面長×ショート・40代|頬のラインに沿う毛先の到達位置で、顔の下半分の見え方が変わる

面長の輪郭でショートを選ぶとき、後頭部の丸みより先に効いているものがあります。**サイドの毛先が、頬骨からあごにかけてどこまで届いているか。**ここです。
輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。この記事は、顔の前側にある毛先の寸法だけを扱います。
測るのは1つ。所要1分
横向きに立って、鏡で頬骨のいちばん張った位置に指を当てます。**そこから毛先までの縦の距離を測ってください。**これが今日の基準になります。
3つの帯
| 到達点 | 見え方 |
|---|---|
| 0〜2cm | 頬から下に肌の面が多く残る |
| 3〜5cm | 標準。面と髪がほぼ半分ずつ |
| 6cm以上 | 頬からあごにかけて髪で覆われる面積が増える |
到達点が短いほど、頬からあごにかけての肌の面が広く見えます。この面は光を受けやすい場所なので、面積が広いほど明るく若々しい印象の面積が増えます。
判定①|0〜2cmの帯
サイドの毛先が頬骨から2cm以内で終わる帯です。頬からあごにかけての肌の面がもっとも広く残ります。
この帯を選ぶ場合、毛先の切り口がまっすぐだと面の境目がくっきり出ます。境目をやわらげたい場合は、毛先を軽くすくと、面の切り替わりがなだらかになります。
判定②|3〜5cmの帯
標準的な帯です。肌の面と髪の面がほぼ半分ずつになります。多くの長さで扱いやすく、印象を大きく変えたくない場合はこの帯から始めると安定します。
判定③|6cm以上の帯
毛先があごに近い、あるいはあごを越える帯です。頬からあごにかけての肌の面は減りますが、輪郭に沿って髪が流れるので、まとまりのある印象になります。
この帯を選ぶ場合、毛先を内側に軽くカールさせると、あごのラインに沿って面が続き、髪と肌の境目がやわらぎます。
後頭部の丸みとは別に測る理由
後頭部の丸みがいちばん高くなる位置と、襟足が終わる位置は、横から見た頭の後ろ側の寸法です。詳しい判定はベリーショートと面長|後頭部の丸みの最高点と、襟足の終わる位置にまとめています。
この記事が扱うのは、顔の前側、頬からあごにかけての寸法です。後ろ側と前側は別の場所を見ているので、両方を一緒に整える必要はなく、それぞれ独立して判定して構いません。
前髪の有無との組み合わせ
前髪の有無は、サイドの到達点とは別の変数です。前髪ありでも頬骨から2cm以内で毛先を止めれば同じ効果が出ますし、前髪なしでも毛先が6cm以上あれば効果は薄まります。
まずサイドの到達点を決めてから、前髪は好みで選んでください。前髪を作る場合の額に残す縦の目安は面長のボブに前髪をつくるときの考え方が近い長さのショートにも応用できます。
耳を出すか隠すか
耳を出すと、頬からあごにかけての面がさらに開けて見えます。出さない場合でも、毛先の到達点が短い帯にあれば、耳のあたりに面が残ります。
耳を出す・出さないは、到達点の帯を補強する追加の要素として考えてください。0〜2cmの帯で耳も出すと、面積の広さがもっとも強く出ます。
眼鏡をかける日の調整
眼鏡をかける日は、サイドの毛先が眼鏡のフレームの下端と重ならないようにすると、顔の下半分の面がフレームで分断されずに済みます。メガネに似合う髪型にある考え方が参考になります。
髪質やクセによる調整
くせ毛でサイドが外側に広がりやすい場合、到達点が短い帯にあっても、広がりが頬の面を覆ってしまうことがあります。この場合は、乾かすときにサイドの毛だけ下向きに風を当てて、輪郭に沿わせるように整えてください。
直毛でまっすぐ落ちやすい髪は、到達点の帯どおりの印象がそのまま出やすいので、狙った帯を選べば結果が安定します。
季節による見え方の変化
汗をかきやすい季節は、サイドの毛が肌に張り付いて、実際の到達点より短く見えることがあります。逆に乾燥する季節は髪が浮きやすく、到達点より長く感じられることがあります。季節ごとに一度、鏡か写真で到達点を測り直すと、印象のずれを防げます。
判断がつかないとき①:短くしたのに印象が変わらない
長さを短くしても頬骨からの到達点が変わっていない場合があります。全体の長さと、頬からの到達点は別の測り方です。切ったあとに、あらためて頬骨からの距離を測り直してください。
判断がつかないとき②:面が広すぎて寂しく感じる
0〜2cmの帯にして肌の面が広すぎると感じる場合は、到達点を3〜5cmの標準帯へ戻すか、耳のあたりに後れ毛を1〜2本残すと、面の広さに変化が出ます。
美容室で伝えるときの言い方
「サイドは頬骨から2cmくらいのところで終わらせてほしい」。長さの名前より、この一文のほうが結果が揃います。
まとめ
- 面長のショートは、サイドの毛先が頬骨からどこまで届くかで印象が決まる
- 到達点は0〜2cm・3〜5cm・6cm以上の3帯
- 到達点が短いほど、頬からあごの肌の面が広く見える
- 後頭部の丸みとは別の寸法。前側と後ろ側はそれぞれ独立して判定する
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 面長にショートは合わないと聞きますが本当ですか
- 輪郭の縦横比そのものは判定に関わりません。効いているのは、サイドの毛先が頬骨からどこまで届いているかという寸法です。頬骨から2cm以内で毛先を止めると、頬から下に肌の面が多く残り、明るい印象の面積が広がります。輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。
- Q. 毛先の到達点はどう測ればいいですか
- 横向きに立って、鏡で頬骨のいちばん張った位置に指を当てます。そこから毛先までの縦の距離を測ってください。0〜2cmなら短い帯、3〜5cmなら中間の帯、6cm以上なら長い帯です。同じ長さのショートでも、この帯によって顔の下半分の見え方が変わります。
- Q. 顔の下半分の面積が見えると、なぜ印象が変わりますか
- 頬からあごにかけての肌の面は、光を受けやすい場所です。ここが髪で覆われる面積が減ると、肌の面として見える範囲が広がり、明るく若々しい印象の面積が増えます。髪で覆う量を単純に減らすという意味ではなく、毛先が終わる高さの問題です。
- Q. 前髪はありとなしでどちらがいいですか
- 前髪の有無は、サイドの毛先の到達点とは別の変数です。前髪ありでも頬骨から2cm以内で毛先を止めれば同じ効果が出ますし、前髪なしでも毛先が6cm以上あれば効果は薄まります。まずサイドの到達点を決めてから、前髪は好みで選んでください。
- Q. 耳は出したほうがいいですか
- 耳を出すと、頬からあごにかけての面がさらに開けて見えます。出さない場合でも、毛先の到達点が短い帯にあれば、耳のあたりに面が残ります。耳を出す・出さないは、到達点の帯を補強する追加の要素として考えてください。
— メグラシ編集部





