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40代の夏の旅行コーデ|服装の選び方と着回しの組み立て

メグラシ編集部//読了 9分
40代の夏の旅行コーデ

旅行の服で悩む時間は、たいてい出発の前夜に集中します。スーツケースの横に服の山ができて、入れては出しを繰り返し、結局着なかった服を持ち帰る。40代になると仕事や家族の予定も詰まっていて、その前夜の時間こそが一番惜しくなります。

この記事は、行き先を限定しません。京都でも北海道でも海外でも、夏の旅行で服が破綻する理由はほぼ共通しているからです。汗をかく、冷房で冷える、思ったより歩く、夜だけ場所の格が上がる。この4つに対応できる組み方さえ決まっていれば、目的地が変わっても中身の調整だけで済みます。

扱うのは「何を持って行き、どう着回すか」の設計です。おすすめコーデを並べるのではなく、枚数の決め方、素材の判断基準、日ごとの切り替え方まで順に組み立てます。読み終えたときに、スーツケースの中身がそのまま決まっている状態を目指しました。

結論:40代の夏の旅行着は「ボトムス2本」で決まる

先に結論を置きます。夏旅の服は、ボトムスを2本決めた時点でほぼ完成します。

理由は単純で、ボトムスが装い全体の面積の6割を占めるからです。面積の大きいものが決まれば、合わせられるトップスの色は自動的に絞られ、必要な羽織りの厚みも決まり、足元の選択肢も残り2つ程度まで減ります。逆にトップスから決めると、合うボトムスが何本も候補に上がって、いつまでも収束しません。

2本の役割はこう分けます。

  • ◯ 1本目は「動く日のボトムス」。とろみのあるワイドパンツか、ウエストゴムのテーパードパンツ(座る・階段を上る・車に乗り降りするすべてで突っ張らないため)
  • ◯ 2本目は「格の上がる日のボトムス」。ロング丈のプリーツスカートか、落ち感のあるフレアスカート(食事の席で足元が整い、写真でも縦のラインが出るため)

この2本を、必ず互いに近い色域で選びます。濃紺とチャコール、ベージュとオフホワイトのように、どちらにも同じトップスが合う組み合わせにしておくと、トップス3枚で6通りの見え方が作れます。ここで片方を柄物にしてしまうと、合うトップスが1枚に固定されて、着回しの分母が一気に減ります。

もうひとつ、40代の夏旅で外せない条件があります。ウエストにゴムかドローコードが入っていることです。旅先は食事の量も座っている時間も普段と違います。ベルトで締めるパンツは、駅弁を食べた午後に必ず後悔します。見た目がきれいでウエストが伸びるものは今いくらでもあるので、ここは妥協しなくて構いません。

2泊3日の着回し設計

ボトムス2本が決まったら、そこにトップスと羽織りを足します。2泊3日、つまり3日分の装いを、以下の枚数で組みます。

持って行くもの枚数使い回し方
とろみワイドパンツ(濃色・ウエストゴム)11日目の移動日に着用し、3日目の帰路でも再登板。夜の食事にも使える
ロングスカート(プリーツまたはフレア)12日目の観光と夜の食事で通す。トップスを替えるだけで昼夜を分ける
きれいめ半袖カットソー(ポリエステル混)21日1枚。汗をかいた日は夜に手洗いして翌朝乾かす
ノースリーブブラウス(とろみ素材)1昼は羽織りの下、夜は1枚で。夜の食事の主役になる
シアーシャツまたはリネン混カーディガン13日とも携行。冷房・日差し・夜の肌寒さの3役を1枚で兼ねる
スニーカー1(履いていく)移動日と歩く観光日
レザーのフラットサンダル1(持参)街歩きと夜の食事。スニーカーと交代で足の疲れを分散
小物(ピアス・細ベルト・スカーフから2点)2同じ服の日を別の日に見せる。重さと容積がほぼゼロ

服の合計は6点です。これで3日分が回ります。

組み合わせを具体化すると、次のようになります。

  • 1日目(移動):カットソーA × ワイドパンツ × シアーシャツ、スニーカー
  • 2日目(観光):カットソーB × ロングスカート × シアーシャツ、スニーカーまたはサンダル
  • 2日目(夜):ノースリーブブラウス × ロングスカート、サンダル、ピアスを追加
  • 3日目(観光+帰路):ノースリーブブラウス × ワイドパンツ × シアーシャツ、スニーカー

同じボトムスが2回、同じトップスが2回登場しますが、組み合わせの相手が毎回違うので、写真で並べても繰り返し感は出ません。ここが「1着1日」で考えたときとの決定的な差です。1着1日だと3日で6点必要になり、そのまま荷物の重さになります。

トップスをあと1枚足したい場合は、カットソーをもう1枚だけ増やしてください。ボトムスや羽織りを増やすと、容積と重さの増え方がトップスの2倍以上になります。増やすなら必ず軽くて薄いほうから、というのが荷物の鉄則です。

3泊4日に伸びるときも、ボトムスは2本のままで構いません。増やすのはトップス1枚と下着1組だけ。日数が増えてもボトムスを3本にしないことが、スーツケースを膨らませないための一番効く判断です。

移動日の服

移動日に必要な機能は3つです。長時間座っても苦しくないこと、冷房に耐えられること、到着後そのまま歩けること。

服装の軸は、ワイドパンツにきれいめのカットソー、そして羽織りです。この日にスカートを選ばないのは、新幹線や飛行機の座席で膝掛けの扱いが必要になったり、キャリーケースを持ち上げる動作でひやりとしたりする場面があるからです。パンツなら、荷物棚に手を伸ばす動作も気にせずできます。

具体的な選び方を挙げます。

  • ◯ ウエストゴムのとろみワイドパンツ(4時間座っても腰まわりに跡が残らず、シワも寄りにくい)
  • ◯ ポリエステル混の半袖カットソー(汗を吸っても乾きが速く、到着後に着替えなくて済む)
  • ◯ 大判のシアーシャツ(冷房が効いた車内では羽織り、暑い駅の外では脱いでバッグへ。膝にもかけられる)
  • × 硬いデニムやセンタープレスのきちんとしたパンツ(座り続けると膝裏にシワが固定され、到着時にくたびれて見える)
  • × 綿100%の厚手Tシャツ(汗を吸ったまま冷房に当たると背中が冷え、乾くまで時間がかかる)

足元はスニーカーで通してください。空港や駅の移動距離は、想像より長いことがほとんどです。脱ぎ履きが多い日程なら、紐を結び直さずに履けるスリッポン型か、紐をゴムに替えたスニーカーが便利です。

もうひとつ、移動日ならではの工夫があります。到着してすぐ観光に出る日程なら、朝の時点で「夕方までこの格好でいる」前提で選ぶことです。ホテルに寄って着替える時間がある日程なら、移動中は完全に楽さ優先でも構いません。この2つは同じ移動日でも正解が違うので、行程表を見て先に決めておきます。

観光日の服

観光日は、歩く距離と屋内外の出入りの多さが服を決めます。

軸になるのはロングスカートです。パンツより涼しいと感じる方が多いのは、脚まわりに空気の通り道ができるためです。プリーツやフレアなら歩くたびに裾が動いて、湿度の高い日でも脚に張り付きません。丈は足首が見える長さにしておくと、階段や砂利道で裾を踏む心配がなくなります。

  • ◯ ポリエステルのプリーツロングスカート(洗ってもプリーツが戻り、たたんでもシワが付かない)
  • ◯ 洗ってすぐ乾くポリエステル混のブラウスやカットソー(ホテルで洗えるので、汗をかいた日の翌日も同じ枚数で回せる)
  • ◯ UVカット機能のあるシアーシャツ(日差しの下では袖を通し、屋内では肩に掛ける。日焼け止めの塗り直し回数が減る)
  • × 白の薄手カットソー1枚(汗ジミが最も目立つ組み合わせ。着るなら羽織りを必ずセットにする)
  • × 裏地のあるスカート(生地が2枚重なるぶん熱がこもり、乾きも遅くなる)

歩く量が多い日は、上下ともにゆとりを取ります。トップスがぴったりでボトムスがゆったり、という組み合わせは涼しげに見えますが、腕を上げたときに背中が張り付きます。夏の観光日は、上も下も体との間に1枚分の空気が入るサイズが快適です。

日差し対策は、服だけで完結させないほうが荷物が減ります。折りたたみの日傘は1本200グラム程度で、帽子より場所を取らずに顔と首を同時に守れます。帽子を持つ場合は、丸めて鞄に入るタイプにしてください。形が崩れないタイプは、実はスーツケースの中でかなりの容積を占めます。

もし2日目も3日目も観光が続く日程なら、2日目にスカート、3日目にパンツと入れ替えて、脚まわりに当たる場所を変えます。同じボトムスを2日続けると、汗の当たる位置が同じところに集中して、快適さが落ちます。

夜・食事の日の服

夜だけ場所の格が一段上がるのが、旅行の服が難しくなる最大の理由です。昼と同じ格好では浮くけれど、そのためだけに一式持つのは重い。ここは「上半身と足元だけ替える」で解決します。

昼のロングスカートはそのまま残し、トップスをカットソーからノースリーブブラウスに替え、スニーカーをレザーのフラットサンダルに履き替える。それだけで、装いの印象は昼と別物になります。人の視線が集まるのは顔まわりと足元なので、その2か所を替えれば中間の面積は同じでも気づかれません。

  • ◯ とろみ素材のノースリーブブラウス(軽く、たたむと手のひら大。1枚で夜の格を作れる)
  • ◯ 甲をベルトで押さえるレザーのフラットサンダル(歩けて、かつ食事の席で足元が整う。スニーカーとの落差が大きい)
  • ◯ 少し大ぶりのピアスかイヤリング(荷物ゼロで顔まわりが華やぐ。服を増やすより確実に効く)
  • ◯ 小さめのショルダーバッグ(昼の大きなトートを部屋に置いていける。財布とスマホが入れば十分)
  • × 昼と同じトートバッグのまま食事へ(服を替えても、大きな鞄ひとつで昼の続きに見える)

冷房対策は夜こそ必要です。ノースリーブのままレストランに入ると、料理が出るころには肩が冷えています。昼に使ったシアーシャツをそのまま持って行き、椅子の背にかけておいてください。夜用にもう1枚持つ必要はありません。

宿が温泉旅館で、夜は浴衣で過ごす日程なら、夜用のトップスは省略できます。逆に夜景の見えるレストランやバーの予定が入っているなら、ノースリーブブラウスの代わりに軽いワンピース1着を足し、そのぶんカットソーを1枚減らして総量を保ちます。増やすときは必ず何かを減らす、という交換の形にしておくと、荷物は膨らみません。

素材と色の選び方

ここまでのアイテム選びの根拠になっているのが、素材と色です。この2つは店頭で判断できるので、基準をはっきり持っておくと買い物が速くなります。

素材は「乾く速さ」で選ぶ

夏の旅行における素材の評価軸は、肌触りでも高級感でもなく、乾く速さです。汗をかく前提、洗う前提で考えると、これがそのまま持ち枚数に直結します。

  • ◯ ポリエステル混(洗って夜干せば翌朝には乾く。旅先で1枚を2回着られる)
  • ◯ ナイロン混(軽く、たたんでも復元する。羽織りに向く)
  • ◯ シアサッカーやリップルなど凹凸のある織り(肌に触れる面積が少なく、汗をかいても張り付かない)
  • ◯ レーヨン混のとろみ素材(落ち感が出て、たたみジワが自重で伸びる)
  • △ リネン100%(涼しく通気性は最高だが、深いシワが入る。ジャケットや羽織りなら味になるが、パンツだと座り皺が残る)
  • × 綿100%の厚手(汗を吸うが乾かない。一晩では乾ききらず、翌日の枚数計算が崩れる)
  • × 裏地付きの厚地(生地が2枚重なるぶん熱がこもる。夏の移動日には特に不向き)

シワの強さを店頭で確かめる方法は簡単です。生地を手のひらで5秒握って離す。すぐ戻れば旅向き、跡が残ればスーツケースの中でも同じことが起こります。タグの表示を読むより速くて確実です。

色は3色まで、そのうち2色は必ず合わせる

色は濃色1・中間色1・明るい色1の3色に絞ります。濃紺とベージュと白、チャコールと生成りとくすみブルー、といった組み合わせです。

3色に絞る理由は、朝の判断を減らすためです。旅先の朝は時間がありません。手持ちのどれとどれを合わせても成立する状態にしておけば、取り出した順に着るだけで済みます。

濃色を1つ入れておく意味も大きいです。食べこぼしや雨のはねが目立たず、夜の食事にも通用します。反対に全身を明るい色でまとめると、涼しげには見えても、3日のうちに必ずどこかで汚れが気になります。ボトムスの少なくとも1本は濃色にしておくのが安全策です。

明るい色は顔に近い場所に置きます。夏は日焼けや汗で顔色が沈みがちなので、顔まわりに明るい色があるだけで写真の印象が変わります。逆に、暗い色を顔の近くに持ってくるなら、シアー素材のように透ける生地を選んで重さを抜いてください。

色や素材の相性をもう少し体系的に知りたい方は、骨格ストレートとウェーブの違いで素材の判断軸が整理できます。自分に合う生地がわかると、旅の持ち物選びも一段速くなります。

足元と荷物

服が決まったあとに残るのが、足元と荷物です。ここは失敗すると旅そのものの体力に響くので、服より優先度が高いとさえ言えます。

靴は2足、役割を分ける

靴は履いていく1足と持参する1足の計2足です。3足目は容積の割に出番がありません。

  • ◯ 履いていく1足はスニーカー(移動と歩く日を担当。クッションのあるものを、旅行前に一度履いて足に馴染ませておく)
  • ◯ 持参する1足はレザーのフラットサンダル(夜の食事と街歩きを担当。甲をベルトで押さえるタイプなら長時間歩ける)
  • × 買ったばかりの靴(旅先で靴擦れを起こすと、以降の行程がすべて我慢の時間になる)
  • × ヒールのあるサンダル(石畳、砂利、駅の階段。旅先には想像以上にヒールが刺さる場所がある)

2足を毎日交代させると、足の当たる位置が変わって疲れが分散します。同じ靴を3日続けるより、明らかに最終日の足の状態が違います。

バッグは大小2つ

バッグも2つです。ひとつは日中の観光用、もうひとつは夜と近場の移動用。

日中用は、A4が入る軽いトートかリュック。撥水加工があると、急な雨と水分補給のボトルの結露の両方に対応できます。両手が空くリュックは楽ですが、混雑した場所では前に抱える必要があるので、着脱しやすいものを選んでください。

夜用は、財布とスマホと部屋の鍵が入る小さなショルダー。これがあるかどうかで、夜の装いの完成度が変わります。畳んで日中用バッグの中に入れておけば、容積はほぼ増えません。

スーツケースに入れる順番

パッキングは、重いものを下(キャスター側)に置くのが基本です。靴とポーチを下、たたんだ服を上。こうすると立てて運ぶときに重心が下がり、キャスターが安定します。

シワを避けたい服は、たたむより丸めてください。プリーツスカートは畳み目に沿って細く巻き、ブラウスは袖を内側に折ってから筒状に。丸めた服は角が立たないので、隙間にも収まって容積も減ります。

パッキングをもっと細かく詰めたい方は夏旅行のパッキングガイド、荷物そのものを減らす発想は旅行の身軽コーデにまとめています。

40代がやりがちな失敗と回避

最後に、実際に起こりやすい失敗を5つ挙げます。どれも準備の段階で防げるものです。

失敗1:現地の気温だけ見て、屋内を計算に入れない

天気予報で最高気温32度と見て、半袖だけで組んでしまうパターンです。実際には新幹線も美術館もレストランも冷房が効いていて、体感は20度台前半の時間帯がかなりあります。

回避策は、羽織りを1枚「荷物ではなく装備」として扱うことです。バッグの外ポケットに常に入れておき、たたむ手間をかけない。シアーシャツやリネン混カーディガンなら、100〜200グラム程度で済みます。

失敗2:着回しを考えず、1日1着で計算する

3日だから3着、と考えると、必ず荷物が重くなります。しかも各着が独立しているので、どれか1着が汚れた時点で代わりが効きません。

回避策は、この記事の前半で示した掛け合わせの発想に切り替えることです。ボトムス2×トップス3で6通り。1着が使えなくなっても、残りの組み合わせが4通り以上残ります。着回し前提は、荷物対策であると同時に、リスク対策でもあります。

失敗3:写真のことを出発直前まで考えていない

現地で撮った写真を見返して、全身が似た色でぼんやりしている、というのはよくあることです。旅先の風景は情報量が多いので、地味な服は思った以上に埋もれます。

回避策は、明るい色を1つ顔の近くに置くこと。トップスかスカーフのどちらかを、肌より明るいトーンにしておきます。全身を派手にする必要はなく、顔まわりに1点あれば写真は変わります。

失敗4:靴を旅行の直前に新調する

「旅行用に」と新しいサンダルを買って、初日で靴擦れを起こす。もっとも痛い失敗です。

回避策は、最低でも出発の1週間前に買い、家の中や近所で合計2時間ほど履いておくこと。当たる箇所が事前にわかれば、絆創膏を貼る位置まで準備できます。どうしても新品しかない場合は、履き慣れた靴も1足入れて逃げ道を作ってください。

失敗5:予定にない場面のために「念のため」を詰め込む

急にいい店に行くかもしれない、寒いかもしれない、雨かもしれない。この「かもしれない」で詰めた服は、ほぼ着ずに帰ってきます。

回避策は、想定外に対応する枠を1つだけに決めることです。羽織り1枚とアクセサリー、この2点だけで、寒さ・格の上昇・写真の3つに対応できます。それ以上の備えは、現地で調達するほうが安く軽く済みます。旅先で買った1枚は、そのまま思い出にもなります。

なお、失敗を減らすいちばん確実な方法は、旅行の前に「その服を実際に着て半日過ごしてみる」ことです。座って、歩いて、腕を上げて。家の中でやるだけでも、当日に気づく不具合のほとんどは事前に見つかります。

まとめ

40代の夏の旅行コーデは、次の順番で決めれば迷いません。

  1. ボトムスを2本決める(動く日用と、格の上がる日用。色は互いに合うもの)
  2. トップスを3枚選ぶ(洗って翌朝乾く素材。うち1枚は夜も使えるもの)
  3. 羽織りを1枚だけ入れる(冷房・日差し・夜の3役を兼ねる)
  4. 靴は2足、バッグは大小2つ(毎日交代させて疲れを分散)
  5. 小物を2点だけ足す(同じ服の日を、別の日に見せる)

2泊3日ならこれで足ります。日数が伸びても、増やすのはトップスと下着だけ。ボトムスを増やさないことが、荷物を軽く保つ最大のコツです。

そして素材の判断は「乾く速さ」、色の判断は「3色まで」。この2つの基準さえ手元にあれば、店頭でも旅先でも判断が止まりません。行き先が変わっても、この設計はそのまま持ち運べます。

季節や年代ごとの具体的なコーディネート例は、こちらも参考になります。

旅の準備を軽くするなら

旅行のたびに「着回せる1枚」を買い足していくと、クローゼットは似た服で埋まっていきます。airCloset なら、プロのスタイリストがプロフィールをもとに選んだ服が月に3着届くので、旅の前に手持ちにない役割の1枚を補う使い方ができます。旅先で洗える素材かどうかも、相談したうえで届けてもらえます。

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よくある問い

Q. 2泊3日の夏旅行に服は何枚持っていけばいいですか?
ボトムス2本、トップス3枚、羽織り1枚が基準です。ここに下着と靴下を日数分、靴は履いていく1足と持参1足。トップスだけ日数プラス1枚にしておくと、汗をかいた日に着替えても足りなくなりません。ワンピースを足す場合はトップス1枚とボトムス1本を減らして総量を保ちます。
Q. 旅行にはワンピースとセパレート、どちらが向いていますか?
2泊3日ならセパレートが有利です。ワンピースは1着で1日分にしかならないのに対し、トップスとボトムスは掛け合わせで日数分の見え方を作れます。ただし夜の食事が1回だけある日程なら、その1回のためにワンピース1着を足すのは効率が良い選択です。
Q. 汗をかいた服は旅先で洗っても間に合いますか?
ポリエステル混やナイロン混なら夜に手洗いして翌朝には乾きます。綿100%の厚手カットソーやデニムは一晩では乾ききりません。洗う前提のトップスは化繊混、洗わない前提のボトムスは好きな素材、と役割を分けておくと迷いません。
Q. 飛行機や新幹線の中が寒いのですが、何を持てばいいですか?
薄手のシアーシャツかリネン混のカーディガンを1枚、たたんでバッグの外ポケットに入れておきます。ストールでも代用できますが、袖のあるものの方が肘から先の冷えを防げます。座席で膝にかける想定なら、ストールとの2枚持ちにせず大判のシャツ1枚で兼ねるのが軽く済みます。
Q. 観光でたくさん歩く日は、やはりスニーカーが正解ですか?
石段や坂道が多い行程ならスニーカーが確実です。街歩き中心なら、甲をベルトで押さえるレザーのフラットサンダルでも十分歩けます。判断基準はデザインではなく「かかとが靴の中で動かないか」です。前日に室内で30分履いて、かかとが浮かないものを持っていってください。
Q. 夏旅行の服の色はどう決めればいいですか?
濃色1・中間色1・明るい色1の3色までに絞り、そのうち2色は必ず互いに合う組み合わせにします。濃紺とベージュ、チャコールと生成りといった組み合わせが扱いやすいです。色数を絞ると、朝の組み合わせで迷う時間がほぼゼロになります。
Q. 荷物を減らすと着まわしが単調に見えてしまいます。
服の枚数ではなく、小物で差をつけます。ピアス、細いベルト、スカーフのいずれか2つを持つだけで、同じトップスでも印象が変わります。重さも容積もほぼゼロなので、荷物を増やさずに見え方の幅だけを広げられます。
Q. 40代の旅行コーデで露出はどこまで許容されますか?
場所によって基準が変わります。寺社や格式のある食事処に行く予定があるなら、肩が出るトップスには羽織りを必ずセットで持ちます。逆に海沿いのリゾートなら肩を出す装いは自然です。判断は年齢ではなく、行き先とその日の予定で決めてください。
Q. シワになりにくい素材はどう見分けますか?
店頭で生地を手のひらで5秒握り、離してみてください。すぐ戻れば旅向き、跡が残るならスーツケースの中で同じことが起きます。表示ではポリエステル混、レーヨン混、シアサッカー、リップルなどの凹凸のある織りがシワに強い傾向があります。

— メグラシ編集部

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