メグラシ
自分を知る

40代の面長に似合うショート|頬骨から毛先が何cmで終わるかで決まる

メグラシ編集部//読了 20分
頬骨の位置から毛先までの距離を横向きの鏡で確かめている女性

40代の面長に似合うショートを選ぶとき、後頭部の丸みより先に効いているものがあります。

サイドの毛先が、頬骨から何cm下で終わっているか。 ここです。

頬骨のいちばん張った位置を0として、毛先がそこから0〜2cmで終わるか、3〜5cmか、6cm以上か。この3つの帯で、頬からあごにかけて見える肌の面の広さが変わり、顔の下半分の印象が決まります。

頬骨が高い位置にある人は3〜5cm、頬から下を明るく見せたい人は0〜2cm、輪郭に沿ったまとまりを出したい人は6cm以上。迷ったら3〜5cmから始めてください。

輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。この記事は、顔の前側にある毛先の寸法だけを扱います。

📋 早見表|頬骨からの到達点で、ショートの見え方が決まる

この表は答えではありません。自分がいまどの帯にいて、どの帯へ動くかを決めるための道具です。

頬骨からの到達点頬から下の見え方合いやすい条件
0〜2cm肌の面が広く残る頬骨が目立たない・耳を出したい
3〜5cm面と髪がほぼ半分ずつ頬骨が高い・印象を大きく変えたくない
6cm以上髪が輪郭に沿って面を覆う首もとが開いた服が多い・まとまりを出したい

帯は、長さの名前とは一致しません。同じショートでも、髪の落ち方と頬骨の高さで、どの帯に入るかが変わります。

測るのは1つ。所要1分

用意するのは鏡と、指1本です。

  1. 横向きに立ち、顔を正面に向けたまま鏡で横顔を見る
  2. 頬骨のいちばん張った位置に人差し指を当てる
  3. そこから、サイドの毛先が終わる位置までの縦の距離を見る

指の幅はおよそ1.5〜2cmです。毛先が指1本ぶん以内なら0〜2cm、指2〜3本ぶんなら3〜5cm、それより下なら6cm以上の帯です。

測るのは、乾かしてから半日ほどたった状態です。乾かした直後は根元が立ち上がっていて、毛先が実際より上で終わって見えます。一日の大半を過ごす状態で測るほうが、実際の見え方に近くなります。

左右の両方を測っておくことも大切です。片側だけで判定すると、反対側が1帯ずれていても気づきません。左右とも同じ帯に入っていれば、そのまま帯の判定へ進みます。違う帯に入っていたら、後の「左右で頬骨の高さが違う」の手順で調整します。

3つの帯が分かれる理由|頬から下の面の配分

頬からあごにかけての肌の面は、顔の中でも光を受けやすい場所です。ここが髪で覆われる面積によって、顔の下半分の明るさが変わります。

毛先が頬骨のすぐ下で終わると、頬からあごまでの面がそのまま見えます。面が広く見えるほど、光を受ける範囲が広がり、明るく軽い印象になります。

毛先が頬骨から離れて下で終わるほど、頬の面に髪の縦の線がかかります。縦の線が増えると、まとまりは出ますが、面の明るさは髪の陰で少し落ちます。

面長の輪郭では、縦の距離がもともと長いので、この面の配分の変化が見え方に出やすくなります。縦の距離が長いぶん、毛先が終わる高さの差がそのまま面積の差として見えるからです。

判定①|0〜2cmの帯

サイドの毛先が頬骨から2cm以内で終わる帯です。頬からあごにかけての肌の面がもっとも広く残ります。

この帯を選ぶ場合、毛先の切り口がまっすぐだと面の境目がくっきり出ます。境目をやわらげたい場合は、毛先を軽くすくと、面の切り替わりがなだらかになります。

すく量は、毛先から1〜2cmほどの範囲で十分です。それより上まですくと、サイド全体が軽くなって浮きやすくなり、到達点が日によって上下します。毛先の切り口だけをやわらげる、という範囲にとどめておくと、帯の位置が安定します。

この帯は、頬骨が目立たない人に向いています。頬骨の張りが小さいと、毛先の線と頬骨の高さが重なっても線が2本に見えないので、面の広さだけがそのまま出ます。

耳を出す形と合わせやすいのもこの帯です。耳を出すと頬の横の面がさらに開き、面の広さがもっとも強く出ます。

判定②|3〜5cmの帯

標準的な帯です。肌の面と髪の面がほぼ半分ずつになります。多くの長さで扱いやすく、印象を大きく変えたくない場合はこの帯から始めると安定します。

この帯では、毛先が頬骨の下のくぼみのあたりを通ります。くぼみを通る毛先は、頬骨の張りと離れた高さで終わるので、顔の横に横線が重なりません。

毛先は、内側へ軽く入れると頬に沿います。外へ向けると、毛先が頬から離れて横幅が出るので、面長の縦の距離との対比で横への広がりが目立ちます。

この帯は、毛先の位置が多少ずれても帯の外へ出にくいのも利点です。伸びて1cm下がっても、乾かし方で1cm上がっても、3〜5cmの範囲に収まることが多いので、切ってから次に切るまでの見え方が安定します。初めて到達点で長さを決める人は、この帯で一度試してから、短い側か長い側へ動かすかを決めてください。

判定③|6cm以上の帯

毛先があごに近い、あるいはあごを越える帯です。頬からあごにかけての肌の面は減りますが、輪郭に沿って髪が流れるので、まとまりのある印象になります。

この帯を選ぶ場合、毛先を内側に軽くカールさせると、あごのラインに沿って面が続き、髪と肌の境目がやわらぎます。

この帯は、首もとが開いた服の多い季節に扱いやすくなります。秋冬に襟の高い服やマフラーを合わせると、毛先が布に乗って外へ押し出されるので、後で触れる調整が必要になります。

6cm以上の帯では、毛先の向きが見え方を大きく左右します。毛先がまっすぐ下へ落ちると、頬の横に縦の線が長く続き、顔の縦の距離と平行に並びます。内側へ軽く入れると、線があごの手前で曲がって終わるので、縦の線の長さが短く見えます。巻くのが手間な日は、乾かすときに毛先だけを内側へ向けて風を当てるだけでも、向きはそろいます。

頬骨が高い位置にある場合|到達点の0をどこに置くか

頬骨が高い位置にある、張りがはっきりしている、という場合は、到達点の0を置く位置を確かめ直してください。

0は、頬骨のいちばん張った点です。横から見て、頬がいちばん外へ出ている位置に指を当てます。目の下あたりの高い位置にあるか、それより下にあるかで、同じ長さのショートでも帯が変わります。

頬骨の張りがはっきりしている人が0〜2cmの帯を選ぶと、毛先の線と頬骨の張りが近い高さに並びます。並んだ2つは、横顔で2本の横線として見えます。

この場合は3〜5cmの帯にすると、毛先が頬骨の下のくぼみを通り、張りと線が離れます。頬骨の張りを隠すのではなく、毛先の線と重ねないことで、横線の数を1本に保つのが狙いです。

頬骨の張りがはっきりしていても、0〜2cmの帯を選びたい場合はあります。そのときは、毛先の切り口を斜めにして、前が短く後ろが長くなるようにしてもらってください。斜めの切り口は横線ではなく斜めの線として見えるので、頬骨の張りと平行に並びません。

40代でこの寸法が効きやすい理由|髪の質感と毛先の落ちる位置

同じ長さで切っていても、髪の質感が変わると、毛先が終わる位置が変わります。

根元が立ち上がりにくくなると、サイドの毛は頭の形に沿って下へ落ちます。下へ落ちたぶん、毛先は以前より1〜2cm下で終わり、到達点が1帯長い側に入ることがあります。

毛の一本一本がやわらかくなると、毛先が頬に沿いやすくなります。沿う毛先は面に重なる面積が大きいので、同じ到達点でも面を覆う量がやや増えます。

以前と同じ長さで切ってもらったのに印象が違うと感じるときは、長さではなく、この到達点のずれを疑ってください。切る長さを指定するより、頬骨からの距離で指定するほうが、質感が変わっても結果がそろいます。

質感の変化は、乾かし方でもある程度補えます。根元を指で持ち上げながら、根元にだけ風を当てて立ち上げておくと、サイドの毛が頭の形に沿って落ちる量が減り、毛先は上の位置で終わります。根元を立ち上げる時間は片側30秒ほどで足ります。

後頭部の丸みとは別に測る理由

後頭部の丸みがいちばん高くなる位置と、襟足が終わる位置は、横から見た頭の後ろ側の寸法です。詳しい判定はベリーショートと面長|後頭部の丸みの最高点と、襟足の終わる位置にまとめています。

この記事が扱うのは、顔の前側、頬からあごにかけての寸法です。後ろ側と前側は別の場所を見ているので、両方を一緒に整える必要はなく、それぞれ独立して判定して構いません。

順番をつけるなら、前側が先です。人と向き合っているときに見えているのは顔の前側なので、到達点の帯を先に決め、後頭部はそのあとで整えるほうが、日常の見え方に早く効きます。

ただし、後頭部の丸みが極端に少ない状態だと、横顔で頭の後ろ側が平らに見えて、前側の配分を整えても横顔の印象が後ろに引っぱられます。前側を決めたあと、横顔を鏡で一度見て、後ろ側が気になるときだけ後頭部の判定へ進んでください。

あご先までの距離との関係|帯を選ぶときの補助線

到達点の帯を選ぶとき、補助線として使えるのが、頬骨からあご先までの縦の距離です。横向きの鏡で、頬骨のいちばん張った点からあご先まで、指が何本入るかを数えてください。

指4本ぶん以上ある場合は、頬からあごまでの面が縦に長く続いています。この面を広く見せたいなら0〜2cm、半分ほどを髪で区切りたいなら3〜5cmです。6cm以上の帯にすると、毛先があご先の手前で終わり、面の途中に毛先の線が1本入ります。

指3本ぶん程度の場合は、0〜2cmと3〜5cmの差が小さく見えます。この場合は、到達点の帯よりも、耳を出すかどうかのほうが見え方に大きく効きます。

この補助線は、帯を決めるためのものではなく、帯ごとの差がどのくらい見えるかを先に知るためのものです。差が大きく見える人ほど、到達点を1cm単位で伝える価値があります。

分け目の位置と到達点|分け目で左右の帯が変わる

分け目の位置は、左右の到達点を同時に動かします。

分け目を片側へ寄せると、寄せた側の毛は少なくなり、反対側の毛は多くなります。少ない側は毛先が軽くなって上で終わり、多い側は重みで下で終わります。分け目を2cm動かすだけで、左右の到達点が1cmずつ違ってくることがあります。

真ん中で分ける場合は、左右の到達点がそろいやすく、帯の効果が両側で同じように出ます。面長の縦の距離に沿って、左右対称の配分ができます。

左右対称の配分は落ち着いた見え方になる一方、面長の縦の距離もそのまま強調されます。縦の距離に動きを足したいときは、分け目を黒目の真上あたりまで寄せると、左右の到達点に1cmほどの差がつき、斜めの流れが生まれます。

片側に寄せて分ける場合は、毛の多い側の到達点を基準にしてください。少ない側に合わせて切ると、多い側だけが1帯長い側に入ります。

トップの高さとの組み合わせ|縦の距離を足しすぎない

ショートでは、トップに高さを出すことがよくあります。面長の輪郭の場合、トップの高さは顔の縦の距離に足されて見えます。

トップを高くしたときは、サイドの到達点を0〜2cmか3〜5cmにして、頬の横に面を残してください。横に面が見えていると、縦の距離だけが目立つことがありません。

6cm以上の帯でトップを高くすると、縦に長い髪の輪郭ができて、顔の縦の距離と並びます。この組み合わせを選ぶなら、トップの高さは指1本ぶん程度に抑えると、縦と横の配分が崩れません。

トップの高さは、乾かすときの根元の立ち上げで変わります。毎朝の高さを一定にしたいときは、分け目の際の根元だけを立ち上げ、頭頂部全体は立ち上げないようにすると、指1本ぶん前後の高さで安定します。

前髪の有無との組み合わせ

前髪の有無は、サイドの到達点とは別の変数です。前髪ありでも頬骨から2cm以内で毛先を止めれば同じ効果が出ますし、前髪なしでも毛先が6cm以上あれば効果は薄まります。

まずサイドの到達点を決めてから、前髪は好みで選んでください。前髪を作る場合の額に残す縦の目安は面長のボブに前髪をつくるときの考え方が、近い長さのショートにも応用できます。

前髪を作ると、顔の縦の距離が上で区切られます。区切られたぶん、頬から下の面の配分がより目に入りやすくなるので、前髪ありの日は到達点の帯の効果がはっきり出ます。

前髪の幅と厚み|サイドとつなぐか切り離すか

前髪の幅は、黒目の外側までか、こめかみまでかで、サイドとのつながりが変わります。

黒目の外側までの幅なら、前髪とサイドが切り離されて、サイドの到達点がそのまま見えます。こめかみまで広げると、前髪の端がサイドにつながり、頬骨の上に斜めの線ができます。

斜めの線は、頬骨の張りと重なる位置を通ることがあります。頬骨が高い人は、前髪の幅を黒目の外側までにしておくと、頬骨の上に線が増えません。

厚みは、額が透ける程度か、しっかり隠すかの2つで考えます。透ける厚みは縦の距離を区切る力が弱く、しっかり隠す厚みは強く区切ります。40代のボブで前髪を切る日と長さにも、厚みを決める順番があります。

耳を出すか隠すか

耳を出すと、頬からあごにかけての面がさらに開けて見えます。出さない場合でも、毛先の到達点が短い帯にあれば、耳のあたりに面が残ります。

耳を出す・出さないは、到達点の帯を補強する追加の要素として考えてください。0〜2cmの帯で耳も出すと、面積の広さがもっとも強く出ます。

片耳だけ出す形もあります。分け目の毛量が少ない側の耳を出すと、左右の配分に差がつき、面長の縦の距離に斜めの動きが加わります。両耳を出すより印象の変化がおだやかなので、初めて耳を出すときに試しやすい形です。

耳にかけるだけの形と、耳が出る長さに切る形は、見え方が違います。かけるだけなら、かけた毛が耳の後ろに束として残り、横顔で耳の輪郭に沿った線が1本見えます。切って出す形は、耳のまわりに髪の線がなく、面がそのまま開きます。まずはかけるだけで試し、面の開き方が気に入ったら切る形へ進むと、戻れなくなる心配がありません。

秋冬の襟とマフラー|首もとが埋まる日の到達点

秋冬は、タートルネック、ハイネック、マフラー、コートの襟で首もとが埋まる日が増えます。首もとが埋まると、サイドの毛先と布との距離が縮みます。

6cm以上の帯にいると、毛先が布に乗ります。乗った毛先は外へ押し出され、頬の面を横から覆うので、到達点が実際より長く見えます。

3〜5cmの帯なら、毛先は布より上で終わるので、首もとが埋まっても配分は変わりません。0〜2cmの帯は、首もとが埋まるほど頬から下の面が際立ち、布の厚みとの対比で軽く見えます。

秋冬に切るときは、到達点を1帯短い側に寄せておくと、首もとが埋まる日でも面の配分が保てます。冬の首もとと毛先の関係は、面長のショートを秋冬の首もとで決めるにも分けて置いてあります。

帽子をかぶる日|サイドの毛先が押し下げられる

ニットの帽子や、つばのある帽子をかぶると、サイドの毛が上から押さえられて下がります。下がったぶん、毛先は1〜2cm下で終わります。

3〜5cmの帯にいる人は、帽子をかぶると6cm以上の帯に近づきます。0〜2cmの帯の人は、3〜5cmの帯に入ります。帽子をかぶる日の見え方は、1帯長い側で考えてください。

帽子を脱いだあとは、サイドの根元を指で一度持ち上げると、毛先が元の位置に戻ります。押さえられたままにしておくと、その日はずっと1帯長い側の見え方になります。

つばのある帽子は、ニットの帽子より押さえる力が弱いぶん、サイドが下がる量も小さくなります。かぶる時間が長い日は、つばのある帽子を選ぶと、脱いだあとの戻りも早くなります。

服の首もととの組み合わせ|Vネック・丸首・シャツ襟

首もとの開き方は、頬から下の面の続き方を変えます。

Vネックは、あごの下から胸もとへ縦に肌の面が続きます。0〜2cmの帯と合わせると、頬からあご、首、胸もとまで面が縦に長くつながります。縦に続く面を区切りたいときは、3〜5cmの帯にすると、毛先の線が頬の途中で区切りを入れます。

丸首は、首の付け根で面が横に区切られます。どの帯でも合わせやすく、到達点の効果がそのまま出ます。

シャツの襟は、首の横に襟の縁が立ち上がります。6cm以上の帯だと毛先が襟の縁に近づき、首を回すたびに襟に触れます。シャツの日が多い人は、3〜5cmの帯にしておくと、毛先と襟が離れて、どちらの線も読めます。

秋冬に多いタートルネックは、首を筒で包むぶん、首もとの面がすべて布になります。この日は0〜2cmか3〜5cmの帯のほうが、頬の面と布の面のあいだに肌の見える範囲が残り、顔の下半分が布に埋もれて見えません。

眼鏡をかける日の調整

眼鏡をかける日は、サイドの毛先が眼鏡のフレームの下端と重ならないようにすると、顔の下半分の面がフレームで分断されずに済みます。フレームの下端は、多くの場合、頬骨の少し上か同じ高さにあります。0〜2cmの帯だと毛先がフレームの下端に近づくので、眼鏡の日が多い人は3〜5cmの帯にしておくと線が重なりません。メガネに似合う髪型にある考え方が参考になります。

フレームのつるは、耳の上を通って後ろへ回ります。耳を隠すショートの場合、つるの上に髪が乗ってサイドが少し持ち上がるので、到達点は眼鏡をかけない日より短く見えます。眼鏡をかける日が多い人は、かけた状態で到達点を測ってください。

髪質やクセによる調整

くせ毛でサイドが外側に広がりやすい場合、到達点が短い帯にあっても、広がりが頬の面を覆ってしまうことがあります。この場合は、乾かすときにサイドの毛だけ下向きに風を当てて、輪郭に沿わせるように整えてください。

直毛でまっすぐ落ちやすい髪は、到達点の帯どおりの印象がそのまま出やすいので、狙った帯を選べば結果が安定します。

毛量が多い髪は、同じ到達点でも横に厚みが出て、面を覆う量が増えます。サイドの内側の毛を少しだけ減らしてもらうと、毛先の位置は変えずに覆う量を調整できます。

毛量が少ない髪は、反対に到達点の帯どおりの面がはっきり出ます。0〜2cmの帯では面が広く開きすぎると感じることがあるので、毛量が少ない人は3〜5cmの帯から始めると、面と髪の配分が落ち着きます。

乾燥する季節の扱い|浮いた毛先で到達点が変わる

秋冬は空気が乾燥し、暖房の効いた室内ではさらに乾きます。乾いた髪は浮きやすく、毛先が頬から離れて横へ広がります。

横へ広がった毛先は、到達点そのものは変わらなくても、頬の面を外側から覆う範囲が増えます。結果として、到達点より長い帯のような見え方になります。

対処は、乾かしたあとに毛先だけ少量の油分をなじませることです。指先に薄く伸ばせる程度で、毛先が頬に沿う向きに落ち着きます。水で湿らせて押さえると、乾くときにかえって広がるので、乾燥する季節は油分のほうを使ってください。季節が変わったら一度、鏡か写真で到達点を測り直すと、印象のずれを早めに見つけられます。

判断がつかないとき①|短くしたのに印象が変わらない

長さを短くしても、頬骨からの到達点が変わっていない場合があります。全体の長さと、頬からの到達点は別の測り方です。

後ろや上を短くしても、サイドの毛先が同じ高さで終わっていれば、顔の前側の見え方は変わりません。切ったあとに、あらためて頬骨からの距離を測り直してください。

次に切るときは、「全体を短く」ではなく、「サイドを頬骨から何cmで」と伝えると、変えたい場所だけが変わります。

写真で比べるのも有効です。切る前と切った後に、同じ向き、同じ距離で横顔を1枚ずつ撮っておくと、頬骨から毛先までの距離を並べて見られます。鏡では毎日見ているぶん変化に気づきにくいので、写真の横並びのほうが帯の違いがはっきり分かります。

判断がつかないとき②|面が広すぎて寂しく感じる

0〜2cmの帯にして肌の面が広すぎると感じる場合は、到達点を3〜5cmの標準帯へ戻すか、耳のあたりに後れ毛を1〜2本残すと、面の広さに変化が出ます。

後れ毛は、頬骨の高さより下で終わる長さにしてください。頬骨の高さで終わる後れ毛は、張りと同じ高さに線を足します。下で終わる後れ毛なら、面の中に細い縦の線が1本入るだけで、広さの印象がやわらぎます。

寂しく感じる理由が、面の広さではなく首もとの開きにあることもあります。首もとが大きく開いた服の日に面が広すぎると感じたら、丸首や襟のある服に替えてみてください。首の付け根で面が区切られると、到達点はそのままでも、頬から下の面の広さはおだやかに見えます。

判断がつかないとき③|左右で頬骨の高さが違う

頬骨の高さが左右で違うことは珍しくありません。左右それぞれで0を取ると、同じ長さのサイドでも到達点が違う帯に入ることがあります。

この場合は、到達点を左右で合わせるより、分け目の位置で調整してください。頬骨の高い側に分け目を寄せると、その側の毛が少し持ち上がり、到達点の差が縮まります。

左右で違う長さに切ってもらう必要はありません。分け目を1〜2cm動かすだけで、到達点の差は帯をまたがない範囲に収まることがほとんどです。

美容室で伝えるときの言い方

「サイドは頬骨から3cmくらいのところで終わらせてほしい」。長さの名前より、この一文のほうが結果がそろいます。

伝えるときは、横向きに座った状態で、頬骨のいちばん張った点に指を当てて見せてください。0の位置を共有できれば、何cmという数字がそのまま伝わります。

乾かしたあとの状態で一度確かめてもらうことも大切です。濡れた状態で到達点を決めると、乾いたあとに毛先が1cmほど上がります。仕上げに乾かしたあとで、もう一度頬骨からの距離を一緒に見るところまでを頼んでおくと、帰ってからのずれがなくなります。

次に同じ美容室へ行くときは、前回の到達点を数字で残しておくと話が早くなります。「前回は頬骨から3cmで、今回は2cmにしたい」と伝えれば、どこをどれだけ切るかが1回でそろいます。長さの名前で伝えると、担当する人によって受け取り方が変わりますが、頬骨からの距離なら同じ位置を指せます。

伸びてきたときの切り時|到達点が1帯ずれたら

ショートは、伸びるたびに到達点が下がります。サイドの髪はおよそ月に1cm前後伸びるので、3〜5cmの帯で切った場合、2か月ほどで6cm以上の帯に近づきます。

切り時の目安は、到達点が1帯ずれたときです。鏡で頬骨から測り、狙った帯の外へ出ていたら、その時点で切ると見え方が保てます。

伸ばしている途中で6cm以上の帯を通るときは、毛先を内側へ軽く入れて輪郭に沿わせると、まとまりのある見え方で次の長さまでつなげます。

伸ばすか切るかを迷うときは、次の季節の首もとを思い浮かべて決めてください。襟の高い服やマフラーの季節に向かうなら短い側へ、首もとが開く季節に向かうなら長い側へ。到達点の帯は、季節の服と一緒に動かすと選びやすくなります。

まとめ

  • 40代の面長に似合うショートは、サイドの毛先が頬骨から何cm下で終わるかで決まる
  • 到達点は0〜2cm・3〜5cm・6cm以上の3帯。迷ったら3〜5cmから始める
  • 頬骨が高い位置にある場合は3〜5cmにして、毛先の線と頬骨の張りを重ねない
  • 秋冬は首もとが埋まるので、到達点を1帯短い側に寄せておくと配分が保てる
  • 後頭部の丸みとは別の寸法。前側を先に決めて、後ろ側はそのあとで整える

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 面長にショートは合わないと聞きますが本当ですか
輪郭の縦横比そのものは判定に関わりません。効いているのは、サイドの毛先が頬骨からどこまで届いているかという寸法です。頬骨から2cm以内で毛先を止めると、頬から下に肌の面が多く残り、明るい印象の面積が広がります。輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。
Q. 毛先の到達点はどう測ればいいですか
横向きに立って、鏡で頬骨のいちばん張った位置に指を当てます。そこから毛先までの縦の距離を測ってください。0〜2cmなら短い帯、3〜5cmなら中間の帯、6cm以上なら長い帯です。同じ長さのショートでも、この帯によって顔の下半分の見え方が変わります。
Q. 頬骨が出ている面長は、ショートでどうすればいいですか
頬骨のいちばん張った点を到達点の0に置いて、毛先をそこから3〜5cm下で終わらせるのが扱いやすい帯です。0〜2cmで止めると頬骨の張りと毛先の線が近い高さに並び、横に2本の線が出ます。3〜5cmなら毛先が頬骨の下のくぼみを通るので、頬骨の高さと毛先の線が離れて、縦にも横にも線が増えません。
Q. 40代になって同じショートが似合わなく感じるのはなぜですか
髪の質感が変わると、同じ長さでも毛先の落ちる位置が変わるからです。根元が立ち上がりにくくなると、サイドの毛先が以前より下で終わり、到達点が1帯長い側にずれていることがあります。長さの名前ではなく、頬骨からの距離を測り直してください。
Q. 前髪はありとなしでどちらがいいですか
前髪の有無は、サイドの毛先の到達点とは別の変数です。前髪ありでも頬骨から2cm以内で毛先を止めれば同じ効果が出ますし、前髪なしでも毛先が6cm以上あれば効果は薄まります。まずサイドの到達点を決めてから、前髪は好みで選んでください。
Q. 秋冬にマフラーやタートルネックを着るとき、ショートの長さは変えるべきですか
長さを切り替える必要はありませんが、6cm以上の帯にいる場合は、毛先が襟やマフラーに乗って外へ押し出されます。押し出された毛先は頬の面を覆うので、到達点が実際より長く見えます。秋冬に切るときは、到達点を1帯短い側に寄せておくと、首もとが埋まる日でも面の配分が変わりません。

— メグラシ編集部

あわせて読みたい

面長の可愛い髪型|外側の線が向きを変える点の数と高さで決まる

自分を知る

面長の可愛い髪型|外側の線が向きを変える点の数と高さで決まる

面長で可愛い髪型を探すなら、長さの名前より先に、髪の外側の線が向きを変える点を数えてください。2つ以上あり、上の点が目の高さより上なら可愛い寄り。タートルネックやマフラーで首元が埋まる秋冬の置き方まで。

メグラシ編集部/読了 18分
ミディアムパーマ 面長|髪が硬いか細いかで、かける高さを変える

自分を知る

ミディアムパーマ 面長|髪が硬いか細いかで、かける高さを変える

面長寄りの輪郭でミディアムにパーマをかけるとき、同じ注文でも仕上がりは髪質で変わります。硬くて多い直毛は落ちやすく裾だけ広がり、細くやわらかい髪はかかりすぎて頬より下で縮み、くせ毛は根元がふくらみます。濡らして乾かすだけでできる髪質の見分け方、髪質ごとに巻き始める高さと強さ、肩につく長さとつかない長さの違い、秋冬の襟やマフラーで毛先がつぶれるときの直し方、髪質がどちらとも取れるときの決め方、美容室での伝え方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 8分
エラ張り 原因|骨か筋肉かむくみかは、噛みしめと朝夕の差で分けて直す

自分を知る

エラ張り 原因|骨か筋肉かむくみかは、噛みしめと朝夕の差で分けて直す

エラが張って見える原因は、骨の幅、噛む筋肉の盛り上がり、朝だけのむくみの3つに分かれ、どれかによって髪・首元・写真で直す側が逆になります。奥歯を噛みしめて耳の下が指1本分ふくらむか、朝と夕方の写真で輪郭が変わるか、触って硬いかで自分の原因を決め、静止で目立つ人は幅をずらし、動くと目立つ人は耳元の揺れを止め、朝だけの人は夕方の顔で髪を決めます。2つが重なるときの順番まで。

メグラシ編集部/読了 9分
中顔面短縮の髪型|目から鼻と鼻から口のどちらが長いかで前髪を分ける

自分を知る

中顔面短縮の髪型|目から鼻と鼻から口のどちらが長いかで前髪を分ける

中顔面を短く見せる髪型は、顔の縦のどこが長いかで分かれます。目の中心から鼻の下端までが長い人は、前髪を眉の下まで下ろして見える縦の始点を下げる。鼻の下端から唇の合わせ目までが長い人は、前髪より顔まわりの毛先を口の高さに置く。両方長い人、どちらも境目の人、秋冬にタートルネックやマフラーで顔の下が隠れて中顔面が長く見える日の直し方まで、定規1本で測れる数字で分けました。

メグラシ編集部/読了 11分
フードが似合わない顔の輪郭|秋冬のコートはフードの開きと頬骨幅で選ぶ

自分を知る

フードが似合わない顔の輪郭|秋冬のコートはフードの開きと頬骨幅で選ぶ

フード付きのコートやパーカーを着ると顔が大きく見える、四角く見えると感じる人へ。頬骨幅・エラ幅・顔の縦の3か所と、フードの縁の高さと立ち上がりを測り、かぶったときと下ろしたときに分けて、自分の輪郭に合うフードを選ぶ境目を出します。

メグラシ編集部/読了 16分
50代・面長に似合うセミロング|首の見え幅4〜7cmで決まる

自分を知る

50代・面長に似合うセミロング|首の見え幅4〜7cmで決まる

50代・面長に似合うセミロングは、あごの下から髪か襟までの首の見え幅が4〜7cmに入る形です。襟の高い服が増える秋冬の組み方、横に張る位置、毛先がはねた日の戻し方まで、切りに行かずに決める手順を整理しました。

メグラシ編集部/読了 20分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込