バッグスカーフの巻き方|通勤・休日・式・旅行で結び目を替える

**明日持っていくバッグを1つ、手に取ってみてください。**その予定で、あなたは持ち手を何回くらい握りますか。
1日に何十回も握って電車に乗る通勤の日なら、付け根に一結びして、垂らす布を短くします。手首に掛けて歩く休日なら、持ち手に巻き付けても邪魔になりません。小さなバッグを持つ結婚式なら、金具に小さく結ぶだけ。弔事の日は巻きません。旅行の日は、ほどいて首に移せる結び方にしておきます。
バッグスカーフの巻き方は、結び方の種類から選ぶより、その日の予定で手が持ち手に触れる回数から選ぶほうが早く決まります。巻く前にスカーフの長さで作れる形を割り出す方法は鞄に巻くスカーフは、巻き始める前に決まる、巻き終わりが釣り合っているかの見方はバッグにスカーフを巻くときは、持ち手の太さが何倍になるかで判定するにあります。この記事は、秋の予定ごとに巻き方を選ぶ話です。
結論|持ち手を握る回数で、巻き方を選ぶ
握る回数が多い日ほど、結び目を付け根に寄せ、垂らす布を短くします。握る回数が少ない日ほど、持ち手に布を広げてよくなります。
| 予定 | 持ち手を握る回数 | 巻き方 | 垂らす長さ |
|---|---|---|---|
| 通勤 | とても多い | 付け根に一結び | 10cm前後 |
| 仕事の外回り | 多い | 付け根に一結び | 10cm以内 |
| 休日の買い物 | 中くらい | 持ち手に巻き付け | 5〜15cm |
| 子どもと出かける | 多いうえに手がふさがる | 付け根に一結び | 短く |
| 結婚式・披露宴 | 少ない | 金具に小さく結ぶ | 5cm前後 |
| 式典・改まった食事 | 少ない | 付け根に小さくリボン | 10cm以内 |
| 弔事 | ― | 巻かない | ― |
| 旅行 | 中くらい | 付け根にリボン結び | 首に移せる長さ |
**迷ったら、付け根に一結びにしておいてください。**どの予定でも崩れにくく、握る手の邪魔にならない巻き方です。
覚える巻き方は4つだけ
巻き方の名前はたくさんありますが、予定に合わせて使い分けるなら、4つで足ります。
| 巻き方 | 手順 | 仕上がり | 向く予定 |
|---|---|---|---|
| 付け根に一結び | 細くたたみ、持ち手の付け根に通して一結び | 小さな結び目と短い垂れ | 通勤・外回り |
| リボン結び | 付け根に通して蝶結び | 輪が2つできる | 式典・旅行 |
| 持ち手に巻き付け | 端を付け根に結び、らせん状に巻いて反対側で結ぶ | 持ち手全体が布になる | 休日 |
| 金具に小さく結ぶ | 細いスカーフを金具の輪に通して一結び | 飾りのように小さく | 結婚式 |
細くたたむときは、正方形なら三角に折ってから、底辺から3cm幅ほどで折り重ねていきます。細長いスカーフは、そのまま縦に2つか3つに折れば十分です。
4つの手順を、もう少し細かく書いておきます。
付け根に一結び
- スカーフを3cm幅ほどに細くたたむ
- 持ち手の付け根、本体との境目のすぐ上に、布の中央を当てる
- 持ち手の後ろに回して一結びし、左右の垂れを揃える
リボン結び
- 一結びまでは同じ
- 片方で輪を作り、もう片方を巻き付けて輪をもう1つ引き出す
- 輪の大きさを指1〜2本分に揃える
持ち手に巻き付け
- 片端を付け根に一結びする。垂れは5cmほど残す
- 残りを持ち手にらせん状に巻く。布が重なる幅は1cmほど
- 反対側の付け根で一結びし、余りを垂らす
金具に小さく結ぶ
- 5cm幅ほどの細いスカーフを、金具の輪に半分まで通す
- 一結びして、左右を5cmほど残す
**結ぶ前に、布の端がどちらを向くかを決めておいてください。**バッグを持ったときに体の外側へ垂れるように結ぶと、服に布がこすれず、柄も人から見える側に出ます。
前夜に決める2つ|持つ手と、置く場所
巻き方を選ぶ前に、翌日の予定で2つだけ確かめておきます。
- **どちらの手で、どう持つか。**手で握る、腕に掛ける、肩に掛ける
- **目的地で、バッグをどこに置くか。**机の上、椅子の上、床の荷物入れ、膝の上
持ち方が決まると、結び目を付け根のどちら側にするかが決まります。肩に掛けるバッグは、肩に当たる側に結び目があると、歩くたびに結び目が肩にこすれます。肩に掛ける日は、体から遠い側の付け根に結んでください。
置く場所は、垂らす長さに関わります。床の荷物入れに置く日は、長く垂らすと布の端が床に触れます。机の上に置く日は、垂れた布が机の上に広がって見えるので、柄のいちばんきれいな面を外に向けておくと映えます。
| 翌日の持ち方と置き場所 | 結び目の位置 | 垂らす長さ |
|---|---|---|
| 手で握る・机の上に置く | 利き手と反対側の付け根 | 10cm前後 |
| 腕に掛ける・椅子の上に置く | どちらの付け根でも | 10〜15cm |
| 肩に掛ける・床に置く | 体から遠い側の付け根 | 5cm前後 |
| 膝の上に置く | 自分から見て外側 | 5cm前後 |
利き手と反対側の付け根に結ぶのは、利き手でバッグの口を開け閉めするときに、布が手に触れないようにするためです。右手でファスナーを開ける人は、左側の付け根に結んでおくと、1日のうちに布に触れる回数がぐっと減ります。
通勤の日|握る回数がいちばん多い
通勤の日は、駅の改札、電車の吊り革、会社の入口、机の横と、1日のうちに何十回も持ち手を握り直します。
| 通勤の場面 | 起きること | 巻き方の工夫 |
|---|---|---|
| 改札で鞄を持ち替える | 結び目が手に当たる | 付け根に寄せる |
| 満員電車で体の前に抱える | 布がつぶれる | 垂らす布を短く |
| 吊り革を持つ | 腕に掛けた鞄が揺れる | 結び目を固く |
| 机の横に置く | 床に布が触れる | 垂れを10cm以内に |
| 雨の日に傘と一緒に持つ | 布が濡れる | 巻かない日にする |
**通勤の日は、付け根に一結びで、垂らす布を左右10cm前後に揃えるのがいちばん崩れません。**毎日同じバッグで通うなら、スカーフを付けたままにしておき、週に1回ほど結び直すくらいで足ります。
持ち手を握る手のひらは、汗や手の脂で布の色を少しずつ変えます。付け根に結べば、握る部分に布が触れないので、スカーフが長くきれいに保てます。
通勤のバッグは、書類や上着の替えで重くなりがちです。重いバッグほど持ち手に力がかかり、巻き付けたスカーフはよれて細い紐のようになります。**重さのある日は、付け根に結ぶ巻き方のほうが、夕方まで形が残ります。**帰りの電車で結び目の形を見て、朝と変わらなければ、その結び方が通勤に合っています。
仕事の外回り・打ち合わせ|机に置いたときの見え方
外回りや打ち合わせのある日は、相手先の机や椅子の上にバッグを置く時間があります。そのときバッグとスカーフは、相手の目の高さに近い位置にあります。
| 置く場所 | 相手から見える面 | 気にすること |
|---|---|---|
| 相手先の机の上 | 持ち手と結び目 | 結び目が大きすぎないか |
| 隣の椅子の上 | バッグの正面 | 垂れた布が座面に広がらないか |
| 足元の床 | ほとんど見えない | 布の端が床に触れないか |
| 膝の上 | 自分の手元 | 書類に布が重ならないか |
仕事で人と向き合う日は、結び目を小さく、色は服と同じ系統から選ぶと、スカーフが話の邪魔になりません。柄の大きなスカーフは、休日に回しておくほうが落ち着きます。
外回りで何件も訪ねる日は、移動のたびにバッグを持ち上げ、名刺入れや書類を出し入れします。結び目がバッグの口の近くにあると、出し入れのたびに手が布に触れて、夕方には結び目がゆるんでいます。口の開く向きと反対側の付け根に結ぶと、1日の終わりまで結んだときの形が残ります。
休日の買い物|手首や肘に掛けて歩く
休日の買い物では、バッグを手首や肘に掛けて歩く時間が長く、持ち手を握り直す回数は通勤より少なくなります。ここで初めて、持ち手に巻き付ける巻き方が生きます。
| 持ち方 | 巻き方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 手首に掛ける | 持ち手全体に巻き付け | 手首に当たる所を薄く |
| 肘に掛ける | 持ち手全体に巻き付け | 肘の内側で布がよれないか |
| 肩に掛ける | 体から遠い付け根に一結び | 肩で結び目がこすれないか |
| 手で持つ | 付け根にリボン結び | 握る場所を空ける |
巻き付けるときは、スカーフを3cm幅ほどに細くたたんでから、持ち手の付け根に結び、らせん状に隙間なく巻いて、反対側の付け根で結びます。**巻いたあとの持ち手が、元の太さの1.5倍に収まっていれば、握りにくさはほとんど出ません。**太くなりすぎたときは、たたむ幅を細くして巻き直してください。
休日は、買い物袋を一緒に持つことも多くなります。買い物袋の持ち手と、バッグの持ち手を同じ手でまとめて持つと、巻き付けた布が袋の持ち手にこすれて毛羽立ちます。袋を持つ予定が多い日は、巻き付けるのは片側の半分までにして、握る部分は布のない持ち手のまま残しておくと、布が長持ちします。
紅葉狩り・秋の行楽|歩く時間が長い日
秋の行楽では、坂道や石段を歩き、写真を撮るたびにバッグを持ち替えたり地面に置いたりします。歩く時間が長いぶん、布が揺れて服にこすれる回数も増えます。
| 行楽の場面 | 起きること | 巻き方の工夫 |
|---|---|---|
| 坂道や石段を歩く | 布が脚に当たる | 垂れを5cm以内に |
| 写真のたびに地面に置く | 布の端が汚れる | 付け根に一結び |
| 風の強い展望台 | 布があおられる | 二重に結ぶ |
| 屋外で食事をする | 布に食べ物がつく | 洗える布にする |
歩く時間が2時間を超えそうな日は、肩に掛けられるバッグを選び、体から遠い側の付け根に一結びにしておきます。写真に写るときは、スカーフの結び目が外側に見えるように持つと、装いに色が1つ加わって見えます。
保護者会・学校の面談|きちんと見せたい日
秋は学校の面談や保護者会、行事の打ち合わせが重なる時期です。改まりすぎない場ですが、先生や他の保護者と向き合う時間があります。
| 場面 | バッグの置き場所 | 巻き方 |
|---|---|---|
| 教室で面談 | 隣の椅子か足元 | 付け根に一結び |
| 体育館での集まり | 膝の上 | 付け根に小さくリボン |
| 廊下で立ち話 | 手に持つ | 付け根に一結び |
| 行事の手伝い | 荷物置き場 | 巻かないか、洗える布 |
この日は、柄の大きな布より、無地か小さな柄のものが落ち着きます。色はバッグと服のどちらかと同じ系統にしておくと、きちんと感と装いの楽しさが両方残ります。
子どもと出かける日|手がふさがる
子どもと公園や行事に出かける日は、片手で子どもの手を引き、もう片方の手でバッグを持ったり、床に置いたり、急いでつかんだりします。
この日は、持ち手に巻き付けるのは避けて、付け根に一結びだけにしておきます。急いでつかむときに布ごと握ると結び目がゆるみ、置いた拍子に布の端が地面に触れます。
| 起きやすいこと | 巻き方の工夫 |
|---|---|
| 子どもが布の端を引っ張る | 垂らす布を5cm以内に |
| 砂場や芝生に置く | 布の端を結び目の中にしまう |
| 飲み物や食べ物がつく | 洗える綿や化繊の布にする |
| 抱っこで鞄を肩に回す | 体から遠い側に結ぶ |
汚れたときにすぐ外せるように、この日は固結びにせず、一結びのままにしておくと、帰ってから洗うのが楽です。
子どもと出かける日のバッグは、中身が多くて重く、置いたり持ち上げたりを繰り返します。絹の布より、洗濯機で洗える綿や化繊の細いスカーフを1枚、この日専用にしておくと、汚れを気にせず結んでおけます。
結婚式・披露宴|小さなバッグに色を1つ
秋は結婚式の多い季節です。式に持つ小さなバッグに、細いスカーフを小さく結ぶと、装いに色を1つ足せます。
| 気にすること | 目安 |
|---|---|
| 巻き方 | 金具の輪か持ち手の端に一結び |
| 垂らす長さ | 左右5cm前後 |
| 布の幅 | 細長いスカーフなら5cm前後 |
| 色 | ドレス・靴・髪飾りのどれかから1色 |
| 避けたい色 | 白一色 |
| 光沢 | ドレスの光沢に揃える |
**持ち手全体に巻き付けたり、長く垂らしたりするのは、改まった場では目立ちすぎることがあります。**式の間はバッグを膝の上か椅子の背に置く時間が長いので、小さく結んでおくくらいで十分に見えます。
式の小物全体の決まりは結婚式の小物と羽織ものにまとめてあります。会場によって考え方が違うこともあるので、迷うときは控えめな側に寄せておくと安心です。
式典・改まった食事|控えめに結ぶ
入学や卒業に近い式典、目上の人との食事、お茶会のような改まった席では、スカーフは付け根に小さくリボン結びにする程度にとどめます。
リボンの輪は、指1本が通るくらいの小ささにしてください。輪が大きいと、バッグより先にリボンに目が行きます。色は、服や靴と同じ系統の落ち着いた色から選び、柄は小さなものか無地にしておくと、席の雰囲気に沿います。
改まった食事では、バッグを椅子の背と自分の背中の間に置いたり、足元の荷物入れに入れたりします。背中に置く日は、結び目が背中に当たらないよう、背もたれ側に来る付け根に結んでおきます。荷物入れに入れる日は、垂れが荷物入れの縁からはみ出さない長さにしておくと、席を立つときに引っかかりません。食事の席は立ったり座ったりが多いので、結び目は一度だけでなく二重にしておくと、帰るまで形が保てます。
弔事|巻かない
通夜や告別式、法事の日は、バッグにスカーフを巻かないのが一般的です。黒いバッグは、飾りのない状態で持ちます。
**前日にほかの予定でスカーフを巻いていたバッグを使うなら、前夜のうちに外しておいてください。**当日の朝は慌ただしく、外し忘れたまま出かけることがあります。弔事の小物の考え方は、地域や家によって違うことがあるので、迷うときは周りに合わせてください。
旅行の日|首にも移せる結び方
秋の旅行は、昼は暖かくても、夕方や寺社の中、山の上で急に冷えます。バッグのスカーフを首に移せるようにしておくと、1枚で2つの役目をこなせます。
| 旅の場面 | スカーフの置き場所 | 結び方 |
|---|---|---|
| 移動中の電車・車 | バッグの付け根 | リボン結び |
| 昼の街歩き | バッグの付け根 | リボン結び |
| 夕方に冷えてきた | 首 | ひと巻きして前で結ぶ |
| 寺社や美術館の中 | 首かバッグ | 静かな場では揺らさない |
| 宿での食事 | バッグの付け根に戻す | リボン結び |
泊まりがけの旅なら、首に巻く用とバッグに結ぶ用で、同じ1枚を行き来させることになります。首に巻いていた時間が長いと、布に体温と湿り気が移っているので、バッグに戻す前に少し広げて風に当てておくと、結び目の形が崩れにくくなります。
**旅行の日はリボン結びにしておくと、端を引くだけでほどけます。**固く結んでいると、首に移したいときにほどくのに手間取ります。首にも巻くつもりなら、長さが70cm以上ある細長いスカーフか、正方形なら三角に折って細くたためる大きさのものを選んでください。
雨の日と、濡れる予定のある日
雨の日は、傘を持つ手とバッグを持つ手が分かれ、バッグが体の外側に出て濡れやすくなります。
| 布の素材 | 濡れたとき | 雨の日の扱い |
|---|---|---|
| 絹 | 輪じみが残りやすい | 巻かない |
| 綿 | 乾けば戻りやすい | 短く結ぶならよい |
| 化繊 | 水をはじきやすい | 巻いてもよい |
| 起毛・ウール | 重くなり、乾きにくい | 巻かない |
**雨の予報が出ている日は、前夜のうちに外しておくか、化繊の布に替えておきます。**濡れた布を付けたまま室内に置くと、バッグの革や布にも色が移ることがあります。
出先で急に降られたときは、スカーフをほどいてバッグの中にしまってください。濡れたまま結び目を固く締めていると、乾いたあとに結び目の形のしわが残ります。帰ったら広げて、乾いたタオルで挟んで水気を取り、平らな場所で乾かします。
秋から冬へ|布の素材と色の替え方
同じ巻き方でも、布の素材と色を季節で替えると、服の重さと釣り合います。
| 時期 | 服の様子 | 布の素材 | 色の方向 |
|---|---|---|---|
| 9月末〜10月前半 | 薄手の長袖 | 薄手の絹・化繊 | 明るさを残した中間色 |
| 10月後半 | 薄いニット・ジャケット | 絹・綿 | 茶・からし・深い緑 |
| 11月 | コートを着始める | 厚手の綿・起毛 | 深い赤・紺・焦げ茶 |
| 12月 | 厚手のコート | 起毛・ウール混 | 濃い色・細かい柄 |
| 1〜2月 | 厚手のコート | 起毛・ウール混 | 冬の色に1点明るさ |
秋の入り口は、薄手の布で明るさを少し残しておくと、まだ軽い服と釣り合います。コートを着る季節になったら、布に厚みのあるものへ替えると、バッグだけ夏のまま残ったように見えません。
柄の大きさも、季節で少し替えると落ち着きます。薄手の服が多い10月は、大きめの柄でも服の軽さに負けません。コートを着る11月からは、コートの面が大きくなるので、スカーフの柄は細かいもののほうが、バッグの上で柄だけが浮かずに済みます。起毛の布は、同じ色でも表面が光を吸って一段暗く見えるので、10月と同じ色を選んでも冬らしく見えます。手持ちの1枚を季節ごとに買い替える必要はなく、同じ布でも、たたんだときに外へ出す面を替えるだけで、明るい面と暗い面を使い分けられます。
バッグの色と、スカーフの色の合わせ方
スカーフの色は、バッグの色と服の色のどちらに寄せるかで、見え方が変わります。
| バッグの色 | 合わせやすいスカーフ | 目立ち方 |
|---|---|---|
| 黒 | 赤・からし・白を含む柄 | はっきり目立つ |
| 茶 | 紺・緑・生成り | なじみながら目立つ |
| 紺 | 赤・白・茶 | 締まって見える |
| ベージュ | 茶・黒・紺の細かい柄 | 明るく見える |
| 灰 | 紫・紺・黒 | 静かに見える |
**服と同じ色がスカーフの柄に1つ入っていると、バッグだけが浮かずに済みます。**首元にも別のスカーフを巻く日は、2枚の色を揃えすぎると重く見えるので、どちらか一方を無地にしてください。
首元にもスカーフを巻く日
秋から冬は、首元にスカーフやストールを巻く日が増えます。バッグにもスカーフを巻くと、布が2か所に出ることになります。
| 首元 | バッグ | 見え方 |
|---|---|---|
| 無地のスカーフ | 柄のスカーフ | 首元が落ち着き、バッグが目立つ |
| 柄のスカーフ | 無地か巻かない | 首元に目が集まる |
| 同じ柄の色違い | 同じ柄の色違い | 揃えた感じが強く出る |
| 厚手のストール | 付け根に小さく一結び | 重さが首元に集まる |
| 何も巻かない | 巻き付け | バッグに目が集まる |
**2か所に布を出す日は、どちらか一方を主役にしてください。**両方に柄の大きな布を使うと、目が行く場所が分かれて、どちらも弱く見えます。首元に厚手のストールを巻く寒い日は、バッグのスカーフを小さな一結びにして、布の量を首元に寄せると釣り合います。
バッグの形で、結ぶ場所が変わる
同じ予定でも、バッグの形によって、結べる場所と向く巻き方が違います。
| バッグの形 | 結ぶ場所 | 向く巻き方 |
|---|---|---|
| 持ち手が2本のトート | 片方の持ち手の付け根 | 付け根に一結び |
| 持ち手が1本のハンドバッグ | 持ち手の片側の付け根 | リボン結び・巻き付け |
| 肩掛けのショルダー | 肩ひもの金具の近く | 付け根に一結び |
| 小さなパーティーバッグ | 金具の輪 | 金具に小さく結ぶ |
| 背負うバッグ | 肩ひもの付け根 | 付け根に一結び |
| 口を紐で絞るバッグ | 紐の結び目の近く | 紐と一緒に一結び |
**持ち手が2本あるトートは、両方に巻かず、片方だけにしてください。**両方に巻くと、持ち手を揃えて握ったときに布が重なり、急に太くなります。背負うバッグは、背中側にある結び目が自分では見えないので、出かける前に鏡で一度だけ確かめておきます。
1枚のスカーフを、予定ごとに結び替える
スカーフを何枚も持っていなくても、1枚を予定ごとに結び替えれば、1週間を回せます。
| 曜日の予定 | 結び方 | 前夜にかかる時間 |
|---|---|---|
| 月〜金の通勤 | 付け根に一結び | 最初の1回だけ1分 |
| 金曜の夜に食事 | 付け根にリボン結び | 朝に30秒 |
| 土曜の買い物 | 持ち手に巻き付け | 前夜に3分 |
| 日曜に子どもと公園 | 付け根に一結び | 前夜に1分 |
平日は結んだままにしておき、予定の変わる日の前夜にだけ結び替えます。結び替えは、その日の朝ではなく前夜にしておくと、朝に1つ考えることが減ります。
結び目がほどける・ずれるとき
予定の途中で結び目がゆるんだり、持ち手の上で位置がずれたりすることがあります。
| 起きること | 理由 | 止め方 |
|---|---|---|
| 結び目がほどける | 布がすべりやすい | 二重に結ぶ |
| 結び目が持ち手の中央にずれる | 持ち手が細い | 付け根の金具に通してから結ぶ |
| 巻き付けがゆるむ | 巻く力が弱い | 巻き終わりを固く結ぶ |
| 垂れた布がねじれる | たたみ方がずれている | たたみ直して幅を揃える |
絹のようにすべりやすい布は、一結びだけでは持ち手の上で回ってしまうことがあります。その場合は、一結びしたあとにもう一度同じ向きで結ぶと止まります。首に移す予定のある旅行の日だけは、二重にせずリボン結びのままにしておいてください。
どちらとも取れるとき①|仕事のあとに食事の予定がある
平日の仕事のあとに、友人との食事や会食がある日は、通勤の巻き方にするか、食事の席に合わせるか迷います。
**1日のうち長いほうの予定に合わせてください。**多くの場合、仕事の時間のほうが長いので、付け根に一結びのまま出かけます。食事の前に化粧室で、一結びをリボン結びに結び替えれば、2分もかかりません。
食事の席が改まった場なら、リボンは小さくします。気軽な席なら、垂れを少し長めにしても構いません。
結び替える時間が取れそうにない日は、朝からリボン結びにしておく手もあります。その場合は、リボンの輪を小さくして、握る手と反対側の付け根に寄せてください。通勤の間も邪魔になりにくく、食事の席ではそのまま少し華やかに見えます。
どちらとも取れるとき②|式のあとに観光や二次会がある
結婚式に出たあと、そのまま観光や二次会に行く日は、式に合わせた小さな結び方のままでいいか迷います。
- 式のあとも同じ小さなバッグで過ごすなら、金具の結び方のままで構わない
- 大きなバッグに持ち替えるなら、そちらのバッグには付け根に一結び
- 夕方に冷えそうなら、式のバッグではなく、もう1枚を首に巻く用に持つ
**式の間は、式の決まりを優先してください。**観光や二次会のための結び替えは、式場を出てからで十分です。
どちらとも取れるとき③|スカーフが1枚しかなく、色が服と合わない
手持ちのスカーフが1枚だけで、その日の服と色が合わない気がするときがあります。
**その日は、柄のいちばん地味な部分が外に出るように結んでください。**スカーフを細くたたむとき、どの面を外側にするかで見える色が変わります。服に近い色が多い面を外にして、目立つ色はたたんだ内側にしまいます。
正方形のスカーフなら、4つの角と縁取りの色がそれぞれ違うことがよくあります。三角に折る向きを変えると、外に出る縁の色が替わります。前夜に4通りの折り方を試して、服にいちばん近い色が外に出る向きを選んでください。1分もかかりません。それでも合わないと感じるなら、その日は巻かないほうが、バッグと服がまとまって見えます。
前夜の準備の順番
予定の前の晩に、バッグスカーフの準備は5分あれば終わります。
| 順番 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 翌日の予定と、持ち方を思い浮かべる | 30秒 |
| 2 | この記事の最初の表から巻き方を選ぶ | 30秒 |
| 3 | スカーフを細くたたむ | 1分 |
| 4 | 結ぶ | 1〜3分 |
| 5 | 持ってみて、握る手に布が触れないか確かめる | 30秒 |
最後の確かめだけは省かないでください。実際に持ってみて、握る場所に結び目や布が当たるなら、結び目を付け根にもう1cm寄せます。肩に掛けるバッグなら、掛けたまま玄関まで数歩歩いて、結び目が肩や脇に当たらないかも見ておくと、翌朝に結び直す手間がなくなります。
外したスカーフのしまい方
予定が終わって外したスカーフは、たたみ跡がついたままにしておくと、次に巻くときにしわが目立ちます。
外したらその日のうちに広げて、軽く手でしわを伸ばしてから、大きめに折って仕舞います。持ち手に巻き付けていた布は、らせん状のよれが残るので、平らな場所に一晩置いてから折ると、よれがほぼ消えます。汚れがついた日は、布の洗濯表示を見てから、手洗いできるものはその日のうちに洗っておくと、汚れが残りません。**細くたたんだまま丸めて引き出しに入れるのは避けてください。**たたみ跡が線になって残り、次に違う幅でたたんだときに、前の線が表に出ます。バッグに付けたままにする場合も、月に1回は外して広げると、結び目の跡が固まりません。
まとめ
- バッグスカーフの巻き方は、その日に持ち手を握る回数で選ぶ
- 覚えるのは、付け根に一結び・リボン結び・持ち手に巻き付け・金具に小さく結ぶの4つ
- 通勤は付け根に一結び、休日は巻き付け、結婚式は金具に小さく、弔事の日は巻かない
- 旅行の日はリボン結びにして、冷えたら首に移す
- 10月は薄手で明るさを残し、コートの季節には厚みのある布に替える
- 結び替えは前夜に。持ってみて、握る手に布が触れないか確かめる
明日の予定を思い浮かべて、バッグを実際に持ってみてください。握る手に何も触れない位置に結び目があれば、それが明日の巻き方です。
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よくある問い
- Q. バッグスカーフのいちばん簡単な巻き方は何ですか
- 持ち手の付け根に一度だけ結ぶ巻き方です。スカーフを細長くたたみ、持ち手の付け根に通して、一結びするだけで済みます。持ち手を握る手に布が触れないので、通勤のように持ち手を何十回も握る日でもほどけにくく、汚れにくい巻き方です。垂らす布は、左右とも10cm前後に揃えると、短すぎず揺れすぎず落ち着きます。
- Q. 結婚式のバッグにスカーフを巻いてもいいですか
- 小さなパーティーバッグの金具や持ち手の端に、細いスカーフを小さく結ぶ程度なら、装いの差し色として使えます。ただし、持ち手全体に巻き付けたり、長く垂らしたりすると、改まった場では目立ちすぎることがあります。色は、ドレスや靴と同じ系統から1色を拾うくらいにとどめ、白一色の布は花嫁の色と重なるので避けたほうが無難です。
- Q. スカーフを巻くとバッグの持ち手が握りにくくなります
- 持ち手全体に巻き付けると、持ち手が太くなって握りにくくなります。握る回数が多い日は、巻き付けるのをやめて、付け根に一結びする巻き方に替えてください。どうしても巻き付けたいときは、スカーフを細く3cm幅ほどにたたんでから巻くと、太くなりすぎずに済みます。握る場所の中央だけ巻かずに空けておく方法もあります。
- Q. 旅行でバッグのスカーフを首に巻くこともできますか
- できます。旅行の日は、ほどきやすい結び方にしておくのがこつです。持ち手の付け根にリボン結びにしておけば、端を引くだけでほどけて、冷えた夕方や寺社の中などで首に巻き直せます。首にも使うつもりなら、長さが70cm以上ある細長いスカーフか、正方形を三角に折って細くたためる大きさのものを選んでください。
— メグラシ編集部





