ブルベ夏の16タイプ診断が毎回違う結果になるとき|3本の軸を決める順番を固定して、答えを1つに絞る

ブルベ夏まで出ているなら、設問を増やす必要はありません。 揺れているのは設問ではなく、3本の軸をどの順で決めたかです。
清濁・明度・彩度は独立していません。明るい色は澄んでも鮮やかにも見えるので、先に見た軸が、あとの軸の見え方を引っ張ります。 だから順番が変われば結論も変わります。
順番は動かない順に固定します。清濁 → 明度 → 彩度。 この記事は、その3手順と、途中で決まらなくなったときの扱いだけで構成しています。
なぜ順番で結果が変わるのか|3軸は互いに影響し合っている
色を見分ける軸は、独立した3つのスイッチのように扱われがちです。実際にはそうなっていません。
明るさを上げた色は、濁りが飛んで澄んで見えます。彩度を上げた色は、明るくも見えます。つまり1つの軸を先に固定すると、残り2軸の見え方が変わったまま判断することになります。
自己診断で毎回違う答えが出るのは、この順番が回ごとに変わっているからです。設問の並びが違うサイトを使えば順番も変わりますし、同じ設問でも「気になる項目から答える」と順番は崩れます。
順番を固定する|動きにくい軸から決める
3軸を、条件で動きにくい順に並べます。
| 軸 | 何を見るか | 光の条件でどれくらい動くか |
|---|---|---|
| 清濁 | 濁りが混ざって見えるか、透けて見えるか | 動きにくい |
| 明度 | 明るいか暗いか | 照明の強さでそのまま上下する |
| 彩度 | 鮮やかか、くすんでいるか | 隣の色に引っ張られる |
清濁がいちばん動きにくい軸です。照明が多少変わっても「濁りが混ざっているか」の判断は反転しにくい。逆に明度は、照明を1段明るくしただけで答えが変わります。
動きにくいものを先に決めて、動きやすいものを後から決める。 この順番なら、前の答えが後の答えに上書きされません。
準備|3つの条件を先にそろえる
判定に入る前に、次の3つを固定してください。ここがずれると、順番を守っても揺れます。
- 光は昼間の窓際、直射日光ではない場所。窓から1歩から2歩の距離
- 顔まわりに何も色を置かない。髪は顔から外す
- 比べる布は2枚だけ。3枚以上並べると、比較の基準が布同士の関係に移る
布は手持ちのハンカチや無地の布で足ります。同じ2枚を毎回使うことが条件です。毎回違う布で比べると、順番を固定した意味がなくなります。
比べる布2枚をどう選ぶか|差が出る組み合わせ、出ない組み合わせ
準備でいちばん失敗しやすいのが布の選び方です。2枚のうち、違っていていいのは1つの軸だけというのが原則になります。
たとえば清濁を見るなら、明るさがだいたい同じで、片方だけ濁りが混ざっている2枚を選びます。明るさも濁りも違う2枚を比べると、影の出方が変わったときに、どちらの原因なのか分かりません。
「だいたい同じ」の目安は、2枚を重ねて日陰に置き、境目の線が見えるかどうかです。境目がはっきり見えるなら明るさが違いすぎます。境目がぼやけて、色味の違いだけが残る状態が、比べるのにちょうどよい2枚です。
手持ちにその2枚がなければ、無地のハンカチを2枚だけ用意すれば足ります。枚数を増やさないことのほうが、色を厳密に揃えることより効きます。
手順①|清濁を決める
白い紙を顔の下に置き、その上に布を1枚ずつ当てます。見るのは布ではなく、あごの下から首にかけての影の色です。
- 影が灰色寄りに落ち着いて、境目がぼやける → 濁り側
- 影が薄く抜けて、あごの輪郭の線が細く見える → 澄み側
判断は「どちらが良く見えるか」ではありません。どちらの布で影の出方が変わったかです。2枚を当てても影の出方に差がないなら、この軸は棄権にしてください。
差が読み取れないのに無理に決めると、いちばん自信のない判断が16マスの位置を半分決めてしまいます。
手順②|明度を決める
清濁の答えを紙に書いて、そこから動かしません。次に、清濁が同じ側の布2枚で明るさを比べます。
清濁を混ぜないのが肝心です。濁った暗い布と澄んだ明るい布を比べると、明度の差なのか清濁の差なのか分かりません。
見るのは目の下の影の濃さです。
- 明るい布を当てたとき、目の下の影が薄くなる → 明るい側
- 暗い布を当てたとき、顔の輪郭が締まって見える → 暗い側
どちらも同じくらい変化するなら、この軸も棄権です。
手順③|彩度を決める
最後に彩度です。清濁と明度の答えを固定したまま、残り1つの条件だけが違う布2枚を比べます。
見るのは頬の色の出方です。鮮やかな布で頬の色が浮いて見えるなら、くすみ側。くすんだ布で顔全体が沈んで見えるなら、鮮やか側です。
ここまでで3つの答えが出ます。出ない軸があれば、空欄のままにしてください。
3軸の答えを16マスに置く
3軸それぞれが2つに割れるので、組み合わせは8通り。そこにブルベ夏の中の位置として並べると、16分類のうちブルベ夏が持つ範囲に収まります。
大事なのは名前ではなく、3つの答えの組み合わせそのものです。名前を覚える必要はありません。「清濁は濁り側、明度は明るい側、彩度は棄権」という3行のメモが、そのまま買い物の条件になります。
どちらとも取れるとき①|清濁が決まらない
最初の軸が決まらないのは、いちばん困る形に見えますが、対処は単純です。
清濁を空欄にして、明度と彩度だけを決めます。 16マスのうち、縦2列ぶんが候補として残る状態です。
この状態で買い物をするときは、明度と彩度の条件を満たす布を、清濁の両側から1枚ずつ手に取ります。店頭で顔に当てて、影の出方に差が出るかを見る。差が出たら、その場で清濁が決まります。
自宅の光では出なかった差が、店頭の光で出ることがあります。清濁は動きにくい軸ですが、光の量が2倍以上違えば差が見えることもあるからです。
どちらとも取れるとき②|明度で割れる
明度が決まらない場合は、時刻を変えて1回だけやり直します。
明度は照明の強さでそのまま動く軸なので、朝と夕方で答えが変わることがあります。同じ日の午前と午後、どちらも窓から同じ距離で試して、2回とも同じ側なら採用。違う側なら、その人の明度は境目にあるということです。
境目にある場合、明度は空欄にしてかまいません。実務上は「極端に明るいものと極端に暗いものを避ける」という運用になります。
どちらとも取れるとき③|2軸が中間に入った
3軸のうち2つが棄権になったら、16は諦めます。 決まった1軸だけをメモして、4シーズンの結果に戻ってください。
これは失敗ではありません。16に分けるというのは、4シーズンの範囲をさらに4つに割る作業です。割る根拠が2本足りない状態で名前だけ決めても、その名前は使えません。
1軸だけでも十分使えます。たとえば清濁だけ決まっているなら、「濁り側の色から選ぶ」という条件で、色の候補は半分に減ります。
検算|逆順でやり直して、同じマスに来るか
順番を固定した効果を確かめる方法があります。逆順でやり直すことです。
同じ日、同じ光で、今度は彩度 → 明度 → 清濁の順に決めます。着いた場所が最初と同じマスなら、その判定は採用してよい水準です。
違うマスに着いたら、どの軸で答えが変わったかを見てください。
- 1軸だけ変わった → その軸は境目にある。空欄にして残り2軸で運用する
- 2軸以上変わった → 16は使わない。4シーズンの結果に戻す
逆順で同じ場所に来るかどうかは、誰でも自分で確かめられます。 診断の作りにも、判定する人の腕にも依存しません。
記録の残し方|次にやり直すときのための3行
1回決めたら、次のことを紙かメモに残してください。残さないと、次に迷ったときにまた最初からになります。
1行目に条件。時刻、窓からの歩数、髪をどうしていたか。2行目に3軸の答え。決まらなかった軸は「棄権」と書く。3行目に逆順で検算したかどうかと、その結果。
この3行があれば、半年後に「やっぱり違う気がする」と思ったとき、比べる相手が手元にあります。前回と条件が同じなのに答えが変わったのか、条件が違ったから変わったのか。 これを切り分けられるかどうかで、やり直す価値が決まります。
条件を書いていないメモは、答えだけが残った紙です。答えだけでは、次の判断に使えません。
揺れの原因が軸の順番ではなかった場合
順番を固定しても揺れるなら、原因は別の場所にあります。よくあるのは次の2つです。
1つは、比べる布が毎回違うこと。布が変われば比較の基準が変わるので、順番だけ固定しても意味がありません。同じ2枚を使ってください。
もう1つは、顔まわりの条件が変わっていること。前髪の位置、髪をおろしているかどうか、化粧の濃さ。これらは判定の材料である「影の出方」を直接動かします。条件を書き出して、毎回同じにしてください。
決めた3行を、次に何に使うか
3軸の答えは、そのまま買い物の条件になります。
顔に近いところ、つまりトップス・上着・首まわりの布は、3軸すべての条件で選びます。 ここは面積が広く、顔の影の出方に直接効きます。
顔から遠いところ、つまりボトムスや靴は、清濁の1軸だけで足ります。明度と彩度まで持ち込むと、選べるものがほとんどなくなります。
小物は自由でかまいません。面積が狭いので、条件から外れても顔の見え方はほとんど動きません。
16まで絞る必要がある場面、ない場面
最後に線を引いておきます。16まで絞る意味があるのは、顔に近い面積の広い数点だけです。
トップス、上着、スカーフ。この3つを選ぶときは、16の位置が決まっていると迷う時間が短くなります。
それ以外、つまり買い物の大半では4シーズンの範囲で足ります。16を全部の買い物に持ち込むと、決められない時間のほうが長くなります。 順番を固定して1回決めたら、その結果を使う場所も決めておいてください。
よくある問い
- Q. 同じ設問に答えているのに、16タイプの結果が毎回違います
- 設問の順番が回ごとに変わっている可能性が高いです。清濁・明度・彩度の3軸は独立していません。明るい色は鮮やかにも澄んでも見えるので、先に見た軸が後の軸の見え方を引っ張ります。順番を固定してください。清濁を最初に決め、その答えを動かさないまま明度、最後に彩度の順です。順番さえ固定すれば、同じ人が同じ条件で答えるかぎり同じマスに落ちます。
- Q. なぜ清濁から決めるのですか
- 3軸のうち、光の条件で最も動きにくいのが清濁だからです。明度は照明の強さでそのまま上下し、彩度は隣に置いた色に引っ張られます。清濁は「濁りが混ざっているかどうか」なので、明るさが多少変わっても判断が反転しにくい。動きにくいものを先に決めて、動きやすいものを後から決めると、前の答えが後の答えに上書きされません。
- Q. 3軸のうち2つが「どちらとも言えない」でした
- 決まった1軸だけを書き留めて、残り2軸は空欄のまま置いてください。16マスのうち4マスまで絞れた状態です。無理に埋めると、いちばん自信のない判断が名前全体を決めてしまいます。空欄のままでも買い物には使えます。決まった軸の条件だけを満たす色を選び、空欄の軸については両側から1枚ずつ試す、という運用に切り替えてください。
- Q. 検算はどうやりますか
- 同じ日の同じ光で、今度は彩度から逆順に決め直します。彩度→明度→清濁の順で進めて、最後に同じマスへ着いたら採用してよい水準です。違うマスに着いたら、どの軸で答えが変わったかを見てください。1軸だけ変わったならその軸が境目にあるということなので、その軸を空欄にして残り2軸で運用します。2軸以上変わったら、16は使わず4シーズンの結果に戻します。
- Q. 16まで細かく分ける意味はありますか
- 分けた結果を使う場面があるかどうかで決まります。顔まわりに来る面積の広い色を選ぶときは、16まで絞れていると迷いが減ります。小物や靴のように面積が狭いところでは、4シーズンの範囲で足ります。つまり、16が必要なのはトップス・上着・スカーフなど顔に近い数点だけです。全部の買い物に16を持ち込むと、決められない時間のほうが長くなります。
— メグラシ編集部





