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25デニールストッキングは何足いる|履く日数と一足が持つ回数で決める

メグラシ編集部//読了 15分
木の引き出しの隅に、薄手のベージュと黒のストッキングがゆるくたたまれ、丸められて寄り集まり、一本の脚の部分が外へ垂れている

**週5日履いて毎晩洗うなら、25デニールのストッキングは7足です。**履く5足に、乾かしている1足と、バッグに入れる予備の1足を足した数です。週末にまとめて洗うなら、これが11足に増えます。

何足持てばいいかは、好みではなく計算で出せます。使うのは、週に履く日数、洗ってから乾くまでの時間、1足が持つ回数の3つです。このうち、多くの方が数え忘れているのは、洗濯かごに入っている数と、伝線して捨てていく数です。

この記事では、自分の洗い方に合わせて手元に置く数を出し、1足が持つ回数を家で数える方法までを順に並べます。用意するのは、引き出しの中のストッキングと、壁にかけたカレンダーか手帳だけです。最初の一度だけ、手元にある数を全部出して、新しいもの、替えどきが近いもの、伝線しているものの3つに分けて数えてください。いま履ける数が分かると、何足足りないかがすぐに出ます。サイズの選び方は25デニールストッキングのサイズの記事、履いたときの白っぽさやたるみは25デニールストッキングの失敗の記事で扱っています。

結論|何足いるかは、履く日数+乾くまでに抜ける数+予備1

手元に置く数は、次の足し算で決まります。

  1. 週に履く日数
  2. 洗ってから乾くまでに抜ける数|洗濯かごの中と、物干しにかかっている数
  3. 予備の1足|バッグに入れて持ち歩く

週5日履く方なら、1は5足です。2は洗い方で変わります。毎晩洗って朝までに乾くなら、物干しにかかっている1足だけなので1足。週末にまとめて洗うなら、平日に履いた5足が洗濯かごに入ったままになるので5足です。3は誰でも1足です。

これを足すと、毎晩洗う方は7足、週末にまとめて洗う方は11足になります。同じ週5日でも、洗い方で4足の差が出ます。

いつも足りなくなる方の多くは、1だけを数えて5足持っています。5足だと、洗濯が一日遅れた日や、朝に伝線した日に、すぐに足りなくなります。

7足でも足りなくなる週

毎晩洗う型で7足持っていても、足りなくなる週があります。多いのは、同じ週に2足が伝線した週と、洗濯できない夜が2日続いた週です。

同じ週に2足が伝線すると、手元の7足が5足に減り、予備をバッグに入れると履ける数が4足になります。週5日に1足足りません。この場合は、伝線した日のうちに、家で履く用に回していた1足を外出用に戻すか、その週の終わりに買い足してください。

洗濯できない夜が2日続いたら、物干しに抜ける数ではなく、洗濯かごに入る数が2足増えます。毎晩洗う型の方でも、残業や行事が続く週が年に何度かあるなら、手元の数を1足増やして8足にしておくと、こういう週でも足ります。

あなたはどの型か|毎晩洗う・2日おき・週末にまとめる

洗い方ごとに、必要な数をまとめました。比べる軸は、洗濯かごと物干しに抜ける数です。

洗い方抜ける数(週5日の場合)手元に置く数
毎晩手洗いして部屋干し1足7足
2日おきに洗濯機で洗う2足から3足8足から9足
週末にまとめて洗う5足11足

自分がどの型かは、先週の洗濯を思い出せば分かります。いちばん長く洗わなかった間隔を基準にしてください。ふだんは毎晩洗っていても、忙しい週に3日洗えなかったことがあるなら、2日おきの型として数えたほうが足りなくなりません。

週に履く日数が5日でない方は、表の数から差を引いてください。週3日履く方で毎晩洗うなら、3足に1足と予備の1足で5足です。週3日で週末にまとめて洗うなら、3足が洗濯かごに入るので、3足に3足と予備の1足で7足になります。

毎日は洗えない週がある方

在宅勤務と出社が混ざっている方、出張がある方は、週によって洗う間隔が変わります。

この場合は、いちばん洗う間隔が長くなる週に合わせて数を決めてください。ふだんは毎晩洗えても、出張のある週は洗えないなら、その週の数が足りるようにしておきます。

出張に持っていく分は、履く日数ぶんに予備の1足を足します。2泊3日なら、3足に予備1足で4足です。出張先で洗って干す方は、乾く時間が家と違うことがあるので、乾く前提にせず、日数ぶんを持っていくほうが安心です。

乾くまでの時間を測る|部屋干しで朝までに乾くか

毎晩洗う型に入れるかどうかは、洗ってから朝までに乾くかで決まります。25デニールは薄いので、多くの場合は一晩で乾きますが、季節と干す場所で変わります。

確かめるときは、夜に洗って干した1足を、翌朝出かける1時間前に触ってください。

  • つま先とウエストのゴムまで乾いている|毎晩洗う型で数えてよい
  • 脚の部分は乾いているが、ウエストのゴムとつま先が湿っている|その1足は朝に履けない。物干しに抜ける数を2足で数える
  • 全体が湿っている|干す場所が冷えているか、絞りが足りない

ウエストのゴムの部分と、つま先の補強の部分は、脚の部分より厚いので、最後まで湿り気が残ります。ここが乾いていれば、全体が乾いています。

冬になると、暖房のない部屋では乾く時間が延びます。逆に暖房の部屋なら早く乾きます。秋の立ち上がりで乾いていた方も、冬の入口で一度確かめ直してください。

早く乾かすときの絞り方

手洗いしたあとは、ねじって絞らず、乾いたタオルにはさんで上から押して水を吸わせてください。ねじると、編み目が伸びて、膝やかかとがたるむ原因になります。

タオルで押したあとは、つま先を上にして干します。手洗いか洗濯機かでも、持つ回数が変わります。手洗いは、こすれが少ないぶん、生地もゴムも長く持ちます。洗濯機を使う方は、ネットに1足ずつ入れ、おしゃれ着用の弱い水流の洗い方を選んでください。ほかの洗濯物と一緒に回すと、ボタンや金具に生地が引っかかることがあるので、ネットは目の細かいものを使います。

ウエストのゴムを下にすると、水がゴムの部分に集まって乾きにくくなるからです。洗濯ばさみは、つま先の補強の部分にかけると、脚の部分に跡が残りません。

洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに1足ずつ入れ、脱水は短めにしてください。長い脱水は、絞りすぎと同じように編み目を傷めます。

浴室乾燥や除湿機を使う日

冬に乾かない日が続く方は、浴室乾燥や除湿機を使うと、毎晩洗う型を保てます。ストッキングは薄いので、短い時間で乾きます。

浴室乾燥なら、ほかの洗濯物と一緒に干して、つま先とウエストのゴムが乾いたところで取り込んでください。乾燥の熱が強すぎると、ウエストのゴムが早く傷むことがあるので、乾いたら長く置かないようにします。

暖房器具のすぐ前や、熱い風が直接当たる場所で乾かすのは避けてください。生地とゴムが熱で傷み、持つ回数が短くなります。

1足が持つ回数を数える|カレンダーに丸をつける

何足持てばいいかが決まったら、次は、1足がどのくらい持つかを知ってください。持つ回数が分かると、買い足す時期が読めるようになります。

1足が持つ回数は、人によって大きく違います。同じ25デニールでも、3倍近く差が出ることがあります。爪や足の裏の状態、合わせる靴、履き方、洗い方の違いが積み重なるからです。人の回数は参考にならないので、自分で数えてください。

数え方は次のとおりです。

  1. 新しい1足をおろした日に、カレンダーにその足の印を書く。黒の1、ベージュの2のように番号をつける
  2. 履いた日ごとに、その番号の横に丸を1つ足す
  3. 伝線した日、または替えどきのサインが出た日に、丸の数を数えて止める

2足ぶん数えて平均すると、自分の回数がだいたい分かります。1足だけだと、たまたま早く伝線した回に引っぱられるので、2足ぶんで見てください。

丸をつけるのが続かない方は

カレンダーに毎日丸をつけるのが続かない方は、もっと簡単な方法があります。

新しい1足をおろした日付だけを、ストッキングを入れている引き出しの内側に貼った紙に書いておきます。伝線した日か、替えどきのサインが出た日に、その日付から今日までの日数を数え、週に履く日数をかけて7で割ると、だいたいの回数が出ます。

たとえば、おろした日から伝線した日まで14日で、週5日履いていたなら、14に5をかけて7で割り、10回です。毎日の記録より大まかになりますが、まとめ買いの時期を決めるには十分です。

伝線しなくても、替えどきは来る

伝線しなくても、次のサインが出たら替えどきです。丸を数えるのは、このどれかが出た日までにしてください。

  • かかとやつま先が薄くなる|光に透かしたとき、他の部分より明るく見える
  • ウエストのゴムが伸びる|履いて1時間ほどで、ウエストが下がってくる
  • 膝やくるぶしがたるむ|立っているだけで、膝の前に横じわが寄る
  • 色が抜ける|新しい1足と並べたとき、色が明らかに薄い

このうちいちばん早く出るのは、かかとの薄さです。光に透かす確かめ方は、後の章でまとめています。

持つ回数が短い方の共通点|爪・かかと・靴の中

丸を数えて、思ったより回数が少なかった方は、伝線した場所を見てください。どこから伝線したかで、原因が分かれます。

つま先から伝線したなら、足の爪か、靴の中のつま先の当たりが原因です。爪の先が角ばっていると、履くときや歩くときに編み目を引っかけます。爪は、角を丸く整えておいてください。靴の先が細い靴は、つま先が靴の中で押されて、生地がこすれる回数が増えます。

かかとから伝線したなら、足のかかとの乾燥か、靴のかかとの内側が原因です。かかとの角質が硬くなっていると、生地を内側からこすります。靴のかかとの内側の布がすり切れて、硬い部分が出ている靴も、生地を傷めます。

ふくらはぎや膝から伝線したなら、履き方か、外での引っかけが原因です。履くときに指先で生地を引っぱり上げていると、そこに力が集まります。手のひら全体で、少しずつたぐり寄せるように上げてください。

10デニールのストッキングで同じように破れやすさを扱った記事が10デニールストッキングがすぐ破れるにあります。爪やかかとの手入れは、25デニールでも同じように効きます。

合わせる靴で、持つ回数が変わる

同じ1足でも、合わせる靴によって持つ回数が変わります。丸を数えるときに、その日に履いた靴も一緒に書いておくと、どの靴の日に傷みやすいかが分かります。

先が細いパンプスは、つま先が押されてこすれる回数が増えます。かかとの低いローファーは、かかとが靴の中で上下に動き、かかとの生地がこすれます。秋冬のショートブーツは、足首のまわりで生地が折れ曲がり、くるぶしのあたりが傷みやすくなります。

どの靴の日に傷みやすいかが分かったら、その靴の日には、替えどきが近い古い1足を回してください。新しい1足は、傷みにくい靴の日におろします。こうすると、手元の数がまとめて減ることがなくなります。

予備の1足|バッグに入れて持ち歩く

足し算の3番目、予備の1足は、手元に置いておく1足ではなく、バッグに入れて持ち歩く1足です。

伝線は、朝に家を出てから起きることが多いです。駅の階段、職場の机の角、椅子の脚、バッグの金具など、外にあるものに引っかけて起きます。家に予備があっても、外で伝線したらその日は伝線したまま過ごすことになります。

バッグに入れる1足は、次のように持ち歩いてください。

  • 小さな布の袋か、ふたのある薄い入れ物に入れる。バッグの中の金具や鍵に触れないようにする
  • 色は、よく履くほうの色にする。黒とベージュを両方履く方で、どちらを持つか迷うなら、その日に履いている色と同じものを入れる
  • 入れっぱなしにせず、2か月に1回は入れ替える。バッグの中でこすれて、知らないうちに傷んでいることがある

予備の1足を使った日は、帰ってから手元の1足をバッグに入れ直します。こうすると、予備がいつもバッグに入っている状態が続きます。

職場に1足置いておく方法

毎日違うバッグを使う方は、バッグに入れた予備を入れ替え忘れることがあります。この場合は、職場の机の引き出しやロッカーに1足置いておく方法もあります。

職場に置く1足は、手元の数とは別に数えてください。予備の1足を職場に置くなら、バッグには入れなくてかまいません。ただし、通勤の途中で伝線したときには使えないので、通勤時間が長い方は、バッグと職場の両方に1足ずつ置くほうが安心です。

黒とベージュの割り振り|週に履く日の比で分ける

黒とベージュの両方を履く方は、手元に置く数を色ごとに分ける必要があります。

分け方は、週のうち黒を履く日と、ベージュを履く日を数えて、その比で割ります。

  • 週5日のうち黒が2日、ベージュが3日なら、7足のうち黒3足、ベージュ4足
  • 週5日のうち黒が1日なら、7足のうち黒2足、ベージュ5足
  • 黒とベージュが半々なら、7足のうち黒3足、ベージュ3足に、予備の1足をよく履く側にする

少ないほうの色も、最低2足は持ってください。1足だと、その1足を洗っている日に履けなくなります。

秋から冬にかけて、黒を履く日が増える方は多いと思います。季節が変わったら、もう一度、週に何日黒を履いているかを数え直し、割り振りを動かしてください。黒の割合が増えた分だけ、次のまとめ買いで黒を多めにします。

ベージュも、明るさの違うものを2色持っている方は、それぞれを別の色として数えます。色の選び方はストッキングのデニールと色の記事が参考になります。

まとめ買いの単位|減っていく速さから決める

手元に置く数と、1足が持つ回数が分かると、まとめ買いの単位と時期が決まります。

まず、ひと月に何足減るかを出します。

  • ひと月に履く日数を、1足が持つ回数で割る
  • 月に20日履いて、1足が10回持つなら、ひと月に2足減る
  • 月に20日履いて、1足が5回しか持たないなら、ひと月に4足減る

次に、手元の数を下回らないように、買い足す時期を決めます。手元に7足置く方で、ひと月に2足減るなら、2か月に1回、4足ずつ買い足すと、7足を保てます。ひと月に4足減るなら、毎月4足買い足す必要があります。

減るのが早い方は、まとめ買いの量を増やすより先に、前の章の、どこから伝線しているかを見直してください。1足が持つ回数が5回から10回に延びれば、買う数は半分になります。

買い足す合図を決めておく

買い足す時期を毎回考えるのは手間なので、合図を1つ決めておくと楽です。いちばん分かりやすいのは、引き出しの中の数です。

手元に7足置く方なら、引き出しに残っている数が、洗濯中と予備を除いて4足を切ったら買い足す、と決めます。黒とベージュを分けている方は、少ないほうの色が2足を切ったら、その色だけ買い足します。

合図を数で決めておくと、急いで買いに行く日がなくなります。朝に伝線して、替えの1足が引き出しに残っていない、という日も防げます。

初めての1足は、まとめる前に試す

初めて買うサイズや、初めて選ぶ色は、まとめ買いの前に1足だけ試してください。

サイズが合っていないと、履いて1時間ほどでウエストが下がったり、膝がたるんだりして、持つ回数も短くなります。1足だけ買って、1週間のうちに2回から3回履いてみて、ウエストと膝が落ち着いているかを確かめます。そのうえで、まとめて買い足してください。

同じ表示のサイズでも、作り手によって履いた感じが違うことがあります。表示の読み方はパンストのデニールの選び方と表示の記事にまとめています。

替えどきのサイン|光に透かして確かめる

伝線していなくても、替えどきのサインが出た1足は、手元の数から外して数えてください。外さずに置いておくと、履ける数を多く見積もってしまいます。

いちばん早く出るのは、かかとの薄さです。確かめ方は次のとおりです。

  1. 窓辺か電灯の下で、ストッキングのかかとの部分を両手で軽く広げる
  2. 光に透かして、かかとと、すぐ上の脚の部分の明るさを比べる
  3. かかとのほうがはっきり明るく見えたら、生地が薄くなっている

つま先も同じように確かめます。補強の部分が他より明るく見えたら、替えどきです。

ウエストのゴムは、履いて1時間後に確かめてください。朝にはウエストの位置にあったのに、1時間ほどでおへその下まで下がっているなら、ゴムが伸びています。

替えどきが来た1足は、すぐに捨てなくてもかまいません。家で過ごす日や、長い丈のパンツの下に履く日に回すと、もう少し使えます。その場合も、手元の数からは外して数えてください。

家用に回した1足は、長い丈のパンツの下や、ブーツの中で足首から下だけが見えない日に向いています。ふくらはぎから上が見えない日なら、膝のたるみや色の抜けは気になりません。

ただし、伝線した1足を長い丈のパンツの下に履くと、歩いているうちに伝線が広がり、足首まで下りてくることがあります。伝線した1足は、家の中で履くだけにしてください。

どちらとも取れるとき|週3日と週5日の週が混ざる

在宅勤務と出社が混ざっていて、週3日の週と週5日の週がある。この場合は、どちらに合わせればいいか迷います。

基準は、週5日の週に合わせることです。週3日に合わせて数を減らすと、週5日の週に足りなくなります。週5日の週に合わせて数を持っておけば、週3日の週は余るだけで、困ることはありません。

ただし、まとめ買いの時期は、平均の日数から出してください。週3日と週5日が半々なら、平均は週4日です。ひと月に履く日数は16日前後になり、減る速さも週5日の方より遅くなります。手元の数は週5日の型で持ち、買い足す時期は週4日の速さで見る、と分けて考えます。

どちらとも取れるとき|秋冬にタイツと履き分ける

秋の立ち上がりから冬にかけて、25デニールのストッキングと、厚いタイツを履き分ける方が増えます。この場合、ストッキングを履く日が週に何日になるかが、季節で変わります。

秋の立ち上がりは、まだストッキングの日が多い時期です。この時期は、ストッキングを履く日数で数えてください。

冬の入口に入ると、タイツの日が増えます。ストッキングの日が週2日に減ったなら、毎晩洗う型で、2足に1足と予備1足で4足あれば足ります。残りのストッキングは、季節の次の入れ替えまで、引き出しの奥に分けてしまっておきます。

タイツの日が増えても、予備の1足はストッキングのままでかまいません。タイツの日に伝線することは少ないので、ストッキングの日に備えて入れておきます。デニールごとの寒さの目安はタイツのデニール数の目安の記事、40デニールとの履き分けは40デニールストッキングの記事が参考になります。

どちらとも取れるとき|行事用を分けて持つか

職場の式典、弔事、子どもの学校の行事など、改まった日に履く1足を、ふだんの数と分けるかどうか。これも迷うところです。

ふだんと同じ色と同じ25デニールで足りる行事なら、分けなくてかまいません。手元の数から、その日に新しい1足をおろします。

色や濃さが違うものが必要な行事、たとえば弔事で黒の薄いストッキングを履く方は、行事用として1足から2足を別にしまってください。ふだんの数に入れてしまうと、いざというときに伝線していたり、替えどきのサインが出ていたりします。

行事用は、ふだん使いの丸を数える対象には入れません。新しい状態のまま、別の袋に入れておきます。

行事用に分けた1足も、半年に1回は袋から出して、光に透かしてください。しまっているあいだに伝線することはまずありませんが、ゴムが固くなっていたり、たたんだ折り目が強く残っていたりすることがあります。行事の前日に慌てないように、季節の入れ替えのときに一緒に確かめておくと安心です。行事用を使ったあとは、ふだん使いの数に入れ、行事用は新しい1足を補充します。こうすると、行事用はいつも新しい状態に保たれ、ふだん使いの数も1足増えます。弔事のストッキングの濃さは礼服のストッキングの記事にまとめています。

秋の立ち上がりと、冬の入口で変えること

数え方は一年じゅう同じですが、季節によって、数を見直すきっかけが来ます。

秋の立ち上がりは、夏のあいだ素足や靴下で過ごしていた方が、ストッキングを履きはじめる時期です。引き出しにしまっていたストッキングを出したら、全部を光に透かして、かかととつま先を確かめてください。前の季節の終わりに、替えどきのまましまっていた1足が混ざっていることがあります。

気温が下がって、乾く時間が延びる時期には、毎晩洗う型から外れることがあります。夜に洗って朝までに乾かない日が増えたら、物干しに抜ける数を1足増やしてください。

冬の入口は、タイツの日が増えて、ストッキングの日が減る時期です。前の章のとおり、ストッキングを履く日数を数え直して、手元の数を減らします。減らした分は、使い切るまで次のまとめ買いを先に延ばします。

しまい方|引き出しの中で絡まず、数が分かる

手元の数を保つには、しまい方も大事です。引き出しの中で絡まっていると、どれが新しくて、どれが替えどきなのかが分からなくなります。

しまうときは、1足ずつ、つま先からウエストに向かって3つにたたみ、ウエストのゴムで包むように丸めます。丸めたものを、引き出しの中で立てて並べてください。上から見て、何足あるかが一目で分かります。

脱いだあとの扱い

脱いだストッキングを、そのまま洗濯かごに入れていませんか。ほかの服と一緒に入れると、ファスナーやボタンに引っかかって、洗う前から編み目が傷むことがあります。

脱いだら、裏返しを表に戻し、軽く丸めて洗濯ネットに入れてから洗濯かごに入れてください。洗う日まで数日ある方は、ネットのままかごに入れておくと、ほかの服に絡まりません。

脱ぐときも、ウエストから一気に引き下ろさず、くるくると巻き下ろすようにすると、膝やかかとに余計な力がかかりません。脱ぐときの引っぱりが、次に履く日の伝線のもとになることがあります。

新しい順に、手前から並べるか、奥から並べるかを決めておくと、古いものから順に履けます。古いものを先に履けば、替えどきのサインが出るのも順番どおりになり、まとめ買いの時期が読みやすくなります。

黒とベージュは、引き出しの中で左右に分けておきます。色ごとの残りの数がすぐに分かり、少ないほうの色が2足を切りそうなときに気づけます。

よくある失敗と、その直し方

5足持っているのに、いつも足りない 洗濯かごの中と、物干しにかかっている数を数えていません。自分の洗い方の型を確かめて、抜ける数を足してください。毎晩洗う方でも、予備を入れて7足です。

まとめ買いしたら、サイズが合わなかった 初めてのサイズや作り手のものを、試さずにまとめて買っています。まとめる前に1足だけ買い、2回から3回履いて、ウエストと膝が落ち着いているかを確かめてください。

予備をバッグに入れていたのに、使おうとしたら伝線していた バッグの中で、鍵や金具に触れていました。布の袋か、ふたのある入れ物に入れ、2か月に1回は入れ替えてください。

伝線した1足を捨てずに置いていて、数が分からなくなった 替えどきの1足を、手元の数に入れたままにしています。家で履く用に回すなら、引き出しの別の場所に分けて、手元の数からは外してください。

新しい1足をおろしたその日に伝線した 履くときに、指先で生地を引っぱり上げていることが多いです。つま先からかかとまでをたぐり寄せてから足を入れ、手のひら全体で少しずつ上げてください。手が乾燥している日は、ハンドクリームが乾いてから履くと、指先の引っかかりが減ります。

まとめて買った同じ色が、1足だけ色が違って見える 買った時期が違うものが混ざっていると、同じ表示の色でも、わずかに違って見えることがあります。新しく買った分は、前の分を使い切ってからおろすか、左右の脚で違うものを履かないように、1足ずつ分けてしまってください。

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よくある問い

Q. 25デニールのストッキングは、週5日履くなら何足あればいいですか
毎晩洗って朝までに乾くなら、5足に乾かしている1足と、バッグに入れる予備の1足を足して7足が目安です。2日おきに洗うなら8足から9足、週末にまとめて洗うなら履く5足が洗濯かごに入ったままになるので、10足から11足になります。洗う間隔が延びるほど、必要な数は増えます。
Q. 1足はどのくらい持ちますか
履き方、爪や足の状態、合わせる靴で大きく変わるので、決まった回数はありません。自分の回数を知るには、新しい1足をおろした日から、履いた日ごとにカレンダーに丸をつけ、伝線したか替えどきのサインが出た日までを数えてください。2足ぶん数えて平均すると、次に買い足す時期が読めるようになります。
Q. まとめ買いは何足ずつがいいですか
1足が持つ回数と、月に履く日数から決めます。月に20日履いて1足が10回持つなら、ひと月に2足ずつ減っていく計算です。手元の数が7足なら、まとめ買いは2か月に1回、4足ずつが目安になります。初めて買うサイズや色は、まとめる前に1足だけ試してください。
Q. 黒とベージュは、何足ずつに分ければいいですか
週のうち、黒を履く日とベージュを履く日を数えて、その比で分けます。週5日のうち黒が2日なら、7足のうち黒を3足、ベージュを4足にします。予備の1足は、よく履くほうの色にしてください。

— メグラシ編集部

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