面長で頬に縦の線が出るかは、真横から定規を当てたときのすき間で決まる|3mm以下と9mm以上で、顔まわりの毛束の幅を変える

「面長で頬がこけている」という言い方で探しているとき、見ているのは正面の影ではありません。
実際に動いているのは、横から見た頬の面のへこみの深さです。そして影の濃さは光の向きで変わるので、正面の写真では測れません。
測るのは1つ。真横から定規を当てたときのすき間の最大値(mm)です。
測るのは、すき間の最大値ひとつ
真横を向き、頬骨のいちばん前に出ている点と、下あごの角。この2点にまっすぐな定規を当てます。
定規は2点で支えられて、そのあいだの頬の面から浮きます。この浮いている量がすき間です。
| すき間 | 面の状態 | 毛束の幅 |
|---|---|---|
| 3mm以下 | ほぼ平ら | 4〜5cm |
| 4〜8mm | 中間 | 2〜4cm |
| 9mm以上 | 深い | 面の外を通す |
値そのものに良し悪しはありません。光が届く角度が変わるので、毛束の幅を変える。それだけの関係です。
頬骨の最前点を見つける
人差し指を目の下に当て、斜め下へゆっくり滑らせます。骨が前へ出ている位置で、指の腹が押し返される感触があります。そこが最前点です。
分かりにくいときは、真横を向いて鏡を見ながら同じことをしてください。指が最も前に出た瞬間が目で確認できます。
左右で高さが違うことがあります。それぞれの側で別々に取ってください。片側の点をもう片側に使い回すと、すき間の値が2〜3mmずれます。
下あごの角を見つける
耳たぶの真下から指を前へ滑らせ、骨の向きが変わる位置を探します。あごの線が下向きから前向きに折れる場所です。
折れる点がはっきりしない人もいます。その場合は、耳たぶの下端の真下で、指がいちばん奥まで入る位置を使ってください。測り直しても同じ場所を取れます。
定規の当て方
まっすぐなものなら何でも構いません。定規、名刺の長い辺、スマートフォンの側面でも足ります。
- 真横を向く。あごは引かない
- 見つけた2点に定規の縁を当てる
- 定規を2点で支えたまま、押しつけない
- 鏡で横から見て、定規と頬のあいだの最も広いところを読む
押しつけると頬の面がへこんで、値が2〜3mm大きく出ます。触れているだけの状態で読んでください。
すき間を読む
すき間の幅は、定規の目盛りでは測れません。定規は面と平行に置いているためです。
読み方は2つあります。ひとつは、すき間に厚みの分かっているものを差し込む方法。名刺1枚は約0.2mm、10円硬貨は約1.5mm、消しゴムの短辺は約10mmです。差し込んで止まった厚みが、すき間の値になります。
もうひとつは、真横から写真を撮って、写真の上で定規の幅を基準に測る方法です。定規の幅が15mmと分かっていれば、すき間の画素数から換算できます。
3mm以下のとき ── 面が平ら
すき間が3mm以下だと、頬骨の前から下あごの角までがほぼ一直線につながります。
この面には、正面からも斜めからも光が同じように当たります。面の上に毛束を落としても、束の影と面の影が重なりません。
だから毛束は太くて構いません。4〜5cm幅の束を耳の前に落とし、頬の面に触れさせます。触れる長さは、耳たぶの高さから口角の高さまでの範囲に収めてください。
この値の人が細い束を落とすと、束が面から浮いて見えます。面が平らなぶん、束だけが手前に立って、束の輪郭が線として出るためです。細くするより、太くして面に沿わせるほうが束の縁が消えます。 束が面に沿っているかどうかは、真横から見て束と頬のあいだにすき間があるかどうかで分かります。
4〜8mmのとき ── 束の幅を半分に
中間の値では、面の上のほうだけに光が当たり、下のほうには届きません。
太い束を落とすと、束の下側と面の下側の暗い部分がつながって、縦に長い1本の帯になります。帯が長くなるほど、顔の縦の中でその帯が占める割合が増えます。
そこで束の幅を2〜4cmにします。すき間の値の3分の1から2分の1が目安です。すき間6mmなら2〜3cm幅。束が細いぶん、束と面のあいだに肌の見えている幅が残ります。
9mm以上のとき ── 面の外側を通す
すき間が9mm以上あると、面の上に落とした毛束は面に触れません。触れないまま、面の手前に浮きます。
浮いた束は、面より手前にあるぶん、束自身の影を面の上に落とします。束を落とすほど、面の上の暗い部分が増えます。
この値では、毛束を面の上に置かず、面の外側を通してください。耳の前で毛束を後ろへ流し、耳の上端から耳たぶまでの範囲で耳の後ろに入れます。前に落とすのは、頬骨より上の位置で終わる短い毛だけです。
束の本数は片側1本
幅を決めたら、その幅の束を片側1本だけ落とします。
細い束を2本3本と落とすと、束と束のあいだから面が見えます。見えた面は、すき間の深さに応じて暗くなります。束を増やすほど、縦の線の本数が増えます。
1本にまとめる手順は、乾かすときに耳の前の毛を指で1回すくい、そのまま前へ流すことです。すくう幅を決めた値に合わせ、途中で指を離さないでください。
面長との組み合わせで変わること
顔の縦が横より長い人では、すき間の値が同じでも、面の縦の長さが違います。
面の縦、つまり頬骨の最前点から下あごの角までの距離を測ってください。7cm未満なら、束が面の上を通る長さも短く済みます。9cm以上あるなら、束の触れる長さを口角の高さで止め、それより下は面から離してください。
触れる長さが9cmを超えると、束と面の境目が1本の長い線として読まれます。 途中で切ることで、線が2つに分かれます。
メガネのつるが通る道
メガネをかけている人は、つるが面の上を横切ります。
つるの通る高さは、頬骨の最前点よりわずかに上です。すき間が9mm以上ある人では、つるが面から浮くので、つるの影が面の上に落ちます。
影を面の上に落としたくないときは、つるの細い形か、耳にかける位置が高い形を選びます。つるが太いほど影も太くなります。すき間が3mm以下の人は、つるが面に近いので影がほとんど出ません。
結んだ日は、面の上に何も乗らない
髪をひとつにまとめた日は、耳の前に毛束がありません。面の上には何も乗らない状態になります。
このとき、すき間の値がそのまま出ます。束の幅の話は使えないので、代わりに動かせるのは耳もとの2か所です。
ひとつはおくれ毛の終わる高さ。頬骨の最前点より上で終わらせるか、下あごの角より下まで落とすかの2択です。面の途中で終わらせると、そこに短い線が1本増えます。もうひとつはイヤリングの下端で、面の縦のどこに来るかで区切れる位置が変わります。結んだ日だけは、束ではなくこの2つで決めてください。
日によって違って見えるとき
数字は同じなのに、日によって見え方が変わることがあります。動いているのは光です。
朝の窓際は斜め上から、蛍光灯の下は真上から、夕方の室内は正面から光が来ます。真上からの光では面の下側が暗く、正面からの光ではほぼ均一になります。
測った数字は光で動きません。 見え方が気になった日は、光の向きを変えて同じ場所をもう一度見てください。それでも同じなら、束の幅を1cm細くします。
3週間で確かめる
束の幅を決めたら、3週間そのままで過ごします。
週に1回、同じ場所・同じ時間に真横から1枚撮ってください。3枚を並べて、束の幅と、束が面に触れている縦の長さが同じなら決まりです。
幅が週ごとに変わっているなら、乾かすときにすくう量が毎回違っています。指を入れる位置を耳の付け根の前1cmに固定すると、量がそろいます。
3枚とも同じで、それでも見え方が決まらないときは、束の幅を1cm変えてもう3週間続けてください。1cmずつしか動かさないのは、2cm以上動かすと何が効いたのか分からなくなるためです。
まとめ
頬の面のへこみは、正面の影ではなく、真横からのすき間で測ります。
- 頬骨の最前点と下あごの角に定規を当て、すき間の最大値をmmで読む
- 3mm以下なら束は4〜5cm幅。面に触れさせてよい
- 4〜8mmなら束はすき間の3分の1から2分の1の幅
- 9mm以上なら面の上に置かず、耳の後ろへ流す
- 束は片側1本。2本以上にすると縦の線が増える
頬の面の深さは測る対象であって、直す対象ではありません。その面の上に毛束を置くか、外を通すかを選べるだけです。
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よくある問い
- Q. 定規はどこに当てればいいですか
- 2点に当てます。ひとつは頬骨のいちばん前に出ている点。人差し指を目の下から斜め下へ滑らせると、骨が前に出ている位置で指が止まります。もうひとつは下あごの角、耳たぶの真下あたりで骨の向きが変わる位置です。この2点にまっすぐな定規や紙の縁を当て、2点で支えたまま動かさずに、定規と頬のあいだのすき間を横から見ます。すき間がいちばん深いところの値を取ってください。
- Q. すき間は何mmが普通ですか
- 普通という値はありません。3mm以下の人も9mm以上の人もいて、どちらも測れば数字が出るだけです。分けているのは3mm以下・4〜8mm・9mm以上の3通りで、これは髪の毛束の幅を決めるための区切りです。すき間が深いほど、その面に光が届く角度が狭くなるので、毛束の幅を細くするか、面の外側を通すかを選びます。
- Q. 正面の写真では測れませんか
- 測れません。すき間は前後方向の深さなので、正面からは影の濃さとしてしか見えません。影の濃さは光の向きで大きく変わり、同じ人でも撮る場所によって別の答えが出ます。真横を向いて、耳の穴とあご先が同じ距離になる位置にカメラを置いて撮るか、鏡の前で定規を当てて直接見てください。数字は撮り方に左右されません。
- Q. 顔まわりの毛束の幅は、どう決めますか
- すき間の値をmmで読み、その3分の1から2分の1の幅の毛束にします。すき間が6mmなら2〜3cm幅、9mmなら3〜4.5cm幅です。細い束を何本も落とすと、束と束のあいだにすき間の面が見えて、線が増えます。1本の幅を決めたら、その1本だけを落としてください。本数は片側1本です。
- Q. 左右ですき間の値が違います
- 1mm程度の差ならそのままで構いません。2mm以上違うときは、深いほうに合わせて両側の毛束の幅を決めます。浅いほうに合わせると、深い側だけ束が細くなって左右で見え方が分かれます。深いほうに合わせておけば、浅い側は束が少し太いだけで済みます。左右差は測る対象であって、直す対象ではありません。
— メグラシ編集部





