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髪の結び方|夜に下ろす予定の日は、跡が隠れる位置と巻き数で結ぶ

メグラシ編集部//読了 14分
洗面所の鏡の前で、えり足に近い低い位置で結んだ髪から、布のシュシュを両手で外そうとしている女性の後ろ姿

**夜に髪を下ろす予定がある日は、えり足に近い低い位置で、いつもより1周少なく、太めのゴムで結んでください。**ほどいたときの折れ目が首の後ろに来て、下ろした髪の内側に隠れます。

あなたが朝に決めるのは3つだけです。結ぶ高さ、ゴムの巻き数、ゴムの種類。この3つは、夜の何時に下ろすか、それまで何時間結んでおくかで決まります。

秋から冬にかけては、仕事帰りの食事、忘年会、家族の集まりと、夜の予定が増えていきます。そのたびに、昼の髪をどうするかで迷うのは手間です。朝の数分で3つを決めておけば、夜は化粧室で2分あれば下ろせます。

結ぶ手順そのものや、成立する形の決め方はゴム1本でできるヘアアレンジにあります。この記事は、昼に結んで夜に下ろす、という1日の予定から逆算した結び方に絞っています。

結論:低く、1周少なく、太いゴムで結ぶ

結び方ごとに、跡の出やすさと、夜に下ろしたときの見え方を先に置きます。

結び方跡の出やすさ下ろしたときの跡の位置夜に下ろす日の向き不向き
えり足で低くひとつ結び出にくい首の後ろ、髪の内側いちばん向いている
耳の高さでひとつ結び中くらい後頭部の真ん中巻き数を減らせば使える
高い位置のポニーテール出やすい頭頂部に近い表面向いていない
ハーフアップ出にくい上半分の髪の内側向いている
クリップでまとめるほぼ出ない跡はほとんど残らない向いている
きつい三つ編み出やすい全体に波の形が残る向いていない

高い位置で結ぶほど、跡は頭の表面の見える場所に出ます。夜に下ろす日は、ゴムの位置を低く、髪の内側へ寄せるのが基本です。

この表は、跡が「残るかどうか」ではなく、「残っても見えるかどうか」で並べています。どんな結び方でも、半日ゴムを巻いていれば、髪には多少の折れ目がつきます。その折れ目を消すことより、見えない場所に置くことのほうが、朝の工夫としては確実です。

跡はどこにできるか|結ぶ高さで、折れ目の高さが決まる

ゴムの跡は、ゴムを巻いた場所に1本の折れ目として残ります。下ろしたときにその折れ目が見えるかどうかは、結んだ高さで決まります。

結んだ高さ下ろしたときの折れ目見えるか
頭頂部に近い高さ頭の上の表面正面からも見える
耳の上端の高さ後頭部の表面後ろと横から見える
耳の穴の高さ後頭部の下のほう後ろから見える
えり足の高さ首の後ろ、髪の内側ほぼ見えない

えり足の高さで結ぶと、ほどいたときの折れ目は、首の後ろの髪の内側に来ます。下ろした髪の表面の毛がその上にかぶさるので、外から見えなくなります。

髪は、頭の上の表面の毛が、下の毛の上にかぶさるように落ちています。だから、下のほうにできた折れ目は、上の毛に隠れます。逆に、頭頂部に近い場所でできた折れ目は、いちばん上の表面にあるので、隠すものがありません。結ぶ位置を低くするのは、跡を消すためではなく、跡の上に髪をかぶせるためです。

跡の深さを決める3つ

同じ高さで結んでも、跡が深く残る日と浅く済む日があります。深さを決めるのは、次の3つです。

決めるもの跡が深くなる跡が浅くなる
ゴムの巻き数3周以上2周
ゴムの太さ細いゴム太い布のゴム・シュシュ
結んでいた時間6時間以上3時間以内
結ぶ前の髪の状態少し湿っている乾いてから時間がたっている
ゴムの位置の動き1日に何度も結び直す朝に1回結んだまま

3つのうち、朝に自分で変えられるのは巻き数とゴムの太さです。結んでいる時間は、その日の予定で決まってしまいます。だから、時間が長い日ほど、巻き数とゴムで調整します。

いちばん効くのは巻き数です。細いゴムを3周きつく巻くと、髪に1本の深い線が入り、何時間か下ろしても消えません。2周にして太いゴムに替えると、力が広い面に分かれて、同じ時間結んでいても折れ目が浅くなります。

髪が少し湿ったまま結ぶと、乾いていく途中でゴムの形が髪に移ります。朝に髪を洗った日は、乾いてから時間をおいて結んでください。乾いてからの時間と形の関係は簡単な髪型が決まるかは、髪が乾いてから何分たったかで決まるにまとめています。

下ろす時刻から逆算する

結んでいる時間が長いほど、跡は深くなります。夜に下ろす時刻から、朝に何時間結ぶことになるかを数えて、留め具を選びます。

結んでいる時間跡の深さの目安留め具巻き数
3時間以内浅いどれでもよいいつもどおり
3〜6時間中くらい太い布のゴム・シュシュ2周
6〜9時間深いシュシュ・らせん状のゴム2周、ピンで補う
9時間以上とても深いバレッタ・クリップ巻かない
途中で結び直す2本の跡が残る結び直さない留め具を選ぶ位置を変えない

朝の8時に結んで、夜の7時に下ろすなら11時間です。この長さになると、ゴムで巻く結び方では、どんなに工夫しても跡が残ります。仕事の日に夜の予定がある日は、ゴムを使わない留め具を選ぶほうが確実です。

バレッタやクリップだけでは昼の動きに不安がある人は、朝はゴムで結び、昼休みに同じ位置のままバレッタへ替える方法もあります。ゴムで結んでいた時間が半日以内なら、跡は浅く済み、夜までの残りの時間はバレッタで跡を増やさずに過ごせます。

途中で結び直すと、1日に2本の跡がつきます。昼休みに結び直したくなっても、同じ位置に結び直すか、ほどかずに表面だけ整えてください。

測る|朝に試して、10分で消えるかを見る

自分の髪がどれくらい跡を残しやすいかは、朝の数分で確かめられます。

  1. いつもの位置と巻き数で結び、5分そのままにする
  2. ゴムをほどき、手ぐしを3回通す
  3. 10分待って、折れ目が残っているかを見る
10分後の見え方髪の性質夜に下ろす日の結び方
折れ目がない跡が残りにくいいつもの位置で、巻き数を1周減らす
うっすら残る中くらいえり足で低く、太いゴムで
はっきり残る跡が残りやすいゴムを使わず、クリップかバレッタで

5分で跡が出る髪は、半日結ぶとさらに深く残ります。この確認は、季節の変わり目に1回やっておけば足ります。

手ぐしを通したあとに折れ目が見えるかどうかは、髪を下ろして正面から鏡を見るだけでなく、横を向いて耳の後ろあたりも見てください。耳の後ろは、下ろした髪のかぶさり方が薄く、正面からは見えない跡が出やすい場所です。

確かめるときは、ほどいたあとに手ぐしを通すところまでを、夜に下ろすときと同じようにやってください。ほどいただけで手ぐしを通さないと、折れ目が実際より深く見えます。夜の化粧室で下ろすときも、手ぐしは必ず通すので、同じ手順で見ておくと、夜の見え方に近くなります。

季節の変わり目に確かめるのは、空気の湿り方で、跡の残り方が変わるからです。湿気の多い時期は、髪が湿気を含んで形を覚えやすく、跡が残りやすくなります。秋から冬にかけて空気が乾いてくると、同じ結び方でも跡が浅く済むことがあります。去年の冬に跡が残らなかった結び方が、秋雨の時期には残る、ということもあります。

位置①|えり足で低く結ぶ

夜に下ろす日のいちばんの基本です。両耳の下の端を結んだ線より下、首の後ろの髪の生えぎわから指2本ほど上の位置で結びます。

えり足で結ぶまとめ髪は、昼の仕事の場でも落ち着いて見えます。高い位置のポニーテールより動きが少なく、首の後ろにまとまるので、きちんとした印象になります。夜に下ろすための結び方でありながら、昼の装いとしても無理がありません。

この位置で結ぶと、ほどいたときの折れ目が、下ろした髪の内側に来ます。さらに、秋冬のコートの襟やマフラーの下に隠れる高さでもあるので、外にいる間も結び目が目立ちません。

低い位置で結ぶと、髪の重さがゴムにかかりにくいので、巻き数を減らしてもほどけにくくなります。

えり足の位置を見つけるには、両手の指先を耳の下の端に当てて、そのまま首の後ろへすべらせてください。指先が出会った場所が、両耳の下の端を結んだ線です。そこから指1本から2本ぶん下が、夜に下ろす日に結ぶ高さです。鏡で後ろを見なくても、指の感覚で毎回同じ高さに結べます。

位置②|耳の高さで結ぶ

昼の予定で、低い位置だと髪が襟に当たって邪魔になる日は、耳の穴の高さで結びます。

この高さで結んだ跡は、下ろしたときに後頭部の下のほうに出ます。後ろから見ると見える位置なので、巻き数を2周にして、太いゴムかシュシュを使ってください。それでも跡が気になる髪の人は、下ろしたときに髪を片側に寄せると、跡の位置が内側に入ります。

耳の高さで結ぶ日は、昼の間に結び目の位置が少しずつ下がってきます。下がった結び目を引き上げて結び直すと、元の位置と新しい位置の2か所に跡がつきます。下がってきたら、結び直さずに、結び目の上の髪を指で少し引き出してふくらませると、下がった位置のまま形が整います。

位置③|ハーフアップ

耳より上の髪だけを後ろでまとめる結び方です。結ぶ毛の量が少ないので、ゴムをゆるくしても昼にほどけにくく、下ろしたあとの跡も、下の髪に隠れて見えにくくなります。

ボブや肩までの長さで、えり足で結ぶと毛先が短くなる人には、ハーフアップがいちばん向いています。

ハーフアップは、結ぶ高さを耳の上端より少し下にしておくと、ほどいたときの折れ目が、下ろした髪の中ほどの内側に来ます。耳の上端より高く結ぶと、折れ目が頭の表面に近くなり、正面からも見えることがあります。夜に下ろす日のハーフアップは、高さを控えめにしてください。

ゴムと留め具の選び方

跡の深さは、ゴムの種類でも大きく変わります。

留め具跡の深さ昼の留まり方向いている髪
細いゴム深いよく留まる跡が残りにくい髪
太い布のゴム浅い中くらいほとんどの髪
シュシュ浅い中くらい量の多い髪
らせん状のゴム浅い中くらいすべりやすい髪
クリップほぼ残らない髪の量で変わる跡が残りやすい髪
バレッタほぼ残らないすべりにくい髪ならよく留まる肩より長い髪

らせん状のゴムは、髪に当たる面が点で分かれているので、1本の深い線になりにくい形です。クリップとバレッタは、髪を巻かずにはさむので、跡がほとんど残りません。

クリップは、髪の量に合った大きさを選ぶことが大切です。量に比べて小さいクリップは、昼のうちに髪が抜けて落ちてきます。逆に大きすぎるクリップは、後頭部で目立ちます。手でひとつにまとめた髪の束を、クリップの歯が全部はさめる大きさが目安です。

巻き数の決め方

巻き数は、昼にほどけない範囲で、いちばん少なくします。髪の量とすべりやすさで、必要な巻き数が変わります。

髪の量すべりやすい髪すべりにくい髪
少ない3周(ピンで補う)2周
普通2周(ピンで補う)2周
多い2周1周半〜2周

巻き数の数え方は、ゴムが髪の束を1周するごとに1周と数えます。最後の1周を半分だけかけて、ゴムの端を束に引っかけて止めるのが「1周半」です。量の多い髪は、1周半でも束がしっかり押さえられることがあります。

すべりやすい髪で巻き数が足りないときは、巻き数を増やすより、ゴムの上からピンを1本差して、ゴムを髪に留めてください。跡が深くならずに、ほどけにくくなります。

結ぶ前にやること

結ぶ前の30秒で、同じ巻き数でも留まりやすくなります。

手順やること理由
1髪が乾いているかを確かめる湿った髪は跡が残りやすい
2結ぶ位置の髪に手ぐしを3回通す表面が少し乱れて、ゴムがすべりにくい
3結ぶ位置を指で押さえて決めるゴムを巻いている間に位置がずれない
4ゴムは引っぱりすぎずに巻く最後の1周をゆるめにする

結ぶ前に手ぐしを通すのは、髪の表面をそろえすぎないためです。ブラシで表面をなめらかにしすぎると、ゴムがすべって、巻き数を増やしたくなります。手ぐしでほどよく乱れた表面は、ゴムが引っかかりやすく、2周でも留まります。

予定別①|仕事帰りの食事・忘年会

昼は仕事でまとめ、夜の店で下ろす日です。結んでいる時間が8時間を超えることもあり、いちばん跡が残りやすい予定です。

決めること決め方
結ぶ高さえり足で低く
留め具太い布のゴムかシュシュ、跡が残りやすい髪はバレッタ
巻き数2周まで
下ろすタイミング店に入る前、化粧室で

忘年会の座敷では、座ったときに髪が背もたれに当たりません。下ろした髪の後ろ側がよく見えるので、跡が出る位置を首の後ろに寄せておくと安心です。

職場では、デスクで下を向く時間が長く、結び目が首の後ろに当たり続けます。えり足で低く結ぶと、結び目が襟に当たって気になる人もいます。その場合は、結び目を少しだけ横にずらし、首の後ろの真ん中を避けてください。ほどいたあとの跡も、片側に寄るだけで、首の後ろの内側に隠れることは変わりません。

仕事帰りの予定では、化粧室の鏡で後ろ側を見にくいことがあります。スマートフォンのカメラで後ろ姿を撮って確かめると、折れ目の位置がよく分かります。

予定別②|昼は家事や子どもの行事、夜は家族の集まり

昼は動きが多く、髪がほどけると困る日です。夜は家族や親戚と集まり、下ろしてくつろぎたい日でもあります。

決めること決め方
結ぶ高さ耳の高さ、または、えり足
留め具らせん状のゴム
巻き数2周、ピンを1本足す
下ろすタイミング集まりの前に着替えるとき

動く時間が長い日は、巻き数を増やしたくなります。巻き数はそのままで、ゴムの上にピンを1本差してください。

子どもの行事では、しゃがんだり、子どもを抱き上げたりする動きが多くなります。そのたびに結び目が肩や子どもの体に当たり、少しずつゆるんできます。ピンを1本差しておくと、ゴムが動かず、夕方まで同じ位置に留まります。ゴムの位置が動かなければ、跡も1本で済みます。

予定別③|移動の多い日

新幹線や飛行機での移動は、座席に頭を預ける時間が長くなります。後頭部に結び目があると当たって痛く、結び目がつぶれて形が崩れます。

決めること決め方
結ぶ高さえり足で低く、または横に寄せる
留め具シュシュかクリップ
座るとき結び目を首の横に寄せる
着いてから化粧室で下ろす

結び目を横に寄せておくと、座席に頭を預けても当たりません。移動先で人に会う予定があるなら、着いてから下ろします。

長い移動では、座席に頭を預けている間に、下ろした髪にも寝ぐせのような跡がつきます。移動中は結んでおき、着いてから下ろすほうが、ゴムの跡1本だけで済みます。シュシュかクリップでゆるくまとめておけば、ゴムの跡も浅くなります。

予定別④|運動のあとに出かける

運動のときは、髪がほどけないようにしっかり結びたくなります。そのあとに出かけて下ろす予定があるなら、運動のときだけ高く結び、着替えるときに結び直すほうが跡は残りません。

運動の前後で結び直すのは、運動のときに必要な留まり方と、夜に下ろすための結び方が違うからです。運動の間は、高い位置で巻き数を増やして、しっかり留めて構いません。その時間が短ければ、跡は浅く済みます。

高い位置で長く結ぶと、頭の上の表面に跡が残ります。運動が1時間ほどなら、高い位置でも跡は浅く済みます。着替えるときにほどいて、えり足で低く結び直しておけば、夜に下ろしたときの跡は首の後ろの1本だけになります。

秋冬の首元|マフラーとコートの襟

秋冬は、コートの襟とマフラーが首元に来ます。えり足で低く結ぶと、結び目が襟とマフラーの下に入り、外にいる間は結び目が見えません。

ただし、マフラーを巻くときに結び目が押されて、形が崩れることがあります。マフラーを巻く日は、下ろした髪とマフラーがこすれて、髪の表面が乱れやすくなります。とくに、跡を隠すために髪を片側に寄せた日は、寄せた側の髪がマフラーに巻き込まれがちです。

マフラーは結び目の上にふんわりかけて、きつく巻かないでください。下ろしたあとにマフラーを巻くなら、髪をマフラーの外に出すか、中に入れるかを先に決めておくと、首元で髪がからみません。襟やマフラーの日の結び方はポニーテール三つ編み|運動会・お呼ばれ・コートの日で編み始めを変えるでも扱っています。

下ろす手順|化粧室で2分

夜の予定の前に、化粧室で下ろすときの手順です。

順番やること時間
1ゴムをほどく。引っぱらず、指で広げてから外す10秒
2手ぐしを根元から毛先へ5回通す20秒
3折れ目を見つけて、手のひらでなでる30秒
4分け目をいつもの位置に戻す20秒
5顔まわりの毛を整える20秒
6鏡で後ろ側を確かめる20秒

2分のうち、いちばん時間をかけたいのは3番目の折れ目をなでるところです。ほかの手順は、慣れれば数秒で済みます。

ゴムは、引っぱって外すと、毛先が引っかかって表面が乱れます。ゴムを指で広げて、髪から浮かせてから外してください。

下ろしたあと、外したゴムは手首にかけずに、バッグの中にしまってください。手首にかけたままだと、食事の席で目に入り、夜の装いの中で浮いて見えます。

持ち歩くもの

夜に下ろす日に、バッグに入れておくと安心なものです。

持ち物使う場面
小さなコーム下ろしたあと、表面を整える
小さなピン2本顔まわりの毛を留める、ほどけかけたゴムを留める
予備のゴム1本夜の帰り道に、もう一度まとめる
ハンカチ手を湿らせて跡をなでたあと、手をふく
小さなバレッタ夜の店で、髪を片側にまとめたくなったとき

どれも小さなものなので、ポーチ1つに収まります。

予備のゴムは、夜の帰り道に使います。食事のあとに風の強い屋外を歩くときや、帰りの電車で髪が邪魔になるときに、もう一度まとめられます。夜にまとめ直すときは、もう跡を気にする必要はないので、いつもの結び方で構いません。

跡が残ったときの直し方

下ろしてみて跡が残っていたときの、その場でできる直し方です。跡の深さを見てから、表の上から順に試してください。浅い跡に深い跡の直し方をすると、湿らせすぎて別の形がつくことがあります。

跡の深さ直し方かかる時間
うっすら手ぐしを通して、毛先を下へ軽く引く30秒
はっきり手のひらを水で少し湿らせて、跡をなでる1〜2分
深い湿らせてから、毛束をはさんで下へ引き、そのまま待つ3分ほど
直りきらない髪を片側に寄せる、耳にかける、分け目を変える30秒

水で湿らせるときは、手のひらに少しつける程度にします。湿らせすぎると、乾くまでに時間がかかり、別の形がついてしまいます。

化粧室にハンドドライヤーがあっても、髪に当てるのは控えてください。風が強く、下ろした髪全体が乱れます。湿らせた跡は、毛束をはさんで下へ引いたまま、自然に乾くのを待つほうが、まわりの髪の形を崩さずに済みます。

跡がどうしても直らないときは、隠す方向に切り替えます。分け目を反対側に変えると、表面の髪のかぶさり方が変わり、跡のある場所に別の髪がかぶさります。耳にかけるのも、跡を内側に入れる方法の1つです。

長さ別の結び方

長さ結ぶ位置留め具気をつけること
ボブハーフアップ小さなクリップ・細めのゴム低く結ぶと毛先がほどける
肩につく長さえり足、またはハーフアップ太い布のゴム毛先が襟に当たって跳ねる
鎖骨の長さえり足で低くシュシュ・太い布のゴムいちばん結びやすい長さ
胸までの長さえり足で低くバレッタ・シュシュ重さでゴムが下がる

肩につく長さは、えり足で結ぶと毛先が襟に当たって外に跳ね、昼の間に結び目がずれやすくなります。この長さの人は、ハーフアップか、毛先を内側に折り込んでクリップで留める方法も試してください。胸までの長さは、髪の重さでゴムが少しずつ下がるので、シュシュかバレッタのように、面で支える留め具が向いています。

髪質別の結び方

髪質跡の残り方夜に下ろす日の工夫
すべりやすい髪残りにくいが、ほどけやすいらせん状のゴムとピン1本
うねりやすい髪跡がうねりにまぎれる太い布のゴムで、跡を浅く
細い髪残りやすいクリップかバレッタで
量の多い髪中くらいシュシュで、巻き数2周

うねりやすい髪は、跡がうねりにまぎれて目立ちにくい一方で、ゴムをきつく巻くと、その部分だけうねりが伸びて、まわりと違う形になります。巻き数を減らし、太い布のゴムで面を広くしておくと、下ろしたときにまわりのうねりとなじみます。細い髪は、ゴムの形を覚えやすいので、跡を残したくない日はゴムを使わない留め具にしてください。

自分の髪質の見分け方は簡単髪アレンジは髪質で選ぶに、ピン1本や硬貨を使った測り方をまとめています。

下ろさずに、夜もまとめたままにする判断

夜の予定によっては、無理に下ろさなくてもよい日があります。下ろすかどうかは、その場でどれくらい動くか、写真を撮るか、外にいる時間があるかで決めます。

夜の予定下ろすか理由
座敷や長い食事どちらでもよい料理を取るときにまとめ髪が楽
立食の集まりまとめたまま動く時間が長い
写真の多い集まり下ろす顔まわりにやわらかさが出る
風の強い屋外まとめたまま下ろすと顔にかかる

まとめたままにするなら、昼のまとめ髪を、顔まわりの毛を少し引き出すだけで、夜の装いに寄せられます。

下ろすかどうか迷う日は、朝に跡の残りにくい結び方をしておけば、夜にどちらでも選べます。下ろさないと決めていた日も、えり足で低く、太いゴムで結んでおくと、夜に気が変わったときにすぐ下ろせます。

どちらとも取れるとき①|夕方まで結ばずにいられない

昼の仕事や家事で、どうしても髪を結ぶ必要がある人は、結ぶ時間を短くするより、結び方で跡を浅くするほうが現実的です。

朝はクリップでまとめて、髪が邪魔になる作業のときだけゴムで結ぶ、という分け方もあります。ゴムで結んでいる時間が3時間以内なら、跡はかなり浅く済みます。

クリップとゴムを使い分けるときは、ゴムで結ぶ位置とクリップで留める位置を同じにしておくと、ゴムをほどいたあとにすぐクリップに戻せます。位置を変えると、それぞれの留め具の跡が別々の場所に残ります。

どちらとも取れるとき②|跡が隠れる位置だと、昼にほどける

えり足で低く結ぶと、髪の重さがかかりにくいかわりに、髪の短い部分がゴムから抜けやすくなります。

えり足の短い毛は、髪の長さがそろっていない人ほど抜けやすくなります。抜けた毛が首の後ろに垂れると、昼のまとめ髪が乱れて見えるので、結び直したくなります。結び直すと跡が2本になるので、ここはピンで押さえるのがいちばんです。

その場合は、ゴムの巻き数を増やすより、抜けやすい左右のえり足の短い毛だけを、小さなピンで留めてください。ゴムは2周のまま、ピン2本で昼を通せます。

どちらとも取れるとき③|前髪や顔まわりの毛も一緒に結んでいる

前髪や顔まわりの毛も一緒に結ぶと、下ろしたときに顔のすぐ横に折れ目が出ます。いちばん目に入る場所です。

夜に下ろす日は、前髪と顔まわりの毛は結ばずに残すか、小さなピンで横に留めておきます。ピンなら、外したあとの跡はほとんど残りません。

ピンで留めるときも、同じ場所に長く留めていると、ピンの形がわずかに残ることがあります。留めるのは、毛の表面ではなく、少し内側の毛をすくうようにしてください。外したあとに表面に跡が出にくくなります。

よくある行き違い

よくある考え方実際に起きること
ほどけないようにきつく巻く跡が深くなり、下ろしても消えない
高い位置のほうが崩れにくい跡が頭の表面の見える場所に出る
細いゴムのほうが目立たない1本の深い線が入りやすい
跡は時間がたてば消える深い跡は、湿らせて伸ばさないと残る
結ぶ時間が長い日は諦めるしかない位置と留め具を変えれば、跡は隠せる
昼に結び直せば形がきれいに保てる跡が2本になり、下ろしたときに目立つ

どれも、昼にほどけないことだけを考えて結んだときに起きることです。夜に下ろす予定がある日は、朝の時点で、夜の髪のことも一緒に考えて結んでください。

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よくある問い

Q. ゴムの跡が残りにくい結び方はありますか
あります。いちばん効くのは、結ぶ位置を低くすることです。えり足に近い位置で結ぶと、ほどいたときにできる折れ目が首の後ろに来て、下ろした髪の内側に隠れます。そのうえで、ゴムの巻き数を、昼にほどけない範囲で1周減らし、細いゴムより太い布のゴムかシュシュを使います。細いゴムをきつく巻くほど、髪に1本の深い線が入ります。太いゴムをゆるめに巻くと、力が広い面に分かれ、折れ目が浅くなります。
Q. 跡がついてしまいました。化粧室で直せますか
浅い跡なら直せます。手のひらを水で少し湿らせて、跡のある場所を上から下へ数回なでてから、指で毛束をはさんで下へ軽く引き、そのまま1分ほど置きます。乾いていく途中で折れ目が伸びます。深い跡で直りきらないときは、跡のある場所を内側に入れるように、下ろした髪を片側に寄せるか、耳にかけて分け目を変えると、跡が表面に出にくくなります。
Q. ボブでも、跡が残らない結び方はありますか
ボブは結べる位置が限られ、えり足の低い位置で結ぶと毛先が短く、ほどけやすくなります。ボブの人は、ゴムで1か所に集めるより、耳より上の髪だけを小さくまとめるハーフアップか、クリップで留める方法が向いています。ハーフアップは結ぶ毛の量が少ないので、ゴムをゆるめにしても昼にほどけにくく、ほどいたあとの跡も、下の髪に隠れて見えにくくなります。
Q. 昼にほどけないように、結局きつく巻いてしまいます
きつく巻く前に、結ぶ前の準備を見直してください。髪の表面がすべりやすいと、ゆるく巻いたゴムがずれて落ちます。結ぶ位置の髪に、手ぐしを数回通して表面を少しだけ乱しておくと、同じ巻き数でも止まりやすくなります。それでもほどけるなら、ゴムの巻き数を戻すのではなく、ゴムの上からピンを1本差して、ゴムを髪に留めてください。巻き数を増やすより、跡が浅く済みます。

— メグラシ編集部

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結婚式お呼ばれの髪型を顔タイプで選ぶ|後れ毛の量と面の艶で決める

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結婚式お呼ばれの髪型を顔タイプで選ぶ|後れ毛の量と面の艶で決める

結婚式のお呼ばれの髪型は、顔タイプの2つの軸で、決める場所が分かれます。まとめる高さと束の大きさは子供顔か大人顔かで、後れ毛の量と巻き方、まとめた面の艶は曲線か直線かで決める。耳の高さを基準にしたまとめる位置、こぶしで測る束の大きさ、耳の前に残す後れ毛の幅、カールの径、指が入るかで見る面の締め方を、4つの領域と8タイプの早見表にしました。前髪と髪飾り、ハーフアップとダウンスタイルの場合、髪の長さ別の目安、秋冬の式で羽織りやコートの襟と当たるとき、顔タイプとドレスの印象が逆のとき、美容院で伝える言葉まで。

メグラシ編集部/読了 12分
簡単髪アレンジは髪質で選ぶ|すべる髪・うねる髪・細い髪の3つで分ける

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簡単髪アレンジは髪質で選ぶ|すべる髪・うねる髪・細い髪の3つで分ける

同じ簡単な髪アレンジでも、きれいに一日もつ人と、昼にはほどける人がいます。分けているのは腕前ではなく髪質です。すべる髪はねじりが戻り、うねる髪は表面が浮き、細い髪はゴムの中で束が逃げ、多い髪は留め具が負けます。ピン1本を差して5回振る、毛束を垂らして向きが変わる回数を数える、ひとつに握った束の太さを硬貨で比べる。この3つで自分の髪質を1行で言えるようにして、崩れない形と留め具を選ぶ順番にまとめました。秋冬の襟やマフラーで髪質が違って見える日の扱いまで。

メグラシ編集部/読了 14分
七五三のママの髪型をセルフでまとめるなら、耳の穴を通る線の上か下かで決める|着物は上、洋装は下

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七五三のママの髪型をセルフでまとめるなら、耳の穴を通る線の上か下かで決める|着物は上、洋装は下

七五三の日に自分でまとめ髪をつくるとき、迷うのは形ではなく高さです。基準は一本で足ります。耳の穴に指を当てて水平に伸ばした線。着物ならこの線より上、洋装なら下に束をつくります。理由は襟の後ろの開き方が違うからです。線の見つけ方、上下それぞれの止める位置、子どもの支度との順番、11月の風で崩れる場所、当日その場で直せる範囲までまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分

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