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ブルベ夏とイエベ秋の混合と言われたとき|共通しているのは濁り1本。残る2本は1枚に1つだけ動かす

メグラシ編集部//読了 12分
灰色の布の上に何枚かの色布を並べて、浮き方と沈み方を見比べているところ

2つの季節を混合と言われたとき、色の選び方は2つを足すことでは決まりません。共有しているのは濁りの1本だけで、暖かみと明度の2本は逆方向に離れているからです。

だから1枚の中で2本とも動かすと、夏でも秋でもない色になります。逆に、1本だけ動かした色は、動かしていないほうの季節にも足がかりを残します。

このページで決めるのは、濁りを固定したあとにどちらの1本を動かすかだけです。

📋 早見表|3本の軸と、その扱い

2つの季節の関係扱い
濁り共通している固定する
暖かみ逆方向に離れている1枚に1本だけ動かす候補
明度逆方向に離れている1枚に1本だけ動かす候補

濁りが合っていない色は、暖かみと明度を合わせても届きません。順番は濁りが先です。

結論:共通しているのは1本、分かれているのは2本

多くの組み合わせでは、2つの季節が共有している軸は2本あります。この組み合わせは1本しかありません。そこが扱いにくさの原因です。

共有が1本しかないということは、残りの2本のどちらを動かしても、もう一方の季節から離れるということです。2本同時に動かすと、離れ方が二重になります。

だから条件は単純になります。1枚につき1本。これだけで、混合と言われた結果が実務に使える形になります。

準備|手持ちで用意する3つ

灰色の布を1枚、白い紙を1枚、金色と銀色の小物を1つずつ。買い足すものはありません。

灰色は濁りの判定に、白い紙は明度の判定に、金と銀は暖かみの判定に使います。3つとも机の上で使う道具で、顔に当てるのは金と銀だけです。

軸①|濁りを、灰色の布の上で固定する

候補の色を灰色の布の上に置きます。灰色から浮き上がって見える色は、濁りが足りません。 灰色に沈んで、境目がぼやけて見える色が濁りのある色です。

この2つの季節はどちらも濁りの側にあるので、浮いた色はここで候補から外れます。判定は色を顔に当てる前に、机の上で終わります。

外した色を惜しむ必要はありません。濁りが足りない色は、暖かみと明度をどれだけ合わせても、この組み合わせの側には来ません。

灰色の布は、明るすぎても暗すぎても判定が鈍ります。白と黒のちょうど中間くらいの濃さを選んでください。手元にないときは、乾いたコンクリートの床や、光沢のない壁の上でも代用できます。

判定は同じ日にまとめて行います。日をまたぐと光が変わり、浮いたか沈んだかの記憶が当てになりません。候補を10枚ほど並べて、5分で仕分けてください。迷った色は「浮いた」側に置きます。 濁りが十分にある色は、迷わずに沈んで見えます。

軸②|暖かみは、金と銀で影の濃さを見る

顔の下に金色を当てて10秒、銀色に持ち替えて10秒。見るのは色ではなく、あご下と小鼻の横にできる影の濃さです。

金で影が薄くなるなら暖かみは秋側、銀で薄くなるなら夏側です。どちらも同じくらい薄くなるのがこの組み合わせの中間で、その場合は暖かみを動かせる幅が広いということになります。

見る場所を影に限定するのは、色そのものを見ると好みが混ざるからです。影の濃さは好みでは動きません。 判定が割れる人は、写真を撮って白黒にしてから見比べると、影の差だけが残ります。

10秒という時間にも意味があります。長く見ると目が慣れて、どちらも同じに見えてきます。金を10秒、いったん目を離して3秒、銀を10秒。この順番で1回だけ行ってください。

軸③|明度は、白い紙との差で測る

候補の色を白い紙の隣に置き、明るさの差がどれくらいあるかを見ます。差が小さければ明るい側、大きければ暗い側です。

夏側は差が小さく、秋側は差が大きくなります。中間は、白い紙との差が半分ほどの位置です。ここを基準にして、動かす方向を決めます。

判定|1枚につき、動かすのは1本だけ

濁りを固定したあと、暖かみと明度のどちらか1本を動かします。もう1本は中間に置いたままにします。

動かす軸動かさない軸できあがる位置
暖かみを秋側へ明度は中間秋寄りだが、明るさは夏に足がかりが残る
暖かみを夏側へ明度は中間夏寄りだが、深さは秋に足がかりが残る
明度を秋側へ暖かみは中間深いが、暖かみは偏らない
明度を夏側へ暖かみは中間明るいが、冷たくなりすぎない

4行のどれを選んでもよく、外れる選び方はありません。外れるのは、2行を1枚の中で重ねたときだけです。

「中間に置いたまま」というのが分かりにくいときは、手を加えないという意味だと考えてください。暖かみを動かす日は、明度について何も判断しない。判断しない軸を1本作ることが、この方法の中身です。

どの行を選ぶかは、日によって変えて構いません。同じ服を続けて着る必要もありません。1枚ごとに独立して判定できるので、買い物の場でもその場で使えます。

動かす1本を、どちらにするかの決め方

顔に近いほど暖かみ、顔から遠いほど明度を動かします。

暖かみは肌の影の濃さに直接効くので、顔から離れると効き目が落ちます。明度は面積が大きいほど効くので、下半身や上着のように面積の広い場所で動かすと結果が出ます。トップスは暖かみ、ボトムスは明度、これが最初の型です。

上下で違う1本を動かす|たすき掛けの組み方

上で暖かみを動かし、下で明度を動かすと、全身では2本ぶん使えます。条件は1つだけで、同じ1枚の中で重ねないことです。

上に暖かみを秋側へ振った色を置いたら、下は暖かみを中間に保ったまま明度だけを動かします。こうすると、上下のどちらを見ても1本ぶんの差しかないので、全身が割れません。

ワンピースのように上下が1枚の場合は、この組み方は使えません。1枚ものは、1本だけ動かす行をそのまま採用します。

上着を羽織る日は、上着を「上」として数えます。中に着ているものは、外から見える面積が減るぶん、判定への効き方も小さくなるからです。外から見えている面だけを数えるのが原則です。

小物は数に入れません。靴やバッグは顔から遠いので、2本動いていても全身は割れません。数えるのは、上半身と下半身の大きな面2つだけです。

2本とも動いてしまったときに起きること

2本動くと、その色は夏の説明でも秋の説明でも当てはまらなくなります。着てみて「悪くないが、しっくり来ない」となるのはこの状態です。

対処は捨てることではありません。顔から30cm以上外側へ移すと、判定にほとんど届かなくなります。靴やバッグの位置なら、2本動いていても全身は割れません。

どちらとも取れるとき①|濁りの弱い色しか手元にない

濁りが足りない色を、暖かみと明度で救おうとしないでください。順番が逆になります。

その日は、濁りのある色を1枚だけ顔まわりに置いて、それ以外は濁りの判定をしないまま使います。顔に接している1枚だけが濁りの条件を満たしていれば、全身は成立します。

顔まわりに置く1枚は、面積が小さくても構いません。首元に見えている幅が3cmあれば足ります。濁りは、面積ではなく顔との距離で効くからです。

買い足すなら、濁りのある色を1枚だけ選んでください。この組み合わせで最も使い回せるのは、暖かみも明度も中間で、濁りだけが強い1枚です。この1枚があると、残りの服の判定をしなくてよい日が増えます。

どちらとも取れるとき②|金も銀もどちらも合う

暖かみが中間にあるということなので、動かす1本は明度のほうにします。暖かみを中間に置いたままにできるのは、この組み合わせでは扱いやすい状態です。

明度だけを動かすと、明るい側と暗い側の2つの型が両方使えます。同じ日のうちに、明るい1枚と暗い1枚を同じ場所に当てて、影の出方で決めてください。

どちらとも取れるとき③|診断のたびに順番が入れ替わる

濁りを共有しているので、濁りの強い布で見ると2つは近く見えます。順番が入れ替わるのは、その日に見た布の濁りの強さの差であることが多いです。

順番を決めきる必要はありません。順番が要るのは細かく分類するときだけで、色を選ぶ実務は濁り固定と1本ルールだけで回ります。

記録の残し方|3行だけ

「濁り=あり」「今日動かした軸=暖かみ/明度」「動かした方向=夏側/秋側」。この3行を、着た日と一緒に残します。

3回ぶんたまると、どちらの軸を動かした日に手が伸びているかが見えます。それが、自分の側の傾きです。診断名より先に、この記録のほうが買い物に効きます。

記録を10回ぶん集めると、もう一段先が見えます。同じ軸ばかりを動かしているなら、動かしていないほうの軸は、あなたにとって中間で安定しているということです。安定している軸は、買い物のときに考えなくてよい軸になります。考える対象が1本に減ると、店頭で迷う時間が半分になります。

逆に、動かす軸が毎回変わっているなら、両方を使えているということです。その場合は減らす必要がありません。1枚に1本、という条件だけを守っていれば足ります。

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よくある問い

Q. 混合と言われたら、2つの季節の色をどちらも使っていいのですか
1枚ごとに条件をつければ使えます。この2つの季節が共有しているのは濁りだけで、暖かみと明度は逆方向に離れています。だから1枚の中で暖かみと明度の両方を秋側へ振ると、夏側の要素が消えます。逆も同じです。ルールは1つで、1枚につき動かすのは2本のうち1本だけ。もう1本は夏と秋の中間に置いたままにします。
Q. 濁りは、どうやって確かめますか
灰色の布を1枚用意して、その上に候補の色を置きます。灰色から浮き上がって見える色は濁りが足りません。灰色に沈んで、境目がぼやけて見える色が濁りのある色です。この2つの季節はどちらも濁りの側にあるので、浮いた色はそもそも候補から外れます。判定は色を顔に当てる前、机の上で終わります。
Q. 暖かみと明度、どちらを動かすほうが安全ですか
顔に近い場所ほど暖かみを動かし、顔から遠い場所ほど明度を動かすほうが外れにくくなります。暖かみは肌の影の濃さに直接効くので、顔から離れると効き目が落ちます。明度は面積が大きいほど効くので、下半身や上着のように面積の広い場所で動かすと結果が出ます。トップスは暖かみ、ボトムスは明度、と分けるのが最初の型です。
Q. 2本とも動かしてしまった色は、どう扱いますか
顔から離します。全身のうち顔から30cm以上外側、たとえば靴やバッグの位置なら、2本動いていても判定にほとんど届きません。捨てる必要はなく、置く場所を変えるだけです。顔まわりに置きたい場合は、あいだに1本を中間へ戻した色をはさむと、2本ぶんの差が1本ずつに割れます。
Q. 診断のたびに夏と秋の順番が入れ替わります
この2つは濁りを共有しているので、濁りの強い条件で見ると近く見えます。順番が入れ替わるのは、その日に見た布の濁りが強かったか弱かったかの差であることが多いです。順番を決めきる必要はありません。順番が要るのは16分類まで絞るときだけで、色を選ぶ実務は濁り固定と1本ルールだけで回ります。

— メグラシ編集部

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