メガネが似合う髪型|顔タイプ別に、フレームの線と重ならない置き方

メガネをかけた日だけ髪型が決まらない。原因は髪型の側ではありません。メガネが、顔の上に横線を1本足しているからです。
フレームの上辺は、眉のあたりを横切る線として読まれます。ここへ前髪の毛先や顔まわりの髪の終わりが同じ高さで並ぶと、平行な線が2本になり、そのあいだが帯として見えます。
だから、やることは1つです。髪の線を、フレームの線と重ねない。どこへずらすかが、顔タイプによって変わります。
順番としては、先にメガネを3つの数字で測り、それから顔タイプの群を当てます。メガネのほうが動かせないので、条件が固定されている側を先に確かめます。
先に測る3つ
メガネを1本測るのに1分もかかりません。替えるたびに一度だけやっておきます。
- フレームの上辺と眉のあいだが何ミリあいているか
- フレームの横幅が、顔の横幅に対して何割か
- つるが通る高さが、こめかみのどこを横切るか
1つ目が前髪の判断、2つ目が顔まわりの面の量、3つ目が耳まわりの判断を決めます。3つとも鏡の前で確かめられて、感覚が入りません。
測り方
上辺と眉の距離は、正面から鏡を見て、指1本を眉に当てて確かめます。指の幅が入らなければ3ミリ以内、指1本が入るなら5ミリ以上です。
横幅の比は、フレームの左右の端が、顔の輪郭の内側にあるか、外に出ているかで見ます。内側なら7割程度、輪郭とほぼ同じなら9割、外に出ていれば10割を超えています。
つるの高さは、横から鏡を見るか、写真を撮って確かめます。こめかみの上のほうを通るか、目尻の高さで通るかの2つに分ければ足ります。
測った3つは、メモに残しておいてください。メガネを2本以上持っているなら、本ごとに数字が違います。数字が違えば、同じ髪型でも成立するかどうかが変わります。「この1本のときはこの分け目」と決めておくと、朝に迷いません。
3つのうち、いちばん結果を左右するのは1つ目です。上辺と眉の距離が近いメガネは、それだけで前髪の選択肢が半分になります。先に1つ目を見て、それから残りの2つを確かめる順番にしてください。
8タイプを、4つの群に分ける
顔タイプは8種ありますが、メガネと髪の関係では4つの群にまとまります。
- 群A|キュート、アクティブキュート
- 群B|フレッシュ、クールカジュアル
- 群C|フェミニン、ソフトエレガント
- 群D|クール、エレガント
分け方の軸は、顔まわりに置くものが曲線寄りか直線寄りかと、情報を足す側か引く側かの2つです。群が決まれば、髪を置く高さも決まります。
8種を4つにまとめているのは、メガネという1つの要素に対しては、そこまでの細かさで十分だからです。8種それぞれで別の答えを持とうとすると、覚えきれずに使われません。4択なら、鏡の前で思い出せます。
自分がどの群かが分からない場合は、顔まわりに置いているものを数えてみてください。ふだんアクセサリーや髪の飾りを2つ以上つけているなら足す側、1つ以下なら引く側の可能性が高くなります。曲線寄りか直線寄りかは、似合うと言われた襟の形を思い出すと当たりがつきます。
群A|キュート・アクティブキュート
顔まわりに置くものが曲線寄りで、情報を足す側の群です。
フレームの直線に対して、髪で曲線を1つ足すと収まります。置く場所は、フレームの下辺より下、頬の高さです。上に置くと、フレームの線と近すぎて競合します。
前髪を下ろす場合は、毛先を眉より上にそろえるか、丸みをつけて中央を短く見せます。まっすぐ横一直線に切りそろえると、フレームの上辺と平行な線が2本になります。
顔まわりの毛は、片側1〜2本、内へ1回だけ丸めます。曲線は1つあれば足り、増やすと今度はフレームの直線が浮きます。
フレームの横幅が顔の輪郭より外に出ている場合、この群では髪を耳にかけないほうがそろいます。耳を出すと、顔の横幅がフレームより内側に見えて、幅の差が強く出ます。輪郭の内側に収まるフレームなら、耳を出しても差が出ません。幅の比が7割か10割かで、耳の扱いが入れ替わります。
群B|フレッシュ・クールカジュアル
直線寄りで、情報を引く側の群です。この群では、線を増やさないことが優先されます。
髪の線は、フレームの線から上下どちらかに3センチ以上離します。近い距離に置くと、直線が2本並んで段になります。耳の上でまとめるか、あごより下で終わらせるか、どちらかに寄せてください。
前髪は、下ろすなら横へ流して斜めの線にします。斜めなら、フレームの水平な線と平行になりません。
3センチという距離は、指2本ぶんです。鏡の前でフレームの上辺に指2本を当てて、その上端より上に髪の線があるかを見れば確かめられます。定規は要りません。
顔まわりに曲線を足す必要はありません。この群は、直線が2本並ばなければそれで成立します。
群C|フェミニン・ソフトエレガント
曲線寄りで、面を保ちたい群です。ここでは、線をずらすより面を割らないことが優先されます。
髪をフレームの高さで切り替えると、顔まわりの面が上下に分かれます。切り替えの位置は、フレームの下辺より5センチ以上下に置いてください。耳の下からあごのあたりが目安になります。
前髪は、下ろすなら眉と上辺のあいだに毛先を置くか、上げるかの2択です。中途半端に眉にかかると、フレームの線と前髪の線が半分だけ重なり、境目がぼやけます。
顔まわりに落とす毛は細く、内へ1回だけ。曲線の回数を増やすと、フレームの直線と回数がつり合わなくなります。
群D|クール・エレガント
直線寄りで、余白を広く取る群です。この群は、顔まわりに置くものがいちばん少なくて成立します。
髪は耳を出して後ろへ通し、フレームの線を遮らない形が収まります。顔の横に髪の面を置くと、フレームの端と髪の端が近づき、そこだけ情報が集まります。
前髪を下ろす場合は、量を薄くして、額の面が透けて見える程度にとどめます。厚く下ろすと、フレームの上に面が乗り、線が読めなくなります。
この群では、髪で何かを足そうとしないほうが早く着地します。
群ごとの置き方
| 群 | 髪の線を置く場所 | 前髪 | 顔まわりの毛 |
|---|---|---|---|
| A キュート・アクティブキュート | フレーム下辺より下、頬の高さ | 眉より上か、丸みをつける | 片側1〜2本、内へ1回 |
| B フレッシュ・クールカジュアル | フレームから上下3センチ以上 | 横へ流して斜めに | 足さない |
| C フェミニン・ソフトエレガント | フレーム下辺より5センチ以上下 | 眉と上辺のあいだか、上げる | 細く1本、内へ1回 |
| D クール・エレガント | 耳を出して後ろへ通す | 薄く、額が透ける程度 | 足さない |
この表は当てはめる表ではありません。群を決めたあと、髪の線をどこへ動かすかを確かめるための表です。自分の測った3つの数字と合わせて読んでください。
前髪の扱いは、上辺と眉の距離で決まる
前髪は、顔タイプより先に、フレームの上辺と眉の距離で決まります。
3ミリ以内なら、そのあいだに前髪の毛先を置く余地がありません。眉より上で切りそろえるか、横へ流してください。ここに毛先を置くと、眉、前髪、フレームの3本が近い高さに並びます。
5ミリ以上あいているなら、そのあいだに毛先を置けます。うまく置けると、前髪とフレームが1つのかたまりとして読まれ、線が1本に減ります。
距離が中間の場合は、流す側に倒してください。斜めにすれば、距離の問題が消えます。
前髪を切る前に確かめたいなら、ピンで仮に留めて数日過ごしてみてください。上げた状態、流した状態、下ろした状態の3つを、それぞれメガネをかけたまま試します。切ってから合わないと分かるより、留めて確かめるほうが早く戻せます。
伸びてきたときの扱いも決めておくと楽になります。前髪は数週間で眉にかかる長さまで伸びるので、切った直後に成立していた形が、途中で3ミリ以内の状態に入ります。切る間隔を、そこに達する前に設定しておくと、成立しない期間が生まれません。
どちらとも取れるとき①|線が2本並んでしまう
どうしても2本並ぶ日があります。逃がし方は2つです。
1つは、髪の線を2センチ以上ずらすこと。上へでも下へでも構いません。2センチ動かすと、平行な2本が別々の要素として読まれ、帯にならなくなります。
もう1つは、髪の線を斜めにすることです。分け目を中央から3センチ横へずらし、片側に髪を寄せると、顔まわりの線が斜めになります。斜めの線は、水平なフレームと平行になりません。
どちらとも取れるとき②|つるが髪に埋まる
つるがこめかみの高い位置を通るメガネで、耳の上に髪を置くと、つるが髪に埋まります。すると、フレームの前面だけが顔の上に浮いて見えます。
この場合は、耳を出してつるの線を見せてください。前面と側面がつながって、1つの形として読まれます。
つるが目尻の高さを通る低い位置のメガネなら、耳の上に髪を置いても埋まりません。耳を出すかどうかは、好みではなくつるの高さで決まります。
どちらとも取れるとき③|メガネを外す時間が長い日
一日のうち、かけたり外したりする日もあります。この場合、どちらかに寄せて決めてください。
判断は、人と向かい合っている時間にかけているかどうかです。会話の時間にかけているなら、かけた状態で成立する髪型にします。作業中だけかけるなら、外した状態を基準にして構いません。
両方の時間が同じくらいなら、群Bの原則を使います。線をフレームから3センチ以上離しておけば、外したときにも髪の線が独立して残ります。
外したときに髪だけが残る形を作っておくと、かける日とかけない日で髪型を変えずに済みます。変えなくていい形を1つ持っているほうが、日ごとに最適な形を探すより続きます。
かけ外しが多い日は、メガネを頭の上に載せる場面もあります。この位置に上げると、フレームが髪の上で新しい線になります。上げる癖があるなら、分け目をその位置から2センチ以上ずらしておくと、上げた瞬間に線が並ぶことがありません。
自分の顔タイプが分からない場合は、顔タイプ診断の考え方から確かめられます。メガネそのものの形を選ぶ話は、顔タイプ別のメガネの選び方にまとめてあります。
まとめ
メガネが似合う髪型を決めているのは、フレームが足した横線と、髪の線が重ならないことです。
先に3つ測って、顔タイプを4つの群のどれかに当てる。群ごとに、髪の線を置く場所が決まっています。並んでしまった日は、2センチずらすか、斜めにする。この手順なら、メガネを替えても同じやり方で判断できます。
覚えるのは2つだけです。線を並べない。並んだら2センチ動かす。 群ごとの置き方は、その2つを実行しやすくするための目安にすぎません。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. メガネをかけると髪型が決まらなくなるのはなぜですか
- メガネが顔の上に横線を1本足すからです。フレームの上辺が、眉のあたりを横切る線として読まれます。ここへ前髪の毛先や、顔まわりの髪の終わりが同じ高さで並ぶと、平行な線が2本になり、そのあいだが帯として見えます。髪型そのものが悪いのではなく、線が並んでいるだけなので、髪の線を2センチ以上ずらせば戻ります。
- Q. 何を測ればいいですか
- 3つです。フレームの上辺と眉のあいだが何ミリあいているか、フレームの横幅が顔の横幅に対して何割か、つるが耳へ向かって通る高さがこめかみのどこを横切るか。この3つは鏡の前で確かめられて、髪をどこに置くかを決める材料になります。メガネを替えるたびに一度測っておくと、髪型の判断が早くなります。
- Q. 前髪は下ろしたほうがいいですか
- フレームの上辺と眉のあいだの距離で決めてください。3ミリ以内で近い場合、前髪の毛先を眉の高さに置くと線が3本並びます。この場合は前髪を眉より上で切りそろえるか、横へ流して斜めの線にします。距離が5ミリ以上あいているなら、そのあいだに前髪の毛先を置くことができ、線が1本にまとまって見えます。
- Q. 顔タイプによって何が変わりますか
- 髪を置く高さと、面の量が変わります。直線の要素が多い群では、フレームの線と髪の線を平行に並べないことが優先されます。曲線の要素が多い群では、線をずらすより、顔まわりに曲線を1つ足してフレームの直線と対比させるほうが早く収まります。8種を4つの群にまとめると、判断が4択になります。
- Q. つるの高さは何に影響しますか
- 耳まわりに髪を置けるかどうかに影響します。つるがこめかみの高い位置を通る場合、そこへ髪を重ねるとつるが髪に埋まり、フレームの線だけが浮きます。この場合は耳を出して、つるの線を見せてください。つるが低い位置を通るなら、耳の上に髪を置いても線は埋まりません。
— メグラシ編集部





