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水着の上に着るワンピース|秋冬は張りつく・透ける・冷えるを直す

メグラシ編集部//読了 15分
夕日の南の島のホテルのプールサイドで、紺のワンピース水着の上に、腰で結ぶ生成りのタオル地の前開きワンピースを羽織って歩く女性

**水着の上に着るつもりのワンピースを、家で裾だけ水に濡らしてみてください。**軽く絞って腕に当てたとき、布が肌に張りつきますか、それとも浮きますか。

水着の上にワンピースを着て困ることは、ほとんど3つにまとまります。**濡れた水着に布が張りつく、淡い色が透けて水着の柄が写る、上がったあとに濡れた裾から冷える。**どれも、売り場でワンピースの形を見ていたときには分からなかった失敗です。

あなたが濡れた水着の上からそのまま着るつもりなら、選ぶのは水を吸いにくく、色が濃く、前が開くワンピースです。水着が乾いてから着るなら、普段のワンピースでも足ります。秋冬は、屋内の温水プール、水着で入るスパ、冬休みの南の島と、水着を着る場面が夏と違う形でやってきます。夏と違うのは、上がったあとの空気が冷たいことと、ホテルや施設の館内を歩く距離が長いことです。

水着の上に着るもの全体を、濡れたまま着るかどうかで分ける話は水着の上に着るやつに、長袖の失敗は水着の上に着る長袖に分けてあります。この記事はワンピースだけを扱います。

結論:ワンピースの失敗は、生地・丈・脱ぎ着の形の3か所で起きる

あなたが水着の上のワンピースで失敗したなら、原因はほぼ次の3か所のどれかです。

起きる場所起きること先に確かめるもの
生地張りつく・透ける・重くなる・乾かない濡らして腕に当てたときの様子
丈裾が床の水を吸う・脚にまとわりつく・風で舞う座ったときの裾と床の距離
脱ぎ着の形濡れた体で脱げない・頭から着ると髪が濡らす濡れた手で前を開け閉めする秒数
襟ぐりと袖ぐり水着の肩ひもや結び目がのぞく水着の肩ひもとの位置の差

**3か所のうち2つが合っていれば、形の名前が何であっても水着の上のワンピースとして使えます。**逆に生地が合っていないと、丈と形が合っていても、濡れた水着の上からは着られません。最初に生地を確かめてください。

📋 早見表|8つの失敗と、原因と、その場での直し方

失敗原因の場所その場での直し方
濡れた水着に布が張りつく生地タオルで水着の水を押さえてから着る
淡い色が透けて水着の柄が写る生地の色と厚み上に乾いた羽織りを重ねる
裾が床の水を吸って重い丈裾を結んで膝上に上げる
上がったあと濡れた裾から冷える生地と丈濡れたワンピースを脱ぎ、乾いた1枚に替える
頭からかぶる形で、濡れた体に引っかかる脱ぎ着の形腕を先に通してから頭を入れる
水着の肩ひもが襟ぐりからのぞく襟ぐり肩ひもを内側に寄せて、襟を少し後ろに引く
風で裾が舞う生地の軽さ裾を片手で押さえて歩き、座るときは膝の下に挟む
館内で水着の上から1枚に見える丈と生地丈の長い羽織りを重ねる

この8つのうち、家で先に防げるのは6つです。冷えと館内での見え方は、当日の持ち物で防ぎます。

秋冬に水着の上へワンピースを着る場面

秋冬にワンピースを着る理由は、夏の海のような日よけだけではありません。場面ごとに役目が変わります。

場面ワンピースの役目濡れた水着の上から着るか
ホテルの屋内プール部屋とプールの行き来行きは乾いた水着、帰りは濡れた水着
町の屋内温水プール更衣室とプールサイドの行き来着ないことが多い
水着で入る温泉・スパ湯と湯のあいだの移動、休憩所着る
冬の南の島の海辺昼の日差しと夕方の風着る
冬の南の島のホテルの食事処水着から着替える時間がないとき乾いてから着る
子どもと入るプールプールサイドで待つ時間着る

濡れた水着の上から着るのは、スパと南の島の海辺と子どもと入る日です。ここでは生地の確かめ方がいちばん大事になります。ホテルの屋内プールは、行きと帰りで水着の状態が違うので、帰り道のためにもう1枚を考えます。

先に確かめる①|濡らした裾を、腕に当てる

ワンピースの裾の目立たない部分を水で濡らし、軽く絞ってから、前腕の内側に当てて10秒待ちます。離したときの様子を見てください。

離したときの様子生地の性格濡れた水着の上から着ると
布がすっと離れる水を吸いにくい張りつかず、すぐ乾く
少し張りつくが、手で離せる中くらい動くと少し張りつく
ぴったり張りつき、腕の色が透ける水を吸いやすく、薄い張りついて透ける
張りつかないが、重く垂れる水を吸って重くなる重さで裾が脚にまとわりつく

**1段目か2段目なら、濡れた水着の上から着られます。**3段目は、水着が乾いてから着る1枚にしてください。4段目は厚手のタオル地や綿の厚いニットに多い性格で、張りつきはしませんが、裾が重くなって歩きにくくなります。

先に確かめる②|濡らした生地を、窓の光に向ける

透けるかどうかは、乾いた状態では分かりません。濡らした部分の内側に手を入れて、窓の光に向けて見てください。

見え方判定使い方
手の形が分からない透けないどの場面でも使える
手の形がうっすら分かる少し透ける水着が濃い色なら使える
手の色が見える透ける濡れた水着の上からは着ない
手の色と指の形が見えるよく透ける乾いた水着の上だけで使う

透けやすさは、色の明るさと、生地の厚みと、織り目の詰まり方で決まります。白や生成り、淡い水色は、厚手でも濡れると透けやすい色です。淡い色を着たい日は、水着を濃い色にすると、写っても目立ちにくくなります。

先に確かめる③|濡れた手で、前を開け閉めする

脱ぎ着の形は、乾いた手で試しても分かりません。手を濡らしてから、ワンピースを着て脱ぐまでの秒数を数えてください。

脱ぎ着の形濡れた手で着るまで濡れた手で脱ぐまで向く場面
前が全部開くボタン30秒前後20秒前後ボタンが大きければどこでも
前が全部開くファスナー15秒前後10秒前後何度も脱ぎ着するスパ
前を重ねて結ぶ形15秒前後10秒前後海辺・プールサイド
頭からかぶる形20秒前後30秒以上乾いた水着の上
背中にファスナー1分以上1分以上向かない

**1日に何度も脱ぎ着する日は、前が全部開く形か、前を重ねて結ぶ形を選んでください。**頭からかぶる形は、濡れた肌に布が引っかかるうえ、濡れた髪がワンピースの襟ぐりを濡らします。スパのように湯と休憩所を何度も行き来する日には向きません。

失敗①|濡れた水着に、布が張りつく

いちばん多い失敗です。上がってすぐに着ると、水着の上の水がワンピースに移り、布が水着に沿って張りつきます。

張りつく生地張りつきにくい生地
薄い綿のガーゼ速乾の化繊
薄いレーヨン目の詰まった化繊の織り
薄い綿のニット表面に凹凸のある生地
薄い麻厚手のタオル地

その場での直し方は、着る前にタオルで水着の表面を上から押さえて、水を取ることです。こすらずに押さえるだけで、水着の表面の水はほとんど取れます。張りつく生地しか持っていないときは、腰にタオルを巻いた上からワンピースを着ると、腰から下は張りつきません。

次の機会からは、確かめ方①で1段目か2段目の生地を選びます。

張りつきは、上がってから着るまでの時間でも変わります。上がってすぐは水着の表面に水が多く残っていて、1〜2分たつと、水は下へ流れて表面は少し落ち着きます。プールサイドの椅子に座ってタオルで押さえながら1〜2分待ってから着るだけで、同じワンピースでも張りつく面が小さくなります。急いで着るより、少し待ってから着るほうが、結果として早く身支度が終わります。

失敗②|淡い色が透けて、水着の柄が写る

濡れた水着に触れた部分だけ、ワンピースの色が肌の色に近くなり、水着の柄や縁の線が写ります。乾いている部分は透けていないので、近くで見ると写った部分だけが目に入ります。

組み合わせ写り方直し方
淡い色のワンピース×濃い水着水着の形がはっきり写る上に乾いた羽織りを重ねる
淡い色×淡い水着写るが目立ちにくい水を押さえれば足りる
濃い色×濃い水着ほとんど写らない不要
細かい柄×どの水着柄にまぎれて目立ちにくい不要

**写るのが気になる日は、乾いた羽織りを1枚重ねて、写った部分を外から覆ってください。**秋冬は羽織りが冷えよけにもなるので、持ち物として重複しません。

失敗③|裾が床の水を吸って重い

プールサイドやスパの床は、いつも濡れています。長い裾のワンピースで歩いたり座ったりすると、裾が床の水を吸って重くなり、歩くたびに脚にまとわりつきます。

丈立って歩くと座ると
膝上床に触れない床に触れない
膝丈床に触れない裾が座面から少し落ちる
膝下10cm床に触れない床に近づく
ふくらはぎ階段で床に触れることがある床に触れやすい
くるぶし濡れた床を引きずる必ず床に触れる

その場での直し方は、裾を片側で結んで膝上まで上げることです。結べない生地なら、裾をまとめて腰の横で軽くたくし込みます。次の機会からは、水の近くで過ごす日はふくらはぎより短い丈を選んでください。

失敗④|上がったあと、濡れた裾から冷える

秋冬にいちばん困るのがこれです。屋内のプールやスパは中が温かいので、上がったばかりは寒く感じません。ところが、濡れた水着の上に着たワンピースが水を吸っていると、休憩所で座っているうちに、腰から下が冷えてきます。

冷え方原因直し方
座っているうちに腰が冷える濡れた水着とワンピースの重なり水着を脱いで乾いた服に替える
裾から脚が冷える裾が水を吸っている裾を絞るか、乾いた1枚に替える
背中が冷える濡れた髪がワンピースの背中を濡らす髪をタオルで包んでから着る
屋外に出たとたんに冷える濡れた生地に風が当たる上に風を通しにくい羽織りを重ねる

秋冬は、濡れてよいワンピースと、乾いたまま着る服を分けて持っていくのがいちばん確実です。濡れたワンピースのまま長く座らず、休憩が30分を超えそうなら、一度乾いた服に着替えてください。屋外の温水プールで、気温と水温の差から上着を選ぶ話はプールの時に着る上着にあります。

冷えは、気づいたときにはもう進んでいることが多いものです。休憩所で飲み物を飲みながら話しているうちに、30分、1時間とたっていきます。座る前に、濡れたワンピースのままでいるのは何分までと決めておいてください。目安は、屋内なら30分、屋外に面した席なら15分です。その時間を過ぎたら、話の途中でも一度更衣室へ行き、水着を脱いで乾いた服に替えます。戻ってきてから続きを話すほうが、その日の後半を冷えずに過ごせます。

失敗⑤|頭からかぶる形が、濡れた体に引っかかる

頭からかぶるワンピースは、乾いた体なら一瞬で着られます。濡れた体だと、布が肩や背中に引っかかって、途中で止まります。

その場での直し方は、先に両腕を袖か袖ぐりに通してから、最後に頭を入れることです。頭から先に入れると、腕を通すときに布が背中で丸まって動かなくなります。脱ぐときは、裾を両手で持って腰まで上げ、片腕ずつ抜いてから頭を抜きます。

順番着るとき脱ぐとき
1両腕を通す裾を腰まで上げる
2頭を入れる片腕を抜く
3裾を下ろすもう片腕を抜く
4背中の布を引いて整える頭を抜く

失敗⑥|水着の肩ひもや結び目がのぞく

ワンピースの襟ぐりや袖ぐりが、水着の肩ひもより外にあると、肩ひもや首の後ろの結び目がのぞきます。気にしなければそのままで構いませんが、館内を歩く日や食事の日には気になる人も多いところです。

ワンピースの形水着の肩ひもとの関係のぞきやすさ
首まわりの詰まった形肩ひもを覆うのぞかない
広い襟ぐり肩ひもが外に出るのぞく
袖のない形袖ぐりから肩ひもが見えるのぞきやすい
首の後ろで結ぶ水着×背中のあいた形結び目が背中に出るのぞく

肩ひもがのぞく日は、**ワンピースの襟を少し後ろに引いて、肩ひもの上に布がかかる位置に整えます。**首の後ろで結ぶ水着は、結び目がワンピースの下でごろつくので、結び目を少し横にずらしておくと、背中の真ん中で当たりません。

失敗⑦|海辺の風で、裾が舞う

冬の南の島は、昼は日差しが強くても、夕方になると海からの風が強くなります。軽い生地のワンピースは、風で裾が舞い上がります。

生地の重さ風が吹いたとき向く時間帯
とても軽い(向こうが透ける)膝上まで舞う風の弱い昼
軽い裾が広がる昼
中くらい裾が揺れる程度昼から夕方
重い(厚手のタオル地・ニット)ほとんど舞わない夕方

**夕方に海辺を歩く予定がある日は、中くらいより重い生地を選ぶか、裾の広がりの少ない形にします。**その場では、裾を片手で押さえて歩き、座るときは裾を膝の下に挟んでください。冬の南の島で長い丈のワンピースが風や夜の冷えで困る話は、リゾートワンピ ロングに書いてあります。

失敗⑧|館内で、水着の上から1枚に見える

ホテルのプールから部屋まで、ロビーや廊下を通る日があります。施設によっては、水着の上に何かを着ていれば館内を歩いてよいところと、水着のままでは通れない場所があるところがあります。どちらの場合も、水着の上から1枚だけ着ていることが分かる見え方だと、落ち着かないと感じる人が多いところです。

見え方の原因直し方
丈が短く、水着の裾が見える膝下まである丈を選ぶ
生地が透けて水着の形が写る濃い色か、上に羽織りを重ねる
足元が裸足館内用の履物を持っていく
濡れた髪がそのままタオルで包むか、まとめる

館内を歩く距離が長い日は、ワンピースの上に、膝くらいまである羽織りを1枚重ねるだけで、水着の上から着ているとは見えにくくなります。施設ごとの決まりは、着いたときにプールの入口の案内を見ておくと迷いません。

生地|水着の上のワンピースに向く生地、向かない生地

生地の性格を並べます。確かめ方①②と合わせて見てください。

生地張りつき透け乾く速さ秋冬の冷え
速乾の化繊の織り少ない色による速い濡れても冷えにくい
厚手のタオル地少ない少ない遅い乾いていれば温かい
綿のガーゼ多い多い遅い濡れると冷える
レーヨン多い多い中くらい濡れると冷える
麻中くらい多い速い濡れると冷える
綿の厚手ニット少ない少ないとても遅い濡れると重く冷える
水着と同じ伸びる生地沿うが張りつかない少ない速い濡れても冷えにくい

濡れた水着の上から着るなら速乾の化繊か水着と同じ生地、乾いた水着の上や休憩所で着るならタオル地、と分けるのが秋冬の組み方です。綿やレーヨンのワンピースは、水着が乾いてから、帰り道に着る1枚に回します。

色の組み方|水着の色と、ワンピースの色

透けと写りは、ワンピースの色だけでなく、下に着る水着の色との組み合わせで決まります。手持ちの水着が決まっているなら、水着の色からワンピースの色を引いてください。

水着の色写りにくいワンピースの色写りやすいワンピースの色
黒・紺黒・紺・深い緑・濃い茶白・生成り・淡い水色
白・生成り白・生成り・淡いベージュ黒・紺(縁の線が浮く)
濃い柄細かい柄・濃い無地淡い無地
淡い柄淡い無地・淡い柄濃い無地の薄い生地
鮮やかな色同じ色の濃いもの・黒白

写りにくいのは、水着とワンピースの明るさが近い組み合わせです。濃い水着には濃いワンピース、淡い水着には淡いワンピースを合わせると、濡れて写っても形が目立ちません。反対に、濃い水着に白いワンピースは、乾いているあいだはきれいでも、濡れたところから水着の形がくっきり浮きます。秋冬の旅で手持ちの白いワンピースを使いたい日は、水着を淡い色にするか、ワンピースを乾いてから着る役に回してください。

前開きか、かぶる形か、巻く形か|1日に脱ぎ着する回数で決める

1日に脱ぎ着する回数向く形理由
1回(帰りだけ)どの形でもよい乾いた体で着られる
2〜3回前が全部開く形濡れた手で開け閉めできる
4回以上前を重ねて結ぶ形結ぶだけで閉じられる
子どもを抱える日前開きで丈は膝丈片手で開け閉めでき、しゃがんでも裾が床に触れない

スパの施設で湯と休憩所を何度も行き来する日は、**前を重ねて結ぶ形がいちばん手間がかかりません。**ボタンは、濡れた指では小さいものほど留めにくくなります。前開きを選ぶなら、ボタンが大きいものか、ファスナーのものにしてください。

屋内の温水プールの日|行きと帰りで役目が変わる

ホテルや町の屋内の温水プールは、行きと帰りで水着の状態が違います。

いつ水着の状態ワンピースの役目選び方
部屋からプールへ乾いている館内を歩く1枚膝下までの丈
プールサイドで休む濡れている冷えよけ濡れてよい生地
プールから部屋へ濡れている館内を歩く1枚濡れてよく、透けない生地
着替えて帰る脱いでいる帰り道の服普段のワンピース

行きと帰りの両方を1枚でまかなうなら、濡れてよく、透けず、膝下まである丈のワンピースです。この3つが1枚でそろわないときは、行きは普段のワンピース、帰りはタオル地の羽織りに替える、と2枚に分けます。屋内のプール全体の服装は、屋内プールの服装にまとめてあります。

ホテルの屋内プールでは、部屋に戻るエレベーターや廊下で、ほかの宿泊客とすれ違うことがあります。行きは乾いた水着なので普段のワンピースでも困りませんが、帰りは濡れた水着です。帰りに着る1枚だけでも透けない色にしておくと、廊下で人とすれ違うときに気持ちが楽になります。部屋に戻ったら、まず濡れたワンピースと水着を浴室に掛け、乾いた服に着替えてから次の予定に移ってください。

水着で入る温泉・スパの日|湯と湯のあいだ

水着で入る温泉やスパは、湯と休憩所と屋外の湯を何度も行き来します。秋冬は屋外の湯に出たとたんに風が冷たく、屋内の休憩所では濡れたままだと冷えます。

移動ワンピースに求めること
屋内の湯から休憩所へすぐ着られる・張りつかない
休憩所で座る濡れても冷えにくい・腰から下が冷えない
屋外の湯へ出る脱ぎやすい・風を通しにくい
食事処へ寄る透けない・水着の上と見えにくい

湯と湯のあいだに着るなら、前を重ねて結ぶ形の、速乾の化繊か水着と同じ生地がいちばん扱いやすい組み方です。浸かる時間と歩く距離から水着と上の1枚を選ぶ話は、水着で入る温泉の服装にあります。

冬の南の島の日|昼の日差しと、夕方の風

冬休みや年末年始に南の島へ出かける日は、昼と夕方で同じ場所の空気が変わります。

時間帯気になることワンピースの選び方
朝少しひんやりする袖のある形か、羽織りを足す
昼日差しが強い肩と腕が出ない形・軽い生地
夕方海からの風が冷たい中くらいより重い生地・袖のある形
夜の食事屋外の席は冷える水着から着替えて、別の服に

1枚で朝から夕方まで通すなら、袖をまくれる長袖か、袖のない形に薄手の羽織りを足す組み方が、時間帯で調整しやすくなります。冬の南の島は、日本を出るときと着いたときの気温の差が大きい旅です。出発の空港では厚い上着を着ていて、着いた空港で脱いで、ホテルではもう水着、という流れになります。水着の上のワンピースは、スーツケースのいちばん取り出しやすい場所に入れておくと、着いた日の午後からすぐ海辺へ出られます。夕方用の羽織りも同じ場所に入れておけば、日が傾いてから部屋に戻らずに済みます。手持ちの夏のワンピースを南の島へ持っていくときの生地の選び方は、夏ワンピースをリゾートへに分けてあります。

子どもと入る日|しゃがむ・抱える・待つ

子どもと一緒のプールでは、水に入っている時間より、プールサイドで待つ時間と、しゃがんで子どもの相手をする時間が長くなります。

動き困ること選び方
しゃがむ裾が床の水に触れる膝丈まで
子どもを抱える濡れた子どもでワンピースが濡れる濡れてよい生地
プールサイドで待つ冷える袖のある形か羽織り
更衣室で着替えを手伝う自分の着替えが後回しになる前開きで、着たまま手伝える形

子どもと入る日は、膝丈で、前が開き、濡れてよい生地のワンピースを選んでください。自分が水に入らない日でも、子どもを抱えれば胸から下は濡れます。更衣室で子どもの着替えを先に済ませるあいだ、自分は濡れたワンピースのまま待つことになるので、子どもと入る日ほど、乾いた羽織りを1枚、手の届く袋に入れておくと冷えずに済みます。

どちらとも取れるとき①|手持ちの普段のワンピースで代わりにしたい

新しく買わずに、手持ちのワンピースで済ませたいときは、確かめ方①②③を手持ちの1枚でやってみてください。

確かめた結果手持ちの1枚の使い方
3つとも合う濡れた水着の上からも着られる
生地は合うが、かぶる形脱ぎ着が少ない日に使う
形は合うが、生地が透ける水着が乾いてから着る
生地が張りついて重い帰り道の1枚にする

**普段のワンピースは、多くの場合「帰り道の1枚」としては十分に使えます。**濡れた水着の上から着る役は、タオル地の羽織りや大判のタオルに任せて、ワンピースは乾いた体で着る、と役目を分ければ、買い足さなくても困りません。

どちらとも取れるとき②|体に沿う形か、ゆとりのある形か

過ごし方向く形理由
水の近くで動くことが多い体に沿う形風で舞わず、裾が床に触れにくい
休憩所で座ることが多いゆとりのある形濡れた水着に張りつく面が少ない
館内を歩く距離が長いゆとりのある形水着の形が写りにくい
海辺で風が強い体に沿う形裾が舞いにくい

体に沿う形は、濡れた水着の上から着ると張りつきやすくなります。沿う形を選ぶなら、水着と同じ伸びる生地か、速乾の化繊にしてください。ゆとりのある形は、布が水着から離れるので張りつきにくい反面、風で舞いやすくなります。

どちらとも取れるとき③|1枚で済ませたいか、2枚に分けるか

荷物を減らしたい日は、1枚で全部をまかなえるかを考えます。

1日の予定1枚で足りるか足りないときに足すもの
プールだけ、帰りは着替える足りるなし
プールのあと館内で食事足りないことが多い乾いた普段のワンピース
スパで半日過ごす足りないことが多い乾いた羽織り
南の島で朝から夕方まで足りないことが多い夕方用の羽織り

**秋冬は、濡れてよい1枚と乾いた1枚の2枚に分けるほうが、冷えで困りません。**乾いた1枚は、普段のワンピースか羽織りで構いません。荷物が増えるのは1枚だけです。

濡れたワンピースの持ち帰りと、帰ったあとの手入れ

持ち物入れる袋帰ったらすること
濡れたワンピース濡れたもの用の袋真水ですすいで陰で干す
濡れた水着濡れたもの用の袋同じく真水ですすぐ
乾いたワンピース乾いたもの用の袋そのまま着て帰れる
タオル乾いたもの用の袋1枚は帰りの髪用に残す

**帰ったら、その日のうちに真水ですすいでください。**塩素や湯の成分、海の塩が残ったまま置くと、色が抜けたり、生地が硬くなったりします。干すときは日の当たらない場所で、ハンガーに掛けて裾を下に向けると、裾に水がたまらずに乾きます。

よくある行き違い

**「水着の上なら、どんなワンピースでも同じ」。**濡れた水着の上から着るか、乾いてから着るかで、向く生地がまったく違います。濡れた水着の上から着るなら、水を吸いにくい生地を選んでください。

**「長い丈のほうが安心」。**館内を歩くには長い丈が向きますが、プールサイドやスパの濡れた床では、裾が水を吸って重くなります。水の近くではふくらはぎより短い丈が扱いやすい長さです。

**「屋内は温かいから、濡れたままでも平気」。**上がったばかりは温かくても、濡れた生地のまま座っていると、腰から下が冷えてきます。

**「透けるのは薄い生地だけ」。**白や生成りは、厚手でも濡れると透けやすい色です。色の明るさも合わせて確かめてください。

装いに活かすなら

水着の上に着るワンピースの失敗は、張りつく・透ける・冷えるの3つにまとまります。原因は、生地が水を吸うかどうか、丈が床の水に届くかどうか、濡れた体で脱ぎ着できる形かどうかにあります。

出かける前の晩に、ワンピースの裾を濡らして腕に当て、窓の光に向けて、濡れた手で前を開け閉めしてみてください。3つとも合えば濡れた水着の上へ、どれかが合わなければ乾いてから着る1枚へ。その振り分けができていれば、秋冬のプールでもスパでも南の島でも、上がったあとに冷えて困ることはほとんどなくなります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 水着の上にワンピースを着ると、水着の形が透けて見えます。どうすればいいですか
透けるのは、淡い色の薄い生地が濡れたときです。乾いているときは透けなくても、濡れた水着に触れた部分だけ布が肌色に近くなります。まず、着る前にタオルで水着の表面の水を押さえて取ってください。それだけで写り方がかなり減ります。次の機会からは、ワンピースを水で濡らして、窓の光に向けて手を入れて見る確かめ方を家でしておくと、当日の透けを防げます。濃い色か、柄の細かい生地、織りに厚みのある生地を選ぶと透けにくくなります。
Q. 温水プールに、普段着のワンピースを持って行ってもいいですか
水着が乾いてから着るなら、普段のワンピースで十分です。困るのは、濡れた水着の上からそのまま着る使い方です。普段のワンピースの多くは綿やレーヨンで、水を吸うと重くなり、乾くまでに時間がかかり、色によっては透けます。プールサイドとロッカーの行き来だけなら、濡れてよい1枚を別に持ち、普段のワンピースは着替えてから帰り道に着る、と役割を分けると困りません。
Q. 冬の南の島で、水着の上に着るワンピースは長袖がいいですか
昼と夕方で分けて考えてください。昼の日差しの下では、肩と腕が出ないもののほうが日に焼けにくく、半袖か五分袖が動きやすい長さです。夕方は海からの風が冷たくなるので、袖のあるワンピースか、上に羽織る1枚が要ります。1枚で両方をまかなうなら、袖をまくれる長袖か、袖のない形に薄手の羽織りを足す組み方が、時間帯で調整しやすくなります。
Q. 水着の上から着るワンピースは、丈はどのくらいがいいですか
水の近くで過ごす時間が長いほど短め、館内を歩く時間が長いほど長めが目安です。プールサイドで座って過ごすなら、膝丈から膝下10cmくらいまでが、座ったときに裾が床に触れず、濡れた床の水を吸いにくい長さです。ホテルの館内を部屋から歩くなら、ふくらはぎまである丈のほうが、水着の上から着ていることが目立ちにくくなります。くるぶしまでの長い丈は、濡れた床で裾が水を吸うので、水の近くには向きません。

— メグラシ編集部

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ビキニの上に着るやつ|秋冬のプールと冬の南の島で、ずれと冷えを直す

ビキニの上に着るものを選んで失敗するのは、上下が分かれている水着なのに、上か下のどちらを覆いたいかを決めずに1枚を選ぶからです。上着の裾とボトムの上端の重なり、首の後ろの結び目の位置、ショートパンツの裾と脚ぐりの差の3つを測れば、動くたびにめくれる、結び目が当たる、裾から水着がのぞくといった失敗は先に避けられます。秋冬の屋内プール、水着で入る温泉、冬の南の島で起きやすい7つの失敗と、その場での直し方までをまとめました。

メグラシ編集部/読了 15分
50代のコート選び|秋冬の1着は、下の丈と脱いで持つ回数で選ぶ

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50代のコート選び|秋冬の1着は、下の丈と脱いで持つ回数で選ぶ

50代のコートは、流行の形より先に、手持ちのスカートやワンピースの丈と、1日にコートを脱いで手に持つ回数で選ぶと、着ない1着になりにくくなります。コートの裾は、いちばん長い下の裾より5cm以上長いか、10cm以上短いかのどちらかに。脱ぐ回数が1日5回を超えるなら、重さとたたみやすさを優先します。手持ちの下の丈の測り方、脱ぐ回数の数え方、重さの量り方、移動の手段で変わる丈と前の留め方、襟と袖、色の数、試着で確かめること、2着目の足し方、どちらとも取れるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 20分
50代ファッション|長く着た秋冬服がくたびれて見えるときの直し方

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50代ファッション|長く着た秋冬服がくたびれて見えるときの直し方

衣替えで出した秋冬服を着てみたら、なんだかくたびれて見える。50代のクローゼットには、10年近く大切に着てきた服が多く、その分だけ服の側に疲れが出ています。首元の伸び、袖口と裾のリブ、毛玉と毛羽立ち、黒と紺の色あせ、膝とお尻のテカリ、肩と前の形崩れ、靴とバッグの角の7か所を窓際の光で確かめる方法、家でできる直し方と店に頼む直し方、着方で目立たなくする工夫、手放す1着と残す1着の分け方、買い替えるならどこからかまで。気に入っている服を、もう一季節きれいに着るための点検です。

メグラシ編集部/読了 20分

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