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手袋は袖口と3〜6cm重ねる|隙間が空くと手首だけが切れて見える

メグラシ編集部//読了 12分
手袋の口と上着の袖口が縦にどれだけ重なっているかを、腕を伸ばして確かめている場面

秋冬に手袋をすると、手元だけが浮いて見える。袖と手袋の間から風が入る。 決めているのは手袋の丈そのものではなく、手袋の口と袖口が縦に何cm重なっているかです。

測るのは1か所、腕を前に伸ばした姿勢でです。

見るのは、手袋の口と袖口の縦の重なり

腕は、肩から手先まで1本の線です。秋冬はその線が、上着の袖と手袋という2つのもので覆われます。

2つの間に隙間があると、線はそこで切れます。 切れた先にある手は、腕とつながっていない別のものとして読まれます。

判定の軸は1つです。腕を前に伸ばした状態での、重なりの長さ。

重なりの測り方

手袋をはめ、上着を着ます。そのまま腕をまっすぐ前へ伸ばしてください。

その姿勢で、手袋の口の縁と、袖口の縁が縦にどれだけ重なっているかを測ります。手袋が袖の外にある場合は、手袋の口の上端から袖口の下端まで。手袋が袖の中にある場合は、袖口の下端から手袋の口の上端までです。

腕を下ろした姿勢で測ってはいけません。 下ろした姿勢では袖が手のほうへ落ちるので、伸ばしたときより3〜5cm長く出ます。

伸ばす角度は、前へ水平です。上へ伸ばすとさらに袖が上がるので、そこまでは見なくてかまいません。日常でいちばん袖が上がるのは、前へ手を出す動作です。

重なり3段階

重なり手元での見え方その日の手
0cm(隙間あり)手首で線が切れ、手だけが離れる丈の長い手袋へ
3〜6cm線が切れずにつながるそのままでよい
8cm以上袖口が張って手首が膨らむ袖の外へかぶせる

数字はすべて、腕を前へ伸ばした姿勢での長さです。

0cmのとき、何が起きるか

手首のところで、肌か下に着ているものの袖が帯になって出ます。

腕の線は袖口で終わり、そこから数cm空いて、手袋が始まります。この空白があると、手は腕の続きではなく別の場所にあるものとして読まれます。

風が入るのも、この隙間からです。 上着をどれだけ厚くしても、手首に穴が1つ空いていれば、そこから冷えます。

隙間が1〜2cmでも同じことが起きます。腕を動かすたびに開いたり閉じたりするので、線が点滅する状態になります。

隙間が空いているかどうかは、鏡の前で腕を前に出せば1秒で分かります。手首のところに、袖とも手袋とも違う色の帯が見えたら、そこが隙間です。肌の色でも、下に着ているものの袖の色でも、帯として見えていれば同じことです。

3〜6cmのとき、何が起きるか

手袋の口と袖口が縦に重なり、腕から手までが1本の線として続きます。

腕を伸ばしても、重なりが3cm残るので隙間が開きません。腕を下ろせば重なりは6〜10cmまで増えますが、増えすぎて張ることもありません。

この帯なら、上着を脱ぐ場面でも手袋だけを外す手間が減ります。袖の中に大きく入っていないので、引き抜くときに袖が一緒に上がりません。

手首の位置に厚みが集まりすぎないのも、この帯の利点です。袖の生地1枚と手袋の口1枚が重なるだけなので、手首の太さはほとんど変わりません。腕から手へ向かって、太さがなだらかに変わっていく形になります。

重なりの見え方は、上着と手袋の色の差でも変わります。色が近ければ重なりの境目は見えず、1本の線として続きます。色が離れていると、重なっている位置に横線が1本出ます。線を出したくない日は、色を近づけるほうが確実です。

8cm以上のとき、何が起きるか

手袋の口が袖の中で厚みになり、袖口が外へ張ります。

張った袖口は、手首の位置だけ太くなります。腕の線は、手首で一度膨らんでから手へ続く形になります。厚手の手袋ほど起きやすく、中に綿の入ったものは2枚ぶんの厚みが袖の中に入ります。

袖の外へかぶせる向きに変えると、この張りはなくなります。ただし外へかぶせると、手袋の口が袖の上で見える帯になるので、その帯の幅も見えることになります。

内側に入れるか、外にかぶせるか

袖口の内周と、手袋の口の厚みで決まります。

袖口が細い上着は、手袋を中に入れると内周が足りません。無理に入れると袖口が張るので、外へかぶせてください。袖口が広い上着は、中に入れると手袋の口が隠れ、袖から手へ線が続きます。

見え方の違いも1つあります。外へかぶせると、手袋の口が帯として見えます。その帯の幅が3cmを超えると、手首の位置に横線が1本増えます。上半身にすでに横線が3本以上あるなら、中に入れる側を選んでください。

腕を伸ばしたときに減る量

袖は、腕を伸ばすと手首から離れます。減る量は上着の形で変わります。

袖に余裕のある形は3cm前後、体に沿った形は5cm前後減ります。袖口にリブやゴムが入っているものは、袖口が手首をつかんだままなので1〜2cmしか減りません。

この減る量を先に知っておくと、下ろした姿勢で測った数字からも判定できます。 下ろして8cmあり、減る量が5cmなら、伸ばして3cm。ぎりぎり範囲に入ります。

秋冬の上着別|袖口の形と重なりのつくりやすさ

袖口にリブの入った上着は、袖が上がりにくいので重なりが保たれます。手袋を中に入れるのは難しいので、外へかぶせる前提で丈を選びます。

袖口が広く開いた上着は、腕を伸ばすと袖が大きく上がります。重なりを確保するには、手袋の丈を長めにするか、袖口を1回内側へ折って口を狭くしてください。

袖口にボタンの並ぶ上着は、留める位置で内周が変わります。手袋を中に入れる日は1つ外し、外へかぶせる日は全部留めると、それぞれに合う内周になります。

中に着るニットの袖も、あわせて見てください。上着の袖より長いニットを着ていると、手首に3枚(ニット・上着・手袋)が重なります。3枚が重なる位置は厚くなるので、8cm以上の帯と同じ張りが出ます。ニットの袖が上着の袖より長い日は、手袋の重なりを3cmの下寄りに収めてください。

手袋の口にゴムやリブが入っている形は、袖の上にかぶせても位置が動きません。袖が広く開いた上着でも、口が袖をつかむので隙間が開かなくなります。袖の側で重なりを作りにくい上着には、この形が合います。

腕時計と一緒に着ける日の順番

先に時計、あとから手袋です。

手袋の口が時計の上に来ると、はめるときに文字盤が押されて位置が動きます。時計は骨から1〜2cmひじ側に置き、手袋の口はその手前で止まる長さにしてください。

手袋の口が時計に届く長さなら、時計を反対の手首へ移すほうが早く済みます。両方を同じ手首に重ねると、袖口の内周に対して通る側の寸法が増え、袖を通すときにも引っかかります。

どちらとも取れるとき|重なりがちょうど2cm半

2〜3cmの間は、袖口の形で決めます。

袖口にリブやゴムが入っていて袖が上がりにくいなら、2cm半でも隙間は開きません。袖口が広く、腕を動かすたびに袖が上下するなら、丈の長い手袋へ替えてください。

どちらとも取れるとき|左右で重なりが違う

上着の袖の長さは、左右で1〜2cm違うことがあります。

判定は短いほうで行ってください。短いほうで3cm確保できれば、長いほうは自動的に足ります。片方だけ隙間が開くなら、その側の袖を1回折り返さず、もう片方だけを折るという調整もできます。

どちらとも取れるとき|手袋を外して持ち歩く日

屋内で外す時間が長い日は、重なりを3cmの下寄りにします。

深く入っていると、外すときに袖まで一緒に上がります。3cm程度なら、引き抜いても袖は動きません。外した手袋を上着のポケットに入れるなら、口の広い形のほうが片手で入ります。

よくある失敗と、その直し方

よくある失敗起きること直し方
腕を下ろした姿勢で測る3〜5cm長く出て、伸ばすと隙間が開く前へ伸ばして測る
厚手の手袋を8cm以上入れる袖口が張って手首が膨らむ外へかぶせる
長いほうの袖で判定する短い側で隙間が開く短いほうで測る
手袋のあとに時計をはめる文字盤が押されて位置が動く時計を先にはめる
外にかぶせた口の帯を数えない手首に横線が1本増える幅3cm以内に収める

まとめ|前へ伸ばして、3〜6cm

  1. 測るのは、腕をまっすぐ前へ伸ばした姿勢での重なり
  2. 3〜6cmなら、腕から手までの線が切れずに続く
  3. 0cmは手首で線が切れ、8cm以上は袖口が張る
  4. 袖口が細い上着は外へかぶせ、広い上着は中に入れる
  5. 時計と一緒の日は、時計を先にはめて口をその手前で止める

手元が浮いて見えるのは、手袋の色でも形でもありません。 袖との間に何cmの重なりがあるかです。

腕を前へ伸ばして1回測れば、その上着とその手袋の組み合わせが今年使えるかが決まります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 手袋と袖口の重なりは、どうやって測るのですか
手袋をはめ、上着を着た状態で腕をまっすぐ前へ伸ばします。その姿勢で、手袋の口の縁と、袖口の縁が縦にどれだけ重なっているかを測ります。腕を下ろした姿勢で測ると、伸ばしたときより3〜5cm長く出ます。判定は伸ばした姿勢で行ってください。
Q. 重なりがないと何が起きますか
手首のところで肌か下着の袖が帯になって出ます。腕の線が手首でいったん切れ、手だけが別の場所にあるように見えます。風が入るのもこの隙間からです。手袋の丈を長いものへ替えるか、袖の長い上着に替えると埋まります。
Q. 重なりが長すぎるとどうなりますか
8cm以上重なると、手袋の口が袖の中で厚みになり、袖口が張ります。袖口が張ると手首の位置で太くなり、腕の線がそこだけ膨らみます。厚手の手袋ほど起きやすいので、袖の中に入れる長さは6cmまでにしてください。
Q. 手袋は袖の内側と外側、どちらに入れますか
袖口の内周と手袋の口の厚みで決まります。袖口が細い上着は、手袋を外側にかぶせるほうが収まります。袖口が広い上着は、手袋を内側に入れると口が袖の中に隠れて線が続きます。どちらでも3〜6cmの重なりを確保するのは同じです。
Q. 腕時計と一緒に着ける日はどうすればいいですか
先に時計、あとから手袋の順です。手袋の口が時計の上に来ると、文字盤が押されて位置が動きます。時計は骨から1〜2cmひじ側、手袋の口はその手前で止まる長さにしてください。手袋の口が時計に届く長さなら、時計を反対の手首へ移すほうが早く済みます。

— メグラシ編集部

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