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水着の上に着るやつ|秋冬の親子プールは浸かる深さと抱っこ回数で選ぶ

メグラシ編集部//読了 16分
屋内の温水プールの浅い場所で、前開きのない紺の長袖ラッシュガードを着た女性が水泳帽の幼い子どもを胸に抱き上げている

**子どもと温水プールに行く日、あなたが水に浸かるのは腰までですか、胸までですか。**それだけで、水着の上に着るやつは決まります。

腰までしか浸からない日は、長袖で前の開いていないラッシュガードを着てください。肩と背中がずっと水の外にあり、濡れたまま空気に当たり続けるからです。胸まで浸かる日は、半袖か袖なしの体に沿うもので足ります。水の中にいる時間のほうが長く、袖や丈があると水を含んで重くなるだけだからです。

もうひとつ数えてほしいのが、10分に何回子どもを抱き上げるかです。5回を超える日は、前ファスナーや胸元の硬いプリントが子どもの体に当たり続けます。その日は前開きのない形にします。

「みずきの上に着るやつ」「水着の上から着るやつ」と検索して、出てくるのが夏の海の話ばかりで困った人もいると思います。一人で泳ぐ日の選び方は水着の上に着るやつ|濡れたまま着られるかは、袖口の周囲と乾く時間で決まるに書きました。この記事は、秋冬に子どもと屋内の温水プールへ行く人のためのものです。

結論:分かれ目は「肩が水の外にある時間」

秋冬の親子プールで親が冷えるのは、泳いでいないからです。子どもの手を引いて浅いところを歩き、しゃがんで目線を合わせ、浮き輪を押し、ときどき抱き上げる。体は動いていても、肩から上は濡れたまま水の外にあります。濡れた肌が空気に当たると、水の中にいるより冷えます。

だから最初に決めるのは、肩が水の外にある時間の長さです。

あなたの日肩が水の外にある時間水の中で着るもの
子どもが3歳くらいまで・浅いところだけほぼずっと長袖・前開きなし・腰が隠れる丈
子どもが浮き輪で遊ぶ・自分は胸の手前まで半分くらい長袖か半袖・体に沿う形
子どもが泳げる・自分も並んで泳ぐ短い半袖か袖なし・水の抵抗が少ない形

表は比べるための目安です。あなたの日がどの行に近いかは、このあとの「測るところ」で確かめてください。子どもが同じでも、通う施設の浅いプールの深さが違えば、行が1つずれることがあります。

📋 早見表|浸かる深さと抱っこの回数から、上に着るものを出す

浸かる深さ抱っこが10分に5回未満抱っこが10分に5回以上
ひざから腰まで長袖・前ファスナーでもよい長袖・かぶり・胸のプリントなし
腰からみぞおちまで長袖か半袖・前ファスナーでもよい長袖か半袖・かぶり
胸から肩まで半袖か袖なし半袖・かぶり・縫い目が外に出ていないもの

この2つ以外の条件、たとえば色や柄は、あとから好みで決めてかまいません。先にこの表で形を決めておくと、売り場で迷う時間が短くなります。

すでに手持ちの1枚があるなら、それがどのマスに当てはまるかを先に見てください。当てはまるマスがあなたの日と合っていれば、新しく買い足す必要はありません。合っていない場合も、ずれているのが「袖」なのか「前の開き」なのかが分かれば、替えるべきところは1か所で済みます。

秋冬の親子プールで、大人だけが冷える理由

夏の屋外プールなら、水から上がった体は日差しで温まります。秋冬の屋内プールには、それがありません。水温は30度前後に保たれていても、プールサイドの空気は水よりも低いことが多く、天井が高い施設では上のほうに暖かい空気がたまって、人の高さは思ったより涼しくなります。

子どもは水の中で動き回っているので、体が冷えるより先に疲れて上がりたがります。大人はその反対で、動いている量は少ないのに、濡れている面積は大きい。肩、首の後ろ、二の腕、背中の上半分。ここが冷える場所です。

しかも親は、子どもから目を離さないように同じ姿勢を続けます。しゃがんだまま両手を前に出し、子どもが水をすくうのを見ている。その姿勢のあいだ、背中の上半分は丸まって、いちばん広い面が天井のほうを向いています。冷えた空気がいちばん当たる面です。

もうひとつは、着替えの順番です。上がったあと、親はまず子どもを拭き、着替えさせ、髪を乾かします。そのあいだ自分は濡れたまま待っています。プールの中だけでなく、更衣室での10分から15分も、水着の上に着るやつの仕事の範囲に入れて考えてください。

秋冬ならではの事情もあります。夏は更衣室の出入り口から外まで、どこも暖かい空気でつながっています。秋冬は、更衣室の出口やロビーに外の空気が入りこみ、施設の中でも場所によって温度の差が大きくなります。プールの中だけを考えて選んだ1枚は、この差に対応できません。水の中、プールサイド、更衣室、ロビー。親子で通る4つの場所を、一度頭の中で順に歩いてみてください。どこで自分が濡れたまま立ち止まるかが見えてきます。

測るところ①|子どもの身長と、自分が浸かる深さ

自分がどこまで浸かるかは、子どもの身長でほぼ決まります。子どもが足をついて顔を出していられる深さに、親も合わせるからです。

幼児向けの浅いプールは、水深が40〜60cmくらいのところが多くあります。ここで子どもと遊ぶと、大人はしゃがむか、ひざをつくか、座ることになります。浸かるのは腰からみぞおちまで。立ち上がった瞬間に、胸から上が全部水の外に出ます。

子どもが一般のプールの浅い側に入れるようになると、水深は1mから1.2mくらい。大人は立って胸の下あたりまで浸かります。肩は出ていますが、しゃがめばすぐに沈められます。

家を出る前に、子どもの身長の半分を自分の体のどこかに当ててみてください。子どもが立っていられる深さは、だいたい子どもの身長からその半分のあいだです。その深さに自分がしゃがんだとき、水面がどこに来るか。そこから上が、水の外に出ている場所です。

深さが分からない施設に初めて行くときは、浅いプールの縁に書かれている水深の数字を、入る前に一度見ておきます。次回からは、その数字と自分の体の位置を覚えておけば準備が早くなります。

子どもが浮き輪や腕につける浮き具を使う日は、少し深いところまで行けるようになります。そのぶん親も深いところまでついていき、胸の手前まで浸かることが増えます。浮き具を使うかどうかで、同じ子どもでも早見表の行が1つ下がると考えてください。反対に、浮き具を外して練習する日は、親が子どもの体を支えて浅いところに長くいるので、行が1つ上がります。

測るところ②|10分に何回、子どもを抱き上げるか

次は抱っこの回数です。前回のプールを思い出して、10分のあいだに何回、子どもを水から抱き上げたかを数えてください。思い出せないなら、次の回の最初の10分で数えます。

3歳くらいまでの子どもは、怖くなったとき、疲れたとき、顔に水がかかったとき、すぐに抱っこを求めます。多い日は10分に10回を超えます。抱き上げるたびに、子どもの頬とお腹が、親の胸からみぞおちに押しつけられます。

ここに前ファスナーの引き手、硬いゴムのプリント、ロゴの縁取り、胸ポケットがあると、そのたびに当たります。子どもが痛がらなくても、何度もこすれれば肌が赤くなることがあります。

5回を超える日は、前開きのないかぶりの形を選んでください。前ファスナーしか持っていないなら、首元まで上げて、引き手を内側に折り込んでから着ます。

抱っこの回数は、親の腕と肩の疲れにも関わります。水を含んだ袖は、乾いているときより重くなります。10回抱き上げれば、そのたびに重い袖ごと腕を持ち上げることになります。回数が多い日ほど、生地は薄く、袖口は締まっているものが楽です。

きょうだいを2人連れていく日は、抱っこの回数を2人ぶん足して数えてください。下の子を抱いているあいだに、上の子が「見て」と寄ってきて、体のどこかにつかまります。親の胸と背中の両方に子どもが触れることになるので、前だけでなく背中にも硬い飾りがないかを見ておきます。

測るところ③|施設の決まりを、入口の掲示で確かめる

屋内の温水プールは、上に着てよいものを決めているところが多くあります。よく見るのは次のような決まりです。

  • 水着用ではない服、たとえば綿のTシャツやスウェットで水に入らない
  • ラッシュガードやレギンスは、水着の素材であれば着てよい
  • ファスナーや金具の大きなものは控える
  • 帽子をかぶる

決まりは施設ごとに違います。行く前に案内を見るか、初めての施設なら入口の掲示を写真に撮っておくと、次回からの準備に使えます。ここで「着てはいけない」とされたものは、どれほど体に合っていても候補から外してください。

子どもの水遊び用おむつや帽子の決まりも、同じ掲示に書かれていることが多くあります。自分の上着だけでなく、子どもの持ち物もまとめて確かめておくと、入口で引き返すことがなくなります。

形の選び方|長袖・半袖・袖なし・下に履くもの

形はおおまかに4つです。

長袖のラッシュガードは、肩と二の腕と背中をまとめて覆います。浅いところで長くしゃがむ日にいちばん効きます。袖口が手首でしっかり締まっているものは、子どもを抱き上げたときに袖がずり上がりません。手首まわりがゆるいと、水を含んだ袖が手の甲までかぶさってきて、子どもの手を握りにくくなります。

半袖のラッシュガードは、胸から肩まで浸かる日に向きます。二の腕が水に入っている時間が長いなら、袖があるとかえって重く感じます。

袖なしのトップスは、泳ぐ時間が長い人向けです。親子プールでは、子どもが泳げるようになってからの選択肢と考えてください。

下に履くもの、つまりレギンスやショートパンツは、浸かる深さには関係なく、プールサイドに座る時間で決めます。床に座って子どもを待つ時間が長い日は、太ももの裏が床に直接つかない丈が楽です。

丈も見てください。上に着るやつの裾が、しゃがんだときに腰の骨より上に上がってしまうと、背中の下から冷えます。売り場で着てみるときは、立った姿ではなく、しゃがんで両手を前に出した姿で裾の位置を確かめます。

レギンスを合わせる場合は、ウエストのゴムが水着のボトムと重なる位置を見ておきます。2本のゴムが同じ高さで重なると、しゃがんだときにお腹のまわりが締めつけられ、長く浸かっているうちに気になってきます。どちらかのゴムが1〜2cmずれる丈を選ぶと楽です。

首まわりも見落としやすいところです。首が詰まった形は肩と首の後ろを覆えますが、脱ぎ着のときに濡れた髪が引っかかります。子どもの着替えを手伝ったあとに自分が脱ぐことを考えると、首まわりは頭がすっと通るくらいのゆとりがあるものが向いています。

子どもと触れる場所の素材を確かめる

親子プールの上着は、自分の着心地だけで選ぶと失敗します。子どもの肌が触れる場所を確かめてください。

売り場で裏返して、次の4つを見ます。

  1. 胸からみぞおちの縫い目が、平らに縫われているか
  2. 前ファスナーの裏に、肌に当たらない布がついているか
  3. 胸のプリントが、指で押して曲がるくらいやわらかいか
  4. 首まわりのタグが、縫いつけではなく印刷か

この4つのうち2つ以上が引っかかるなら、抱っこの多い日には向きません。抱っこの少ない日や、子どもが泳げるようになってからの1枚に回してください。

生地は、表面がなめらかで、手でこすったときにざらつかないものを選びます。厚みのある生地は保温に効きますが、水を含むと重くなり、抱き上げたあとの肩がつらくなります。秋冬でも、水の中で着るのは薄い1枚にして、冷えは上がってからの1枚で受けるほうが、親の体が持ちます。

色は、プールの中で子どもから見つけやすいものを選ぶ人もいます。子どもが少し離れたところで遊んでいて、親を探すときに目印になるからです。水色や白は水の色と重なって見えにくいので、迷ったら濃い色か、はっきりした色にすると目印として役に立ちます。

新しく買うか、手持ちで済ませるか

手持ちの1枚が早見表のマスに合わないとき、すぐに買い足す必要があるとは限りません。合わないところが「前ファスナー」だけなら、引き手を内側に折り込んで着れば、抱っこの多い日にも使えます。合わないところが「袖の長さ」なら、上がってからの1枚を厚くして、水の外にいる時間の冷えをそちらで受けることもできます。

買い足すのは、合わないところが2つ以上あるとき、たとえば半袖で前ファスナー、しかも胸に硬いプリントがある、という場合です。そのときは、早見表で自分の日にいちばん近いマスの形を1枚選んでください。秋冬の親子プールに合わせて選んだ1枚は、夏の海や屋外のプールでも、日よけとしてそのまま使えます。

どちらとも取れるとき①|子どもがまだ泳がず、自分はしゃがむ時間が長い日

いちばん冷える日です。子どもが2歳から3歳くらいで、浅いところで水をすくったり、親の手につかまって歩いたりする。親はしゃがんだまま、腰から下だけが水に入っています。

この日は、長袖の前開きなしに、丈がお尻まで隠れるものを選んでください。しゃがんだときに背中の裾がずり上がって、腰のあたりが空気に出るのを防ぎます。丈が短いと、しゃがむたびに背中の下が見えて、そこから冷えます。

それでも冷えるなら、プールにいる時間を区切ります。30分を目安に一度上がって、上がってからの1枚を肩にかけ、5分休んでからまた入る。子どもも疲れていることが多いので、無理に長くいるより、短く2回に分けたほうが楽しめます。

しゃがむ姿勢そのものを変える方法もあります。浅いプールの縁に腰かけられる場所があれば、そこに座って子どもと向き合うと、肩の高さが下がって水面に近くなります。ときどき肩まで水に沈めるだけでも、空気に当たる時間が短くなります。

2歳前後の子どもは、水に慣れるまでに時間がかかります。最初の10分は親にしがみついたまま、という日もあります。その時間、親は子どもを抱いたまま立っていることになり、肩も背中も水の外です。慣れるまでのあいだは、親がひざを曲げて、子どもと一緒に肩まで沈むようにすると、子どもも水の温度に慣れやすく、親も冷えにくくなります。

どちらとも取れるとき②|きょうだいの年齢が離れていて、深さが2か所に分かれる

上の子は一般のプールで泳ぎ、下の子は浅いプールで遊ぶ。大人が2人いれば分担できますが、1人で連れていく日は、浅いところと深いところを行き来することになります。

この日は、浅いところの基準で選んでください。深いところにいる時間は上の子を見守るためで、自分が泳ぐわけではないからです。プールサイドに立って見守る時間、浅いところでしゃがむ時間を足すと、肩が水の外にある時間のほうがずっと長くなります。

長袖の前開きなしを着て、深いところに入るときだけ袖を肘までまくります。まくれる袖かどうかは、家で一度試してください。袖口が硬くて肘まで上がらないものは、濡れると余計に上がりません。

2か所を行き来すると、プールサイドを歩く回数も増えます。濡れた足で歩く床は滑りやすいので、下の子を抱いたまま移動するときは、上着の裾が足元にかからない丈かどうかも見ておきます。ひざより長いものは、水の中ではいいのですが、歩くときに脚にまとわりつきます。

どちらとも取れるとき③|水に入るかどうか、行ってみないと分からない

子どもの機嫌や、施設の混み具合で、自分が入るかどうか決まらない日もあります。プールサイドで見ているだけになるかもしれないし、結局入って抱っこし続けることになるかもしれない。

このときは、水の中で着る1枚を長袖にして、上がってからの1枚を大きめにすると、どちらに転んでも対応できます。見ているだけの日は、長袖の上から大きめの1枚を重ねてプールサイドにいればいい。入ることになったら、大きめの1枚だけ脱いで入ればいい。

半袖を選んでおいて、入ることになってから寒くなると、途中で替える方法がありません。迷ったら、覆う範囲が広いほうに寄せておきます。

子どもの習いごとの見学など、最初から水に入らないと決まっている日は、そもそも水着は要りません。ただ、見学席がプールと同じ空間にある施設では、湿気で汗ばみやすく、外に出たときに冷えます。前を開け閉めできる薄手の羽織りで、出入りのたびに調整できるようにしておくと楽です。

もうひとつ、迷ったときに見てほしいのが前回の自分です。前回のプールで「寒かった」と感じたのは、どの場面だったか。水の中なのか、プールサイドなのか、更衣室なのか。水の中で寒かったなら水の中で着る1枚を長袖に、プールサイドや更衣室で寒かったなら上がってからの1枚を厚くします。寒かった場所に合わせて替えるのは、どちらか1枚だけで足ります。

上がってからの1枚|プールサイドと採暖室と更衣室まで

上がってからの1枚は、かぶって着られるものにしてください。前ボタンや前ファスナーの羽織りは、子どもを抱いたままだと閉められません。頭からかぶるタオル地のポンチョか、袖を通さず肩にかけて前で合わせられる大判のものが使いやすいです。

丈はひざまであると、プールサイドのベンチに座ったときに太ももの裏が冷えません。大人用のタオル地ポンチョには、子どもを抱き上げたときに子どもごとくるめる大きさのものもあります。

採暖室のある施設では、ここで体を温めてから更衣室に向かうと、子どもの着替えのあいだに冷えにくくなります。採暖室に入るときは、上がってからの1枚は脱いで、手の届くところに置いてください。濡れたまま着ていると、出たときにもう一度冷えます。

上がってからの1枚を置いておく場所も決めておきます。プールサイドに荷物を置けない施設では、更衣室まで取りに戻る必要があります。その往復のあいだ子どもを一人にできないので、置き場所がない施設では、最初から更衣室に戻る前提で時間を組んでください。

子どもの1枚と並べて考える

上がってからの1枚は、子どもにも要ります。子ども用のタオル地ポンチョと、親の1枚を同じ袋に入れておくと、上がったときに両方を一度に取り出せます。

順番は、子どもに先に着せてから、自分が着ます。子どもは体が小さいぶん、濡れたままでいると早く冷えます。親は、子どもに着せるあいだの1分ほどを我慢すればいいように、自分の1枚はすぐに頭からかぶれる形にしておきます。前を留める形だと、この1分が3分になります。

更衣室での順番|子どもを先に、自分はこの順で

更衣室では、子どもの着替えが先です。そのあいだに自分がどう冷えを防ぐかを、順番で決めておきます。

  1. 上がってからの1枚を着たまま、子どもを拭いて服を着せる
  2. 子どもの髪をタオルで押さえて水気を取る(乾かすのは後)
  3. 子どもに上着まで着せて、ベンチか椅子に座らせる
  4. 自分は水の中で着た1枚を脱ぎ、体を拭いて、下着と服を着る
  5. 最後に親子で髪を乾かす

ここで時間がかかるのは4番です。水の中で着た1枚が肌に張りつくと、脱ぐのに手間取ります。長袖で袖口が締まっているものは、袖を先に抜いてから、すそを持ち上げて頭から抜くと早く脱げます。家の風呂場で一度試しておくと、当日あわてません。

帰りの服も、着替えやすさで選んでおきます。首まわりが詰まったものや、背中にボタンのあるものは、濡れた髪のまま着るのに時間がかかります。かぶるだけの服か、前で全部開け閉めできる服にしておくと、4番の時間が短くなります。

帰り道まで|秋冬は外に出てからが長い

秋冬の夕方は、外の気温が下がるのが早い時期です。プールで温まった体も、駐車場や駅までの数分で冷えます。

濡れた水着と上着は、口を閉じられる防水の袋にまとめて、ほかの荷物と分けます。上着がまだ湿っているからといって、上着をもう一度着て帰らないでください。

髪は根元まで乾かしてから外に出ます。子どもを優先していると、自分の髪が生乾きのまま帰ることになりがちです。乾かす時間がとれない日は、帽子かフードのある上着を持っていくと、外に出てからの冷えを防げます。

家に着いたら、水の中で着た1枚はその日のうちに水で流して、陰で干します。袖口や裾のゴムは、塩素の水が残ったままだと傷みやすくなります。次に行く日までに乾いていれば、1枚を続けて使えます。

よくある行き違い

「冷えるから、厚い生地を選んだ」 水の中で着る1枚が厚いと、水を含んで重くなり、抱き上げるたびに肩と腕がつらくなります。保温は上がってからの1枚に任せて、水の中は薄く。

「子どもとおそろいの柄にしたら、胸のプリントが硬かった」 柄を合わせるなら、プリントではなく生地そのものの色や柄で合わせてください。胸の大きなプリントは、抱っこの多い日には当たります。

「前ファスナーを開けて、羽織るように着ていた」 前を開けると、抱き上げたときに子どもの体が直接ファスナーの縁に当たります。開けて着るなら、抱っこの少ない日だけにします。

「去年の夏の上着を、そのまま秋冬に持っていった」 屋外の夏のプールで日よけとして着ていた1枚は、袖がゆったりしていて、屋内の秋冬には水を含みやすいことがあります。袖口が手首で締まっているか、もう一度確かめてください。

「自分のぶんの着替えを、子どもの荷物と同じ袋に入れた」 更衣室で子どもの着替えを出すたびに、自分の服も一緒に出てきて、濡れた床に落ちることがあります。親子の着替えは袋を分けて、子どものぶんを上にしておくと、取り出す順番どおりに手が届きます。

「上がってからの1枚を、プールサイドに置きっぱなしにした」 プールサイドは水しぶきがかかります。上がったときに上着が湿っていると、着ても冷えるだけです。置き場所がないなら、ベンチの奥か、水のかからない棚に置いてください。

装いに活かすなら

水着の上に着るやつは、「何を着るか」より「どの時間を覆うか」で選ぶと、秋冬でも親子で楽しめます。肩が水の外にある時間、子どもを抱き上げる回数、更衣室で待つ時間。この3つを数えてから選んだ1枚は、来年の同じ季節にもそのまま使えます。

子どもの成長で浸かる深さが変わったら、そのときに早見表の行を1つ下げてください。長袖から半袖へ、前開きなしから前ファスナーへ。替えるのは1枚で済みます。

冬に南の島へ出かける日や、ビキニの上から着るものを考える日は、ビキニの上に着るやつ|秋冬のプールと冬の南の島で、ずれと冷えを直すも参考にしてください。

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よくある問い

Q. 子どもと温水プールに行くとき、水着の上に何を着ればいいですか
まず自分がどこまで水に浸かるかを考えてください。子どもが小さく、浅いところでしゃがんだり座ったりする日は、肩と背中がずっと水の外に出て濡れたままになるので、長袖のラッシュガードが向きます。子どもが泳げるようになって胸まで浸かる日は、水の中にいる時間が長いので、半袖か袖なしの体に沿うもののほうが水を含まずに動けます。
Q. 前にファスナーがあるラッシュガードでも大丈夫ですか
抱っこの回数が少ない日なら問題ありません。10分に5回以上子どもを抱き上げる日は、ファスナーの引き手や縁が子どもの頬やお腹に当たりやすくなります。その日は前開きのないかぶりタイプか、ファスナーを首元まで上げて引き手を内側に折り込める形を選んでください。
Q. Tシャツを水着の上に着て入ってもいいですか
施設の決まりを先に確かめてください。屋内の温水プールでは、綿のTシャツなど水着用ではない服で水に入るのを断っているところがあります。決まりで許されている場合でも、綿は水を吸って重くなり、上がったあとに乾きにくいので、秋冬は体が冷えやすくなります。
Q. 水着の上に着るやつは何枚持っていけばいいですか
水の中で着る1枚と、上がってから着る1枚の2枚です。水の中で着る1枚は体に沿う薄いもの、上がってから着る1枚はかぶって着られる大きめのタオル地か、前を閉じられる厚手の羽織りにします。子どもの着替えを先に済ませるあいだ、自分が濡れたまま待つ時間を埋めるのが2枚目の役目です。

— メグラシ編集部

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