部屋着は何日着る?|寝るときも着るか、汗をかくかで洗う日が変わる

**部屋着を何日着るかは、寝るときも同じ服を着るかで、まず大きく分かれます。**寝るときも着ているなら、肌に直接触れる1枚は1〜2晩で洗う人が多く、昼だけ着て寝るときは着替えるなら、汗をかかない日が続く限り数日着ても困らないことがほとんどです。
次に分かれるのが、昼に汗をかく場面があるかです。家事でよく動く、暖房の効いた部屋で厚着をしている、家で体を動かす。こうした場面がある日は、昼だけ着る部屋着でも、汗をかかない日より短い間隔で洗います。
そして、間隔を決めるときは、肌に直接触れる1枚と、その上に重ねる1枚を分けてください。スウェットやフリースの下に薄い肌着を1枚挟むだけで、厚手の本体は洗う回数を大きく減らせます。乾きにくい冬の部屋着ほど、この分け方が効きます。
判定|2つの質問で、自分の間隔を決める
日数の目安は、次の2つの質問の答えの組み合わせで決まります。
- 寝るときも、その部屋着を着ていますか
- 昼に、家の中で汗をかく場面がありますか
| 寝るときも着るか | 昼に汗をかくか | 肌に触れる1枚の目安 | 重ねる1枚の目安 |
|---|---|---|---|
| 着る | かく | 1晩 | 2〜3日 |
| 着る | かかない | 1〜2晩 | 3〜4日 |
| 着ない | かく | 1〜2日 | 3〜4日 |
| 着ない | かかない | 2〜3日 | 4〜7日 |
表の日数は、多くの人が困らずに回している範囲の目安です。正解の日数があるわけではなく、自分の暮らし方でどのあたりから始めるかを決めるためのものです。始めたあとは、次の「においで確かめる」で調整してください。
肌に触れる1枚と、重ねる1枚を分ける
部屋着の洗う間隔で迷う原因の多くは、上下の部屋着を1つのまとまりとして考えていることです。実際には、肌に直接触れている部分と、その上に重なっている部分では、汗や皮脂の受け方がまったく違います。
肌に触れる1枚は、汗と皮脂を直接受け止めます。首まわり、脇、背中、膝の裏は、じっとしていても少しずつ汚れが溜まる場所です。この1枚は、表の左側の短い間隔で洗います。
重ねる1枚は、肌着越しにしか体に触れません。汚れるのは主に袖口と膝、それに料理や食事のときの前身頃です。においも移りにくいので、表の右側の長い間隔で回せます。
**部屋着を1枚で着ているなら、その1枚は肌に触れる側として扱います。**厚手のスウェットを素肌に直接着ていると、乾きにくい1枚を短い間隔で洗うことになり、ここで洗濯が回らなくなります。
厚手の部屋着は、下に1枚挟んで洗う回数を減らす
冬の部屋着で一番困るのは、厚手のスウェットや裏起毛、フリースが乾かないことです。晴れた日でも、裏起毛のスウェットは朝に干して夕方まで湿っていることがあります。
この問題は、部屋着の下に薄い肌着を1枚着るだけで、ほとんど解決します。肌着が汗と皮脂を受け止めてくれるので、厚手の部屋着は重ねる1枚の扱いになり、洗う間隔を数日に延ばせます。肌着は薄くて乾きやすいので、毎日洗っても洗濯の量はそれほど増えません。
肌着は、首まわりが部屋着の首より少し低いものを選ぶと、部屋着の襟の内側に肌が直接当たりにくくなります。袖は、部屋着の袖口から出ない長さにしておくと、家事で濡れたときに肌着だけ濡れることもありません。
寝るときも着る人|寝ている時間が一番汗をかく
パジャマと部屋着を兼用している人は、寝ている時間の汗が加わります。冬でも、布団の中は暖かく、寝ている間に汗をかくことは珍しくありません。
寝るときも着ている場合の間隔は、寝室の温度と布団の厚さで変わります。
- 暖房を弱めるか切って、布団で温まって寝ている → 寝汗は比較的少なめ。肌に触れる1枚は2晩が目安
- 暖房をつけたまま寝る、厚い布団を何枚も重ねている → 寝汗が増える。肌に触れる1枚は1晩が目安
- 朝起きたとき、首まわりや背中が湿っている → 季節にかかわらず1晩で洗う
兼用をやめて、寝るときだけパジャマに着替えると、部屋着の側は昼だけ着る扱いになるので、洗う間隔が一気に延びます。洗濯が回らないと感じているなら、日数を延ばすより、寝るときの1枚を分けるほうが早く楽になります。
昼に汗をかく人|汗をかく場面だけ、上を替える
家の中で汗をかく場面は、思っているより多くあります。
- 掃除や片づけで、しばらく動き続けた
- 料理で火の前に長く立っていた
- 暖房の効いた部屋で、厚手の部屋着を着て過ごしていた
- 家で運動やストレッチをした
こうした場面が毎日あるなら、表の「汗をかく」の行で考えます。ただ、汗をかくのが1日のうち一部の時間だけなら、その時間だけ上を薄いものに替えるという方法もあります。掃除の前に厚手のスウェットを脱いで、肌着か薄い長袖で動けば、厚手のほうは汗をかかない扱いのまま数日着られます。
暖房が効きすぎていて汗をかいているなら、部屋着を薄くするより、まず部屋の温度か重ね方を見直してください。汗をかくほど厚着をしていると、外に出たときに冷えやすく、部屋着の洗濯も増えます。
においで確かめる|脱いで一晩置いてから見る
表の日数は出発点です。自分の暮らし方に合っているかは、においで確かめると一番早く分かります。
確かめ方は、着ていた部屋着を脱いで、たたんで一晩置いておくことです。翌朝、首まわりと脇、背中の上のあたりに顔を近づけて、においが戻っているかを見ます。脱いだ直後は自分のにおいに鼻が慣れていて気づきにくいので、時間を置くのが要点です。
- においが戻っていない → 今の間隔で回して大丈夫。1日延ばしてみてもいい
- 首まわりか脇にだけ、少し戻っている → 今の間隔がちょうど上限。延ばさない
- 服全体からにおいが戻っている → 1日短くする
においのほかに、袖口と膝の汚れ、首まわりの黒ずみも洗うきっかけになります。こちらは日数に関係なく、見えた時点で洗ってください。
どちらとも取れる日|あまり動かず、でも長く着ていた
在宅で一日中座って過ごした日は、汗をかいた実感はないのに、着ていた時間は長くなります。こういう日は「汗をかかない」の行で考えて構いませんが、首まわりと背中は、椅子の背もたれや座椅子に長く触れていたぶん、思ったより汚れが溜まっています。
迷ったら、肌に触れる1枚だけ替えて、重ねる1枚はそのまま着続けてください。全部を洗うか、全部を着続けるかの二択にせず、肌に近い側だけ動かすと、洗濯の量を増やさずに気になる部分だけ片づけられます。
どちらとも取れる日|少しだけ外に出た
部屋着のまま近所に買い物に出た、宅配の受け取りで玄関先に出た。こういう日は、外での時間よりも、外の空気や食べ物のにおいが部屋着に移ったかで決めます。
短い時間で、においが移るような場所に寄っていなければ、そのまま家での間隔で回して構いません。料理のにおいが強い店や、人の多い場所に長くいたなら、重ねる1枚はその日のうちに洗うか、少なくとも一晩、風の通る場所にかけてにおいを抜きます。
洗いすぎにも注意する|毛玉と縮みは洗う回数で進む
部屋着をこまめに洗うのは悪いことではありませんが、厚手の部屋着は洗う回数がそのまま傷みにつながります。スウェットの毛玉、フリースの毛並みのつぶれ、裏起毛のへたりは、着た日数より、洗った回数で進むことが多いからです。
重ねる1枚を毎日洗っている人は、肌着を1枚挟んで、本体は数日に1回にするだけで、冬のあいだの毛玉の出方がかなり変わります。洗うときは裏返して、ネットに入れ、乾燥機にかけるなら低い温度で短めにすると、縮みとへたりを抑えられます。
枚数は、洗う間隔が決まってから数える
洗う間隔が決まると、必要な枚数も決まります。肌に触れる1枚を毎日替えるなら、乾く時間を見込んで3枚ほど。重ねる1枚を数日に1回洗うなら、乾くまでの間に着るもう1枚があれば足ります。
枚数から先に考えると、毎日洗う前提で厚手の部屋着を何枚も買うことになりがちです。間隔を先に決めて、肌に触れる側を薄く多めに、重ねる側を厚く少なめに持つと、洗濯もクローゼットも軽くなります。
素材で変わる|綿、化学繊維、起毛
同じ着方をしていても、部屋着の素材によって、においの戻り方と乾く時間が変わります。表の日数から始めたあと、自分の部屋着の素材で前後に動かしてください。
- 綿が中心の部屋着は汗をよく吸うので、肌に触れる1枚としては着心地がいい反面、汗を含んだまま重くなります。乾くのに時間がかかるぶん、肌に触れる側に使うなら薄手を選び、厚手の綿は重ねる側に回すと洗濯が回ります
- 化学繊維のフリースや薄手のジャージは乾きが早い一方で、皮脂のにおいが繊維に残りやすいと感じる人が多い素材です。肌に直接着るなら、一晩置いてにおいを確かめる回数を増やし、間隔は短めから始めてください
- 裏起毛は内側の毛足に汗と皮脂が溜まりやすく、しかも乾きにくい素材です。素肌に直接着るのはできるだけ避け、肌着を挟んで重ねる側として使うと、洗う回数と乾かない悩みが同時に減ります
迷ったら、肌に触れる側は「薄くて早く乾くもの」、重ねる側は「厚くて暖かいもの」と役割で分けて持つと、どの素材でも同じ考え方で回せます。
暖房を使い始めた週は、間隔を一度見直す
部屋着の洗う間隔は、季節の途中で変わります。とくに変わりやすいのが、暖房を使い始めた最初の1〜2週間です。
暖房を入れる前は、部屋が肌寒いので汗をかかず、表の「汗をかかない」の行で回せていた人も、暖房を入れると室内で汗ばむ日が出てきます。逆に、暖房で乾燥すると汗をかいた実感がなくなり、気づかないうちに首まわりにだけにおいが戻っていることもあります。
暖房を使い始めた週は、一晩置いてにおいを確かめるのを、いつもより1回多くしてください。そのうえで、肌に触れる1枚の間隔だけを1日短くするか、そのままにするかを決めます。重ねる1枚の間隔は、袖口や膝の汚れが目立たない限り、そのままで構いません。
同居している人がいる場合は、一人ひとりの部屋の温度が違うこともあります。寝室だけ暖房を使わない、自分の部屋だけ日当たりがいい、といった差で、同じ部屋着でも洗う間隔は変わります。家族全員の日数をそろえるより、においを確かめる場所をそろえるほうが、それぞれに合った回し方になります。
まとめ|日数より、触れる場所で分ける
部屋着を何日着るかは、一律の日数では決まりません。
- 寝るときも着るか、昼に汗をかくかで、出発点の日数を決める
- 肌に触れる1枚は短く、重ねる1枚は長く。別々の間隔で回す
- 厚手の部屋着は下に肌着を1枚挟んで、洗う回数を減らす
- 迷ったら、一晩置いた首まわりと脇のにおいで調整する
冬の部屋着が乾かなくて困っているなら、日数を延ばすより先に、肌に触れる1枚を分けるところから始めてください。
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よくある問い
- Q. 部屋着は毎日洗わないとだめですか
- 毎日洗うかどうかは、肌に直接触れているかで分けて考えてください。寝るときも着ていて肌に直接触れる1枚は、1〜2晩で洗う人が多い目安です。肌着の上に重ねて昼だけ着るスウェットやフリースは、汗をかく場面がなければ数日続けて着ても困らないことが多いです。
- Q. 厚手のスウェットが乾かなくて、洗う回数を減らしたいです
- スウェットの下に薄い肌着を1枚着てください。汗や皮脂を受け止めるのが肌着になるので、スウェット本体は洗う間隔を延ばせます。肌着は薄いのですぐ乾き、毎日洗っても負担になりません。裏起毛のように乾きにくい生地ほど、この分け方が効きます。
- Q. パジャマと部屋着を兼用しています。何日で洗えばいいですか
- 兼用している場合は、寝ている時間の汗が加わるので、昼だけ着る部屋着より短い間隔になります。冬で暖房を弱めて寝ているなら2晩、厚い布団や暖房の効いた部屋で寝ているなら1晩を目安にして、脱いで置いた服の首まわりのにおいで最終的に決めてください。
- Q. 家族と同じ部屋着を何日着るかで意見が合いません
- 人によって汗の量も暮らし方も違うので、日数をそろえる必要はありません。代わりに、首まわりと脇のにおいが戻ったら洗う、膝や袖口が汚れたら洗う、という見る場所をそろえると、それぞれの間隔で回しても揉めにくくなります。
— メグラシ編集部





