40代の丸顔で顔まわりが決まらないのは、毛束の揺れ戻りの回数|持ち上げて離し、反対側へ振れる回数が1回になる幅を選ぶ

40代で丸顔の髪型を探しているとき、長さの名前を先に選んでも顔まわりは決まりません。
決めているのは毛束の重さです。そして重さは、秤がなくても数えられます。束を持ち上げて離し、反対側へ振れた回数を数えるだけです。
数えるのは、揺れ戻りの回数
耳の前の毛束を指2本でつまみ、頬の高さで水平になるまで持ち上げます。そこで指を離します。
毛先は下へ落ちます。そのまま止まるか、元の位置を通り過ぎて反対側まで振れるか。反対側へ振れた回数を数えてください。
| 回数 | 束の状態 | 一日の動き |
|---|---|---|
| 0回 | 重い | 朝の位置から動かない |
| 1回 | 中間 | 顔を動かしたときだけ変わる |
| 2回以上 | 軽い | 日中に位置が変わる |
良し悪しではありません。朝つくった位置がどれだけ残るかが変わるだけです。
測る束を決める
束の取り方が毎回違うと、回数も変わります。先に取り方を固定します。
- 耳の付け根の前1cmに指を入れる
- 幅は指2本ぶん、およそ3cm
- 髪の表面だけでなく、頭の側面の毛まで指を入れてすくう
- すくった束をそのまま前へ出す
細くすくえば軽くなり、太くすくえば重くなります。位置と幅を決めておかないと、測っているのは束の重さではなく、すくい方です。
測る時間を決める
髪が乾ききる前は、水を含んでいるぶん重く出ます。回数が1つ少なく出ます。
乾かし終えてから30分以上あけてください。朝の支度が終わってすぐが測りやすい時間です。
同じ理由で、雨の日と晴れの日でも回数が変わります。曜日ではなく、同じ天気の日を並べて比べてください。 雨の日は晴れの日より0.5回ぶんほど重く出ます。
整髪料をつけている日も同じです。つけた日はつけない日より1回ぶん少なく出ます。毎日つけているなら、つけた状態で測って構いません。日によってつけたりつけなかったりするなら、つけない状態に統一してください。どちらでもよいので、7日間そろえることだけが要ります。
3回やって多数を取る
1回だけでは決まりません。持ち上げる高さや離し方が毎回わずかに違うためです。
3回続けて測り、同じ回数が2回以上出たほうを取ります。3回ともばらばらなら、持ち上げる高さが安定していません。頬骨の高さで水平を守ってください。それより高く持ち上げると、落ちる勢いがついて振れる回数が増えます。
0回のとき ── 幅を1cm細く
0回の束は、離した瞬間に落ちてそのまま止まります。頬の面に沿ったまま動きません。
朝に置いた位置が夕方まで残る点は扱いやすいのですが、顔を動かしても形が変わらないので、正面から見た輪郭がずっと同じ線になります。
変えるなら、まず束の幅を1cm細くします。3cmでとっていたなら2cmです。幅は毎朝自分で変えられるので、切る前に必ずここを試してください。2cmにして1週間続けて、それでも0回のままなら、そこで初めて量を減らす話に移ります。
2回以上のとき ── 幅を1cm太く
2回以上振れる束は軽く、少し動くだけで位置が変わります。朝に前へ出した束が、昼には耳の後ろへ回っていることがあります。
幅を1cm太くして4cmにします。すくう幅を広げると、束の中の毛の本数が増えて、揺れ戻りが減ります。
もうひとつは乾かし方です。毛先に風を当てると毛先が広がり、束としてまとまらなくなります。根元から3cmまでに風を当て、そこから下は指を通すだけにしてください。これで1回に落ち着くことが多くなります。
1回にそろえると何が変わるか
1回の束は、離したあと一度だけ反対側へ振れて止まります。
一日を通して、朝の位置がそのまま残ります。ただし顔を横に向けたときや、風が当たったときには動きます。動いたあと、元の位置に戻ります。 これが0回との違いです。
0回の束は動かず、2回以上の束は動いたまま戻りません。1回だけが、動いて戻る範囲に入ります。
実際に確かめるなら、朝に束の毛先が頬のどこに当たっているかを覚えておいて、夕方に同じ場所を見てください。1回の束なら、当たっている位置が1cm以内に収まります。0回なら0cm、2回以上なら3cm以上ずれています。
丸顔で位置が効く理由
顔の横幅が縦に近い人では、顔まわりの束が輪郭線のすぐ外を通ります。輪郭と束の距離が近いぶん、束が動くとその距離が変わります。
距離が変わると、正面から見た髪の外側の線の位置が動きます。朝と夕方で外側の線が2cm違うと、別の形に見えます。
だから丸顔では、揺れ戻りを1回にそろえる意味が大きくなります。線の位置が一日を通して動かないためです。
顔の縦が横より長い人では、束が輪郭から離れた位置を通るので、束が2cm動いても外側の線はあまり動きません。同じ回数でも、輪郭との距離が近いほど効きます。 自分の顔の縦÷横が1.3未満なら、この記事の数字をそのまま使ってください。
40代で回数が変わる理由
同じ長さ・同じ幅でも、回数は年によって変わります。1本1本の太さと、生えている本数が変わるためです。
去年1回だった束が今年0回になっていることも、2回になっていることもあります。去年決めた幅をそのまま使っていると、いまの回数と合いません。
年に2回、季節の変わり目に測り直してください。3月と9月あたりが目安です。回数が変わっていたら、幅を1cmだけ動かして合わせます。
幅と長さ、どちらを先に動かすか
必ず幅からです。
幅は毎朝すくい方を変えるだけで動きます。合わなければ翌日戻せます。長さは切ったら戻すのに数か月かかります。
順番は3段です。幅を1cm動かして1週間、もう1cm動かして1週間、それでも回数が変わらないときだけ長さを検討します。2週間試してから切ると、切る量が決まった状態で相談できます。
前髪の束にも同じ数え方が使える
顔まわりと同じ手順を、前髪にも当てられます。
前髪の中央3cm幅をつまみ、額から離れる高さまで持ち上げて離します。反対側へ振れた回数を数えるだけです。前髪は短いぶん、顔まわりより1回ぶん多く出ます。
顔まわりが1回で前髪が3回以上出るときは、二つの束の動きが一日でずれます。朝は同じ位置にあっても、昼には前髪だけが分かれています。前髪の幅を1cm太くして、差を2回以内にそろえてください。
結んだ日は、束が2本になる
髪をまとめると、顔まわりに残すのはおくれ毛だけになります。束の幅は自然と細くなり、回数が2つ増えます。
3cm幅で1回だった人が、おくれ毛を1cm幅で出すと3回前後になります。動きやすいぶん、一日のうちに位置が変わります。
結んだ日にそろえるには、おくれ毛を2cm幅で1本だけ出してください。細い毛を何本も出すと、本数のぶんだけ動く方向が分かれます。1本にまとめると、動いても戻る位置が1つに決まります。
美容室で伝えるのは、回数と幅
「顔まわりを軽くしてほしい」は、量なのか長さなのか位置なのかが分かれません。
代わりにこう言えます。「耳の前3cm幅の束が、いま揺れ戻り0回です。1回にしたい」。これなら、量を減らすのか段を入れるのかは相手が決められます。
切ったあと、同じ手順でもう一度数えてください。1回になっていれば決まりです。0回のままなら、幅ではなく段の入る高さが原因なので、次に見る場所が変わります。
7日で確かめる
幅を決めたら、7日間そのままで過ごします。
毎朝、同じ時間に同じ手順で回数を数えて書き留めてください。7日とも同じ回数なら、その幅で決まりです。
回数が2種類以上出るなら、すくう位置が毎日ずれています。耳の付け根の前1cmに指を当てる動作を、鏡を見ながら7日続けてください。位置が固定されると、回数もそろいます。
7日ぶんの数字がそろったら、それを書き留めておきます。半年後に測り直したとき、比べる相手があるかどうかで、幅を動かすか動かさないかの判断が変わります。
まとめ
顔まわりの束の重さは、揺れ戻りの回数で数えられます。
- 耳の付け根の前1cm、幅3cmの束をとる
- 頬骨の高さで水平に持ち上げ、離す
- 反対側へ振れた回数を数える。3回測って多数を取る
- 0回なら幅を1cm細く、2回以上なら1cm太く
- 幅で2週間試してから、長さの話に移る
顔の輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。その外を通る束の重さを、幅で選べるだけです。
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よくある問い
- Q. 揺れ戻りの回数は、どうやって数えますか
- 耳の前の毛束を指2本でつまみ、頬の高さで水平になるまで持ち上げます。持ち上げた高さは頬骨の位置です。そこで指を離し、毛先の動きを見てください。毛先はいったん下へ落ち、そのまま止まるか、元の位置を通り過ぎて反対側へ振れます。反対側へ振れた回数を数えます。0回なら重い、1回なら中間、2回以上なら軽い束です。鏡の前で3回やって、同じ回数が2回以上出たほうを取ってください。
- Q. どの束で測ればいいですか
- 耳の付け根の前1cmから、幅3cmぶんをすくった束です。この位置と幅を毎回同じにしないと、回数が変わります。細くすくうと軽くなり、太くすくうと重くなるので、束の取り方そのものが答えを動かします。指を入れる位置を耳の付け根の前1cm、幅は指2本ぶんと決めておけば、測り直しても同じ回数が出ます。
- Q. 0回だったときは何を変えますか
- 束の幅を1cm細くします。3cmでとっていたなら2cmです。それでも0回なら、毛先の1cmぶんだけ量を減らす方向になります。長さを短くするより先に幅を試してください。幅は自分で毎朝変えられますが、長さは切ったら戻せません。幅を2cmにして1週間、それでも0回のままなら、そこで初めて長さの話に移ります。
- Q. 2回以上のときはどうしますか
- 束の幅を1cm太くします。3cmなら4cmです。もうひとつは、乾かすときに根元だけを起こして毛先を触らないこと。毛先に風を当てると毛先が広がって軽くなり、揺れ戻りが増えます。根元から3cmまでに風を当て、そこから下は指を通すだけにしてください。それで1回に落ち着くことが多くなります。
- Q. 回数が日によって変わります
- 束のすくい方が毎日違っています。指を入れる位置と幅が1cm変わるだけで、回数は1つ動きます。位置を耳の付け根の前1cm、幅を指2本ぶんと決めて、7日続けてください。7日とも同じ回数が出たら、それがいまの束の重さです。それでも変わるなら、髪が乾ききる前に測っています。乾いてから30分以上あけて測ってください。
— メグラシ編集部





