よくある失敗と、その直し方
| よくある失敗 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 金具の位置から長さを測る | 1cmほど長く出て判定がずれる | 耳たぶの下端から測る |
| 襟の高さを見ずに長いものを選ぶ | 下端が襟の上端と重なる | 2cm以上離すか段を下げる |
| 髪を下ろす日に0cmを選ぶ | 毛の中に埋もれて見えない | 1〜2cmへ上げるか片側かける |
| うつむいた姿勢で測る | 飾りが前へ出て短く出る | 正面を向いて測る |
| 揺れる形を止まった位置だけで判定する | 動くと2〜3cm横へずれる | 首を振って動く範囲も見る |
まとめ|耳たぶの下端から測って、段を決める
- 測るのは耳たぶのいちばん下から、飾りのいちばん下まで
- 0cmは耳の中の点、1〜2cmは短い線、3cm以上は首から肩へ届く線
- 秋冬は襟の上端との距離を2cm以上あける
- 髪を下ろす日は0cmが埋もれるので、1〜2cmへ上げる
- 顔から胸までに光る点は3つまで。線は点1つと数える
ピアスが顔まわりを変えるかどうかは、大きさでも形でもありません。 耳の下に何cmの線が出るかです。
ものさしを耳の下に当てる10秒で、手持ちの1組が今日の襟に合うかが分かります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ピアスの長さは、どこからどこまで測るのですか
- 耳たぶのいちばん下(耳の輪郭が顔につながる手前の、いちばん低い点)から、飾りのいちばん下までです。金具の位置からではありません。金具は耳たぶの中ほどに来るので、そこから測ると実際より1cmほど長く出ます。鏡を見ながら、ものさしを耳の下に縦に当てて読んでください。
- Q. 0cmというのは、どういう状態ですか
- 飾りの下端が耳たぶの下端と同じか、それより上にある状態です。耳の輪郭の中に収まっているので、正面から見ると耳の一部として読まれます。顔まわりに新しい線が増えないので、髪を下ろしている日や、襟の高い服の日でも位置が競いません。
- Q. 1〜2cmと3cm以上では、何が変わりますか
- 1〜2cmは、耳たぶの下から首の脇にかけて短い線が1本出る状態です。顔の輪郭と首の間に区切りができます。3cm以上になると、線の下端が首の中ほどから肩の側へ届きます。届いた先に襟や髪があると、そこで線が重なるので、下端が何に触れているかを先に確かめる必要があります。
- Q. 秋冬に長いピアスが合わなくなるのはなぜですか
- 襟が高くなるためです。首の詰まった服やマフラーを巻いた日は、襟の上端が首の中ほどまで上がります。3cm以上垂れる飾りは、その上端と同じ高さに下端が来るので、線が重なります。襟の上端から2cm以上離れる長さに替えるか、0cmの段へ下げてください。
- Q. 左右で長さが違って見えます
- 耳たぶの下端の高さが左右で数mm違うことがあります。同じピアスでも、下端の位置が変わって見えるのはこのためです。気になる場合は、髪を耳にかける側を片方だけにして、見えている側だけを基準にしてください。両方見せるなら、0cmか1〜2cmの短い段のほうが差が出にくくなります。
— メグラシ編集部





