顔タイプ自己診断が昔と今で違う|年齢で動いた軸だけ測り直す

**以前の顔タイプ自己診断と、いまの結果が違っていたら、昔の写真ではなく今の顔で測り直し、動いた軸の服だけを替えてください。**年齢で動きやすいのは大人・子供の軸で、曲線・直線の軸は骨で決まる部分が多く、あまり動きません。
たとえば、20代でキュートと出た人がいま測るとフェミニン寄りに出る。この場合、曲線の側はそのままで、子供から大人の側へ1段動いただけです。替えるのは丈や柄の大きさなど大人・子供の軸に関わる所だけで、丸い襟や柔らかい素材はそのまま使えます。
この記事では、どちらの軸が動いたかを鏡と定規で3項目ずつ測る方法と、動き方ごとの服の替え方を書きます。測っても動いていないのに似合わなくなった人、境目にいて決まらない人の考え方も後半で扱います。
結論|動くのは主に大人・子供の軸
顔タイプは、大人顔か子供顔か、曲線か直線かの2軸で8つ前後のタイプに分けるのが一般的です。このうち、年齢で動きやすいのは大人・子供の軸です。
大人・子供の軸は、顔の縦の長さ、目の位置、頬の高さなどで決まります。頬の高さやあごまわりの印象は年齢とともに少しずつ変わるので、軸の上の位置も少しずつ動きます。
一方、曲線・直線の軸は、輪郭の角やパーツの形で決まる部分が大きく、骨の形に近いところで決まっています。こちらは年齢で大きく入れ替わることは少なめです。
**つまり、昔と結果が違う人の多くは、大人・子供の軸だけが動いています。**2軸のうち片方だけを見直せば済む、と考えると、服の入れ替えは最小限で済みます。
昔の写真と今の鏡、どちらを使うか
結果が違うと分かったとき、どちらの結果が「本当」なのか迷う人がいます。答えは、いまの顔です。
服が並ぶのは、いまの顔の横です。昔の写真で測った結果に合わせて服を選んでも、鏡に映るいまの顔とはずれてしまいます。昔の結果は「どの軸が動いたか」を知るための比較材料として使い、服を選ぶ基準にはいまの結果を使います。
昔の写真を比較に使うときは、正面を向いていて、笑っていない写真を選んでください。笑顔は頬が上がって子供顔寄りに見えるので、比べる材料として向きません。
年齢で動きやすい所、動きにくい所
| 見る所 | 軸 | 年齢で |
|---|---|---|
| 顔の縦横の比率 | 大人・子供 | 少し動く |
| 頬のいちばん高い点の位置 | 大人・子供 | 動きやすい |
| あごの長さ | 大人・子供 | 少し動く |
| 輪郭の角の有無 | 曲線・直線 | 動きにくい |
| 目の形(丸いか切れ長か) | 曲線・直線 | 動きにくい |
| 鼻すじの形 | 曲線・直線 | 動きにくい |
この表は、測り直す順番の目安です。大人・子供の軸から先に測り、曲線・直線の軸は昔の結果と大きく違う気がするときだけ測ります。
測り直す|大人か子供かの3項目
鏡の前で、前髪を上げて顔全体を出します。定規を1本用意してください。
- 顔の縦横の比率:額の生え際からあご先までの長さと、頬のいちばん広い所の幅を測る。縦が横の1.4倍より短ければ子供寄り、長ければ大人寄り
- 頬の高い点:正面から見て、頬のいちばん高い点が小鼻の横より上にあれば子供寄り、小鼻の高さかそれより下なら大人寄り
- あごの長さ:下唇の下からあご先までが、鼻の下から上唇までの長さの2倍より短ければ子供寄り、長ければ大人寄り
3つのうち2つ以上が同じ側なら、その側です。昔の結果と比べて、どの項目が入れ替わったかを書き出しておくと、次の服の替え方で役に立ちます。
測り直す|曲線か直線かの3項目
こちらは、昔の結果と違う気がするときだけ測ります。
- 輪郭:あごのラインとエラのあたりが丸ければ曲線、角を感じれば直線
- 目の形:目を開いたときに黒目の上下がよく見えて丸ければ曲線、横に長く切れ長なら直線
- 鼻すじ:横から見て鼻すじがなだらかなら曲線、まっすぐ通っていれば直線
輪郭は、頬のふくらみが減ると角が見えやすくなるので、昔より直線寄りに出ることがあります。迷ったら、目と鼻の2項目で決めてください。この2つは年齢による変化が少ない所です。
顔タイプの2軸そのものの考え方は、大人顔と子供顔の見分け方で詳しく扱っています。
子供顔から大人顔に動いた人
いちばん多いのがこの動き方です。キュートからフェミニン、アクティブキュートからクールカジュアル、フレッシュからソフトエレガントのように、曲線・直線の側はそのままで、大人の側へ1段動きます。
替えるのは、大人・子供の軸に関わる3つです。
- 丈:短めの丈から、ひざが隠れる丈やくるぶしまでの丈へ
- 柄の大きさ:小さな柄から、中くらいから大きめの柄へ
- ボリュームの位置:袖や裾にふくらみのある服から、すっきりした形へ
逆に、丸い襟、柔らかい素材、曲線のある模様など、曲線・直線の軸に関わるものはそのままで大丈夫です。昔の服をすべて手放すのではなく、丈と柄が合わなくなったものだけを見直します。
曲線から直線寄りに動いた人
輪郭の印象が変わって、曲線から直線寄りに出る人もいます。ただし先に書いたとおり、目と鼻の2項目で決めると、実際には曲線のままのことも多いです。
目と鼻でも直線寄りに出た場合は、替えるのは次の3つです。
- 襟の形:丸い襟から、Vネックやシャツ襟のような角のある襟へ
- 素材の質感:ふんわりした素材から、ハリのある素材へ
- 柄の形:花柄や水玉から、ストライプやチェックのような線の柄へ
丈や柄の大きさは、大人・子供の軸に関わるので、こちらが動いていなければ変えなくて構いません。
両方動いた人
まれに、両方の軸が動く人もいます。キュートからクール、フレッシュからエレガントのように、対角線上に動くパターンです。
この場合は、全部を一度に替えずに、先に大人・子供の軸の服から替えてください。丈と柄の大きさを合わせるだけで、印象の大部分が整います。そのうえでまだ違和感があれば、襟と素材を替えます。
一度に全部を替えると、何が効いたのかが分からなくなります。1つずつ替えると、次に服を選ぶときの判断基準がはっきりします。
測っても動いていないのに似合わなくなった人
測り直しても昔と同じ結果なのに、昔の服が似合わない。この場合、原因は顔タイプの外にあることが多いです。
見直すのは3つです。髪の長さと色、肌の明るさ、体型の変化。とくに髪は、顔の印象を大きく左右します。昔は長い髪で顔まわりに曲線があったのに、いまは短くしている、というだけで、同じ服でも印象が変わります。
この場合は、顔タイプの結果はそのままにして、髪型や服の色の側で調整した方が早く解決します。
どちらとも取れるとき|境目の上にいる人
測り直した3項目が、2対1で決まるならいいのですが、どれも境目で決まらない人もいます。
**境目の人は、両側の服を試して、より「顔と服が同じ速さで目に入る」方を選んでください。**鏡から1m離れて見て、顔だけが先に目に入るなら服が地味すぎ、服だけが先に目に入るなら服が強すぎです。両側を試して、顔と服がいっしょに目に入る方が、いまのあなたの側です。
境目の人は、季節や髪型によってどちらの側にも寄れる、とも言えます。決めきらずに、場面ごとに使い分けても構いません。
どちらとも取れるとき|写真と鏡で違う人
鏡で測ると大人寄りなのに、写真で見ると子供寄りに見える。これはよくあることです。鏡は左右が反転していて、写真はレンズの距離で顔の比率が変わるからです。
判定は鏡を優先してください。そのうえで、写真に写ることが多い場面(結婚式や行事など)の服だけは、写真の見え方に寄せても構いません。
鏡で8タイプをざっと当て直したい人は、8タイプを短く見分けるテストも使えます。
服に移す|替えるのは顔まわりの3つから
動いた軸が分かったら、まず顔まわりから替えます。顔にいちばん近い所が、いちばん印象に効くからです。
- 襟と首まわり:ニットやブラウスの襟の形と開き
- 顔に近い柄:トップスの柄の大きさと形
- 髪と小物:前髪の有無、ピアスやイヤリングの大きさ
この3つを合わせるだけで、全身の服を替えなくても印象はかなり整います。ボトムや靴は、顔から遠いぶん顔タイプの影響が小さいので、後回しで構いません。
手持ちの服をどう扱うか
昔の結果に合わせて買った服は、動いた軸に関わるものだけを見直します。動かなかった軸の服は、そのまま着続けて大丈夫です。
手持ちの服を、丈と柄の大きさ(大人・子供の軸)、襟と素材(曲線・直線の軸)の2つの山に分けてみてください。動いた軸の山だけを見直し、合わなくなったものから少しずつ入れ替えます。季節の変わり目に1、2枚ずつ替えていけば、無理なく今の顔に合ったクローゼットに近づきます。
顔タイプの2軸を自分で決める方法をもう一度確かめたい人は、大人顔・曲線を2問で見分けるチェックも合わせて見てください。
よくある問い
- Q. 顔タイプは年齢で変わるものですか
- 顔の骨格そのものは大きく変わりませんが、頬の高さやあごまわりの印象は年齢とともに少しずつ動きます。顔タイプの2軸のうち、大人・子供の軸はこの影響を受けやすく、曲線・直線の軸は受けにくい傾向があります。昔の結果と違っていても、測り方を間違えたとは限りません。
- Q. 昔の診断結果に合わせて買った服は、もう着られませんか
- 動いた軸に関係する服だけを見直せば十分です。たとえば大人・子供の軸だけが動いたなら、丈や柄の大きさが合わなくなっている可能性がありますが、曲線・直線の軸に関係する襟の形や素材の質感はそのまま使えます。全部を入れ替える必要はありません。
- Q. 測り直しても、昔と同じ結果になりました。それでも似合わない気がします
- 顔タイプが動いていないなら、似合わなさの原因は顔の外にあることが多いです。髪の長さや色、肌の明るさ、体型の変化など、顔以外の条件が変わっていないかを確かめてください。顔タイプの結果は変えずに、髪型や服の色の側で調整した方が早く解決します。
— メグラシ編集部





