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40代丸顔の髪型|秋冬は顔まわりの束を揺れ戻り1回の幅にそろえる

メグラシ編集部//読了 20分
顔まわりの毛束を頬の高さで指にのせて持ち上げ、離したあとの揺れを数えているところ

40代で丸顔の髪型を探していて、どの長さを選んでも顔まわりが決まらないなら、あなたが動かすべきなのは長さではなく、顔まわりの毛束の重さです。

重さは、秤がなくても数えられます。耳の前の束を頬の高さまで持ち上げて離し、反対側へ振れた回数を数えるだけです。0回なら重く、2回以上なら軽い。1回にそろうと、朝につくった位置が夕方まで残ります。

秋冬は、この回数が変わりやすい季節です。空気が乾いて束が軽くなり、タートルネックやマフラーで首元が埋まって毛先の行き場が変わります。夏に決まっていた髪型が10月から決まらなくなるのは、長さが変わったからではなく、回数が変わったからです。

この記事では、回数の数え方、束の取り方、0回・1回・2回以上それぞれの直し方に加えて、秋冬に回数が動く理由と、首元が埋まる日の合わせ方までを、自分で測れる数字で並べます。

40代丸顔の髪型は、顔まわりの束の重さで決まる

髪型を探すとき、多くの場合はボブ、ミディアム、ショートといった長さの名前から選びます。けれど同じ長さでも、顔まわりの束が重いか軽いかで、一日の見え方はまったく違います。

重い束は、朝に置いた位置から動きません。軽い束は、少し顔を動かすだけで位置が変わります。どちらも良し悪しではなく、朝につくった形がどれだけ残るかが変わるだけです。

丸顔では、この差が正面から見た外側の線にそのまま出ます。理由は後の節で書きますが、先に結論だけ置くと、丸顔は束と輪郭の距離が近いぶん、束が動いたときの線の変化が大きく出ます。だから長さを選ぶより先に、束の重さをそろえるほうが効きます。

数えるのは、揺れ戻りの回数

耳の前の毛束を指2本でつまみ、頬の高さで水平になるまで持ち上げます。そこで指を離します。

毛先は下へ落ちます。そのまま止まるか、元の位置を通り過ぎて反対側まで振れるか。反対側へ振れた回数を数えてください。

回数束の状態一日の動き
0回重い朝の位置から動かない
1回中間顔を動かしたときだけ変わり、元に戻る
2回以上軽い日中に位置が変わり、戻らない

数えるのは、毛先が元の位置を通り過ぎた回数だけです。通り過ぎずに小さく震えて止まる動きは数えません。目で追いにくいときは、スマートフォンで動画を撮ってから、スロー再生で数えると確実です。

測る束を決める|耳の付け根の前1cm、幅3cm

束の取り方が毎回違うと、回数も変わります。先に取り方を固定します。

  1. 耳の付け根の前1cmに指を入れる
  2. 幅は指2本ぶん、およそ3cm
  3. 髪の表面だけでなく、頭の側面の毛まで指を入れてすくう
  4. すくった束をそのまま前へ出す

細くすくえば軽くなり、太くすくえば重くなります。位置と幅を決めておかないと、測っているのは束の重さではなく、すくい方です。

左右どちらで測っても構いませんが、毎回同じ側で測ってください。分け目のある人は、分け目と反対側のほうが毛の量が多く、回数が少なく出ることがあります。左右の差は後の節で扱います。

測る時間を決める|乾かしてから30分以上

髪が乾ききる前は、水を含んでいるぶん重く出ます。回数が1つ少なく出ます。

乾かし終えてから30分以上あけてください。朝の支度が終わってすぐが測りやすい時間です。

整髪料をつけている日も同じです。つけた日はつけない日より1回ぶん少なく出ます。毎日つけているなら、つけた状態で測って構いません。日によってつけたりつけなかったりするなら、つけない状態に統一してください。 どちらでもよいので、7日間そろえることだけが要ります。

秋冬は、測る場所の温度にも気をつけてください。暖房の効いた洗面所と、まだ暖房を入れていない玄関では、同じ束でも乾き方が違います。毎朝同じ場所、同じ鏡の前で測ると決めておけば、場所による差が数字に混ざりません。朝の支度を終えた洗面所で、乾かしてから30分あけて数える。この3つを固定するだけで、7日間の数字はほとんどそろいます。

3回やって多数を取る

1回だけでは決まりません。持ち上げる高さや離し方が毎回わずかに違うためです。

3回続けて測り、同じ回数が2回以上出たほうを取ります。3回ともばらばらなら、持ち上げる高さが安定していません。頬骨の高さで水平を守ってください。それより高く持ち上げると、落ちる勢いがついて振れる回数が増えます。

離し方も一定にします。指をぱっと開くのではなく、束を指の上にのせて、指を下へ抜くように離してください。指で弾くと、その勢いのぶん1回多く出ます。

秋冬は、同じ束でも回数が1回ぶん増えやすい

夏と秋冬で、同じ長さ・同じ幅の束の回数が変わることがあります。いちばん大きいのは空気の乾き方です。

湿度の高い時期は、髪が空気中の水分を含んで少し重くなります。空気が乾く秋冬は、その水分が抜けて束が軽くなります。夏に1回だった束が、10月から11月にかけて2回になっている、という変化が起きやすいのはこのためです。

暖房を使い始めると、室内はさらに乾きます。屋外で1回だった束が、暖房の効いた部屋に数時間いると2回になることもあります。朝に測った回数と、夕方に室内で測った回数を一度比べてみてください。差が1回以上あれば、日中に束が軽くなっています。

秋冬に回数が増えたときは、後で書く2回以上の手順と同じで、束の幅を1cm太くします。夏の幅のまま冬を迎えないことが、秋冬の顔まわりを安定させるいちばん簡単な方法です。

秋冬に測り直す時期|9月と11月

測り直しは、季節の変わり目に年2回を基本にしています。秋冬を安定させたいなら、そのうちの1回を9月、もう1回を11月に置いてください。

  • 9月:夏の湿気が抜け始める時期。夏の回数から変わっていないかを確かめる
  • 11月:暖房を使い始める時期。室内で回数が増えていないかを確かめる

9月で回数が変わっていなければ、その幅のまま11月まで過ごして構いません。11月に1回増えていたら、幅を1cm太くします。3月にもう一度測って、春に戻すかどうかを決めると、一年の幅が2つで回ります。

測った回数と幅は、日付と一緒に書き留めておいてください。翌年の同じ時期に、同じ数字が出るかどうかで、幅を動かすか動かさないかがすぐ決まります。

静電気で束が割れる日の見分け方

乾燥した日は、もう1つ別の動きが出ます。束が1本のまとまりとして振れず、途中で2本以上に割れて広がる動きです。

これは揺れ戻りの回数とは別の問題です。割れた束は、回数を数えても意味がありません。 1本ずつが勝手な方向へ振れるので、数が安定しないからです。

見分け方は、離したあとの毛先を正面から見ることです。毛先が1か所に集まって落ちれば、まとまった束です。毛先が扇のように開いて落ちれば、割れています。割れている日は、手のひらに少量の保湿のための整髪料をなじませてから束をなでて、まとまった状態にしてから数えてください。まとまった状態で1回なら、その幅で問題ありません。

タートルネックの日|毛先と襟の上端の距離

秋冬に増えるタートルネックやハイネックは、首元が布で埋まります。顔まわりの束の毛先が襟に当たると、そこで押し返されて外へ跳ねます。

見るのは、束の毛先と襟の上端の距離です。

  • 2cm以上離れている:毛先は襟に当たらず、揺れ戻りの回数どおりに動く
  • 0〜2cmで当たっている:毛先が襟で押し返され、外へ跳ねやすい
  • 毛先が襟の内側に入っている:束の下端が襟で固定され、0回の束のように動かなくなる

0〜2cmで当たる日は、どちらかに寄せてください。束の幅を1cm太くして毛先を少し下げ、襟の内側へ入れてしまうか、毛先を耳の後ろへ流して襟から離すかです。中途半端に当たる位置が、いちばん形が崩れやすい位置です。

襟の高さそのものの選び方は、首元の高さで決めるタートルネックでも扱っています。

マフラー・ストールを巻く日|束を外に出すか中に入れるか

マフラーやストールを巻くと、タートルネック以上に首元が厚くなります。束の扱いは、外に出すか中に入れるかの2択で決めます。

  • 外に出す:束をマフラーの上にのせる。毛先が布の表面で滑り、揺れ戻りが1回ぶん増える
  • 中に入れる:束をマフラーの内側にしまう。顔まわりに出るのは耳より上の部分だけになる

外に出す日は、もともと0回の束なら1回になってちょうどよく、1回の束なら2回になって位置が変わりやすくなります。1回の束の人は、巻く日は中に入れるほうが一日を通して安定します。

中に入れた束は、マフラーを外したときに襟の跡のような曲がりが残ります。室内に入ってマフラーを外したら、束を一度指で下へなでて、もう一度揺れ戻りを数えてください。1回に戻っていれば、そのままで大丈夫です。

コートの襟が立つ日|肩の上で束が止まるか

冬のコートには、襟が首の後ろで立つ形があります。この襟は、肩の上で束の毛先を受け止めます。

見るのは、束の毛先が肩に届く長さかどうかです。肩に届かない長さなら、コートの襟は束に関係しません。 肩に届く長さで、襟が立つコートを着る日は、毛先が襟の前側で止まって前へ押し出されます。

前へ押し出された毛先は、頬の横で外側の線をつくります。この線が朝と違う位置に来ると、顔まわりの形が変わって見えます。肩に届く長さの人は、コートを着た状態で一度鏡を見て、毛先が襟の外に出るか内に入るかを決めておくと、外出先で直す回数が減ります。

帽子をかぶる日|根元が押さえられて回数が1回減る

秋冬は、ニットの帽子やつばのある帽子をかぶる日も増えます。帽子は頭の側面を押さえるので、顔まわりの束の根元が寝て、束が頬に沿って落ちやすくなります。

かぶった状態で同じ手順で数えると、多くの場合、かぶらない日より1回ぶん少なく出ます。かぶらない日に1回の束は、かぶった日には0回に寄ります。 0回の束は動かないので、帽子の縁から下へまっすぐ落ちる線になります。

この線を避けたい日は、帽子をかぶる前に束を前へ出すのではなく、耳の後ろへ一度流してから、帽子の縁の下で毛先だけを前へ戻してください。根元が押さえられていても、毛先の向きが変わるので、外側の線が1本の直線になりません。帽子を脱いだあとは、根元を指で2〜3回起こしてから、もう一度回数を数えます。

0回のとき ── 幅を1cm細く

0回の束は、離した瞬間に落ちてそのまま止まります。頬の面に沿ったまま動きません。

朝に置いた位置が夕方まで残る点は扱いやすいのですが、顔を動かしても形が変わらないので、正面から見た輪郭がずっと同じ線になります。

変えるなら、まず束の幅を1cm細くします。3cmでとっていたなら2cmです。幅は毎朝自分で変えられるので、切る前に必ずここを試してください。2cmにして1週間続けて、それでも0回のままなら、そこで初めて量を減らす話に移ります。

秋冬は束が軽くなる方向に動くので、9月に0回だった束が11月には1回になっていることがあります。0回の人は、秋のうちは急いで幅を動かさず、11月に測り直してから決めるという順番でも構いません。

2回以上のとき ── 幅を1cm太く

2回以上振れる束は軽く、少し動くだけで位置が変わります。朝に前へ出した束が、昼には耳の後ろへ回っていることがあります。

幅を1cm太くして4cmにします。すくう幅を広げると、束の中の毛の本数が増えて、揺れ戻りが減ります。

もうひとつは乾かし方です。毛先に風を当てると毛先が広がり、束としてまとまらなくなります。根元から3cmまでに風を当て、そこから下は指を通すだけにしてください。これで1回に落ち着くことが多くなります。

秋冬に2回以上になった人は、まず幅で1回に戻してください。それでも2回のままなら、乾かし終えたあとに冷風を毛先から10cm離して5秒だけ当てると、束がまとまった形で落ち着きやすくなります。

1回にそろえると何が変わるか

1回の束は、離したあと一度だけ反対側へ振れて止まります。

一日を通して、朝の位置がそのまま残ります。ただし顔を横に向けたときや、風が当たったときには動きます。動いたあと、元の位置に戻ります。 これが0回との違いです。

0回の束は動かず、2回以上の束は動いたまま戻りません。1回だけが、動いて戻る範囲に入ります。

秋冬は、この「戻る」が特に役に立つ季節です。マフラーを巻いて外す、コートの襟に触れる、帽子をかぶって脱ぐ。首元と頭まわりで布が出入りするたびに、束は一度動かされます。0回の束は動かされた位置のまま残り、2回以上の束は動かされた勢いでさらに動きます。1回の束だけが、布が離れたあとに朝の位置へ戻ってきます。 外出先で鏡を見る回数が減るのは、このためです。

実際に確かめるなら、朝に束の毛先が頬のどこに当たっているかを覚えておいて、夕方に同じ場所を見てください。1回の束なら、当たっている位置が1cm以内に収まります。0回なら0cm、2回以上なら3cm以上ずれています。

丸顔で位置が効く理由

顔の横幅が縦に近い人では、顔まわりの束が輪郭線のすぐ外を通ります。輪郭と束の距離が近いぶん、束が動くとその距離が変わります。

距離が変わると、正面から見た髪の外側の線の位置が動きます。朝と夕方で外側の線が2cm違うと、別の形に見えます。

だから丸顔では、揺れ戻りを1回にそろえる意味が大きくなります。線の位置が一日を通して動かないためです。

顔の縦が横より長い人では、束が輪郭から離れた位置を通るので、束が2cm動いても外側の線はあまり動きません。同じ回数でも、輪郭との距離が近いほど効きます。自分の顔の縦÷横が1.3未満なら、この記事の数字をそのまま使ってください。 測り方は、正面の写真で額の生え際から顎先までと、頬のいちばん広い位置の幅を比べるだけです。

40代で回数が変わる理由

同じ長さ・同じ幅でも、回数は年によって変わります。1本1本の太さと、生えている本数が変わるためです。

去年1回だった束が今年0回になっていることも、2回になっていることもあります。去年決めた幅をそのまま使っていると、いまの回数と合いません。

これは変化であって、悪くなったということではありません。束の重さが変われば、合う幅が変わるだけです。毎年同じ時期に測っていれば、幅を1cm動かすだけで追いつけます。

年ごとの変化と季節ごとの変化は、向きが同じとは限りません。年ごとには束が重くなる方向に動いていても、秋冬の乾燥で軽くなる方向の変化が重なり、差し引きで回数が変わらないこともあります。反対に、両方が軽くなる方向にそろうと、秋に一度に2回ぶん増えることもあります。どちらが効いているのかを分けるには、前の年の同じ月の数字と比べるしかありません。 9月と11月の記録を毎年残しておくと、年の変化と季節の変化を分けて読めるようになり、幅を何cm動かせばよいかがすぐ決まります。

髪を染めている人は、染めた直後の2週間ほど束の手ざわりが変わり、回数が動くことがあります。染めた月に測り直す場合は、染めてから2週間あけてから数えてください。

長さ別に見る|ショート・ボブ・ミディアムで回数の出方が違う

同じ人の同じ髪質でも、長さによって回数の出方が変わります。毛先までの距離が短いほど、振れる回数が増えるからです。

  • ショート:束が短く、振り子が短いぶん回数が多く出る。2回以上になりやすい
  • ボブ:顎の前後で毛先が止まる長さ。1回前後に収まりやすい
  • ミディアム:束が長く重さがあるぶん、0回に寄りやすい。肩に当たると跳ねが加わる

この違いは、長さを選ぶときの目安になります。いまの幅で0回が続くミディアムの人は、長さより先に幅を細くする。 いまの幅で2回以上が続くショートの人は、幅を太くするか、耳にかける束と前に出す束を分けて、前に出す束だけを太くとる方法もあります。

長さ別の詳しい組み立ては、40代の丸顔ボブやショートヘア×丸顔に分けて書いています。

前髪あり・なしで、顔まわりの束の役割が変わる

前髪があるかないかで、顔まわりの束が受け持つ範囲が変わります。

前髪がある場合、額の横幅は前髪が決めるので、顔まわりの束は頬から下の線だけを受け持ちます。前髪がない場合、顔まわりの束が額の横から頬までの長い線を1本で受け持ちます。

前髪の束にも同じ数え方が使えます。前髪の中央3cm幅をつまみ、額から離れる高さまで持ち上げて離します。前髪は短いぶん、顔まわりより1回ぶん多く出ます。

顔まわりが1回で前髪が3回以上出るときは、二つの束の動きが一日でずれます。 朝は同じ位置にあっても、昼には前髪だけが分かれています。前髪の幅を1cm太くして、差を2回以内にそろえてください。

幅と長さ、どちらを先に動かすか

必ず幅からです。

幅は毎朝すくい方を変えるだけで動きます。合わなければ翌日戻せます。長さは切ったら戻すのに数か月かかります。

順番は3段です。幅を1cm動かして1週間、もう1cm動かして1週間、それでも回数が変わらないときだけ長さを検討します。2週間試してから切ると、切る量が決まった状態で相談できます。

秋冬は、この2週間のあいだに湿度が動きます。10月に始めた試しが、11月に入って回数が変わることがあります。その場合は、変わった時点からもう1週間数えて、回数が落ち着いてから決めてください。

結んだ日は、おくれ毛を1本にまとめる

髪をまとめると、顔まわりに残すのはおくれ毛だけになります。束の幅は自然と細くなり、回数が2つ増えます。

3cm幅で1回だった人が、おくれ毛を1cm幅で出すと3回前後になります。動きやすいぶん、一日のうちに位置が変わります。

結んだ日にそろえるには、おくれ毛を2cm幅で1本だけ出してください。細い毛を何本も出すと、本数のぶんだけ動く方向が分かれます。1本にまとめると、動いても戻る位置が1つに決まります。 秋冬のマフラーの日は、このおくれ毛もマフラーの内側へ入れるか外に出すかを先に決めておくと、外したあとに直す手間が減ります。

どちらとも取れる日①|回数が1回と2回のあいだで揺れるとき

3回測って、1回が2つ、2回が1つ。あるいはその逆。1回とも2回とも言える束があります。

この場合は、2回が出た条件を確かめてください。 持ち上げる高さが頬骨より上になっていなかったか、指で弾いていなかったか。測り方を整えてもう3回測り、それでも揺れるなら、その束は1回と2回の境目にいます。

境目の束は、その日の湿度で行き来します。晴れて乾いた日は2回、雨の日は1回。秋冬は乾いた日のほうが多いので、2回側として扱い、幅を1cm太くしておくほうが安定します。 太くして0回になった日は、次の測り直しで戻せば済みます。

どちらとも取れる日②|左右で回数が違うとき

右は1回、左は2回。左右で回数が違うことはよくあります。分け目の位置や、つむじの向きで、左右の毛の量が違うからです。

左右の差が1回なら、多いほうに合わせて幅を調整してください。2回の側だけ幅を1cm太くとれば、左右とも1回にそろいます。 すくう幅を左右で変えてよいということです。

左右の差が2回以上あるときは、分け目の位置が回数を分けています。分け目を1cm反対側へずらすと、毛の量の差が縮まり、回数が近づきます。ずらして1週間数え、差が1回以内に収まれば、その位置で固定してください。

どちらとも取れる日③|朝は1回なのに、夕方に2回になるとき

朝に測ると1回、夕方に同じ手順で測ると2回。朝の回数だけ見ると決まっているのに、夕方になると位置が変わっている、という束があります。

原因は2つに分かれます。ひとつは室内の乾燥で、暖房の効いた部屋に長くいると束が軽くなります。もうひとつは、朝につけた整髪料が時間とともに抜けることです。どちらなのかは、休日に一日を家の外で過ごした日の夕方に数えると分かります。 外で過ごした日も2回になるなら整髪料、外では1回のままなら室内の乾燥です。

室内の乾燥が原因なら、朝の幅を1cm太くして、朝は0回、夕方に1回になる組み方にしてください。一日の後半に位置が残るほうが、外側の線の変化は小さくなります。整髪料が原因なら、つける量を変えるより先に、つける位置を毛先から根元寄りへ3cm上げると、抜けたあとの差が縮まります。

美容室で伝えるのは、回数と幅

「顔まわりを軽くしてほしい」は、量なのか長さなのか位置なのかが分かれません。

代わりにこう言えます。「耳の前3cm幅の束が、いま揺れ戻り0回です。1回にしたい」。これなら、量を減らすのか段を入れるのかは相手が決められます。

秋冬に行くなら、もう1つ添えてください。「夏は1回でしたが、いまは2回です」。季節で回数が動いていることが伝われば、乾燥した時期でも位置が残る切り方を相談できます。

切ったあと、同じ手順でもう一度数えてください。1回になっていれば決まりです。0回のままなら、幅ではなく段の入る高さが原因なので、次に見る場所が変わります。

7日で確かめる

幅を決めたら、7日間そのままで過ごします。

毎朝、同じ時間に同じ手順で回数を数えて書き留めてください。7日とも同じ回数なら、その幅で決まりです。

回数が2種類以上出るなら、すくう位置が毎日ずれています。耳の付け根の前1cmに指を当てる動作を、鏡を見ながら7日続けてください。位置が固定されると、回数もそろいます。書き留めるのは回数だけでなく、その日の天気と、暖房を使ったかどうかも一緒にしておくと、ずれた日の理由があとから読めます。

秋冬は、7日のうちに晴れの日と雨の日が混ざります。同じ天気の日どうしで回数がそろっていれば、それで決まりとしてください。 雨の日は晴れの日より0.5回ぶんほど重く出るので、天気をまたいで比べると、ずれて見えることがあります。

まとめ

顔まわりの束の重さは、揺れ戻りの回数で数えられます。

  1. 耳の付け根の前1cm、幅3cmの束をとる
  2. 頬骨の高さで水平に持ち上げ、離す
  3. 反対側へ振れた回数を数える。3回測って多数を取る
  4. 0回なら幅を1cm細く、2回以上なら1cm太く
  5. 秋冬は乾燥で1回ぶん増えやすい。9月と11月に測り直す
  6. タートルネックの日は毛先と襟の上端を2cm以上離すか、襟の中に入れる
  7. マフラーの日は、1回の束なら中に入れる
  8. 幅で2週間試してから、長さの話に移る

顔の輪郭は測る対象であって、直す対象ではありません。その外を通る束の重さを、季節に合わせて幅で選べるだけです。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 揺れ戻りの回数は、どうやって数えますか
耳の前の毛束を指2本でつまみ、頬の高さで水平になるまで持ち上げます。持ち上げた高さは頬骨の位置です。そこで指を離し、毛先の動きを見てください。毛先はいったん下へ落ち、そのまま止まるか、元の位置を通り過ぎて反対側へ振れます。反対側へ振れた回数を数えます。0回なら重い、1回なら中間、2回以上なら軽い束です。鏡の前で3回やって、同じ回数が2回以上出たほうを取ってください。
Q. どの束で測ればいいですか
耳の付け根の前1cmから、幅3cmぶんをすくった束です。この位置と幅を毎回同じにしないと、回数が変わります。細くすくうと軽くなり、太くすくうと重くなるので、束の取り方そのものが答えを動かします。指を入れる位置を耳の付け根の前1cm、幅は指2本ぶんと決めておけば、測り直しても同じ回数が出ます。
Q. 秋になって、夏と同じ髪型なのに顔まわりがまとまりません
空気が乾くと、髪が含む水分が減って束が軽くなり、揺れ戻りが1回ぶん増えやすくなります。夏に1回だった束が、秋冬に2回になっている状態です。束の幅を1cm太くして、もう一度回数を数えてください。暖房を使い始める時期にもう一段軽くなることがあるので、9月と11月の2回測り直すと、冬のあいだの位置が安定します。
Q. タートルネックを着ると、顔まわりの毛先が外へ跳ねます
束の毛先が襟の上端に当たって、そこで押し返されています。毛先と襟の上端の距離を鏡で見てください。2cm以上離れていれば跳ねにくく、0〜2cmで当たっていると外へ向きます。束の幅を1cm太くして毛先を下げるか、毛先を襟の内側へ入れるかのどちらかに決めると、一日の位置が安定します。
Q. 0回だったときは何を変えますか
束の幅を1cm細くします。3cmでとっていたなら2cmです。それでも0回なら、毛先の1cmぶんだけ量を減らす方向になります。長さを短くするより先に幅を試してください。幅は自分で毎朝変えられますが、長さは切ったら戻せません。幅を2cmにして1週間、それでも0回のままなら、そこで初めて長さの話に移ります。
Q. 回数が日によって変わります
束のすくい方が毎日違っています。指を入れる位置と幅が1cm変わるだけで、回数は1つ動きます。位置を耳の付け根の前1cm、幅を指2本ぶんと決めて、7日続けてください。7日とも同じ回数が出たら、それがいまの束の重さです。それでも変わるなら、髪が乾ききる前に測っています。乾いてから30分以上あけて測ってください。

— メグラシ編集部

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