眼鏡に合う髪型を40代・50代で決めるのは、こめかみ帯の白髪の割合と髪の張り|つるが通る3cmだけを見る

眼鏡をかける日の髪型を決めているのは、年齢そのものではありません。年ごとに動く2つの数字です。
見る場所は1か所だけ。こめかみのくぼみから耳の前までの、幅3cmほどの縦の帯です。眼鏡のつるが耳へ向かって通るのがここです。
この帯の中で、白い毛が何割あるか。根元から毛が何mm浮くか。この2つで、帯に髪を置けるかどうかが決まります。
📋 早見表|Pと R の組み合わせ
| 白い毛の割合P | 髪の張りR | 帯の中で起きること | 置き方 |
|---|---|---|---|
| 3割未満 | 5mm未満 | 毛が寝て、つるが毛に埋まる | 帯の毛を耳の後ろへ入れる |
| 3割未満 | 5mm以上 | 毛がつるに乗り上げる | 耳を出して帯を空ける |
| 3割以上 | 5mm未満 | 明るい点がつるの線に沿って並ぶ | 帯の毛を耳の後ろへ入れる |
| 3割以上 | 5mm以上 | 明るい点がつるの上に散る | 耳を出して帯を空ける |
こめかみ帯を決める|指3本ぶん
こめかみのくぼみに指を3本そろえて当ててください。指の幅がそのまま帯の幅です。
上端はくぼみの高さ、下端は耳の付け根です。眼鏡をかけた状態で横から鏡を見ると、つるがこの帯を斜めに横切っているのが見えます。
判定はこの帯の中だけで済みます。顔全体や髪全体を見る必要はありません。左右にありますが、まず分け目の少ないほうから見てください。そちらは毛が寝ているので、値が安定します。
数える①|帯の中の白い毛の割合 P
帯の中から指でひとつまみ取って、明るい場所で広げます。10本のうち何本が白いかを数えてください。
- 1本以下 → 1割未満
- 2〜3本 → 2〜3割
- 4本以上 → 4割以上
厳密でなくて構いません。見ているのは正確な比率ではなく、帯が光を返す量が3段のどこにあるかです。
染めている場合は、根元1cmのところで同じように数えます。染めた部分ではなく、伸びてきた部分が判定に効きます。
測る②|根元から毛が浮く高さ R
帯の中の根元を指の腹で頭皮に押しつけ、そのまま指を離します。離した瞬間に毛が起き上がる高さがRです。
- ほとんど動かない → 2mm未満
- 指1本の厚みの半分ほど起きる → 5mm前後
- はっきり立ち上がる → 8mm以上
乾いた状態で測ってください。濡れているとどの毛も寝るので値が出ません。朝と夕方で1〜2mm動くので、判定は朝に固定するほうが結果がそろいます。
白い毛が帯にあると、何が起きるか
白い毛は、色のついた毛より光を強く返します。つるの線は細くて濃いので、その上に明るい点が並ぶと、線が点線のように途切れて見えます。
途切れると、つるの前と後ろがつながって読まれなくなります。顔の横で、フレームの前面だけが独立して浮きます。
Pが3割を超えたあたりから、この途切れが正面からも横からも読めるようになります。Pは動かせない数字なので、動かすのは帯に髪を置くかどうかのほうです。
帯の外にある白い毛は、この判定に関係しません。頭頂にも後ろにも白い毛はありますが、そこにはつるの線が通っていないので、点が並ぶ相手がいません。見るのは帯の中だけという線引きを守ると、判断が3分で終わります。
Rが5mm以上あると、つるに乗り上げる
根元から立ち上がる毛は、つるの下をくぐらずに上へ出ます。出た毛はつるの上を横切って、そこで向きが変わります。
向きが変わった場所に、短い線が何本もできます。 つるの線と交差するので、そこだけ情報が集まります。
押さえても、Rの高い毛は日中に戻ります。押さえる代わりに、帯そのものを空けてください。
帯を空けるとき|耳を出す
Rが5mm以上、またはPが3割以上のときは、耳を出して帯を空けます。
- 帯の中の毛を、耳の上端から1cm後ろの位置で後ろへ送る
- 送った毛の先が耳の後ろから出てくるなら、その1束だけをピン1本で留める
- ピンは耳の後ろの、外から見えない位置に入れる
留めるのは1本で足ります。2本以上入れると、耳の後ろに厚みが出て、つるが浮きます。
空けたあと、横から鏡を見てつるの線が端から端まで1本につながっているかを確かめてください。つながっていれば成立しています。
途切れて見えるなら、送る位置が耳の真上になっています。真上で送ると、送った毛が耳の前へ戻ってきて帯に落ちます。1cm後ろへずらしてから送り直してください。それでも戻るなら、送る量が多すぎます。帯の毛を全部送らず、上半分だけを送って下半分は前に残すと、戻る力が半分になります。
帯を空けないとき|毛を寝かせて置く
Rが5mm未満でPも3割未満なら、帯に髪を置いたままで構いません。ただし、置くならつるより下に置いてください。
つるの上に毛を乗せると、Rが低くても毛の面がつるを覆って、線が埋まります。埋まると、フレームの前面だけが顔の上に残ります。前面と側面がつながらないので、眼鏡が顔の上に置かれているように読まれます。
置き方は、帯の毛を耳の前で下へ流し、耳の後ろへは回さない形です。つるの線が毛の上に出るので、前面と側面がつながって1つの形として読まれます。
ショートのときの襟足
ショートでは、帯の下端が襟足につながります。帯だけを空けても、線がそこで終わらずに続きます。
確かめるのは1つです。襟足の毛先が、耳たぶの下端より上で終わっているか。
上で終わっていれば、つるの線と襟足の線が離れます。下で終わっていると、つるの線の延長に襟足の毛先が並んで、横の線が2本続きます。
長さを変えられない時期は、襟足を後ろへ流して耳の後ろへ入れてください。同じ結果になります。
根元が伸びてくると、判定が変わる
染めている場合、根元が伸びるにつれてPは上がります。染めた直後は2割でも、4週間後に4割になることがあります。
だから、判定は染めた直後ではなく、次に染める1週間前にやってください。いちばんPが高い状態で成立していれば、そのあいだの週はすべて成立します。
Rのほうは、根元が伸びても大きくは動きません。年に1回測り直せば足ります。
染めていない場合は、Pは季節でも週でも動かないので、測るのは1回で終わります。伸びるにつれて少しずつ上がりますが、判定の段をまたぐまでには時間がかかります。段をまたいだと感じたときだけ数え直してください。 目安は、帯の毛を広げたときに白い毛が2本増えたと分かる程度の変化です。
分け目の位置を1cm動かす
帯を空けるか置くかを決めたあと、分け目を1cm動かすと、帯に落ちてくる毛の量が変わります。
分け目を帯の側へ寄せると、帯に落ちる毛が増えます。反対へ寄せると減ります。空けたいときは反対へ、置きたいときは帯の側へ寄せてください。
1cmで足ります。それ以上動かすと、頭頂の毛の向きが変わって、根元の立ち上がり方まで変わります。
どちらとも取れるとき①|左右でPが違う
片側だけ白い毛が多いことがあります。この場合は多いほうに合わせてください。
多いほうで空ける判定になったら、少ないほうも空けます。片側だけ空けると、正面から見て左右で耳の出方が違い、そちらのほうが先に読まれます。
どちらとも取れるとき②|Pが3割ちょうど
境目にいる状態です。この場合はRのほうで決めてください。Rが5mm以上なら空ける、5mm未満なら置く。
どちらも境目なら、1週間ずつ両方試して、写真を撮って並べてください。同じ場所・同じ時間で撮ると、つるの線がつながっているかどうかが判断できます。
どちらとも取れるとき③|眼鏡を1日に何度も外す
外した状態が長いなら、帯を空ける判定は要りません。空けた形は、眼鏡のない顔では耳が出ているだけの形になります。
判断は、人と向かい合っている時間にかけているかどうかです。会話のあいだにかけているなら、かけた状態で決めてください。作業中だけかけるなら、外した状態を基準にして構いません。
まとめ
眼鏡をかける日の髪型は、こめかみ帯の2つの数字で決まります。
- こめかみのくぼみから耳の前まで、指3本ぶんの帯を取る
- 帯の中の10本を数えて、白い毛の割合Pを出す
- 根元を押して離し、起き上がる高さRを測る
- Pが3割以上か、Rが5mm以上なら、耳を出して帯を空ける
- どちらも下回るなら、つるより下に毛を置く
- ショートは、襟足の毛先を耳たぶの下端より上で終わらせる
- 判定は、次に染める1週間前にやる
顔タイプの軸で決める方法はメガネが似合う髪型にあります。両方を測って矛盾したら、こちらの2つを優先してください。 動いているのはこちらだからです。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. こめかみ帯とは、どこのことですか
- こめかみのくぼみから耳の前までの、幅3cmほどの縦の帯です。眼鏡のつるが耳へ向かって通る場所がここに当たります。判定はこの帯の中だけで済みます。顔全体や髪全体を見る必要はありません。指を3本そろえてこめかみに当て、その幅がだいたい帯の幅です。左右にありますが、まず分け目の少ないほうから見てください。そちらのほうが毛が寝ていて、判定が安定します。
- Q. 白い毛の割合Pは、どうやって数えますか
- 帯の中から指でひとつまみ取って、明るい場所で広げます。10本のうち何本が白いかを数えてください。1本以下なら1割未満、2〜3本なら2〜3割、4本以上なら4割以上です。厳密でなくて構いません。見ているのは正確な比率ではなく、帯が光を返す量が3段のどこにあるかです。染めている場合は、根元1cmのところで同じように数えてください。染めた部分ではなく、伸びてきた部分が判定に効きます。
- Q. 髪の張りRは、どうやって測りますか
- 帯の中の根元を指の腹で頭皮に押しつけ、そのまま指を離します。離した瞬間に毛が起き上がる高さがRです。ほとんど動かないなら2mm未満、指1本の厚みの半分ほど起きるなら5mm前後、はっきり立ち上がるなら8mm以上です。乾いた状態で測ってください。濡れているとどの毛も寝るので、値が出ません。朝と夕方で1〜2mm動くので、判定は朝に固定するほうが結果がそろいます。
- Q. 顔タイプ別の記事とは、何が違いますか
- 見ている場所が違います。顔タイプ別の記事は、フレームの上辺と眉の距離やフレームの幅の比を測って、顔タイプの群ごとに髪を置く高さを決めます。こちらは、こめかみ帯の白い毛の割合と髪の張りという、年ごとに動く2つだけを見ます。同じ顔タイプの人でも、この2つが変われば置き方が変わります。両方を測って矛盾したときは、こちらの2つを優先してください。動いているのはこちらだからです。
- Q. ショートの場合は何が変わりますか
- 帯の下端が襟足につながるので、帯だけを空けても線が続きません。ショートでは、帯を空けるかどうかを決めたあと、襟足の毛先が耳たぶの下端より上で終わっているかを確かめてください。上で終わっていれば、つるの線と襟足の線が離れます。下で終わっていると、つるの線の延長に襟足の毛先が並んで、横の線が2本続いて見えます。長さを変えられない時期は、襟足を後ろへ流して耳の後ろへ入れると同じ結果になります。
— メグラシ編集部





