ベージュが似合わない パーソナルカラーと骨格|ぼやけるかのっぺりか

**ベージュが似合わないとき、起きているのは「顔がぼやける」か「体がのっぺりする」かのどちらかです。**顔がぼやけるならパーソナルカラーの問題で、ベージュの黄みと明るさを動かします。体がのっぺりするなら骨格の問題で、素材と面積を動かします。
イエベ春は明るく澄んだ黄みのベージュ、イエベ秋は深い黄みのベージュ、ブルベ夏は灰みかピンクみのベージュ、ブルベ冬は白みの強いベージュか灰色に近い濃いベージュが顔に合います。骨格ストレートはなめらかで張りのある素材、ウェーブは柔らかく起毛した素材、ナチュラルは凹凸のある粗い素材にすると、ベージュでも体に影が残ります。
両方起きている人は、色を替える前に顔から離すことから始めてください。ベージュを腰から下に移し、顔の近くには合う色を置くだけで、半分は解決します。
まず症状を分ける|顔の問題か、体の問題か
ベージュを着た写真を1枚撮り、どこに違和感があるかを見ます。
| 症状 | 起きている場所 | 直す軸 |
|---|---|---|
| 顔色が悪い・黄ばむ・くすむ | 顔から20センチ以内 | パーソナルカラー(黄み) |
| 顔がぼんやりして目鼻が遠い | 顔から20センチ以内 | パーソナルカラー(明るさ) |
| 太って見える・寝間着っぽい | 胸から腰 | 骨格(素材) |
| 全身がのっぺりして境目がない | 全身 | 骨格(面積と配置) |
顔の症状と体の症状は、同時に出ることもあります。その場合も、顔は色で、体は素材で、と分けて直すと順番が混ざりません。
顔がぼやけるかは、モノクロ写真で測る
ベージュは肌に近い色です。そのため、色みが合っていても、肌と服の明るさが同じだと顔の輪郭が服に溶けます。これが「ぼやける」の正体です。
スマートフォンのカメラでベージュを着た顔まわりを撮り、白黒に変えてください。
- 肌と服の灰色にはっきり差がある → 明るさは合っている。違和感があるなら黄みの問題
- 肌と服の灰色がほぼ同じ → 明るさの問題。服を一段明るくするか暗くする
明るさの問題なら、黄みを替えても直りません。逆に黄みの問題なら、明るさを替えても直りません。白黒にすると色みが消えるので、どちらの問題かを1枚で切り分けられます。
イエベ春|明るく澄んだ黄みで、灰を混ぜない
イエベ春の人の肌には、明るく黄みのある透明感があります。合うのは、アイボリーに近い明るいベージュや、少しだけ桃色を含んだ黄みのベージュです。
外れやすいのは、灰を含んだくすんだベージュです。顔の透明感が消え、疲れて見えます。モノクロ写真で明るさは合っているのに顔色が悪いなら、灰みを疑ってください。
暗いベージュは、髪より暗くなると顔が沈みます。イエベ春の人がキャメル寄りの暗いベージュを着たいときは、腰から下に置き、顔の近くは明るいベージュかアイボリーにします。
イエベ秋|深い黄みで、明るすぎない
イエベ秋の人は、深みのある黄みが顔をまとめます。合うのは、キャメル寄りのベージュ、乾いた木のような茶みのベージュ、少し緑みを含んだ黄みのベージュです。
外れやすいのは、白に近い明るいベージュです。顔の深さに対して服が明るすぎ、顔だけが暗く浮きます。モノクロ写真で服のほうが肌より明らかに明るいなら、一段暗いベージュに替えてください。
イエベ秋の人は、ベージュそのものは得意な色の側にあります。それでも似合わないと感じるなら、色より素材の問題であることが多いので、次の骨格の節を先に見てください。
ブルベ夏|灰みかピンクみで、黄みを抑える
ブルベ夏の人の肌は、青みのある柔らかさが特徴です。合うのは、灰を少し含んだベージュ、ピンクを含んだローズ寄りのベージュ、灰色との中間のグレージュです。
黄みの強いベージュを顔の近くに置くと、肌の赤みと服の黄みがぶつかって、顔が黄ばんで見えます。モノクロ写真で明るさに差があるのに顔色が悪いなら、黄みが原因です。
どうしても黄みのベージュを着るなら、顔から20センチ以上離します。首元に白やグレーのインナー、またはマフラーを挟むと、間に1色入るので黄みの影響が届きにくくなります。
ブルベ冬|白みの強いものか、灰色寄りの濃いもの
ブルベ冬の人は、肌と髪や瞳の明暗差が大きく、鮮やかさのある色が顔をはっきりさせます。ベージュは鮮やかさのない色なので、ブルベ冬の人にとっていちばんぼやけやすい色の1つです。
選ぶなら両端に寄せます。白に近いほど明るいベージュか、灰色に近い濃いベージュ(灰褐色)です。中間の明るさで黄みのあるベージュは、顔がぼやけ、さらに黄ばむので避けてください。
ブルベ冬の人がベージュのコートを着るときは、中に黒か白をはっきり入れて、ベージュを「背景」に回すと顔が沈みません。
体がのっぺりするかは、素材の影で測る
顔の問題が片づいてもベージュが似合わないなら、体の問題です。ベージュは肌に近い明るい色なので、濃い色に比べて、体の凹凸が作る影が見えにくくなります。そのため、素材自体が影を作るかどうかで、立体感の残り方が大きく変わります。
窓の横に立ち、光が片側から当たる状態で全身を撮ってください。
- 胸の下、腰のくびれ、肘の内側に影が見える → 素材は合っている
- 影がほとんど見えず、一枚の板のように見える → 素材が骨格に合っていない
影が出ない素材は、骨格によって理由が違います。
骨格ストレート|なめらかで張りのある素材で、影を表に出す
骨格ストレートの人は、上半身に厚みがあり、体の表面に自然な丸みがあります。この丸みはなめらかな素材の上でこそ光と影になり、立体感として見えます。
ふわふわした厚手のニットや起毛の強い素材は、体の丸みの上にさらに丸い量を足すため、ベージュだと影が消えて上半身が膨らんで見えます。ベージュは、目の詰まったハイゲージのニット、なめらかなウール、張りのある綿で選んでください。
面積は大きくてもかまいません。骨格ストレートの人は、素材さえ合えば、ベージュのコートやワンピースのような大きな面を着こなせます。
骨格ウェーブ|柔らかく起毛した素材で、上半身に量を足す
骨格ウェーブの人は、体の厚みが薄く、上半身が平らに見えやすいです。ベージュのなめらかで張りのある素材を着ると、その平らさがそのまま板のように出て、寂しく見えます。
合うのは、起毛した柔らかい素材です。毛足の短いモヘア、アンゴラ混、薄手のスエード調などは、表面の毛羽が光を拾って細かな影を作り、上半身に量を足します。
面積は上半身中心にします。全身をベージュにすると、体の薄さと色の明るさが重なってぼんやりします。下に濃い色を置くと、重心が整います。
骨格ナチュラル|凹凸のある粗い素材で、骨の線と釣り合わせる
骨格ナチュラルの人は、肩や手首の骨がしっかりしていて、体の枠が大きく見えます。なめらかな薄いベージュは、骨の存在感に対して素材が頼りなく、布だけがのっぺりと浮きます。
合うのは、太い畝のニット、ざっくりした織りのツイード調、表面に凹凸のあるコーデュロイなどです。凹凸そのものが影を作るので、ベージュでも単調になりません。
ナチュラルの人は、全身ベージュでも素材を2種類以上混ぜれば成立します。上下で粗さを変えると、同じ色でも境目が残ります。
顔も体も外れるとき|まず顔から離し、次に素材を替える
顔がぼやけ、体ものっぺりする人は、直す順番を決めてください。先に色を探し直すと、合うベージュが見つかるまで時間がかかります。
- ベージュを腰から下に移す:ベージュのパンツやスカートにして、顔の近くには自分のパーソナルカラーで得意な色を置く。これで顔の問題は消えます
- 下に置いたベージュの素材を骨格に合わせる:ストレートは張り、ウェーブは柔らかさ、ナチュラルは凹凸
この2つで違和感が消えたら、上半身にベージュを戻すのは、黄みと明るさが合うものを見つけてからで十分です。グレーで同じ問題が起きる人はグレーが似合わない パーソナルカラーと骨格も同じ手順で直せます。
どちらとも取れるとき|判断は顔の写真に戻す
パーソナルカラーが「夏と秋の間」、骨格が「ストレートとウェーブの間」のように、どちらとも取れる人は、候補のベージュを2枚並べて着比べてください。
- 色の判断:顔の写真だけで決めます。白黒にして明るさの差が大きいほう、カラーに戻して顔色が明るく見えるほうを残します
- 素材の判断:窓の横で撮った全身写真で決めます。胸の下と腰に影がはっきり出るほうを残します
色と素材の判断がそれぞれ別の候補を指すこともあります。たとえば色は灰みのベージュがよく、素材は起毛がよいのに、手元にその組み合わせがない場合です。このときは、顔の近くに置く服は色を優先し、腰から下に置く服は素材を優先してください。顔から遠い場所では、色みの差はほとんど目に入りません。
パーソナルカラーと骨格の結果がそもそも食い違って迷っている人は、パーソナルカラーと骨格が外れるとき、どちらを譲るかで、明るさと厚みのどちらを残すかを決めておくと、ここの判断も速くなります。
秋冬のベージュ3つに当てはめる
ベージュのニットは顔のすぐ下に来るので、色はパーソナルカラーで決めます。編み地は骨格で、ストレートはハイゲージ、ウェーブは起毛、ナチュラルは太い畝。
ベージュのコートは面積が大きく、顔にも体にも影響します。襟元にパーソナルカラーの得意な色をマフラーやインナーで挟み、コートの素材を骨格に合わせます。ウェーブの人は、厚手のコートだと体が負けるので、軽い起毛素材か、丈を短めにします。
ベージュのパンツやスカートは顔から遠いので、色の幅を広げても大丈夫です。素材だけ骨格に合わせてください。ベージュを取り入れたいけれど顔に置くと外れる人の、いちばん失敗の少ない入口です。
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よくある問い
- Q. ベージュは誰にでも似合う色ではないのですか
- ベージュは幅の広い色で、黄みの強いものから灰みやピンクみのものまであります。どれか1つは誰にでも合いますが、手に取ったベージュがその1つとは限りません。さらに、肌に近い色なので、素材に影が出ないと体の立体感が消えます。色が合っていても素材で外れることがあるのはそのためです。
- Q. ブルベですが、ベージュのコートを着たいです
- 着られます。ブルベ夏なら灰みかピンクみのあるベージュ、ブルベ冬なら白みの強いベージュか、灰色に近い濃いベージュを選びます。それでも顔が黄ばむなら、首元に白かグレーのマフラーを挟んで、顔とコートの間を20センチ以上離してください。
- Q. 全身ベージュでまとめるとぼんやりします
- 全身を同じ明るさのベージュでそろえると、体の境目がすべて消えます。上と下で明るさを一段変えるか、素材を変えて影の出方を分けてください。骨格ストレートなら上をなめらか、ウェーブなら上を起毛、ナチュラルなら下を粗い素材にすると、同じ色でも境目が残ります。
- Q. 髪を明るくしたらベージュが似合わなくなりました
- 髪とベージュの明るさが近づくと、頭から胸まで1つの面になり、顔がぼやけます。服のベージュを髪より一段暗くするか、髪より明るいアイボリー寄りにして、明るさの差をつけてください。
— メグラシ編集部





