エラが張っていると言われる輪郭は、下顎角の開きが110度未満のとき|125度以上なら別のところが効いている

「エラが張ってる」と言われるかどうかは、幅の大きさでは決まりません。
顔が全体に大きい人は下顎の幅も大きく出ますが、角がなだらかならエラとしては読まれません。逆に幅が小さくても、角が急なら縁が線として見えます。
決めているのは角の開き方です。正面写真1枚に直線を2本引けば、度数で出ます。
測るのは角度ひとつ
下顎角の開き=耳たぶの下端から下ろした垂直線と、下顎の縁の直線がなす角。
100〜135度に入る人が多い数字です。
| 角度 | 型 | このあと進む先 |
|---|---|---|
| 110度未満 | 角がはっきりした型 | 襟・髪・小物の3つとも高さを外す |
| 110〜125度 | 中間 | 襟だけ先に外して、7日見る |
| 125度以上 | なだらかな型 | 角ではなく髪・襟・光を切り分ける |
角度は良し悪しではありません。角が急なら縁が線として出る。それだけの事実です。
正面写真の撮り方
角度は撮り方で動きます。条件をそろえてください。
- 髪を全部上げて、耳を出す
- カメラを顔の高さに置き、50cm以上離す
- あごを引かず、水平を向く
- 光は斜め前から。真上からの光では縁に影が入る
- イヤリングは外す
あごを2cm引くだけで、角度は5度以上変わります。 鏡を目の高さに置いて、水平を向いた姿勢で撮ってください。
2本の直線を引く
1本目は耳たぶの下端から真下へ下ろす垂直線です。写真の縦の辺と平行に引きます。
2本目は下顎の縁に沿った直線です。角からあご先へ向かう区間に、定規を当てて引きます。縁が湾曲している場合は、角から3cmぶんの区間に合わせてください。
2本がなす角を、分度器で測ります。写真を印刷して測るのがいちばん確実ですが、画面上に分度器を当てても構いません。
角の位置が見つからないとき
角がどこにあるか分からない、というのはよくあります。
奥歯を軽く噛んでください。 耳たぶの下あたりで筋が動きます。動いたところの下端が角のあたりです。
それでも決まらないときは、指でなぞります。耳たぶの下端に人差し指と中指をそろえて当て、あごの縁に沿ってあご先までゆっくり滑らせる。途中で進む向きが変わる点があれば、そこが角です。詳しい手順はベース型の顔かどうかを確かめるにあります。
110度未満だったとき
角がはっきりした型です。下顎の縁が線として読まれるので、その線と同じ高さに別の線を並べないというのが基本の考え方になります。
外す場所は3つあります。襟ぐりの開きの端、髪の山、小物の下端です。3つとも、次の章で測る角の高さを基準にします。
3つ同時にやろうとしなくて構いません。効きが大きい順に、襟 → 髪 → 小物です。
110〜125度だったとき
中間です。光の向きによって、縁が線として出る日と出ない日があります。
まず襟だけ外してみてください。 襟ぐりの開きの端を、角の高さから3cm離す。それだけで7日過ごして、写真を撮り比べます。
変化を感じたら、そのまま髪と小物へ進みます。感じなかったなら、この項目はいったん置いて別の軸を見てください。中間の人は、角より別の項目のほうが効いていることがあります。
125度以上だったとき
なだらかな型です。角の縁が線として出にくいので、気になっているものの正体は角ではありません。
容疑者は3つ、髪と襟と光です。同じ距離・同じ時間・同じ姿勢で撮った写真を3枚並べて、それぞれ見てください。
| 見るところ | 動いていたら |
|---|---|
| 毛束が下顎の縁を横切っているか | 髪 |
| 襟ぐりの左右の縁の間隔が2cm以上違うか | 襟 |
| あごの下に影が落ちているか | 光 |
1つだけ動いていたら、それが原因です。角度は日ごとに変わらないので、日によって見え方が違うなら必ずこの3つのどれかにあります。
角の高さを記録する
角度が決まったら、もう1つだけ測ります。耳たぶの下端から角までの距離です。
2〜4cmに入る人が多い範囲です。この数字が、このあとの判定に全部使われます。
襟の開きの端をこの高さから3cm離す。イヤリングの下端をこの高さから1.5cm外す。髪の山をこの高さから3cm離す。基準がひとつなので、測るのは1回で足ります。
襟から手をつける
いちばん効きが大きいのが襟です。理由は、同じ幅の線が上下に2回続くと、そこが幅の基準になるからです。
角の高さでの左右幅と、襟ぐりの左右の縁の間隔。この2つが3cm以内で揃うと、幅が2回繰り返されます。外へ出すか内へ寄せるかで3cm以上離してください。
具体的な数字と、詰まった襟を使える条件はエラのハリと襟ぐりに分けてあります。ここでは角度で型を決めるところまでです。
髪と小物へ進む
襟の次は髪です。髪の外側がいちばん外へ出る高さを、角の高さから3cm以上ずらします。 上へずらせば耳の上、下へずらせばあご先の少し上です。
結んだときの高さも同じ考え方で決まります。ゴムの中心の位置とおくれ毛の終わる位置は顔のエラと髪を結ぶ高さにあります。
小物は最後です。イヤリングの下端とメガネの横幅、帽子のつばの高さ。詳細はエラ張りと呼ばれる輪郭にまとめてあります。
左右で角度が違うとき
左右差は普通です。5度から10度の違いはよく出ます。
判定は小さいほうの角度で行ってください。 小さいほうが角がはっきりしている側なので、そちらで手当てをすれば、大きい側は自動的に条件から外れます。
角の高さが左右で1cm以上違うときは、高いほうの高さを使います。ただしイヤリングだけは例外で、左右それぞれの高さから1.5cm外すほうがそろいます。見た目の左右対称より、それぞれが基準から外れているかを優先してください。
角度と幅は別々に効く
角度で型が決まったあと、幅の数字も要ります。使う場面が違うからです。
角度は「線として出るかどうか」を決め、幅は「襟をどちらへ何cm離すか」を決めます。 角度が110度未満でも、幅が11cmの人と15cmの人では、選ぶ襟ぐりが逆になります。
順番は角度が先です。角度が125度以上なら、そもそも線として出にくいので、襟の幅を細かく合わせる必要が薄くなります。110度未満と出た人だけが、幅を実寸で測って襟の判定へ進みます。
幅を測るときは、写真上のcmを実寸に直してください。首まわりにメジャーを1本当てて倍率を出せば足ります。
分度器がないときの測り方
分度器が手元にない場合の代わりの方法があります。三角形の辺の比を使います。
写真の上で、角から下顎の縁に沿って5cm進んだ点に印をつけます。次に、耳たぶの下からの垂直線の上に、角から5cm進んだ点に印をつけます。この2点の距離を測ってください。
| 2点の距離 | おおよその角度 |
|---|---|
| 8.2cm未満 | 110度未満 |
| 8.2〜8.9cm | 110〜125度 |
| 8.9cm以上 | 125度以上 |
5cmと5cmの2辺で作った三角形の、残り1辺の長さを見ているだけです。定規1本で済みます。写真を実寸の倍率に直してから測るか、5cmのほうを写真上の長さで統一するか、どちらかにそろえてください。
角度は日ごとに動かない
測り直したくなったときのために書いておきます。下顎角の開きは、日によって変わりません。 骨の形だからです。
測り直して数字が違ったなら、変わったのは撮り方です。あごの角度、カメラの高さ、距離の3つを確かめてください。あごを引けば角度は小さく、カメラが低ければ角の位置が下がって写ります。
撮り方の影響がどれくらいあるかは顔の形を写真で測るときにまとめてあります。
まとめ
エラが張っていると言われる輪郭は、角の開き方で決まります。
- 耳たぶの下からの垂直線と、下顎の縁の直線がなす角を測る
- 110度未満なら角がはっきりした型、125度以上ならなだらかな型
- 125度以上なのに気になるときは、髪・襟・光を写真3枚で切り分ける
- 角の高さを耳たぶの下からの距離で記録する。これがあとの全部の基準になる
- 手をつける順番は襟 → 髪 → 小物
角度は測る対象であって、直す対象ではありません。縁の線と同じ高さに別の線を置くかどうかを、その日の服と髪で選べるだけです。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 下顎角の角度は、どうやって測りますか
- 正面写真を使います。耳たぶの下端から真下へ垂直線を1本引いてください。次に、下顎の縁に沿って、角からあご先へ向かう直線を1本引きます。この2本がなす角が下顎角の開きです。分度器を写真に当てるか、印刷して測ってください。100〜135度に入る人が多く、110度未満なら角がはっきりした型です。角の位置が見つからないときは、奥歯を軽く噛むと筋が動くので、動いたところの下端を使います。
- Q. 幅ではなく角度を見るのはなぜですか
- 幅は顔全体の大きさに引きずられるからです。顔が全体に大きい人は下顎の幅も大きく出ますが、角がなだらかならエラとしては読まれません。逆に幅が小さくても、角が急なら縁が線として見えます。読まれ方を決めているのは角の開きのほうです。幅は別の項目、つまり襟ぐりの開きを何cm離すかを決めるときに使います。順番としては、角度で型を決めてから、幅で襟を決めます。
- Q. 125度以上なのにエラが気になるときは、どう読めばいいですか
- 動いているのは角ではありません。容疑者は3つ、髪と襟と光です。同じ距離・同じ時間・同じ姿勢で撮った写真を3枚並べ、毛束が下顎の縁を横切っているか、襟ぐりの左右の縁の間隔が2cm以上違うか、あごの下に影が落ちているかを見てください。1つだけ動いていたらそれが原因です。角の角度は日ごとに変わらないので、日によって見え方が違うなら原因は必ずこの3つのどれかにあります。
- Q. 角度が決まったら、次に何を測りますか
- 角の高さです。耳たぶの下端から、角までの距離を測ってください。2〜4cmに入る人が多い範囲です。このあとの判定は、襟ぐりでも髪でも小物でも、全部この高さを基準にします。襟の開きの端をこの高さから3cm離す、イヤリングの下端をこの高さから1.5cm外す、髪の山をこの高さから3cm離す。基準がひとつなので、測るのは1回で足ります。
- Q. 左右で角度が違うときはどうしますか
- 小さいほうを採用してください。左右差は珍しくなく、5度から10度の違いはよく出ます。小さいほうが角がはっきりしている側なので、そちらで判定して手当てをすれば、大きい側は自動的に条件から外れます。角の高さが左右で1cm以上違うときは、高いほうの高さを使ってください。ただしイヤリングだけは例外で、左右それぞれの高さから1.5cm外すほうがそろいます。
— メグラシ編集部





