バッグのトレンド 金具|金か銀かは、毎日つける金属の多い側で選ぶ

**バッグの金具を金にするか銀にするかで迷ったら、今日身につけている金属を数えてください。**時計、眼鏡、耳飾り、指輪、ベルトの留め具、靴の金具。そのうち金と銀の多い側が、あなたのバッグの金具の色です。
バッグを選ぶとき、形や色や大きさに比べて、金具の色は後回しにされがちです。ところが、実際に持って出かけると、バッグの金具は手元の時計や指輪のすぐそばに来ます。座ってバッグを膝に置けば、靴の金具とも同じ視界に入ります。金具の色がほかの金属とずれていると、それぞれは素敵でも、全体がまとまらない印象になります。
売り場では、年によって金の金具が多く並んだり、銀の金具が多く並んだりします。でも、流行に合わせて金具の色を選ぶと、手持ちの小物と合わなくなることがあります。この記事では、金具の色は手元の金属に合わせ、今年らしさは金具の量と艶で取る、という選び方を書きます。
バッグの表面の質で選ぶ見方はバッグのトレンド 秋冬|表面の質に、バッグの色の選び方はバッグのトレンドカラー 秋冬にまとめています。この記事は、金具だけに絞った見方です。
結論:金具の色は、手元の金属の多い側にそろえる
先に答えを置きます。
| 手元の金属の数 | バッグの金具 |
|---|---|
| 金が銀より2つ以上多い | 金 |
| 銀が金より2つ以上多い | 銀 |
| 差が1つ以下 | 金具の大きさと艶で決める(後で説明) |
数えるのは、毎日のように身につけている金属です。特別な日にだけつける首飾りや、年に数回しか履かない靴の金具は数えません。毎日の出かける姿に入っているものだけを数えてください。
差が2つ以上あるなら、迷わず多い側の色にしてください。差が1つ以下なら、どちらとも取れる人です。その場合の決め方は、後のほうで厚めに書きます。
まず数える|毎日身につけている金属
数える前に、出かけるときにいつも身につけているものを、机の上に全部並べてみてください。頭の中で数えるより、目の前に並べたほうが正確です。
数える候補は、次のようなものです。
- 腕時計:文字盤のまわりと、ベルトの留め具
- 眼鏡:つるや、鼻のあたりの金属の部分
- 耳飾り:小さなものでも1つと数える
- 指輪:毎日つけているものだけ
- 首飾り:毎日つけているものだけ
- ベルトの留め具:よく使うベルトのもの
- 靴の金具:よく履く靴の飾りや留め具
- 手持ちのバッグの金具:今いちばんよく使っているバッグ
- 財布やキーケースの金具:バッグから出して手に持つもの
ここに並んだものを、金と銀に分けます。金にも、黄色みの強い金、赤みのある金、白っぽい金などがあり、銀にも、明るい銀、黒っぽい銀などがあります。細かい違いは気にせず、黄色っぽい金属は金、白っぽい・灰色っぽい金属は銀として分けてください。
金でも銀でもない金属、たとえば黒い金属や、銅のような赤茶色の金属は、数に入れなくて構いません。
境目1|数の差が2つ以上あるか
並べた金属を数えたら、金と銀の差を見ます。
差が2つ以上あるなら、多い側が、あなたがすでに選んでいる色です。たとえば、時計・耳飾り・眼鏡・指輪が金で、ベルトの留め具だけが銀なら、金が4つ、銀が1つで、差は3です。この人のバッグの金具は金にすると、手元の金属と自然にそろいます。
差が2つ以上ある人は、意識していなくても、これまで同じ色の金属を選び続けてきた人です。そこに違う色の金具のバッグを足すと、そのバッグだけが浮いて見えます。売り場で流行っている色が逆でも、手元の色に合わせてください。
差が2つという境目にしたのは、1つの差なら、たまたま1つ多いだけということがよくあるからです。耳飾りを1つ替えれば逆転するような差では、色がそろっているとは言えません。2つ以上の差があれば、偶然ではなく、その人の選び方の癖が出ていると考えられます。
境目2|バッグの金具の大きさで、そろえる強さを変える
金具の色をそろえる強さは、バッグの金具の大きさによって変わります。
バッグの金具が大きいほど、手元の金属とそろっているかどうかが目立ちます。たとえば、バッグの前面に大きな留め金がついている、持ち手の付け根に太い輪がついている、肩紐が金属の鎖になっている、といったバッグです。こういうバッグは、金具がバッグの顔になっているので、手元の金属と色がずれると、すぐに目につきます。
反対に、金具が小さいバッグは、色のずれが目立ちにくいです。ファスナーの引き手が小さな金属でできているだけ、肩紐の長さを変える小さな留め具があるだけ、といったバッグです。
金具の大きさは、手のひらと比べて見てください。
- 金具を全部合わせて、親指の爪より小さい:色のずれはほとんど目立たない
- 親指の爪から、手のひらの半分くらいまで:色をそろえたほうがまとまる
- 手のひらの半分より大きい、または鎖の肩紐:必ず色をそろえる
金具が大きいバッグを選ぶときほど、手元の金属の色を確かめてから選んでください。
境目3|金具の艶で、目立ち方を変える
金具の目立ち方は、色と大きさだけでなく、艶でも変わります。
磨いて光らせた金具は、光を反射するので、遠くからでも目立ちます。同じ大きさの金具でも、磨いたものは、つや消しのものより大きく見えます。
つや消しの金具は、光を鈍く返すので、落ち着いて見えます。色のずれも目立ちにくくなります。
艶も、手元の金属に合わせると、まとまりやすくなります。時計や指輪が磨いて光っているものなら、バッグの金具も光っているもの。時計や指輪がつや消しなら、バッグの金具もつや消し。色と艶の両方がそろうと、全体がひとつながりに見えます。
艶と色のどちらを優先するかで迷ったら、色を優先してください。色がそろっていれば、艶が少し違っても、ずれには見えにくいです。
流行は、金具の色より「量」と「艶」に出る
売り場を見ていると、年によって金の金具が多く並ぶ年と、銀の金具が多く並ぶ年があります。でも、どちらかの色だけが売り場を埋めることはありません。金も銀も、毎年どちらも並んでいます。
流行がはっきり出るのは、金具の色よりも、金具の量と艶です。
- 大きな金具を1つ、バッグの顔として目立たせる年
- 金具を最小限にして、革や布の表面を見せる年
- 磨いて光らせた金具が多い年
- つや消しの、落ち着いた金具が多い年
こうした量と艶の変化は、色の変化よりも、バッグ全体の印象を大きく変えます。大きな金具が1つ目立つバッグと、金具がほとんど見えないバッグでは、同じ色の金具でも、まったく違う年のものに見えます。
今年らしさを取り入れたいなら、金具の色ではなく、量と艶で取り入れてください。色は手元に合わせ、量と艶は売り場に合わせる、と分けて考えると、手持ちの小物を替えずに、今年らしいバッグが選べます。
売り場で今年の量と艶を読むには、同じ売り場に並んでいるバッグを5つ手に取って、金具の量(多い・少ない)と艶(光る・落ち着く)を数えてください。5つのうち3つ以上が同じ側に寄っていたら、それが今年の流れです。最近の流行の見分け方は最近の流行り服かどうかは、縁と表面で見分けるにも書いています。
どちらとも取れる場合|金と銀の差が1つ以下のとき
ここが一番迷うところなので、厚めに書きます。
手元の金属を数えて、金と銀の差が1つ以下だった人は、どちらの色を選んでも、手元とずれることがある人です。たとえば、時計が金、眼鏡が銀、耳飾りが金、靴の金具が銀、といった持ち方の人です。この場合は、次の順番で決めてください。
迷ったら、バッグのすぐそばに来る金属で決める
まず、バッグを持ったときに、すぐそばに来る金属だけを数え直してください。
バッグを手で持つなら、手元の時計と指輪がバッグのすぐそばに来ます。肩に掛けるなら、耳飾りや首飾りが近くなります。斜めに掛けるなら、ベルトの留め具の近くにバッグが来ます。
バッグのすぐそばに来る金属の色にそろえると、見たときに並んで目に入る金属の色がそろいます。離れた位置にある金属の色がずれていても、同じ視界に入らなければ目立ちません。
迷ったら、いちばん大きな金属で決める
バッグのそばに来る金属でも決まらないときは、手元の金属のうち、いちばん大きなものの色にそろえてください。
多くの人にとって、いちばん大きな金属は腕時計です。腕時計の文字盤のまわりやベルトは、指輪や耳飾りよりずっと大きいので、目に入りやすいです。腕時計が金ならバッグの金具も金、腕時計が銀ならバッグの金具も銀、と決めると、大きな金属どうしがそろいます。
腕時計をつけていない人は、眼鏡か、よく履く靴の金具が次に大きいことが多いです。
迷ったら、金具の小さなバッグを選ぶ
どうしても決められないなら、金具がとても小さいバッグを選ぶ方法もあります。親指の爪より小さい金具しかないバッグなら、色がずれても目立ちません。
金具の小さなバッグは、金と銀のどちらの小物とも合わせやすいので、金と銀を両方持っている人には使い勝手がよいです。そのぶん、今年らしさは金具では出せないので、形や表面の質で取り入れてください。
迷ったら、混ぜた金具を選ぶ
金と銀の両方が使われている金具のバッグもあります。たとえば、留め金の一部が金で一部が銀になっているもの、鎖の輪が金と銀で交互になっているものです。
こういうバッグは、金と銀を両方身につける人にとって、つなぎの役目をしてくれます。手元に金と銀がばらばらにあっても、バッグに両方の色が入っていると、全体がつながって見えます。
ただし、混ぜた金具のバッグは、金と銀のどちらかに手元をそろえている人が持つと、かえってずれて見えることがあります。手元の金属を数えて差が2つ以上あった人は、混ぜた金具ではなく、多い側の色を選んでください。
迷ったら、今後そろえていく側を決める
最後の決め方は、これからどちらの色にそろえていくかを決めてしまうことです。
金と銀の差が1つ以下の人は、これから小物を買い足すたびに、どちらかに寄せていくことができます。今回のバッグの金具を金にしたら、次に時計や耳飾りを買い足すときも金を選ぶ、と決めておきます。そうすると、数年で手元の金属が金にそろっていき、バッグとのずれもなくなります。
どちらにそろえるかは、手元の金属のうち、一番気に入っているものの色で決めるとよいです。
一番気に入っているものが決められないときは、いちばん長く使っているものの色にしてください。長く使っているものは、それだけ自分の服や持ち物に合ってきたものです。たとえば、何年も毎日つけている腕時計があるなら、その色にそろえていけば、これまでの服やほかの小物ともずれにくくなります。
反対に、最近買ったばかりのものの色に合わせるのは、少し慎重になってください。新しく買ったものは、そのときの好みや売り場の流行で選んでいることがあり、数年たつと気持ちが変わることもあります。手元の金属の色をそろえる基準にするなら、新しいものより、長く使ってきたものを優先するほうが、結果として長くそろった状態が続きます。
迷ったら、売り場で両方を手元に当ててみる
最後の確かめ方として、売り場で金と銀の金具のバッグを1つずつ手に取り、自分の腕時計や指輪のすぐそばに並べて見る方法があります。鏡の前で、バッグを普段の持ち方で持ち、手元と金具が同じ視界に入るようにします。
並べて見ると、数を数えただけでは分からなかった、色味の近さや遠さが分かります。同じ金でも、黄色みの強い金と赤みのある金では、並んだときの印象が違います。どちらが手元となじんで見えるか、数秒見比べるだけで、答えが出ることも多いです。
秋冬のコートの色と、金具の色
秋冬は、バッグの金具がコートの色と並んで目に入ります。春夏より、バッグの後ろにある服の色が暗く深くなるので、金具の色の見え方も変わります。
暗い色のコートの前では、金も銀も目立ちます。黒や紺のコートに金の金具は温かく見え、銀の金具は涼しげに見えます。どちらも合いますが、目立つぶん、手元の金属とそろっているかどうかが分かりやすくなります。
茶色やベージュのような、黄みのある色のコートの前では、金の金具がなじみ、銀の金具は少し浮きます。灰色のような、黄みのない色のコートの前では、銀の金具がなじみ、金の金具は少し目立ちます。
ただし、コートの色は金具の色を決める理由にはしないでください。コートは1冬に何着か替えることがありますが、手元の金属はほぼ毎日同じです。コートの色に合わせて金具の色を選ぶと、別のコートを着た日にずれます。コートの色で見るのは、金具の目立ち方だけにしておいてください。
バッグ本体の色と、金具の色の目立ち方
金具の目立ち方は、バッグ本体の色によっても変わります。
黒や濃い茶色のような暗い色のバッグでは、金具がくっきり浮かび上がります。金でも銀でも、金具の形がはっきり見えるので、金具が小さくても目に入ります。暗い色のバッグを選ぶときは、金具が小さくても、手元の金属と色をそろえておくほうが安心です。
白やベージュのような明るい色のバッグでは、金具は本体になじんで、目立ちにくくなります。とくに、ベージュのバッグに金の金具、灰色のバッグに銀の金具のように、本体と金具の色が近いと、金具はほとんど背景に溶けます。明るい色のバッグなら、手元の金属と色が少しずれていても、気になりにくいです。
秋冬の素材と、金具の艶の合わせ方
秋冬は、バッグの素材も厚みのあるものが増えます。起毛した革や、毛足のある布、厚手の編み地のバッグなどです。こうした表面のやわらかい素材には、磨いて強く光る金具より、つや消しの落ち着いた金具のほうがなじみやすいです。
表面がやわらかく光を吸う素材に、強く光る金具がつくと、金具だけが浮いて見えます。反対に、表面がなめらかで艶のある革には、磨いた金具がよく合います。素材の艶と金具の艶をそろえると、バッグ全体がまとまって見えます。
手袋をする季節は、手元の金属が隠れる
冬になって手袋をするようになると、指輪や腕時計が手袋や袖口に隠れて、外からは見えなくなります。このとき、手元に見える金属は、バッグの金具と耳飾りくらいになります。
手袋をする季節は、バッグの金具と耳飾りの色がそろっているかを見てください。指輪や腕時計の色とずれていても、手袋をしているあいだは見えないので気になりません。屋内に入って手袋を外したときに、指輪とバッグの金具がそろっていれば、それで十分です。
手持ちのバッグの金具が合わないときの直し方
いま持っているバッグの金具が、手元の金属と合わないことに気づいた人もいると思います。バッグを買い替えずに直す方法を書きます。
手元の金属を1つ替える
いちばん簡単なのは、バッグのそばに来る金属を1つ替えることです。バッグを手で持つなら指輪か腕時計、肩に掛けるなら耳飾りを、バッグの金具と同じ色にします。バッグのすぐそばの金属がそろえば、離れた金属の色がずれていても目立ちません。
金具を布で覆う
持ち手の付け根の金具や、肩紐の金具が気になるなら、薄い布を巻いて覆う方法があります。持ち手に布を巻くと、金具が隠れるうえ、持ち手の印象も変わります。巻き方はバッグスカーフの巻き方を参考にしてください。
金具の少ない持ち方にする
肩紐が金属の鎖になっているバッグなら、肩紐を外して手で持つと、金具の量が減ります。金具が減れば、色のずれも目立ちにくくなります。
手持ちのバッグ全体が古く見えるときの直し方は、手持ちのバッグが古く見えるにまとめています。
金具の傷みと、長く使うための手入れ
金具の色を選ぶときは、傷みやすさも考えておくと、長く使えます。
磨いて光らせた金具は、細かい擦り傷が目立ちやすいです。鍵や財布と一緒にバッグの中に入れていると、金具どうしがこすれて傷がつきます。つや消しの金具は、もともと表面が細かくざらついているので、擦り傷が目立ちにくいです。
金具の色の表面が剥げて、下の地金が見えてくることもあります。とくに、手でよく触る留め金や、肩に当たる鎖の部分は剥げやすいです。剥げが目立つと、バッグ全体が古く見えます。
手入れとしては、使ったあとに柔らかい布で金具を軽く拭いてください。手の脂や汗が残っていると、くすみの原因になります。雨の日に使ったあとは、とくに丁寧に拭いて、水気を残さないようにします。
バッグの中で、金具どうしをこすらない
金具の傷の多くは、バッグの中で付きます。鍵、財布の留め具、小銭、筆記具のような硬いものが、バッグの内側から金具の裏に当たったり、外側の金具に別のバッグの金具がぶつかったりして、少しずつ傷が増えていきます。
鍵は、小さな布の袋に入れてからバッグに入れてください。それだけで、バッグの内側の金具や、財布の金具に傷が付きにくくなります。複数のバッグを重ねて置くときは、金具どうしが触れないように、間に布を1枚はさんでおきます。
しまうときは、金具を薄い紙か布で包む
季節が変わって、しばらく使わないバッグをしまうときは、金具の部分を薄い紙か柔らかい布で包んでください。金具がむき出しのまましまうと、湿気でくすんだり、隣に置いたものと触れて傷が付いたりします。
とくに、肩紐が金属の鎖になっているバッグは、鎖をバッグの中に入れて、本体と鎖が直接こすれないようにしてからしまいます。鎖が本体の革に当たったまま長く置いておくと、革に跡が残ることがあります。
留め金がゆるんだら、早めに見てもらう
留め金の開け閉めがゆるくなった、肩紐の金具にがたつきが出る、といったことに気づいたら、早めに修理の相談をしてください。ゆるんだまま使い続けると、ある日突然外れて、バッグが落ちたり、中身がこぼれたりします。
金具の修理は、ゆるみが小さいうちなら、締め直すだけで済むことが多いです。大きく壊れてからでは、金具ごと付け替えることになり、同じ色や形の金具が見つからないこともあります。手元の金属にそろえて選んだ金具を長く使うためにも、小さな異変のうちに直しておくのがおすすめです。
服のボタンとファスナーは、数に入れるか
手元の金属を数えるとき、服についているボタンやファスナーを数に入れるかで迷う人がいます。
基本は、数に入れなくて構いません。服は毎日替わるので、今日のコートのボタンが金でも、明日のコートのボタンは銀かもしれません。毎日替わるものに合わせてバッグの金具を選ぶと、別の服を着た日にずれます。
ただし、毎日のように着る上着がある場合は別です。秋冬に1着のコートをほぼ毎日着ているなら、そのコートの金属のボタンは、腕時計と同じくらい毎日目に入る金属になります。この場合は、コートのボタンも1つとして数えてください。
ボタンが金属ではなく、木や貝や樹脂でできているものは、数に入れません。ファスナーも、引き手が布や樹脂でできているものは数えません。金属の引き手が大きく、前の真ん中で目立つ上着だけ、数に入れてください。
通勤用と休日用で、金具の色を変えてもいいか
通勤用と休日用でバッグを分けている人は、それぞれの金具の色を変えてもいいか迷うと思います。
答えは、それぞれの日に身につける金属が違うなら、変えて構いません。通勤の日は銀の腕時計と銀の耳飾り、休日は金の指輪と金の首飾り、というように、日によって身につける金属を替えている人は、通勤のバッグを銀、休日のバッグを金にすると、それぞれの日の手元とそろいます。
この場合は、通勤の日と休日で、別々に手元の金属を数えてください。通勤の日の持ち物を並べて数え、休日の持ち物を並べて数えます。それぞれで多い側の色が、それぞれのバッグの金具の色になります。
反対に、通勤の日も休日も同じ腕時計と同じ耳飾りをつけている人は、バッグを分けても金具の色はそろえてください。手元の金属が同じなら、バッグの金具の色を変える理由はありません。
通勤用のバッグは、書類や水筒を入れる大きさが要るので、金具の大きさより中身の量で選ぶことが多いです。その選び方はバッグのトレンド 通勤にまとめています。
持ち方ごとに、金具が見える位置が変わる
同じバッグでも、持ち方によって、金具が人の目に入る位置が変わります。金具の色をそろえるときは、自分がそのバッグをどう持つことが多いかも考えてください。
手で持つバッグは、手元の金属と並ぶ
持ち手を手で握って持つバッグは、金具が手の高さに来ます。手首の腕時計や、指の指輪と同じ高さで並ぶので、色がずれているとすぐに分かります。手で持つことが多いバッグは、腕時計と指輪の色を優先してそろえてください。
肩に掛けるバッグは、胸から腰のあいだに来る
肩に掛けるバッグは、持ち手の付け根の金具が胸のあたりに、バッグ本体の金具が腰のあたりに来ます。首飾りや、ベルトの留め具と同じ視界に入りやすいです。肩に掛けることが多いバッグは、首飾りとベルトの留め具の色を見てください。
斜めに掛けるバッグは、肩紐の金具が体の前を通る
斜めに掛けるバッグは、肩紐についている長さを変える金具が、胸の前を斜めに通ります。この金具は、正面から見たときに一番目立つ位置に来ることがあります。斜めに掛けることが多いバッグは、肩紐の金具の色と、耳飾りや首飾りの色をそろえてください。
持ち方の決め方はバッグのトレンド 持ち方にまとめています。
金具の色を替えたくなったとき|小物から順に寄せる
長く金を選んできた人が銀に替えたくなる、銀を選んできた人が金に替えたくなる、ということもあると思います。好みが変わるのは自然なことです。
色を替えたいときは、バッグから替えないでください。バッグは手元の金属の中でいちばん大きく、値段も高いことが多いので、バッグから替えると、ほかの金属とのずれが大きく目立ちます。
替えるなら、小さいものから順に寄せていきます。
- 耳飾りを1つ、新しい色にする
- 指輪を1つ、新しい色にする
- 腕時計を、新しい色か、金と銀の両方が使われているものにする
- 手元の金属の半分以上が新しい色になったら、バッグの金具を新しい色にする
この順番なら、途中のどの段階でも、手元の金属のずれは1つか2つで済みます。小物を替えていく途中で、やはり元の色のほうが落ち着くと感じたら、そこで戻すこともできます。
よくある失敗と、その場での直し方
金具の色でよく起きる失敗と、その直し方を挙げておきます。
流行の色で買ったら、手元の小物と合わなかった
売り場で流行っていた色の金具のバッグを買ったら、手持ちの時計や耳飾りと色が合わなかった、という失敗です。
その場での直し方は、バッグのそばに来る金属を1つ、バッグの金具の色に替えることです。次からは、売り場に行く前に手元の金属を数えて、自分の色を決めてから選んでください。
大きな金具のバッグが、思ったより目立った
売り場では素敵に見えた大きな金具のバッグが、普段の服に合わせると金具ばかりが目立った、という失敗です。
その場での直し方は、肩紐や持ち手の金具を布で覆うか、金具の少ない持ち方にすることです。次からは、金具の大きさを手のひらと比べて、普段の服でその大きさの金具を使えるか考えてください。
金と銀を混ぜたら、ちぐはぐに見えた
手元に金と銀がばらばらにあって、バッグの金具も別の色だったので、全体がちぐはぐに見えた、という失敗です。
その場での直し方は、手元の金属のうち、目立つものを1つ外すことです。次からは、金と銀の両方が使われている金具のバッグか、金具の小さいバッグを選ぶか、どちらかにそろえていくと決めてください。
売り場で確かめる順番
最後に、バッグを買いに行くときの確かめ方をまとめます。
- 家を出る前に、毎日身につけている金属を並べて、金と銀を数える
- 差が2つ以上なら、多い側の色に決める
- 差が1つ以下なら、バッグのそばに来る金属、いちばん大きな金属の順で決める
- 売り場で同じ売り場のバッグを5つ手に取り、金具の量と艶を数えて、今年の流れを読む
- 色は手元に合わせ、量と艶は今年の流れに合わせて選ぶ
- 金具の大きさを手のひらと比べて、普段の服で使える大きさか確かめる
バッグの重さや肩紐の選び方はバッグのトレンド 重さにまとめています。金具の色が決まったら、形や重さもあわせて見てください。
金具の色は、売り場で迷うより、家の机の上で数えるほうが早く決まります。次にバッグを見に行く前に、今日身につけている金属を一度並べてみてください。
よくある問い
- Q. 今年は金と銀のどちらが流行っていますか
- 売り場では年によって偏りが出ますが、金と銀のどちらかだけになることはありません。流行がはっきり出るのは、色よりも金具の量と艶です。大きな金具を1つ目立たせるか、小さな金具を控えめに使うか、磨いて光らせるか、つや消しで落ち着かせるかのほうが、その年らしさを左右します。色は手元の金属に合わせて選んでください。
- Q. 金と銀を混ぜて身につけるのはおかしいですか
- おかしくありません。ただ、混ぜるなら意図して混ぜているように見せるのがこつです。金と銀の両方が使われている時計や指輪を1つ入れると、2つの色がつながって見えます。バッグの金具だけが他と違う色になっていると、選び間違えたように見えやすいので、混ぜる日は手元にも両方の色を置いてください。
- Q. 金具の色で、似合う・似合わないはありますか
- 肌の色との相性を気にする方は多いですが、バッグは顔から離れた位置で持つので、肌の色の影響は耳飾りや首飾りほど大きくありません。バッグの金具は、肌よりも、手元や足元にある他の金属と並んで見えるので、そちらとそろっているかのほうが印象を左右します。
- Q. 金具が傷だらけのバッグは古く見えますか
- 細かい擦り傷は、つや消しの金具なら目立ちにくく、磨いた金具では目立ちます。金具の色が剥げて下の地金が見えている場合は、古く見えやすいです。剥げが小さいうちに、留め金の部分だけでも手入れの相談をすると長く使えます。
— メグラシ編集部





