ベース型の顔かどうかを確かめる|あごの線をなぞって、向きが変わる点があるか

自分がベース型の顔なのかどうか。縦横の比を測ってみても、数字が境目の近くに来て決まらない。よくある行き止まりです。
比の前に、触って分かることがあります。
あごの線を指でなぞって、途中で向きが変わる点があるかどうか。あればベース型、なければ丸みのある輪郭です。10秒で終わり、光にも角度にも左右されません。
触って分かるほうを先にやる
輪郭の分類は、縦と横の比で説明されることが多い方法です。比は全体の大きさを表すのに向いていますが、どこで線が折れているかは表せません。
ベース型と呼ばれる輪郭の中身は、比ではなく折れです。下あごの骨に角があり、そこで線の向きが変わる。この角があるかどうかが、髪や襟の選び方を分けています。
角の有無は、指で触れば分かります。目で見ると影に邪魔されますが、骨は影を作りません。
比を測る方法が悪いわけではありません。比は、輪郭を大きく5つに分けるところまでを担当します。ただ、5つのうち2つ以上の境目に数字が乗ったときに、比だけでは先へ進めなくなります。そこで詰まったときの次の一手が、この触り方です。
もうひとつ、比には測り直すたびに動くという弱さがあります。写真の距離、カメラの高さ、髪の位置で数値が変わります。骨の折れは、そのどれでも動きません。
なぞり方|耳たぶの下からあご先まで
- 人差し指と中指をそろえて、耳たぶの下端に当てる
- 骨に沿って、あご先へ向けてゆっくり滑らせる
- 途中で指の進む向きが変わったら、そこで止める
- 止めた位置に指を置いたまま、耳たぶの下からの距離を見る
強く押す必要はありません。皮膚の上を軽くなぞるだけで、骨の形はそのまま指に伝わります。口を軽く開けると、あごの骨が動いて線を追いやすくなります。
指は2本そろえて使ってください。1本だと点を通り過ぎたときに気づけず、3本だと当たっている範囲が広くなって位置が定まりません。2本の腹をそろえて当てると、点に差しかかったところで指先と指の付け根の当たり方が変わり、それが合図になります。
髪はまとめておきます。顔まわりに髪があると、指が髪をなぞってしまい、骨の線からずれます。イヤリングなどの小物も外しておくと、起点の耳たぶが見つけやすくなります。
向きが変わったら、ベース型
指が「下へ進んでいた」状態から「内側へ進む」状態へ切り替わる点が1つあれば、ベース型です。
切り替わらず、耳たぶの下からあご先まで円を描くようになだらかに続くなら、丸みのある輪郭です。この2つは、なぞったときの感触がはっきり違います。
迷ったら、目を閉じてもう一度なぞってください。目からの情報を切ると、指の情報だけが残って判断が速くなります。
点の高さ|耳たぶの下から2〜4センチ
点が見つかったら、耳たぶの下端からその点までの距離をおおまかに測ります。目安は2〜4センチです。
2センチより上にあるときは、頬骨の下のくぼみを触っている可能性があります。くぼみは骨の角ではないので、もう一度下から探し直してください。
4センチより下にあるときは、輪郭全体が縦に長い側です。この場合は次の項目で四角い輪郭と分けます。
ベース型と四角い輪郭の分かれ目
分かれ目は、点の数と、点のあいだの区間の長さです。
| なぞった結果 | 点の数 | 横にまっすぐ進む区間 | 呼び方 |
|---|---|---|---|
| 途中で1回だけ向きが変わる | 1つ | ほぼ無い | ベース型 |
| 2回変わり、あいだが横に続く | 2つ | 2センチ以上 | 四角い輪郭 |
| 変わらず円を描く | 0 | 無い | 丸みのある輪郭 |
| 変わるが点があご先の近く | 1つ | 無い | 縦に長い輪郭 |
この表は名前を付けるための表ではありません。このあと動かす場所を1つに決めるための表です。
どちらとも取れるとき①|左右で答えが違う
輪郭は左右でそろっていないほうが普通です。片側だけに点があることも珍しくありません。
このときは、点のある側を採用します。 点のある側は光の当たり方で影が出やすく、見る人の目に留まるのはそちらだからです。
両側に点があって高さが1センチ以上違うときは、高いほうの数字を使ってください。高いほうが装いに効く範囲を決めます。
どちらとも取れるとき②|点が弱くて自信がない
なぞって「変わった気もするが弱い」と感じることがあります。この感触は、点はあるが角が小さい状態です。
判断の仕方は1つです。弱い点は、ベース型として扱います。 点があるのに丸みのある輪郭として扱うと、髪と襟の両方で横の量が増え、そこだけが目立ちます。逆にベース型として扱ったときの手当ては、丸みのある輪郭にも合う範囲に収まります。
外したときの影響が小さいほうを選ぶ、というだけの理由です。
どちらとも取れるとき③|日によって違って感じる
朝と夜で感触が変わることがあります。これは骨が変わったのではなく、指の感度と力の入れ方が変わっているためです。
そろえるには、なぞる速さを固定します。耳たぶの下からあご先まで、3秒くらいかけて進む。速いと点を通り過ぎ、遅いと皮膚の動きを拾います。
3回なぞって、2回以上で同じ結果が出たらそれを採用してください。
3回とも違うときは、その日は判定しないでください。むくみや歯のかみ合わせで、あごの周りの感触は日によって変わります。翌日にもう一度やると、たいていはそろいます。その場で無理に決めた答えのほうが、あとで直す手間が大きくなります。
比の数字と食い違ったとき
比を先に測っていて、そちらの答えと食い違うことがあります。比では丸みのある輪郭と出たのに、なぞると点がある、という形です。
この場合は触ったほうを採ります。 比は輪郭を囲む四角の大きさを表しているので、点があっても顔全体が横に広ければ丸みのある側の数字になります。数字は間違っていませんが、装いに効くのは点のほうです。
逆に、比では縦に長い側と出て、なぞっても点があるとき。これは食い違いではありません。縦に長い輪郭にも点はあり得ます。点の高さがあご先寄りになるだけで、動かす場所は同じです。表の4行目がこの形にあたります。
写真では確かめない
写真は光の向きで影ができます。上からの光ではあごの下に影が入って、点が無いのに向きが変わって見えます。真正面からの強い光では、逆に点が消えます。
判定は触って出し、写真は判定のあとに全体の印象を見るために使う。 この順番にすると、季節や場所が変わっても答えがぶれません。
判定が出たあと、最初に動かす1か所
ベース型と出たら、最初に動かすのは襟の開きの幅です。点の高さと同じ高さに襟の開きの端が来ると、横の情報が2本並びます。
開きの端を、点の高さから3センチ以上離してください。上へ離すか下へ離すかはどちらでも構いません。離れていることのほうが効きます。
離れているかどうかは、鏡の前で首元に指を1本水平に置けば分かります。指の幅がおよそ2センチなので、指1本半ぶん空いていれば足ります。上に離す場合は首に沿う高さの襟、下に離す場合は鎖骨に届く深さの襟。中間だけを避ければよく、選べる形はむしろ広がります。
四角い輪郭と出た場合も、動かす場所は同じ襟の開きです。ただし離す先が変わります。点が2つあるので、上の点から3センチ上へ離すほうがそろいます。下へ離すと、もう1つの点と近づいてしまうためです。
丸みのある輪郭と出たら、最初に動かすのは襟の深さです。ここから先は輪郭ごとの記事に分かれます。
今日の1回で決める手順
- 耳たぶの下に指を当て、3秒かけてあご先までなぞる
- 向きが変わる点があるかを見る
- あれば、耳たぶの下からの距離を測る
- 表の行を1つ選び、襟の開きの端を点から3センチ離す
道具は要りません。3回なぞって2回同じなら、それが答えです。
まとめ
ベース型かどうかは、比ではなくあごの線に向きの変わる点があるかで決まります。
点が1つでベース型、0で丸みのある輪郭、2つで四角い輪郭。点の高さは耳たぶの下から2〜4センチ。判定は触って出し、そのあと襟の開きを点から3センチ離す。ここまでが1回でできます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ベース型の顔かどうかを、いちばん早く確かめる方法は何ですか
- あごの線を指でなぞることです。耳たぶの下に人差し指と中指を当て、骨に沿ってあご先まで滑らせます。途中で指の進む向きが1回はっきり変わるならベース型です。向きが変わらず円を描くように続くなら、丸みのある輪郭です。鏡も定規も要らず、10秒で終わります。比を測るより先にこちらをやってください。
- Q. 向きが変わる点はどのあたりにありますか
- 耳たぶの下端から下へ2〜4センチのあたりです。指を当てたまま、もう片方の手で耳たぶの下から点までの距離をおおまかに測ります。2センチより上にあるときは頬骨の下のくぼみを触っている可能性があるので、もう一度下から探し直してください。4センチより下にある場合は、輪郭全体が縦に長い側なので、四角い輪郭として扱うほうが合います。
- Q. 四角い輪郭とベース型はどう違いますか
- 向きが変わる点の数が違います。ベース型は変わる点が1つで、そこから先はあご先へ向かって一直線に近く進みます。四角い輪郭は変わる点が2つあり、点と点のあいだが横にまっすぐ続きます。なぞったときに、横へまっすぐ進む区間が2センチ以上あるなら四角い側です。区間がほとんどなく、点を過ぎたらすぐ内側へ向かうならベース型です。
- Q. 左右で答えが違うときはどうしますか
- 点のある側を採用してください。輪郭は左右でそろっていないことのほうが多く、片側だけに点があるのは珍しくありません。装いを決めるときに効くのは、見る人の目に留まる側です。点がある側は光の当たり方で影が出やすく、そちらが読み取られます。両側に点があって高さが1センチ以上違うときは、高いほうの高さを使ってください。
- Q. 写真で確かめてはいけませんか
- 確かめには使わないほうが確実です。写真は光の向きで影ができるので、点が無いのに点があるように見えたり、逆に点が消えたりします。特に上からの光では、あごの下に影が入って向きの変化が読めなくなります。写真は、判定が出たあとに全体の印象を見るために使ってください。判定そのものは触って出すのがいちばんぶれません。
— メグラシ編集部





