頬骨が横に出ている顔は、左右幅がいちばん広い高さが目の位置にある|髪の最大幅をそこから3cm離す

「頬骨が横に出てる」は、顔が横に広いという話ではありません。
見ているのは、左右幅がいちばん広くなる高さがどこかという、位置の話です。幅が小さい人でも山が真ん中にあれば該当し、幅が大きい人でも山が上にあれば該当しません。
測るのは3か所。正面写真1枚に水平線を3本引けば終わります。
「横に出ている」の中身は、山の位置
顔の左右幅は、高さによって変わります。上から下へたどると、幅は増えて減るか、単調に減るか、増え続けるかのいずれかです。
幅が途中でいちばん大きくなり、そこから下へ向かって減っていく形。 これが「頬骨が横に出ている」と呼ばれる並びです。
山が上にある人は、額のあたりがいちばん広く、そこから下へずっと減ります。山が下にある人は、下顎の角のあたりがいちばん広くなります。3つのうちどれかを、数字で決めます。
📋 測る3つの幅
| 記号 | 測る高さ | 目安 |
|---|---|---|
| T | こめかみのくぼみの高さ | 12〜14cm |
| Z | 頬のいちばん張り出した高さ | 13〜15cm |
| G | 下顎の角の高さ | 11〜14cm |
写真上のcmで構いません。3つを同じ写真で測っているかぎり、倍率がそろっているので比べられます。
Zが最大で、Z−Tが1.0cm以上あれば該当します。 0.5cm未満なら山は定まりません。0.5〜1.0cmは中間です。
3本の水平線の引き方
髪を全部上げ、あごを引かず、正面を向いて撮った写真を使います。
1本目はこめかみのくぼみの高さ。眉尻の少し上、指で押すとへこむところです。
2本目は頬のいちばん張り出した高さ。目尻の下に指を当てて鼻の方向へ滑らせ、骨に乗り上げた頂点です。多くは目尻から下へ1〜3cmにあります。
3本目は下顎の角の高さ。耳たぶの下に指を置き、あごの縁を前へなぞって、線が折れる位置です。
3本を引いたら、それぞれの線が輪郭と交わる左右2点の距離を測ります。
山の高さを記録する
該当すると分かったら、山の位置を数字にしておきます。使うのは目尻を通る水平線からの縦の距離です。
目尻の高さを0として、山が下へ何cmにあるか。0〜3cmに入る人が多く、この数字がこのあと全部の判断に使われます。
指で確かめるなら、目尻に人差し指を当てて真下へ滑らせ、骨に乗り上げたところで止める。目尻から止めた位置までの距離です。1回測ってメモに残せば、それきりです。
髪の外側の山を見つける
次に測るのは髪の側です。鏡の前で正面を向き、髪を含めた輪郭の外側の縁を目でたどってください。
いちばん外へ張り出している高さに、指を1本当てます。そこが髪の山です。
このとき、髪をおろした状態で見てください。結んでいるときと下ろしているときでは、山の位置が3〜5cm変わります。両方する人は、それぞれで測っておくと迷いません。
山と山を3cm離す
やることはこれだけです。頬の山の高さと、髪の山の高さを3cm以上離す。
| 髪の山の置き場所 | だいたいの高さ | 見え方 |
|---|---|---|
| 上へ離す | 耳の上端より上 | 上側が広く、下へ向かって細くなる並びになる |
| 下へ離す | あご先の少し上 | 上側が細く、下側が広い並びになる |
| 3cm以内 | 頬の山と同じ帯 | 同じ高さに山が2つ並び、そこが幅の基準になる |
上へ離すか下へ離すかは、好みで決めて構いません。離れていること自体が効いていて、方向は結果の見え方を変えるだけです。
乾かす向きで山を動かす
髪の山の高さは、切らなくても動きます。動かすのは乾かす向きです。
根元を頭皮に対して立てて乾かした場所が、外側でいちばん外へ出ます。 耳の上の根元を指で持ち上げながら風を当てれば山は上へ、耳の下からあごにかけての毛を外へ流しながら当てれば山は下へ移ります。
コツは1か所に絞ることです。全体をまんべんなく乾かすと、その日の毛の向きで山の位置が変わり、日によって見え方がそろいません。
上へ離すときの手順
- タオルドライのあと、耳の上の根元だけを指で頭皮から起こす
- その状態で風を根元に当てる。毛先は最後でよい
- 冷風を10秒当てて、起きた根元を固定する
- 耳から下は、下へ向けて風を当てて外へ広がらないようにする
耳の上の高さは、頬の山からたいてい4〜6cm上にあります。この位置なら3cmの条件は自動的に満たされます。
下へ離すときの手順
- 耳の下の毛を、外へ向けて指で引きながら風を当てる
- 毛先は外へ向けて終わらせる。内へ入れると山が上へ戻る
- 耳の上は、根元を寝かせるように上から風を当てる
- 顔まわりの毛は前へ落とさず、後ろへ流す
下へ離す場合、山の位置はあご先の少し上に来ます。頬の山からは3〜5cm下です。首まわりの見え方が変わるので、襟の開きと合わせて決めると迷いません。
下へ離すときに1つだけ注意があります。毛束が下顎の縁を斜めに横切らないようにしてください。 髪の縁と輪郭の縁が同じ場所で交差すると、そこに端点が2つ集まります。耳の前で落とし切るか、耳の後ろへ回すか、どちらかに決めれば交差は起きません。乾かすときに向きを1回で決めておくと、日中に崩れても交差までは戻りません。
山が2つ出たとき
TとZの差が0.5cm未満で、どちらが最大か決められないことがあります。
このときは幅では決まりません。縦の位置で寄せます。 髪の山を目尻の高さより上に作ると、上側の幅が広がって山が1つにまとまります。下に作れば下側にまとまります。
避けるのは、上と下の両方に量を置く形です。幅の広い区間が縦に長く続いて、どこが山なのか読み取れなくなります。片側に寄せると決めてください。
帽子のつばの高さ
つばの縁が顔を横切る高さも、線を1本足します。
眉とまつげのあいだにつばの縁が来る形だけを外してください。ここは頬の山と近い帯なので、横の線が2本近くに並びます。
眉より上に置くか、深くかぶって眉に触れる位置まで下げるか、どちらかです。かぶる角度を前後にずらすと、この高さは1〜2cm動きます。鏡の前で1回決めておけば足ります。
G が最大だったとき
3つの幅を測ってみたら、いちばん大きかったのが下顎の角のところだった。これは該当しません。
山が下にある並びなので、動かす場所も変わります。髪の山を角の高さから3cm離すという考え方は同じですが、離す方向が実質的に上だけになります。下へ離そうとすると首まで下がるからです。
このとき効いてくるのは、襟ぐりの開きの幅のほうです。角の高さでの左右幅と、襟ぐりの左右の縁の間隔が3cm以内で揃うと、同じ幅が上下に2回続きます。数字の出し方はエラのハリと襟ぐりに、角の開き方の測り方はエラが張っていると言われる輪郭にあります。
結んだ日は山の位置が変わる
髪を結ぶと、外側の山はゴムの位置と、耳の上のふくらみの2か所に分かれます。下ろしているときとは別の判定になります。
ゴムの中心の高さを、頬の山から3cm以上離してください。 頬の山の高さでゴムを結ぶと、そこに幅の広い点ができます。
耳の上のふくらみは、結ぶ強さで決まります。きつく結ぶと耳の上が寝て、ふくらみが消えます。ゆるく結ぶと耳の上が浮いて、そこが山になります。どちらでも構いませんが、決めておくと結んだ日の見え方がそろいます。おくれ毛の終わる位置まで含めた手順は顔のエラと髪を結ぶ高さにあります。
日によって違って見えるとき
T・Z・Gと山の高さは、日ごとに動きません。動いているのは髪の山と光です。
髪の山は、乾かし方で毎日3cm動きます。そこが原因であることがいちばん多いです。 光は、上から来ると頬の下に影が入って山が線として出て、正面から来ると消えます。
同じ場所・同じ時間で3日ぶん撮って並べ、髪の山の高さが動いていないかをまず見てください。動いていたら乾かす手順を固定します。動いていないのに見え方が違うなら、光のほうです。
まとめ
「頬骨が横に出ている」は、幅の大きさではなく山の位置で決まります。
- T・Z・Gを測り、Zが最大でZ−Tが1.0cm以上なら該当
- 山の高さを、目尻から下へ何cmかで記録する
- 髪の外側の山を、頬の山から3cm以上離す。上でも下でもよい
- 山は乾かす向きで動く。1か所に絞って乾かす
- 帽子のつばは、眉とまつげのあいだの高さだけ外す
顔の幅は測る対象であって、直す対象ではありません。同じ高さに山を2つ並べるか、離すかを選べるだけです。
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よくある問い
- Q. 頬骨が横に出ているかどうかは、何を測れば分かりますか
- 正面写真に水平線を3本引いて、3か所の左右幅を出します。こめかみのくぼみの高さでT、頬のいちばん張り出した高さでZ、下顎の角の高さでGです。3つを並べてZがいちばん大きく、かつZからTを引いた差が1.0cm以上あれば該当します。顔が横に広いかどうかとは別の話で、幅が小さい人でも真ん中が最大なら該当し、幅が大きい人でもTが最大なら該当しません。見ているのは大きさではなく並び順です。
- Q. 髪の最大幅を3cm離すというのは、どういう意味ですか
- 髪を含めた輪郭がいちばん外へ張り出す高さのことです。鏡の前で正面を向き、髪の外側の縁を目でたどって、いちばん外へ出ている位置に指を当ててください。その高さと、頬の山の高さが3cm以内にあると、同じ高さに山が2つ並びます。並んだ場所は幅の基準として読まれます。上へ離すなら耳の上あたり、下へ離すならあご先の少し上あたりです。どちらでも構いません。離れていることのほうが効きます。
- Q. 髪の山の高さは、自分で動かせますか
- 乾かす向きで動きます。根元を頭皮に対して立てるように乾かした場所が、髪の外側でいちばん外へ出ます。耳の上の根元を指で持ち上げながら乾かせば山は上へ、耳の下からあごにかけての毛を外へ流しながら乾かせば山は下へ移ります。1か所を決めて、そこだけ集中して乾かしてください。全体をまんべんなく乾かすと、山の位置が日によって変わります。
- Q. 山が2つ出たときはどう読みますか
- TとZがどちらも近い値で並んだときです。差が0.5cm未満なら、山は1つに定まりません。この場合は幅ではなく縦の位置で決めます。目尻の高さより上に髪の山を作ると、上側の幅が広がって山が1つにまとまります。下に作ると下側にまとまります。どちらか一方に寄せると、並んでいた2つの山が1つになり、判断が安定します。両方に量を置くと、幅の広い区間が縦に長く続きます。
- Q. 帽子をかぶるときに気をつけることはありますか
- つばの縁の高さです。つばが山の高さと平行に近い位置で顔を横切ると、横の線が1本増えて、その高さが強調されます。目安として、つばの前の縁を眉より上に置くか、逆に深くかぶって眉に触れる位置まで下げるか、どちらかにしてください。中間の高さ、つまり眉とまつげのあいだにつばの縁が来る形だけを外せば足ります。かぶる角度を前後にずらすと、この高さは1〜2cm動きます。
— メグラシ編集部





