水着の上から着る|秋冬の親子プールは、抱っこと更衣室の順番で選ぶ

**子どもと一緒に温水プールへ行く日の流れを、着いてから帰るまで思い浮かべてみてください。**更衣室で先に着替えさせるのは、自分ですか、子どもですか。
水着の上から着るものを選ぶとき、ひとりで泳ぐ日なら、日差しや透け方、上がったあとの冷えで選べば足ります。子どもと一緒の日は違います。水の中で子どもを抱き、襟元をつかまれ、上がったら自分は濡れたまま子どもを先に拭いて着替えさせる。自分の時間が、子どもの時間のあいだに挟まっています。
秋冬はそこに、更衣室の冷えと帰り道の外気が加わります。夏なら気にならなかった10分が、秋冬は冷えにつながります。
だから親子プールで水着の上から着るものは、子どもを抱く時間と、更衣室の順番で決めるのがいちばん確かです。ひとりで泳ぐ日のTシャツ選びは水着の上に着るTシャツに、屋外の温水プールの上着はプールの時に着る上着に分けてあります。この記事は、子どもと一緒の日の話です。
結論:水に入るか・抱く時間・更衣室の順番の3つで決める
親子プールで水着の上から着るものは、次の3つを順に決めると迷いません。
| 決める順 | 何を見るか | 決まること |
|---|---|---|
| ① | 施設の決まりで、水の中に着て入ってよいか | 水の中で着る1枚があるか、水着だけか |
| ② | 子どもを抱いている時間 | 首まわりの形と袖の細さ |
| ③ | 更衣室で、自分と子どものどちらを先に着替えさせるか | 上がったあとに羽織る1枚が要るか、脱ぎ着の早さ |
**①が先です。**施設によっては、水の中で着てよいものを細かく決めていて、ラッシュガードはよいがTシャツは不可、色や素材の指定がある、といったことがあります。ここが分からないまま②と③を決めても、当日着られないことがあります。
📋 早見表|親子プールの場面と、水着の上から着るもの
場面ごとに、何を着ておくと楽になるかを先に並べます。
| 場面 | 自分が着ておくもの | 理由 |
|---|---|---|
| 更衣室で子どもを先に着替えさせる | 水着の上に前開きの羽織り | 自分は水着で待つ時間ができる |
| プールサイドで順番を待つ | 水着の上にラッシュガードか羽織り | 屋内でも、水から出ていると肩と背中が冷える |
| 水の中で子どもを抱く | 首まで詰まった長袖のラッシュガード(施設が認めていれば) | 襟元をつかまれにくく、腕の内側がこすれにくい |
| 水の中で子どもの手を引く | 半袖か水着だけでも動ける | 抱く時間が短く、腕の内側が触れない |
| 上がって子どもを拭く | タオル地のフードつきの羽織り | 自分の肩と背中を先に覆ってから拭ける |
| 子どもを着替えさせる | 膝まで届く前開きの1枚 | しゃがんだときに背中と腰が出ない |
| 自分が着替える | 脱ぎやすい羽織りの下で着替える | 子どもを見ながら着替えられる |
| 帰り道 | 帽子のついた上着、乾いた髪 | 秋冬は外気が冷たく、濡れた髪から冷える |
自分の流れに当たる行を拾っていくと、水の中で着る1枚と、水の外で羽織る1枚の、どちらが要るかが分かります。多くの人は、水の中より水の外の1枚が足りていません。
先に確かめる①|施設の決まり:水の中で着てよいもの
公共の温水プールやスイミング教室は、水の中で着てよいものを決めていることがあります。施設の案内か、教室の申し込みのときの説明で確かめてください。
| 決まりの例 | 水の中で着るもの |
|---|---|
| ラッシュガードは着てよい | 首まで詰まった長袖か半袖のラッシュガード |
| 水着用の素材なら着てよい | 水着と同じ素材の、体に沿う上の1枚 |
| Tシャツや普段着は不可 | 綿のTシャツは着ない。水を吸って重くなり、水質の面でも断られることが多い |
| 上に着るものは不可 | 水の中は水着だけ。プールサイドと更衣室の1枚を厚くする |
| 帽子は必ずかぶる | 自分の水泳帽も用意する。子どもの分だけ持っていきがち |
| 教室で指定がある | 指定どおりにする。分からなければ初回の前に聞く |
案内に書いていないときは、受付で「水の中でラッシュガードを着てよいか」と聞くのが早道です。ひとりで泳ぐときと、親子の教室とで決まりが違う施設もあります。
決まりを聞くときは、色と柄についても一緒に聞いておくと安心です。教室によっては、先生が子どもと親を見分けやすいように、親の水着や上の1枚を無地にしてほしいと頼んでいることがあります。反対に、子どもが自分の親を見つけやすいよう、はっきりした色をすすめる教室もあります。どちらも教室の運び方の都合なので、その教室の言うとおりにするのがいちばん早く済みます。
先に確かめる②|子どもを抱いている時間
水の中で子どもを抱いている時間が長いほど、首まわりと袖の形が効いてきます。
| 子どもの過ごし方 | 抱いている時間の目安 | 見るところ |
|---|---|---|
| 抱いたまま水に慣らす | ほぼずっと | 首まわり・袖の内側・胸元の留め具 |
| 抱いたり浮かせたりをくり返す | 半分ほど | 首まわり・袖の内側 |
| 手を引いて歩かせる | 短い | 袖の長さはどちらでもよい |
| 子どもがひとりで泳ぎ、そばで見守る | ほぼない | 水の中で動きやすい形 |
子どもを抱くと、子どもの手はちょうど自分の襟元と肩のあたりに来ます。**襟ぐりが広い形や、肩ひもが細い水着だけだと、そこをつかまれて引っ張られます。**抱いている時間が長い日は、首まで詰まった1枚を水着の上に重ねると、つかまれても形が崩れにくくなります。
抱いている時間は、教室の内容表で見当がつきます。最初の数回は、水に慣れるために抱いたまま過ごす時間がほとんどで、回を重ねると浮かせたり手を引いたりする時間が増えていきます。通い始めの時期ほど、首まわりと袖の1枚が効くと考えておいてください。家族で行く温水プールの場合は、子どもが水を怖がるかどうかで、抱く時間が大きく変わります。
先に確かめる③|更衣室で、どちらを先に着替えさせるか
更衣室の順番は、施設の広さや子どもの年齢で変わります。着いたときと帰るときの2回あります。
| 更衣室の順番 | 自分が着ておくもの |
|---|---|
| 着いたら、自分が先に水着になる | 家から服の下に水着を着ていく。脱ぐだけで済む |
| 着いたら、子どもを先に着替えさせる | 自分は服を着たまま子どもを着替えさせ、そのあと自分 |
| 上がったら、子どもを先に拭いて着替えさせる | 自分は水着のまま羽織りを着て、子どもを先に |
| 上がったら、自分が先に着替える | 子どもを座らせて待たせられる年齢のとき |
| 家族と分担する | 一人が子どもを、もう一人が荷物を見る |
秋冬の更衣室でいちばん長く冷えるのは、上がってから子どもを先に着替えさせるあいだです。子どもを拭いて、保湿して、服を着せて、髪を乾かす。10〜15分ほど、自分は濡れた水着のままです。この時間に羽織る1枚を、更衣室の手の届く場所に置いておきます。
更衣室に親子で使える広い区画やおむつ替えの台がある施設では、そこで子どもを先に着替えさせることになります。広い区画は出入りが多く、扉の開け閉めで廊下の冷たい空気が入ってきます。親子用の区画を使う日ほど、羽織りが要ると考えてください。
水の中で着るもの|ラッシュガードの形を選ぶ
施設が水の中での着用を認めているなら、ラッシュガードが扱いやすくなります。形は、子どもを抱く時間で選びます。
| 形 | 向く日 | 気をつけること |
|---|---|---|
| かぶって着る、首まで詰まった長袖 | 抱いている時間が長い日 | 脱ぎ着に少し時間がかかる。濡れると脱ぎにくい |
| 前開き、首まで閉じられる長袖 | 抱く時間が半分ほどの日 | 引き手を子どもがつかむことがある |
| 前開き、半袖 | 手を引いて歩かせる日 | 腕の内側が出るので、抱く時間が長い日は向かない |
| 水着と一体になった上の1枚 | 水の中で動く時間が長い日 | 更衣室での脱ぎ着が多い日は手間が増える |
前開きを選ぶなら、引き手が襟の内側に収まる形にしてください。ファスナーの引き手は、子どもの手にちょうどよい大きさの部品です。襟の内側に収まると、つかまれにくくなります。
かぶって着る形を選んだときは、濡れたあとに脱ぐ手順を家で一度試しておきます。濡れたラッシュガードは肌に張りつき、乾いているときより脱ぎにくくなります。裾を両手で持って、背中側から先に頭を抜くと脱ぎやすくなります。更衣室で子どもを待たせながら脱ぐ日は、脱ぐのに手間取らないかどうかが、形を選ぶいちばんの決め手になります。
首まわり|子どもがつかむ、引っ張る
子どもを抱くと、子どもは自分の体を支えようとして、手の届くところをつかみます。首まわりはその一番手前です。
| 首まわりの形 | 抱いたとき |
|---|---|
| 首まで詰まった立ち襟 | つかまれても、襟元が大きく開かない |
| 丸く詰まった襟ぐり | つかまれると少し伸びるが、形は戻る |
| 広く開いた襟ぐり | 引っ張られて、肩の水着の線が出る |
| 前開きで引き手が外に出る | 引き手をつかんで下ろされることがある |
| 紐で結ぶ襟元 | 紐を引かれてほどけることがある |
首まで詰まった形は、水から出ているときに首まわりの冷えを止める役目もあります。秋冬の屋内プールは、水温に比べて室温が少し低めに保たれていることがあり、肩から上が水の外に出ている時間が長い親子の教室では、首の付け根が冷えやすくなります。
袖|抱っこで腕の内側が触れるところ
子どもを抱くとき、子どもの体は自分の腕の内側に乗ります。ここが肌のままだと、子どもの肌や水着とこすれます。
| 袖の長さ | 抱っこの時間が長い日 | 手を引く日 |
|---|---|---|
| 手首まで | 腕の内側全体が覆われる。向いている | 少し動きにくく感じることがある |
| 肘まで | 肘から先が出る。抱っこでは触れる場所が出る | 動きやすい |
| 肩から5cmほどの半袖 | 腕の内側がほぼ出る | 動きやすい |
| 袖なし | 抱っこの時間が長い日は向かない | 水の中で腕を大きく回せる |
長袖を選ぶなら、袖口が手首に沿う細さにしてください。袖口が広いと、水の中で袖がふくらみ、子どもを支える手の動きが重くなります。袖の細さの選び方は水着の上に着る長袖にもくわしく書いてあります。
袖の内側の縫い目にも目を向けてください。縫い代が厚く、外側に向いて出ている袖は、抱いたときに子どもの肌に当たります。裏返して、縫い目が平らに縫われているかを見ておくと安心です。
丈|子どもを腰に乗せる高さ
子どもを横抱きにしたり、腰に乗せたりすると、上に着た1枚の裾が上がります。
| 丈 | 抱いたとき |
|---|---|
| 腰骨の少し上 | 裾が上がって、水着との境目が出ることがある |
| 腰骨にかかる | 抱いても境目が出にくい |
| 腰骨より下 | 境目は出ないが、水の中で裾が浮きやすい |
腰骨にかかるくらいの丈が、抱いたときと水の中で動くときの両方で扱いやすい長さです。裾がゴムや折り返しで詰まっているものは、水の中で浮きにくくなります。
素材|濡れたあとの重さと、乾く速さ
水の中で着るものは、濡れたあとの重さで選びます。子どもを抱いたまま重い1枚を着ていると、肩が疲れてきます。
| 素材の性格 | 水の中 | 上がったあと |
|---|---|---|
| 水着と同じ、伸びて水を吸いにくい素材 | 重くなりにくい | 絞ると早く乾く |
| 薄手で水を通す素材 | 少し重くなる | 乾くのに時間がかかる |
| 綿の布 | 水を吸って重くなる | 乾きにくく、冷えにつながる |
| 裏に起毛のある素材 | 水を吸う量が多い | 水の中より、プールサイド用に向く |
家で一度濡らして、絞ったあとの重さを手で比べてみると選びやすくなります。絞ったあとに重いと感じるものは、水の中ではもっと重く感じます。
乾く速さは、帰ってからの洗濯にも関わります。週に1回の教室なら、次の回までに乾けば足りますが、週に2回以上通うなら、一晩で乾くものを選んでおくと、2枚目を買い足さずに済みます。
水泳帽と髪|自分の分を、子どもの分と分けて考える
親子プールでは、子どもの水泳帽は忘れなくても、自分の分を忘れることがよくあります。施設によっては、親も水泳帽をかぶる決まりがあります。
| 髪の長さ | 水泳帽の下 | 上がったあと |
|---|---|---|
| 肩につかない | そのまま帽子をかぶる | タオルで包んで、子どもの着替えのあいだに水気を取る |
| 肩にかかる | 低い位置で1つにまとめて、帽子の中に入れる | 帽子を取ったら、すぐタオルで包む |
| 肩より長い | 編むか、まとめてピンで留めてから帽子に入れる | 乾かすのに時間がかかるので、子どもの髪を先に乾かす間はタオルで包んでおく |
| 前髪がある | 帽子の中に入れる | 前髪だけ先に乾かすと、帰り道で額が冷えにくい |
髪が長い人ほど、上がってから乾かし終わるまでの時間が長くなります。子どもの髪を乾かすあいだ、自分の髪はタオルで包んでおくだけでも、首まわりが濡れたままの時間が短くなります。吸水のよい髪用のタオルか、フードつきの羽織りのフードをかぶっておくと手が空きます。
抱っこの時間が長い日は、子どもが自分の髪をつかむこともあります。髪を帽子の中にすべて入れておくと、水の中でつかまれる心配が減ります。
足元|子どもを抱いてプールサイドを歩く
プールサイドは濡れていて、子どもを抱いたまま歩くと足元が見えにくくなります。施設の決まりで裸足のことが多いですが、更衣室からプールまでの通路や、見学席への行き来で履き物を使う施設もあります。
| 場面 | 足元 |
|---|---|
| プールサイド | 施設の決まりに合わせる。裸足のことが多い |
| 更衣室からプールまでの通路 | 決まりがあればそれに合わせる。濡れても滑りにくい底のもの |
| 見学席への行き来 | 脱いですぐ裸足になれる、かかとのない履き物 |
| 帰り道 | 靴下を乾いたものに替えてから靴を履く |
子どもを抱いて歩くときは、歩幅を小さくして、片手を空けることを決めておいてください。両手で子どもを抱くと、足元がふらついたときに支えるものがなくなります。抱っこ紐が使える場所では使い、使えない場所では子どもを片腕に乗せて、もう片方の手を手すりに添えます。
水に入らない日|見学とプールサイドで待つ日
子どもだけが教室に入り、自分は見学する日もあります。この日は水着を着ませんが、プールサイドの暑さと湿気に合わせた服が要ります。
| 見学の場所 | 着ておくもの | 足元 |
|---|---|---|
| ガラス越しの見学席 | ふだんの秋冬の服。上着を脱げるもの | 外の靴のままでよいことが多い |
| プールサイドの見学 | 半袖か薄手の長袖1枚になれる服 | 裸足か施設が決めた履き物 |
| 途中で子どもを迎えに水辺へ行く | 袖をまくれる服。裾が床につかない丈 | 脱いですぐ裸足になれる靴 |
屋内の温水プールは、水温に合わせて室温も高めで、湿気があります。秋冬の服のままプールサイドにいると、汗をかいて、帰り道にそれが冷えます。見学の日も、薄手の1枚になれる重ね方にしておいてください。
見学席がガラス越しの場合でも、見学席そのものがプールの湿気の届く場所にあることがあります。厚手のニットを着たまま1時間座っていると、ガラス越しでも汗ばんできます。上着とニットを脱いで、薄手の長袖1枚で座れるようにしておくと、帰り道に冷えずに済みます。
更衣室①|着いてから水に入るまで
着いてから水に入るまでは、自分と子どもの両方を着替えさせる時間です。自分の着替えを短くするほど、子どもを待たせずに済みます。
| 家を出るときの工夫 | 更衣室で短くなること |
|---|---|
| 服の下に水着を着ていく | 脱ぐだけで水着になれる |
| 上はかぶって脱げる1枚にする | ボタンを外す手間がない |
| 下は紐やゴムのもの | 子どもを片手で支えながら脱げる |
| 靴は脱ぎ履きの早いもの | 子どもを抱いたまま脱げる |
| ラッシュガードは水着の上に着ていく | 更衣室で重ねる手間がない |
服の下に水着を着ていく日は、帰りの下着を忘れないように、子どもの着替えの袋とは別の袋に入れてください。子どもの荷物に気を取られて、自分の分を家に置いてくることがよくあります。
更衣室②|上がってから、自分が冷えない順番
上がってからの順番を決めておくと、秋冬の更衣室で自分が冷える時間を短くできます。
| 順番 | すること | 自分の状態 |
|---|---|---|
| 1 | 自分の肩と背中を、フードつきの羽織りで覆う | 濡れた水着の上に羽織りを着る |
| 2 | 子どもを拭いて、肌着と服を着せる | 羽織りのまま |
| 3 | 子どもの髪を乾かす | 羽織りのまま。自分の髪はタオルで包んでおく |
| 4 | 子どもを座らせて、待たせる | 子どもが待てる年齢なら |
| 5 | 羽織りの下で、自分の水着を脱いで着替える | 羽織りを着たまま着替えられると早い |
| 6 | 自分の髪を乾かす | 帰り道の外気に合わせて、根元まで乾かす |
1番目に自分を覆うのがいちばんの決め手です。子どもを先にと思うと、自分は濡れたままになりがちです。羽織りを1枚着るのにかかるのは数秒なので、子どもを待たせることにはなりません。
子どもが小さく、抱いたまま更衣室へ戻る日は、プールサイドで先に羽織りを着てから子どもを抱き上げます。抱いてしまうと、自分が羽織りを着る手が空かなくなるからです。施設の人や家族に子どもを一瞬見てもらえるなら、その数秒で羽織りを着てください。
羽織りは、タオル地でフードがつき、膝まで届く前開きのものが扱いやすくなります。しゃがんで子どもを着替えさせるときに、背中と腰が出ないからです。
帰り道|秋冬の外気と、濡れた髪
秋冬は、温水プールの中と外の気温差が大きくなります。帰り道の服は、行きより1枚多く考えておきます。
| 帰り道で見るところ | どうするか |
|---|---|
| 髪 | 根元まで乾かす。乾かしきれなければ帽子をかぶる |
| 首 | ストールか首の詰まった1枚 |
| 汗 | 着替えのとき、肌に触れる1枚目を乾いたものに替える |
| 子どもを抱いて帰るか | 抱くなら、上着は前を開けられて、子どもの体を一緒に覆える形 |
| 自転車で帰るか | 風が当たるので、上着は腰まで覆う丈 |
子どもを抱いて帰る日は、自分の上着の前を開けて子どもを中に入れられる形だと、二人とも風を受けにくくなります。
帰り道で冷えやすいのは、温水プールを出てから最初の10分です。体が温まっていて寒さを感じにくいので、上着の前を開けたまま歩きがちになります。施設の出口を出る前に、上着の前を閉じ、首を覆ってから外へ出る、と順番を決めておくと、家に着くころの冷え方が変わります。
持ち物の袋|子どもの分と自分の分を分ける
親子プールでは、子どもの荷物が多くなり、自分の分が埋もれます。袋を分けておくと、更衣室での順番がそのまま進みます。
| 袋 | 入れるもの |
|---|---|
| 子どもの袋 | 子どもの水着・水泳帽・タオル・肌着・服・保湿のもの |
| 自分の袋 | 自分の下着・肌に触れる1枚目・水泳帽・髪をまとめるゴム |
| 羽織りの袋 | フードつきの羽織り。プールサイドに持っていく |
| 濡れたもの入れ | 水を通しにくい袋を2枚。子どもの分と自分の分 |
羽織りだけは、ほかの荷物と分けて、すぐ取り出せるところに入れてください。更衣室のロッカーの奥に入れると、上がったときに取り出すまでに時間がかかります。
子どもの年齢で変わること
子どもの年齢が上がると、抱く時間が短くなり、自分の着るものも変わります。
| 子どもの段階 | 抱く時間 | 水の中の自分 | 更衣室 |
|---|---|---|---|
| 抱いて水に慣らす頃 | ほぼずっと | 首まで詰まった長袖が向く | 子どもを先にすることがほとんど |
| 手を引いて歩かせる頃 | 半分ほど | 前開きの長袖か半袖 | 子どもを座らせて待たせられることもある |
| 浮き具で浮かぶ頃 | 短い | 半袖か水着だけでも動ける | 子どもが自分で一部を着られる |
| ひとりで泳ぐ頃 | ほぼない | 見守りに合った1枚 | 子どもが自分で着替え、自分も同時に着替えられる |
抱く時期が終わると、水の中で着るものは自分のひとりで泳ぐ日と近くなります。そのときは水着の上に着るやつの選び方に戻ってください。
季節で変わること|秋の始まりと、冬
同じ屋内の温水プールでも、秋の始まりと冬では、更衣室と帰り道の冷え方が変わります。
| 時期 | 更衣室 | 帰り道 |
|---|---|---|
| 秋の始まり | 夏とあまり変わらない | 薄手の上着1枚で足りることが多い |
| 秋の深まり | 床と壁が少し冷える | 首を覆うものを足す |
| 冬 | 床と壁が冷え、濡れた水着のままだと冷えを感じる | 帽子と手袋を足す。髪は根元まで乾かす |
**冬は、上がってから羽織るまでの時間をできるだけ短くしてください。**プールサイドに羽織りを持っていけるなら、上がってすぐ着られます。施設がプールサイドへの持ち込みを認めていない場合は、更衣室の入口に近いロッカーを選びます。
どちらとも取れるとき①|施設の決まりが分からない
初めての施設で、水の中で何を着てよいかが分からないことがあります。
| 状況 | どうするか |
|---|---|
| 案内に書いていない | 受付で聞く。聞けなければ、水の中は水着だけで入れる用意をする |
| ラッシュガードはよいと書いてある | 首まで詰まった長袖を用意する |
| 教室の説明会がある | そこで聞く。親の服装の決まりがある教室もある |
| 前に来たときと決まりが変わったか分からない | 当日受付で聞く。ラッシュガードは持っていき、だめなら羽織りに回す |
迷ったら、ラッシュガードは持っていき、だめならプールサイドの羽織りに回すと決めておくと、どちらでも無駄になりません。
もう一つ迷いやすいのが、水の中で着てよいと言われたものの、ほかの親が誰も着ていない、という場面です。決まりの上でよいのであれば、周りに合わせる必要はありません。子どもを抱く時間が長い日に首まで詰まった1枚を着るのは、自分の動きやすさのためです。気になるなら、水着と同じ色の無地を選ぶと、遠目には水着と区別がつきにくくなります。
どちらとも取れるとき②|水に入るか見学か、当日決まる
子どもの機嫌や体調で、自分が一緒に入るかどうかが当日決まることがあります。
| 状況 | 着ていくもの |
|---|---|
| 入るかもしれない | 服の下に水着を着ていく。入らなければそのまま見学 |
| 見学の可能性が高い | 水着は袋に入れて持っていく。服は薄手の1枚になれるもの |
| 途中から入るかもしれない | 服の下に水着、上はかぶって脱げる1枚 |
服の下に水着を着ていくのが、どちらにも対応できる形です。入らなかった日は、帰ってから水着を脱ぐだけで済みます。
ただし、服の下に水着を着ていく日は、ウエストまわりや肩ひもの跡が帰りまで残らないよう、締めつけの少ない形を選んでください。見学で1時間座っていると、水着の締めつけが気になってくることがあります。
どちらとも取れるとき③|子どもが2人いる
子どもが2人いると、抱く子どもと、手を引く子どもが分かれることがあります。
| 状況 | 自分が着るもの | 更衣室 |
|---|---|---|
| 下の子を抱き、上の子は泳ぐ | 首まで詰まった長袖 | 下の子を先に着替えさせ、上の子には自分で着替えさせる |
| 2人とも手を引く | 半袖か前開きの長袖 | 着替えの早いほうを先に |
| 家族と分担できる | 抱くほうが長袖、手を引くほうが半袖 | 一人が子ども2人、一人が荷物 |
子どもが2人の日は、上がってからの時間が倍近くになります。羽織りは必ず用意して、自分が冷える時間を短くしてください。
どちらとも取れるとき④|家族と交代で入る
家族と交代で水に入る日は、水着の上に着るものを1枚にして、交代のたびに渡すこともできます。
| 交代のしかた | 着るもの |
|---|---|
| 交代で水に入る | 自分の水着の上のラッシュガードは各自のもの。羽織りは共用でもよい |
| 一人は見学、一人は水に入る | 水に入る人がラッシュガード、見学する人が羽織りを預かる |
| 途中で抱く人が替わる | 替わる人も首まで詰まった1枚にしておく |
ラッシュガードは体に沿うものなので、家族で共用せず各自のものにしてください。羽織りはゆったりした形なら共用できます。
よくある行き違い
**「子どもが主役だから、自分は水着だけでいい」。**水の中で子どもを抱く時間が長いほど、首まわりと腕の内側の1枚が効いてきます。施設が認めていれば、首まで詰まった長袖を重ねてください。
**「屋内の温水プールだから、冬でも寒くない」。**水の中とプールサイドは暖かくても、上がってから子どもを着替えさせる更衣室で冷えます。羽織りを1枚用意します。
**「Tシャツなら家にあるもので済む」。**綿のTシャツは水を吸って重くなり、施設によっては水の中での着用を断られます。水の中で着るなら、水着と同じ性格の素材にしてください。
**「羽織りはロッカーにしまっておけばいい」。**上がってから取り出すまでの時間が、秋冬はそのまま冷えにつながります。すぐ取れる場所に置きます。
装いに活かすなら
親子プールで水着の上から着るものは、施設の決まり・子どもを抱く時間・更衣室の順番の3つで決めてください。抱く時間が長いなら首まで詰まった長袖、短いなら半袖でも動けます。
そして秋冬は、上がってから子どもを着替えさせるあいだに自分が羽織る1枚を、すぐ取れるところに置いておきます。上がったら、まず自分の肩と背中を覆ってから、子どもを拭き始めてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 親子プールで、水着の上から何を着ればいいですか
- 先に施設の決まりを確かめます。水の中でラッシュガードを着てよい施設なら、首まで詰まっていて、袖が手首までの細めのものが扱いやすくなります。子どもを抱いたときに襟元を引っ張られにくく、腕の内側で子どもの肌とこすれにくいからです。水の中で着てよいものが決まっていない施設や、着用を認めていない施設では、水の中は水着だけにして、プールサイドと更衣室で羽織る1枚を用意します。
- Q. 秋冬の親子プールで、上がったあとに寒くならないようにするには
- 上がってから子どもを拭いて着替えさせるまでの10〜15分、自分は濡れた水着のままでいることが多くなります。このあいだに羽織る、タオル地のフードつきの羽織りか、前開きで膝まで届く1枚を、プールサイドか更衣室の手の届く場所に置いておきます。先に自分の肩と背中を覆ってから、子どもを拭き始めてください。秋冬は更衣室の床や壁が冷えていることがあり、夏より冷えを感じやすくなります。
- Q. ラッシュガードは前開きとかぶるタイプ、どちらがいいですか
- 子どもを抱いて水に入る時間が長いなら、かぶるタイプで首まで詰まったものが向いています。前開きはファスナーの引き手を子どもがつかむことがあるからです。反対に、更衣室で子どもを先に着替えさせる日や、水に入る時間が短い日は、前開きのほうが脱ぎ着が早く済みます。前開きを選ぶなら、引き手が襟の内側に収まる形にしてください。
- Q. 見学だけの日は、何を着ていけばいいですか
- 見学の日は水着を着ないので、屋内の温水プールの暑さに合わせて、半袖か薄手の長袖1枚になれる服にします。プールサイドは水温に合わせて室温が高く、湿気もあります。そのうえで、帰り道の外気に合わせた上着を別に持っていきます。足元は、濡れたプールサイドを歩けるように、脱いで裸足になるか、施設が決めた履き物に替えられるものにしてください。
— メグラシ編集部





