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旅行のルームウェアの選び方|秋の宿と実家は、人前に出る時間で決める

メグラシ編集部//読了 12分
宿の畳の上で開いた旅行鞄の中に、生成り色のルームウェアの上下と紺のカーディガン、グレーの厚手の靴下が入っている。窓からの光が畳に影を落としている

次に泊まる先で、部屋の外に出て人と顔を合わせる時間が、どのくらいあるかを思い浮かべてください。

ホテルの部屋から一歩も出ないなら、家で寝ているパジャマのままで構いません。大浴場や朝食会場まで歩くなら、**上に羽織る1枚を足します。**実家や友人宅のように、家族や友人と長く同じ部屋で過ごすなら、そのまま人前に出られる上下を選んでください。

旅行のルームウェアは、家で着る部屋着と同じ基準では選べません。**泊まる先には、部屋の外に人がいるからです。**家で着る部屋着の選び方はおしゃれなルームウェアと部屋着に、秋冬のパジャマの生地は秋冬のパジャマの選び方にあります。この記事は、泊まる先ごとに持っていく1組を決める話です。

結論|人前に出る時間で、3段に分ける

旅先のルームウェアは、人前に出る時間の長さで決まります。

人前に出る時間選ぶ上下足すもの
0分(部屋から出ない)そのまま寝られる上下なし
30分以内そのまま寝られる上下羽織り1枚と靴下
30分〜1時間上下の色と生地をそろえたもの羽織り1枚
1時間以上そのまま人前に出られる上下寝るときの着替えは任意

**人前に出る時間が長くなるほど、ルームウェアは「人に会える服」に寄せていきます。**反対に、人前に出る時間が短いなら、寝心地を優先して、家で着ているものに近い1組で十分です。迷ったら、30分以内の段で選び、羽織りを1枚足しておくと、多くの泊まり先に合います。

この段の分け方は、見た目のきちんとした度合いだけで決めたものではありません。人前に出る時間が長いと、それだけ着替える回数が増えます。着替えの回数を減らすために、人前の時間に合わせてルームウェアを寄せる、というのがこの分け方の考え方です。

泊まる先ごとの「人前」

泊まる先によって、部屋の外で誰と会うかが違います。人前の中身を並べると、次のようになります。

泊まる先会う人人前に出る時間の目安
ホテル(館内着なし)ほぼ誰とも会わない0〜15分
ホテル(朝食会場へ行く)他の宿泊客30分前後
旅館(館内着あり)他の宿泊客・宿の人30分〜1時間
温泉宿(大浴場へ通う)他の宿泊客1回15分ほどを数回
実家家族数時間
義実家・親戚の家家族・親戚起きているあいだずっと
友人宅友人とその家族数時間
出張のビジネスホテル他の宿泊客0〜30分

**実家や義実家は、ホテルより人前に出る時間がずっと長くなります。**寝る直前まで居間で家族と過ごすことが多く、朝も起きてすぐ家族と顔を合わせます。ホテルと同じ感覚でパジャマだけを持っていくと、着替えのたびに部屋へ戻ることになります。

反対に、ホテルに泊まるのに実家と同じ気の配り方で選ぶと、荷物が増えるわりに、人前に出る時間はほとんどありません。泊まる先が変わるたびに、この表のどの行に当たるかを確かめてから、持っていく1組を決めてください。

人前に出る時間の数え方

人前に出る時間は、1回ごとは短くても、合わせると長くなることがあります。泊まる前に、次の時間を足してみてください。

用事1回の長さ回数の目安
大浴場への行き帰り5〜10分1泊に1〜3回
朝食会場での食事20〜40分1泊に1回
夕食の会場への移動と食事1時間前後1泊に1回
自動販売機や売店へ5分1泊に1〜2回
家族の居間で過ごす1〜3時間1日に1〜2回
夜のコンビニへ10〜20分1泊に0〜1回
朝、玄関先で家族を見送る5分1日に1回

**夕食を会場でとる宿では、夕食の時間も人前の時間に入れてください。**館内着で夕食の会場へ行ってよい宿もあれば、着替えてから行くのが落ち着く宿もあります。宿の案内を見て、夕食をどんな服で食べるかを先に決めておくと、ルームウェアで足りるかどうかが分かります。

館内着がある宿、ない宿

館内着が用意されているかどうかで、持っていくものが大きく変わります。

宿の種類館内着持っていくもの
旅館浴衣や作務衣があることが多い羽織り1枚と厚手の靴下
温泉宿浴衣や館内着があることが多い羽織り1枚と靴下、下に着る薄手の1枚
シティホテル寝間着だけのことが多い人前に出る用の上下
ビジネスホテル寝間着だけのことが多い朝食会場へ行ける上下
貸し別荘・民泊ないことが多いルームウェア一式

**館内着がある宿でも、秋は館内着1枚では冷えることがあります。**浴衣の下に着る薄手の1枚と、上に羽織る1枚を持っていくと、廊下や大浴場の行き帰りが楽になります。館内着の有無は、予約の確認や宿の案内で先に確かめてください。分からないときは、持っていく側で用意しておくほうが安心です。

館内着があっても、サイズが合わないことがあります。丈の短い浴衣や、袖の長すぎる作務衣は、廊下を歩くたびに気になります。館内着のサイズを選べる宿なら、フロントで替えてもらえることも多いので、着てみて合わなければ遠慮せずに聞いてください。

秋の宿の室温|暖房と乾燥

秋の旅先は、部屋の中と廊下で温度が大きく違います。部屋は暖房で暖かく乾き、廊下や大浴場の脱衣所は冷えている、ということがよくあります。

過ごす場所秋の状態着るものの考え方
暖房の効いた客室暖かく、乾きやすい薄手の上下で足りる
暖房のない和室夜は冷える薄手の上下に羽織りを足す
廊下・エレベーターホール冷える羽織り1枚と靴下
大浴場の脱衣所湯上がりは暑く、すぐ冷える脱ぎ着しやすい羽織り
実家の居間暖房がある薄手の上下
実家の寝室暖房がないことも厚手の靴下と羽織り

ルームウェアそのものは薄手にして、暖かさは羽織りと靴下で足すのが、秋の旅先ではいちばん調整しやすい組み方です。厚手のルームウェアを1組持っていくと、暖房の効いた部屋では暑く、脱いで調整することもできません。暖房で乾いた部屋で厚手を着て寝ると、汗をかいて、明け方に冷えやすくもなります。薄手の上下に羽織りを1枚足す形なら、脱ぐだけで室温に合わせられます。

生地で選ぶ|畳んだ厚みと、乾きやすさ

旅行のルームウェアは、着心地のほかに、畳んだときの厚みと、洗ったときの乾きやすさでも選びます。

生地畳んだ厚み(上下)乾きやすさ秋の旅先での向き
薄手の綿2cm前後乾きやすい暖房の効いた部屋
綿のワッフル3cm前後ふつう寒暖差のある宿
とろみのある生地1〜2cm乾きやすい人前に出る時間が長い泊まり
薄手のスウェット(裏毛)3〜4cm乾きにくい実家・友人宅
裏起毛のスウェット5cm以上乾きにくい暖房のない部屋の冬
薄手のニット3cm前後乾きにくい人前に出る時間が長い泊まり
フリース4cm以上乾きやすい寒い部屋

とろみのある生地は、畳んだ厚みが薄く、しわも出にくく、人前に出ても部屋着に見えにくいので、旅行にいちばん向く生地の一つです。一方で、裏起毛のスウェットは、家では暖かくて心地よくても、旅行鞄では場所を取り、暖房の効いた部屋では暑く感じます。裏毛と裏起毛の違いはスウェットの部屋着|裏毛と裏起毛の違いにあります。

荷物の大きさ|畳んだ厚みで決める

旅行の荷物で、ルームウェアは意外に場所を取ります。持っていく鞄の大きさから逆に、どのくらいの厚みまで入るかを決めておくと、選びやすくなります。

旅の長さと鞄ルームウェアに使える厚み向く組み方
1泊・小さめの鞄2cmまで薄手の上下だけ
1泊・中くらいの鞄3cmまで薄手の上下と薄い羽織り
2泊・中くらいの鞄3〜4cm上下と羽織り、靴下
3泊以上・大きめの鞄5cm前後上下と上の替え、羽織り
車での帰省制限なし家の部屋着をそのまま

**上下を畳んで重ね、指で厚みを測ってみてください。**人差し指の幅がおよそ1.5cmなので、指2本分に収まれば、1泊の小さな鞄にも入ります。車で帰省するなら荷物の制限はほとんどないので、家で着ている部屋着をそのまま持っていくのがいちばん楽です。

上下そろいか、別々か

ルームウェアを上下そろいにするか、別々にするかでも、人前での見え方が変わります。

組み方人前での見え方荷物向く泊まり先
上下そろい落ち着いて見える1組で済む実家・義実家・友人宅
上下別々・同じ色そろいに近く見える組み替えられる連泊・出張
上下別々・違う色くだけて見える組み替えられるホテル・部屋から出ない泊まり
ワンピース型まとまって見える1枚で済む旅館・温泉宿

**人前に出る時間が長い泊まり先ほど、上下の色と生地をそろえてください。**上下がそろっていると、ルームウェアでも1つの服として見え、家族や他の宿泊客の前に出ても落ち着いて見えます。ワンピース型のルームウェアは、そのまま寝られるものと人前に出られるものの境目があり、その見分け方はルームウェアのワンピースをおしゃれに選ぶにあります。

旅館|館内着の上に何を足すか

旅館では、浴衣や作務衣が用意されていることが多く、ルームウェアの代わりに館内着で過ごす人がほとんどです。そのとき困るのは、館内着だけでは冷えることと、浴衣の前が開きやすいことです。

困ること足すものひと言
廊下で冷える薄手のカーディガン館内着の上から羽織れるもの
浴衣の前が開く下に着る薄手の上下肌着より少し厚いもの
足元が冷える厚手の靴下スリッパの中で滑りにくいもの
夜の部屋が寒い薄手の羽織り寝るときにも使えるもの

**浴衣の下に薄手の上下を着ておくと、寝ているあいだに前が開いても落ち着いて過ごせます。**朝食の会場に浴衣で行く宿も多いので、その下に薄手の上下を着ていれば、朝の支度も楽になります。

ホテル|部屋から出る用事で決める

ホテルでは、部屋の中は完全に自分だけの場所です。人前に出るのは、朝食会場や売店、製氷機に行くときくらいです。

部屋から出ない予定なら、家で寝ているパジャマで構いません。**朝食会場に行く予定があるなら、朝食に行ける服を1組決めておいてください。**ルームウェアのまま行ってよいかどうかはホテルによって違いますが、上下の色と生地をそろえたルームウェアに、羽織りを1枚足せば、多くの朝食会場で浮きにくくなります。

迷うときは、朝食の前だけ翌日に着る服に着替えてしまう方法もあります。着替える手間は増えますが、ルームウェアは寝心地だけで選べるようになります。

ホテルの客室は、暖房を入れると乾きやすくなります。寝るときの上下は薄手にして、首元が詰まった上を選ぶと、首まわりが冷えにくく感じます。

温泉宿の大浴場まで

温泉宿では、大浴場へ何度か通うことが多く、そのたびに廊下を歩きます。湯上がりは体が温まっていても、廊下や部屋に戻るまでのあいだに冷えやすくなります。

大浴場との行き来着るもの気をつけること
行くとき館内着か、ルームウェアに羽織り脱ぎ着しやすいもの
湯上がりすぐ前を開けた羽織り汗がひくまで前を閉めない
部屋に戻るまで羽織りの前を閉める廊下で冷えないように
夜遅くに行くとき厚手の靴下を足す夜の廊下は冷えやすい

**湯上がりは、羽織りの前を開けておき、汗がひいてから閉めてください。**すぐに閉めると汗がこもり、そのあとで冷えやすくなります。

大浴場へ持っていく羽織りは、濡れた髪が触れても気にならない生地にしておくと安心です。とろみのある生地や薄手の綿なら、髪の水気が少し移っても、部屋に干しておけばすぐに乾きます。大浴場へ行くときの荷物と着るものは温泉旅行に持っていけばよかったものでもまとめています。

朝食会場に、ルームウェアで行けるか

朝食会場にルームウェアで行ってよいかどうかは、宿の考え方と、ルームウェアの見え方の両方で決まります。

ルームウェアの状態朝食会場で
上下の色と生地がそろっている行けることが多い
羽織りを1枚足している行けることが多い
上下の色も生地もばらばらくだけて見えやすい
寝たときのしわが目立つ着替えたほうが落ち着く
襟元が大きく開いている羽織りで整える
館内着のまま宿が認めていれば問題ない

**寝たときのしわが目立つ生地は、朝に人前に出る予定があるなら避けてください。**綿の薄手や、とろみのある生地は、寝ているあいだのしわが目立ちにくく、朝そのまま朝食会場へ行きやすくなります。宿によっては、館内着やルームウェアでの朝食を控えてほしいと案内していることもあるので、気になる場合は宿の案内を確かめてください。

実家|家族が起きている時間で決める

実家に帰るときは、家族と同じ部屋で過ごす時間が長くなります。何を持っていくかは、家族が起きている時間と、自分がどの部屋で過ごすかで決まります。

実家での時間帯過ごす場所着るもの
朝、起きてすぐ居間・台所人前に出られる上下
昼居間・外出日中の服
夕食のあと居間人前に出られる上下
入浴のあと居間・自分の部屋人前に出られる上下に羽織り
寝る前自分の部屋そのまま寝られる上下

**実家では、起きてすぐ家族と顔を合わせるので、寝るときの上下がそのまま朝の服になります。**寝るときに1組、朝に着替えて1組と分けると荷物が増えるので、そのまま人前に出られる上下を1組持っていき、それで寝るのがいちばん楽です。年末の帰省の移動と滞在の服は年末年始の帰省の服装【40代】にもあります。

義実家や親戚の家では、起きているあいだ人前

義実家や親戚の家に泊まるときは、起きているあいだ、ほとんどずっと人前にいると考えてください。自分の部屋にこもる時間は、実家よりさらに短くなります。

この場合は、ルームウェアというより、家の中で過ごすための落ち着いた服を1組持っていくほうが過ごしやすくなります。上下の色をそろえた、丈がほどよいもの。襟元が大きく開いていないもの。寝るときだけ、別の薄手の上下に着替えます。

台所を手伝う予定があるなら、袖がまくりやすく、汚れても洗いやすい生地を選んでください。袖口の広いものや、裾の長いものは、台所での作業には向きません。

義実家では、朝に誰がいちばん早く起きるかも見ておくと安心です。先に起きている家族がいるなら、起きてすぐ居間に出る前に、羽織りを1枚着るだけで落ち着いて顔を合わせられます。

友人宅に泊まる日

友人の家に泊まるときも、人前に出る時間は長くなります。友人だけでなく、その家族と顔を合わせることもあります。

友人宅の状況人前の時間選ぶ上下
ひとり暮らしの友人寝るまで友人と一緒上下そろいのルームウェア
友人に家族がいる家族とも顔を合わせる人前に出られる上下
夜遅くまで話す数時間羽織りを1枚足す
朝、一緒に出かける朝の支度の時間しわの出にくい生地

**友人に家族がいる家に泊まるなら、義実家と同じくらいの気の配り方で選ぶと安心です。**上下の色をそろえ、羽織りを1枚足しておけば、家族の前に出ても落ち着いて見えます。

友人宅では、布団やソファで寝ることもあります。床に近い場所で寝るなら、足元が冷えやすいので、厚手の靴下を1足足してください。借りた布団を汚さないように、寝るときは化粧を落とし、髪をまとめておくと、翌朝の片づけも楽になります。

出張の日

出張でビジネスホテルに泊まるときは、荷物を少なくしたいことがほとんどです。人前に出るのは朝食会場くらいで、時間も短くなります。

出張のルームウェアは、畳んだ厚みが2cmまでの薄手の上下1組で足ります。仕事の荷物で鞄がふくらむ出張では、ルームウェアに使える場所がいちばん先に削られます。朝食会場に行くなら、上下の色をそろえたものか、翌日の服に着替えてから行くかを決めておきます。とろみのある生地なら、スーツケースの中でしわがつきにくく、連泊でも夜に洗って部屋に干せます。

夜に部屋で仕事をするなら、寝るときの上下とは別に、肩にかける薄手の羽織りを1枚入れておくと、暖房を強くしなくても過ごせます。

家族旅行で、子どもと同じ部屋に泊まる日

子どもと一緒の旅行では、部屋の中でも動く時間が長くなります。夜中に起きて世話をしたり、朝早くから子どもと一緒に朝食会場へ行ったりするからです。

子どもとの過ごし方起きること選ぶ上下
夜中に起きて世話をする暗い中で動く前が開きすぎない、動きやすい上下
朝早く子どもと朝食へ着替える時間がないそのまま朝食会場へ行ける上下
大浴場に子どもを連れていく脱衣所で着替えを手伝う袖をまくりやすいもの
部屋で子どもと遊ぶ床に座る・膝をつく膝が伸びやすい生地

**子どもと一緒の朝は、自分が着替える時間がほとんど取れません。**そのまま朝食会場へ行ける上下で寝ておくと、朝の支度が子どもの分だけで済みます。床に座って遊ぶ時間が長いなら、膝が出にくい生地を選んでください。床に座るときの部屋着の選び方はスウェットパンツの部屋着は床に座って選ぶにあります。

連泊と洗濯

2泊以上の旅では、ルームウェアを何組持っていくかも決める必要があります。

泊数持っていく組数洗濯
1泊1組不要
2泊1組不要
3泊1組と上の替え1枚上だけ洗うこともある
4泊以上1組と上下の替え宿で洗って部屋に干す
帰省で1週間2組実家の洗濯機を借りる

**夜に洗って朝までに乾くかどうかは、生地で決まります。**旅先では洗濯機を使えないことも多いので、手で洗える生地かどうかも合わせて見てください。薄手の綿やとろみのある生地は、手で洗って軽く絞り、部屋に干しておけば、暖房の効いた秋の部屋なら朝には乾いていることが多くあります。スウェットや起毛の生地は、ひと晩では乾かないので、連泊には向きません。

夜のコンビニや、近所の散歩

旅先や実家で、夜にちょっとコンビニへ行きたくなることがあります。その数分のために着替えるのは面倒ですが、ルームウェアのまま出てよいかは、上下の見え方で決まります。

ルームウェアの状態夜の近所へ
上下そろい・無地羽織りを足せば出られる
上下別々・同じ色羽織りを足せば出られる
柄のパジャマ羽織りで前を閉じても部屋着に見える
寝たときのしわが強い着替えたほうが落ち着く

**夜の近所へ出る可能性があるなら、羽織りは、ルームウェアの上から着ても外の服に見える1枚にしてください。**丈がお尻にかかるカーディガンや、薄手のジャケットなら、下がルームウェアでも外の服に寄って見えます。家の近所に出かけるときの部屋着の延ばし方はワンマイルウェアの選び方にあります。

足元と羽織り

秋の旅先で、ルームウェアと同じくらい大切なのが、足元と羽織りです。

もの役目選び方
厚手の靴下廊下や寝室の冷えを防ぐ滑りにくいもの
室内履き宿のスリッパの代わり畳めば薄くなるもの
薄手のカーディガン廊下・朝食会場・夜の近所外の服に見えるもの
大判のストール寝るときの肩掛け・移動中の膝掛け軽いもの
レッグウォーマー足首の冷え薄手のもの

**羽織りは1枚で何役もこなすものを選ぶと、荷物が減ります。**色は、ルームウェアの上下と、翌日に着る服の両方に合うものにしておくと、使える場面がさらに増えます。薄手のカーディガンなら、宿の廊下、朝食会場、夜の近所、帰りの移動中まで使えます。大判のストールも、寝るときの肩掛けと、移動中の膝掛けを兼ねられます。

秋から年末年始までの予定表

秋の連休から年末年始にかけて、泊まる予定は少しずつ性格が変わります。

時期多い泊まり人前の時間持っていくもの
10月の連休旅館・温泉宿30分〜1時間薄手の上下と羽織り
11月の連休ホテル・紅葉の宿30分前後薄手の上下と羽織り、靴下
12月の週末友人宅・ホテル数時間人前に出られる上下
年末年始の帰省実家・義実家起きているあいだ人前に出られる上下と寝るときの上下

**年末年始の帰省は、この中でいちばん人前の時間が長い泊まりです。**実家や義実家で数日過ごすなら、人前に出られる上下を中心に、寝るときの薄手の上下を1組足してください。暖房のない寝室なら、厚手の靴下とストールも入れておきます。

どちらとも取れるとき①|館内着があるか分からない

予約の確認を見ても、館内着が用意されているかどうか書かれていない。持っていくべきか、持っていかなくていいか決められない。

この場合は、**寝るときの上下は持っていき、羽織りと靴下も入れてください。**館内着があれば、持っていった上下は使わずに済みますが、なかったときに困るよりはずっと楽です。荷物を減らしたいなら、寝るときの上下を、畳んだ厚みが2cmまでの薄手にしておけば、使わなくても荷物の負担はほとんどありません。

どちらとも取れるとき②|実家で人前に出る時間が読めない

帰省しても、家族がいつまで起きているか、居間でどのくらい過ごすか分からない。人前の時間が短いのか長いのか読めない。

この場合は、**人前に出られる上下を1組だけ持っていき、それで寝てください。**人前の時間が短ければ、ただの寝やすい上下として使えます。長ければ、そのまま居間で過ごせます。どちらになっても着替えずに済むので、1組で両方に対応できます。

寝心地が気になるなら、上だけ寝るとき用の薄手を1枚足してください。上だけなら荷物はほとんど増えません。

どちらとも取れるとき③|荷物を減らしたいが、寒さが心配

1泊の小さな鞄で行きたい。けれど、秋の宿の夜が寒いかもしれない。厚手のルームウェアを持っていくと鞄に入らない。

この場合は、**ルームウェアは薄手のままにして、厚手の靴下と薄手の羽織りだけを足してください。**体の冷えは、足元と肩まわりから感じやすくなります。この2か所を覆えば、薄手の上下でも夜の冷えはかなりやわらぎます。厚手の上下を1組入れるより、畳んだ厚みもずっと薄く済みます。

それでも寒いときは、宿に毛布や掛け布団の追加を頼めることも多くあります。宿の案内を先に見ておくと、持っていく量を減らせます。

家の部屋着を持っていくか、旅行用を用意するか

旅行のたびに、家の部屋着を持っていくか、旅行用に1組用意するかも迷うところです。

選び方よいところ気になるところ向く人
家の部屋着を持っていく寝心地がいつもと同じ厚みがあって荷物が増えやすい車で帰省する人
旅行用を1組用意する薄く畳めて、人前に出られる1組ぶんの出費旅行や出張が多い人
外にも着られる上下で兼ねる荷物が最も少ない寝心地はやや劣る1泊が多い人

**年に何度も泊まる予定があるなら、旅行用に薄手の上下を1組決めておくと、毎回迷わずに済みます。**上下の色と生地がそろっていて、畳んだ厚みが2cm前後、夜に洗って朝に乾くもの。この3つを満たす1組があれば、ホテルにも旅館にも実家にも持っていけます。

旅行用の1組は、旅から帰ったら洗って、次の旅まで鞄の近くに仕舞っておくと、荷造りのたびに探さずに済みます。家で着る部屋着と混ぜないことが、旅行用を用意するいちばんの利点です。

出発前に確かめること

荷造りの最後に、ルームウェアまわりで確かめておくことをまとめました。

確かめること見るところ
館内着の有無予約の確認・宿の案内
人前に出る時間大浴場・朝食会場・家族の居間
畳んだ厚み指2本分に収まるか
羽織りが外の服に見えるかお尻にかかる丈か
靴下厚手で滑りにくいものが入っているか
連泊の洗濯夜に洗って朝に乾く生地か

**6つを見るのに、5分もかかりません。**荷造りを始める前に見ておけば、入れてから出し直す手間もなくなります。とくに館内着の有無と人前に出る時間の2つが分かれば、何を持っていくかの大部分は決まります。旅の服全体の枚数の決め方は旅行の洋服の枚数にもまとめています。

まとめ

  • 旅行のルームウェアは、泊まる先で人前に出る時間の長さで選ぶ
  • 0分ならそのまま寝られる上下、30分以内なら羽織りと靴下を足す、1時間以上なら人前に出られる上下
  • 実家や義実家は、ホテルよりずっと人前の時間が長い
  • 秋の宿は、ルームウェアは薄手にして、暖かさは羽織りと靴下で足す
  • 畳んだ厚みは、1泊の小さな鞄なら2cmまで
  • 迷ったら、人前に出られる薄手の上下を1組持っていき、それで寝る

次の旅の予定を見て、泊まる先で部屋の外に出る時間を数えてみてください。その数字が決まれば、鞄に入れる1組は自然に決まります。

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よくある問い

Q. 旅行に持っていくルームウェアは、何を基準に選べばいいですか
泊まる先で、部屋の外に出て人と顔を合わせる時間の長さを基準にしてください。ホテルの部屋から一歩も出ないなら、家で寝ているパジャマで構いません。大浴場や朝食会場まで歩くなら、上に羽織る1枚を足します。実家や友人宅のように、家族や友人と長く同じ部屋で過ごすなら、そのまま人前に出られる上下を選ぶと、着替えの回数が減ります。
Q. 旅館で館内着が用意されているなら、ルームウェアは要りませんか
館内着がある宿なら、寝るときの服は持っていかなくて済むことが多いです。ただ、秋の宿は、館内着1枚では廊下や大浴場の行き帰りに冷えることがあります。館内着の上に羽織る薄手の1枚と、厚手の靴下を持っていくと、ルームウェア一式を持っていかなくても過ごせます。館内着の有無は、予約の確認や宿の案内で先に確かめておいてください。
Q. 実家に帰るときの部屋着は、どんなものがいいですか
家族が起きている時間に居間で過ごすことが多いなら、そのまま人前に出られる上下が向きます。上下の生地と色をそろえた、丈がほどよいものなら、朝に家族と顔を合わせても落ち着いて見えます。寝るときだけ別のパジャマに着替えるか、1着で通すかは、荷物の量と、家族が起きている時間の長さで決めてください。
Q. 連泊するとき、ルームウェアは何枚持っていけばいいですか
2泊までなら1組で足ります。3泊以上なら、上だけ替えを1枚足すか、宿で洗って乾かせる生地を選んでください。薄手の綿やとろみのある生地は、夜に洗って部屋に干せば、朝には乾いていることが多くあります。厚手のスウェットや起毛の生地は乾くのに時間がかかるので、連泊には向きません。

— メグラシ編集部

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部屋着のおしゃれ、40代の選び方|上下の生地をそろえ、色は2色まで

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部屋着のおしゃれ、40代の選び方|上下の生地をそろえ、色は2色まで

40代で部屋着を探す人から多く聞くのは、楽なのに、だらしなく見えないものがほしいという声です。そう見えるかどうかを分けているのは、形より先に生地の表面です。上下の生地が同じ種類の面に見えるか、色が2色に収まっているか、丸く終わる場所が1か所までか。窓の光を横から当てて上下を比べる手順、座って10分で分かる膝の抜け、画面に映る首元、秋から冬への入れ替え、上下そろいで買うか手持ちと組むかの決め方まで整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分
かっこいい部屋着|秋冬の厚手でも甘くならない色数と裾の始末

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かっこいい部屋着|秋冬の厚手でも甘くならない色数と裾の始末

かっこいい部屋着を探しても、秋冬の厚手になると、起毛やリブで丸く甘い印象に寄りがちです。かっこよさを残すのは、色を2色までに抑えること、裾と袖口を絞らずまっすぐ落とすこと、吊るしたときに生地がまっすぐ下がること、肩の縫い目の落ちを8cmまでに止めること。ハンガーに掛けて1m離れて見る確かめ方と、甘い色が好きな人、大きめを着たい人、そのまま近所に出たい人の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 8分

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