面長の可愛い髪型|外側の線が向きを変える点の数と高さで決まる

面長で可愛い髪型を探しているなら、長さやスタイルの名前を先に決めても答えは出ません。
決めているのは、髪の外側の線が途中で向きを変える点が何個あるかです。0個なら縦の直線、1個なら一度ふくらむ形、2個以上なら上下で二度うねる形に読まれます。
可愛い寄りに見えるのは、点が2つ以上あって、いちばん上の点が目の高さより上にあるときです。数えるのは点の個数と、いちばん上の点の高さ。この2つだけです。
秋から冬にかけては、タートルネックやマフラーで首元が埋まります。あごより下にあった点は襟に隠れるので、数えるのは襟より上に見えている点だけにしてください。
この記事では、点の数え方、長さ別の点の置き方、どちらとも取れるときの決め方、秋冬の首元との合わせ方まで、順に決めていきます。
📋 早見表|点の数と高さで、正面の形はこう読まれる
| 点の数 | いちばん上の点 | 正面からの読まれ方 |
|---|---|---|
| 0個 | なし | 縦の直線が2本立つ。すっきり・大人っぽい |
| 1個 | 目より下 | 下半分が一度ふくらむ。落ち着いた形 |
| 1個 | 目より上 | 上が一度ふくらむ。やわらかい形 |
| 2個 | 目より下 | 下で二度うねる。重心が低い |
| 2個 | 目より上 | 上下で二度うねる。可愛い寄り |
| 3個以上 | 目より上 | うねりが多い。にぎやか寄り |
表は形の読まれ方の比較です。どの形を選ぶかは、この先の節で、長さや首元の条件と合わせて決めます。
面長の「可愛い」は、丸みが何回出るかで決まる
髪型の印象は、正面から見たときの外側の輪郭で大きく決まります。輪郭が上から下までまっすぐなら、縦の線が強く読まれ、すっきりした大人っぽい印象になります。
輪郭が途中で外へふくらみ、また内へ戻ると、そこに丸みが1つできます。丸みが二度出ると、輪郭全体がやわらかく波打って見えます。この「丸みが二度出る形」が、可愛いと言われる形の正体です。
面長の人は顔の縦の長さがはっきり出るぶん、髪の輪郭が直線か曲線かの違いが、ほかの輪郭の人より大きく印象に出ます。同じ長さのボブでも、外側の線がまっすぐ落ちているか、途中で二度うねっているかで、写真の印象がはっきり分かれます。
だから、長さの名前ではなく、外側の線の曲がり方を数えます。曲がる点が何個あるかを数えれば、自分の今の髪型がどの形に読まれているかが分かり、可愛い寄りにするために何をすればいいかが決まります。
写真の撮り方を先に決める
点を数えるのは、正面から撮った写真の上です。鏡で直接見ると、顔を動かすたびに輪郭が変わり、点の位置が定まりません。
撮るときは、次の3つをそろえてください。
- カメラは目の高さ。上からも下からも撮らない
- 顔からカメラまでの距離は1m前後。近すぎると輪郭がゆがむ
- 髪は耳にかけず、普段どおりに下ろす
背景は無地の壁にします。柄のある背景だと、髪の外側の線が背景にまぎれて、点を見落とします。
撮った写真は、1枚目を基準にして残しておきます。あとで点を作ったり、乾かし方を変えたりしたときに、同じ条件で撮り直して比べるためです。撮る場所と時間帯も、できるだけ同じにしてください。窓からの光の向きが変わると、髪の外側の影の出方が変わり、点の位置がずれて見えます。
点の見つけ方 ── 定規を当てる
写真の上で、髪の外側の輪郭を頭のてっぺんから毛先まで、指でなぞります。
なぞっている指が、外へ広がる向きから内へ戻る向きに変わるところ、または内から外へ変わるところが点です。毛先が外へはねているところも、点に数えます。
指でなぞって分かりにくいときは、定規を当てます。写真の上で、輪郭に沿って定規を縦に置き、輪郭と定規のすき間を上から下へ見ていきます。すき間が広がっていたのが狭まり始めるところ、狭まっていたのが広がり始めるところが点です。
左右どちらの輪郭でも構いませんが、まずは分け目と反対側で数えてください。分け目のある側は、根元が立ち上がって点が1つ多く出やすいからです。
点を数える
点は、0個、1個、2個以上の3通りに分かれます。
輪郭が上から下まで一度も向きを変えなければ0個です。どこか一か所でふくらんで戻るなら1個、二か所でふくらむか、ふくらんだあとに毛先がはねていれば2個です。
数えるときに迷いやすいのは、ふくらみの幅が広いときです。頬の横から鎖骨まで、ゆるやかに長くふくらんでいる場合は、点は1個と数えます。ふくらみの途中で一度へこんでいれば、2個です。
点の数は、左右それぞれで数えて書き留めておきます。左右で違う場合の扱いは、あとの節で書きます。
書き留めるときは、点の数と一緒に、それぞれの点の高さも顔の部位で書いておきます。「こめかみ」「目の高さ」「頬骨」「あご」「鎖骨」の5つの言葉で足ります。たとえば「右は2個で目の高さと鎖骨、左は1個で頬骨」のように書くと、あとで乾かし方を変えたときに、どの点が動いたのかがすぐ分かります。
数えるのは、朝に髪を整えた直後と、夕方の2回にしてください。朝は2個あった点が夕方に1個になっているなら、髪の重さで上の点が下がっています。夕方の数が、その髪型で一日を通して見えている数です。可愛い寄りかどうかは、夕方の数で判断します。
いちばん上の点の高さを測る
点が1個以上あったら、いちばん上の点が顔のどの高さにあるかを見ます。
基準にするのは目の高さです。写真の上で、両目の黒目を結ぶ横線を引き、いちばん上の点がその線より上にあるか下にあるかを見てください。
目の高さより上に点があると、髪の広がりが顔の上半分に出ます。顔の上半分に横の丸みが出るので、正面から見たときに縦の線が途中で切れ、やわらかく読まれます。
目の高さより下にしか点がないと、広がりが顔の下半分に集まります。重心が低く、落ち着いた印象になります。これはこれで大人っぽい形ですが、可愛い寄りにしたいなら、いちばん上の点を目の高さより上に上げます。上げ方は、点を作る手順の節で書きます。
0個のとき ── 縦の線が2本立つ
点が0個の髪型は、正面から見ると、顔の両側に縦の直線が2本立っている形に読まれます。ストレートのロングや、まっすぐ切りそろえたワンレングスのボブがこの形です。
縦の線が2本あると、顔の縦の長さと髪の縦の線が平行に並びます。すっきりした大人っぽい印象で、きちんとした場面には合いますが、可愛い寄りにはなりません。
可愛い寄りにしたいなら、点を2つ作ります。いきなり2つ作るのが難しければ、まず目の高さより上に1つ作ってください。それだけで、縦の線が途中で一度切れて、輪郭にやわらかさが出ます。
0個の髪型は、毎朝の手間がいちばん少ない形でもあります。乾かすときに上から下へまっすぐ風を当てれば、そのまま0個になります。点を作る手間を足すかどうかは、可愛い寄りにしたい日がどれくらいあるかで決めてください。週に1〜2日だけなら、その日だけ目の高さより上に点を1つ作り、ほかの日は0個のまま過ごす使い分けもできます。
1個のとき ── 高さを決め直す
点が1個のときは、その点の高さで印象が決まります。
点が目の高さより上にあれば、上が一度ふくらむ形です。やわらかく見えますが、丸みは一度だけなので、可愛いと大人っぽいの中間に読まれます。
点が目の高さより下、たとえば頬骨からあごのあいだにあれば、下が一度ふくらむ形です。落ち着いた印象になります。
可愛い寄りにしたいなら、点を1つ足して2個にします。足す場所は、今ある点が目より上なら、毛先の近くに。今ある点が目より下なら、目の高さより上に足します。どちらの場合も、2つの点の間隔は4cm以上あけます。
2個以上のとき ── 4cm以上あける
点が2個以上あって、いちばん上の点が目の高さより上にあれば、可愛い寄りの形になっています。
ここで確かめるのは、2つの点のあいだの距離です。写真の上で、上の点から下の点までの縦の距離を、実際の長さに直して測ってください。写真の上の顔の幅と、実際の顔の幅の比で換算すれば分かります。
4cm以上あいていれば、2つの丸みとして読まれます。4cmより近いと、2つの点が1つの太いふくらみに見えて、点が1個のときと同じ印象に戻ります。
近すぎるときは、下の点を下げます。毛先の巻き方を変えるか、毛先のはねる位置を下にずらしてください。上の点を上げるより、下の点を下げるほうが簡単に動かせます。
3個以上あるとき ── 可愛いより、にぎやかに寄る
点が3個以上あると、輪郭が三度以上うねります。丸みの回数が増えるほど、可愛いを通り越して、動きの多いにぎやかな印象に寄っていきます。
全体に強めのパーマをかけたときや、細かく巻いたときに、点が3個以上になりやすくなります。
可愛い寄りに戻したいなら、点を2つに減らします。残すのは、いちばん上の点と、毛先の点です。そのあいだにある点は、乾かすときに上から下へ手ぐしを通しながら風を当てて、ふくらみをならします。
3個以上でも、それぞれの点の間隔が4cm以上あいていて、輪郭全体が大きく波打っているなら、華やかな形として成立しています。にぎやかに見えて困るかどうかで決めてください。
長さ別|点を置ける場所
長さによって、点を置ける場所が変わります。
| 長さ | 上の点を置ける場所 | 下の点を置ける場所 |
|---|---|---|
| ショート | こめかみ〜目の高さ | 耳たぶの下 |
| ボブ | 目の高さ〜頬骨 | 毛先(あごの下) |
| ミディアム | 目の高さ | 鎖骨の上の毛先 |
| ロング | 目の高さ | 胸の上の毛先 |
ショートは髪の長さが短いぶん、2つの点の間隔が4cmを取りにくくなります。上の点をこめかみまで上げて、間隔を確保してください。
ロングは間隔を取るのは簡単ですが、髪の重さで上の点がつぶれやすくなります。上の点は根元の立ち上がりで作り、毛先の点は巻きで作ります。
ショートで可愛くする|点はこめかみと耳たぶの下
面長のショートで可愛い寄りにするなら、点をこめかみの高さと、耳たぶの下の2つに置きます。
ショートは毛の長さが短いので、点と点の間隔が4cmを取りにくくなります。目の高さに上の点を置くと、下の点を置ける場所が耳たぶの下までしかなく、間隔が3cmほどに縮むことがあります。上の点をこめかみまで上げると、耳たぶの下との間隔が4cm以上あきます。
こめかみの点は、トップの根元の立ち上がりで作ります。乾かすとき、こめかみより上の毛を後ろから前へ持ち上げるように風を当て、冷めるまで手を離さないでください。前から後ろへ乾かすと、根元が寝て、こめかみの点が消えます。
耳たぶの下の点は、襟足に近い毛の毛先で作ります。毛先を軽く外へ流すと、そこで輪郭の向きが変わり、点が1つできます。
ショートは秋冬の首元の影響を受けにくい長さです。毛先が襟より上にあるので、タートルネックを着ても下の点が隠れません。首元が埋まる季節に可愛い寄りの形を保ちやすいのは、ショートとあごより上のボブです。
確かめるときは、正面の写真に加えて、斜め45度からも1枚撮ってください。ショートは横から見た丸みが正面の印象にも出るので、斜めの写真でこめかみの点が見えていれば、正面でも点として読まれています。
ボブで可愛くする|点は頬骨と毛先の2つ
面長のボブで可愛い寄りにするなら、点を頬骨の高さと毛先の2つに置きます。
頬骨の高さの点は、乾かすときに髪を横へ引きながら、根元から中間に風を当てて作ります。毛先の点は、内巻きで作ります。内巻きにすると、毛先が内へ戻るところで向きが変わり、点が1つできます。
ここで気をつけるのは、上の点が目の高さより上にあるかどうかです。ボブは頬骨の高さに点ができやすく、そのままだと目の高さより下にとどまります。目の高さより上に上げたいときは、分け目を横へ2cmずらして、根元の起き上がる位置を上げてください。
ボブは毛先があごの近くにあるので、秋冬にタートルネックを着ると、毛先の点が襟に触れます。襟に触れると毛先がはね上がり、点の位置が変わります。この扱いは、秋冬の首元の節で書きます。
ミディアム・ロングで可愛くする|点は目の高さと毛先
ミディアムとロングでは、上の点を目の高さに、下の点を毛先に置きます。
長さがあるぶん、2つの点の間隔は自然に4cm以上あきます。問題になるのは、上の点が髪の重さで下がることです。乾かした直後は目の高さにあった点が、昼過ぎには頬骨まで下がっていることがよくあります。
上の点を保つには、根元の立ち上がりを作ってください。乾かすとき、目の高さより上の髪を、根元から持ち上げるように風を当てます。持ち上げた根元が冷めるまで手を離さないと、形が長く残ります。
毛先の点は、外はねでも内巻きでも作れます。外はねは軽く動きのある印象に、内巻きはまとまった印象に寄ります。どちらでも点の数は同じなので、可愛い寄りかどうかは変わりません。
前髪の有無は、点の数と関係しない
前髪があるかないかは、点の数には入りません。数えるのは、顔の両側の外側の輪郭だけです。
前髪がなくても、外側の輪郭に点が2つあり、上の点が目の高さより上なら、可愛い寄りの形になります。逆に、前髪があっても、外側の輪郭がまっすぐなら、縦の直線が2本立った形に読まれます。
前髪で変わるのは、額の見え方です。前髪を下ろすと額の縦が短く見え、顔の上半分に横の線が1本入ります。この横の線は、外側の点とは別に、正面の印象をやわらかくする方向に働きます。
前髪で迷っているなら、先に外側の点を2つ作ってから決めてください。点が2つできた状態で前髪を足すかどうかを見れば、前髪が必要かどうかが分かります。
点を作る手順
点を作る方法は、乾かし方と巻き方の2つです。切らなくても作れます。
乾かし方で作る
- 点を置きたい高さで、髪を横へ引きます
- 引いたまま、根元から中間に風を当てます
- 冷めるまで手を離さずに待ちます
1回で2〜3cm外へ出れば、写真で点として読めます。
巻き方で作る
- 毛先の点は、内巻きか外はねで作ります
- 中間の点は、巻く位置を毛先から上へずらして作ります
巻くときは、巻きの中心を点を置きたい高さに合わせてください。巻きの中心が点になります。
作ったら、最初に撮った写真と同じ条件で撮り直し、点の数と高さを確かめます。
巻いても点が増えないことがある
巻いたのに、写真で点が増えていないことがあります。理由は3つのどれかです。
1つめは、巻きが弱くて、写真に写るほど外へ出ていない場合です。点として読めるには、2〜3cm外へ出ている必要があります。巻く時間を少し長くしてください。
2つめは、巻いた位置が今ある点に近すぎる場合です。4cmより近いと、2つが1つのふくらみに見えます。巻く位置を、今ある点から4cm以上離してください。
3つめは、髪の重さで巻きが落ちた場合です。巻いた直後は点があったのに、時間がたつと消えているなら、これです。秋冬は空気が乾いていて巻きは比較的残りやすい時期ですが、それでも落ちるなら、巻く前に根元を立ち上げておきます。
秋冬の首元|タートルネックやマフラーで下の点が隠れる日
秋から冬にかけて、タートルネックやマフラーで首元が埋まる日が増えます。首元が埋まると、あごより下にあった点が襟の中に隠れます。
隠れた点は、正面から見たときに数えられません。たとえばミディアムで、目の高さと鎖骨の上に点を置いていた場合、タートルネックを着ると鎖骨の点が隠れて、見える点は1個になります。
襟より上に点が2つ残るように置き直してください。上の点は目の高さより上に、下の点は頬骨からあごのあいだに置きます。毛先が襟に入るなら、毛先の手前、あごの高さで一度外へはねさせると、そこに下の点ができます。
襟の高さの目安は、タートルネックならあごの下から指2本ぶん、マフラーを巻いた日はあごの下ぎりぎりです。その日の首元に合わせて、襟より上で点を2つ数えてください。
ニット帽をかぶる日は、上の点がつぶれる
秋冬にニット帽をかぶると、頭の上の髪が押さえられて、目の高さより上にあった点がつぶれます。
ニット帽をかぶったまま過ごす日は、上の点を帽子の縁より下に置き直してください。帽子の縁は、多くの場合、眉の上から目の高さのあたりに来ます。上の点を目の高さのすぐ下、帽子の縁から2cm下に置くと、帽子をかぶっていても点が残ります。
この場合、上の点は目の高さより下になるので、早見表では落ち着いた形に寄ります。帽子の縁の横の線が目の高さより上に1本入るので、輪郭の点とあわせて、可愛い寄りの印象は保てます。
帽子を脱ぐ予定があるなら、脱いだあとに手ぐしで根元を一度持ち上げると、上の点が戻ります。
眼鏡をかける日は、つるの高さに点を置かない
眼鏡をかけると、つるが耳の上を通り、その高さで髪が押さえられます。つるの高さに点を置いていると、髪がつるに押さえられて、点が外へ出なくなります。
つるが通る高さは、多くの場合、目の高さとほぼ同じです。可愛い寄りにするために目の高さに上の点を置いていると、眼鏡の日は上の点が消えて、点が1個に減ります。
眼鏡をかける日は、上の点をつるより2cm上に置いてください。こめかみの根元を持ち上げるように乾かすと、つるの上に点ができます。
つるの下側の点は、つるに押さえられた毛がその下で外へ広がる位置にできます。耳たぶの高さあたりに自然に点ができることが多いので、これを下の点として数えて構いません。
眼鏡のフレームは、顔の上半分に横の線を1本足します。この横の線は、上の点と同じように縦の直線を途中で切る働きをします。眼鏡の日は、輪郭の点が2つそろっていなくても、可愛い寄りの印象が出やすくなります。
眼鏡をかけた状態でも、写真を1枚撮って点を数えておいてください。眼鏡の日と、かけない日で、上の点の高さを変えるだけで済むかどうかが分かります。
左右で点の数が違うとき
左右で点の数が違うことはよくあります。分け目のある側は根元が立ち上がって、点が1つ多く出やすいからです。
このときは、少ないほうの数に合わせます。多いほうを減らすほうが、少ないほうを増やすより早く終わります。
減らし方は、多いほうの側を、上から下へ一度乾かし直すことです。手ぐしで髪を下へ引きながら風を当てると、余分な点が消えます。
ただし、少ないほうが0個や1個で、可愛い寄りにしたいなら、合わせるのではなく、少ないほうに点を足します。足す場所は、多いほうの点と同じ高さです。左右の点の高さがそろうと、正面の形が対称に読まれます。
どちらとも取れるとき①|点か、ただのはねか分からない
写真で、髪の外側に小さな出っぱりがあるけれど、点として数えていいか分からないことがあります。
目安は、外へ出ている幅です。写真の上で、出っぱりの外側の端から、その上下の輪郭を結んだ線までの距離を測ってください。実際の長さで2cm以上あれば点として数えます。2cmより小さければ、ただのはねとして数えません。
もう1つの目安は、出っぱりの位置が毎日同じかどうかです。3日続けて同じ高さに出るなら、髪の流れでできている点です。日によって出たり出なかったりするなら、寝ぐせや一時的なはねです。
ただのはねを点として数えると、その日によって形が変わり、可愛い寄りかどうかの判断がぶれます。数えるのは、毎日同じ高さに出る2cm以上の出っぱりだけにしてください。
どちらとも取れるとき②|上の点が目の高さぴったり
いちばん上の点が、目の高さより上とも下とも言えない、ちょうど目の高さにあることがあります。
このときは、点の上と下で、どちらの輪郭が長いかを見てください。点から上の輪郭が長いなら、広がりは上半分に寄っていると読み、目より上として扱います。点から下の輪郭が長いなら、目より下として扱います。
可愛い寄りにしたいなら、目の高さぴったりの点を1cmだけ上げてください。分け目を横へ1cmずらすか、乾かすときに目の高さより上の根元を少し長めに持ち上げます。1cm上がれば、写真ではっきり目より上に読まれます。
どちらとも取れるとき③|可愛いと大人っぽいのあいだにしたい
可愛すぎず、大人っぽすぎない形にしたいこともあります。仕事の日と休みの日で、印象を変えたい場合もそうです。
このときは、点の数を2つのまま、上の点の高さだけを変えます。
- 可愛い寄り: 上の点を目の高さより上に置く
- 中間: 上の点を目の高さぴったりに置く
- 大人っぽい寄り: 上の点を頬骨の高さまで下げる
点の数を変えると、切ったり巻き方を大きく変えたりする必要がありますが、上の点の高さは分け目と乾かし方だけで動かせます。毎朝の乾かし方を変えるだけで、印象を選べます。
点を0個にすると、一気に大人っぽい形になります。きちんとした場面の日だけ、まっすぐ乾かして点をなくす使い分けもできます。
7日で確かめる
点の位置を決めたら、7日間、同じ条件で写真を撮って確かめてください。
確かめるのは、毎日同じ数の点が、同じ高さに出ているかどうかです。
- 7日とも同じなら、その乾かし方と巻き方で点が安定しています
- 日によって数が違うなら、乾かし方が日によってぶれています。乾かす順番を決めてください
- 夕方になると点が減るなら、髪の重さで巻きが落ちています。根元の立ち上がりを先に作ります
秋冬は首元が日によって変わるので、タートルネックの日、マフラーの日、首元が開いた日の3つで、それぞれ襟より上の点を数えておくと、その日の服に合わせて置き方を選べます。
美容室で伝えるのは、点の数と高さ
美容室で可愛い髪型にしたいと伝えるとき、長さの名前だけを伝えると、仕上がりが人によって変わります。伝えるのは、点の数と高さです。
たとえば、次のように伝えます。
- 「外側の線が二度うねる形にしたいです」
- 「上のふくらみは目の高さより上に、下は毛先に置きたいです」
- 「2つのふくらみは、4cmくらい離したいです」
秋冬にタートルネックをよく着るなら、そのことも伝えてください。首元が埋まっても、あごより上でふくらみが2つ見えるように、毛先の位置を決めてもらえます。
最初に撮った正面の写真と、点を作ったあとの写真を持っていくと、今の形とほしい形の違いが一度で伝わります。
切ってもらったあとは、その場で正面の写真を1枚撮らせてもらってください。家に帰って自分で乾かしたあとに同じ条件で撮り、点の数と高さが美容室の仕上がりと同じかを比べます。家で点が1つ減っているなら、乾かし方がまだ合っていません。美容室で乾かすときの手の向きと風の当て方を、次に行ったときに聞いてください。
まとめ
- 面長の可愛い髪型は、髪の外側の線が向きを変える点の数で決まる
- 点が2個以上あり、いちばん上の点が目の高さより上にあれば可愛い寄り
- 2つの点は4cm以上あける。近いと1つのふくらみに読まれる
- 前髪の有無は点の数に入らない。前髪で変わるのは額の見え方
- 点は切らなくても、乾かし方と巻き方で作れる
- 秋冬は首元が埋まるので、襟より上に見えている点だけを数える
- ニット帽の日は、上の点を帽子の縁から2cm下に置き直す
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 髪の外側の線が向きを変える点とは、どこのことですか
- 正面の写真の上で、髪の外側の輪郭を頭のてっぺんから毛先まで指でなぞってください。なぞっている指が、外へ広がる向きから内へ戻る向き、または内から外へ変わるところが点です。毛先がはねているところも点に数えます。
- Q. 面長で可愛い髪型にするには、点は何個あればいいですか
- 2個以上で、いちばん上の点が目の高さより上にあれば、正面から見たときに丸みが二度出て、可愛い寄りに読まれます。0個なら縦の直線、1個なら一度だけふくらんだ形です。どれが正解というより、どの形に見せたいかで個数を選びます。
- Q. 点を増やすには切るしかありませんか
- 切らなくても増やせます。乾かすとき、点を置きたい高さで髪を横へ引きながら根元に風を当てると、その高さだけ外へ出ます。1回で2〜3cm出れば、写真で点として読めます。毛先の点は、内巻きか外はねで作ります。
- Q. タートルネックを着ると、可愛い感じが消えてしまいます
- 首元が埋まると、あごより下にあった点が襟に隠れて、数えられる点が減ります。襟より上に点が2つ残るように、上の点を目の高さより上に、下の点を頬骨からあごのあいだに置き直してください。
- Q. 左右で点の数が違うときはどうしますか
- 少ないほうの数に合わせます。多いほうを減らすほうが、増やすより早く終わります。多いほうの側を、上から下へ一度乾かし直すと、余分な点が消えます。
— メグラシ編集部





