エラ張りとベース顔の40代の髪型は、朝の根元が夕方までに何cm落ちるかで決まる|1.5cm以上落ちるなら幅の最高点を耳の上へ移す

ベース顔で角がはっきりしている人にとって、髪の幅の最高点をどこに置くかは、すでに決まっています。角の高さから3cm離すこと。
ただし、それは朝の話です。40代で実際に問題になるのは、朝に作った高さが夕方まで残るかどうかのほうです。
朝3cm離れていても、根元が1.5cm落ちれば夕方には1.5cmです。角の高さと同じ帯に入ります。だから測るのは位置ではなく、落ち幅にします。
測るのは落ち幅ひとつ
落ち幅=朝の根元の高さ − 夕方の根元の高さ。
髪の外側がいちばん外へ出ている位置の高さを、朝と夕方で比べます。
| 落ち幅 | 帯 | 幅の最高点を置く場所 |
|---|---|---|
| 0.5cm未満 | 小さい | 角の高さから3cm離れていればどこでもよい |
| 0.5〜1.5cm | 中間 | 角の高さから4cm以上離す |
| 1.5cm以上 | 大きい | 耳の上へ移す |
朝に何cm離すかではなく、夕方に何cm離れているかで選ぶ、という考え方です。
朝と夕方の2枚を撮る
条件をそろえないと、落ち幅が正しく出ません。
- 同じ場所で撮る。光が違うと輪郭の縁の位置が変わる
- カメラを顔の高さに置き、50cm以上離す
- あごを引かず、水平を向く
- 朝は乾かし終わってから10分後、夕方は帰宅直後
- 髪をまとめたり触ったりしたあとは撮らない
朝の10分後というのは、冷めて形が決まってからという意味です。乾かした直後は温かく、そのあと少し落ちます。
高さを比べる
2枚を並べて、髪の外側の縁を目でたどります。いちばん外へ出ている位置に、それぞれ印をつけてください。
印の高さの差が落ち幅です。 写真上のcmで構いません。2枚が同じ距離で撮れていれば、倍率はそろっています。
3日ぶん測ってください。2日以上で同じ帯に入ったら、それを採用します。3日とも違う帯に入るなら、乾かす手順が日によって変わっています。
角の高さを先に決めておく
落ち幅を測る前に、基準になる高さを1つ出しておきます。耳たぶの下端から、下顎の角までの距離です。
耳たぶの下端に人差し指と中指をそろえて当て、あごの縁に沿って前へ滑らせる。進む向きが変わる点があれば、そこが角です。耳たぶの下から角までを測ると、2〜4cmに収まります。
角の角度そのものの測り方はエラが張っていると言われる輪郭にあります。ここでは高さだけ使います。
落ち幅が0.5cm未満のとき
朝に作った位置がほぼそのまま夕方まで残る状態です。
このときは、角の高さから3cm離れていればどこでも構いません。 耳の上でも、耳の高さでも、耳の下でも選べます。
選ぶ基準は好みか、乾かす時間です。耳の上は根元を起こす作業が要るので1〜2分、耳の下は毛先を外へ流すだけなので30秒ほど。朝の時間で決めてください。
落ち幅が0.5〜1.5cmのとき
夕方までに1cm前後落ちる状態です。3cm離しても、夕方には2cmになります。
朝の時点で4cm以上離してください。 夕方に2.5cm以上残れば、角の高さの帯からは外れます。
4cm離すというのは、耳の高さより少し上か、あご先の少し上ということです。中間の位置、つまり耳たぶのあたりだけを外せば足ります。
落ち幅が1.5cm以上のとき
夕方までに大きく落ちる状態です。ここでは離す距離を増やすより、置く場所を変えるほうが効きます。
幅の最高点を耳の上へ移してください。 耳の上あたりの根元は、頭の丸みの上側にあります。重さがかかる向きが真下ではなく斜めになるので、同じ量だけ根元が寝ても、外側の輪郭の高さはそれほど動きません。
耳の下やあごに近い位置に置くと、髪の重さがそのまま真下にかかります。落ち幅がそのまま位置の変化になります。上へ置くほうが夕方まで残る、というのはこの違いです。
耳の上に作る手順
- タオルドライのあと、耳の上の根元を指で頭皮から起こす
- 起こしたまま、根元に風を当てる。毛先はまだ触らない
- 乾いたら冷風を10秒当てて固定する
- そのあと毛先の向きを決める
- 顔まわりの毛は、下顎の縁を横切らないように後ろへ流す
冷風の10秒を省かないでください。 温かいまま形が決まらず、午前中のうちに寝ます。ここが落ち幅にいちばん効きます。
結んだ日は別に決める
髪を結ぶと、幅の最高点はゴムの位置に移ります。下ろしている日とは別の話になります。
結んだ日は、ゴムの中心の高さと角の高さを3cm以上離してください。落ち幅の話は、結んだ日にはほとんど関係ありません。ゴムで固定されているぶん、夕方まで位置が動かないからです。
結ぶ高さとおくれ毛の扱いは顔のエラと髪を結ぶ高さに分けてあります。
雨の日の差を見ておく
湿度が高い日は、落ち幅が0.5〜1cm大きく出ます。
測るときは晴れの日を選んでください。ただし、雨の日の落ち幅も1回は測っておくと役に立ちます。晴れで1.0cm、雨で2.0cmなら、大きいほうに合わせて耳の上へ置く。 そのほうが、日によるばらつきが小さくなります。
晴れの日だけに合わせると、雨の日に角の高さと近づきます。年間で見れば、大きいほうに合わせるほうが手数が減ります。
襟と小物は落ち幅に関係しない
髪だけが日ごとに動きます。襟ぐりの開きも、イヤリングの下端も、選んだ時点で決まって夕方まで変わりません。
だから、落ち幅が大きい人ほど、襟と小物を先に決めておく価値があります。 動かない側で条件を満たしておけば、髪が落ちた日でも全部が同じ帯に入ることはありません。
襟ぐりの開きを角の高さでの左右幅から3cm離す方法はエラのハリと襟ぐりに、メガネと帽子はエラ張りと呼ばれる輪郭にあります。
落ち幅は季節でも変わる
同じ人でも、季節によって落ち幅が違います。記録しておくと置き場所を決めやすくなります。
湿度が高い時期は0.5〜1cm大きく、乾いた時期は小さく出ます。 帽子をかぶる時期も、かぶっているあいだに根元が寝るぶん大きく出ます。
3か月に1回、晴れの日に測り直してください。帯が変わっていたら置き場所を1段動かします。年に4回の作業なので、手帳に日付を入れておくくらいでちょうどいい頻度です。
前の測定と比べたいので、写真は残しておいてください。撮った日付と、そのときの置き場所をメモに添えておくと、次に測ったときにすぐ比べられます。
切る長さを変える前にできること
置き場所を移してもうまく残らない、というときでも、切る前に試せることが2つあります。
ひとつは分け目の位置を2cmずらすことです。同じ場所で分け続けると、その線に沿って根元が寝ます。2cmずらすと、寝ていた根元が起き上がって、そのぶん外側の高さが出ます。
もうひとつは乾かし始める場所を変えることです。多くの人は前から乾かしますが、幅の最高点を作る場所を最初に乾かすほうが、そこの形が残ります。後回しにすると、他の場所が乾くあいだに寝てしまいます。
この2つを1週間ずつ試してから、切る長さの話に進んでください。
3週間で確かめる手順
- 1週目:晴れの日に3回、朝と夕方の2枚ずつを撮って落ち幅を出す
- 2週目:帯に応じた場所へ幅の最高点を移し、乾かす手順を固定する
- 3週目:もう一度、朝と夕方の2枚ずつを撮る
- 夕方の写真で、幅の最高点と角の高さが3cm以上離れているかを見る
離れていなければ、置き場所をもう1段上へ移します。切る長さを変えるのは、この手順を試したあとで構いません。
3週間という長さには理由があります。1週目で今の状態を知り、2週目で新しい手順に体が慣れ、3週目でその結果が出る。2週目の途中で判断すると、手順に慣れていないぶんの誤差が入ります。急いで結論を出すより、3週間分の写真を並べて見るほうが、判断が1回で済みます。
まとめ
エラ張りとベース顔の40代の髪型は、朝の位置ではなく夕方の位置で決まります。
- 朝と夕方に同じ条件で1枚ずつ撮り、根元の高さの差を測る
- 0.5cm未満なら角の高さから3cm離すだけでよい
- 0.5〜1.5cmなら朝の時点で4cm以上離す
- 1.5cm以上なら、幅の最高点を耳の上へ移す
- 冷風の10秒で固定する。ここが落ち幅にいちばん効く
角の位置は動きません。動くのは髪のほうなので、動く量を先に測ってから置き場所を決めると、夕方の状態がそろいます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 根元が落ちる量は、どう測ればいいですか
- 朝と夕方に、同じ場所・同じ距離・同じ姿勢で1枚ずつ撮ってください。カメラは顔の高さ、50cm以上離す、あごを引かない。2枚を並べて、髪の外側がいちばん外へ出ている位置の高さを比べます。朝の高さから夕方の高さを引いた差が落ち幅です。0.5cm未満なら小さい側、1.5cm以上なら大きい側。3日ぶん測って、2日以上で同じ帯に入ったらそれを採用してください。
- Q. なぜ位置よりも再現性のほうを見るのですか
- 位置は朝に決められますが、夕方の状態は朝の決め方だけでは決まらないからです。ベース顔で角がはっきりしている人は、幅の最高点を角の高さから3cm離すというのが基本です。ところが根元が1.5cm以上落ちると、朝は3cm離れていたものが夕方には1.5cmまで近づきます。角の高さと同じ帯に入ってしまうということです。朝に正しく作れているかではなく、夕方に何cmになっているかで選ぶほうが実際に合います。
- Q. 幅の最高点を耳の上へ移すと、何が変わりますか
- 落ちる余地が小さくなります。耳の上あたりに置いた根元は、頭の丸みの上側にあるので、重さがかかる向きが真下ではなく斜めになります。同じ量だけ根元が寝ても、外側の輪郭の高さは下ほど動きません。逆に耳の下やあごに近い位置に置くと、髪の重さがそのまま真下にかかるので、落ち幅がそのまま位置の変化になります。落ち幅が大きい人ほど、上へ置くほうが夕方まで残ります。
- Q. 乾かす順番はどうすればいいですか
- 根元が先、毛先が後です。タオルドライのあと、幅の最高点を作る位置の根元だけを指で頭皮から起こし、そこに風を当てます。乾いたら冷風を10秒当てて固定してください。冷風の10秒を省くと、温かいまま形が決まらず、午前中のうちに寝ます。毛先はそのあとで向きを決めます。逆の順番でやると、根元を触るときに毛先の向きが崩れて、二度手間になります。
- Q. 雨の日と晴れの日で落ち幅は変わりますか
- 変わります。湿度が高い日は、落ち幅が0.5〜1cm大きく出ます。測るときは晴れの日を選んでください。ただし、雨の日の落ち幅を知っておくと置き場所を決めやすくなります。晴れの日に1.0cm、雨の日に2.0cmなら、大きいほうに合わせて耳の上へ置くほうが、日によるばらつきが小さくなります。晴れの日だけに合わせると、雨の日に角の高さと近づきます。
— メグラシ編集部





