ミディアムボブ丸顔|頬の一番広い位置と毛先の向きで決まる

丸顔でミディアムボブを試すとき、似合う似合わないを分けているのは、長さそのものではありません。頬骨のいちばん出っ張った位置と、毛先の高さ・向きの関係です。
この位置をP点と呼ぶことにします。毛先がP点よりどれだけ上か下か、内側に巻いているか外側に跳ねているか。この組み合わせだけで、見え方のほとんどが決まります。
📋 早見表|毛先の高さと向き
| 毛先の高さ | 向き | 見え方 |
|---|---|---|
| P点と同じ高さ | 内巻き | 横のラインが重なって強調されやすい |
| P点と同じ高さ | 外ハネ | 横のラインが分散して見える |
| P点より下 | 内巻き・外ハネどちらも | 縦のラインが保たれやすい |
この表は、良し悪しではなく組み合わせによる見え方の違いを示しています。どの組み合わせも成立します。作りたい印象に合わせて選べば十分です。
決めているのは丸さではなく、線の重なり方
丸顔という輪郭そのものは、髪型で変える対象ではありません。ミディアムボブの見え方を左右しているのは、頬の横幅がいちばん出ているP点と、毛先という別の線が、同じ高さで重なるかどうかです。
同じ高さで重なると、横方向の線が強調され、重ならなければ縦方向の線が保たれます。この記事が扱うのは輪郭の話ではなく、2本の線の位置関係の話です。
測る①|P点はどこか
鏡の前で正面を向き、頬の中でいちばん外側に出っ張っている位置を指で押さえてください。多くの場合、耳の下から2〜3センチほど前方、目尻から下ろした線のあたりに来ます。
ここがこの記事の基準点です。一度確認しておけば、髪型を変えるたびに測り直す必要はありません。骨の位置は変わらないからです。
測る②|毛先はP点よりどれだけ上か下か
毛先の位置を、P点からの縦の距離で測ります。指の幅がおよそ1.5センチなので、指何本ぶんかで足ります。
P点とほぼ同じ高さ、上下1センチ以内であれば「同じ高さ」です。指2本以上、3センチ以上下にあれば「P点より下」です。この差が、次に見る向きの効き方を左右します。
測る③|毛先の向きは内巻きか外ハネか
毛先が内側に向かってカーブしているか、外側に向かって跳ねているかを確認します。ストレートのままの場合は、どちらでもない中間として扱ってください。
内巻きは毛先が顔のほうへ寄るので、P点と同じ高さにあると、横幅の線と毛先の線が近づいて重なりやすくなります。外ハネは毛先が外側へ離れるので、同じ高さでも重なりが弱まります。
判定①|P点と同じ高さで内巻きの場合
この組み合わせは、横のラインが強調されやすい形です。避けたい場合は、毛先を2〜3センチ下げるか、内巻きから外ハネに変えるか、どちらか一方を動かしてください。
両方を動かす必要はありません。1つの変数を動かすだけで、組み合わせ自体が変わります。
判定②|P点より下で外ハネの場合
毛先がP点より下にあり、さらに外ハネで外側に開いていると、縦のラインと横に開く動きの両方が同時にできます。動きのある印象を作りたい日に向いた組み合わせです。
静かな印象にしたい日は、外ハネの角度を控えめにするか、毛先を内側に軽く入れる程度に留めると、縦のラインを保ったまま落ち着いた雰囲気になります。
縦のラインは、もう1本足すという考え方
顔の輪郭を変えることはできませんが、髪という別の線を縦に1本足すことはできます。毛先がP点より下にあれば、この縦の線が自然にできます。
前髪を作る場合、真ん中で分けて縦に流すと、もう1本の縦の線が顔の中央にも生まれます。輪郭を隠すという発想ではなく、別の線を足すという発想のほうが、組み合わせの選択肢が広がります。
前髪の有無で、P点への注目度が変わる
前髪があると、視線が額から目のあたりに集まりやすくなり、P点への注目はやや弱まります。前髪が無いと、P点がそのまま見えるので、毛先の高さと向きの調整がより効いてきます。
前髪を作るかどうかは好みで決めて構いませんが、前髪が無い場合は、この記事で扱う毛先の位置と向きが、より結果に直結すると考えておくと選びやすくなります。
毛量が多い日は、外に張り出す量も見る
毛量が多いと、内巻きにしても外ハネにしても、髪全体が横に張り出しやすくなります。この張り出しが大きいと、毛先の高さと向きだけでは調整しきれないことがあります。
毛量が多い日は、耳の高さより上の毛を後ろへ寄せて、下側にボリュームを移すと、横への張り出しを抑えながら、毛先の位置による調整も効きやすくなります。
どちらとも取れるとき①|湿気で内巻きが強くなる日
湿気の多い日は、セットした角度より内巻きが強まることがあります。毛先がP点により近づいて見えるので、朝の時点で毛先をP点よりやや下、2〜3センチ下がった位置にセットしておくと、湿気で角度が変わっても大きく崩れにくくなります。
どちらとも取れるとき②|美容院でオーダーする際の伝え方
「丸顔に似合う形」ではなく、「頬のいちばん広い位置より、毛先を2〜3センチ下で切ってほしい」という伝え方をすると、仕上がりのずれが少なくなります。P点という基準を共有すると、言葉の解釈の違いによる失敗を減らせます。
内巻きにするか外ハネにするかも、あわせて伝えておくと、毛先の高さと向きの組み合わせが狙いどおりに仕上がります。
横から見たときの、もう1つの確認
正面からP点と毛先の関係を整えたあとは、横からも一度確認しておくと安心です。横から見て、毛先が耳の下でどのくらいの角度で内側または外側に向いているかによって、正面から見た印象も微妙に変わります。
真横から鏡に映して、毛先の角度が極端に内向き・外向きになっていないかを見てください。正面での判定を土台にしつつ、横からの角度で微調整するという順番にすると、どの角度から見ても大きく崩れない形に近づきます。
服の襟の高さとの関係
首元の襟が高い服を着る日は、毛先の位置がP点より下、さらに肩に近い位置にあると、襟と毛先が近くなって窮屈に見えることがあります。この場合、毛先を耳にかけるか、内側に軽く入れておくと、襟との間に余白ができます。
首元が開いた服の日は、毛先の位置による窮屈さは出にくいので、P点との関係だけを見て決めて構いません。その日の服の襟の高さも、毛先の扱いを決める材料の1つになります。
まとめ
- 判定:頬骨の横幅最大点(P点)と、毛先の高さ・向きの関係
- P点:耳の下から2〜3cm前方が目安。骨の位置なので測り直し不要
- 同じ高さ+内巻き:横のラインが重なりやすい
- P点より下:内巻きでも外ハネでも縦のラインが保たれやすい
- 湿気の多い日:毛先をあらかじめ2〜3cm下げてセットしておく
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ミディアムボブにすると、丸顔が強調される気がします
- 頬骨のいちばん出っ張った位置(P点)と、毛先の高さ・向きの関係を確かめてください。毛先がP点とちょうど同じ高さで内側に巻いていると、顔の横幅の線と毛先の線が重なって、横のラインが強調されます。毛先をP点より1〜2cm下に出すか、内巻きではなく外ハネにするだけで、この重なりは避けられます。
- Q. P点はどこで測ればいいですか
- 鏡の前で正面を向き、頬の中でいちばん外側に出っ張っている位置を指で押さえてください。多くの場合、耳の下から2〜3cmほど前方、目尻から下ろした線のあたりに来ます。ここが横幅の最大点で、この記事で毛先の位置を測るときの基準になります。
- Q. 内巻きと外ハネ、どちらが丸顔に合いやすいですか
- どちらが良い悪いという話ではなく、P点との位置関係で決まります。毛先がP点より下にあれば、内巻きでも縦のラインは保たれます。毛先がP点と同じ高さにある場合は、外ハネのほうが横のラインを避けやすくなります。長さと向きをセットで見てください。
- Q. 前髪はあったほうがいいですか、ないほうがいいですか
- 前髪の有無そのものより、前髪がP点をどう見せるかで考えてください。前髪があると視線が上部に集まりやすくなり、P点への注目がやや弱まります。前髪が無いとP点がそのまま見えるので、毛先の高さと向きの調整がより効いてきます。どちらも成立する組み合わせです。
- Q. 湿気の多い日に内巻きが強くなって、いつもと印象が変わります
- 湿気で内巻きの角度が強まると、毛先がP点により近づいて見えることがあります。この場合、朝の時点で毛先をP点よりやや下、2〜3cm下がった位置になるようセットしておくと、湿気で角度が変化しても大きく崩れにくくなります。崩れやすい日ほど、あらかじめ余裕を持たせておくのがコツです。
— メグラシ編集部





