三つ編みアレンジを旅行で2日使う|前夜に編んで寝た跡を翌朝の形にする

**旅行や帰省の泊まりの日は、三つ編みアレンジを1日目に使い、夜に寝る用の三つ編みに編み直してください。**翌朝ほどいた跡が、そのまま2日目の髪型になります。
コテやアイロンを荷物に入れなくても、三つ編みの跡は、波として髪に残ります。波の大きさは1段の縦の長さで、波の場所は編む本数で、波が始まる位置は編み始めの高さで決まります。この3つを寝る前に決めておけば、2日目の朝は、ほどいて手ぐしを通すだけで形ができます。
三つ編みそのものの編み方と、1段の長さで見え方が変わる理由は三つ編みのやり方|1段の縦の長さで、きつく見えるかゆるく見えるかが決まるに、ポニーテールの毛先を編む形の予定ごとの決め方はポニーテール三つ編み|運動会・お呼ばれ・コートの日で編み始めを変えるに分けてあります。この記事は、泊まりの予定の中で、三つ編みを2日にわたって使う話です。
秋から年末にかけては、温泉旅行、紅葉を見る旅、年末の帰省、結婚式の前泊と、1泊の予定が増える季節です。荷物を少しでも軽くしたいとき、最初に置いていかれやすいのが髪を巻く道具です。三つ編みの跡を使うやり方なら、ゴムとピンだけで2日分の髪型が組めます。
結論:1日目は見せる三つ編み、夜は寝る用の三つ編み、2日目はほどいた波
泊まりの予定の2日間を、3つの場面に分けて、それぞれで三つ編みの役目を変えます。
| 場面 | 三つ編みの役目 | 決めること |
|---|---|---|
| 1日目の朝〜夜 | 見せるアレンジ | 予定に合わせた形(低めの1本・編み下ろし・まとめ髪) |
| 寝る前 | 跡をつける | 1段の長さ・本数・編み始めの高さ |
| 2日目の朝 | ほどいた波を使う | 下ろす・ハーフアップ・ひとつ結び・もう一度編む |
**寝る用の三つ編みは、1日目の三つ編みとは別物です。**見せるための三つ編みは、ほぐしたり、形を整えたりしますが、寝る用の三つ編みは、跡をつけることだけが目的です。ほぐさず、見た目は気にせず、翌朝の波の形だけを考えて編みます。
1日目の三つ編みを、そのまま寝る用に使えばよいのでは、と思うかもしれません。けれど、1日目の三つ編みは、見た目のためにほぐしてあったり、結び目が後頭部の高い位置にあったりして、寝ている間につぶれたり、ほどけたりしやすい形です。夜にいったんほどいて、手ぐしで整えてから編み直すほうが、翌朝の波がきれいにそろいます。
1日目の三つ編みアレンジは、移動の長さで選ぶ
1日目は、移動の時間が長くなります。電車や車の座席で背もたれに頭を預ける時間、荷物を持って歩く時間、上着を着たり脱いだりする回数で、崩れにくい形が変わります。
| 1日目の移動 | 向く三つ編みアレンジ | 理由 |
|---|---|---|
| 座席で3時間以上 | 耳の横に流す1本 | 後頭部に結び目がなく、背もたれに当たらない |
| 歩く時間が長い | 首の後ろで低めの1本 | 揺れても結び目がずれにくい |
| 上着の脱ぎ着が多い | 片方の肩の前に流す1本 | 襟に当たらず、上着の出し入れで崩れない |
| 観光と食事の両方 | 編み下ろしを低い位置でまとめる | 夜の食事の席でもきちんと見える |
| 風の強い場所へ行く | 2本の三つ編み | 顔にかかる髪が少ない |
座席に長く座る日は、後頭部の真ん中に結び目や編み目を作らないのが基本です。背もたれに押されて、到着するころには編み目がつぶれています。耳の横か、肩の前に流す形にすると、背もたれには髪の表面だけが当たります。
到着してから観光や食事の予定がある日は、移動中の形と、到着後の形を分けても構いません。移動中は肩の前に流した1本にしておき、到着したら、その1本を首の後ろでくるりと丸めてピンで留めれば、まとめ髪になります。三つ編みは、編んだあとで形を変えやすいので、1日目の中で2つの形を使い分けられます。
寝る前に決める3つ|1段の長さ・本数・編み始めの高さ
寝る用の三つ編みで、翌朝の波の形は、3つの数字でほぼ決まります。
| 決めること | 数字 | 翌朝どうなるか |
|---|---|---|
| 1段の縦の長さ | 2cm | 細かく、はっきりした波 |
| 1段の縦の長さ | 3cm | 中くらいの、自然な波 |
| 1段の縦の長さ | 4cm | 大きく、ゆるい波 |
| 本数 | 1本 | 後ろだけに波。顔まわりはまっすぐ |
| 本数 | 2本 | 左右に波。顔まわりにも動きが出る |
| 本数 | 4本 | 全体に細かい波。量が多く見える |
| 編み始めの高さ | 耳の上 | 顔の横から波が始まる |
| 編み始めの高さ | 耳たぶの下 | あごより下から波が始まる |
**1段の縦の長さは、指で測ってください。**人差し指の第一関節から先がおよそ2〜3cmです。1段を編むたびに、編み目の縦の長さが指の関節1つ分になっているかを確かめると、長さがそろいます。長さがばらつくと、翌朝の波も大小がばらばらになります。
3つの数字は、翌朝どんな形にしたいかから逆に決めます。2日目にハーフアップにしたいなら、顔まわりにも波が欲しいので2本、下ろしてふんわりさせたいなら1段4cmの大きな波、もう一度編むなら1段2〜3cmの中くらいの波、という具合です。先に2日目の形を決めてから、寝る前の3つの数字を決めてください。
迷ったときの出発点は、左右2本・1段3cm・耳たぶの下から、です。この組み合わせは、下ろしても、ハーフアップにしても、ひとつ結びにしても形になる中くらいの波が出ます。一度この形で試して、翌朝の波が強いか弱いかを見てから、次の旅行で数字を1つずつ動かしてください。
髪の長さで、編める本数と段数が変わる
寝る用の三つ編みは、髪の長さによって、何本に分けられるか、何段編めるかが変わります。段数が少ないと、波は毛先の近くにしか出ません。
| 髪の長さ | 本数の目安 | 1本あたりの段数 | 翌朝の波 |
|---|---|---|---|
| あご〜肩につかない | 2〜4本 | 3〜4段 | 毛先の近くに小さく |
| 肩につく | 2本 | 5〜6段 | 耳の下から毛先まで |
| 鎖骨の下 | 1〜2本 | 7〜9段 | 首の横から毛先まで |
| 胸の下 | 1本 | 10段以上 | 後ろ全体に大きく |
肩につかない長さの人は、1本に編もうとすると毛先が編み目から抜けてしまいます。耳の後ろで左右2本に分け、それでも抜けるなら、頭の上から4本に分けて、細く短く編んでください。1本あたりの段数が少なくても、毛先の近くに波ができて、翌朝のボブやショートに動きが出ます。
胸の下まである長い髪は、1本でも段数が十分に取れますが、毛先まで編むのに時間がかかります。寝る前に疲れているときは、途中の7〜8段まで編んで、そこから下はねじってゴムで留めても構いません。ねじった部分にもゆるいうねりが出るので、毛先まで波が途切れずにつながります。
髪質で、編む強さを変える
同じように編んでも、髪質によって跡の出方が違います。まっすぐな髪は跡が弱く、くせのある髪は跡が強く出ます。
| 髪質 | 跡の出方 | 編み方 |
|---|---|---|
| 太くてまっすぐ | 弱い。昼には戻りやすい | 1段2cm・きつめ・毛先まで編む |
| 細くてまっすぐ | 中くらい | 1段3cm・普通の強さ |
| くせがある | 強い。細かく縮れたように出ることも | 1段4cm・ゆるめ |
| 量が多い | 表面だけ波が出て、内側はまっすぐ | 本数を増やし、1本を細く |
| 量が少ない | 波が出やすいが、ぺたんとしやすい | 本数を減らし、根元はゆるめに |
量の多い人は、1本に全部を入れると、編み目の内側の髪に跡がつきにくくなります。2本か4本に分けて、1本あたりの太さを親指くらいにすると、内側の髪まで均一に波が出ます。
髪質は、1日目の朝に確かめられます。1日目の三つ編みアレンジをほどく夜に、ほどいた髪にどのくらい跡が残っているかを見てください。1日目の三つ編みで跡がしっかり残っていれば、寝る用はゆるめに、ほとんど残っていなければきつめに編めば、翌朝の波がちょうどよくなります。
髪は完全に乾かしてから編む
寝る用の三つ編みでいちばん大切なのは、髪が乾いていることです。湿ったまま編むと、乾く途中で形が強く固定され、翌朝の波が細かく縮れたように出たり、段の境目に折れ目がついたりします。
| 髪の状態 | 編んだときに起きること |
|---|---|
| 濡れている | 翌朝も乾ききらず、波ではなく折れ目がつく |
| 根元は乾いて、毛先が湿っている | 毛先だけ縮れたように強く出る |
| 手で握って冷たさを感じない | 自然な波になる |
| 乾かして30分以上たった | 最も素直な波になる |
乾いたかどうかは、毛先をまとめて手のひらで握り、冷たさを感じるかで確かめます。冷たさを感じなければ乾いています。乾いてからの時間で形のつき方が変わる理由は簡単な髪型が決まるかは、髪が乾いてから何分たったかで決まるで扱っています。
宿の部屋は、冬は暖房で空気が乾いています。乾いた部屋では、髪も早く乾く一方で、静電気で表面の毛が浮きやすくなります。編む前に、手のひらを軽く湿らせて髪の表面をなでておくと、浮いた毛が編み目に収まり、翌朝の波の表面もそろいます。湿らせるのは手のひらだけで、髪そのものは濡らさないようにしてください。
温泉や大浴場で髪を濡らす日の段取り
秋冬の旅行では、温泉や大浴場に入る予定がよくあります。髪を洗う日と洗わない日で、夜の段取りが変わります。
| 夜の予定 | 1日目の三つ編み | 寝る前 |
|---|---|---|
| 髪を洗わずに湯船に入る | 高い位置でまとめて、毛先を濡らさない | ほどいて、寝る用に編み直す |
| 髪を洗う | ほどいて洗う | 根元から乾かし、30分おいてから編む |
| 夕食の前に入る | 入ったあと、1日目の形に戻す | 夕食後に編み直す |
| 朝にも入る | 夜の三つ編みのまま高くまとめて入る | 翌朝ほどくのは入浴のあと |
**朝にも温泉に入る予定があるなら、寝る用の三つ編みのまま、頭の上でまとめて入ってください。**編んだまま湯気に当たっても、毛先が湯につかなければ、跡はほとんど消えません。入浴のあと部屋に戻ってからほどくと、2日目の形がそのまま残ります。
髪を洗う日は、乾かしてから編むまでに30分ほどおくと、落ち着いた波になります。夕食の前に洗うなら、夕食の間に時間がたつので、寝る前にはちょうどよい状態になっています。
大浴場のドライヤーは、ほかの人と順番に使うことが多く、ゆっくり乾かす時間が取れないこともあります。その場合は、根元だけ大浴場で乾かし、毛先は部屋に戻ってから乾かすと、落ち着いて乾かせます。毛先が乾ききらないまま寝る用の三つ編みにするのだけは避けてください。
寝返りで崩れない位置と向き
寝る用の三つ編みは、頭の後ろの真ん中に編み目があると、仰向けで寝たときに頭の重さでつぶれ、跡が平らになります。編み目は、首の横に流れる向きにしてください。
| 編む位置 | 寝たときに起きること |
|---|---|
| 後頭部の真ん中から1本 | 仰向けで編み目がつぶれ、跡が平らに |
| 首の後ろ、低い位置から1本を横に流す | 首の横に流れて、つぶれにくい |
| 左右の耳の後ろから2本を前に流す | 仰向けでも横向きでも、つぶれにくい |
| 頭の上から4本 | 横向きで下になった側がつぶれる |
横向きで寝ることが多い人は、左右2本を肩の前に流す形が向いています。枕に当たるのは、下になった側の三つ編みの表面だけになります。
毛先は、細いゴムで留めます。毛先のゴムの跡は、翌朝ほどいたときに折れ目として残りやすいので、編み終わりから1cmほど上で留め、ゴムの下の毛先は短めに残してください。ゴムを使わずに、毛先を編み目の中に2〜3cm差し込んでおく方法もあります。
寝ている間に三つ編みがゆるんで、朝にはほどけかけていることもあります。とくに、まっすぐですべりやすい髪は、毛先のゴムが抜けやすくなります。すべりやすい髪の人は、細いゴムを毛先に巻きつけるとき、いつもより1周多く巻いてください。ゴムの跡がつきにくいように、巻く位置は毛先の少し上にします。
2日目の朝①|ほどいて、そのまま下ろす
いちばん手早いのは、ほどいて手ぐしを通し、そのまま下ろす形です。ほどき方で、波の見え方が変わります。
| ほどき方 | 波の見え方 |
|---|---|
| 毛先から段ごとにほどき、手ぐしを1回だけ通す | 波がはっきり残る |
| ほどいたあと、手ぐしを3〜5回通す | 波がゆるみ、大きく広がる |
| ほどいたあと、ブラシでとかす | 波が崩れ、ふんわりしたうねりになる |
ブラシでとかすと、波の筋がほぐれて、髪全体がふくらんで見えます。ふくらみが気になる人は、手ぐしだけで済ませてください。顔まわりの髪だけ、指に巻きつけて2〜3秒押さえると、顔の横の波が整います。
ほどくのは、出かける準備の最後にしてください。着替えやメイクの前にほどくと、服を頭からかぶるときや、顔を洗うときに、せっかくの波が崩れます。着替えとメイクを終えてから、最後に三つ編みをほどき、手ぐしを通して出かけると、波がいちばんきれいな状態で1日が始まります。
チェックアウトの時間が決まっている宿では、朝の支度の時間が思ったより短くなります。ほどいて手ぐしを通すだけの形なら、1分もかかりません。朝食の前に着替えとメイクを済ませ、部屋を出る直前にほどく、という順番にしておくと、慌ただしい朝でも波を崩さずに出かけられます。
2日目の朝②|ハーフアップで顔まわりを整える
ほどいた波の量が多く、下ろすと広がりすぎると感じる日は、上半分だけを後ろでまとめるハーフアップにします。
| まとめる量 | 見え方 |
|---|---|
| 耳より上の髪の半分 | 顔まわりがすっきりし、下の波が目立つ |
| 耳より上の髪すべて | 顔まわりは整うが、波の見える量が減る |
| 顔まわりの2束だけをねじって後ろで留める | 波をほとんど残したまま、顔が見える |
波のついた髪は、まっすぐな髪よりすべりにくいので、ゴムやピンが留まりやすくなります。1日目にまとめ髪がすぐ落ちてしまった人も、2日目の朝はまとめやすいはずです。
ハーフアップの結び目には、1日目に使った太めのゴムをそのまま使えます。ゴムを隠したいときは、まとめた髪から細い束を1本取り、ゴムに2〜3周巻きつけて、束の端をピンで留めてください。波のある髪は巻きつけた束がすべりにくく、ピン1本でも夕方まで留まります。
2日目の朝③|ひとつ結びで波を毛先に残す
移動の多い2日目は、首の後ろで低くひとつに結ぶ形にします。結び目から下の毛先に波が残るので、まっすぐな髪のひとつ結びより動きが出ます。
| 結ぶ高さ | 波の見え方 |
|---|---|
| 耳の高さ | 結び目の下の毛先全体に波 |
| 耳たぶの下 | 波が肩の上で揺れる |
| 首の付け根 | 波が背中に落ち、後ろ姿に動きが出る |
コートやマフラーを着る日は、結び目を襟の上端より3cm以上上げるか、襟より下の低い位置にすると、襟に当たって波がつぶれません。
ひとつ結びは、2日目の移動の途中で形を変えやすいのも利点です。帰りの電車で座る時間が長いなら、座る前に結び目をほどいて、肩の前に流すだけで背もたれに当たらなくなります。到着して人に会う予定があれば、もう一度結べば元の形に戻ります。
2日目の朝④|もう一度、ゆるく編む
2日目も三つ編みにしたい日は、波のついた髪を、1日目より1段長く、ゆるく編み直します。波のおかげで、ほぐしたときに立体的に見えます。
| 1日目の1段 | 2日目の1段 | 仕上がり |
|---|---|---|
| 2cm | 3cm | 編み目がふっくらと大きく見える |
| 3cm | 4cm | ゆるく、力の抜けた三つ編みに |
| 4cm | 4cmのまま、指で横にほぐす | 編み目が横に広がる |
波のついた髪は、ほぐしたときに毛がすべり落ちにくく、ほぐした形が夕方まで残ります。1日目の三つ編みで、ほぐすとすぐに毛が抜けてしまって形にならなかった人ほど、2日目の編み直しで違いを感じやすいはずです。編み方そのものを、時間と髪質で選び分けたいときは三つ編みのやり方|毛質とかけられる時間で、編み方を選ぶにあります。
前髪は、編まずに流して寝る
前髪は三つ編みに入れず、寝る前に、分け目と反対の側へ流しておきます。前髪が短い人ほど、この一手間で朝の立ち上がりが変わります。朝、元の分け目に戻すと、根元がふんわりと立ち上がります。
| 前髪の状態 | 寝る前にやること |
|---|---|
| 眉にかかる長さ | 分け目と反対へ流す |
| 目にかかる長さ | 横に流し、耳にかけて寝る |
| 顔まわりの長い前髪 | 左右の三つ編みに一緒に編み込む |
前髪を寝る用の三つ編みに入れると、翌朝、前髪の途中に折れ目が残ることがあります。前髪だけ濡らして乾かし直すこともできますが、宿の洗面所では時間がかかるので、最初から編まずにおくほうが朝が楽です。
前髪の長さが中途半端で、流しておいても朝に割れてしまう人は、寝る前に前髪を分け目の反対側へ流し、その上から細いピンを1本だけ横に留めておく方法もあります。ピンの跡は前髪の根元近くに残るので、朝ピンを外して元の分け目に戻せば、跡は分け目の内側に隠れます。
宿の鏡が1枚しかないとき
宿や帰省先の洗面所は、鏡が1枚しかなく、後ろ姿を確かめられないことがよくあります。寝る用の三つ編みも、2日目の形も、後ろを見ずにできる手順にしておきます。
| やること | 鏡1枚でのやり方 |
|---|---|
| 左右に分ける | 頭の真上から、くしの柄で耳の後ろまで線を引く |
| 編み始めの高さをそろえる | 左右とも、耳たぶの下に指を当ててから編み始める |
| 1段の長さをそろえる | 指の関節1つ分ずつ、手の感覚で数える |
| 2日目のハーフアップの位置 | 両耳の上端を結んだ線より上の髪を取る |
| 仕上がりを見る | 手鏡を後ろに持ち、洗面所の鏡に映す |
**後ろの仕上がりは、見えないぶん、手で触って確かめてください。**左右の三つ編みの太さが同じか、指でつまんで比べます。太さがそろっていれば、翌朝の波の量も左右でそろいます。
手鏡がない日は、スマートフォンで後ろ姿を撮って確かめる方法もあります。腕を後ろに回して撮るより、洗面所の鏡に背を向けて立ち、鏡に映った後ろ姿をスマートフォンの画面越しに見るほうが、髪に触りながら確かめられます。
荷物に入れる道具
コテやアイロンを持っていかない代わりに、小さな道具をいくつか入れておきます。
| 道具 | 数 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 細いゴム | 4本 | 寝る用の三つ編みの毛先、2日目の結び |
| 太めのゴム | 2本 | 1日目のまとめ髪、2日目のひとつ結び |
| アメピン | 6本 | ハーフアップ、顔まわりの留め |
| 小さなくし | 1本 | 分け目を取る、編む前に毛先を整える |
| 手鏡 | 1枚 | 宿の鏡が1枚しかないとき、後ろを確かめる |
細いゴムを4本にするのは、寝る用に2本、予備に2本です。太めのゴムは、手首に1本つけておくと、移動の途中で結び直したくなったときにすぐ使えます。ゴムは旅先で最もなくしやすい道具なので、多めに入れておきます。
道具は、小さなポーチ1つにまとめておくと、宿の洗面所と部屋を行き来するときに持ち運びやすくなります。寝る前に編むのは部屋の中、朝にほどくのは鏡の前、と場所が分かれることが多いので、ポーチごと持って移動すれば、ゴムやピンを探す時間がかかりません。
どちらとも取れるとき①|朝、跡が強すぎた
ほどいたら、波が思ったより細かく、強く出すぎた。このときは、波をゆるめる方向へ手を入れます。
| 強すぎたときの様子 | 直し方 |
|---|---|
| 全体が細かく縮れたように見える | 手ぐしを5回通し、波を横に広げる |
| 段の境目に折れ目がある | 折れ目の部分だけ手のひらで挟み、10秒温める |
| 顔まわりだけ強い | 顔まわりの髪だけ耳にかける |
| どうしても気になる | 2日目の朝④の形でもう一度ゆるく編む |
手のひらで挟んで温めると、手の温かさで折れ目が少しゆるみます。濡らすと、跡が全体から消えて、今度はまっすぐに戻りすぎることがあるので、宿では濡らさずに直すのが無難です。
跡が強く出る人は、次の旅行から、寝る用の三つ編みを1段4cmにして、本数を減らしてください。1本の三つ編みなら、波は後ろだけに出て、顔まわりはまっすぐに近いまま残るので、強すぎる波が顔の近くに来ることがなくなります。
どちらとも取れるとき②|朝、跡がほとんど出なかった
反対に、ほどいても波がほとんど出なかったときは、髪がまっすぐで跡が残りにくいか、寝ている間にほどけかけていたことが多くあります。
| 出なかった理由 | その朝の直し方 | 次の夜の編み方 |
|---|---|---|
| 髪がまっすぐで跡が弱い | 顔まわりだけ指に巻いて押さえる | 1段2cm・きつめに |
| 寝ている間にほどけた | ひとつ結びに切り替える | 毛先を2〜3cm長く残して留める |
| 編み目がつぶれた | ハーフアップに切り替える | 首の横に流す向きで編む |
| 湿ったまま編んで、乾ききらなかった | ひとつ結びかまとめ髪 | 完全に乾かしてから編む |
跡が出なかった朝も、ハーフアップやひとつ結びなら、波がなくても形になります。2泊目があるなら、出なかった理由に合わせて、次の夜の編み方を1つだけ変えてください。
変えるのを1つだけにするのは、2つ以上を同時に変えると、どれが効いたのかがわからなくなるからです。1つ変えて、翌朝の波を見て、まだ足りなければ次の夜にもう1つ変える。旅行の最終日までに、自分の髪に合う編み方が見つかれば、次の旅行では最初の夜からその編み方が使えます。
どちらとも取れるとき③|翌朝も、朝に髪を洗いたい
朝にシャワーで髪を洗う習慣がある人は、洗った時点で跡は消えます。三つ編みの跡を使うか、朝に洗うか、どちらかを選ぶことになります。
| 選び方 | 2日目の朝 |
|---|---|
| 跡を使う | 髪は洗わず、前髪と顔まわりだけ湿らせて乾かす |
| 朝に洗う | 乾かしたあと、1日目と同じ三つ編みアレンジにする |
| 中間 | 頭の上でまとめて体だけ洗い、髪は洗わない |
旅先の朝は時間が限られます。朝に洗って乾かす時間が取れるなら洗えばよく、取れないなら跡を使う、と前の晩に決めておくと、朝に迷いません。
湿らせるのは、前髪と顔まわりの髪だけです。霧吹きがなければ、手のひらを水で湿らせて、前髪の根元をなでるだけでも足ります。前髪を乾かし直すあいだ、後ろの波には触れないようにすれば、後ろの形はそのまま残ります。
どちらとも取れるとき④|2泊以上の旅行
2泊以上の旅行では、毎晩同じ位置で編むと、跡が同じ場所に重なって、日を追うごとに波が強くなることがあります。
| 泊数 | 編み方の変え方 |
|---|---|
| 1泊目 | 耳たぶの下から1本(または2本) |
| 2泊目 | 編み始めを2〜3cm上げるか、本数を変える |
| 3泊目 | 1泊目と同じ位置に戻す |
編み始めの位置を日ごとにずらすと、波の始まる場所が毎朝少しずつ変わり、同じ髪型に見えにくくなります。同じ服を2日続けて着る旅行でも、髪の形が変われば、写真の印象は変わります。写真に残る旅行なら、日によって違う形の写真が撮れます。
長い旅行の終わりのほうになると、髪に皮脂がなじんで、編んだ跡が出にくくなることがあります。そのときは、寝る用の三つ編みをやめて、2日目の朝③のひとつ結びや、1日目のまとめ髪に切り替えてください。跡を使う方法は、洗った髪を乾かした翌朝に最もよく効きます。
旅の予定ごとの、2日間の組み方
秋冬の泊まりの予定ごとに、1日目と2日目の形を組み合わせた例です。
| 予定 | 1日目 | 寝る前 | 2日目 |
|---|---|---|---|
| 温泉旅行 | 耳の横に流す1本 | 左右2本・1段3cm | ハーフアップ |
| 年末の帰省 | 首の後ろで低めの1本 | 1本・1段3cm | ひとつ結び |
| 結婚式の前泊 | ひとつ結び | 2本・1段2cm | 波を下ろして式の髪型の土台に |
| 紅葉を見る旅 | 肩の前に流す1本 | 2本・1段4cm | 下ろして手ぐし |
| 友人との旅行 | 編み下ろしのまとめ髪 | 4本・1段2cm | もう一度ゆるく編む |
結婚式の前泊では、2日目の波を、式の髪型の土台に使えます。巻いた髪と同じように、まとめ髪がすべりにくくなるので、自分でまとめる場合にも留まりやすくなります。
組み合わせは、2日目の予定から先に決めると迷いません。2日目に人と会う予定や写真を撮る予定があるなら、波を見せる下ろし髪かハーフアップ。移動だけの日なら、ひとつ結び。こうして2日目の形が決まれば、寝る前の本数と1段の長さも自然に決まります。
よくある行き違い
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| 旅行にはコテが要る | 寝る前の三つ編みで、翌朝の波がつくれる |
| 濡れた髪で編むと、跡が強くつく | 強くつくが、折れ目や縮れになりやすい |
| 1本に編めば全体に波が出る | 1本だと後ろだけ。顔まわりには出ない |
| きつく編むほどよい | 髪質による。くせのある髪はゆるく編む |
| 前髪も一緒に編む | 前髪は編まずに流すほうが、朝ふんわりする |
| 2泊目も同じ位置で編む | 位置をずらすと、跡が重ならない |
関連記事
よくある問い
- Q. 寝る前に三つ編みをすると、翌朝どのくらい跡が残りますか
- 完全に乾いた髪を6時間以上編んだままにすると、多くの髪で、ほどいたあとも半日ほど波が残ります。波の強さは髪質で変わり、くせのある髪や細い髪は強く、太くてまっすぐな髪は弱めに出ます。まっすぐな髪で跡が弱い人は、1段の縦の長さを2cmに詰めて、きつめに編んでください。反対に、くせのある髪で跡が強すぎる人は、1段4cmでゆるく編むと、ほどいたときに自然な大きさの波になります。
- Q. 温泉で髪を濡らした日も、寝る前の三つ編みはできますか
- できますが、髪を完全に乾かしてから編んでください。湿ったまま編むと、乾く途中で形が強く固定されて、翌朝の波が細かく縮れたように出たり、編んだ段の境目に折れ目がついたりします。大浴場で髪を洗うなら、ドライヤーで根元から乾かし、毛先を手で握って冷たさを感じなくなってから編みます。洗わない日は、湯船に入る前に髪を高い位置でまとめておくと、毛先が濡れずに済み、1日目の形を夜まで残せます。
- Q. 髪が肩につかない長さでも、この方法は使えますか
- 肩につかない長さだと、1本の三つ編みでは編める段数が少なく、波がほとんど出ません。その場合は、両耳の後ろで2本、または頭の上から4本に分けて、細く短い三つ編みにしてください。1本あたりの段数は3〜4段でも、ほどいたときに毛先の近くに小さな波ができて、2日目のボブやショートに動きが出ます。前髪は編まずに、寝る前に分け目の反対側へ流しておくと、翌朝ふんわり立ち上がります。
- Q. 2泊以上の旅行でも、同じやり方で続けられますか
- 続けられます。2日目の夜に、ほどいた髪をもう一度同じ位置で編み直せば、3日目の朝にも波が出ます。ただ、日を重ねると、同じ位置に跡が重なって、波が強く出すぎることがあります。2泊目は、1泊目と編み始めの高さを2〜3cmずらすか、本数を1本から2本に変えると、跡が同じ場所に重ならず、毎朝少しずつ違う形になります。
— メグラシ編集部





