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エラをなくしたい人のイヤリング|下端の高さを下顎角から測って選ぶ

メグラシ編集部//読了 12分
ハイネックのニットを着た女性の横顔で、耳たぶから細いイヤリングがあごの角より下まで垂れている

耳たぶの下端から、エラの角までの縦の距離を、指を横に寝かせて当てて測ってください。指2本ぶん(約3cm)以上あるなら、イヤリングの下端は角より上で止めます。 指1本ぶん(約1.5cm)以下なら、逆に角より下まで垂らして、角を縦の線で越えます。そのあいだに入る人は、横顔の写真を1枚撮って決めます。

エラの骨そのものは、服や飾りでは変わりません。変えられるのは、見た人の目が顔の下半分のどこで止まるかです。イヤリングは、耳から下に向かって垂れていく、顔まわりでほとんど唯一の飾りです。だから止まる場所が、エラの角とちょうど同じ高さに来やすい。重なると角に点を打ったように見え、外すと角は輪郭の一部に戻ります。

この記事は、その重なりを自分の顔で測って外すための手順です。髪型や襟ぐりの選び方は別の記事で扱っているので、ここでは耳元だけを動かします。毎朝付け替えられる場所なので、いちばん試しやすいところでもあります。

先に結論:下端を止める位置は3通り

耳たぶ下端から角まで下端を止める位置向く形の方向
指2本以上(約3cm〜)角より指1本以上、上耳たぶに沿う小粒・小さな輪
指1本〜2本(約1.5〜3cm)横顔の写真で決める後ろの章で分ける
指1本以下(〜約1.5cm)角より指1本以上、下細長く縦に落ちる形

この表は、比べる軸を見せるためだけのものです。同じ「指2本」でも、エラが横に張り出しているのか、角が下へ向かって尖っているのかで、選ぶ形はさらに分かれます。その分け方は後ろの章で書きます。

なぜ「角より上」か「角より下」のどちらかに振るのか。下端がちょうど角の高さで止まると、イヤリングの先と角が同じ高さの横一列に並びます。顔の幅がいちばん広い高さに、左右それぞれ印が増えるわけです。上に逃がすか、下に抜けるか。中途半端な高さで止まるものが、いちばん損をします。

迷ったときの合言葉は「角と同じ高さに何も置かない」です。この記事の残りは、すべてこの一行を自分の顔にあてはめるための話です。

測るのは2か所:耳たぶの下端と、エラの角

鏡の正面に立って、顔をまっすぐに向けます。あごを引きすぎないでください。あごを引くと角が上がって見え、距離が短く出ます。目線は鏡の中の自分の目の高さにします。

  1. 耳たぶのいちばん下を、人差し指の先で触ります
  2. 耳の下からあごの骨を指でなぞり、骨が前へ向きを変えるところを探します。そこがエラの角、下顎角です
  3. 耳たぶの下端から角まで、指を横に寝かせて何本入るかを数えます

指1本はおよそ1.5cmで数えています。指の太さは人によって違うので、一度だけ定規で自分の人差し指の幅を測っておくと、あとで迷いません。

角の位置がはっきりわからない人もいます。そのときは口を軽く閉じて奥歯をかみしめてみてください。角の少し上で筋肉が盛り上がるので、骨の曲がり目の見当がつきます。ただし距離を測るときは、かみしめを緩めてから。かみしめたままだと横の張り出しが大きく出て、次の測り方がずれます。

もう1か所、横への張り出しも見ておきます。正面の鏡で、頬骨のいちばん外の線と、エラの角のいちばん外の線を比べます。エラが頬骨と同じか外に出ているなら「横に張るタイプ」、頬骨より内側なら「角が下へ尖るタイプ」と、この記事では呼びます。これはイヤリングの横幅と、迷ったときの振り分けに使います。

指2本以上離れている人:下端を角の上で止める

耳たぶから角までに余白がある顔です。この余白は、耳元に飾りを置いても角に届かない、使ってよい場所です。

  • 下端が耳たぶから指1本以内で止まる形を選びます。耳たぶにぴたりと付く小粒、耳たぶをくるりと囲む小さな輪、耳たぶの前で止まる短いチェーンなどです
  • 下端と角のあいだに、指1本ぶん以上の空きを残します。この空きの肌が、耳元と輪郭を別のものとして見せてくれます
  • 避けたいのは、下端がちょうど角の高さに来る長さです。この顔では、耳たぶから3cm前後垂れる形がそれにあたりやすくなります

では、このタイプは長いイヤリングをまったく付けられないのかというと、そうではありません。角より下まで、はっきり越える長さなら縦の線として働きます。目安は耳たぶから、角までの距離にさらに指1本を足した長さ以上です。指2本の人なら、4.5cm以上垂れるもの。避けるのは、中途半端に角の高さで止まる長さだけです。

余白がある顔は、秋冬に襟が上がってくると、その余白が襟に食われやすいという弱みもあります。夏に似合っていた小粒が、タートルを着た日に急にうるさく見えたら、それが原因です。後ろの章で扱います。

指1本以下の人:角の下まで垂らして縦に越える

耳たぶと角が近い顔です。この顔では、耳たぶに小粒を1つ付けるだけで、その点がすでに角のすぐ上にあります。角の真上に印を置いたように見えやすいので、点で止めるよりも、線で角を越えるほうが楽になります。

  • 下端を、角より指1本以上下に置きます。耳たぶから4〜6cmほど垂れる細長い形です
  • 幅は狭くします。細い棒、細いチェーン、細長いしずく形など、縦に細い線になるものです。房のように広がる形や大きな輪は、角と同じ高さで横幅を足してしまいます
  • 落ちる線が角の外側を通らず、角のやや後ろ、首の側に落ちるものを選びます。正面を向いたとき、線が首の上に重なって見えると、角と線が並びません

小粒を付けたい日もあると思います。そのときは、耳たぶではなく耳の上のほう、軟骨のあたりに掛けるイヤーカフで点を角から遠ざけます。耳たぶの穴の位置は動かせないので、点は上へ逃がすしかありません。耳の上に点があると、目の高さに近いところで視線が止まり、顔の下半分から注意がそれます。

このタイプは、長いものを付けた日の首元がとくに大事になります。線が襟に当たって途中で切れると、切れ端がちょうど角の高さに残るからです。これも秋冬の章で詳しく書きます。

指1本〜2本のあいだ:どちらとも取れる人の決め方

いちばん多いのがここです。そして、一般論では決まりません。決め方を3段に分けます。上から順に試して、決まったところで止めてください。

第1段は、横顔の写真です。 スマホを顔の高さに構え、腕をいっぱいに伸ばした距離から、真横を向いた顔を撮ります。画面の上で、耳たぶの下端と角の位置に指を置き、そのあいだの長さを、耳たぶそのものの縦の長さと比べます。耳たぶより長ければ「上で止める側」、短ければ「下に垂らす側」です。耳たぶを物差しにするのは、自分の顔の中での比率で決めるためです。指の本数より、こちらのほうが見え方に近くなります。

第2段は、角のタイプで分けます。写真でも同じくらいで決まらなかったら、横に張るタイプは「下に垂らす側」へ寄せます。縦の線で横幅を割るためです。角が下へ尖るタイプは「上で止める側」へ寄せます。尖った先に飾りを近づけないためです。

第3段は、手持ちの2つで決めます。小粒と細長いものを、片耳ずつ付けてみてください。そのまま鏡から2m離れて、正面を見ます。2mは、人と立ち話をするくらいの距離です。近くで見ると飾りそのものに目が行ってしまうので、離れて「輪郭がどう見えるか」だけを見ます。顔の幅が狭く見えるほうの耳に付いているものが、あなたの側です。

それでも決まらない人は、両方を1組ずつ持って、その日の髪と首元で選び分けるのが現実的です。目安は次の通りです。

  • 耳が全部出る髪で、首元が開いている日は、下に垂らす側
  • 髪が耳を半分覆う日、または襟が高い日は、上で止める側

髪が耳を覆うと、長い飾りは髪に絡んで線が途中で切れます。襟が高いと、線の先が襟に当たります。どちらも縦に越える働きが消えるので、その日は点を上で止めるほうに切り替えます。どちらとも取れる顔は、裏返せば、どちらも使える顔です。決めきれないことを欠点だと思わず、日ごとに振り分けてください。

写真と鏡で、結果が食い違うとき

横顔の写真では「上で止める側」と出たのに、鏡の前で片耳ずつ試すと長いほうが顔を狭く見せる。こういう食い違いは、意外とよく起こります。たいていの原因は、写真を撮った角度です。スマホを顔より少し下に構えると、あごの下が写り込み、角が実際より下にあるように見えます。反対に、上から撮ると角が上がって見えます。

食い違ったら、写真をもう一度、スマホを目の高さぴったりに構えて撮り直してください。それでも食い違うなら、鏡の結果を優先します。人が実際にあなたを見るのは、写真ではなく、立ち話の距離からの目だからです。写真は迷ったときの手がかりで、決め手は2m離れた鏡の中の輪郭です。

もう1つの原因は、髪の量です。写真を撮った日と鏡で試した日で、耳のまわりの髪の量が違うと、角の見え方そのものが変わります。比べるときは、同じ日に、同じ髪の状態で比べてください。

横幅は、エラのいちばん外の線より内側に収める

縦の位置の次は、横幅です。正面から見て、イヤリングのいちばん外側が、エラの角のいちばん外の縦線より外へ出ると、顔の幅が飾りのぶんだけ広がって見えます。

確かめ方は簡単です。正面の鏡で、エラの角のいちばん外から、真上に向かって指を1本立てます。イヤリングを付けて、その指より外に出るかどうかを見ます。出なければ、横幅は気にしなくて構いません。

  • 横に張るタイプは、横幅1cm前後までが無難です。輪なら耳たぶから前へ張り出さない小さなもの、あるいは縦に長い楕円にします
  • 角が下へ尖るタイプは、横幅に余裕があります。ただし、丸くて大きい形を角の高さに置くと、尖りと丸が隣り合い、かえって角が強く見えます。丸い形は角より上で使います

耳たぶの前に平たい面を見せる大ぶりの形は、正面から見ると面が顔の幅の外へはみ出すことがあります。迷ったら、外に出るものは選ばず、その日の存在感は首元や胸元の別の場所に移してください。耳元を控えめにしたぶん、ほかで遊べばいいのです。

秋冬は襟が加わる:イヤリングの下端と、襟の上端のすき間

夏は、耳元の下にはむき出しの首があるだけでした。秋冬は、そこに襟が上がってきます。そこで物差しが1つ増えます。イヤリングの下端と、襟の上端のあいだのすき間です。

  • すき間が指1本ぶん以上ある:耳元と首元が別々のものとして見えます。どちらのタイプも、そのまま使えます
  • すき間が指1本ぶんより狭い:下端が襟に当たったり乗ったりします。長いイヤリングは襟に当たって跳ね上がり、揺れた先が角の横に戻ってきます
  • すき間がない(長いものが襟の中に入る):線が途中で切れ、切れ端がちょうど角の高さに残ります

長い飾りで角を越えたい「下に垂らす側」ほど、秋冬は襟の高さとの組み合わせを先に決めておく必要があります。逆に「上で止める側」は、襟が上がっても下端が先に終わっているので、困ることが少なくなります。

測るのは、服を着た状態で、です。たたんだ服で襟の高さを見ても、着ると首に沿って丸く立ち上がり、思ったより高い位置に来ます。朝、服を着てからイヤリングを決める順番にすると、この失敗がなくなります。

コートの襟を立てる日

秋の終わりから冬にかけて、コートの襟を立てて着る日も出てきます。立てた襟の上端は、タートルよりさらに高く、多くの人でちょうど耳たぶの下あたりまで来ます。こうなると、どちらの側の人も、長い飾りの下端は襟の内側に隠れます。

襟を立てる日は、耳たぶに沿う小粒にして、襟の縁と耳元のあいだに、指半分でもいいので肌を残します。肌が残れば、耳元と襟の縁が並ばず、角の位置も襟の陰でぼやけます。襟を立てるのは外にいるあいだだけ、という人は、屋内で襟を下ろしたときの首元を基準に決めておき、外では小粒に付け替えられるようにしておくと楽です。

タートルネックやハイネックの日

折り返したタートルの上端は、多くの人で、あごの下から指2本ぶんほど下に来ます。だいたいエラの角と同じか、少し下の高さです。

上で止める側の人は、問題が出にくい組み合わせです。耳元の小粒と襟の上端のあいだに、顔の下半分の肌が帯のように残ります。この肌の帯があると、首が詰まって見えず、角も襟に埋もれません。

下に垂らす側の人は、長いイヤリングの下端が襟の折り返しに当たります。選び方は3つあります。

  1. 襟の上端より上で終わる、少し短めの縦長に替える。ただし角の高さは越えていること。耳たぶから角までが指1本の人なら、3.5〜4cmが目安です
  2. 襟を折り返さずに、くしゅっと下げて着る。上端が下がり、長い線を落とす場所ができます
  3. その日はタートルをやめて、首元の開いたニットにする

襟の低いモックネックなら、すき間が残りやすく、長い飾りも使いやすくなります。また、厚い編み地の襟は上端が丸く膨らむので、薄手の襟よりすき間が狭くなります。同じ高さの襟でも、編み地が厚い日は1段短いイヤリングを選んでください。

マフラーとストールの日

マフラーは襟よりも厚く、巻き方によって高さが変わります。そして、屋内に入ると外します。耳元から見ると、1日のうちに首元が2回変わるということです。

外にいるあいだは、長いイヤリングは避けたほうが楽です。毛足に引っかかって、線がまっすぐ落ちません。マフラーの上端が角に近い高さまで来る日は、耳たぶに沿う小粒にして、耳元とマフラーをひとかたまりにしないようにします。マフラーの上端をどの高さにするかは、別の記事で詳しく書いています。

1日の大半を屋内で過ごす日は、屋内の首元に合わせてイヤリングを決めます。そのうえで、外ではマフラーを少し低めに巻いて、すき間を残します。外での時間が長い日は、反対に、マフラーを巻いた状態を基準にします。どちらの時間が長いかで基準を変える、と覚えておくと迷いません。

ストールを肩から掛けて前に垂らす日は、首の横が布で埋まらないので、長い飾りも使えます。ただし、ストールの端が角の高さで横に折り返されていないかだけ確認してください。折り返しの線が角と並ぶと、イヤリングとは別の理由で角が目立ちます。

髪を下ろす日と、耳にかける日

髪が耳をどれだけ覆うかで、イヤリングの見え方は大きく変わります。

耳にかける日は、耳元が全部見えるので、測った通りに選べます。気をつけたいのは、秋冬の乾燥で、耳にかけた髪が角の横でふくらむことです。そのふくらみとイヤリングの下端が同じ高さに並ぶと、角の横に塊ができます。かけた髪を耳の後ろへしっかり流すか、下端をふくらみより上か下にずらします。

下ろして耳が半分隠れる日は、見えるのが下端だけになります。長い飾りの先が、髪のあいだからちらちら点で見えます。点が角の高さで見えると、角に印を打つのと同じことになります。だから下ろす日は、次のどちらかにします。

  • 下端が髪の毛先よりも下に、はっきり出る長さ
  • 髪の中に完全に収まる小粒

片側だけ耳にかける日は、かけた側の耳にだけ付けるのも手です。片耳だけの飾りは、目を顔の片側の高い位置へ連れていくので、顔の下半分の幅から注意がそれます。髪を結ぶ日は、結ぶ高さと耳元の関係が変わるので、髪の結び方の記事も合わせて見てください。

揺れるか、揺れないか:動きが角の上を行き来しないか

揺れるイヤリングは、首を動かすたびに下端が前後左右に動きます。その動きが角のあたりを行き来すると、話すたびに相手の目を角へ運ぶことになります。

確かめ方は、鏡の前で首を左右に軽く振って、下端がどこまで動くかを見るだけです。見るのは、前に振れたときに、正面から見たエラのいちばん外の線を越えるかどうかです。

  • 越えないなら、揺れはそのまま楽しんで構いません
  • 越えるなら、揺れの小さいもの、つなぎ目が1か所だけのものに替えます

下に垂らす側の人は、揺れるものより、首に沿ってまっすぐ下がるものが向いています。揺れて斜めになると、縦の線が崩れて、角の横を斜めに横切る線になってしまうからです。揺れ幅のくわしい測り方は、ピアスの揺れ幅を扱った記事にまとめています。

光り方と素材:秋冬は一段つやを落とす

光る点は、それだけで目を引きます。光る場所が角の高さにあれば、角に光を置くことになります。

  • 鏡のように磨いた丸い粒は、どの向きからでも光を返すので、点として強く見えます。上で止める側でも、角に近い位置に付けるなら控えめにします
  • つや消しの金属、細かい筋の入った金属、布や木、樹脂などは、光を返しにくくなります
  • 秋冬は服の色が深くなるぶん、金属の光が夏より目立ちます。夏に使っていたものより、一段つやを落としたものに替えると落ち着きます

色は、襟と同じ系統の色にすると、耳元と首元がつながって見えます。つながると、下に垂らす側の縦の線がさらに長く見えます。逆に、上で止める側の人が襟と同じ色の小粒を選ぶと、耳元と襟がつながって、そのあいだの肌の帯が見えにくくなります。上で止める側は、襟と少し違う色を選ぶほうが、帯が残ります。

金と銀のどちらが肌に合うかは、別の話です。ここで扱っているのは光の量だけです。

秋冬に使いやすい素材と、気をつけたい素材

秋冬は、服の素材に合わせて、耳元にも布や木、べっこう風の樹脂など、あたたかみのある素材が増えます。こうした素材は光を返しにくいので、角の高さの近くに来ても、点として強く見えにくいのが長所です。どちらとも取れる人が、少し長めのものを試すときにも向いています。

気をつけたいのは、毛足のある素材です。ふわふわした玉や房は、輪郭の外側に向かって毛が広がるので、見た目の横幅が実際の大きさより大きくなります。横に張るタイプの人は、角より上で止まる小さなものにとどめてください。下に垂らす側の人が毛足のある素材を使うなら、先端だけに小さく付いているものにして、線の部分は細いままにします。

また、重い素材は耳たぶを下へ引っぱるので、付けて時間がたつほど下端が下がってきます。朝は角より上で止まっていたのに、夕方には角の高さまで下がっている、ということが起こります。重さのあるものは、朝の鏡で、指半分ほど余裕をもった位置で止まるものを選んでください。

左右でエラの出方が違うとき

左右の角の高さや張り方は、多くの人で少しずつ違います。測ってみて、左右で指の本数が違った人もいると思います。

  • 基準は、張っている側、または角が上にある側に合わせます。そちらで角と下端が並ばない長さを選べば、反対側でも並びにくくなります
  • 髪の分け目で、髪が多くかかる側を、張っている側にします。そのうえで、張っていない側の耳を見せます
  • 片耳だけに付けるなら、張っていない側の耳に付けます。目がそちらへ向かうので、張っている側に注意が行きにくくなります
  • 長さの違う左右非対称のイヤリングを使うなら、長いほうを張っている側に置き、角を縦に越えさせます

左右差は、正面の鏡ではわかりにくく、写真で見るとよくわかります。横顔の写真を左右1枚ずつ撮っておくと、どちらが基準になるかが一度で決まります。

合わなかった日の直し方

出かけたあとで、写真を見て「今日は角が目立つ」と感じた日に、その場でできることです。

  1. 長いイヤリングが襟に当たって跳ねている:片方だけ外すか、両方外します。外すのは負けではありません。耳元を空けると、角の上が肌に戻ります
  2. 小粒が角のすぐ上で光っている:髪をひと束、耳の前に下ろして、粒を半分隠します
  3. 揺れが角の横を行き来している:揺れるほうを外して、耳たぶに沿う小粒に替えます

このために、小さなケースに予備の小粒を1組入れておくと安心です。小粒なら、上で止める側にも、下に垂らす側の「外した後」にも使えます。

うまくいかなかった日の組み合わせは、服と飾りの名前を1行だけメモしておいてください。同じ組み合わせを、次に繰り返さずに済みます。3回ほどメモがたまると、自分の顔で何が角と並びやすいのかが見えてきます。

メモには、その日の髪の状態も書き添えてください。耳にかけていたのか、下ろしていたのか、結んでいたのか。同じイヤリングと同じ服でも、髪が違えば角との重なり方が変わります。服と飾りと髪の3つがそろって残っていれば、次に同じ失敗をしそうな朝に、どれを1つ替えればいいのかがすぐにわかります。

写真に残る秋冬の集まりの日

秋冬は、子どもの行事の付き添いや、同窓会、年末の集まりなど、写真に残る日が続きます。こういう日の写真は、正面よりも、斜め前や少し下から撮られることが多くなります。斜めから撮られると、角とイヤリングの下端の高さの関係が、正面より強く写ります。

写真に残る日は、ふだんより「角と同じ高さに何も置かない」を厳しめに守ります。どちらとも取れる人は上で止める側を選び、下に垂らす側の人は、角をはっきり越える長さのものだけにします。揺れるものは、写真の中で斜めに止まって写ることがあるので、まっすぐ下がるものを選んでください。

集合写真では、顔が小さく写るぶん、光る点がいっそう目立ちます。つや消しのものを選んでおくと、写真の中で耳元だけが光って見えることがありません。

鏡の前で、毎回やる3つの確認

最後に、出かける前の確認を3つにまとめます。全部で1分もかかりません。

  1. 鏡から2m離れて、正面を見る。目が最初に行くのが顔の中央か、耳元か
  2. 横顔を1枚撮る。イヤリングの下端と角が、同じ高さに並んでいないか
  3. 首を左右に振る。揺れが、エラのいちばん外の線を越えていないか

3つとも問題がなければ、その日の組み合わせは大丈夫です。1つでも引っかかったら、引っかかったものだけを替えてください。全部を最初から選び直す必要はありません。

イヤリングは、エラをなくす道具ではなく、エラから目をそらす道具です。そらす先は、耳の上か、首の下か、どちらかです。自分の顔がどちらに向いているかを一度測っておけば、売り場で迷う時間も、朝に付け替える回数も減っていきます。

売り場で、付ける前に見ること

売り場で新しいイヤリングを選ぶときは、付けて鏡を見る前に、3つだけ確かめておくと、買ってから合わなかったということが減ります。

  1. 耳に付く部分から下端までの長さ。自分の「止める位置」に合うかを、指の本数で比べます
  2. いちばん広いところの横幅。横に張るタイプの人は、1cmを大きく超えないか
  3. つなぎ目の数。下に垂らす側の人は、つなぎ目が多く、斜めに揺れやすいものを避けます

そのうえで付けてみて、売り場の鏡から2m離れられるなら離れて見ます。手鏡で耳元だけを近くで見ると、飾りのきれいさに目が行って、輪郭がどう見えるかがわからなくなります。迷ったら、その日に着ている服の襟の高さでも試せるかどうかを考えてください。売り場で着ている服がタートルなら、それも1つの答えになります。

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よくある問い

Q. エラは本当になくせますか
骨の形そのものは、服や飾りでは変わりません。この記事で変えているのは、見た人の目が顔の下半分のどこで止まるかです。止まる場所がエラの角から外れると、角は輪郭の一部に戻り、目立たなくなります。輪郭そのものを変えたいという相談は装いの範囲を超えるので、専門の医療機関で相談してください。
Q. 大ぶりのイヤリングは避けたほうがいいですか
大きさよりも、下端の高さと横幅で決まります。下端が角の高さを避けていて、正面から見たときにエラのいちばん外の線より外へ出なければ、大ぶりでも使えます。避けたいのは、角と同じ高さで横に広がる形です。
Q. ピアスの穴がなく、イヤリングで耳たぶが痛くなります
耳たぶを挟まずに、耳の上のほうに掛けるイヤーカフを使う手があります。点が耳の上に移るので、耳たぶと角が近い人には、むしろ向いています。耳たぶに付けたい日は、挟む部分が平たく広いものや、ネジで締め具合を調整できるものを選び、付けている時間を半日までに区切ってください。
Q. 指の幅は人によって違いますが、指2本でいいのですか
一度だけ定規で自分の人差し指の幅を測っておいてください。1本がおよそ1.5cmなら記事の通りで構いません。指が細めで1本が1.3cm程度なら、指2本を2本半に読み替えるなど、cmに直して使うと迷いません。
Q. メガネをかけていると、イヤリングと重なります
メガネのつるは耳の上を通るので、耳たぶに付けるものとはあまりぶつかりません。気をつけたいのは、つるの先から垂れるチェーンを使うときです。チェーンが角の横を通ると、イヤリングと線が2本並びます。どちらか1本にしてください。

— メグラシ編集部

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