40代・丸顔で「若返り髪型」と探しているときに動かせるのは、毛先が縦に何cmの範囲へ散っているか|0.5cm以下で横線が1本出て、2cm以上で線が消える

40代・丸顔で「若返り髪型」と検索したときに出てくるのは、長さやスタイルの名前です。
ただ、鏡の前で実際に動かせるのは名前ではありません。動いているのは、毛先が縦に何cmの範囲へ散っているかです。
測るのは1つ。毛先の散らばり幅S(cm)です。
測るのは、毛先の散らばり幅ひとつ
毛束を1つ取って指で挟み、いちばん上にある毛先といちばん下にある毛先を探します。そのあいだの高低差がSです。
Sが小さいほど、毛先はそろって並びます。並んだ毛先は、正面から見ると横1本の線に読まれます。Sが大きいほど毛先はばらけ、線ではなく縦に幅のある帯になります。
| S | 毛先の並び | 正面から見えるもの |
|---|---|---|
| 0.5cm以下 | そろう | 横1本の線 |
| 0.6〜1.9cm | 途中 | 太さのある線 |
| 2cm以上 | ばらける | 縦2cm以上の帯 |
値に良し悪しはありません。線として出るか、帯として出るかが変わる。それだけの関係です。
毛束の取り方 ── 位置を1か所に固定する
耳の付け根の前1cmのところに、人差し指と中指を差し込みます。そこから前へ2cm分の毛をすくってください。
すくう位置を毎回変えると、Sの値が1cm近く動きます。耳の付け根を基準にすると、毎回同じ場所を取れます。
すくったら、そのまま束を離さずに下へ滑らせます。途中で指を開くと毛が混ざり、毛先の上下が入れ替わります。
Sの読み方 ── 定規を縦に当てる
毛先まで滑らせた指を止め、束を指2本で軽く挟んだまま鏡を見ます。
- 束の毛先側を、指から3cm出した状態で挟む
- いちばん上にある毛先を探し、そこに定規の0を合わせる
- 定規を床に垂直にして、いちばん下にある毛先の数字を読む
- 読んだ数字がS
数本だけ極端に長い毛は数えません。5本以上まとまっている位置を上端・下端として取ります。1〜2本の飛び出しを入れると、Sが1cm以上大きく出ます。
0.5cm以下のとき ── 横線が1本出る
Sが0.5cm以下だと、毛先の並びが正面から横1本の線に見えます。
この線の高さを測ってください。床と平行な線を、あご先の高さと比べます。線とあご先が同じ高さにあると、輪郭の下端と毛先の線が重なります。
重なった状態では、あご先の位置に横線が2本入ります。ひとつは輪郭そのもの、もうひとつは毛先です。2本が3cm以内にあると、1本の太い線として読まれます。
線の高さをあご先から3cm外す
Sが0.5cm以下のまま線の位置を動かすには、毛先の高さを変えます。
上へ外すなら、あご先から3cm以上高い位置、つまり口角の高さかそれより上です。下へ外すなら、あご先から3cm以上低い位置、つまり首の中ほどです。
丸顔で顔の縦が横の1.3倍未満のときは、下へ外すほうが動かす距離が短く済みます。あご先から鎖骨までの距離が10cm以上ある人は、3cm下げてもまだ鎖骨に届きません。
0.6〜1.9cmのとき ── 太さのある線になる
この範囲では、毛先は完全にはそろわず、完全にはばらけません。横線は残りますが、線に太さが出ます。
線の太さはSの値とほぼ同じです。S=1cmなら1cm幅の線に見えます。
この範囲にいるときは、線の高さの基準をあご先ではなく口角に置いてください。太さのある線はあご先に近いほど輪郭と混ざるので、口角の高さに合わせると2本が分かれたまま残ります。
2cm以上のとき ── 線が消えて帯になる
Sが2cm以上になると、毛先の上端と下端が離れすぎて、横線として読めなくなります。
代わりに出るのは縦2cm以上の帯です。帯には上端と下端がありますが、そのどちらも線としては読まれません。
このとき動かすのは帯の中心の高さです。帯の中心をあご先の高さに置くと、あご先の前後2cmずつに毛先が分布します。中心を口角の高さに置くと、帯の下端がちょうどあご先の高さに来ます。
丸顔で高さを決める2つの基準
丸顔と呼ばれる輪郭では、あご先の左右に丸みがあります。丸みが始まる高さは、口角の高さから1〜2cm下です。
ここから基準が2つ出ます。ひとつはあご先、もうひとつは丸みが始まる高さです。
毛先の線または帯の中心を、丸みが始まる高さの上に置くか下に置くかで分かれます。上に置くと丸みの区間に毛先がかからず、下に置くと丸みの区間を毛先が縦に横切ります。どちらでも構いませんが、区間の途中で止めると、丸みの線と毛先の線が交差します。
乾かし方でSを0.5cm動かす
切らずにSを動かせる範囲は0.5cmまでです。
Sを大きくする手順は3つです。毛先を手のひらで握る、握ったまま3秒風を当てる、風を当てたまま指を開いて離す。これを片側2回繰り返すと0.3〜0.5cm大きくなります。
Sを小さくする手順は逆です。毛先を指ではさんで下へ引き、引いたまま上から風を当てます。片側3回で0.3〜0.4cm小さくなります。
**どちらも1回の乾燥で戻ります。**翌朝には前の値に近いところへ戻るので、毎朝同じ手順を繰り返すことになります。
前髪の毛先を同じ数字で測る
前髪がある人は、前髪の中央から1cm幅で束を取り、同じ手順でSを読みます。
前髪は束が短いので、Sは0〜1cmの範囲に収まります。0.3cm以下だと額の途中に横線が1本出ます。
このとき線は2本になります。前髪の線と、顔まわりの毛先の線です。2本の間隔が3cm以下だと1本の太い線に読まれるので、どちらかのSを0.5cm大きくして、線を1本だけ残してください。
左右でSが違うとき
左右のSを別々に測ると、0.5〜1cm違うことがよくあります。分け目のある側は毛の量が多く乗るぶん、毛先がそろいにくくなります。
合わせるときは大きいほうに寄せます。小さいほうの側で、握って離す動作を2回足すと0.5〜0.8cm大きくなります。
1cm以上違うときは、分け目の位置を測ってください。中心から1cm以上ずれていると、左右の毛の量の差がそのままSの差になります。分け目を0.5cm中心へ戻すと、Sの差も0.3cm前後縮みます。
結んだ日は、毛先が1か所に集まる
髪をひとつにまとめた日は、顔まわりに毛束がありません。毛先はすべて結び目の先へ集まります。
このとき測る場所が変わります。結んだ毛束の先を指で挟み、同じ手順でSを読んでください。結んだ状態のSは、下ろしたときより1〜2cm大きく出ます。長さの違う毛が1か所に集まるためです。
結んだ日に動かせるのは2か所です。ひとつは結び目の高さ。もうひとつはおくれ毛の毛先の位置で、これは下ろしたときと同じ手順で測れます。**おくれ毛のSが0.5cm以下だと、頬の途中に短い横線が1本増えます。**線を増やしたくない日は、おくれ毛を握って離す動作を1回足してSを1cm以上にしてください。
「若返り髪型」という語を、測れるものに置き換える
この語で出てくる説明の多くは、名前と印象で書かれています。鏡の前でそのまま使える数字にすると、次の4つになります。
| 出てくる言葉 | 測る場所 | 数字 |
|---|---|---|
| 重く見える | 毛先の散らばり幅S | 0.5cm以下 |
| 動きがある | 毛先の散らばり幅S | 2cm以上 |
| 顔まわりが決まらない | 線とあご先の高さの差 | 3cm未満 |
| ぼやける | 線が2本ある間隔 | 3cm以下 |
年齢そのものは測れません。測れるのは毛先の位置と散らばり幅だけで、そこを動かすと正面から見える線の本数が変わります。
4週間で確かめる
Sを決めたら、4週間そのままにします。
週に1回、同じ場所・同じ時間・同じ高さから正面を1枚撮ってください。撮った4枚を並べ、毛先の線または帯の中心の高さが同じかどうかを見ます。
高さが週ごとに1cm以上動いているなら、束をすくう位置が毎回ずれています。耳の付け根の前1cmに指を入れる手順に戻ってください。
4枚とも同じで、それでも線の出方が決まらないときは、Sを0.5cm変えてもう4週間続けます。0.5cmずつしか動かさないのは、1cm以上動かすと何が効いたのか分からなくなるためです。
まとめ
40代・丸顔で動かせるのは、髪型の名前ではなく毛先の散らばり幅です。
- 耳の付け根の前1cmから2cm幅で束を取り、毛先の上端と下端の高低差Sをcmで読む
- 0.5cm以下なら横1本の線。線の高さをあご先から3cm以上外す
- 0.6〜1.9cmなら太さのある線。基準をあご先ではなく口角に置く
- 2cm以上なら線が消えて縦の帯。帯の中心の高さを決める
- 乾かし方で動くのは0.5cmまで。それ以上は毛先の長さの話になる
毛先の散らばり幅は測る対象であって、顔立ちや年齢を直す対象ではありません。線として出すか、帯として出すかを選べるだけです。
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よくある問い
- Q. 毛先の散らばり幅Sは、どの毛束で測ればいいですか
- 耳の前の毛を、耳の付け根の前1cmのところから2cm幅ですくってください。すくった束を指2本で挟み、そのまま下へ滑らせて毛先まで持っていきます。指を離さずに止めた位置で、いちばん上にある毛先といちばん下にある毛先を探し、そのあいだの高低差を定規で読みます。これがSです。束をすくう位置を毎回変えると値が1cm近く動くので、位置を固定してください。
- Q. Sの値に良い悪いはありますか
- ありません。Sが小さいほど毛先の並びが1本の横線として読まれ、大きいほど線ではなく縦の帯として読まれる、という違いがあるだけです。40代で丸顔の人が「若返り髪型」という語で探しているときに実際に見ているのは、あごの高さに出るこの横線です。線を消したいならSを大きく、線を残したいならSを小さくします。どちらを選んでも構いません。
- Q. 切らずにSを変えられますか
- 0.5cmまでなら乾かし方で動きます。毛先を下へ引きながら風を当てるとSは小さくなり、毛先を指で握って離しながら乾かすとSは大きくなります。1回の乾燥で0.3〜0.5cm動きます。2cm以上動かしたいときは、毛先の長さを段違いにする話になるので、乾かし方では届きません。まず乾かし方で0.5cm動かしてみて、それで足りるかを4週間見てから決めると、切る量を1回で決めずに済みます。
- Q. 左右でSが違うときはどちらに合わせますか
- 大きいほうに合わせます。小さいほうを乾かすときに毛先を握って離す動作を2回足すと、0.5〜0.8cm大きくなります。逆に大きいほうを小さくしようとすると、毛先を下へ引く力が必要で、日によって力の入り方が変わるため値が安定しません。左右で1cm以上違うときは、分け目の位置が中心から1cm以上ずれていることが多いので、分け目の位置も一緒に測っておいてください。左右差は測る対象であって、直す対象ではありません。
- Q. 前髪の毛先も同じ測り方でいいですか
- 同じです。前髪の中央から1cm幅で取り、指で挟んで毛先の高低差を読みます。ただし前髪は束が短いぶんSが出にくく、0〜1cmの範囲に収まります。前髪のSが0.3cm以下だと額の途中に横線が1本出て、その線と顔まわりの毛先の線が2本並びます。2本の間隔が3cm以下だと1本の太い線として読まれるので、どちらかのSを0.5cm大きくして間隔を空けてください。
— メグラシ編集部




