顔立ちが薄いと顔タイプが決まらない|パーツより余白の幅で先に決める

**顔立ちが薄くて、顔タイプ診断のどの質問にも「どちらでもない」としか答えられない人は、目や口の形を見るのをやめてください。**見るのは余白です。**目と眉の間に人差し指が1本収まるか。目の下からあご先までが、顔の縦の長さの半分を超えるか。あご先の角度が開いているか。**この3か所は、パーツが小さくても長さと角度で測れるので、薄い顔ほど答えがぶれません。
診断の質問は、目が大きいか、口が丸いか、鼻が高いか、と「形」を聞きます。薄い顔はその形の特徴がどれも弱い。だから全部中間に落ち、しかも「全部小さい」が重なって、本当は大人顔の人まで子供顔側に寄ってしまいます。余白を先に測ると、この取り違えが消えます。
順番はこうです。余白の幅で子供顔か大人顔かを決める。あご先の角度とえらの出方で曲線か直線かを決める。2軸が決まれば8タイプのうちの1つに落ちます。どちらかの軸が中間に出た人だけ、服で確かめます。その確かめ方も、襟を2つ当てるだけです。
結論:薄い顔は、形ではなく余白で2軸を決める
| 軸 | 測る場所 | 境目 | 出る答え |
|---|---|---|---|
| 子供顔か大人顔か | 目と眉の間 | 人差し指1本が収まる/1本半以上 | 収まる=大人顔寄り、1本半以上=子供顔寄り |
| 子供顔か大人顔か | 目の下からあご先まで | 顔の縦の長さの半分を超える/超えない | 超える=大人顔、超えない=子供顔 |
| 曲線か直線か | あご先の角度 | 開いている(120度より広い)/狭い | 開いている=曲線寄り、狭い=直線寄り |
| 曲線か直線か | えら | 正面から見て輪郭に角がある/ない | ある=直線寄り、ない=曲線寄り |
2か所ずつ測って、両方が同じ側に出ればその軸は決まり。1か所ずつ別の側に出たら、**子供顔か大人顔かは「目の下からあご先まで」を、曲線か直線かは「あご先の角度」を上に置いてください。**眉とえらは、眉の描き方や噛み癖で動く場所だからです。
なぜ薄い顔は、パーツで見ると取り違えるのか
顔タイプ診断の2軸は、もともと「形の強さ」で判定するように作られています。目が大きく丸ければ曲線で子供顔寄り、目が切れ長で細ければ直線で大人顔寄り、という具合です。
顔立ちが薄い人は、どのパーツも形の主張が弱い。目は大きくも細くもなく、口も丸くも薄くもない。この状態で形の質問に答えると、全部が中間になります。そして診断の多くは「パーツが小さい・主張が弱い」を子供顔側に数えるので、本当は大人顔の人が、子供顔のタイプに落ちます。
落ちた先のタイプの服を着ると、顔より服が先に見えます。それで「診断通りに着ているのに、なぜか合わない」が起きます。
余白は違います。余白の幅は、パーツの形がどれだけ弱くても、長さとして存在します。目と眉の間、目の下からあご先まで、あご先の角度。この3つはパーツの主張と関係なく測れるので、薄い顔でもはっきり答えが出ます。
子供顔か大人顔か|目と眉の間に、人差し指が何本入るか
正面を見て、目を普通に開けた状態で、眉の下の縁と上まぶたの縁の間に、人差し指を横にして当ててください。
- 指1本がちょうど収まる、または余る:目と眉が近い。大人顔寄り
- 指1本では足りず、1本半以上:余白が広い。子供顔寄り
眉を描いている人は、描いた線ではなく、自分の毛が生えている下の縁で見てください。描いた眉で測ると、その日の描き方で答えが変わります。
この測り方は、鏡より写真のほうが安定します。鏡では自分の顔を近くで見るので、余白を狭く感じがちです。正面から撮った写真の上で指を当てるか、写真の中の目の高さを1として、眉までが目いくつ分かを数えてください。
子供顔か大人顔か|目の下からあご先までが、顔の縦の半分を超えるか
もう1か所は、顔の縦の重心です。
- 髪の生え際からあご先まで(顔の縦の長さ)を測る。17〜21cmの人が多い
- 下まぶたの縁からあご先までを測る
- 2が1の半分を超えるか見る
**超えるなら大人顔。超えないなら子供顔。**目が顔の下寄りにあると、目の下の余白が短くなり、子供顔に見えます。目が顔の上寄りにあると、目の下が長くなり、大人顔に見えます。
目と眉の間の答えとこの答えが割れたときは、**こちらを上に置いてください。**目と眉の間は眉の形で動きますが、目の下からあご先までは動かない長さです。
曲線か直線か|あご先の角度が開いているか
曲線か直線かは、パーツではなく輪郭の曲がり方で決めます。薄い顔は頬や鼻の立体が少ないので、輪郭が顔の印象の大半を作っています。
正面から撮った写真で、あご先を頂点にして、左右の輪郭線が作る角度を見てください。
- 120度より開いている(あご先が丸く、輪郭がなだらかに頬へ続く):曲線寄り
- 120度より狭い(あご先がとがって見える、または輪郭がまっすぐ上がる):直線寄り
120度は、時計の文字盤で言えば、あご先を中心に置いたとき、輪郭線が8時と4時より外側に開いているかどうかです。分度器がなくても、写真に時計の針を想像すると見当がつきます。
曲線か直線か|えらが輪郭に角を作っているか
もう1か所は、えらです。正面から見て、耳の下からあごに向かう輪郭の途中に、角と呼べる折れ目があるかを見ます。
- 折れ目があり、輪郭が「く」の字に曲がる:直線寄り
- 折れ目がなく、耳の下からあご先まで1本の弧で続く:曲線寄り
あご先の角度の答えとこちらが割れたら、**あご先の角度を上に置いてください。**えらは噛み癖や姿勢で日ごとに見え方が変わりますが、あご先の角度は骨の形なので動きません。
2軸がそろったら、薄い顔が落ちやすい4タイプで見る
2軸がそろえば8タイプのどれかに落ちますが、顔立ちが薄い人は、形の主張が強いタイプ(アクティブキュート・エレガント・クール・フェミニンのうち、パーツの強さが条件になるもの)には入りにくく、次の4つに落ちることが多いです。
| 子供顔/大人顔 | 曲線/直線 | 落ちやすいタイプ | 服で残す1つの形 |
|---|---|---|---|
| 子供顔 | 曲線 | キュート | 小さくて丸い |
| 子供顔 | 直線 | フレッシュ | 小さくて角がある |
| 大人顔 | 曲線 | ソフトエレガント | 大きめで丸みのある |
| 大人顔 | 直線 | クールカジュアル | 大きめで角のある |
4つに共通するのは、強い飾りが要らないこと。薄い顔は顔の情報量が少ないので、服の情報量が多いと顔より服が先に見えます。どのタイプに落ちても、まず服の情報量を減らす方向は同じです。タイプが決まると、減らしたあとに残す1つの形が決まります。
2軸とも中間に出た人|丸い襟と角のある襟を、同じ日に当てる
余白で測っても、片方の軸が境目のすぐ近くに出る人がいます。目と眉の間が「指1本と少し」、あご先の角度が「120度くらい」。こういう人は、顔の長さをいくら測り直しても決まりません。服で決めてください。
やり方は1回の試着で済みます。
- 丸い襟のトップスと、角のある襟(Vか四角)のトップスを用意する。色と明るさは近いものにする
- 同じ鏡の前で、交互に着る
- 鏡から2歩(約1.5m)引き、目を閉じて開けた瞬間に、先に目が行くのが顔か襟かを見る
顔に目が行く側の襟が、あなたの曲線か直線かの答えです。襟に目が行く側は、顔より襟が強いということなので外れています。
子供顔か大人顔かも、同じ日に決められます。答えが出た側の襟で、襟の大きさを小さいものと大きいものに替えてもう一度見てください。小さい襟のほうが顔に目が行くなら子供顔寄り、大きい襟でも顔が負けないなら大人顔寄りです。
服で出した答えは、診断の質問で出した答えより上に置いて構いません。診断はこの答えを出すための手段で、合う服を着ることが目的だからです。
診断が割れたあと、服のどこを変えるか
タイプが決まったら、変える場所は3つだけです。襟、柄の大きさ、耳の小物。どれも顔のいちばん隣にあり、顔タイプの違いが出る場所です。
襟は、曲線か直線かの答えの形にして、子供顔か大人顔かの答えの大きさにします。子供顔なら顔の横幅の3分の1以内の小さい襟、大人顔なら3分の1を超えても顔が負けません。
柄の大きさは、子供顔なら目の大きさと同じくらいまで、大人顔なら目の2倍までを目安にします。薄い顔は柄が強いと柄に目が行くので、どちらの場合も柄と地の色の差を小さくします。
耳の小物は、曲線なら丸、直線なら細い線。大きさは襟と同じ基準です。
丈・幅・生地の厚みは、顔タイプではなく骨格の領域なので、ここでは触りません。顔タイプと骨格の答えが別の服を指して迷う人は、鎖骨の線で上下を分ける考え方に進んでください。
薄い顔は、秋から冬に答えが出やすい
秋から冬は襟とマフラーで顔の周りが埋まるので、顔タイプの答えが服の上に出やすい季節です。
薄い顔の人は、夏の薄着では顔の周りに何もなく、タイプの違いが見えません。秋になって襟のある服を着始めると、「この襟は落ち着く」「この襟は顔が消える」が、はっきり分かれます。この分かれ方は、診断の質問よりも正確です。
この季節に、手持ちの襟のある服を3着並べて、鏡から2歩引いて見てください。落ち着く襟の形と大きさが、あなたの2軸の答えです。余白で測った答えと一致していれば、それで決まり。ずれていれば、服の側の答えを採ってください。
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よくある問い
- Q. 顔タイプ診断の質問に、どれも『どちらでもない』としか答えられません
- 質問が目や口や鼻の『形』を聞いているからです。顔立ちが薄い人は、形の特徴がどれも弱いので、どの質問も中間に落ちます。形ではなく『余白の幅』を見てください。目と眉の間に指が何本入るか、目の下からあご先までが顔の縦の長さの半分を超えるか、あご先の角度が開いているか。この3か所は、パーツがどれだけ小さくても長さと角度として測れるので、はっきり答えが出ます。形の質問は後に回して、余白の答えが出てから、それに矛盾しない範囲で形を見てください。
- Q. 目と眉の間が指1本というのは、どの指で測りますか
- 人差し指の幅で測ってください。1.5〜2cmの人が多いです。目を開けたまま正面を見て、眉の下の縁と上まぶたの縁の間に、人差し指を横にして当てます。指1本がちょうど収まるか、はみ出すかが境目です。収まるなら目と眉が近いので大人顔寄り、指1本では足りず、1本半以上あるなら余白が広いので子供顔寄りです。眉を描いている人は、描いた線ではなく、自分の眉の毛が生えている下の縁で見てください。描いた眉で測ると、描き方で答えが変わります。
- Q. 子供顔と大人顔の両方の特徴が出てしまいました
- 目と眉の間は近い(大人顔)のに、目の下からあご先までは短い(子供顔)、という組み合わせはよくあります。その場合は、目の下からあご先までの比率を上に置いてください。顔の縦の長さの半分を超えるなら大人顔、超えないなら子供顔です。目と眉の間は眉の形や剃り方で動きますが、目の下からあご先までは動かない長さだからです。それでも迷うなら、記事の『2軸とも中間の人』の節にある、襟を2つ当てる確かめ方に進んでください。顔の長さではなく、服で決めます。
- Q. 薄い顔の人は、結局どのタイプになることが多いですか
- 余白が広い側に出た人はフレッシュかキュート、狭い側に出た人はソフトエレガントかクールカジュアルに落ちることが多いです。共通するのは、どのタイプも『強い飾りが要らない』側だということ。薄い顔は、顔の情報量が少ないぶん、服の情報量が多いと顔より先に服が見えます。だからどのタイプに落ちても、まずは服の情報量を顔に合わせて減らす、という方向は同じです。タイプが決まれば、減らしたあとに残す1つの形(丸いか角があるか)が決まります。
- Q. 診断がどうしても決まらないとき、服のどこから変えればいいですか
- 襟から変えてください。襟は顔のいちばん隣にあるので、顔タイプの違いがもっとも出る場所です。丸い襟と角のある襟を、同じ日に同じ鏡で当てて、鏡から2歩引いて目が先に顔に行く側を選びます。これだけで、曲線か直線かは決まります。次に、襟の大きさを変えます。襟が小さいほうが落ち着くなら子供顔寄り、襟が大きくても顔が負けないなら大人顔寄りです。2回の試着でタイプの見当がつくので、診断の質問に戻るより早いことが多いです。
— メグラシ編集部





